ゆっころんのブログ

山から登る太陽を拝み、体を伸ばし、1日を過ごす稲武の日

パンジー紫色に露がひかる

パンジー紫色に露がひかる

昨年7月から豊田市稲武に通い、帰農者住宅を借りて週初めを過ごしている。山から登る太陽が嬉しい一日の始まり。念願の田舎暮らし、縁あって畑付きのログハウスを借りています。

名古屋育ちで他の場所で住む経験のない私が、果たしてあこがれの田舎暮らしができるかどうか分からなかったけれど、毎週通うことでONとOFFのいいリズムができている。とても気にいって皆さんにも遊びに来てもらっています。

春ごろから窯を使って、お湯を沸かし、ご飯を炊き、キャンプ生活のように食事の支度もする。

煙がたなびく光景は街では叶わない。ローソクの灯りのようにゆらゆらたなびく煙は、なぜかわからないけれど心が惹かれている。プロパンガスが高価というのも一つの理由ですが、木くずや燃えるゴミを持ち込んで灰にています。 なんでも燃えて(分別済みです)灰になる課程をみていると人生を見るような気もする。私も灰になる。当たり前のことだけれど、灰を見ることはほとんどない街の生活、やはり自然とかけはなれていると思う。

今手にいれた、この手間のかかる料理支度時間が楽しい。もし、もしこの時間がなくなったら? と思ったら「手放したくない時間」とこころに強く思う。ススで手も衣類もよごれることもあるけれど、思ってもみなかったこの時間が私にはとても大切な時間になった。

体験で感じる、体とこころの関係。 わからないけれど体感としてそこに何かがある。

1月20日(金)に愛知県国際交流協会と名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会が共催で企画している「金シネカフェ」の「音もなく慈愛は世界に満ちて」のDVDで未来への答えは「簡素に生きる」ことというキーワードの一つとしてあるが、私もそれを求めてどこまで出来るかチャレンジしたいと思っています。

陽の光がほほにあたり嬉しい稲武の一日のはじまり…..ゆっころん

Risa12月号(12月5日発行)4面Re里山体験に「奥深い歴史のどんぐりの里」豊田市稲武が紹介されました。

取材は11月5日、紅葉のきれいな時期でしたが、掲載は12月と言うことで紅葉場面はないのですが、歴史の展示施設「古橋記念館」を紹介し、江戸時代に植林した大井平公園を案内しました。

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名古屋からみえた丸山さん一家は、約130年前に建てられた民家を移築した「どんぐり工房」で陶製の招き猫の絵付けなどを体験したあと、私たち土井夫婦と合流して旧稲武商店街にある「ニコ天」さんのお座敷でランチタイム。そのあと古橋記念館→大井平公園に案内しました。

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風もなく、広がる青空、本当に気持ちのいい一日、稲武が紹介できて良かった。

宿泊施設も5人で泊まれば一人1800円という施設もあります。合宿や会議に里山というなかでの学や話合いは意義があるとおもいます。

■ハウスポニー(豊田市農林業高齢者センター)豊田市夏焼町ナカノ139-2

施設:和室、創作室(研修・集会)、宿泊(5~30人)

付帯設備:東屋、石窯、炭窯、バーベキュー場

休館:月曜日および年末年始

申込:公益社団法人 豊田市シルバー人材センター稲武支所 TEL 0565-82-3000

FAX 0565-82-3040

★Risa4面 プレゼントコーナーでは、フェアトレードの野菜や果実からつくられたベジチョコラインが、平和の願いを込めた「Happy Xmas」パッケージで3人の方にプレゼントあります!

ザクロ・ココナッツミルク・ビターレモンピール・オーガニックビターの板チョコ50gが4枚のHappyXmasパッケージ

ザクロ・ココナッツミルク・ビターレモンピール・オーガニックビターの板チョコ50gが4枚のHappyXmasパッケージ

町に出て 「異様な世界」 感じませんか? 

