お知らせ…………..★お盆休み 8月11日~15日まで​★

秋の展示会は10月14日(土)15日(日)正文館5Fホール
フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店
​〒461-0015 名古屋市東区東片端町49

​ ​

正文館書店本店2F​

052-932-7373  T&F

(月休み、12~18時営業)

    ★お盆休みは8月11日~15日まで​
フェアトレード・ショップ風s  http://huzu.jp/
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん) 土井ゆきこ
090-8566-2638
huzu■huzu.jp(■は@)

台風のあとのさわやかな空は….

災害が伴う台風は、来て欲しくない風、でも気づく自然の前にたちすくむ人間の姿、都会で向き合わざるを得ない「自然と向き合う」時間です。

台風の過ぎ去った朝は、舞台は秋へと回りはじめたようなすがすがしい風。とはいえ日中、太陽が高くなるとともに気温は元通り、でもまた夕方になると….と変化を重ねながらやがて秋へと日本の四季が移りゆきます。

2017年8月8日フェアトレードの学校=夏期集中講座がスタートしました! こちら

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の大きな活動の柱、昨年から始まったフェアトレードの学校=夏期集中講座は私の長年の願いでした。学校では学べない現場の話、現場で活動している人の話などをワークショップを交えてしっかり学ぶ2日間。

今年は3人の欠席で、18人の参加(中学生1人・高校生5人・大学生11人・大学院生1人)

愛知県内の愛知教育大学・金城学院・愛知県立大学・名古屋学院大学・淑徳大学・中京大学・名古屋市立大学・南山大学・日本福祉大学付属高等学校・椙山女学園高等学校・県立千種高校・知立東高校・名古屋市立神の倉中学校13校の学校の生徒が参加

共催の愛知県国際交流協会で開催。料理スタジオの設備などはないので昨年実施したネパールカレー料理やパプアの本当のチョコレートづくりなどができないのは残念ですが、手仕事の大切さ、オーガニック弁当を提案し、食べることの大切さなどじっくりこの「フェアトレードの学校」を育てて行きたいと思っています。

 

空気のように、水のように、太陽のように、大切な日本の憲法を勉強しました。

第三次世界大戦が起きたら核戦争、地球は環境破壊より先に自滅。

日本はさきの大戦で中国・台湾・韓国・タイ・インド・フィリピンなどアジア諸国の人びと約2000万人、日本の人約300万人の命を奪った反省の上にできた日本の憲法は、世界の憲法学者からはダントツ一番人気。奇跡のような状態で生まれた憲法を手放す手はない。

戦後の日本経済の発達に海外進出、それも侵略した国々にでかけて経済発展を遂げているが、工場など操業を受け入れてくれるのは日本はもう戦争はしないという九条があればこそ。

今の日本の憲法を変えようとする、戦争ができるようにしようとしている日本を世界の人びとは固唾をのんで見守っている

九条は核戦争の防波堤になっている。

押しつけではない日本の憲法は、発案者は幣原(しではら)喜重郎元首相である資料群を、日米独の市民ら169人が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に共同申請をした。

荒井潤さん

その共同申請者の一人で資料群の調査をした作家の荒井潤さんのミニライブとトークショー&近藤真(岐阜大学憲法)のミニ講演が7月22日正文館書店5Fホールで26名の参加者で開催され、憲法について学ぶ日を持つことができました。

近藤真さん

東京新聞(7月8日)によれば

2017年7月7日(現地時間)、国連で核兵器の保有や使用を禁止する「核兵器禁止条約」が採択された。国際社会で比較を訴えてきた代表的な国がニュージーランド。30年前「非核法」を制定し、米国との対立の辞さず非核をけん引してきた。東京新聞の書面取材によると、同法には日本国憲法九条も生かされていることや、政治の動きに関係なく国の基本方針として定着している。つまりニュージーランドの政権が交代しても「非核法」は動かず定着しているとのことですが、これは国民の支持があってのこと。

