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名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会記録

‘2010年「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」アーカイブ

2010/12’ カテゴリーのアーカイブ

ありがとう あいしている だいじょうぶ 

2010/12/31

今年一年お世話になりました。

ありがとう。 ありがとう。 ありがとう。 ありがとうがいっぱいです。

名古屋をフェアトレードタウンにするために、つむぎはじめた小さな物語がはじまって一年と半年。いろいろな出会いがありました。

フェアトレード・タウンの運動は、人と人をつないできました。世界と私たちの暮らす地域とつなぎます。「ありがとう」の言葉と一緒に。

もうじき始まる新しい年は、「ありがとう」がいっぱいの年になりますように。

おまじないのように「ありがとう あいしてる だいじょうぶ」唱えて・・・・山根麻以さんの「やさしいきもち」のフレーズです。

児童労働反対世界デーキャンペーン2010報告

2010/12/28

「児童労働をなくそう! 10万人署名」20万人に届き、目標を大きく達成! と報告書がとどきました。

児童労働ネットワークs

(特活)ACE内にある児童労働ネットワーク会員団体が20、キャンペーン賛同団体が16の連携で行われたこのキャンペーンの署名に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も参加して署名を送りました。

世界の子どもを児童労働から守るACEさんとのおつきあいは、2009年「チョコレートと児童労働」というテーマで白木朋子さんの講演を開催したことに始まります。

今年2010年も3回、講演&報告会を開催しました。

11月24日(水) 「ACE交流会 ガーナの子ども、スタッフと話してみよう!」  ウィルあいちにて

9歳からカカオ農園で働いていたオティ・ゴッドフレッド (ガーナ/16歳)君の話しを聞く機会を得て児童労働のことを歌った合唱団の子共達と一緒に交流もしjました。

4月16日(金) 「インドから届く コットン畑における児童労働の話」 ウィルあいちにて

ACEが2010年から現地のNGO、SPEEDと共に進めるプロジェクトについて経過を聞くとともに、4月中旬に帰国後の下記の報告会で現場の話を聞く事ができました。

3月2日(火) 「ガーナから届く、カカオ生産地における児童労働の現場の話」 ウィルあいちにて
2009年2月からガーナのカカオ産地で「スマイル・ガーナプロジェクト」を行っています。そのスマイル・ガーナプロジェクトの前進と課題の話。

来年の6月12日(日)の国際労働機関(ILO)が決めた「児童労働反対世界デー」にも参加してより多くの人に知ってもらい、行動を一人一人が起こし、世界中のこどもたちの笑顔でこの地球の青さを輝かせたい! 一緒に企画しませんか! 「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーになって一緒に企画しましょう! 連絡はhuzu■huzu.jp(■は@にかえて)

自分発→「未来」行き 2011年1月29日「チョコレートの来た道Ⅱ」

2010/12/27

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこが【C.フェアトレード】(企画:愛知県国際交流協会)
★「チョコレートの来た道Ⅱ」を案内します。是非、ご参加下さい!

2011年1月29日s

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自分発 ⇒「未来」行き

□■ あなたも地球のライフプランナー □■
■□ みんなで考えよう!地球の未来  ■□

国際理解教育セミナーin なごや 2011

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今、私たちは、“地球号”に乗って未来への道を進んでいます。そう、私たちと地球は運命共同体。これからの長い旅路、どんな道をどう進むかを決めるのは、私たち一人ひとりです。みんなで地球のライフプランを考えよう。

●日時:2011年1月29日(土)10:00~16:30
●会場:名古屋国際センター 別棟ホール
名古屋市中村区那古野1-47-1 TEL:052-581-5691
●内容:
◎全体会1 課題解決型からビジョン達成型へ!
様々な課題を抱える今の地球だけれど、世界の現状をしっかりと把握した上で、到達したい理想の未来の姿を一緒に描いてみましょう。平和で持続可能な地球の姿を具体的に描いてみると、そこへの道のりが見えてくる!?

◎旬の野菜を使った「健康弁当」でランチ交流会

◎分科会 地球の未来を、水、共生、フェアトレード、防災、平和の5つの切り口から、一つのコースを選んで考えてみよう。

【A.水】(企画:名古屋国際センター)
★「わたしと水とあなた」
なくてはならない。無しでは、誰も生きることはできない。限りある。循環している。いったい、水は誰のものなんだ?
なぜ、のどが渇いても水が飲めない人と、シャワーで出しっぱなしの水を使える人が同じ地球上にいるんだ?地球に暮らす1人として、ワークショップで一緒に水について考えてみようよ。関心がある人集まれ~。

【B.共生】(企画:JICA中部)
★「立場を変えたらどんな気持ち?」
ブラジルやフィリピンなどをはじめ日本でも外国人が多く住む私たちの地域。言葉や文化の違う国での暮らしってどんなだろう?疑似体験ゲームを通じて外国人の気持ちを体験してみよう!
異国の地モルディブ共和国で体育教師として2年間暮らした青年海外協力隊経験者と一緒に誰もが笑顔で暮らせる方法をみつけましょう!

【C.フェアトレード】(企画:愛知県国際交流協会)
★「チョコレートの来た道Ⅱ」
フェアトレードに取り組むことは「地球規模の地産地消」?
チョコレートなどを題材にして先進国の創り出した「構造的貧困」について、私たちにはどんなことができるのか一緒に考えてみませんか!
マイカップをお持ち下さい。フェアトレードのチョコと紅茶をお楽しみいただけます。

【D.防災】(企画:名古屋NGOセンター)
★「災害が起こると社会が変わる?被災地に学ぶいのちと暮らしを守る地域づくり」
災害大国の日本には、大地震や台風が社会のしくみを大きく変えてきた歴史があります。被災地における復興のまちづくりとボランティアの活動をみながら、今後30年以内に80%以上の確率で起こると言われる東海・東南海地震を控えるこの地域で、一人ひとりの命と暮らしを守る地域づくりはどうあるべきなのかを考えてみましょう。

【E.平和】(企画:NIED・国際理解教育センター)
★「The Peace みんなで創ろう平和のWA!」
「平和」ってなんでしょう?それはとっても遠い存在?難しいこと?平和とは人々の心の中にあるごく身近な存在ではないでしょうか?わたしがあなたの平和を創る。あなたがみんなの平和を創る。人と人、人と自然とをつなぐ「かけがえのないもの=平和」を伝え合う、そんな「ピースメッセンジャー」になりませんか?

◎全体会2 よりよい未来を築く知恵と力を私たち1人ひとりは持っている!
5つのテーマに分かれて、共に学び・考え・発見したことを共有しましょう。理想の未来に到達するために、役立つこと、大切なこと、わたしやあなたが取り組めることは何でしょう!?

●対象:小学校高学年以上ならどなたでも
●定員:80名(各コース定員15~20名程度)
●参加費:小・中・高校生は1,000円、大学生以上一般1,500円
※参加費にはお弁当代も含まれています。
はしと飲み物は各自ご持参ください。

●お申込み方法:
http://ow.ly/3q36X
※上記アドレスよりお申込いただくか、
郵送、電話、FAX、メールのいずれかにて、名古屋NGOセンターまでお申込下さい。
※お申込み受付は2011年1月22日(土)とさせていただきます。

*アレルギーなどの理由により、お弁当の持参を希望される方はその旨をお知らせ下さい。

●お問合せ先、お申し込み先
特定非営利活動法人 名古屋NGOセンター
※お電話の場合は、火~土曜日の13時から17時まで
〒453-0021 愛知県名古屋市中村区松原町1-24 COMBi本陣N206
TEL:052-483-6800  FAX:052-483-6801
メールアドレス: info@nangoc.org
URL: http://www.nangoc.org

●主催:国際理解教育セミナーinなごや実行委員会
(実行委員会構成団体:(財)愛知県国際交流協会、
独立行政法人 国際協力機構 中部国際センター(JICA中部)、
(財)名古屋国際センター、(特活)NIED・国際理解教育センター、
(特活)名古屋NGOセンター

●後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
※本セミナーは(財)東海テレビ国際基金の助成を受けています。

●内容詳細チラシはこちらをご覧下さい PDF:859KB

一年に一度のフェアトレード?!

2010/12/26

風”s(ふ~ず)という名前のフェアトレードの店を始めて15年。

このクリスマス時期に、お電話を頂いたり、お店に来てくださる、一年に一度のお客様が見えます。

もう十年近くにはなると思います。本当に嬉しいです。

一つは、豊川市の双葉幼児園。子どもたちへのクリスマスプレゼントをフェアトレードの産品から選んで園児達に贈ります。ジュート(麻)エンジェルやジュートでできた蜜蜂やテントウ虫のバッジ。かわいいです。

もう一つは、常滑からご家族などへのプレゼントなどを、まとめてフェアトレードで注文を頂きます。季節の便りのように、クリスマスに近づくころ電話を頂きます。本当に嬉しい便りです。

またこの時期の土日に顔を見せてくださる女性は、恩師に贈るコーヒーなどをフェアトレードで購入してくださいます。毎年、「あ~元気!」と一年に一度の再会に、フェアトレードへの思いを感じて嬉しくなります。

嬉しくなるフェアトレード、フェアトレードは美味しい! フェアトレードは気持ちいい! 年末年始などの手土産などにもフェアトレード産品を選ぶ人、増えていったら、嬉しくなる人が増えま~~す!

一人一人の思いにささえられています。フェアトレード!

2011年もフェアトレードの認知度がひろがり、人と人がつながる社会にむけて、フェアトレード・タウン運動を繰り広げていきます。あなたも参加されませんか? それぞれが出来ることを持ち寄り、みんなで支えあう「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」です。お気軽にご参加下さい。お問い合わせは huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

今日は、なふたうんの総会が開かれました。年末ぎりぎりの日程となり参加者は少なかったのですが、一区切りつきました。来年はフェアトレードのMAP作りに拍車がかかり、5月のフェアトレード月間にむかってプロジェクトが動きはじめます!

今年のちょっと変わった企画「地下鉄NGO」に参加したなふたうんメンバーのゆかさんが半年に渡るの研修を終えて、修了書を頂きました。愛知県下14のNGOが共同で地下鉄広告を出しました。他のNGOとのつながりを持ち、また人に伝えるにはどうしたらいいのかという具体的な内容を学び、社会のなかで心にカシャッと入いるキャッチコピーなどをワークショップを通じてうみだしました。10/11月と名古屋市の鶴舞線の車両に広告が掲示されました! 皆様はご覧になりましたでしょうか?

終了証書s

 

★又他団体との連携で2012年にオーガニックや有機農業に関心を持って頂くための映画祭を企画しています。春には実行委員を募集しますので、興味ありありの人は是非一緒にやっていきましょう! また5月にはプレ企画も思案中です。有機農業に興味ある方、勿論フェアトレードに興味ある方、映画が好きな方、一緒にやりませんか?

12月19日金山アスナルで「地球愛まつり」開催 

2010/12/20

地球愛まつりs

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も出店しました。

舞台で広げられるいくつかのパフォーマンスを楽しみながらの1日でした。「地球に感謝! ありがとう!」も

みんなで100回唱えました!

今年で2回目だそうです。金山駅から近いのですが、奥まっているので人の流れがあるわけではないので次回はもっと広報の広報の工夫があるといいなと思いました。アスナル出店s

12月19日 毎日新聞朝刊に 「巨大伝統刺しゅう登場」とノクシカタ展示が紹介されました。

2010/12/20

毎日12月19日s

バングラデシュ 女性たち制作 東区で展示

実に素晴らしい、文化を感じる展示です。26日15時まで展示。

12月18日(土) 講演 「ノクシカタ ~ベンガルの伝統と女性たち~」

2010/12/18

名古屋市東区 ウィルあいちにて、シャプラニールの内山智子さんの講演会は20名の参加で開催されました。3年と2ヵ月の駐在を終え帰国したばからりの内山智子さんは、日本は人が少ない!っという感じだそうです。

実際バングラデシュは、日本の4割程度の土地に、1億5千万以上の人が住んでいるからそうなのかもしれない。

フェアトレードに興味ある人、ノクシカタに興味ある人、シャプラニールの会員の人などいろいろな人が集まりました。

製品としてのノクシカタは見るものの、なかなか実際に派見る機会の内、生活のなかでつかわれ、大切に家に受け継げられたノクシカタを実際に手にとりながらお話を聞きました。

内山s

農村の女性たちに昔から伝わるノクシカタを作るだけでは生活は成り立たなくて、牛を飼う等他の手段もとりながら生活をしている。子どもが大きくなれば、首都ダッカの衣料品工場で働く家庭も多い。ちゃんとした工場は、学歴のある女性を雇う。指示書が読めなければならないからである。 環境があまり整っていない衣料工場の近くには、売春をさせる場所が近くにあり、農村から出てきて何らかの理由で工場で働けなくなった女工さんたちに、しのびより、お金を得る方法を話す。女性達はそこに身を置き、農村に住む家族には工場で働いていると嘘を言って、仕送りは続けているということです。貧しい国で犠牲になるのは女性たちです。

性産業で働いている女性たちが自立できるように、今シャプラニールでは石鹸を製品化しています。太陽油脂さんの協力を得ながら、質のよい、ナチュラルな石鹸が来春登場することでしょう! 是非皆さん、応援をお願いします!

