日常生活用品のうち、
ジャーナリストで「香害」の著者岡田幹治さんと
化学物質過敏症の研究・
香料製品や消臭剤の成分は喘息・香料アレルギー・
3月18日(日)午後1:30〜4:20
参加費800円 先着150名 (問)CSあいちReの会(藤井)
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化学物質過敏症 あいちReの会
藤 井 淑 枝
http://blog.canpan.info/
日常生活用品のうち、
ジャーナリストで「香害」の著者岡田幹治さんと
化学物質過敏症の研究・
香料製品や消臭剤の成分は喘息・香料アレルギー・
3月18日(日)午後1:30〜4:20
参加費800円 先着150名 (問)CSあいちReの会(藤井)
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「スレイブ(奴隷)・フリー」のフェアトレード・チョコ 販売中!
昨年に続いてフェアトレード・チョコ販売しています。映画の待ち時間に
終わったあとの余韻の時間に…..
【店名】 | シアターカフェ |
【場所】 | 名古屋市中区大須2-32-24 マエノビル2F |
【連絡先】 | 052-228-7145 |
【休業日】 | 火・水・木定休 |
【営業時間】 | 営業時間13-21時 |
【HP】 | http://www.theatercafe.jp |
※休み・営業時間はお確かめ下さい。 |
★ピープルツリーのフェアトレード・チョコ取扱いご希望のお店の方★
フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店卸担当:土井までお問い合わせください。090-8566-2638 huzu■huzu.jp (■は@)
寒波のくる季節、寒い冬のむこうに見えるのは春の兆し、桜の枝をみればわずかにふくらんたような気配。その気配を思うことのできる日本の四季は素敵だとこのごろはつくづく思う。でもそのつぼみを摘みとってしまったら花は咲かない。私たちはつぼみを摘み取って暮らしているのかもしれない・・・・
【チョコレートと児童労働】
7人に1人、9人に1人、10人にひとりと世界での児童労働の子どもの数の割合は世界労働機構(ILO)の4年ごとの発表で変化する。昨年2017年9月に発表された世界の児童労働に従事せざるを得ない子どもたちは1億5200万人、日本の人口より多い数字。数字の1人1人の子どもたちは精神的にも肉体的にもまだつぼみ、本来それぞれの花が咲くはずの人生が、大人達の愛により大切にされなければならない命が痛みつけられ、尊厳を奪われ、命を削っている現実を知らずして生活している今の私たちの暮らし。
【バレンタインとフェアトレードのチョコ】
そして季節はバレンタイン。カタカナの作り手の名前がならび、きらびやかなグラビアでPR。むなしさを感じます。思いを託してチョコを贈る、そんなやりとりを見るのは微笑ましい。でもそこで一歩ふみとどまって、この季節だからこそ児童労働のことを知るきっかの季節にしたいと願う。本当の1人1人の幸せを願う季節にしたいと思う。フェアトレードのチョコレートを選ぶことで、児童労働をなくしたいという一票につながります。買い物は投票です。
1996年にフェアトレード・ショップ風”sがオープンした当時、フェアトレードのチョコレートは他にはなく、ピープルツリー(PT)がヨーロッパから輸入したものが1996年「マスカオ」という銘柄で売られていた。1999年にPT企画のチョコレートが登場した。種類は5枚だけで作っているのはスイス。カカオはボリビアの生産者団体エルセイボのカカオ、砂糖はフィリピン・ネグロス島のマスコバド糖でした。
今は50g板チョコも13種類、100gチョコ、デザートバーと種類も豊富になりいろいろ楽しめます。美味しさは、長年の支持、販売している店の広がりでもわかるように、味が違う。それは植物由来の油脂などは使わず、カカオバターが豊富、乳化剤を使わず最高72時間、普通の3倍近く練っている時間も心もそこにあるからだと思う。そして味には現れないかもしれないけれど、見えないけれど子どもたちの過酷な労働の末のカカオは含まれず、フェアトレードのマークでわかるように無農薬有機栽培に準じる方法で作られています。
