2017年1月5日からフェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館(しょうぶんかん)店
12時より営業します。今年もよろしくお願いします。 お待ちしていま~~す!!
ぺんちゃんより
民間委託になり20年間お世話になったウィルあいちを昨年2016年3月に出なければならず、皆様にも大変ご心配をおかけしましたが、すぐ近く歩7分ほどの東片端(ひがしかたは)の交差点角にある老舗の正文館書店本店2Fへ移転することができました。突然のお願いに快く承諾して下さった正文館さん(2月にお願いにあがったわけで)のご好意、また本当に多くの皆様のアドバイスや応援が身に染みた一年でした。ありがとうございました。
お陰様で、2016年6月1日から21年目の新規スタートができ、9月~11月にかけては愛知県内の高校・大学20校近くの学園祭などのバザー出店にフェアトレードの産品をお貸しすることができました。
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の「学校関係」の9~10月のブログて紹介しています。
フェアトレードの産品を通じて、販売する学生さん自身も勉強することになり、また多くの方にフェアトレードを知って頂く機会がある学園祭のフェアトレード・ブース出店は、名古屋をフェアトレード・タウンに導いてきた大きな力となっていると思います。(名古屋は2015年9月19日にフェアトレード・タウンに認証されました。世界で1714番目土井個人確認情報)
早い学校では風”sオープンしてまもなくしてからのおつきあいが始まった、中部大学第一高等学校の石丸先生、今も先生方が引き続いて9月の学園祭にはフェアトレード出店をし、今年は日進市の12月の企画にもフェアトレード出店するという、受け継がれる学校のフェアトレード推進力が地域にも広がってきています。
これも1996年フェアトレード・ショップ風”sが20年も営業を続けてこられた皆様のおかげあってのことだと改めて感謝の気持ちが一杯です。一時、店の存続は移転先がほとんど決まっていたものの1月20日に突然キャンセルとなり、存続が困難と思った時に一番心配だったのは、学生さん達が出入りができる、フェアトレード・ブース出店の拠点となっていた店が無くなるということでした。が風”sのお客様のアドバイスで「正文館はどうですか?」にすぐに正文館の社長さんにお願いに上がったという経緯があります。
5月に開催した学生たちのフェアトレード活動報告のスピーチ大会も風”sの長年培ってきた学生さんたちとのつながりで12校50名の参加。(共催:名古屋市国際センター・名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会)2017年6月に開催予定。
8月には、ゆっころん念願のフェアトレード学校も愛知県国際交流協会(AIA)との共催で22名の参加で9日10日の2日間にわたり、講演・ワークショップ・ノクシカタの刺繍・チョコやカレー作り・DVD鑑賞など多彩な内容で開催。2017年8月もAIAにて開催予定です。会費は昨年は2日間で1500円。
昨年一年を振り返りながらの今年への思いは
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(略称なふたうん)」のオリジナル参加型ワークショップを小中高校へ出前授業でさらにすすめ、未来の消費者市民を育てること、それが名古屋を実のあるフェアトレード・タウンへの道へ続くことと思って「地味コツ」活動を続けていきます。今年はこのワークショップも100回は超えていることでしょう。
また同時に新しいことへのチャレンジとして、稲武にもフェアトレードの小さな拠点を…..
一昨年7月より毎週名古屋から2時間弱の稲武(豊田市)の帰農者住宅に通っています。自然のなかで暮らしたいという思いを少しずつ実現しています。思ってもみなかった楽しみは、窯で木をくべたり燃えるゴミを自家焼却、ススにまみれなからの湯沸かしや土鍋で炊くご飯づくりすること。時間はかかるけれど苦にならず、むしろ火を炊くのが楽しみな生活。周りや山々や木がつながるそんな風景に似合っている。考えてみれば子どものころ(生家は材木商)お竃さんのご飯をい食べていたし、五右衛門風呂の経験もあるので、その奥底の魂が喜んでいるのかもしれない。煙のたたない都会ぐらしもちょっと「へん」かなと思う。
4月には、古民家が借りられるかもしれない。そこで東区で3年近く営業していた夫の店の民家カフェ白壁もやい「風の家」を週末営業で再開しようと思っています。→稲武もやい「風の家」
稲武の「どんぐりの湯・どんぐりの道の駅」から車で長野方面5分のところ。開店までの準備は3~4ヶ月かかると思うけれど、夏にはロケーションのいい、ちょっと高台にある昔庄屋さんだった古民家で皆様と会えるかもしれないという夢にチャレンジ!
下の写真は、本物アデリアペンギン~以下南極の話~
南極へ行きたい~と願っていて、すごく緊張しながら2015 年1月アルゼンチンのさきっぽのウシュアイアでピースボートの3万トンの船から「ウシュウアイア号」3千トンに乗り変えた。あんなに揺れるとは思ってもみなかったドレイク海峡(荒れる海峡で有名らしい)を3泊4日(1日は一度引き返したので本当は2泊3日の航行)、木の葉のように揺られてたどり着いた南極半島。氷の世界。海面下の氷は緑にちかい色。太陽の光をうけた氷の塊は美しかった。
アデリアペンギンのいる半島にゴムボートで上陸した日は雪がちらついていた。ペンギンは卵を抱えたり、雛になったばかりの赤ちゃんを抱えていました。1月17日夕食の時、急に暗くなってローソクの光が私にちかづいてきた。ま!サプライズのバースデーケーキ、嬉しかった~~。
南極条約って知ってましたか?
私が嬉しかったのはこの南極条約を知ったこと。「な~んだ、できるじゃん!」って感じ。小さな規則は動物に5m以上近寄ってはいけない。と言ってもペンギンは近寄ってきます。
南極半島に上陸する時は消毒した靴で上陸。下船の時に、靴を洗う槽が置いてありそこを歩いてブラシをかけて下船、乗船する時も同じようにする。菌など持ち込まないようにする。2時間行程でトイレはない。
領土争いはない、軍事基地はない、共存する世界があるのです。地球の未来の縮図となるのが南極の条約です。でもオーストラリアが領土を主張しはじめているようなことも帰国後、新聞で見ましたが…
以下外務省のHPより
1 南極条約
- (1)1959年に日、米、英、仏、ソ連(当時)等12か国により採択され、1961年に発効。2016年2月現在、締約国数は53。
- (2)南極条約は南緯60度以南の地域に適用され、以下を主な内容とする。
- 南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
- 科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
- 南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
- 条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
- 南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)
- (3)我が国は、南極条約の原署名国であり、1960年8月4日に南極条約を締結して以来、南極条約協議国の一員としての責務を果たしている。