1Fの展示室へ移動し、タペストリーの神話の説明を聞きながら鑑賞しました。2005年の地球博に展示するために、刺繍の上手な女性たち11人が70日かけて作ったという大タペストリー(4m*2.5m)です。バングラデシュの人なら誰でも知っているという神話に基づいた大タペストリーです。

アンケートより

*1階のタペストリーは圧巻でした。神話をモチーフにしたデザインもさることながら、11人もの女性が時間をかけて作られた事に感動しました。また、お話のなかで、バングラデシュの良さのなかで、ゆったりとした時間が流れ、自然、人とのつながり、文化というのが印象的でした。「途上国に学ぶ」大切な事だなぁと思いました。お話やパネルでのいきいきした女性達の様子は素敵でしたが、一方手工芸品だけでは生活を維持出来ないというのは、少しショックでした。フェアトレードは、すべての問題を解決できないという事実もあるのだなと思いました。でも決してマイナスではない。一つ一つ問題をクリアしながらフェアトレードがもっともっと広がっていったらいいなと思いました。自分も出来ることをすこしずつでも続けて行きたいと思います。(STさん)

★以下アンケートより

・今日は本当にありがとうございました。

バングラデシュのことはあまりよく知らなかったのですが、良い所、また今後の改善支援が必要な所がよくわかりました。フェアトレードの意義、課題は、今後は私自身も考え授業に取り入れ広めていこうと思います。

写真を見て印象に残ったことがあります。ノクシカタを作っている女性の笑顔。首都に働きに出ても職がない、労働に見合った給料がもらえないという厳しい環境ですがこの国の人々は明るく温かい人たちなんだろうなという印象をうけました。

自分にできることはまだ少ないですが授業を通していろんな人に広めていったり、フェアトレード商品を購入してみることから始めていきたいと思います。

・すごく為になりました。本当にありがとうございました。活動がんばってください。

・フェアトレード企画をやっています。前回の企画時にシャプラニール商品を活用させていただきました。企画時にどこからどのようにしてよいのか苦心しました。今回直接お話を聞く機会をいただき心強いものを感じました。次回は一人でも多くの人々に力巣欲自信を持って伝えることができるものと思います。

・バングラデシュの様子もわかり、機会もありましたらスタディツアーに参加したいです。

・シャプラニールはフェアトレードだけではないことにも始めて知りました。いつもカタログを隅から隅まで読んでいます。これからも楽しみにしています。生の声はいつ聞いても良いですね。ありがとうございました。

・ノクシカタについてお話が聞けて本当によかったです。また本物の、と言うとごへいがありますが、ノクシカタをじかに見ることが、手にすることができて幸いでした。

課題のところで、デザイン性や品質の向上についてふれられていましたが、ここが向上されると販売者としてもっと販売できます。せっかく仕入れても品質に問題があるものがあるとお返しすることもできず、次の仕入れを控えてしまうのが現実です。

・4、5年前にシャプラ(ニール)のスタツア(スタディツアー)に参加させていただきました。ノクシカタが好きなのですが、商品としての部分しか見ていなかった気がしました。思い出を残すもの、子、孫へ伝え受け継ぐもの、一針一針縫っている時間、ノクシカタの違う面を知ることができますます好きになりました。おくるみの実物に感動しました。N

・今日はありがとうございました。

刺しゅうにはひとつひとつ内にあるものがあるのですね。

フェアトレードの向こうにあるものをちゃんと伝えてくださることは大切ですよね。

・商品は見たことがあってもその団体の思いや活動まで実際に聞く機会がなかったので今回参加できてとても良かったです。ありがとうございました。

・以前からこの刺しゅうが好きで買っていましたがどんな人達がどんなところで作っているかとてもよくわかり、来てよかったです。大きな作品もすばらしく、ありがとうございました。

12月17日中日新聞朝刊に「ノクシカタ展示」の紹介

2010/12/17

12月26日まで開催(23日の祝日は休み、最終日は15時まで)

本当に素晴らしい刺繍です。万博の時展示の大タペストリー(4m*2.5m)が戻ってきました!
★ウィルあいち1F展示室にて「ノクシカタ」タペストリー展示会開催 《無料》

12月17日中日

巨大ノクシカタ「ベフラ・ロッキンダール」の内容は

 1.     どんなお話なのか  

神話。

●       「バショルゴール」という名でも知られている。

●       「結婚初夜に蛇にかまれて死んだ夫の遺体と供にイカダに乗って川を流れて行き、途中あらゆる人間の欲を祈りによって退け、最終的に祈りによって夫をよみがえらせることができた“ベフラ・ロッキンダール”(=③の女性)という女性の話です」

●       もともとヒンドゥー教徒も多く、ヒンドゥーの神話が民話として残っている。

●       11人で70日の製作日数がかかっている。

ベフラ・ロッキンダール図

① “ショウダガル”というシヴァ神を信仰する、商人で地主の男がいました。

● シヴァ神の娘で蛇の神の“モノシャ”が「自分にも祈るように、」といいましたがショウダガルは聞く耳を持ちませんでした。

② そこでモノシャはショウダガルの船を破壊しました。

● それでもショウダガルは祈ろうとはしませんでしたので、モノシャはショウダガルの息子の“ロッキンダール”を結婚初夜に蛇でかみ殺すことにしました。

③ 蛇が入ってこられないよう作った鉄の部屋=バショルゴールで初夜を過ごさせましたが、大工がモノシャを恐れて作った小さな穴から入ってきた蛇たちにロッキンダールはかみ殺されました。

④ ヒンドゥーの慣わしで、蛇にかまれて死んだ遺体はイカダに乗せて川に流しました。ロッキンダールの新妻“ベフラ”は自分も一緒に行きたいと申し出、夫の遺体と共に旅にでました。

● まず、醜い心の持ち主の老人が“ベフラ”を連れ去ろうとしましたが、祈りによって逃れました。

⑤     次にベフラの兄がベフラを女中にしようとしましたが、ベフラは旅を続けました。

⑥     ばくちによって全てを失った男に狙われましたが、ベフラはこの男の幸運を祈りました。

⑦     豊かな知識で皆に尊敬されていた男に会いました。ですがこの男もベフラには汚く迫ってきましたが祈りで逃げました。

⑧     ハゲワシがロッキンダールの遺体を食べようと来ましたが、ベ

フラは祈りによって退けました。

⑨~⑪ 人間のあらゆる欲を表した動物達に対面していきました。

⑫      ベフラはとうとう神の住む岸にたどり着きモノシャに会い、夫

の再生を祈りました。モノシャは願いを聞き入れベフラは踊りを捧げました。

● ベフラはこの旅でいろいろ学びましたが、夫も女性を強姦した過去があったことを後に知りました。

(夫も人間の欲の一つだったのです。)

*************************お知らせ************************
シャプラニールキャラバン隊 IN 名古屋
「ノクシカタ ~ベンガルの伝統と女性たち~」 内山駐在員の報告
母から娘へ綿々と受け継がれてきたノクシカタの文化と
女性たちの想いをお伝えすると同時に、収入向上を目的に
ノクシカタの生産に携わる生産者の様子、そしてフェア
トレードの活動が現地の女性たちに与える影響やその意義
について考えます
12月16~26日まで【日 時】 2010年12月18日(土)14:00~16:00
【会 場】 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)
【会 費】 500円(当日800円) 定員30名 要申込み
【申 込】  https://ssl.form-mailer.jp/fms/c11de5a6121890へ!
フェアトレードショップ風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
052-862-5557(月休み)  土井ゆきこ

【フェアトレード関係の書籍紹介】

2010/12/14

フェアトレードの店 風”s(ふ~ず)を始めた1990年後半は、フェアトレードの本は1冊くらいしかなかった。

翻訳ものでよくわからない内容であまり理解できなかった。ここ数年すごく本がでてきた。わかりやすいのも多い。難しいのもあるけど。「フェアトレードの冒険」は面白かった。オランダではじめてフェアトレード・ラベルを誕生させた若者二人の話。とっても大変な状況からラベルが生まれた事を知った。

最新は、今年8月21日に名古屋で講演した渡辺龍也さんの本「フェアトレード学」で、どこから読んでもよく、私は第11章のフェアトレードへの批判から読んだ。右からの批判と左からの批判、両方があり興味深く読みました。まだまだ知らない事ばかりなので、夏なら木陰で、冬ならひなたぼっこをしながら勉強したいところです。

・     フェアトレード学 新評論 渡辺龍也 著 3200円+税

フェアトレード学s

・     日本のフェアトレード 明石書店 長坂寿久編著 2300円+税

長坂寿久三さんも今年5月15日に名古屋へお招きして講演会を開催しました。なぜ日本ではフェアトレードがひろがらないのか?NPO・NGOの発達が遅いのかという話しに、明治政府の富国強兵策で、下々はお上の事を聞いていればいいとしてきたから、地球益という公共益のことを考える市民が育って来ていないためというような説明を受けて、なるほど、国の成り立ちが関係しているのだとわかりました。

日本のFTs

・     世界の日本のフェアトレード市場 明石書店 長坂寿久編著 2000円+税

・     チョコレートの真実 英治出版 キャロル・オフ著 北村陽子訳→これも、お勧め!

・     コーヒー危機 作られた貧困 オックスファムインターナショナル

村田武・日本フェアトレード委員会訳 1000円+税

・     フェアトレードの冒険 日経BP社 ニコ・ローツェン 1800円+税

フランツ・ヴァン・デル・ホフ著 永田千奈訳

・     スロービジネス ナマケモノブックス 中村隆市+辻信一著 1000円+税

・     わたし8歳 カカオ畑で働き続けて 合同出版 NGO=ACE 1300円+税

・     これでわかるフェアトレードハンドブック―世界を幸せにするしくみ 1600円+税

FLO, NEWS!, IFAT , EFTA 編集, 北澤 肯訳,

・     フェアトレード 格差を生まない経済システム 日本経済新聞出版社2200円+税

ジョセフ・スティグリッツ アンドリュー・チャールトン著 高遠裕子訳

・     おいしいコーヒーの経済論 太田出版 辻村英之著 1900円+税

・     コーヒー、カカオ、コメ、綿花、コショウの暗黒物語 林 昌宏訳 1600円+税

・     フェアトレード@Life 春秋社 藤原千尋著 1700円+税

・     BY Hand 幻冬社 サフィア・ミニー著 1600円+税

・     おしゃれなエコが世界を救う 日経BP社 サフィア・ミニー著 1500円+税

・     フェアトレード 倫理的な消費が世界を変える 2800円+税

アレックス・二コルズ シャーロット・オパル著 北澤 背訳

・     フェアトレードで買う50の理由 2200円+税

マイルズ・リトヴィーノフ  ジョン・メイドリー著 市橋秀夫訳

・     ハチはなぜ大量死したのか 文藝春秋刊 ローワン・ジェイコブセン著 中里京子訳

1905円+税

「NGO  と 私たちの暮らし」どのように、つながるの?

2010/12/13

NGOやNPO、「そんなの関係ないわ~」と思っている人も普通に暮らしは成り立っていきます。

社会益、地球益を国を超えて思い、活動をしているNPO/NGOの人々もいっぱい見えます。

思いはあっても、特に活動までは諸事情により出来ない人も見えることでしょう。

人の思いはいろんな段階を経て、視野が広がっていくのだと思います。まだ自分のことで精一杯、家庭のことで精一杯、会社のことで精一杯などで、日々が過ぎていきます。でも地球の未来を考える「時間」をつくりませんか?

地球の環境問題と貧困問題はつながっています。人が生きて行く上に必要な環境と人権(生きる尊厳)を整えるには、貧困問題の解決が必要です。その一つの方法としてフェアトレードがあります。作られた貧困のなかで生きている人々と共に考え、生きて行く方法を、地球の命のつながりのなかで考えてみませんか? 作られた貧困のもとは、先進国にあり、私たちの生活の中で根を下ろしています。知ることからはじめませんか?

1972年に設立された、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による 海外協力の会(シャプラニール)の活動報告を12月18日(土)に開催します。バングラデシュの独立戦争の時に関わった若者達の行動から始まったこのNPOの活動も、支援とはどんなことか(支援していたのに村人に襲われたこともあり)、困難にぶつかりながら学びながら今に至ります。長年の活動を支えてきたのは、「市民」のみなさんです。その「市民」をより増やしたい、そのことで足下の暮らしを見つめ直し、社会を変えていく力になっていくためのキャラバンです。名古屋に来ます! この機会に是非ご参加下さい。

12gatu 18日s

今回のテーマは

「母から娘へ綿々と受け継がれてきたノクシカタの文化と女性たちの想いをお伝えすると同時に、収入向上を目的にノクシカタの生産に携わる生産者の様子、そしてフェアトレードの活動が現地の女性たちに与える影響やその意義について考えます。」ということですが、順調!と言うことばかりではなさそうです。聞いてみなければわかりませんが…….。そこのところもしっかり聞いて、私たち「市民」が見守り、支える事が大切だと思います。政府とは関係なく地球益のために、私たちの代わりに活動しているNPOの報告を先ずは聞いてください。

展示会のお知らせ
・ノクシカタ生産者10人の女性たちの手に寄る  4m*2.5m  大刺繍タペストリー

他にも季節の風物をデザインした12カ月のうち2枚   生産者写真パネルやノクシカタの製作工程

【期間】12月16日~26日15時まで 無料

【場所】ウィルあいち1F 展示室 (名古屋市東区上竪杉町1)

Unicode

地球博のときに製作した巨大ノクシカタ

★講演会のお知らせ

シャプラニール キャラバン隊 IN 名古屋   「ノクシカタ ~ベンガルの伝統と女性たち~」
母から娘へ綿々と受け継がれてきたノクシカタの文化と女性たちの想いをお伝えすると同時に、収入向上を目的にノクシカタの生産に携わる生産者の様子、そしてフェアトレードの活動が現地の女性たちに与える影響やその意義について考えます。

【日 時】 2010年12月18日(土)14:00~16:00 ウィルあいち
【会 費】 500円(当日800円) 定員30名 要申込み
【申 込】  こちらへ!
      フェアトレードショップ風”s内 052-962-5557

2010/11’ カテゴリーのアーカイブ

映画 地球交響曲 第7番 2011年1月9日  ウィルあいちにて 上映!