【「風のたより」と「ふ~ず新聞」】
1996年6月から紙媒体で毎月発行、発送していた風のたよりは15号まで。
16号からはオンライン版179号まで発行。
2016年6月に正文館書店に移転してからは「ふ~ず新聞」として9号まで発行。
ふ~ず新聞 チョコ特集はこちら
チョコの関連記事は下記へ
122号・144号・145号・157号・167号にもチョコのことが記載されています。
以下一部抜粋
■ 世界の軍事費の約5日分110億ドルで8000万人の子ども達へ基礎教育費
世界労働機構(ILO)は18歳未満の子どもの人身売買、子ども兵士、子ども売春・
ポルノ・麻薬密売などの犯罪行為など、最も危険で有害な労働を「最悪の形態の児
童労働」と定義し、即時撤廃を求めています。
■ 児童労働と私達はつながっている
コーヒー・バナナ・チョコレートの原料のカカオや砂糖・ゴム・Tシャツなどの
綿・携帯電話に使われる希少金属(レアメタル)など、身の回りにある品々は世界
から届いています。だから食べたり、身にまとったり、便利な道具を使う事によ
り、間接的に子どもの体や心の健康的な発達をさまたげていることになります。た
だ目の前で見えないだけ。
想像しよう! どうしてそうなるのか考えよう! そして出来ることを行動しよう!
■ フェア・トレードの理念の一つは児童労働よって作られていないこと
フェア・トレードの理念は10あります。「生産者への仕事の機会提供」「透明性
とアカウンタビリティ」「能力向上」「フェア・トレードの推進」「公正な価格の
支払い、必要に応じて前払い」「男女平等」「安全で健康的な労働条件」「子ども
の権利を守る」「零細な生産者との長期的な関係」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「ちりめんじゃこの歯ぎしり」かもしれないけれど、やっぱり伝えていきたい。私たちの暮らしは誰かを犠牲にしてなりたっていることを。バレンタインによせて
~名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の「なふたうん新聞」も2月で100号を迎えます~
昨日午後降り出した雪も夕方には止んで、今朝起きたら10センチくらいの積雪。外に出ても風もなく、コートもいらない。
雪だるまを2つ作りました。孫たちに写真を送るために。。
ちょうど一年前の1月23日、串原にあるゴーバル勉強会にてフェアトレードの話の依頼があり、でかけました。初めてゴーバルを尋ねたのは25年以上前のこと、フェアトレードの店を始めたころからゴーバルから会報紙がず~っと送られてきていてます。くらしを耕す会からウィンナーを購入、肉や魚や玉子や牛乳は基本買い物リストにはないのですが、ウィンナは好きで、ゴーバールは安心で美味しいので欠かせない食材です。
野入からさらに車で30分くらいくしはら温泉 ささゆりの湯へ行く道をゆきます。ゴーバルの工場も見えてきました。
事務所では、週刊金曜日やDAYS JAPANの雑誌が目につきました。随分以前からシャプラニールの手織り袋を梱包資材として使っているなど、山の中の仕事場ではあるものの、世界に視野をむけた姿勢はわかっていたのですが、ゴーバル製品の横にフェアトレードコーナーもあったので驚きました。
また夕方仕事を終えてからの定期勉強会なのでみなさんまだ仕事中で現場をいろいろ見せていただくこともできました。
いつも食べているウィンナの作っているところを直接見ることができたのはいい経験でした。また事務所には小さなお子さんが数人遊んでいて、そして赤ちゃんも寝ている職場がいいと思いました。
小さい子どもたちもいるお話会は初めてでした。大人たちと一緒に聞いていたようです。そして当番制の食事づくりのその日の担当は代表の人。みんなでわいわいの夕食を頂きました。いいな~という職場、環境のゴーバルさんでした。お話のお礼にゴーバルの製品をいっぱい頂いて幸せでした!