スマートフォンを手にとってみている人・人・人・人・人

電車の座席7人座っていたらおおかたの人が持って見ている

横断歩道で4人の人が待っていたらみんな持って見ている

異様な世界です。

なにかにとりつかれた世界。

書を捨て町にでよう!という時代もあったが

スマートフォンを捨て、自然の世界へ入ろう! と言いたい私。ゆっころん

大人はも~いい!そのままとりつかれてたまま暮らせばいい。自業自得。

子どもたちよ、今の大人を反面教師としよう!

土井ゆきこのプロフィール と 正文館店半年たって思うこと

来年2月に北九州の大学のシンポジウムに呼ばれることになり、プロフィールを書きました。

2016年11月30日現在 土井ゆきこ プロフィール

三人の子育て真っ最中に、私たちの暮らしが東南アジアの人たちを犠牲になり立っているというバナナやエビの話を聞き何も知らなかった私は大変なショックを受けました。10数年後生涯現役で働きたい、社会に役にたちたいという思いで女性起業セミナーを受講。そこでフェアトレードに出会いました。

1996年5月 愛知県女性総合センターにフェアトレード・ショップ風”sオープン

2009年6月 「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」発足・代表

2011年11月 「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」主催

隔月開催1年間

2013年1月 「フェアトレード名古屋ネットワーク」発起人 初代代表

2015年9月 名古屋はフェアトレード・タウンに認証される

2016年6月 指定管理者の傘下にウィルあいちの店がはいり、今年度から継続更新が出来なかったための移転に伴い、フェアトレード・ショップ風“s(ふ~ず)正文館店21年目の新規スタート!

正文館ビル入り口18時はすでに夜

正文館ビル入り口18時はすでに夜

明日12月1日でちょうど半年が過ぎました。1Fの旗も作り直しました。ブータンの手織り手刺繍の端切れをパッチワークして「フェアトレード ノ(三日月風に)店」とステッチ。

%ef%bd%93%ef%bc%91cimg0893%e6%97%97cimg0894%e6%97%97%ef%bd%93%ef%bc%92裏表ちょっと柄が違う、共にブータンの手織り手刺繍布の端切れでつくりました。

日々、正文館さんには感謝です。落ち着いた書店のなかで営業ができる幸せをスタッフともども、そしてお客様にも喜んで頂いています。人生何が起きるか本当にわかならいと、昨年11月のフェアトレード・ショップ風”sのあとが喫茶店になる(=出て行かなくてはならない)と聞いたショックから、今年の移転先の店が見つかるまでの流れを思い出すとつくづくそう思う年の暮れです。

今日も、以前からのお客様が豊川から来てくださいました。またお母さんが前の店を知っていて正文館書店に移転したことを娘さんに話してその娘さんがチョコを買いに来てくださいました。「小さかった子どもがもうお父さんになったよ」と報告をしてくださるお客さま。この半年だけでいっぱいの物語が誕生しました。20年間続けてこられたおかげ、そして更に継続を引き受けてくださった正文館書店さんのおかげです。

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どうそ、みなさま、暮らしに良き品、気持ちのいい品、美味しい品をフェアトレードの品々と一緒によろしくご愛顧ください。フェアトレードな生き方、オーガニックな生き方、それは自分自身が幸せになる生き方、自然のなかに溶け込む生き方ではないでしょうか?

 

霜が降りた稲武の今朝11月29日

霜と緑

霜と緑

庭からは木立の葉が落ちて山々が見えるようになった。

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これから冬がはじまります。太陽のひかりがありがたい季節です。

11月5日 今日も晴れ渡りいい天気 稲武にて

紅葉には、まだまだと早いけれど….と思っているまに、きっと錦の秋になるのでしょうね。稲武の大井平公園の紅葉はそれはそれは見事!なんです。

稲武で借りている帰農者住宅の小さなログハウスの庭のコスモスの薄いピンクや濃いピンクが太陽の光にライトを浴びたように輝いています。朝露に光る這いつくばった草にも光、太陽のぬくもりを感じる季節です。

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11月3日はスタッフ3名とお子さん二人と風”sのスタッフミーティングのため臨時休業を頂きました。