2010/11/30

2011.1.9(日) 愛知県 ウィルあいち ウィルホール NPO法人日本ホリスティック医学協会中部支部 0586-46-1273 長谷部

龍村 仁さんのメッセージ HPより

球交響曲「第七番」は、母なる星GAIAからミクロのバクテリアまで、この世の全ての生命体が、その内部に秘めている生命の叡智・自然治癒力の、健やかな発現を願い、祈る作品にしたい、と考えています。

自然治癒力とは、ふだんから全ての生命体の中で働き続けていて、その複雑極まりない生命システム全体の統一と調和を整えている“目には見えない力”のことです。

時に、その生命体が命の危機に遭遇した時、それ迄の自分の生命システムを一気に変えて、その危機的状況下でも生き延びることのできる新しい生命システムに組み替えてゆく、神秘的な力も秘めています。ごく稀な例とはいえ、末期癌や不治の病から奇跡的に生還され、健やかに生き続け、穏やかに生を全うされた方々の話をお聞きになったことがあるでしょう。彼らは異口同音に言います。
「命の危機に遭遇した時、その苦しみを忌むべきこととは捉えず、かけがえのない試練と受け止め、感謝の想いすら持って、からだの内なる声にしたがって、今、自分にできることを精一杯やっていると、フト気が付くと死の淵から生還していた」というのです。

すなわち、危機的状況下で自然治癒力が、健やかな方向に発現するか否かのひとつの鍵は私たちの心のあり方にあったのです。
今、母なる星GAIAは悪性の肺炎に苦しんでいます。過激化する天候異変は、自らの力で病を癒そうとするGAIAの巨大な自然治癒力の現れです。そして、私達人類は、そのGAIAの心を荷う存在です。
「第七番」では「GAIAの自然治癒力」の健やかな発現を願って、GAIA本来の「心」とはなにか、その「心」に寄り添うために、私達人類は今、なにに気付き、なにを捨て、なにを取り戻すべきか、を問いたいと思います。

以上 龍村仁監督のメッセージでした。

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「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の母体、GAIAの会(がいあの会)は1996年5月に設立。1994年ごろに「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」の最初の(そのころは1番とは言わなかった)映画を見た影響を受けての名前をつけました。

「母なる星地球(ガイア)は、それ自体が一つの生命体であり、我々人類は、その大きな生命体の一部分として、他のすべての生命体と共に、、今、ここに生かされている」というコンセプトがGAIAの会のコンセプトでもあります。

自主上映のハシリであるこの映画を、ウィルあいちにて1997年3月に「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」1・2番上映、2001年1月20・21日「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」1・2・3番上映 しました。97年の時は800人を超える入場者、01年も名古屋では10数年ぶりの大雪の大変な日でしたが500人以上のかたがみえました。映画を見た人が、他の人に「見て!」と伝えて行く不思議な映画でした。風のたより36号

GAIA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」7番にむけての監督のメッセージで、この映画に登場する

アンドルー・ワイル博士は『物質的には常に生々流転を繰り返し、一刻一瞬たりとも同じ状態に止まっていない生命システムの「統一と調和」を整えようとする目に見えない力、この力のことをワイル博士は「自発的治癒力」と呼んだ』と語っています。

青山学院大学教授福岡伸一さんは、分子生物学の視点から「動的平衡」という表現をしています。

『・・・・分子や原子はすごい速度で食べた物の分子と入れ替わります。消化管や口の中の細胞は2,3日で、筋肉は2週間くらい、血液の細胞は数ヶ月です。

ところが「私は私」であり続けるのはなぜか。それは構成する要素は絶え間なく消長、交換、変化しているけれども、粒子のひとつひとつの関係が互いに律し合い、助け合いながら平衡状態が保たれているからです。それが生命体であり「動的平衡」というわけです。

私たちは生きながらにして、食べ物を食べることで自分の体を入れ替え、自分を先ほどまで構成していた分子を環境中に放出します。その粒子は環境にひろがり、ある物は葉っぱに吸い込まれある物は海の藻くずになり、それらが巡り巡ってミミズになり、鍾乳洞の一部となりというふうにグルグルまわっている。生命というのはそういう意味ですべてのものがつながって生きている「ともいき」なのです』 中日新聞10月 「法然共生(ともいき)フォーラムの報告記事より

★風”sで、「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」7番のチケット扱っています。前売り800円

★★★★★風”sは2010年12月27日~2011年1月4日まで休みです★★★★★よろしくお願いします★★★★★

貿易の実情~先進国のコットン生産者への補助金制度~

2010/11/30

Fairtrade Label News!2010年11月30日より

トピックス ~先進国のコットン生産者への補助金制度~
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世界で最も利用されている天然繊維であるコットン。その世界貿易の裏には、先進国による自国のコットン
生産者への多額の補助金がもたらす歪んだ構造があることは、フェアトレードに関心のある方々であればす
でに存じでしょう。今月、イギリスのフェアトレード財団(FLJと同様、FLOの構成メンバーとしてイギリスでのフ
ェアトレード認証ラベル推進を担う組織)から、その補助金の実態に関するレポートが発表されました。

現在、国際市場においてコットンは1ポンド(約454g)あたり1.62 USドルで取引されていますが、その価格を上
回る1ポンド2.51 USドルもの補助金が、EUからヨーロッパのコットン生産者に提供されているというのです。大
規模なコットン生産国であるアメリカでは、自国のコットン生産者およそ25,000人に対し244億5千万USドルもの
補助金が拠出されています。こうした先進国の多額の補助金制度により世界のコットン価格は低く抑えられ、
この40年でコットンの価値は半分近く下落したと言われています。途上国のコットン生産者は、利益どころか生
産コストすらまかなえない状況に陥っています。

西アフリカのベナン、ブルキナファソ、チャド、そしてマリでは、およそ1,000万の人たちがコットン生産から生計を
立てているほど、コットンは重要な収入源となっています。これらの国々はいまだ最貧国から抜け出せず、経済
的に厳しい状況に追いやられたままです。

途上国の貧困を悪化させるこうした先進国の補助金制度を無くそうと、フェアトレード財団では現在、イギリス政
府およびEUへの働きかけを進めています。個人としてもメッセージを送ってアクションに参加することもできます
ので、下記リンクでチェックしてみてください。

フェアトレード財団の英文レポートはこちら
http://www.fairtrade.org.uk/includes/documents/cm_docs/2010/t/the_great_cotton_stitch_up.pdf

フェアトレード財団のキャンペーン(英文)
http://www.fairtrade.org.uk/products/cotton/take_action.aspx

経済の本当の意味って!? CSRって? 近江商人の家訓とは?

2010/11/29

「経済とは?」

経済という語は中国の古い本にでてくる「経済済民(けいざいさいみん)」を略したもので「世を治め(経世)、民を助ける(済民)」という意味。江戸時代の哲学者三浦梅園(1723~89)は本当の「経済」に対し、富を得るだけの商売を”乾没(かんぼつ)”と表した。-3月20日、11月6日に名古屋にみえた中村隆市さんの資料よりCSRってごぞんじですか?

ユニクロの社長が、ヨーロッパでインタビューされるとき、聞かれるのが「あなたの会社はどんなCSRをしていますか?」ですって!だからバングラデシュで、グラミンバンクと組む策を講じたのでしょうね。本物になって行くことを期待しましょう!

CSRは大切な、欠かせない企業の戦略の一つですね。

さて「CSRとは?」

企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん / 英記:CSR: Corporate Social Responsibility)とは、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすることを指す。

企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされる。持続可能な社会を目指すためには、企業の意思決定を判断する利害関係者側である消費者の社会的責任 (CSR: Consumer Social Responsibility) 、市民の社会的責任 (CSR: Citizen Social Responsibility) が必要不可欠となるといわれる。

国際標準化機構 (ISO) では、対象が企業 (Corporate) に限らないという見地から、社会的責任 (SR: Social Responsibility) の呼称で国際規格の策定作業が続けられている。

「近江商人の家訓 とは?」
「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)  ーウィキペディアより

フェアトレードとは、まさにこれらを満たすと思い、ます! 企業でのCSRの一つとして、手始めにフェアトレードを売店や食堂に導入して頂きたいですね! 是非あなたの会社に提案してみてください!

「なふたうん ワンコイン・セミナー」開始! 12月12日(日)AM9時半~12時

2010/11/28

蜜蜂2s

日常どなたも忙しいのですが、芸術家の人たちが現実の一部を切り取って私たちに見せてくれるDVD作品などをご一緒に鑑賞しながら、学びあい、世代を超えて交流することで生きる力をお互いに育みませんか?

暗い道に明かりを灯すように、ワンコインセミナーが私たちの生きる道を照らして欲しいと願って、学習会を始めたいと思います。4週間から6週間に一回くらいのペースで、週末の午前中に企画したいと思います。

第一回のワンコインセミナーは、12月12日(日曜日)午前中 9時半から場所はウイルあいちの二階あいちNPO交流プラザのガラス張りの部屋。

マイカップお持ち下さい。会員対象ですが、当日会員になってくださっ   てもOKです。ご一緒に勉強していきましょう。先ずは知ることからはじめましょう。お勧めのドキュメンタリーをご紹介します。

DVDは「ダーウィンの悪夢」                         「なふたうん」のシンボルマーク 蜜蜂Bee君

何も知らず、食べたり、着たりしている私たちですが、今回は白身魚のフライの材料を見ます。

【会費】 500円(フェアトレードのお茶とお菓子つき)★マイカップご持参ください

【申込み】 huzu■huzu(■は@にかえて) 052-962-5557

フェアトレード・ショップ 風”s内 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ

森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」の連続講座、本日打ち上げ!

2010/11/27

5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」の上映に始まり、3回の連続講座、2回の公開講座、10月23/24日の学びの発表の場、ワールドコラボフェスタを経て森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」連続講座 フェアトレード体感は、今日に至りました。
~変化の風を起こそう~は、 以下の企画内容でした。
 ・7月10日・7月31日・9月25日・11月27日はワークショップ
・8月21日(「フェアトレード学」著者の渡辺龍也先生の講演)
・10月23/24日(栄でワールド・コラボ・フェスタ9万人の参加)
・11月6日(メキシコからトセパン組合のレオナルドさん来名) 愛知県国際交流協会にて開催。
     コーヒーから変化の風を起こそう!
学ぶだけでは世の中は動かない!
ワークショップで考え行動しませんか! と呼びかけました。
本日は、今までの振り返りと、フェアトレードを皆さんに伝えるための冊子作成についての談などをしました。はじめにちょっと面白いインタビューゲームもしました。(平井雷太さん考案)
インタビューゲームs
         インタビューゲームの様子
公開講座から始めたフェアトレードの意識を調査するアンケートも800近く集まり、今後冊子発行までに1000人にして調査結果を発表します!

 みなさんの充実した顔! いいですね~。
 カテゴリー: イベント報告 | 森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」の連続講座、本日打ち上げ! はコメントを受け付けていません

ドイツ ボンにて開催の 第4回 国際フェアトレード・タウン会議 報告 東京経済大学 渡辺龍也先生より

2010/11/25

去る8月21日、「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」と、名古屋ではじめて講演をしていただいた、東京経済大学・渡辺龍也先生のドイツ・ボンでの報告がありましたのでご紹介します。

世界中でフェアトレード・タウンの動きがあることに、各地で増殖中情報にわくわくしますね! 同じ思いの人々がいることを想像するだけでハッピーな気持ちになってきます。つながる気持ち大切に行きたいです!

渡辺龍也先生s

 

 

 

 

 

 

 

 

8月21日 愛知県国際交流協会にて講演の『フェアトレード学』著者の渡辺龍也先生

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第4回 国際フェアトレード・タウン会議 概要

(文責:渡辺龍也)

日時:2010年11月5日-7日(うち、11月7日は各国コーディネーター会議)
場所:ドイツ・ボン(ユースホステル)
参加:17カ国81人(英、仏、独、蘭、西、墺、アイルランド、ベルギー、スウェーデン、デンマーク、米、豪
+ スイス、ルクセンブルグ、ポーランド、チェコ、日本)← 下段はFTTがない国

議事:11月5日(金)
11:15~ 全体会(FTTキャンペーンの現状)
-現在19カ国に900のFTタウン(イギリス500超+その他の国393)
-東欧でもキャンペーン開始(ポーランドは2009、チェコとハンガリーは2011から)
-2010年11月からEUの綿花政策を変えるキャンペーン開始
14:00~ ワークショップ
1.南北協力(途上国の町村との相互訪問、姉妹関係作り)
2.ベスト・プラクティス(キャンペーン用の広報物等を持ち寄っただけ)
3.ネットの活用法(Twitter, Facebook, ネットショッピング)
18:00~ ボン市のフェアトレード・シティ宣言

11月6日(土)
09:30~ ワークショップ(各基準について小グループで意見交換)
13:00~ 全体会(対EUアドボカシー等)
-EUの共通農業政策(CAP)改革に綿花補助金の廃止を盛り込ませる
-欧州各国政府にFT綿花を調達させる運動(2011年から3カ年プロジェクト)
-100万人の署名を集めるとECが欧州理事会と欧州議会にその案件を提案する義務を負う、という規定を活用する道がある
-ベルギーやオランダでコーヒー焙煎会社がFT調達の違法性を提訴
入札文書の表現がFT限定で差別的であるため敗訴する可能性が十分ある
← 表現の問題であり、FT調達が不可能になるわけではない
14:00~ 小グループ討論
-今回の会議で得た有益な情報/自国で活用して見たい情報
-他国に自慢できる活動
-2011年の次回会議で取り上げるべきテーマ
16:00~ 全体会(まとめ)
-小グループ討論の報告
-第5回国際FTT会議について
2011年11月スウェーデン・マルモ市で開催(テーマはまだ未定)

 11月7日(日)
10:00~ 各国コーディネーター会議
14:00  -1000番目のFTタウン誕生に向けて
-ガースタングに「国際フェアトレード来訪センター」を開設する提案
コメント
・いずれの全体会/ワークショップ/小グループ討論もブレーン・ストーミング中心で、基本的に情報交換の場だった
・国際FTタウン運動の共通ビジョン文書を取りまとめ、来年の国際会議で採択することになった
・FTタウンが共同でアドボカシーを行っていく方向性が確認された
・南北協力ないし南北リンク(直接的な関係作り)への関心が比較的高かった
-姉妹都市関係(先進国間でも)
-南の生産現場へのフェアトレード・ツアーの実施
-消費者への生産者の情報の提供(現場の映像をリアルタイムでホームページに流す等)
-地場産業が原料を直接仕入れてFT産品作り
-南北ではないが、ドイツ-フランス-ルクセンブルグをまたぐFTゾーンの構想がある
・一度認証されたタウンの活動を持続していくための方策にも関心が集まった

1000番目のFTタウン祝賀計画について
・現在のペースで行くと、1000番目が誕生するのは来年4月頃の見込み
・少なくとも各大陸から1都市の参加を得る(欧州などでは数都市もありえる)
・祝賀当日は、早くその日を迎えた順に1000番目を宣言して祝う(世界同時ではなく)
→ ニュージーランドが最初、次いで日本/オーストラリア、アフリカ、欧州、南米、北米というように
・各都市が1000字のメッセージを発し、次の都市に渡していく(最終的には10前後のメッセージが集まる)
・全体としての統一メッセージもまとめる
-宛先は今後詰める(G8、G20、WTOなどが候補)
-メッセージは政治的になり過ぎないようにする
-統一メッセージの起草グループを設ける(各大陸から1名:アジアからは渡辺)
・FTタウンの人口を総計して、何百(千?)万人の人々がフェアトレードを支持しているかを示す

オティ・ゴッドフレッド (ガーナ/16歳)君のメッセージ

2010/11/24

オディs

11月24日「 ACE交流会 ガーナの子ども、スタッフと話してみよう!」より

オティ・ゴッドフレッド君は、ACEのスマイルプロジェクトにより学校へ通えるようになりました。7歳で父親を亡くし、9歳でカカオ農園に入りました。朝は5時から農園で働きました。

(ACEを応援しているフェアトレード・ショップ風”sでも、テントウ虫チョコや、オーガニックコットンハンカチを取り扱っています)

ものすごく大変な仕事をする小さな手                  オティ・ゴッドフレッド

 

それは家族経営のカカオ農園の手伝いから始まった

家族の面倒をみなければならない母のために

ぼくはカカオ農園で仕事をするようになった

カカオ農園でものすごく大変な仕事をする小さな手

どうして子どもが苦しまなければいけないの?

どうして子どもはカカオ農園で働き手として働かなければならないの?

なぜ毎日こんなことをしなくちゃいけないの?

夜明けから日暮れまで、この小さな手で

こんな毎日にうんざいりだ

カカオ農園の児童労働をやめさせろ

あの人たちは、ぼくたちの気持ちがわからないようだ

子どもたちは子どもとして見られていないみたいだ

子どもたちは、言葉で表現する以上に、心で苦しんでいる

こんなことさせるあの人たちは

さいばんにかけられるべきだ

こんなまいにちにうんざりしている

毎日味わう痛み、疲れ、苦しみ

でも誰が、ぼくたちの言うことを聞いてくれる? 誰が心配してくれる?