一年前の報告になりました。10年日記をつけて今二回り目、こんな時役立ちます。日々の出来事を記録したいと思ういつつもできない事も多々ありです。
豊田市香嵐渓から40分、稲武から名倉の道の駅「アグリステーステーションなぐら」まで車で10分の日本の原風景が広がります。
地元の野菜やお菓子手作りの雑貨など楽しい道の駅に、稲武から5分の野入りから通い始めて一年くらいたちました。
なんと言っても楽しみなのは「モーニング」。普段は玄米を土鍋でたく食事ですが、名倉のモーニングでは白いご飯に生卵をかけて食べます。トマトジュース、おつけもの、サラダ(ゴマダレが嬉しい)、味噌汁(中当町のお揚げ入り)、そして珈琲で400円。この冬は金山寺味噌までついていて申し分けない限りと思いながら、毎週夫婦で通っています。「旅行に来た気分だね」がキャッチコピーで山々を見渡しながら、さんさんと入る太陽の光の暖かさを感じるハッピーモーニングタイムです。
道の駅は地産地消がテーマ、そこに国際版地産地消コーヒーが常設で登場するのは珍しいと思います。
とましーなちゃんは、設楽町のイメージキャラクター。椎茸の傘をもち、なすのスカートと、とまとの顔。設楽町は、「太古のみえる町(面の木の原生林)」「銀河のみえる町」とうたっています。
コーヒーはメキシコのマヤビニック。はがき型です。中にドリップ珈琲がはいっています。お便りを書き、82円切ってを貼って投函すれば暖かい便りとして届きます。
♥コーヒー好きなあの人に!
♥寒中見舞いに暖かい便り!
♥ご無沙汰しているあの人に!
フェアトレード・ショップ正文館書店でもはがき型コーヒーあります。
「マスコバド」とは現地の言葉むかしながらの精糖法という意味です。
【
【マスコバド糖ができるまで】
サトウキビを刈る
↓
ジュースを絞る
↓
ゆっくり煮詰める
↓
手早く攪拌、自然乾燥
精製処理をしていない含蜜糖(ミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分離せずにつくる砂糖)で、くせのない味はどんな料理にも使いやすいのが特徴。
ネグロス島は砂糖産業の島でしたが、1980年代前半の砂糖の国際価格の暴落により深刻な飢餓の島と化しました。ユニセフの報告では15万人以上ものこどもたちが飢えに直面していたと報告されています。
このような窮状を受け、日本では日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)が設立され、食料や医薬品の配布などの支援活動が開始されました。
日本からの緊急支援が一段落した後に、その後の援助のあり方として考えられたのが、ネグロスで伝統的製法でつくられてきたマスコバド糖の輸入でした。ネグロス島の人たちが自分たちでものを生産し、それを公正な価格で買取るという交易活動を通じて、人々の自立を促したいと考えたのです。
より
マスコバド糖が日本に届きはじめた30年前、「商品」と呼べるものではなかったとは、当時の語り草になっています。しかし、今や品質面、製造管理面において、認証を取得したり表彰されるほどに成長しました。それは「日本の消費者との二人三脚の成果」と語るのは、現マスコバド糖製糖工場長のスティーブ・リガホンさん。30年間の品質改善の歩みを伺いました。
つづきはこちらへ
「最後に、消費者の皆さんに、マスコバド糖を食べるときに想い起こしていただきたいことがあります。
「飢餓の子どもを抱えた力のないサトウキビ農園労働者が、自分たちで耕せる土地を得て、そこで生きるための力をつけてきました。それをマスコバド糖という形で日本の皆さまに支えていただいている物語」なのです。