秋になれば紅葉の錦を背景にする「風のつり橋」にて

ゆっころん・AKO・ともこ・じゅんこ

ゆっころん・AKO・ともこ・じゅんこ

正文館書店に移転して5ヶ月、約半年。移転してよかったこと、これからよりよい店にするためには……とワークショップ形式で3時間くらい話あいました。

稲武ミーティング

稲武ミーティング

その間、ふたごちゃんはアルジー(風の家)と一緒に芋掘り! そのあとも芋洗い、コーヒー豆の焙煎して豆を挽いてと活躍は続きました。

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Happy Xmas を歌おう! 恐怖のない世の中であるように  全ての争いをやめようじゃないか Now!

日本中で、世界中で、皆で歌いたい!

%e3%83%8f%e3%83%83%e3%83%94%e3%83%bcxmas土井所蔵ジャケットより

Happy Xmas

http://xn--6oq618aoxf2r6an3hvha.jp/535.html より

~~~ジョン・レノンからのメッセージ、今一度~~~

So this is Xmas クリスマスがやってきたね

And what have you done 今年はどんなことをしたんだい

Another year over 今年ももう終わり

And a new one just begun 新しい年が始まるんだ

And so this is Xmas クリスマスがやってきたよ

I hope you have fun きみが楽しんでるといいな

The near and the dear one 近しい人も大切な人も

The old and the young お年寄りも若者も

A very Merry Xmas メリー・クリスマス

And a happy New Year そして新年おめでとう

Let’s hope it’s a good one いい年になるよう祈ろうよ

Without any fear  恐怖のない世の中であるように

And so this is Xmas (war is over) クリスマスがやってきた(争いは終わるよ)

For weak and for strong (if you want it)  弱き人にも強き人にも(それを望みさえすればね)

For rich and the poor ones (war is over)  富める人にも貧しき人にも(争いは終わるよ)

The world is so wrong (if you want it)  世界はひどい過ちを犯しているけど(それを望みさえすれば)

And so happy Xmas (war is over)  ハッピー・クリスマス(争いは終わるよ)

For black and for white (if you want it)  黒人にも白人にも(君たちが望めば)

For yellow and red ones (war is over)  アジア系にも先住民にも(争いは終わる)

Let’s stop all the fight (now)   全ての争いをやめようじゃないか(いま)

And so this is Xmas (war is over)  クリスマスがやってきたね(争いは終わりだ)

And what have we done (if you want it)  僕たちはどんなことをしたんだろう(君たちが望めば)

Another year over (war is over)  今年ももう終わり(争いは終わりだ)

A new one just begun (if you want it)   新しい年が始まるんだ(君たちが望めば)

And so happy Xmas (war is over)  ハッピー・クリスマス(争いは終わりだ)

We hope you have fun (if you want it) きみが楽しんでるといいな(君たちが望めば)

The near and the dear one (war is over) 近しい人も大切な人も(争いは終わりだ)

The old and the young (now) お年寄りも若者も(いま)

War is over, if you want it 争いは終わる、きみが望めば

War is over now 争いはいま終わるんだ

Happy Xmas ハッピー・クリスマス

ガイアシンフォニー(地球交響曲)はフェアトレード・ショップ風”sの原点の一つ

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初めは映画館で、その後は全国で自主上映のうねりがおきた映画「地球交響曲」ガイアシンフォニー。ちょうど1996年風”sが中部地区で初めてフェアトレード・ショップとしてスタートした頃。

1997年ごろガイアシンフォニー1番と2番をウィルあいちのホールで開催。800人以上入る大盛況で人があふれ混乱しました。

そのあとも3番ふくめて上映会をしましたが、その1日目は大雪で舞台最後の挨拶も雪の交通情報を述べるのが精いっぱい、帰りは自転車を引き大雪のなかを家まで多分1時間くらいかかり帰ったけれど、その時は父の面倒もみていたので、そちらにも寄り、それから自宅に帰ったという思い出があります。

名古屋駅のシネマスコーレで1番2番が上映され、風”sスタッフがみにゆき、その感想のやりとりから懐かしくい思い出を・・・・・