ぼくたちの声は、届いていないのだろうか?

児童労働をやめさせろ

 

切り傷、アザ、足の疲れが治ることなどない

毎日やっているのだから

あの人たちは、ぼくたいの気持ちがわかると口ではいうが、本当はわかっていない

誰も僕たちの言うことに耳を貸してくれない

こんな毎日にうんざりだ

児童労働をやめさせろ

 

涙を流し痛みに苦しむのはぼくたち、でも金を手に刷るのはあの人たち

ぼくたちには、やさしさも、ベッドも与えられない

助けが必要だ、ものすごい大変な仕事をするちいさな手

 

お願いだから誰か助けて

ぼくたちの尊厳を取り戻すのを助けて

僕たちの権利を守るのを助けて

学校に行って教育を受ける権利

どうか勇気をだして発言して欲しい

どうか勇気を出して助けを求めているひとたちを助けて欲しい

声がかき消されてしまっている人たちを

泣いて苦しんで息ができなくなっている

こんな毎日に運座入りしている

児童労働をやめさせろ

僕たちは、ものすごく大変な仕事をしている、小さな手だ

ありがとう

Godfred Oti 作 (仮訳)

合唱団s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合唱団2s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流s

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団の子どもたちと交流

〆切ました。「ACE交流会 ガーナの子ども、スタッフと話してみよう!」

2010/11/22

11月24日の「ACE交流会 ガーナの子ども、スタッフと話してみよう!」は定員になり締め切らせて頂きました。

ACE(エース)は、世界の子どもを児童労働から守るNGOです。世界107カ国で行われた「児童労働に反対するグローバルマーチ」をきっかけに、1997年に学生5人が設立しました。
 設立から13年、これまでに418人の子どもたちを児童労働から救い、5,387人の子どもの教育を支援してきました。
そして2010年、ACEはNPO法人となってから5周年を迎え、認定NPO法人の認証を得ることができました。
これを記念して、ACEが支援するインドとガーナから子どもと現地スタッフを迎え、5周年事業を行います。

いよいよガーナからのゲスト:オティ・ゴッドフレッド(15歳、中学2年生)さんと、 ナナ・ブレポン(スマイル・ガーナプロジェクト コーディネーター)さんが来日します。

東京のあと、23日大阪でシンポジウムを終え、24日朝に三重県伊勢市の五十鈴中学校に移動。昼から学校に参加し、給食や授業の体験、
子どもたちとの交流をします。15時過ぎには中学校を出て、17時過ぎには名古屋に到着します。

「なごやチョコ物語」 第2回 チョコパッケージ募集! 12月12日まで

2010/11/20

昨年に引き続いて、今年も募集します! 昨年は「チョコレートの来た道」のワークショップを受講した千成小学校(中村区)の生徒さん約70名が応募してくださいました。来年のバレンタインに向けて、フェアトレードショップ風”sでは、名古屋バージョンのチョコパッケージをつけてフェアトレードのチョコレートを販売するにあたって、帯デザイン(8センチ*6センチ横型)を募集しています。どうぞ応募してくださいね。 お問い合わせは 052-962-5557 huzu■huzu.jp(■は@にかえて)土井ゆきこまで

あなたも★フェアトレードのメッセンジャー★として、名古屋バージョン・チョコパッケージのバレンタイン・プレゼントを広めてください。おいしさと、知ることはとても大切。そして行動することがさらに大切と思います。それは、ただ友達に話す事だけでも「行動=私にできること」OK!

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」が小さく始めた物語は、一人一人の思いで綴られ、ゆっくり育っていきます。この物語をあなたも一緒に作っていきませんか?

★お知らせ

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ACE交流会 ガーナの子ども、スタッフと話してみよう!

~カカオ生産地の児童労働と村人たちの取り組みについて~
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絵

 

 

 

 

 

 

 

 

ACE HPより

世界の子どもを児童労働から守るNGO、ACE(エース)は世界107カ国で行われた「児童労働に反対するグローバルマーチ」を
きっかけに、1997年に学生5人が設立しました。

設立から13年、これまでに418人の子どもたちを児童労働から救い、5,387人の子どもの教育を支援童労働に反対するグローバルマーチ」をきっかけに、1997年に学生5人が設立しました。

そして2010年、ACEはNPO法人となってから5周年を迎え、認定NPO法人の認証を得ることができました。

これを記念して、ACEが支援するインドとガーナから子どもと現地スタッフを迎え、5周年事業を行います。

今回は、名古屋地域でACEの活動を応援してくださっている方々とガーナから来日する子どもと現地スタッフとの交流の時間を
持ちたいと思い、交流会を企画しました。

ACEがガーナで行っている「スマイル・ガーナプロジェクト」によって、村の児童労働がどのように改善されてきたかなど
子どもと現地スタッフと直接お話しができるチャンスです。

当日は、愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団によるチョコレートや児童労働の歌の発表もあります。

ぜひご参加ください!

日 時:2010年11月24日(水)18:30~20:30(受付開始:18:15)
会 場:ウィルあいち 音楽スタジオ&料理スタジオ
参加費:1000円(軽食代込)当日1500円
定 員:40名(要申込)
来日ゲスト:オティ・ゴッドフレッド(15歳、中学2年生)
ナナ・ブレポン(スマイル・ガーナプロジェクト コーディネーター)

ファシリテーター:白木朋子(ACE 事務局長) http://acejapan.org

【申 込】こちらからどうぞ!      フェアトレードショップ風”s内 土井ゆきこ
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会  http://www.nagoya-fairtrade.net/
http://www.huzu.jp/

栄でフェアトレード・チョコ買えます! 名古屋YWCA

2010/11/19

YWCAは・・・
100以上の国々にいる約2500万人の女性たちが力を合わせて、社会のすべてのレベルに女性が参画することによって、社会的正義を実現するために働く、国際的な会員運動体です。距離、言語、文化の壁を越えて、正義が伴っている平和、持続可能な開発、すべての人の人権環境保全のためにYWCAの会員がともに活動しています。
YWCAは、社会的に行動する際の土台としてキリスト教を基盤としており、働くとき、また活動をふりかえるときの指針を示されています。

YWCAは
イエス・キリストの生き方に学びつつ、すべての人々と共に生きる世界を目指します
・地球的な視野で、世界の仲間と協力して働きます
・「女性」の視点で、すべてのいのちを脅かすものとたたかいます
・若い女性のリーダーシップを育てます
・自分を変え、社会を変える力となります
・出会いを通して、希望を分かち合い、一人ひとりの夢を実現します  以上HPより

YWCA1S

YWCA2s

 

 

 

 

 

 

 

財団法人 名古屋キリスト教女子青年会 (名古屋YWCA)
〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3
TEL 052-961-7707 FAX 052-961-7719
e-mail:office@nagoya-ywca.or.jp

2010/10’ カテゴリーのアーカイブ

11月6日(土)メキシコのアグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー生産者組合の人が来名!

2010/10/31

メキシコ合衆国の首都メキシコ・シティからさらに車で6時間のプエブラ州クエツァラン市、手塚治虫の「火の鳥」のモデルにもなった世界一美しい鳥ケツァールに由来し、美しいケツァール鳥と共に」という意味をもつ市です。

このたび、そんな素敵な市に拠点を置く、トセパン・ティタタニシケ共同組合の有機農業指導員であり、トセパンの運営評議会メンバーのレオナルド・ドゥランさんをお招きすることができました。

 

2007年10月 トセパンカリ(トセパン組合の環境教育のための宿舎)に到着。ナワット族の女性達がお香を炊いて歓迎

2迎え

アグロフォレストリーはどんな農法なのか?

組合ができるまでの農民の人たちの暮らしはどうだったのか?

フェアトレードが地域にどんな変化をもたらしたのか?

組合が目指す社会とは?

消費者の私たちへ伝えたいメッセージは?

などレオナルド・ドゥランさんに聞いてみましょう!

 他にも、地球規模で考えているコーヒーの生産、陸の孤島と言われる所でのエコな暮らし方、お金はみんなのものという考え方のトセパン・トミンという名の銀行や環境プログラムの展開、より貧しい先住の人たちへの支援、ナワット族の文化を守りながら世界にも目をむけ、次世代へ引き継ぐ取り組みなど、お聞きしたいことは山ほどです。

                  トセパン組合のコーヒーの生産者さんたち
14最後の会議日・農民の人s
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シンポジウム「森を育てるフェアトレード」森林破壊をしない農法でコーヒーを育てるメキシコのトセパン協同組合の 有機農業指導員であり、トセパンの運営評議会メンバーによる環境とフェアトレードについての講演。地球と未来のため自分たちに何ができるかを考ます。

主催:愛知県国際交流協会・GAIAの会

日時:11月6日(土)14:00~17:30

場所:あいち国際プラザ(地下鉄名城線「市役所」)

参加費:無料、要予約 ★ マイカップご持参下さいね!

定員:100名

申込方法:氏名、所属、電話番号、メールアドレスを記入の上、メールにて申込む。

申込み・問合せ先:同協会 TEL052-961-7904 koryu■aia.pref.aichi.jp(■は@にかえて)

  レオナルドさんは3年前土井が尋ねた時はモンテッソーリの理念を取り入れた幼稚園を組合員に提供し、自らもパパとしてその幼児教育に参加をしていました。魅力的な方でした。ウィンドファームの中村隆市さんとのトークも楽しみですね。

10月最後の日曜日は、聖霊中学高校・愛知淑徳大学・中京大学でバザー開催

2010/10/31

瀬戸市にある聖霊中高等学校でのバザーに参加してきました。今月最後の出店でした。天候が思わしくなくて、体育館で開催。フリーマーケットの中ではフェアトレードはなかなか苦戦するはずでしたが、意識のある人もみえてチョコを中心に購入して頂けました。10月23/24日のワールドコラボフェスタでお渡しした「私たちにできること」のパンフレットをサイドPR紙として利用し広報しました。

聖霊中高s

体育館の中では、エレキ演奏あり、踊りありで居ながらにして楽しめました。がやはり気になるのは音量のとてつもない大きさです。以前友達の息子さんが出るというので、ライブを聴きに言ったハウスでは、度が過ぎた音量に閉口しました。大分なれましたが不思議ですね。なぜあそこまで大きくするのか?

10月30/31日と愛知淑徳大学や中京大学でもバザーがあり、フェアトレードの店が学生さん達の手に寄り開かれました。報告を聞くのが楽しみです。

出店をするということは、生きた勉強になると思います。フェアトレードのことを理解し、伝えなければならない。そして手にして買ってもらうには、どのように説明するのか? これもまたコミュニケーションの力が必要です。実際にお金をもらって売り上げた達成感もいい経験だと思います。質問されればもっといい勉強になります。

名古屋中の高校、大学の学園祭に是非、「フェアトレード・コーナー」を! ウィルあいちの「風”s」が相談承ります。早くから計画をすればするほど、結果は楽しいものになるでしょう! いろいろな人とのつながりの喜びも得られると思います。雑貨や美味しいものを通じて、世界のことを語り合うバザーって楽しいと思いませんか? コーヒーショップが運営できたらもっと素敵ですね!

★バザーの前に、フェアトレードのワークショップに参加してみませんか!8人~15人、参加費一人500円

ファシリテーターは、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーです。

チャレンジ! お待ちしています。

2010年10月28日 名古屋市立山田高校にて講演

2010/10/28

3年生6クラス233名の方に「フェアトレード つながる命」の話をする機会を得ました。

伝えたかった事は、空間・時間によって命がつながっていること。奇跡のように生まれた命、大海から1本の針を探すようなものだと、柳沢桂子さんは言ってみえた。その命の大切は、受け継がれて今私たちがあり、その命が地球という星のなかでバランスをとって生かされている命の一つであること。

私たちの暮らしが、世界とつながり、買い物という選択で世界をかえることも可能だということ。フェアトレードのことを伝えたいとこの日に臨みました。

広い体育館、折しも冬に入りかけんとしている急転直下のここ2日、「寒いですから~」と連絡を頂き、私も、ちょっと深い秋装備ででかけました。華やかにグァテマラの民族衣装を着ました。美しい、そして本当に手の込んだ刺繍には手にするたびに、女性たちの感性の素晴らしさに感心をします。

山田2s

さて今回も「眠らせない!」対策をとりながらの内容にしました。
「フェアトレード」のこと知っていますか? の質問にはほとんどの生徒さんは知りませんでした。俄然、気力が沸いて来る私でした。230余の知らない人に伝える事が出来るからです。
またフェアトレードに関係する「環境問題」も聞いてみましたが、思ったより環境問題のことを心配していて、何とかしなければと思っている人が多いようでした。

最後に、ふりかえりシートに記入してもらいましたが、授業の延長のようにメモってありました。
・ チョコがココアと砂糖から作られているとは思わなかった! という新鮮な驚きから
・ 一度も眠りませんでした! と言う報告
・ これを機に、もっと調べたいと思った
・ チョコ食べたかった!
・ こんなにチョコレートが奥深いとは思わなかった
・ 寒い中、楽しく話が聞けて・・と感謝頂いたり
・ 日本が豊かだとの再認識
・ 世界には大変な国があるという驚き
・ 児童労働などの話が悲しいという思い
みんな、それぞれの思いを書いてくれました。
私は、もっともっと伝えたいことがあるのですが、全部は話すことはできないので、もっと聞きたいな、調べたいな、とおもって下さればOKだと思っています。

★皆さんのアンケートは後日報告します。
******************お知らせ****************
シンポジウム「森を育てるフェアトレード」 森林破壊をしない農法でコーヒーを育てるメキシコのトセパン協同組合の
関係者による環境とフェアトレードについての講演。地球と未来のために
自分たちに何ができるかを考ます。
主催:愛知県国際交流協会・GAIAの会
日時:11月6日(土)14:00~17:30
場所:あいち国際プラザ(地下鉄名城線「市役所」)
参加費:無料、要予約
定員:100名
申込方法:氏名、所属、電話番号、メールアドレスを記入の上、メールにて申込む。マイカップ持参
申込み・問合せ先:同協会 TEL052-961-7904 koryu■aia.pref.aichi.jp(■は@に変えて)

★内容
メキシコのトセパン・ティタタニスケ組合はアグロフォレストリー(森林農法)によって森を守りながらコーヒー生産をしています。このたび有機農業指導員であり、トセパンの運営評議会メンバーのレオナルド・ドゥランさんをお招きしています。

地球規模で考えているコーヒーの生産、陸の孤島と言われる所でのエコな暮らし方、お金はみんなのものという考え方のトセパン・トミンという名の銀行や環境プログラムの展開、より貧しい先住の人たちへの支援、ナワット族の文化を守りながら世界にも目をむけ、次世代へ引き継ぐ取り組みなど、お聞きしたいことは山ほど!

