ゆっころんのブログ

今日5月27日の中日新聞より………権力と権威・循環に行き止まりなし・「能力」は共有するもの・夢みた形のままで…..

今日5月27日の中日新聞より

①4面「視座」権力と権威の乖離 内山 節

いつも楽しみに読んでいる内山さんのコーナーです。

権力は一瞬にして確立することもできるが、権威は人々の信頼や尊敬が芽生えてこそ成立

・トランプ大統領の権力

・安倍首相の権力

・起業経営者や経済界での権威のない権力者が多くなった

・日大アメリカンフットボールの監督やコーチは、権力者ではあったが、権威をもっている人ではなかった。

・国会での官僚たちの対応も同じ。

かって確立された男性社会という権力も権威を失墜させ、いまではその権力自体が批判にさらされている。この過程で、セクハラ、パワハラなどが攻撃されるようになった。今日では、過去につくられた、さまざまな権力と権威の一体化が風化し、権威を喪失した権力の退廃や、そのことに気づかない権力者の醜態さが感じられる。そんな時代が展開しているのである。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ゆっころんからの広報

6月30日お話会「女性議員が増えると何かいいことあるの?」大曾根のオゾンさんで開催

5面社説 循環に行き止まりなし

岐阜県の石徹白(いとしろ)地区の「石徹白番場清流発電所」は110全世帯が出資して稼働している。平野彰秀さんの活動の紹介やコメントもあった。

「かえる」から「かりる」、自然の邪魔せずに、そんも力を借りで人間の必要とするものを得る。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ゆっころんからの広報

「おだやかな革命」が6月9日から今池のシネマテークで上映されます。在来作物のタネに着目した『よみがえりのレシピ』(2010年)で高い評価を得た渡部智史監督の新作ドキュメンタリー。石徹白では、地域の野良着をベースにした服作りで注目を集める「石徹白洋品店」も登場する。→書籍「持続可能な生き方をデザインしよう」にもインタビューの形で「石徹白洋品店」がとりあげられています。

同時に「コスタリカの奇跡~積極的平和国家の作り方」もシネマテークで9日から上映されます。

③18面「書く人」 「能力」は共有するもの

「知性は死なない 平成の鬱(うつ)をこえて」歴史学者 與那覇潤著 文藝春秋

うつとは〈「自分」のありかたが、物体としての身体のほうに振れきってしまった状態〉だと論じる。そしていまの世界にも、こうした兆候が見られると分析する。「理性的な言語での説得が通用しない現状は、うつ状態の際の頭と体の関係に重なって見えた」

例にあげるのはトランプ現象や英国の欧州連合(EU)離脱。知識人層が唱える合理性が、社会によって覆された出来事だ。その末に「保護主義や人種主義が台頭し、俺たちの範囲はここまでだとして自他の間に線を引く。『身体』優位の時代が来ている」

処方箋として〈社会的能力を「共有」しつつも、自由や競争をそこなわない制度〉を追求する考えだ。根底には「能力を保持するのは個人ではない」という発見がある。….

「人が輝くのは自己啓発や地位の獲得によってではなく、周囲とよりよく『能力を共有』できたとき。…」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ゆっころんの感想

私自身、あたまでやらなければならないことわかっていて、どうしても体は動かない事柄がある。そ~か、鬱のかる~~い状態なのか….。つまり鬱とはだれにでもあり強いか弱いかなんだね~と思いあたりました。鬱とは極限に振ってしまった状態と理解できた。そして『能力を共有』して生きる。家庭でも会社でも地域でも、だって一人一人違う能力を持ってうまれてきているから。

④4面 メルヘンハウスの45年

惜しまれて閉じる店のニュースが時々掲載される。商売は時代の流れにのらなければ経営が成り立たない。では一体今社会は何を望んでいるのだろう。本をもって帰るのが重いから写真とってネットで買う。2000年にはじまったインターネットの本の販売。そこで働く人のことも考えたい。何時間後には発送できるというコメントもあるということは、それにあわせて必死に書庫をかける人の姿がある。仕事に喜びを持てるのだろうか?