条約の署名は国連本部で9月20日に始まり、50ヶ国が批准してから90日後に発効する。不参加は、米国・英国・フランス・中国・ロシア・インド・韓国・日本など。

資料や書籍の紹介もありこれからまた学んで行きたいと思う。近藤真さんの話ももっと聞きたい~と思いました。「それ マコト?」、また彼の東海高校での活動など聞く「マコトの人生」を若き学生さんたちと一緒に聞いてみたいとふと思うのです。

インターネット署名をする行動表明

「9条を世界記憶遺産にする」とは

当日のチラシより

…..皆さんは、これまで9条はマッカーサーが提案したと思っていたのではありませんか。

実は、マッカーサーはアメリカの議会で、提案者は幣原だと宣誓証言していますが、肝心の幣原本人の証言がありません。

唯一の日本側の証言は、幣原の側近だった平野三郎元衆院議員(後の岐阜県知事)により1964年の憲法調査会に提出された、世に「平野文書」と呼ばれる有名な文書だけです。それは平野三郎が幣原喜重郎の死ぬ10日ほど前に、病床で本人からの証言として聴きとったとするものです。

この平野文書において幣原喜重郎は、マッカーサー回想録に示された内容とほぼ同じ内容の主張をしています。伝聞証拠ではありますが、9条提案に至る幣原の平和思想を表現した貴重な憲法調査会の証拠採用文書といえましょう。

憲法9条の提案者が幣原であることはまず間違いないとしても、日本側には伝聞証拠しかありません。それゆえ憲法の学界通説は慎重を期して9条の提案者については日米合作説をとっています。一部にマッカーサーが真の9条提案者だとするマッカーサー提案説もありますが、マッカーサー宣誓証言や平野文書が偽証罪だとする立証に成功しておらず、信憑性がありません。

かくして「9条を世界記憶遺産にする」とは、この合作説に立って、マッカーサー・ノートなど多数のアメリカ側の証拠文書および平野文書などの日本側の証拠文書を世界記憶遺産として登録することなのです。

主催:憲法キャラバンぎふ・あいち  (洋子さんメッセージより)

 

ミニ・ライブとトークとミニ講演とフェアトレードのコーヒータイムでの交流。オーバービーさんと親交のあった洋子さん&フェアトレード・エコショップオゾンのてるこさんのお手伝いをしたゆっころんの報告でした。とても大切な企画だと思いました。世界、地球の誇る憲法に空気のように守られてきたことを改めて感じた1日でした。

 

暑さが続きます! オーガニック・コットンで気持ちよく汗をかいて…..

フェアトレード・ショップ正文館店は、オーガニック・コットンの店でもあります。

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蜜蜂のいる世界はオーガニックな世界

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)のマークも

フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店のオーガニック・コットンの製品は・・・・・

ベビー服

園児用エプロン

下着

Tシャツ

ワンピース

スパッツ

タオル・ハンカチ

生理ナプキン

敷きカバー・掛けカバー・ピロケース

パジャマ

ミニ・オーガニック・ワールドです。

夏こそ! 気持ちよく汗をかいて、オーガニック・コットンで着替えさっぱり

扇風機の風も心地よいですよ~~~。時折吹き抜ける風は極楽です!

エアコンと扇風機ではどのくらい電気代が違うのか比較してみれば…..

★エアコンは扇風機の10倍の電気代がかかっているという結果があります~~~!

我が家は、マンション5Fです。廊下側の扉があいているのは12部屋あって我が家くらい。クーラーはいまや35歳のパパである二男の高校受験勉強の時のために買ったクーラーがあります(親馬鹿です)が年に一度くらい「動くかな~~?」とスイッチをいれます。扇風機は40年近く動いています。すご~~~い!