3年前土井が尋ねた時はモンテッソーリの理念を取り入れた幼稚園を組合員に提供し、自らもパパとしてその幼児教育に参加をしていました。魅力的な方でした。

14~17時半 九州のウィンドファームの中村隆市さんとのトークもあります。楽しみですね!

10月26日 生物多様性交流フェアに出店

2010/10/26

COP10会場隣接の白鳥地区のエキスポゾーンにある、名古屋NGOセンターのブースに出店しました。気持ちよく晴れ上がり、フェアトレード紹介のチョコレートに保冷剤を用意したのに、風が吹きはじめ午後は寒くなってきました。北海道は初雪!!

10月26日1s

白鳥公園隣接する名古屋学院大学の学生、京都からの学生、専門学校の生徒は先生と一緒にブースまわり、若いひとたちと話す機会がありました。フェアトレードのことを知らない人もまだまだみえました。

10月26日2s

前方に出した展示には、フェアトレードについて、フェアトレード・タウンについて、「なふたうん」が生まれた経過、フェアトレード・タウンになるとどんないいことがあるのかなどを英語と併記しました。

フィジーの人・インドネシアの人、ザンビアの人など時々海外の人も立ち寄りましたが、それほど人は流れていませんでした。

今日からは閣僚級の会合だそうですが、植民地支配まで議定書の効力をさかのぼり、かって持ち出された植物資源の利益還元を求める途上国と、効力は発行以降に限られるとした先進国の対立が激しいということです。実際、途上国にしてみれば、人・文化・資源を奪われた損失は、今の貧困につながっています。でも、ここで互いに歩み寄って欲しいと思います。過去のことも含めた何かをプラスする歩み寄りはないのでしょうか?

子どもCOP10(32ヶ国の小中学生が参加、国際子ども環境会議)が24日に開催されました。
瑞穂区の中根小5,那波宏哉君(10)は「大人はお金のことより、生き物の命や自然だけを考えて決めて欲しい」

世界の友達と植樹を勧めるドイツのフィイックス・フィンクバイナー君(13)は「僕らの将来を救いたい。大人は解決できていない。大人になってから行動するのでは遅い」との発言が中日新聞10月25日に紹介されていました。

グランドマザーs

19日には世界各地から集結した、環境保全を訴えるグランマザーたちの発言はこころに響きます。

母なる大地や水の声を聞く必要がある。命は水と共に始まり水無しでは暮らせない」シレッツ族(米オレゴン州)アグネス・ベイカー・ピルグリム(86)

地球の破壊を許さないでください。聖なる大地も地球もバランスを取り戻す必要がある」マヤ族(米ニューメキシコ州)フロルデマヨ(61)

われらの最初の先生は母なる自然。祖先の知恵を日本でわかちあえるのは、うれしい」シャイアン族(米モンタナ州)マーガレット・ビハン(62)

生命一つ一つの命にルーツがあり、お金に換えられないつながりがある。いいかげん気づいてほしい。」ホピ族(米アリゾナ州)モナ・ポラッカ(57)

空気が無ければ暮らせないのに、その空気が汚染され、多くの人が苦しんでいる。」ラコタ族(米サウスダコタ州)リタ・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス(85)

30年で地上から氷河が無くなる。子どもたちに、きれいな水を残すために、今こそ戦わないと」ラコタ族(米サウスダコタ州)ベアトリス・ロング・ビジター・ホーリー・ダンス(83)

自然を敬い、命の力を信じてきた。会議の参加者たちは、まだ自然を管理しようとしている」セウド・マビア共同体(ブラジル)マリア・リースィー(57)

会議はお金のことばかり話し合われている気がする。お金では生き物も地球の命も戻ってこない」セウド・マビア共同体(ブラジル)クララ・シノブ・イウラ(60)

「癒しの仕事にはさまざまな神々を呼ぶ。水無しには暮らせない。水を心配している」タマン族(ネパール)ブッディー・マヤ・ラマ(67)

「神聖な母である大地、木、森を傷付けるのを今すぐやめて。そして守りましょう」マサテコ族(メキシコ)フリエタ・カシミロ(74)
以上10月20日の中日新聞より。残念なことに、他の新聞はこのグランマザーの訴えを取り上げてはいませんでした。

ワールド・コラボ・フェスタ2010開催! 10月23・24日 栄

2010/10/24

フェアトレードについてアンケート調査をしました。多くの方に参加して頂きました。結果は後日報告いたします。
アンケートs          「森を育てるフェアトレード」のブースコーナー
10月23日2s

世界一美しい鳥と言われているケツァールの森をイメージしてタペストリーを準備して、子どもたちに鳥の塗り絵をしてもらいました。2日間で180人くらいの子どもや大人も参加しました。
森のはじめs

お絵かき

世界中の森に飛び交う鳥たち、そんな世界にしたい!

23/24日のワールド・コラボ・フェスタ2010にむけて準備

2010/10/22

                 森のタペストリー作成中!

20時ごろ瀬戸の品野の木こり「は~くん」が切り株と檜の葉などを運んでくれました。切り株をブース内に入れると、ぐ~っと森のパワーが感じられました。木の存在感好きです。

ワールド・コラボ・フェスタ2010 の久屋大通公園 テレビ塔南 もちの木広場 「フェアトレード・コーナー」でお待ちしています!

★メキシコトセパンのフェアトレード・コーヒー試飲あり! マイカップお持ち下さいね。

★フォルクローレの演奏1日3回あり!

★美味しいコーヒーの入れ方教室1日3回あり!

★お子さまむけに、鳥の塗り絵をして森の中に放ちます。
フェアトレードの紙芝居もあります。

★森の中で写真を撮るコーナーもあり!

★60kg、30Kg、15Kgの荷物を持ってみよう!コーナーもあり!

コーヒーから変化の風を起こそう!

学ぶだけでは世の中は動かない!

知って、想像して、どうしてそうなるのか考え行動しませんか!

他のブースもいっぱい出ています。

コーヒーから変化の風を起こそう! 23・24日ワールド・コラボ・フェスタ 栄 もちの木広場

2010/10/20

《お子さま連れにも楽しんで頂けるフェアトレード・コーナーブース誕生》

国際交流・国際協力・他文化共生などをテーマにしたイベントで今年で7回目。昨年は78000人が来場!

さて、今年の栄テレビ塔南の久屋大通公園「もちの木広場」では、愛知県国際交流協会(AIA)とGAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)は→↓

森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」

連続講座 フェアトレード体感~変化の風を起こそう~と

5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」の上映を皮切りに、7月10日・7月31日・9月25日とワークショップでみんなで考え、

8月21日には東京から「フェアトレード学」著者の渡辺龍也先生をお招きし公開講座を開催

■ 10月23/24日のワールド・コラボ・フェスタのフェアトレード・コーナーから連続講座の25名の受講生が呼びかけます!

コーヒーから変化の風を起こそう!

学ぶだけでは世の中は動かない!

知って、想像して、どうしてそうなるのか考え行動しませんか!

連続講座の受講生は4つのグループ

①「地球の現状を伝える」

②「フェアトレードについて伝える」

③「環境とフェアトレード」

④「わたしたちにできること」にわかれ、「フェアトレードをまず知ってもらおう!」とコンセプトを掲げ、当日のブースを企画しました。

フェアトレード・コーヒーの試飲があります。コーヒーマイスターのわんちゃんが提供します。マイカップよろしくお願いします。(忘れても飲めます)
フォルクローレの生演奏 11時・13時・15時
美味しいコーヒーの入れ方ミニ教室あります! 無料
11時半・13時半・15時半

*************お子さま連れの方も楽しめます!**********

鳥
世界一美しいと言われた取る「ケツァール」という鳥の塗り絵をして、ブース内の森のタペストリーにとまらせてもらいます。塗り絵・切り絵で楽しんでもらっている間に、付き添いの大人の方には美味しいコーヒーを飲んで頂きます。

トセパンコーヒー

■「なんとなくそうなっていることが、ずっとそうあり続けると無邪気に思っていた」

そんな思いにSTOP! たちどまって考える時間と空間、プロジェクトメンバーが瀬戸の森から届けられる間伐材を利用したブース内の森づくりを見にきてください!!
9月20日にきこりの「はー君」にお願いしてきました。

■10月19日メンバーが集まって準備
④G s

■みなさんのおいでをお待ちしています!!

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のブースでもお待ちしています!!

生物多様性交流フェア・環境大学ブースでフェアトレードの紙芝居と双六登場!

2010/10/18

白鳥公園のすぐ隣、熱田神宮公園フェスティバルゾーンのブースに出店
開催時間は、①10時半 ②11時45分 ③16時半 ④17時45分 の4回

オープンと同時に多分ここをめがけて来て下さったと思われる小学校の男の子とお母さん、30代ぐらいの女性の方(食べ物と生態系の関係であさってブースでワークショップをするにあたり、FTの勉強を兼ねて来たとおっしゃっていました)とおばあさんがいらしてくださいました

フェアトレードを知らなかった男の子もじっと聞いていました。

絵もセリフもどちらも温かで、フェアトレードのあたたかさがとても伝わってきました。

紙芝居s
「なふたうん」メンバーのしほさんが、お話を書き、娘さん二人が絵を描きました。親子の合作です。

すごろくs

すごろくも、スタートの時にすごろくの概要、環境ゾーン、労働ゾーン、FTにチャレンジゾーンについての構成を説明しました。
参加者は皆さん知らない同士でしたが、ゲームとなると一体感も出て、一つ一つのコマを読み上げてうなずきあったりしていました。
とてもかわいらしいすごろくです。親しみやすい雰囲気がまたよかったです。
今後はすごろくのおみやげに、コマの説明を書いたフェアトレードいろはのシートを参加者にお渡しするようにできるといいなと思いまし た。

平日なので参加は少なかったのですが、紙芝居も双六もなかなかの評判でした。空き時間は写真の通り昨日の商品で展示を行いました。

環境大学展示s(リポート くみ&まつぞー)

10月17日 モリコロパークの大芝生広場でブース出店とフェアトレード・トークショー参加

2010/10/18

良く晴れ上がった10月17日、搬入の朝は風も少しひんやりしていましたが、10時より各ブースが開店し始めるとお客様も増えはじめました。

芝生の上では、家族や友達と過ごす穏やかな風景がありました。キャッチボールやサッカーをする親子の姿もありました。

コスモス畑も満開、広々とした空間にぽっかり白い半球の姿体育館が浮かび、地球市民交流センターの姿を象徴しているかのようでした。

■ブースでは、「フェアトレード・タウンになるとどんないいことがあるのか?」というテーマをかかげた展示もしました。

①世界と深くつながっている私たちの暮らし、誰かを犠牲にしてなりたっている先進国に住む今の私たちの暮らしに気がつく

②世界から、地域に目を移すことで私たちの暮らし方を見直すきっかけができる

③地球の環境問題や人権問題を、家庭や学校や地域や会社や行政みんなが考えるようになる

④世界中のみんなのおかげで、地域のみんなのおかげで生きていることを感謝するコミュニティが生まれる

⑤世界の人々とつながる喜び、人と人がつながる喜びが平和につながりこれから生まれてくる子どもたちにも、青い☆地球の未来を託すことができる

■舞台でのトークショーでは、熊本の報告、北海道の報告のあと、名古屋はフェアトレードを知らない人たちのための説明、知っている人達への「私にできること」の提案をしました。

★人に伝える    ★友達とティーパーティを開く
友達に話すs2
★地域・学校でのバザーにフェアトレード商品で出店
★ちょっとしたプレゼント・贈答品に、フェアトレード商品を選ぶ
バザーs

最後の一言は『世界中のみんなのおかげで、地域のみんなのおかげで生きていることを感謝するコミュニティが生まれる』ことを目指しているとお話をして結びました。

10月16日 フェアトレード・タウン意見交換会 IN 名古屋が開催されました。

2010/10/18

フェアトレード・タウン・ネットワーク準備委員会の主宰で、笹島JICA中部で開催

15時~17時30分までは
FTTネットワーク準備委員会関係者
上記関係者が招待した行政・企業関係者
FTTメーリングリスト登録者
の50人規模で開催され、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」土井ゆきこも、昨年6月に発足以来の活動を報告しました。

FTT

18時~20時
FTTネットワーク準備委員会関係者
FTTメーリングリスト登録者
①FTT認証/認証する仕組みの在り方
②FTT基準のあり方
③FTTネットワークの在り方(目的・活動・メンバーシップ等)につて話しあいました。後日は報告。

これまでの経緯
第1回意見交換会 2010年3月1日 東京経済大学 参加者16名(土井ゆきこ参加)

第2回意見交換会 2010年5月8日 丸ビル(東京) 参加者22名(土井ゆきこ参加)

フェアトレード・タウン・ネットワーク準備委員会の発足
発足日 2010年7月1日
構成:フェアトレード・シティ推進委員会(熊本)
フェアトレード北海道(札幌)
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
フェアトレードタウンなごや推進委員会
フェアトレード・タウン推進部会(東京)

2010/09’ カテゴリーのアーカイブ

なふたうん新聞 2010年9月28日 11号

2010/09/28

2010年9月28日 11号

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なふたうん新聞
Nagoya Fair Trade town→NAFTown
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名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発行

ジェンダー視点の「いのちの多様性フォーラムJAPAN」が
10月2日10時~16時まで開催されます。無料です。ご参加お待ちしています。
【募集中!】
午後の分科会では「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう!」と題してワークショップを開催します。
~コミュニティ復活&街づくりをめざして~
・時間 13時半~15時半 定員20名まで
・場所 ウィルあいち2F セミナールーム3
・無料です! ご連絡頂ければありがたいです。huzu■huzu.jp(■は@にかえて)
052-962-5557(月休み)フェアトレード・ショップ風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会

■■■9月のイベント報告■■■
◇9月18日 なごや環境デー2010 ブース出展
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」にとっては出店することにより、またいろいろな出会いがありました。
◇9月22日23日 金城学院中学「恵愛祭」にフェアトレードのPTA喫茶店
22日は中学全学年1110名に土井ゆきこ講演「共に生きる」テーマ

◇9月25日 「森を育てるフェアトレード」連続講座第3回目 開催 20名参加
愛知県国際交流センター・GAIAの会(名フェアトレードタウンの母体)主催のワークショップ
10月23・24日の栄で開催されるワールド・コラボ・フェスタのイベント目的・メインターゲット・来場者数・年齢層など当日のイメージを湧かせながらコンセプトをそれぞれのグループが考えました。

◇9月26日 フェアトレードとオーガニックコットンの話~インドより~29名参加
インドの小規模農家をサポートしているアグロセルに所属して13年のサイレシュ・パテルさんのお話を伺いました。質疑応答の時間に、質問も次々と出る一方、それに答えるサイレシュさんの答えの広がりと深さで、より理解する時間ができました。

イベント報告の詳細はこちらのHPからもご覧いただけます(写真付きです!)

http://www.nagoya-fairtrade.net/?cat=7

■■■10月の予定■■■

◇10月地下鉄NGO
地下鉄鶴舞線に広告が載ります。
http://nangoc.org/chikatetsu/top/

◇10月2日(土)
いのちの多様性フォーラムJAPAN
名古屋をフェアトレードタウンにしよう会は13:30~ワークショップを開催します。無料
参加者募集中→huzu@huzu.jp  土井まで
場所*ウィルあいち
http://www008.upp.so-net.ne.jp/w_woman/cbdpage.htm

◇10月2日(土)~3日(日)
ワールドフリーマーケット出店
場所*モリコロパーク【地球市民交流センター】

◇10月11日(月) COP10オープニング記念・市民イベント
「生きものたちの集い」
場所*白鳥庭園 夜の部は18:00~21:00辻信一さん、アンニャ・ライトさんの
トークライブがあります。チケットはウィルあいち1Fフェアトレード・ショップ風”s内
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」事務局で扱っています。2千円。

◇10月17日(日)
モリコロパーク出店・日本各地のフェアトレードタウンの運動を
押し進めている方たちのトークショーも13時20分から14時まで有。
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」
の土井ゆきこも参加
場所*モリコロパーク【大芝生広場】

◇10月18日(月)白鳥地区にて 出店
フェアトレードのすごろく・フェアトレードの紙芝居などで楽しく
フェアトレードを伝えます! 無料です。気軽にお子さん連れで来てください!