メルヘンハウスの父子は、夢みた形のままで店を終わらせることを選んだ。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ゆっころんの感想

23年やってこられた店だけれど、いつどのような思いで閉じるのだろうと思った。社会に必要だと思えばこそ続けているものの、商売である以上は理念と経営のバランスはとらなければならない。次ぎの世代に引き継げるまでの経営に果たしてなるのか…….なりたたないということは必要である店ではないということなのかと自問する。

今日2018年5月27日の紙面は、企画が続き、ちょっと疲れていた私にぴりっと「そ~~~か~~」という記事がおおくって記録してみました。

 

 

2018年5月18日~20日 ピープルツリー新カタログ展示会「見てみなければわからない!」フェアトレード・ショップ風”s正文館にて

今年3月から始まった、フェアトレード団体紹介し、新カタログの産品を実際に手にとって見て頂く、フェアトレード・ショップ風”s正文館店内での展示会

2018年5月18日~20日 ピープルツリー新カタログ展示会

フェアトレード・ショップ風”s正文館店

12時~18時

グローバル・ビレッジという団体からスタート、1995年のカタログからニュースレター展示、ピープルツリーの歩みを見て頂ける、多分ここでしか見られない日本のフェアトレードの歩みを見る資料が手にとっていただけます。

1995年アースカタログ

1995年~1996年秋冬アースカタログ

今回展示の50点以上は、素晴らしい手織りのこころこもった模様のブラウスやワンピース、手に取りやすい価格になっているオーガニックコットンのチェニック・ワンピース・パンツなど、本当に皆様に手にとって見て頂きたい品ばかりです。

フェアトレード・ショップのオゾンてるこさんからオーガニックコットン(OC)のメッセージです。

『OCは気持ちがいいだけでなく長く着る事ができるので
最初は高いと思っても、長持ちで元が取れます。
それでフェアトレードの安定感というか安心感が…。』

ゆっころん自身、1996年5月フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)オープン、今から23年前を振り返る機会になりました。

店を続けてこられたのは、やはりお客様&スタッフあってのこと、フェアトレードの殆ど知られてなかった名古屋の地で愛知県男女参画センター(ウィルあいち)という公共機関の建物の1Fで20年間も営業できたことはありがたいことでした。

そして2009年からの「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」とオゾンの「中部フェアトレード振興協会」他団体に呼びかけその連携が実って、2015年秋に名古屋はフェアトレード・タウンになりました。

今はその第2段階目、街の老舗書店正文館書店本店の2Fの奥で来店くださったお客様にゆっくりコーヒーを飲んで頂く小さなスペースもでき、まさにオープン当初の理念=情報(風)の行き交う場の「風の交差点」になり、地域に馴染み、地域とともに一緒に暮らしていくという店になりつつあります。

そして小・中・高校への出前授業や大学での講座もあります。まずは知って頂くことから始まります。特に名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の参加型ワークショップ「チョコレートの来た道」は国際関係にとどまらず、消費者の立場から家庭科、いかにいきるかを問う道徳の授業にも及び、今年1月17日でそのオリジナル・ワークショップは100回を超えました。

■2015年秋 名古屋はフェアトレード・タウンに認定されました!

1999年からピープルツリー提唱の5月のフェアトレード月間に参加、以来毎年企画を開催。

・今年は5月26日に愛知県国際交流協会(AIA)で「フェアトレードをしたいわけではない?!」の昨年11月にフェアトレード・タウンになった浜松市の「豆乃木」の杉山世子さん講演会と

・6月17日には名古屋市国際センター(NIC)「フェアトレード・タウン名古屋を動かす! 元気な若者たちのスピーチ」を開催。

■名古屋周辺日進市・東海市・知多市でのフェアトレード活動

風”sオープン一年後から日進市のにぎわい交流館にてフェアトレード団体『風の子』グループが毎週水曜日出店、他に定期的にリフォーム会社の展示会に出店、愛・地球博のあったモリコロパークでのバザーなどにも出展。風”sとは長いお付き合いです。