(ちょっと思い出)二男の彼女のご両親が初めて我が家を訪ねてくださったのは真夏。隣の子どもの部屋だったところにしかクーラーはなく、精一杯がんがんに冷やしその風を扇風機で送ったという思い出がよみがえってきました。「我が家は冷房ないので….」と伝えてあったので、今はお嫁さんのお父さんは開襟シャツ、お母さんも胸が大きくあいた服で来てくださいました。現在、二男は5歳の男の子の父親で、子どもにパパにしてもらっている様子が微笑ましい。他に三男の2歳の女の子と二人に、私もおばあさんにしてもらって人間の成長の素晴らしさに会う毎に感心しています。

野入日記170710 朝陽の当たる家

 

山の端に沈む夕日に手をあわせ一日を感謝して過ごす、そんな生活を夢見ていましたが、今年4月から借りている稲武の野入の古民家は「朝陽のあたる家」東向きなので夕方は後ろの山に陽がおちます。

朝陽の昇った山に写し出される夕日の残照を見ています。これもまたいいです。そのあとゆっくり暮れゆく広い空を見上げると、お月様がうっすら登場、やがてくっきりその姿を紺色の空に輝きを放ってくる。そんな夕暮れの庭で夕食をとります。昨夜は満月でしたが雲が多くみることはできませんでした。

夕食は、簡易窯で煮炊きをするのでこの季節、汗がおちます。湯浴び用のお湯も沸かし、風呂場でためたお湯で汗を流します。プロパンガスの節約でもあります。ススにまみれ、汗を流してでもゴミを焼却し、改築ででた木ぎれを焼却することがなぜか面倒ではないしなんだか楽しい。灰もできるので畑に利用。この煮炊きで結構な時間を費やすが不思議と苦にならず、もしこの時間がなかったらと想像すると肝心なものが抜けたような気がする。寂しい。うわっつらの生き方のような気がする。雨の日でも傘をさしながら煮炊きをするしつこさが私にはあります。。

ガスをひねるだけ。火力も簡単に調整できる。

便利さと不便さの差はなんんだろう?

せっかく手に入れた便利さなのだから、上手に使いながらも、あえて不便さを取り入れる生活が、わからないけれどなんだか心が満たされるのではないでしょうか?

今朝も5時20分ごろには山から陽が今日もあがってきた。山の朝のいいところは朝露に光る草花があること。そして畑にはすでに花粉を両足に丸くつけた蜜蜂がはたけにお目見え。

紫露草と花粉ボールをつけた蜜蜂

 

露草の紫は今日も元気に咲き誇って、黄色や赤やピンクの花のいろに調和をもたらしてくれる。

 

緑一杯の環境はなんだか嬉しい。畑の成長が楽しみ。昨日はキュウリが6本、今日は9本。

陽が出てくれば山の里も暑くなります。家の中はお陰様で広いので風通しは良好で涼めます。まだまだ片付けることが多いし、来週も店のスタッフが集合して交流&会議をするのでその準備なども今日はするつもり。

笹の葉さ~らさら、軒端(のきば)にゆれる……

軒端とは
軒の端。軒の先端。 「 -に風鈴をつるす」
軒に近い所。軒のあたり。 「 -の
今日は7月7日 七夕さま 子どもたちの通う園や学校ではせいいっぱい歌う子どもの姿があります。「軒端にゆれる….」と言ってもわからないままに歌う。
それでいい。わかる日が来るまで。
軒端のある家屋が少なくなった現在の住宅事情。童謡によって受け継がれる日本の文化、四季、暮らし方、仕事、季節の行事、移りゆく季節の描写….。童謡を語り続けたい歌い続けたい、老若男女一緒に歌える日本の歌をこの先も伝えていき、心をず~っとつなげていきたいと思う。言葉の表現にも日本の風土から生まれた言葉があり、日常では使うことは少なくなくなっても歌で伝えていくことができる。

来年2018年“童謡”は 100周年を迎えるそうです。1918年創刊の児童雑誌『赤い鳥』で“童謡”という言葉が発表されてから、ちょうど100年が経つことにちなんで童謡100年プロジェクトも運営されています。

幼稚園で笹の葉に飾り付けをしている親子

 

ゆっころんも5歳と2歳の孫に恵まれて、童謡をいっぱい歌っていきたいと思っています。好きな歌はいっぱいあります。

「うれしい雛祭り」「村祭り」「みかんの花咲く丘」「七つの子」「おぼろ月夜」「赤い靴」「里の秋」「赤とんぼ」「もみじ」「さくらさくら」「荒城の月」「花嫁人形」「浜辺の歌」「浜千鳥」「夕やけ」……