*2017年4月から豊田市の稲武から北へ数分の野入の古民家で週の半分暮らす2拠点生活を始めたゆっころんです*
昨日9日、天気予報とにらめっこしながら野入いり。気温は高めだったので安心していたけれど16時近くには雪が降り出した。14時には野入に着いていたのであやうくセーフ。四季タイヤでなんとか天気のいい昼間に移動しようというこの冬の移動は、ちょっとハラハラドキドキなり。
今朝は、積雪はわずかですが一面の雪景色、8時半ごろ山から太陽がでてくると雪の結晶がきらきらひかる。上空は青空、家の後ろの山の木々にも雪が積もり樹氷とはいかないけれど山の雪景色。鹿のような足跡もありました。
野入の標高は670m。寒い冬を経験して、そこに訪れる春を待ちたいという思いがあります。
今年の4月で2年目の野入ですが、その前1年半は稲武近くの夏焼にある豊田市の帰農者住宅のログハウスに通っていました。こじんまりとした木の家は畑も近くで素敵でした。でも地域とつながっているという感じはしませんでした。
ここ野入では昨年3月に総会にも出て夫婦で挨拶し、夏祭りの手踊り(盆踊り)の練習に参加(盆踊り大好きです)、若者たちが太鼓うつ夏祭りも我が家の三兄弟家族もそろって楽しみました。そして秋まつりなどにも神社に顔を出し、夫は町内の行事には参加するなど、野入では地域の人と少しはつながりができて、「暮らしている」という思いです。
新しい年は、みなさまどんな思いでお迎えでしたか?
我が家も満98歳の義母から2歳の孫まで11人集まり、心から嬉しいお正月を迎えました。
何か新しいことを決心して、それを続けることで習慣化することを狙いながらもやはりいつのまにか消えていたりします。続いているものもあります。これからは体をしなやかにすること、柔らかい体、面倒がらない体、軽やかに動ける体で心もしなやかにしたいと思っています。
さて今年の春4月~5月には店をスタートしたいと準備もしています。
どうぞ今年もフェアトレード・ショップ風”s正文館店とここ野入の家も是非お訪ねください。お待ちしています。
2017年12月25日
豊田市稲武から車で3分ほどの野入は標高670m、室内温度いつもは5度くらいだけれど、今朝は10度、廊下の内側のガラスも凍っていない、穏やかな日。太陽も時々雲に隠れながらも顔をのぞかせてくれる。
秋くらいまでは、6時ごろ起床だったけれど太陽の光が家に届くのは8時半過ぎるので最近は7時に起きる。庭にでて太陽の光を浴びながら丹田腹式呼吸を10回、ラジオ体操1と2、そして最近の新しいメニューはスワイショーという体の動かし方をいれている。
形はいろいろあると思うけれど、フラダンスでも太極拳でもする手をぶらんとたれ下げ体をひねることで半回転円盤のように手が回る。手が体にまとわるような感じ、これを300回くらいする(5分くらい)。
太陽さまさま、顔を照らす太陽は暖かく青空や山々をみながら体を動かすのは気持ちいい。さらに朝日は体にいいようです。太陽の角度の違いで夕日と違うのだそうです。朝の空気と夕方では確かに違います。
そして、廊下のガラス越しに太陽をあびて、2脚の椅子とミニテーブルを準備して狭いサンルーム的なところ(廊下です)で、煎りたてマヤビニックコーヒーを挽いて、淹れトーストに果物を添え朝食タイム。
そんな野入の冬の生活も今年は明日26日までで、来年はどれくらいの寒さかな~とこれから670m標高の山の冬に思いをはせながら、時間は短いのですが暖かい太陽のはいる2階の部屋で仕事もしています。