東海市での『とうかいフェアトレードの会』も活躍。

知多市の知多市市民活動センター 1Fの手作りカフェAda+Codaなどでフェアトレード出店、自然農の会「自然農、自然栽培で知多を豊かにする会(ちたゆたか)」の人たちともつながった『風の樹』など名古屋周辺でも活動がひろがってきています。

~~~~~~~来て、見て、着てね~~~~~~~

フェアトレード・ショップ風”s正文館店 5月17日12時~平常営業

2018年5月9日(水)~16日(水)まで正文館書店本店工事のためお休みしていましたが

フェアトレード・ショップ風”s正文館店

17日(木)12時~ 平常営業。

************5月はフェアトレード月間**********

ピープルツリー(*)の新カタログ展示会

5月18日(金)~20日(日)12~18時

フェアトレード・ショップ風”s正文館店にて開催!

*ピープルツリーは、WFTO(世界フェアトレード機関)が定める「フェアトレード10の指針」を守りフェアトレードを推進している団体です。

フェアトレードの10の指針 (10 Principles of Fair Trade)

1. 生産者に仕事の機会を提供する
社会的に弱い立場に置かれた小規模の生産者が不安定な収入や貧困から脱し、経済的に自立することを支援します。
2. 事業の透明性を保つ
経営や取引における透明性を保ちます。すべての関係者に対し説明責任を果たし、参加型の意思決定を行います。
3. 公正な取引を実践する
バイヤーと生産者は、連帯と信頼、互いへの思いやりに基づき長期的な取引を行います。小規模生産者が社会的・経済的・環境的に健全な生活ができるよう配慮して取引し、利益を優先することはありません。また要望があれば、バイヤーは生産者に収穫や生産に先だって前払いを行います。
4. 生産者に公正な対価を支払う
生産者に対し、その活動地域の基準で社会的に受け入れられ、生産者自身が公正だと考える価格を支払います。公正な対価とは関係者全員の合意により決定されるものです。男女の同等の労働に対し、平等な対価を支払います。
5. 児童労働および強制労働を排除する
生産過程での強制労働を許さず、国連の「子どもの権利条約」および子どもの雇用に関する国内法や地域法を順守します。生産に子どもが関わる場合はすべて公開・監視の上、子どもの健全な生活や安全、教育、遊びに悪影響を及ぼさないようにします。
6. 差別をせず、男女平等と結社の自由を守る
雇用や賃金、研修の機会などにおいて、人種や社会階級、国籍、宗教、障害、性別や政治的信条など、あらゆる面において一切の差別をしません。男女に平等の機会を提供し、特に女性の参加を推進します。また、結社の自由を尊重します。
7. 安全で健康的な労働条件を守る
生産者が安全で健康的な環境で働くことができるよう、現地の法律やILO(世界労働機関)で定められた条件を守ります。また、生産者団体における健康や安全性についての意識の向上を継続的に行います。
8. 生産者のキャパシティ・ビルディングを支援する
立場の弱い小規模な生産者に、ポジティブな変化をもたらすことができるよう努めます。生産者の技術や生産・管理能力などのキャパシティが向上し、市場へアクセスできるよう支援します。
9. フェアトレードを推進する
フェアトレードの目的や必要性をより多くの人に知ってもらえるよう啓発します。また、消費者に対して販売者や生産者、商品の背景にある情報を提供し、誠実なマーケティングを行います。
10. 環境に配慮する
生産地で持続的に採れるものなど、サステナブルに管理された素材を最大限に活用し、エネルギーの消費と二酸化炭素の排出が少ない生産を心がけます。農業ではできるだけオーガニックや減農薬など環境への負荷の低い方法を用います。梱包にはリサイクル素材や生分解可能な素材を用い、輸送にはできるだけ船便を使います。

アジア、アフリカ、中南米などの16ヵ国約110団体と共に【オーガニックコットン】をはじめとする衣料品やアクセサリー、食品、雑貨など、できるだけその地方で採れる【自然素材を用いた手仕事】による商品を企画開発・販売しています。

【手仕事を活かす】ことで、途上国の経済的・社会的に立場の弱い人びとに収入の機会を提供し、公正な価格の支払いやデザイン・技術研修の支援、継続的な注文を通じて、環境にやさしい持続可能な生産を支えています

 

オーガニックコットンの着心地、手にとってご覧頂くチャンスです。

『ピープルツリーのブランドロゴがついている商品は

100%フェアトレード製品です。