◇10月23日(土)~24日(日)
ワールドコラボフェスタ出店
場所*もちの木広場の「フェアトレードコーナー」では
メキシコのトセパンコーヒーの試飲や、美味しいコーヒーの入れ方ミニ教室や、
フォルクローレの街角コンサートもあります。1つのブースに「森のカフェ」が
生まれるぅ!?

◇10月26日(火)
名古屋国際会議場 白鳥地区 エキスポゾーンの
「COP10 生物多様性交流フェア」に出店
9:30~日没 入場無料

◇10月28日(木)
名古屋市立山田高校 三年生233名に
テーマ 「フェアトレード~つながる命~」で土井ゆきこ講演予定

◇10月31日(日)
オータムフェスティバル in 瀬戸
瀬戸 聖霊中・高等学校
10~16時 出店予定

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会は10月中多数出店します!
是非遊びに来て下さい。
また、手伝ってくださる人募集中です
「なふたうん」の会員になって参加してみませんか?

◆ワークショップを開催します◆
大学祭等でバザーを出展されるサークル・団体対象にワークショップを開催します。
バザーの前にまず、なぜフェアトレードが必要か?というような行動の原動力になるようなものを一ついれて行動することには、とても大きな意味があると思います。
まずはお問い合わせください。

◇イベント企画詳細は、こちらのHPからご覧いただけます◇
http://www.gaianokai.org/kikakuitirann.html

■■■フェアトレードマップ■■■

なふたうんでは、フェアトレード商品をおいてあるお店情報を募集しています。
名古屋、名古屋周辺のフェアトレード商品を扱っている名古屋市内(周辺)のお店を
ご存知だったり、見かけたらご連絡ください。

■■■実行委員募集中■■■

なふたうんでは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。
一緒にイベントを運営しませんか?一緒にフェアトレードを広げませんか?
興味がある方は是非一緒に活動しましょう

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名古屋をフェアトレードタウンにしよう会(なふたうん)
なふたうんブログ*http://www.nagoya-fairtrade.net/
企画チェックは*http://www.gaianokai.org/kikakuitirann.html
連絡先*GAIAの会 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)
huzu@huzu.jp http://www.huzu.jp/

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インドのオーガニックコットン(OC)生産者団体のサイレシュ・パテル氏を迎えて

2010/09/27

9月26日(日)14時~16時 ウィルあいちにて開催した「フェアトレードとオーガニックコットンの話」講演会に29名の参加。

初めにピープルツリーの活動紹介がされ、アグロセルに所属して13年のサイレシュ・パテル氏(35歳)のお話へと画像を見ながら移りました。

パワーポイントで作成された資料により、画像と話とその資料とで参加者はわかりやすくなった一方で、今まで参加した講演会で私は画一化された講座にがっかりもしていました。

でも、今日は45分間位質疑応答の時間ができ、質問も次々と出る一方、それに答えるサイレシュさんの答えの広がりと深さで、より理解する時間ができました。

・コットンの栽培は9カ月かかり、5・6月が種蒔き、12・1・2月が収穫時で3~4回に分けて収穫します。45000家族の小規模農家を支援している内、4000家族がオーガニックコットンの生産者です。平均的土地所有は7エーカーで、誰にも属さない土地は共有化し、牛を飼ったり、果物などの樹を植えるなどの緑化をはかっています。

・麻薬のような化学肥料や農薬を使ったコットン
一度化学肥料を投入すると、薬物を飲んだ時もっと欲しくなる人間のように、もっと欲しくなってしまう。
土1gに1000種類のバクテリアが住んでいるけれど、毎年毎年殺されていく。大地が疲弊していくわけです。当然収穫量は上がらず、天候異変によっては、打撃も大きいうえに、農薬や化学肥料のお金を払わなければならない。自殺に追い込まれる原因です。
オーガニックの畑であれば、天候異変で収穫が落ちようとも、それほど大きくは打撃を受けない。土に力があるから。それに払わなければならない費用も無い。

自殺者に対して、政府は遺族にお金を出すようになったので、自分さえいなくなれば家族は生きていけると言う現象も起きている。私もコットン畑の農業をしている人が借金を苦に集団自殺という話も聞いた事があるけれど、そうか~政府が援助するからか~、でも死ぬのは怖いし~、だから集団なのかと、妙に納得したような思いでした。

・「土は生きている」と彼は言いました。彼のお父さんも農家の人でした。それゆえに大学でも農業を学んだ人です。GMの種が増えてきていることを憂いていました。GMの種の宣伝を農家の人にしているとのこと。また、農家の人は教育を受けていないので、判断も難しく、知識が無く、字も読めないので、50Kg投入する化学肥料を150Kgまいたりして土にダメージを与えたりする。そんな人のためにアグロセルは相談に乗り、コットンのみならずゴマやカシューナッツ生産の農家の人々を種を蒔く時から、収穫までアドバイスしてゆきます。

・オーガニックコットンの生産は、世界では1%にも満たず、インドでもやっと1%いけるかな~というところ。環境に人体に多大な影響を及ぼす農薬や化学肥料の被害は、教育も受けられない人々を死へ追いやるのです。

南洋の父s
東片端にあるカレー屋さん「南洋の父」にてベジタリアン用のカレーを….

ここでも質問は続き
普通のOCは8%のプレミアムが生産者につくが、フェアトレードのOCは1Kgにつき0.05ユーロのプレミアムが付き、これはコミュニティ全体にお為の活動の為に使う費用になる。

・OCに移行する時に、突然変えると収穫量は一旦は半分くらいまでに落ちるが、6~7年たつとほぼ元の収穫量になる。同じになっても違うのは、無農薬有機栽培の状態が守られるから天候変動による被害が少なく、また農薬や化学肥料に支払わなければならないお金が不用である。

・OCの畑に移行する時に緩やかな変化、つまり有機的な農薬もつかいながら徐々にOC移行して行く方法は、3年ほどで化学的なものは止め、5~6年で復活する。虫をおびき寄せる植物を植え、下にオイルを置くなどして取る方法もあるそうです。

・アグロセルは、エクセルグル―プというNGOが15もある大きな組織の一つで、農薬をおさえながらOCに移行して行く段階で、良心的な価格で農薬も売ります。農家の人は、農薬や化学肥料などを買う時に騙されたり、コットンを売るときには買い叩かれたりしていました。

農薬は、アグロセセルのグループから買います。それは、この大きな団体の始まりは、「緑の革命」がインドにもたらされた時、農薬会社でした。しかし途中でその害がわかり、今のグループに変化してきたそうです。だから農薬会社もあるようです。

・アグロセルと日本の取引先のピープルツリーの取り引きは10%くらいだそうでヨーロッパが中心のようです。ドイツのFLO(フェアトレード認証組織)に認証されているOCを扱っています。

・サイレシュさんは19日に来日、約一週間の日本滞在を終えて明日帰国されます。今回は東京での講演以外は、名古屋だけだったようです。2008年の5月のフェアトレード・デーで来日されて今回で2回目。先回と違うのは、日本の消費者の意識が変わってきたと感想を述べられました。

気持ちのいい、オーガニックコットン。もっとみんなに知ってもらい、フェアトレードのオーガニックコットンを選ぶことで、生産者さん達のコミュニティがよりよくなるようにしたいですね。

サイレシュさんと別れる時に、握手をし、最後には彼が右手を胸に手を置き軽く会釈をして下さったのが印象的でした。素敵な人でした。通訳の高井さんも、とても分かりやすいと参加者のアンケートにありました。通訳は、講演の要です。いい人に付き添って頂き、通訳もお願いできたこと感謝します。

■9月26日アンケートより

昨年から愛用し始めたPeopleTreeの生産者側のお話が聞けて商品に対する見方が深まった。これだけこだわりのあるたくさんの人が関わっている商品だとは知らなかった。これからますます愛用していこうと思います。英語があまりわからないので途中つらかったですが、通訳の方もいたので話の内容が理解できた。生産者側の話を聞くチャンスはめったにないので名古屋で聞けてよかったです。(20代女性)

生産者側の人の生の声を聞く機会は初めてだったので、とても貴重な時間となりました。意外とインドでのOC(オーガニックコットン)の生産率は1%以下と低かったですが、これからに期待したいです。OC製品買います!実際活動報告があったので具体的で良かったです(20代女性)

オーガニックコットンの着心地が本当によいという来場者の方のお話をきいてぜひ買ってみようと思いました。質問したいこともあったけど時間切れで残念です。(20代女性)

今日はありがとうございました。インド農家の人達がアグロセルに変わり、生活や子供の教育、環境、やりがい、いろんなことが豊かになっているのを知れてうれしく思いました。自分もOCを着ますが、やはり一度着るとやめられません!きもちよく!またインドでもOCの普及率が1%以下ときいてショックでしたが、どんどん広がっていくよう周りの人から伝えたいです。(20代女性)

 

8月に正文館(での講演会)ではじめてフェアトレードの仕組みのような話を聞いていたので、今日のAGROCEL(アグロセル)の具体的な活動が良く理解できて良かったです。生産者の顔が見えないと言うことは本当に恐ろしいことなのかもしれないと考えさせられました。フェアトレード生産者女性の話も聞いてみたくなりました。高井さんの通訳がわかりやすかったです(40代女性)

 

PeopleTreeやアグロセルのとりくみや、OCをとりまいているいろんな話を聞くことが出来てよかった。特にアグロセルの具体的な活動風景だったり、写真がありイメージしやすかった。いろんな質問があったことでプログラムにない細かなことも聞けて有意義でした。

支援によって農家の人びとの生活の様子が具体的にどのように変わっていったのか実際の声をもう少し聞けると良かった(20代女性)

 

とても貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。農薬が与える影響が人体だけでなく土質に及ぶことは知っていましたが、ドラッグのような作用があることは初めて知りました。有機の栽培は農作物だけでなく人の生活にも同じことが言えると思っています。中身のある暮らしが未来を帰ると思います。(30代)

とても的確でわかりやすい通訳でした。

Speakerの方の知識の深さが素晴らしかった。

ポインター使って欲しい。スクリーンがもう少し鮮明に見えると良かった。(30代女性)

 

プレミアムの使い道を具体的に理解できた。

資料の文字が小さすぎて読めない。(50代男性)

 

疑問が解けてよかった。現地にいけるといいですね。「農業と水の利用の仕方」についてもっと知りたいですね、まだ農家の実態が不明なので。製品になったものがどんないいかという話は苦手です。(60代男性)

 

農業に興味がある人にはいいかなと思った(20代女性)

 

オーガニックコットンはフェアトレードのシステムを通さなければ認知並びに商品売買ができないのか?フェアトレードはトレードの基本だと思います。(20代男性)

 

セイレシュさんのお話をちょうど良い長さでうまく通訳していただきました。オーガニックコットンの話を初めて聴き驚くことばかりでした。(40代女性)

 

大阪でフェアトレードショップ「エスペーロ」自営しています。名古屋をフェアトレードタウンにしようと言う運動すごいですね。がんばってください。

実際現地で戦っている人の話を聞けたのは良かった。でも目新しいことがなかったという気がします。インド全体でOC1%というのはちょっとがっかりした。これから広がることを期待して…(50代女性)

 

綿(コットン)の選別や現物があって手触り等体験できることを期待していたが、今日は残念でした。(70代女性)

 

現地で活動している人のお話しを名まで聞けることができてとても貴重であり勉強になります。ありがとうございました。もう少し質疑応答の時間があっても…(20代女性)

活動の内容がよくわかりました。(40代男性)

 

農民の自立支援、子どもたちの教育機会確保と言う点で貴重な活動である。(50代男性)

 

質問の内容がよく勉強になった。(30代女性)

 

私は平凡な主婦で起業しているわけでなし自分の知識欲を満たしたくて来ました。来てよかったです。フェアトレードにインドで携わっている方の言葉なんて、生活していて聴く機会なんかないので。自殺する人が多い話がショックでした。何も知らなかった…私も下着はオーガニックコットンです。理由なくかゆくなるかゆみから抜け出せました。

質問に対して真摯に答えていただいているところが嬉しかった。(40代女性)

フェアトレード関連のセミナーで現地の方のお話があったのは貴重でした。ありがとうございました。個人的にはもっとつっこんだ質問をしたかったと思います。フェアトレードが始まって10数年、消費者のレベルも上がってきているでしょう。中級以上の消費者向けのイベントを希望します。(30代男性)

森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」

2010/09/26

連続講座 フェアトレード体感   ~変化の風を起こそう~

GAIAの会(「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の母体)では5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」の上映(2011年5月再上映予定)をスタートに、愛知県国際交流協会(AIA)と共催で

フェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」
連続講座 フェアトレード体感~変化の風を起こそう~

と題してワークショップ・公開講座などを通じて勉強してきました。

★9月25日はワークショップの第3回目

「フェアトレードを伝えよう!」と題して講師を、「ぼらミミ」の織田さんを招いてのワークショップをして、10月23・24日のワールド・コラボ・フェスタでどのようにフェアトレードを伝えるかを連続講座受講生ら約20名が頭を寄せて考えました。

織田さんs

WSs

13時~17時の4時間のワークショップもあっと言う間でした。

第2回目の7月31日を思いだして、4つのテーマで別れたグループは、10月23・24日の栄で開催されるワールド・コラボ・フェスタの
イベント目的・メインターゲット・来場者数(昨年は7万人?)・年齢層など当日のイメージを湧かせながらコンセプトをそれぞれのグループが考えました。

「狙いを明確に!」という目的で開かれたこのワークショップ、アイデアはいくつも生まれました。あとは形にしていくために、みんなで協力して行きます。

「地球の現状を伝える」

「フェアトレードについて伝える」

「環境とフェアトレード」

「わたしたちにできること」
というテーマの流れを栄のもちの木広場の、フェアトレード・コーナーで展開して行きます!