「君たちはどう生きるか」岩波文庫吉野源三郎著2017年12月15日第79刷 新聞広告に登場の本が手元にあったので1日で読みました。
《作品について》1937年7月に「日本少国民文庫」全16巻の最後の配本。1931年の満州事変以降、軍国主義が勢力を強めていた時期、第2次世界大戦の危険が暗雲のように世界を覆っていた時勢に、労働運動や社会運動が激しい弾圧を受け、自由な執筆も困難になっていた。が少年少女に訴える余地はまだある、人類の進歩についての信念をいまのうちに養っておかねばならない。せめてこの人だけは時勢の悪い影響から守りたいと思い立っての発行を山本有三さんは希望を次ぎの時代とかけたのでした。版を重ねたもの太平洋戦争が始まってからは、この本ですら刊行できなくなったということです。
昭和の初期の話なので貧しい生活をしている長屋の人達のことも、大邸宅に住んでいる人の話もあり粉ミルク(コペル君が飲んでいた)が手元にとどくまで
どれだけの人の手を経てきているかなどと思う場面もあり、いま出前授業でしていることと重なりあう部分があります。
ふと思ったのです。今の出前授業の大切さを。多くの生徒さんたちに伝えたい。世界にはその土地土地の気候や風土にあった服・食べ物・住まい・言葉・音楽など芸術や風習や伝統がある。似ていることもあれば違うこともある。みんな自分達の文化を誇りに思い、他の文化も尊重する。みんな一つの生命体地球に生きる人びと。争う理由はどこにあるのだろう?
南極大陸では以下のような南極条約がある。
・南極地域の平和的利用(軍事的利用の禁止)
・科学的調査の自由と国際協力
・南極地域における領土主権、請求権の凍結
・核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止…..
南極以外では争いのない日はない。人としての暮らしができないなど貧困の問題があり、その問題をなくさないことには平和な世界は遠い。人の尊厳が守られる世界に目をむけることが「いかに生きるか」につながっていくのではないかと思う。それゆえに伝えていきたい授業がなふたうんオリジナルの「チョコレートの来た道」という参加型のワークショップだ。
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のブログにはいままで出前授業をしてきた様子や、生徒さんたちの振り返りなどの感想が”学校関係”に記録されています。
今の暮らしがあたりまえでないこと、食べ物は感謝して食べること、絶対的貧困はのぞくものの貧しいということは私たちからみて悪いことばかりではない。むしろ私たちがモノにあふれ失ったものがそこにあることに自ら気が付く機会でもあります。
彼等の気づきに私はエネルギーをもらい、このワークショップをさらにどのように育てていくかを考えています。2時間といっても学校の授業は45分くらいなので実質1時間半で詰め込みすぎず、なおかつこのわたしたちの命が生かされた命であること、大海から1本の針を拾うほどの奇跡の命であることなど大切なことをも伝えていきたいと願っています。
年の暮れにたまたま手にした本「君たちはどう生きるか」時代は移り変わっても求めるものは同じです。125万部読み継がれるロングセラーという文言も帯にあります。
ちょっと救われた気持ちになります。多くの人が「いかに生きるか」を求めていることを…..。戦前の日本に戻ることのないことを願い、行動していくこと!このような本の発行が禁止される日本になってはならない!