さらに、コットン製品のおよそ80%は、インドのオーガニックコットンを使っています。ひとつのアイテムのオーガニックコットンの含有率は、100%のアイテムがほとんど。それ以外でも含有率は95%以上で、「ストレッチ素材」や「強度が必要な縫製の糸」などの使い心地を重視するための理由があるものばかりです。』(※2015年現在)

                               PTのHPより

是非この緑薫る5月にフェアトレード・ファッションをお楽しみ下さい。

オーガニックコットンの衣類はリラックスする旅行などにぴったりです。

*************************
★夏新カタログ展示会5月18~20日ピープルツリーin風”s店内★
5月9日(水)~16日(水)まで正文館空調工事のため休みで
風”sもお休みです。
 フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店
​〒461-0015 名古屋市東区東片端町49正文館書店本店2F​
052-932-7373  T&F(月休み、12~18時営業)
フェアトレード・ショップ風s  http://huzu.jp/
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん) 土井ゆきこ
090-8566-2638

180423野入日記 踊り

お知らせ

★春新カタログ展示会4月27~29日SVAクラフトエイド」in風”s店内★

5月1日~8日は営業(7日月曜日も営業)

9日(水)~16日(水)まで正文館空調工事のため休みで
風”sもお休みです。

昨日4月22日稲武交流館でフラダンスの講習会に参加。15人くらいの人が参加。女性は元気だな~と思います。家庭や仕事をやりながら休みの日にフラダンス! この講座は三好から先生に来て頂いて月1回の教えを頂き、あとは毎週金曜日の夜に自主練習をする月5回のフラダンス教室です。地域のイベントに出演もされているようです。

ピースボート(PB)に乗船した2008年の時にフラダンスのグループに参加。自主グループがいくつもあり、私はフラダンスと太鼓、後半は太極拳にも参加。フラダンスがいいな~と思ったキッカケは「フラガール」という映画でした。

PB乗船の縁もあり昨年は愛知県スポーツセンターで毎週フラダンスを1年近く、太極拳は半年くらい通いました。なかなか覚えられないけれど、体を楽しく動かせたらいいな~という思いでした。

今年の4月からは稲武/野入で民家カフェ「風の庭」カフェが5月5日オープンという生活の変化もあり金曜日夜の稲武でのフラダンスの講座に参加、地域の女性達のなかでは難聴の土井さんとして知ってもらいつつあります。音楽はなかなか聞き取れないけれど見よう見まねで踊っています。

昨年野入での盆踊りの練習にも参加しました。ここでは盆踊りとは言わないで「手踊り」といわれています。秋の収穫のあとのお祭りで踊る踊りなのです。そこで会った女性とフラダンス教室でもお会いして今年は5月から練習をするからと誘われました。少しずつ稲武/野入の住民の仲間いりをしていく感じです。

盆おどりは、私が小さいころ昭和30年代はお寺の境内で行われていて、姉はそこで仮装大会かなにかで(舌切り雀かなにかのおじいさんの服装=妹の私が幼稚園で劇で着た衣装)賞に椅子をもらったことを思いだします。

だから盆踊りも大好きで、今年は夏祭りだけではなく、覚えられてなんども踊ることのできる講座に参加。名古屋の上前津の福祉会館で盆踊りの講座があるということで応募して2倍の倍率で50人定員の一人になりました。ラッキー! 4月から始まり2回参加しています。名古屋音頭・炭坑節・かわさき(郡上八幡)を習得、私の好きな曲を覚えられて満足。盆踊りの時だけでは思いだしたころ「はい終わり~」なのでもっと踊りたいという思いを持っていました。

どうして踊りが好きなのかな~と考えてみると、幼稚園のころ近くのお師匠さんのところで日本舞踊を習っていた。公設市場の催しの時、できあいの舞台で長唄の「松の緑」か「絵日傘」を踊った記憶がかすかにある。

本来、人は歌ったり、踊ったりは好きなはず、生活の中に歌があった。田植えの歌、大漁節など民謡があった。それは世界にもある。それぞれの大地に根ざした暮らしと歌と踊り、ほんとに素敵だな~と思う。

2012年スタディーツアー生産者を訪ねる旅でバングラデシュへ行った時、言葉は通じなかったけれど、庭に出て3~4人で踊り出した。初めは陽がさすところで踊っていたら、こちらへいらっしゃいというような手招きで日陰に連れていかれ、そこではもっと多くの人を巻き込みみんなで踊りだした。楽しかった~~~。どうしてそんな風になったのかわからないけれど、ピープルツリーのユーチューブでもその時の様子が一部画面9分:36~40秒で見ることができる。手前左の黒い帽子がゆっころんです。