美味しいメキシコのフェアトレード・コーヒーの試飲と「美味しいコーヒーの入れ方ミニ教室」
街角のフォルクローレの演奏もあります。
お子様連れも楽しめる企画にします。
親子でもお出かけください。
お待ちしていま~~~~~す。

★インドへ行かなくとも、東京へ行かなくとも、名古屋で聞く事が出来ます!

2010/09/24

アグロセルs

『フェアトレードとオーガニック・コットン(OC)*の話~インドより来名~』

風のたより 164号を参照ください。

オーガニック栽培に転換した現地のコットン農家の生活の変化や、フェアトレードがもたらす変化について報告します。

インドで年間6万の自殺者。ほとんどがコットンの農民です。インドはもともと自然のものを作っていました。その昔からの農法が、「緑の革命」と名を打ち、生産性を高めようと化学薬品・化学肥料に依存する農業に変わりました。政府からも支給されていましたが、途中から支給がすくなくなっても、1回使ってしまうと抜け出せなかった。・・・私たちがオーガニックコットン(OC)を選択することで変わるインドのコットン畑……地球環境・児童労働につながって行きます。

Shailesh ss
インドのグジャラード州にあるアグロセル(AGROCEL)は社会的に立場の弱い小規模農家を支援する団体。プロダクト・マネージャーのサイレシュ・パテル氏がこのたび来名。

アグロセルは、この分野のパイオニアとして、インド全域11州に25のサービスセンターを持ち4万5000人の小規模農家をサポートする傍ら、フェアトレードの普及活動も行う。アグロセルでは、OC生産者個人を支援するだけでなく、利益を地域に還元し、学校の水道設備の建設、女性が収入を得るためのプログラムも行っています。

*オーガニック・コットン(OC)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。
【日 時】 2010年9月26日(日)14:00~16:00
【会 場】 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)http://www.will.pref.aichi.jp/shisetsu/main01_v.html
【会 費】 1000円(当日1500円) 定員40名 要申込み
【申 込】 こちらへ    フェアトレードショップ風”s内 土井ゆきこ
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会  http://www.nagoya-fairtrade.net/

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金城学院中学生徒会企画「共に生きる」と言うテーマで、土井ゆきこが、全学年の生徒さん1110名の方にお話&「恵愛祭」に フェア・トレードのPTA喫茶

2010/09/24

9月22日23日と2日間にわたり、金城学院中学の生徒会が中心となり恵愛祭が開かれました。

2010年のテーマは、共に生きる
一人一人が
大切なピース・Peace・☮

恵愛祭s

ということで昨年に続きPTAのお母さんたちと、生徒会の役員さんたちでフェアトレードのコーヒー・紅茶そしてヨナワールドのケーキを提供。23日はあいにく天気が思わしくなかったのですが、2日間で200杯もでたと報告を頂きました。

メキシコのトセパンコーヒーを紹介したDVDの映像も流される教室の入口のウェルカムボードもかわいく設置されていました。
ウェルカムボードs

また22日9時半より生徒会企画「共に生きる」と言うテーマで、土井ゆきこが、全学年の生徒さん1110名の方にお話をさせて頂きました。

今回も、講演だではなく、代表の生徒さんに壇上にあがってもらい、「チョコレートの来た道」のミニワークショップをしてもらい、その体験も共有してもらいました。始めての人数で緊張して臨みましたが、皆さんに質問にも答えてもらいながら、一方的にならないようにして私自身も楽しむ事ができました。

金城1s

ワールド・コラボ・フェスタでフェアトレードに出会いませんか?

2010/09/21

看板s2s「森を育てるフェアトレード」のコーナーで
ワールド・コラボ・フェスタでフェアトレードに出会いませんか?
ワールド・コラボ・フェスタ 2010  開催!
久屋大通公園「もちの木広場」・オアシス21「銀河の広場」
2010年10月23日(土)・24日(日)

フェアトレード・コーナーへご招待!

GAIAの会(「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の母体)では5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」の上映(2011年5月再上映予定)をスタートに、愛知県国際交流協会(AIA)と共催で

フェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」
連続講座 フェアトレード体感~変化の風を起こそう~

と題してワークショップ・公開講座などを通じて勉強してきました。
ワールド・コラボ・フェスタの「もちの木広場」では、地球の現状を伝え、フェアトレードとは何か? 環境とフェアトレードはどうつながっているのか? わたしたちにできることは何か?

などをフォルクローレの音楽を聞き、またメキシコの森林農法で作られたコーヒーを飲みながら、一緒に考え、次世代につなぐ思いを共有したいと思っています。

皆さんを名古屋 栄の一角の「森を育てるフェアトレード」コーナーにお招きしたいです。マイカップもおもちくださいね!

★ 木こり・はーくんに会いに瀬戸 品野の森へ
はーくんs

2009年の6月にハウス・ウェディングの会場で会いました。お婿さん役をしていたのがはーくんでした。木こりさんと聞いて、後日会いに行きました。森を維持して行くのが難しい現状などを聞き、私たち街に暮らす者に情報を伝えなければと思い、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の会員証のバッジに、瀬戸品野の間伐材を使う事にしました。会のシンボルマークの蜜蜂のスタンプを押します。
BEEss

今回は、「森を育てるフェアトレード」の看板作りのアイディアを求めながら、品野の森へ行ってきました。

★フェアトレード・コーナーのブーステントが小さな小さな…..森に!?

いや~なかなかそうカンタンにはいきませんが、なんとか23日24日名古屋 栄に着て頂いた方に、「ここに、森が?」という気持ちを持って頂けるようにみんなでレイアウトし、メキシコのアグロフォレストリー(森林農法)で作られたコーヒーを、コーヒーマイスターのワンちゃん(犬飼君)に入れて頂いたものを試飲して頂きます。マイカップお持ちくださね!

24日は、フォルクローレの生演奏あります。

ワンちゃんの「美味しいコーヒーの入れ方教室」も開催します。

★「森を育てるフェアトレード」の看板下書き
看板s1s
小枝で文字をつくり、コーヒーの麻袋に麻ひもでとじる予定です。

★コーヒーも紅茶もココアも、初めから粉ではない

コーヒーの苗を植えて7~8年かけて育て実がなるようになり、炎天下の農作業のもと熟した実をもぎり、果肉をとり、洗浄し、乾燥させて、さらにコーヒーの実をとり、選別し、焙煎してやっと粉になり、さまざまの人を経て、海を渡り、私たちのティータイムになります。コーヒーになるまでに、どの工程も根気と時間を要します。海外からの輸入品で楽しむ私たちのホット・タイム。どこから来たのか、どのような人たちが作ってくれたのか、ゆっくり想像して飲んでみませんか!

★生物多様性ホットスポット(多数の固有種が存在する地域)は、コーヒーの生産地

わたしたちのほっとするひと時が、生産者にとっても ホットでありたい。しかし現実は、世界中2500万人いると言われているコーヒー生産者は、生活がままならない。

ドキュメンタリー映画「美味しいコーヒーの真実」であったように、エチオピアでは一生懸命働いても、USAと印字してある食料援助の配給列に加わらなければ生活できない現実がある。その後ろ姿を子どもに見せることが辛いとコーヒー生産者は語っていました。

生産者に最低賃金を保障しているフェアトレードならではの制度で、フェアトレードのコ―ヒ―を飲むことは、生産者と消費者が共に生きることができます。

他にいろいろな認証ラベルもあり、環境をうたうことも大切ですが、同時に生産者にたった立場での制度への移行がより望まれます。かえるマークのレインフォレスト・アライアンスは、労働者への最低賃金の支払を求めるだけ、最低価格やプレミアムの規定はない。売買に関しては女性特有のニーズへの対応や女性のエンパワメントまでは求めていない。また、コーヒーや紅茶、チョコレートの場合、認証された素材が30%だけ入っていればマークを貼ることが認可される。つまり残りの70%はフェアトレード商品でなくてもいいということを指すのでお手軽認証とも言われています。

フェアトレードは、貧困をなくすために生まれました。つくられた貧困を一杯のコーヒーから無くす方向に向かっていきます。そして生物多様性ホットスポットを守ることにもつながっていきます。

★ワールド・コラボ・フェスタでフェアトレードに出会いませんか?

無料です。10~16時。

************************お知らせ************************
『フェアトレードとオーガニック・コットン(OC)*の話~インドより来名~』風のたより164号も参照 下さい。

インドで年間6万の自殺者。ほとんどがコットンの農民です。インドはもともと自然のものを作っていました。その昔からの農法が、「緑の革命」と名を打ち、生産性を高めようと化学薬品・化学肥料に依存する農業に変わりました。政府からも支給されていましたが、途中から支給がすくなくなっても、1回使ってしまうと抜け出せなかった。・・・私たちがオーガニックコットン(OC)を選択することで変わるインドのコットン畑…..地球環境・児童労働につながる話です。

インドのグジャラード州にあるアグロセル(AGROCEL)は社会的に立場の弱い小規模農家を支援する団体。プロダクト・マネージャーのサイレシュ・パテル氏がこのたび来名。

アグロセルは、この分野のパイオニアとして、インド全域11州に25のサービスセンターを持ち4万5000人の小規模農家をサポートする傍ら、フェアトレードの普及活動も行う。アグロセルでは、OC生産者個人を支援するだけでなく、利益を地域に還元し、学校の水道設備の建設、女性が収入を得るためのプログラムも行っています。

*オーガニック・コットン(OC)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。

【日 時】 2010年9月26日(日)14:00~16:00
【会 場】 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)【会 費】 1000円(当日1500円) 定員40名 要申込み
【申 込】 お申し込み
フェアトレードショップ風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
土井ゆきこ 052-962-5557(T&F)(月休み)

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10月2日 ジェンダー視点の「いのちの多様性フォーラムJAPAN」

2010/09/21

生物多様性をキーワードに、ありとあらゆるところで企画がありますが、今回のフォーラムのようにジェンダー(社会的に作られてきた性差)の視点の企画は貴重です。10月2日s

10月2日プログラム2s

「あいち・名古屋」に日本の内外から集まり、「自然・いのち・女性」をキーワードに、“生物多様性の保全と生態系の持続可能な利用”の実現を目指します。

“いきもの”や“たね”の資源の利用とその利益の配分が不公平で南北国間に格差がある、という事実に注意し、特に南の社会・経済の底辺で生活と差別で二重に苦しんでいる、と言われる女性たちの声にも真摯に耳を傾けませんか!

はなしあい、みとめ合い、とり決めをしよう ・ ・ ・ いのちのために!

午後の分科会では「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう!」と題してワークショップを開催します。
~コミュニティ復活&街づくりをめざして~
■時間 13時半~15時半 定員20名まで
■場所 ウィルあいち2F セミナールーム3
■無料です! ご連絡頂ければありがたいです。huzu■huzu.jp(■は@にかえて)052-962-5557(月休み)フェアトレード・ショップ風”s内
興味のありそうな方へお知らせください。よろしくお願いします。
*******************************************
「いのちの多様性フォーラムJAPAN」

とき    2010年 10月 2日(土) 10:00~16:30
ところ ウィルあいち(愛知県女性総合センター)

◇ 午前のセッション 10:00~12:00
○ 基調報告  堂本 暁子氏 (前千葉県知事)
1932年アメ生まれ。 TBSに入社。記者・ディレクターとして、教育、福祉、ODA問題などを中心に取材。チベットのドキュメンタリーや北極取材、日本女性マナスル登山隊同行取材など、報道番組やニュース番組の制作に関わる。1989年、参議院議員(比例区)に初当選。
2001年、千葉県知事に就任。参議院議員として、環境基本法、生物多様性条約、児童買春・ポルノ禁止法、特定非営利活動促進法(NPO法)、男女共同参画社会基本法、配偶者に対する暴力禁止法(DV法)など、多くの審議、立法活動に関わってきた。

○ 基調講演  ジジ ・ フランシスコ氏 (フィリピン DAWN)
Development& leadership studiesを専門とする研究・活動家として
ジェンダーと開発の問題、社会運動、ジェンダーとトレード、
社会防衛、社会的保護、発展経済政策、農業関連産業協同組合、
グローバル政治に関わる。DAWN:メンバー

◇ 午後のセッション

○ 分科会(主催団体名・・・アイウエオ順)  13:30~15:30

☆伊勢三河湾流域ネットワーク・山崎川グリーンマップ
☆NPO法人ウィル21フォーラム・(財)あいち男女共同参画財団
☆クオータ制の実現をめざす会
☆向老学会・向老学サロン
☆CBD市民ネットジェンダー・マイノリティ テーマ部会・ワーキングウ   ーマン
☆地域開発みちの会
☆中部日本スウェーデン協会
☆名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
☆長谷川友子写真展
※ 参加費用および申し込み ; 不要

9月19日 なごや環境デー2010ブース出展 &愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団 総会で講演 

2010/09/21

「今年の夏は、本当に暑かった。」とさきほど宅配荷物を届けてくれたお兄さんが話していた。「クーラーは利かず、熱風がでるだけ、外にいたほうがまだよかった」と。

皆様の夏はいかがでしたか?

