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生産者を訪ねる旅

【未公開分】2019年10月18日~22日沖縄カカオプロジェクト の カカオフレンズツアー報告 その2

②資本主義とフェアトレード

【10月21日】

反戦平和資料館「ヌチドゥタカラ(命こそ宝)の家」

伊江島(本部からフェリーで30分) 命どぅ宝の家は以前訪問したことはありましたが、その時は「日本のガンジー」と呼ばれた人阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんの反戦平和資料館を阿波根さんが亡くなられた数年後に訪問。著「命こそ宝」「米軍と農民」を読んだのは最近のことでした。戦争で伊江島でおきたこと、戦争がくり広げるむごいことが繰り広げられていた。(実は、日本が朝鮮や中国でしていたことでもあるのだけれど)彼の行動は、なみの人ではないことを痛感。

『命こそ宝―沖縄反戦の心』(岩波書店、1992年)

『米軍と農民 沖縄県伊江島』(岩波書店、1973年)

 阿波根 昌鴻(あはごん しょうこう、1901年3月3日 – 2002年3月21日)は、日本の平和運動家。日本のガンジーとも言われ、座って、肩より手を上げないという取り決めをして抗議交渉。戦後、アメリカ施政権下の沖縄の伊江島で米軍強制土地接収に反対する反基地運動を展開、沖縄本島では乞食行進をして伊江島での実情、農民にとって農地がなければ食べていけない、生きるために乞食(托鉢)を決意、乞食することは恥だが、そうさせるアメリカ軍はもっと恥と、アメリカ軍による土地強奪の不当性を訴える。

農民の苦悩に満ちた生き方と、知恵に富み高い道義に立った根気のいる長い必死の闘いがこの2冊に記録されている。自宅敷地内に反戦平和資料館「ヌチドゥタカラ(命こそ宝)の家」を自費で建設

命どぅ宝

阿波根昌鴻さん 「わびあいの里」

https://www.facebook.com/wabiainosato
http://wabiai.holy.jp/

謝花悦子さんと

はじめに、「何しているの?」という問いに「フェアトレードの店をしています」の答えに「フェアトレードって何?」と聞かれ、コーヒーやチョコのことを例にとり説明し、ネパリ・バザーロは28年、フェアトレード・ショップは24年と話をすると「いいことだね、出来ればいいね。だけではなく20年以上行動していることが素晴らしい。木だって大木になる。」

阿波垠さんも一人息子さんがみえたが、沖縄戦で戦死。謝花さんが養女となり50年寄り添うなかで今も阿波垠さんのメッセージを伝えている。

阿波垠さん『資本主義を替えることは無理、例え軍備が無くなっても闘いは終わらない。いかに平等に分配するかが重要。資本主義はお金さえあればだが、お金はいくらあっても無くなる。土は人間に還元してくれる。人間が生きるには土地が大事、何年使っても糧を与えてくれる。』と彼のメッセージを伝えながら

阿波垠さんに「生きている時に会わせたかった」と言ってくださった謝花さん。

これはフェアトレードの活動をしている人みんなへの言葉だと思いました。また20年以上続けてこられたのはそれを支えてくれる人々がみえてのことだけれど。

おもえば、体の不調で休むこともなく、生産者を訪ねる旅には10ヶ国でかけ、子どもらも成人してそれぞれの道を歩むことで安心して仕事を続けられたことに自分でもびっくりするくらい24年という月日の重さを実感した。夫や恵まれたスタッフなどすべて感謝しかない。

謝花さんに、フェアトレードに出会って心動かしたメッセーを頂いたのですが、実は今年と昨年と謝花さんに会い、カタログなど資料も送っていたネパリ・バザーロのいままでのつながりがあって、この日ガッチっと謝花さんの心に届いた日でもありました。

以下、ネパリ・バザーロの土屋春代さんのブログより転載

≪「命どぅ宝の家」@沖縄、伊江島 ≫

「基地を開放しても、闘いは終わらない。資本主義の中で、物が平等に分配されるまでは。」

「資本主義の根本を知り、その上で闘わなければならない」

2月の沖縄訪問の際、阿波根さんのずっと側にいらした謝花悦子さんからお話を伺い、衝撃的な言葉を聞くことができました。生前、常に阿波根さんが問い続けられていたことだそうです。

まさに、私たちの活動に重なるものだと思いました。戦略的、積極的非暴力であるフェアトレード。

日本のガンジーといわれる阿波根さんの魂受け継ぎ、そして無残に失われてしまった尊い命の声なき声を胸に刻んで、地道な活動を続けていこうと、改めて心に誓いました。

最後に、謝花さんからのメッセージです。
「これから生まれる子どもたちに、平和な社会を残すか、戦場を残すか。あなたたち、一人ひとりの肩にかかっています」

資料館では、暮らしと共にあった品々に手を触れて、先代の体温を感じ、言葉の一つひとつを心に刻みました。
(2018.2.11訪問)

まさに、フェアトレードは今の経済に抗う市民の運動それは以下のメッセージにもスイッチでき、私の心のなかでは今回の旅は、フェアトレード運動・実践を続けていくことを阿波垠さんや謝花さんにも後押しされた思いです。

高田・土井・土屋・謝花さん・高橋

以下は、今回一緒にカカオフレンズツアーに参加した高田洋子さんのメッセージです。

フェアトレードとイギリスの経済学者JSミル

2019年9月18日ユニオン学校にて たかだ洋子&土井ゆきこ

2019年10月18日~22日沖縄カカオプロジェクト の カカオフレンズツアー報告

③沖縄、福島を深く知ることで今の様々な問題がみえてくる

 

【10月21日】名護 ネクストステージ

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