また不思議な体験もしたことを思いだします。2008年のPB乗船のオプショナルツアーの一つでグァテマラでマヤの先住の人たちの3時間にもわたる儀式をみせてもらいました。円陣のなかで祭りを取り仕切る人がいて、終わったあとは束ねた枝のようなもので水をつけ、みんなにぴっぴとふりかけ、そのあとはマヤの人々とPBの参加者含め30人くらいの人達が順番に全員にハグをした。そしてなぜかそのあとその場で私は一人で踊っていた。

白い藤の蕾がふくらみ始め(藤色のはまだ蕾で開花時期が違うようです)、昨年植えた芝桜が広がり初め、スギナのお茶作りもスタート、カエルは10日ほど前から声をあげ、ウグイスも声高らかに~、でも今朝は、玉ねぎ120個の20センチほどでていたネギの部分が全て食べられていた。

昨年の白菜の被害対策で裏山に続く北側は、先日切り出した竹でしっかり囲っていたので安心してたけれど、ま~どこからでも入ってこられるわけですね。畑そのものに竹の囲いをする計画です。

今日は手作りの石窯を見せて頂きに岡崎まででかけました。

作ってみたいです~。

 

180417野入日記 竹藪に入る

今日で3回目、裏山の破竹の竹藪にはいり、竹を切り出す。夫が切って私が運び下ろす。私のほうがかなりの重労働。多分3回のきりだしで60本くらいは切りだしています。

切ってからがまた一仕事、枝を切り落とします。先っぽのほうは鹿などに入らないように囲いに使用。

昔は段々畑だったところが竹藪になり、西の台所のある部屋は湿気がすごいので、山の近くで住む人は大変だな~と思いました。

山の途中の水仙

裏山から見た野入の家の屋根

切り出しをはじめてみえてきた紅葉の木。今年は裏山を仰げば紅葉がきれいにみえることでしょう。

メキシコのトセパンのように、テーブルや椅子、ベッドなどつくれたら素敵! 切り落とした枝葉は燃料にしています。竹の籠をつくるまでの技術は程遠いけれど、竹の筒にお米をいれて炊くご飯などはすぐできます。

ネパールから届く竹布の肌触りは本当に素敵! みなさなん、是非風”sへみにきてさわってみてください。ショールや

竹布のショール

パンツがあります。「母の日」にぴったり! だってすご~~~く楽なんです。

それにしてもどのようにして竹からあのようなしなやかで光沢のある繊維ができるのでしょうか? 抗菌作用もあると言われています。

フェアトレードには竹の茶こしやざるもあります。自然素材を身の回りに置いたり身にまとったりする日々、なんだか優しい気持ちになるような気がします。

180417野入日記 甘夏まるごとジャム

やつではよくみますが、花を見るのは初めてです。

先日、どんぐり工房(稲武)でアンティマキさんの「こねないでつくるパン教室次回は5月18日」に参加。こねないパンも発想の転換と思うのです。

講師のアンティマキさん

なぜならパンはこねるものと思い込み、パンこね機でパン作りをしてきました。子どもが成長して、マンションリフォームする時に、大きなガスオーブンを処理しました。それからパン大好きなわたしはもっぱらわっぱんのパンの天然酵母パンを食べてきました。(風”sでは火曜~土曜日わっぱんのパン販売、他にクッキーもあります)

ところが、染色教室なども開催しているアンティマキさんのパンの、「こねない」という言葉に惹かれて参加したら、新しい手法に出会いました。それは丸ごと煮るジャムです。

若いお母さん達も参加

野菜スープ・重煮の温野菜にできたてのパンやスコーンで「いただきま~す」

早速、木曽川流域での生産物を有機や無農薬の米野菜を宅配している「くらしを耕す会」の安心な甘夏を刻んで簡易竃で煮ました。

器量はよくなくても安心安全がなにより、生産者さんにありがとうの甘夏

竃を使うのは都市ガスと違ってプロパンガスは高いのと、炎をみながらじっくりご飯をたいたり、お湯を沸かしたりしています。ススにまみれながら。(くらしを耕す会のオーガニックナプキン、風”sで販売)

今朝、朝食の時につけてみたら、ほろ苦く酸味がありこの春にはぴったりのジャム、種はどうしようかな?と思いつつ「食べる時にだせばいいや」ととにかくそのままきざみ煮込みました。

「種はどこへいった?」 全然気にならず、煎りたて挽きたて淹れたてのフェアトレード珈琲と一緒に、まるごとのダイナミックなそして超!!簡単なジャムを味わいました。やっぱり自然というのはシンプルなんだと思う。

この季節、甘夏や八朔が大好きな私は、無農薬の安全な甘夏が手にはいると皮をむき刻んで湯がいてマスコバド糖いれてジャム作りをしていました。