2017年12月15日 瑞穂ヶ丘中学校の出前授業を終えてほっとしています。毎回授業の依頼が来ると勿論OK、嬉しいのですが近づくにつれて緊張する私がいます。だから今年の仕事をやり終えた思いがしてホットしています。来年1月は17日に100回目の授業が待っていますが…。
12月6日・8日・15日と三日間瑞穂ヶ丘中学校へ通いました。木立があり広い庭や池もある町中の学校とは思えない環境に恵まれた学校でした。しかも杉原千畝さん
https://ja.wikipedia.org/wiki/杉原千畝
杉原 千畝(すぎはら ちうね、1900年(明治33年)1月1日 – 1986年(昭和61年)7月31日)は日本の外交官。 第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して、大量のビザ(
初めの授業では貧困について派生図を書き込む作業のところで「死」を書き込みする生徒が数人いてちょっとびっくりしました。確かに貧困の行き着く先は「死」ですが、貧困から何を想像するかというのに初めから「死」と書き込む生徒もいて、命の大切さも伝えたいと思い二回目からは命の奇跡について少し話ました。
それは生命科学者の柳澤桂子さんの言葉で「命とは大海から一本の針を探すくらいの奇跡」という言葉が私のこころに残っていたからその話をしました。
「生きて死ぬ智慧」著者です。
この本は柳澤さんが生命科学者としての豊富な知識とご自身の長く辛く厳しい闘病生活の中で生きることの意味や人とは何かを模索する中で 般若心経に触れ、心で体得した事を「心訳」として現代的な解釈で書かれた作品です。読むとこころが落ち着く本でした。
生徒さんたちの感想は「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の
ピープルツリーも当初は児童労働の現実を伝えていましたが、会社が大きくなったからか方針の変更か….それらの情報を伝えることはなくなってきました。しかし世界にはまだ児童労働という過酷な労働のもとにいる子どもたちが1億5200万人います。(ILO2017年9月発表)
チョコの材料のカカオ農場でも奴隷のような働きをせざるを得ない子どもたちがいます。その現実を伝えるとともに、できるだけ農薬や化学肥料を使わないオーガニックな材料、遺伝子組み換えの心配のない乳化剤も不使用の、シンプルな材料と伝統的な作り方による本当の美味しさと、それにみあった対価でチョコレートを味わって頂きたいと願っています。
12月の集まりの多い季節のお土産に、プレゼントに、帰省のお土産にもコーヒー紅茶など他のフェアトレード産品と一緒にお届け頂けたらフェアトレードも一歩一歩ひろがってゆきます。
さてフェアトレード・チョコの本当の意味での美味しさ&HAPPYにつながる訳は…….
①練りにこだわる=カカオマス、ココアバター、砂糖を最大72時間練り続けることで、なめらかな味わいに。カカオ本来の純粋な味と香りが楽しめます。乳化剤不使用。
③フェアトレードの材料=ベースとなるカカオ、黒糖、粗糖は有機材料だけを使用。代替油脂などを不使用。※板チョコのホワイト・クリスピーとレーズン&カシューナッツは、有機栽培に移行しているものを使用。
美味しさだけでは無い、世界のみんなが幸せに暮らせるような願いが込められたチョコを、あの人、この人につたえよう~。
フェアトレード・ショップ風”s正文館店では今年も「スレイブ・フリー」キャンペーンを開催しています。買い物は投票!
チョコレートから世界を知るワークショップが、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)のオリジナルの参加型ワークショップ「チョコレートの来た道」*が学校や生涯学習センター、なごや環境大学などで開催してきましたが来年1月17日に100回目を迎えます。
「知る」→「想像する」→「考える」→「行動する」
チョコレートを選んで購入することにもつながります。
ピープルツリーのチョコ販売店 ご案内
*「チョコレートの来た道」
チョコレートの材料であるカカオの生産地と、チョコレートを食べる国を地図にシールで各5印して、その違いを話し合う。南北問題がそこに現れる。カカオ農場でおきている児童労働の問題から、そのもとになる「貧困」を連想し派生図を書きイメージマップをつくる。そしてそこから脱出方法を考えるも「貧困のサイクル」にぶちあたる。そこで一つの方法としてフェアトレードのことへとつなげて行く参加型のワークショップ。名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のブログの「学校関係」ではバザー出店の報告の他、学校で授業をしている様子や生徒たちの振り返りシートを紹介しています。
不登校がちだった子や、遅刻の多かった子がそうでなくなることも聞きました。また生徒たちは、これからは食べ物を感謝して頂くこと、自分の悩みは小さいと感じるなど子ども達は同年齢の子どもたちの「児童労働」という働き方があることに心を揺さぶられ、今ある生活が実はあたりまえでないことに気がつきます。今の生活を考え直すきっかけづくりになると思います。
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