以前、バングラデシュの首都ダッカから6時間はなれたところのフェアトレードの団体スワローズという所を訪問した時、私達訪問者歓迎の船をだしてくださって川をくだった。船の上では楽器も持ちこみ10人くらいの人達が5曲以上唱和して歌を聞かせてくださった。日本の私達がそんなにたくさんの歌を一緒に歌えることはできるだろうか…とその時思ったけれど、童謡ならできる。子どもから大人まで。大人達は子どもの時代を思いだしながら、歌ってくれた母やおばあちゃんたちを思い出しながら歌うことでしょう。歌は時代を超え、心をつなぐ、日本のこころをつなぐ。童謡をいまいちど注目して一緒に歌う、または口ずさむ幸せな時間を過ごしたいと思う七夕の日、平和であればこそ歌も歌える。共謀罪法ができた今は、これからは歌っていけるのでしょうか? 勿論歌っていける世の中にしていかなくっては! あきらめない。ゆっころん

「土を喰う日々」ーわが精進一二ヶ月ー水上勉 

新潮文庫

昭和57年8月25日発行、平成28年5月20日27刷

はじまりは、今年の1月に今池シネマテークで見た「フルーツ人生」、夫に勧めて彼も見てから本も三冊購入。その中にこの本のことがあり気になっていたら、また夫が購入してきて昨日私に手渡した。

ほっとした時、山々をみながら座椅子にもたれかかり読むことでしょう。楽しみです。ほうれん草の根っこまでおひたしに入れるところ、気がつかなかった…..。

今池シネマテークでは再再々上映中。「標的の島 風かたか」もたくさんの人に見てほしい。

お手本の生き方や本をみながら実行できる場「野入」を得たことが嬉しい。昨夕の雨もあがり陽がさしてきた朝、4日ほど留守していたらミニミニミニ水田の稲も倍に成長、他の水田と同じように成長している。その葉の先にいくつもの水玉、表面張力の力といえど素晴らしい自然の風景、小さな小さな小さな水玉が葉の先におちもせず光っている。

朝陽に光る稲の露

ミニミニミニ水田

そんな朝、また私はコーヒーを焙煎して今日に感謝しながらスタート!

 

有機的な生き方の第一歩、オーガニックコットンを身にまとう…..

有機的な生き方の第一歩、オーガニックコットンを身にまとう…

オーガニックとは、なにも化学肥料や農薬を使わないというだけの意味にとらえず、人間はもともと有機的な存在そして土にもどる。有機的な生き方をするのが一番こころもからだも健康で、幸せな考え方をして人らしく生きていけるのではないでしょうか?

7月です。身の回りに少しづつオーガニックコットンを身につけていきませんか?

ハンカチ・ベビー服・Tシャツ・パジャマ・シーツ・ナプキン・下着などフェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店はミニ・オーガニックコットン・ランドです。

ベッドリネン・ロングセラーアイテムーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夏の夜は、贅沢かもしれないけれど、いいものを~

気持ちよく過ごすために…………オーガニックコットン

・オーガニックコットン掛け布団カバー・シングル

¥9,200(税込¥9,936)

なめらかな肌ざわりの天竺編みのオーガニックコットンを使用したベッドリネン。シーズン問わず使えて、飽きのこない逸品です。

  • オーガニックコットン100% /アシシ・ガーメンツ/インドより
  • ココナッツボタン/内側にヒモつき/オーガニックコットン100% /アシシ・ガーメンツ*/インドより(生産者紹介下記にあり)
  • サイズ:シングル用:タテ210×ヨコ150cm カラー2色あり

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・オーガニックコットンフラットシーツ・シングル

¥5,700(税込¥6,156)

サイズ:シングル用:タテ260×ヨコ150cm

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2017年春の新作入荷 手織りのブランケット

SLOW ORGANIC オーガニックコットン手織りガーゼ・シングルブランケット

¥11,000(税込¥11,880)