面倒なので身を取り出すことはないのでぱさぱさの皮だけのジャムですが、それでも好きでしたが、今回はそのまま刻むので身も入っています。らくちんジャムができあがり上~機嫌~です。

あとは、天然酵母をつくること、石窯をつくることに意識がむいています。せっかくこねないパンや、美味しいスコーンを習ったのにすぐ実践できないのが残念です。

昨年から今年にかけ、ここ稲武/野入は長野県にも近いのでリンゴが15個以上あり箱販売で2000円~1500円、何度も購入しリンゴジャムに煮込みました。リンゴ煮が大好きな私は、このジャムのおかげか、この冬は一度も風邪をひくことなしに過ごせた。

リンゴジャムは甘いので砂糖なし、塩を少しいれただけのもの。甘夏はフィリピンのマスコバド糖を少なめですがいれているので、甘酒で代用できないかな~と考えています。

何でも丸ごと

里芋の皮は、それでもちょっとね~と思っていたら、皮を揚げて食べる方法も知ったけれど、そこまで毎回揚げる気力まで今のところはないけれど再開しようかな?

高級家具も丸ごと制作!?

今から10年以上まえ飛騨の高山の高級家具の「飛騨家具」の新社長の岡田さんの話を聞く機会がありました。高級家具は節がない。そうすると切り出される木が工場にいっぱい積んである。もったいない。丸ごと作るといういままでにない発想で節のある家具「森のことば」シリーズがはじまりました。

私も講演を聞いてからショールームで節のある家具をみて、その節がとても個性的で愛おしく思い、思いきって(飛騨家具はもともと高級家具)ミラーを買いました。今もその鏡は店でみなさんの服会わせなどで利用して頂いてますが、節がとっても好き、だって生きてきた印ですものね。チェストも後年入手してアクセサリー展示に利用していますが、やっぱりいつみても好き!って思っています。自然まるごとの感じるふしぎな思いです。

入って左側、ペンギンの右にみえるのが「森のことば」シリーズの姿見の鏡。

丸ごと、私自身もまるごと好きになりたいな~。そして人それぞれの丸ごとのお付き合い。好きな点も好きでない点もまるごとその人。そんな風に思えたら人づきあいも楽になるでしょうに….。

180416野入日記 野入へ来て一年

豊田市稲武の北へ来るまで5分標高680mの野入の民家をお借りして一年がたちました。その前は稲武に近い夏焼の帰農者住宅に一年半滞在。その間古民家探しをして稲武支所のお世話でこの野入の屋号「かやの木の家」にたどりつきました。

六部屋ある総二階の家、二階の二部屋は昔お蚕さんを飼っていた部屋で素焼きの素敵な火鉢のようなものが4つありました。一番小さい一つは玄関に置きました。

今年は寒かったと地元の人がいいます。寒さを覚悟してスタッドレスタイヤに交換して毎週通いました。水道が凍らないようにとチョロチョロと糸を引くように出しっ放しにしておいたら、朝水道管の直径の氷柱(つらら)になっていました。でもペレットストーブやアンカのおかげで冬を思ったより楽に過ごす事ができました。

名古屋を出る時は晴れてても、着いてふと外を見ると雪が吹きしきっていてビックリ。ある朝は起きてみたら一面雪景色、何か動物の足あとをみつけ、一緒にここで暮らしているんだな~と思う。

 

4月にこの民家に来て初めにしたことは、庭に敷き詰めてあった黒いビニールや絨毯をはがす作業(雑草がはえないようにしっかりびっちり敷き詰めてあった)は大変でした。

昨年から植えたアネモネ、ムスカリ、チューリップがこの家のおばあちゃんが育てていた花や木と一緒に咲いています。

野入の庭

朝陽が差し込むけさ朝、昨日の雨にあらわれた木々や草木に太陽の光りが届きます。稲武・名倉・野入の春はゆっくり進みます。

前日の雨露が朝陽日光るスギナ

レンギョウの黄色は勢いをなくし、かわって山吹の花びらが咲きます。桜がおわりつつあり、桃の花が咲き始めました。昨年孫と記念植樹をしました。

10時ごろ裏山から竹を切り出しました。朝は手が冷たいと思う気温でしたが、切り出し運んでいるうちに半袖姿に。午後を枝を切り落とす予定。ゆくゆくは竹の楽器をつくってみんなで合奏したい。近所迷惑を考えなくてもいい敷地、ちょっと高台なので見られることもなし、ひたすら感謝の日々です。

180408名倉の春の報告

稲武(豊田市)の交差点から新城に向かう257線沿いにある土手沿いの桜並木

4月8日(日)いつもより早く開花した花びらがちょっと曇り空の下満開、とおもったらその日は雪が降りしきる寒い日。