~~~20年前に見たガイアシンフォニーの感想から~~~~
1番の象のエレナは、映画ではダフニーがエレナと象の名前を呼んだけれど
呼ばなくてもホントは来るのだそうです。
自分の親を殺した人間に育てられ、
おなじようなみなし児象を面倒みてと連れてくる
そして、野生に戻る時の手助けをする
そんな象と人間の通いあう心に感動しました。
トマトは確かに水耕栽培ですがその時大地ではない
疑問はわかず、龍村仁著「地球間奏曲」の本に
書いてあったように思うけれど(エレナの呼ばなくても
来ることもその本=呼んだのは映画だからそうした)
登山家のメスナ-の撮影にイタリアに行った時
ちょうどトマトが完熟の時期で撮影時期が重なってしまった。
撮影だから誰がとってもいいのだけれど、撮影隊は
撮影ごとに声をかけがんばれと言ってきた経過や思い入れがあり
イタリアから監督はトマトに「待っていてくれ」と願ったそうだ。
日本の空港に降りたってすぐにかけつけ撮影をした。
その翌朝、トマトを1万3000個実らせた野澤さんから監督に電話がはいった。
夜中にぽたぽた落ちる音がして朝みたらトマトがほとんど(?)
落ちていた。・・・・・・という話。
私のフェアトレード・ショップ風”sオープン当時の
バックミュージックは3ヶ月以上エンヤの曲だったのは
この1番の映画のため。
北海道へ旅行に行った時、ユースホステルでエンヤの曲が
かかっていて店にいるような気がして困った。
2番は、おにぎりで自殺をやめた話、食べ物の力
作る人の力・思いの力をしりました。他はそれほどの
印象は今はない。はつめさんの講演も聴きにいったと思う。
3番は、1回目はだいぶん寝ていた。
2回目見た時は、人は死んでも人の心の中に
いきているんだとわかった。
龍村監督は、写真家の星野道夫と打ち合わせを済ませ
撮影にはいるばかりで、彼はカムチャッカ半島で
熊に襲われた。
監督はどうするか迷ったあげく、星野と関わりのある
人々をアラスカに訪ねて3番を撮った。映画音楽で一番好きなのが
この3番。
2002年中部地区で初めての「フェアトレードのファッションショー」当日70名の参加でウィルあいちのセミナールーム1/2で開催。
その時も映画の3番のサウンドトラックをかけた。
自分の葬式にはこの曲をかけてもらおうとも思った曲。
瞑想のピアニスト、ウォンウィンツァンとの出会いもガイアインフォニー
1997~8年頃の話
1番でスーザン・オズボーンの歌う「浜辺の歌」も本当に大好きな曲
で彼女のコンサートを前から3番目くらいで見た。7000円くらいしたかな?
たまたまいい席があって、スーザン・オズボーンという歌手がどんな人かはよく知らず
(1番で歌っていたのは知っていた)でかけた。
でも巨漢の彼女の日本の歌を歌うそれはそれは素晴らしい! なぜここまで
日本のこころをうたうのだろうかと思えるほど。そしてそのバックで
ピアノを弾いていたのがウォンさん。JAZZの感覚でいっぺんにファンに
なり、それからはこの地区のほとんどの彼のコンサートにでかけた。
いつか彼のコンサートをしたと願い、
2004年11月20日にウィルあいちのホールで500人のお客さんと
開催することができた。
実行委員会は2年まえから立ち上げ、2003年12月から毎月プレ企画をして
その日を迎えた。あのときの20人以上の実行委員とのチームワークも
打上の時の盆と正月が一緒にきたような気持ちを思いだします。
ちょうど2002年12月私の尊敬する松井やよりさんが他界し
遺言に「女たちの戦争と平和資料館」の設立を残していかれたので
コンサートの収益で25万くらいを寄付できた。
そんなこんなでガイアシンフォニーは私の原点でもあります。