オーガニックコットン100%のホームリネンシリーズをリニューアル。生成りとグレージュの落ち着いた配色です。

通気性と吸湿性に優れ、汗でベトつきにくい手織りガーゼ素材。真夏のかけ布団としても使えるブランケット。

  • オーガニックコットン100% /アハラム・ウィーバーズ/インドより

サイズ:タテ190×ヨコ140cm

~~~他に枕・パジャマも気持ちよく過ごせる大切なアイテムもあります~~~

「NO! 農~~~~薬!」夏のアイテム=暮らしにいい品…… フェアトレードの品々と 菊花線香など  と一緒に提案します。

*生産者紹介=アシシ・ガーメンツ(インド)設立1994年

【団体概要】

ピープルツリーの商品の中でも人気の高いオーガニックコットン製品を生産している団体で、南インドの南端にあるタミルナドゥ州にあります。農家の支援団体アグロセルの農家が、インドのグジャラート州で育てたフェアトレード認証のオーガニックコットンを購入し、ドレスから下着まで幅広い商品に仕上げています。

【歴史・背景】

カトリック系のフランシスコ修道会により、耳や口の不自由な女性たちに職業訓練と雇用の場を提供するために1994年に設立されました。設立当初8人しかいなかった雇用者は、ピープルツリーの支援と定期的な注文により、現在は100人にまで増加し、障がいを持つ人だけでなく経済的にハンディを持つ人も仕事を得ています。

【活動内容】

困難な状況にある女性たちが働いて暮らすことのできる拠点として、安全で支援体制の整った環境を用意しています。女性たちは公正な賃金を受け取ることができ、3~5年間働いた後はボーナスを受け取り、自宅で縫製の仕事を始めたりしています。イギリスのオーガニック認証機関ソイル・アソシエーション(Soil Association)からオーガニック・テキスタイル世界基準(GOTS=Global Organic Textile Standard)を達成したことを認証された、途上国で最初の生産工場でもあります。

【活動の広がり・生産者へのメリット】

製品の売上で得られる利益は、ビジネスを成長させ、より多くの雇用を生むために投資されるほか、修道会が運営するガン治療の専門病院や老人ホームのために使われています。

【フェアトレード以外の活動】

障がい者支援、女性支援、医療、福祉  (ピープルツリーHPより)

野入日記20170624~25 稲武の歴史を学び、その地に立つ

「稲武の歴史を知る講座」5月14日~9月23日までの7回シリーズ、マイクロバス使用の時は330円、他は100円 稲武交流館にて(月曜休館)

6月24日(土)「峯山砦と押山の仏像めぐり」に出かけました。

講師は、84歳の安藤泰さん。郷土を愛する彼は「ふるさとの文化」を伝えたいと60歳の定年後から研究を始め60冊余の本も書いたという方。

マイクロバスで30人くらいの参加者ででかけました。歴史の話を聞いてから実際にその地を訪ねます。野入を通過して30分ほど、山の中でバスをおり5~7分くらい急な道を上ると270度視界のひらける押山頂上。
そこは戦国時代にのろしをあげて交信した場所だそうです。ただ見晴らしがいいね~と思うだけではなく、そこに確かにあった歴史を思い見晴らす景色は奥深いものがありました。町では歴史を感じて暮らすことはなく、時間のつながりもなく、大地のつながりもなく、浮いた浮いたの暮らしであることを思う。地域にある文化を継承し大地とつながる途上国で出会った人びとともつながるな~と思いました。この地で暮らし、歴史を研究し、訪れる人びとに熱心に話す地元の人達を「この地に生きている、暮らしている」人びとと感じました。
教科書で学ぶ歴史より、実際にこの地を踏んだであろう人の地で思いを馳せる歴史に少しずつ惹かれていきます。
押山の頂上より下っての帰り道、途中でバスが小さな家屋の押山上組集会所に寄りました。押山大日堂と呼ばれるところで、なんと大きな仏像と出会いました。
他に 三十三観音
 
大日堂は、16世紀前半(天文年間) 川手城主の山田主水助景隆が祀るに始まり