大野瀬にある大安寺のしだれ桜をみにゆくつもりを断念、と思っていたら青空が広がり、名古屋から来た友とでかけました。寒いので大野瀬の婦人達が出店しているお汁粉を頂きましたが寒い。帰りの道でもまた雪、そして稲武のバス停に着いたら青空。

ほんとにへんな4月8日日曜日でしたが、友人は春の稲武の花々に満足の様子、名倉の道の駅でツクシやお値打ちな野菜を買って帰途につきました。

稲武/野入「風の庭」の玄関

民家カフェ「風の庭」は5月5日オープン土・日・月営業のカフェ

しだれ梅から野入町をみる

しだれ梅

藤の花のつぼみ

 

風”sの月替わり企画展示【無料】他、6月の若者スピーチ(有料)のお知らせ

フェアトレード団体の2018年の新しいカタログがではじめています。

フェアトレード団体と生産者が制作した雑貨や衣類、それは手に取ってみないと本当に分からない。印刷では限度があることをいままでの経験でわかります。そして物のもつ力、手仕事の魅力は手にとってみなければ伝わってはこないと思います。

是非、手にとってみる、着てみる展示会へ………….

1つの団体やアイテムを月ごとに紹介する 『風”sの月替わり企画展示』

3月は、23日~25日 シャプラニールを紹介、展示販売しました。

4月は、27日~29日 SVAクラフトエイドを紹介、展示販売←詳しくはここへ

5月は、18日~20日 ピープルツリーを紹介、展示販売

3日間はゆっころんがみなさまにフェアトレードの珈琲をお出しします。

フェアトレードのこと、種の話、腐る経済の話、3万円ビジネスのこと、丸腰国家のこと、忘れられた日本人の話、一万年の旅路、旅する木のこと、象と鯨の話、ゆっころんの田舎暮らし&5月5日オープン予定の民家カフェ「風の庭」稲武/野入の話などしませんか?

::::::::【予告】:::::::::

第3回★フェアトレード・タウン名古屋を動かす!元気な若者たちのスピーチ

【日時】 2018年6月17日(日) 13時~17時30分
 (受付12時30分~)
【対象】  一般・小中高校生・大学生・教師・NGO関係者・行政
【内容】 13:00-15:00 約10団体のプレゼン*7分+質疑=約2時間
15:00-16:45 ワークショップ =約1時間45分
16:45-17:15 振り返り  =約30分  (予定)
 
    
名古屋は、熊本に続き日本で2番目、200万都市としては初めてのフェアトレード・タウン!
今や世界に​ロンドン・ローマ・パリなど​2000以上、国内では逗子・浜松が加わって現在4都市がフェアトレード・タウンに認定されおり、
各地でその特長を生かしたまちづくりが展開されています。
​​(2018年3月発売『フェアトレードタウン』の本参照*)
この地域の特長は、”地域に根ざしたフェアトレード” とりわけ、若者たちの活躍!今年で3回目の開催となる本イベントは、 フェアトレードを軸に活動する若者たちを応援することで、多様性のある元気なまちづくりを目指します!
例年と同じく、 約10団体による活動発表で彼らの想いと行動を伝え、知り、 認め合った後、参加型ワークショップで「そもそも、なぜフェアトレードなのか? 」に立ち返り、活動の軸を定めるとともに、世代を超えた交流から共に生きること を学びます。
初めての方も、参加されたことのある方も、 気軽にご参加いただけます!
*​『フェアトレードタウン”誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり』​渡辺龍也(日本フェアトレード・フォーラム)編著
全国での12人による共著で、現場の運動・活動の様子や様々な工夫・成果・課題など生の情報が掲載新評論より2700円(税込)★風”sにて販売!

【場所】 名古屋国際センター 5階 第一会議室 (名古屋市中村区那古野一丁目47-1
【参加費】  小中高校生300円、大学生500円、大人800円 (当日参加は+200円)
【定員】  50名(先着順) マイカップ持参
【申込み・問合せ先】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
huzu@huzu.jp 
【ホームページ】 
http://www.nagoya-fairtrade.net/ 
【主催】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
【共催・後援】 名古屋国際センター共催、名古屋市後援(予定)

<昨年度出演実績 (敬称略)>
FTSN中部、椙山女学園大学Les amies、愛知大学SEED、春日丘高校インターアクトクラブ、
どえりゃあWings、南陽高校Nanyo Company部(ビデオ)、愛知教育大学Hearts、南山高校女子部小百合会
水谷元紀さん、千種台中学校生徒会、名古屋市立工芸高校

手作り・手仕事の企画情報

手作りや手仕事は、暮らしに優しい気持ちをはぐくみます。刺繍や焙煎から楽しむコーヒーや、こねないパンの講座お知らせです。

【その1】

2018年シャプラニール春の新カタログ展示会とノクシカタ刺繍ワークショップ

こちらへ→2018年シャプラニール春の新カタログ展示会とノクシカタワークショップ

【日時】2018年3月25日(日)11:00~12:00【内容】女性たちが使い古したサリー(南アジアで女性が着る一枚布の民族衣装)を数枚重ねて、ほぐしたサリーの糸で刺し子を施し、肌掛けなどに使用していました。

★ノクシカタ刺繍キットを使ってコースターを作ります。

フェアトレードの特徴に手づくりや手仕事があります。それはそれぞれの地域に受け継がれている文化を継承してゆきます。機械は便利さや効率の良さをもたらしましたが、人の手の必要がなくなります。「機械より仕事の機会を!」とフェアトレードは仕事作りもします。伝統的な農法での綿の栽培などは、沢山の人の手が必要になります。農薬に苦しむこともありません。大地が化学肥料などで疲弊することもなく、フェアトレードの公正取引で生産者のひとびとの暮らしを守り、着る私たちは気持ちのいい衣類を身にまとうことができます。

暮らしの中の機械化、生活面では便利すぎて目にみえないいろいろなことが失われていったような気がします。忙しいから便利な物に手を出し、日々の暮らしが空虚に空回りするような感じ….

とはいえ、家事のなかでの洗濯機は大きなものを洗濯をする時には助かります。タンザニアのルカニ村で数日滞在した家のシャワールームにあった洗濯ものをつけ込んだタライを思いだします。まだまだ電化製品は行き届いていにので、女性達の仕事は大変だと思いました。

電化製品などは上手に使い、上手に不自由さというより「手間暇」をかける時間を生み出す心の余裕が大切なんだと思います。

【その2】

煎りたて! 挽きたて! 淹れたて! の珈琲を飲んでみませんか?
「フェアトレード珈琲の生豆焙煎教室」
ワクワク・ドキドキ、あなたの手でフェア・トレードの珈琲豆を煎るところから
はじめて、世界であなただけの味と香りをじっくり味わいましょう!
「フェアトレードって何?」のコーナーもあります。
【日時】 2018年4月15日(日)13:30~15:30
【内容】 ①いろいろな種類のフェアトレード・有機栽培の珈琲生豆(なままめ)を、
②手持ち焙煎器を使って煎り
③手回しミルで豆を挽いて
④ネルドリップなどで抽出。
あなただけの本格的な珈琲の味と香りをお楽しみください。
【定員】 9名(要申込み)
【会費】 1000円(焙煎豆一人分持ち帰り有り)
【場所】 どんぐり工房(いなぶ観光協会)
愛知県豊田市武節町針原15番地
【案内人】 民家カフェ「風の庭」in稲武/野入
・焙煎は アルジー 土井明弘
・フェアトレード案内は ゆっこりん 土井ゆきこ
【問合せ・申込】 どんぐり工房
tel/fax 0565(83)3838

 

またまた,とはいえ、私も子育てから離れ高齢者になって時間の余裕をそれなりに持つことができたから言えるかもしれない。子育て時代にパンを作っていました。パンこね機の助けをかりて。今回は「こねないパン」の教室が稲武であります。楽しみです。稲武へあそびがてら「こねないパン」づくりに参加してみませんか?

【その3】アンティンマキの優しく易しいパンと焼き菓子

~~~ アンティマキさんよりのお知らせ~~~

こねないパンの講座の予定
①4月13日金曜日
②5月18日金曜日
③6月15日金曜日
三回とも、ちがう内容のこねないパンをつくります。パンのほか、卵、乳製品をつかわない焼き菓子、
動物性食品の入らないパンに合うおかずやスープを紹介します。
つくったものでおひるごはん。焼き菓子はほぼお土産になります。
講習料3500円。場所はどんぐり工房です。
くわしくはおって、ブログ、fbにて告知いたします。
また、稲武の石窯で遊ぶ会は、5月13日日曜日に開催します。
生地量700g以上の大きなカンパーニュ、ピザ、焼き菓子、野菜スープをつくります。
講習料は4000円です。
いずれも朝10時ころから午後2時~3時まで。
************
草木染めと焼き菓子・パンの工房 アンティマキ
村田牧子
〒441-2515 愛知県豊田市夏焼町ワカドチ383-5
auntie-maki@cb.wakwak.com
ブログ「アンティマキのいいかげん田舎暮らし」http://blog.goo.ne.jp/nihonkamoshika