1855年(安政2年) 大水害(卯年の荒れ)により堂が大破、2年後再建。明治になって現在地に移転。平成16年には集会所を兼ねて新築し大日如来も修復されました。
「稲武の歴史を知る講座」5月14日~9月23日までの7回シリーズ
次回は、7月22日 (土)会費100円 10時~12時 稲武交流館にて
「村々に伝わる歴史を探る
先人たちの苦労を偲んで語り継ぎたい歴史あれこれ」
稲武は、縄文時代の土器があちこちから発見されており、また福祉センターの建設の時には、三千年前のどんぐりの実が出土したり、かなり古いころから人が住んでいたことは間違いないと思われる。「稲武のあゆみ」安藤泰著より
★最近、ほっとして一服した時に開く本、今は二回りめ:::::::::::::
「忘れられた日本人」
宮本常一著
昭和十四年以来、日本全国をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に調査した著者が、文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環境に生きてきたかを、古老たち自身の語るライフストーリーをまじえて生き生きと描く。辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を歴史の舞台に浮かびあがらせた宮本民俗学の代表作。
初版発行1960年

野入日記20170620 紫露草の咲き乱れる(ちょっとね…)庭にて。。。

朝晩はまだ肌寒い感じ、半袖ではいられない。靴下も欲しい感じ。でもお日様が昇ってくれば日陰がいい。今日は松や木蓮などの木陰にコンロを持ち込み、コーヒー生豆を焙煎して、夫がヒトトキさんで講習うけて作ってきた梅ジャムと、昨日の残りの豆腐でつくったマヨネーズのポテトサラダ。トマトの季節になりました。カレーにもサラダにも、冷やしラーメンにも欠かせないトマト、野入での収穫はまだまだこれからですが、昨年夏焼の畑のプチトマトは、取っても取っても鈴なりでした。

今日も発見、「この花な~に?」知らない花が咲きます。

 

私がみたことないだけで花はず~っとここで咲いています。でも今年は見る人私達がいます。

今年の3月まで数年この家の主さんは不在でした。だから草木がはえないように、ビニールシートがびっしり!ひいてありました。U字型の留め金でしっかりとめてあり、また雑草がビニールシートを抜けてしっかり根をはっていたりしてはがすのだけでもとても大変、しかも広範囲で、未だに松の木のしたはちょっと草木をどけると黒いビニールシートが見えます。

草木との戦いになるのか、草木の花々を楽しむのか……、今のところ「これはどんな花が咲くのかな~」と楽しむ日々です。

朝陽を浴びるドクダミの葉

スギナ茶は成功! ストックも数ヶ月はありそう。よもぎのお茶もチャレンジしたけれどパリッといかない。葉っぱの形態によるのかな。今日はドクダミ茶チャレンジで昨日後ろに控えし山のふもとに可愛い白い十字の花のドクダミをみつけたと夫に聞いて、早速採集し干しています。

蜜蜂と紫露草

というわけで、4月1日に稲武から車で5分の野入の古民家へ毎週通い初めてからもうじき3ヶ月たとうとしています。蜜蜂の訪問もあり。日本蜜蜂を飼いたいな~、蓮の花をさかせたいな~、石窯でピザやパンを焼きたいな~、ベーコンもつくりたいな~…..と夢はふくらみます。

今年は田植えもできてその時に頂いた稲をなんとか植えて(頂いてから数週間たっていた)少し成長し始めたようで毎日楽しみに眺めています。

訪問客も2回ありで、これから毎週のように多分来てくださると思う。7月17日(月)は野入でスタッフの交流会&ミーティングの日。

6月20日今日は「難民の日」日本での難民認定の問題、1948年からはじまったパレスチナの難民問題。ある日突然家からでていかなければならなかったパレスチナの人達。難民になって69年もうじき70年、世代も3世代に渡るのだろうか…….1948年は私の生まれた年。

パレスチナ問題を題材にした何本も映画を観たけれどどれも印象的。最近のは「オマールの壁」、今も日常的にあるのだろうと思われる、とても悲痛な物語が今、パレスチナで起きている。まだまだ他にも….。