我が家は、マンションの5Fですが、ゴーヤのカーテンや観葉植物たちのおかげで、扇風機の活躍だけで、冷房は来客時1回だけで終わりました。9月に入ってからの暑い夜には、ほとほと「もう~いい加減に~」という思いにもなりました。日も早く落ち、月夜のきれいな季節へと変わっていきます。

★「秋のバザー」スタート! 「なふたうん」の参加バザーは……..
10月2・3日と16・17日はモリコロパーク
23・24日は栄の「もちの木広場」のワールドコラボフェスタ
そして31日(日)は聖霊中・高校のフェスティバルに参加します。
参加出来る方、お手伝いよろしくお願いします。

皆様の協力あればこそ、運動は広がってゆきます。
ありがとうございます! 地道にゆっくりと
しかし、COP10開催の今年だけは精力的に頑張っていきたいと
思っています。どうぞよろしくお願いします。

19日(日)久屋大通り公園で開催された、なごや環境デー2010は、天気もよく晴れあがり、いろいろなものを作るワークショップも多彩に企画されて親子連れも楽しまれたのではないでしょうか? 果たして、環境について本当に真剣に向き合う生活はしているのでしょうか? と聞きたくもなりますが、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」にとっては出店することにより、またいろいろな出会いがありました。
9月19日環境デーs
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も参加して、森を守るコーヒー「エコブラック」を冷やして販売、間伐材で作ったカートカンの説明とフェアトレードの話を伝えました。

同じ日に、中区の女性会館で開催された「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」の総会で少しお話をさせていただきました。

最後の質問のところで、「日頃買物はどうしても1円でも安い方へ自転車を走らせてしまう。」というお母さんの質問に、私は「生活のすべてをフェアトレードにと言う事は難しいし、そこまで望むわけではなく、たとえ一品だけでも、例えばコーヒー・ココア・ココア・ジャムなどの内一品だけフェアトレードを選ぶことにより、家庭において世界とつながる1点ができます。買う事、選ぶ事で途上国の片隅に追いやられたような生産者の人々が「人らしく生きることができ、体にもよいものが手に入る」という喜びを感じることができます。」と答えました。

200万人以上の名古屋市の人々が「一家に一品フェアトレード産品」選んで暮らしの中に取り入れられたら、もうそこには『フェアトレード・タウン』が生まれています! なんだかすごく簡単なような気もしてきました。皆さんはどう思われますか? 買って何だか幸せを感じる買物ってそうは無いのではないですか? それはフェアトレードの産品にある物語を知ることによって得られると思います。それらを伝えるのが、フェアトレードを推進しようと思う人たちの役目となりましょう。
明日、私は1110名の金城中学の生徒さんにお話をしてきます。緊張します。でも純粋な気持ちの子ども達に伝えることができることに感謝しています。

名古屋市女性会館にて19日

愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」の事務局長 兼 作曲家 兼 指揮者として合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」を作曲した藤村記一郎さんが、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の歌を作りましょう!と提案してくださいました。嬉しいお話です。どなたか作詞をしてくださいませんか?

「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」では、2011年、8月19日(金)~21日(日)全国教育のうたごえ祭典を愛知で開催されるそうです。

20日(土)昼間は東山動物園で!(合唱発表会や「ぞう」関連イベントを)
21日(日)大音楽会は稲沢市民会館大ホール(1300人)
歌声の力は素晴らしいと思います。人のこころのなかに反響します。みなさま、ご期待ください!

愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団

2010/09/18

愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団と、GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)の出会いは、2009年の1月31日の「児童労働とチョコレート」の講演会に、東京のACEの白木朋子さんを招いた時にメンバーの方が参加されたと記憶しています。

児童労働をテーマに歌をつくり、みんなで歌うということで勉強の為参加されました。

そして、子どもの人権宣言現代版・創作の学習交流として、今もなお児童労働をせざる負えない子どもが1億1400万人も存在しているインドという国はどうなっているのだろうという疑問から、昨年8月に南インドのバンガロールでアートの力で児童労働から子どもたちを救う活動をしているボーンフリーアートスクールを訪れたという行動を聞いた時にはびっくりしました。

そして今年8月には合唱曲「カカオ畑で」を発表されたそうです。

11月にはインドへレコーディング&スタディツアーが企画されていて参加者を募集中です。 とても活発な「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」です。

明日の19日、その合唱団の総会が名古屋市女性会館であり、「子どもたちと変化の風を起こそう!」と題して少しお話をさせて頂きます。

趣旨としては、合唱団で取り組んでいる「子どもの人権宣言」
続編のテーマである「貧困や戦争状態で人権を奪われた子どもたちの状況を変えていこうと立ち上がった世界の子どもたち」を描くための企画とのことです。

テーマは一緒でも、さまざまな表現があります。人の歌声は本当にこころに響きます。愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団のますますの活躍を期待しています。歌は世界の人のこころをつなぐ橋ですね。

今 学校・学園では、バザーでフェアトレードの花がいっぱい!

2010/09/18

名古屋市立向陽高校 先週末バザーでフェアトレードの品を販売。毎年生徒さんは変わってもここ数年通ってきてくれます。今年は男子生徒さんが代表でした。

愛知県立大府東高校 

今年初めてのフェアトレード出店。メキシコのアグロフォレストリー(森林農法)の森でつくられたトセパンコーヒーを70~80人呈茶され、好評とのことでした。お世話されたかたは、建築設計事務所の男性でPTAの副会長さん。アフリカのキリマンジェロにも登った事がある方で、20数年前と今では山に覆われた雪の冠が後退していると話されました。乾季に動物たちの飲み水となる貴重な雪解け水があと8年くらいでとけるとも言われています。先進国の私たちの今の暮らしとつながっています。

南山中学

中学・高校でつくられている「白百合会」のせいとさんたちが、数か月まえから何度もお店に立ち寄ってくれて準備をしてきました。一生懸命している姿は、見ていて気持ちのいい。18日今日バザーのため、前日の17日夕方仲間とフェアトレードの雑貨やクッキーなど手分けして運びました。年によって休みもあったように思いますが、白百合会との付き合いも数年になると思います。

金城中学 恵愛祭(文化祭) 名古屋市東区

2010年9月22日(水)校内発表・23日(木)一般公開
9月22日 生徒会執行部企画 ”共にいきる ~フェアトレード つながる命~” 」と題し、中学生1110名を前にして、土井ゆきこがお話をさせていただく機会を得ました。

金城学院中学校
テーマ
「共に生きる 一人一人が大切なピース・Peace・☮」
テーマ聖句
「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、
一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。」
(聖書:コリントの信徒への手紙)

PTAのお母さんたちと生徒さんたちが、フェアトレードのコーヒーとヨナワールド(社会福祉法人の「さふらん会」が運営する通所授産施設)のケーキを提供します。昨年から始まった、学園祭喫茶での提供で今年はスリランカの美味しい紅茶も加わりました。メキシコのアグロフォレストリー(森林農法)の現地の様子をモリゾー・キッコロが伝える映像も流します。

高蔵高校

2週間後に迫った学園祭。今年はメキシコトセパンのコーヒーとエクアドルのコーヒーをブレンドすた、カートカン(間伐材使用の紙パック)フェアトレードコーヒー「エコブラック」を出すそうです。

今年3月に土井がフェアトレードの「貧困」のワークショップを担当、また7月には「エコブラック」の販売元の後藤幸一郎さんのお話を聞いて、今回の販売につながっていきました。

生徒さん達がフェアトレードの勉強をして、実際にそれを説明しながら販売するという実践を行うことで、学んだことが彼らのこころに落ちていくと思います。

★★★★★お知らせ★★★★★
オーガニック栽培に転換した現地のコットン農家の生活の変化や、フェアトレードがもたらす変化について報告します。 「風のたより」 参照ください。

************************************************
『フェアトレードとオーガニック・コットン(OC)*の話~インドより来名~』

インドで年間6万の自殺者。ほとんどがコットンの農民です。インドはもともと自然のものを作っていました。その昔からの農法が、「緑の革命」と名を打ち、生産性を高めようと化学薬品・化学肥料に依存する農業に変わりました。政府からも支給されていましたが、途中から支給がすくなくなっても、1回使ってしまうと抜け出せなかった。・・・私たちがオーガニックコットン(OC)を選択することで変わるインドのコットン畑…..地球環境・児童労働につながる話です。

インドのグジャラード州にあるアグロセル(AGROCEL)は社会的に立場の弱い小規模農家を支援する団体。プロダクト・マネージャーのサイレシュ・パテル氏がこのたび来名。

アグロセルは、この分野のパイオニアとして、インド全域11州に25のサービスセンターを持ち4万5000人の小規模農家をサポートする傍ら、フェアトレードの普及活動も行う。アグロセルでは、OC生産者個人を支援するだけでなく、利益を地域に還元し、学校の水道設備の建設、女性が収入を得るためのプログラムも行っています。

*オーガニック・コットン(OC)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。

【日 時】 2010年9月26日(日)14:00~16:00
【会 場】 ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1)【会 費】 1000円(当日1500円) 定員40名 要申込み
【申 込】 お申し込み
フェアトレードショップ風”s内
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
土井ゆきこ 052-962-5557(T&F)(月休み)

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2010/08’ カテゴリーのアーカイブ

赤ちゃんだった子が中学生になって参加 今日の講演会

2010/08/28

本日、名古屋市東区の正文館で~フェアトレードでつながるいのち~の話をする機会を得ました。16名の参加で、うち中学生が2名、そしてそのうちの一人は、お母さんの言われるには、「この子が赤ちゃんの時に店に行ってました!」ん~なんと、と言っても15年目にはいる風”s(ふ~ず)なのでそうなんですね~という思いです。
正文館1s

講演会終了後も、正文館の会長さんと社長さんとお話をさせて頂いて、「チョコレートの真実」の横にチョコレートを! とか、5月のフェアトレード月間に、今回のようにフェアトレード書籍コーナーを設けてくださいとお願いをしました。お二人は、ワンコインサポーターになってくださって72名となりました。

今日の人気のあった本は、
「フェアトレードの冒険」
草の根グローバリズムが世界を変える
FTの冒険sニコ・ローツェン
フランツ・ヴァン・デル・ホフ
永田千奈訳
オランダの青年が、世界ではじめて「マックスハベラー」というフェアトレードの認証マークを生み出した物語です。その名前は、オランダ人作家エドワード・デッガーの小説に由来しています。オランダの植民地だったインドネシアで、人々の権利を守るため奔走した主人公がマックス・ハベラーです。

*人は他者との交わりのなかで成長していく
*ホスピタリティを信じるインディオ
*インディオの人々は自然を母と呼ぶ。母なる自然から利潤を奪い取るなんて言うことはできない。親孝行してあげなくてはいけないと思っているのだ。
*メキシコではマッチョな人間が中心となるゲリラではなく、開放的で清廉で情に厚い人たちが活動の中心を担っていた。…..冒険の話は続く。

「フェアトレード学」
フェアトレード学s渡辺龍也著

「ハチはなぜ大量死したのか」
蜂の本』ローワン・ジェイコブセン・著, 中里京子・翻訳

農薬などによる生態系の破壊のなかにいる私たち、その私たちの姿はいまの蜂の世界であるかもしれません。
脳が侵され、巣にもどれない蜂たち。「なんとなくそうなっていることが、ずっとそうあり続けると無邪気に思っていたのだ。作物に花が咲けば自然に実はなるだろうと」と『蜂はなぜ大量死したのかに記されているように、私たちは現状に無邪気すぎたのかもしれません。

蜜蜂のコロニーは女王蜂に支配されているのではなくコロニー全体が他の高等動物を恥ずかしくさせるほどの並はずれた知性だそうです。

★「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の○蜂マークは……
蜜蜂2s

一人ひとりフェアトレードのメッセージを持って、蜜蜂をイメージして名古屋中を飛びまわりたい。人と人をつなぐ花粉をもって、世界の人とつながり平和の蜜を生み出す夢をもちながら語り合いたいという思いも託しています。

正文館では、COP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)のある10月19日まで、環境の関連書籍コーナーを引き続き設けています。
正文館 本店
■(株)正文館書店 10:00~22:00年中無休

名古屋市東区正文館本店にて”フェアトレード書籍コーナー”&講演会

2010/08/27

~フェアトレードでつながるいのち~
今年、2010年は国際生物多様年です。10月には名古屋で”COP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)が開かれます。
このイベントではフェアトレード生産品のコーヒーを飲みながら、「フェアトレードって何?」「生物多様性とどう関係があるの?」等の疑問にお答えし、私たちができる環境・社会・経済への取り組みを考えます。

2010年8月28日東区東方端 正文館

2010年8月28日東区東方端 正文館

■日 時:2010年8月28日(土)10:30~12:00
■会 場:名古屋市 東片端 正文館 本店 5F会場
■講師:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ
■対象:中・高校生以上
■定員:20名
■参加費:200円
■申込み:052-931-9321 (株)正文館書店 10:00~22:00年中無休

「あなたのおかげで私がある」 アフリカの諺

2010/08/25

満月s
今宵は満月

世界の先住の民の人たちに耳を傾けよう!

世界の先住の民の人たちの知恵学ぼう!

以前に、南米エクアドルにつたわるクリキンディというハチドリの話をしましたが、今日はアフリカの話です。

ちょっと以前のニューズレターより
グリンピースジャパンのニュースレター Vol.133 Dec 2009

アフリカのいくつかの言語に「あなたのおかげで私がある」という諺があります。私たちの人間性は、他の人々との関係によって決まるという意味です。

この諺は、人間関係についてだけではなく、自然や環境との関係について私の考え方に影響を与えてきました。国の豊かさの違いや、私たちを隔てるさまざまな壁を乗り越え、コミュニティとして団結する必要を理解しない限り、つまり私たちは一つの運命共同体なのだと認識しないかぎり、今直面するたくさんんの環境問題を解決することもできないし、ましてや気候変動問題にたちむかう事は不可能でしょう。・・・・・とグリーンピースの新しいリーダー事務局長さんクミ・ナイドゥさんは語っています。(反アパルトヘイトの闘志)

★「ウブン・ドゥ(あなたのおかげで私がある)」の手刺繍のベア(第三世界ショップ
HIV/エイズ キャンペーンの「ウブン・ドゥ」です。

南アフリカでは、4人に1人がHIV/エイズに感染しているといわれていますが、まだHIV/エイズへの理解が浅いため、感染者は差別を受ける事が多く、人としての尊厳さえままならい現実があります。

そんな感染者をサポートするプロジェクトに取りくんでいるのは久美子・シェーアさん。「ポジティブHIVプロジェクト」と名付けHIV/エイズの感染者を雇用したりサポートする団体の仕事づくりに取り組んでいます。

この「ウブン・ドゥ」は、感染者のつくる手工芸品の一つ。カラフルな刺繍は、街の様子や好きな動物など、作り手の思い出がたくさんつまっているよう。
HIV/エイズ感染者の働く生産者現場では、昨日までいたワーカーが翌日いなくなってしまう現実があります。自分が手にした製品を見つめて、作り手の人生に思いをはせると、ぎゅっと抱きしめたくなります。世界各地からの注文は、感染者たちが尊厳をもった暮らしを送る大きな励みとなっています。(第3夢カタログ より)

ベアs

後ろs

エコブラック&エコブラック(微糖)が生協にも登場!

2010/08/24

あいち生活協同組合 アイ・チョイス6月号では、以下のように案内されていました。

エコブラック生協s

★自然の恵みの 豊かな味わい エコブラック
ほんのり甘く 後味すっきり エコブラック(微糖)

★森林と生態系を生かす農法です。
エクアドルやメキシコの大自然のなかで、有機栽培された豆なので丁寧に焙煎・抽出されただけで風味もキレもいいコーヒーになっています。

★国内森林を守る容器です。
カート缶という紙製の飲料缶に詰めています。これは国産材を30%以上使用することで経済効果と森林再生効果を生み、国内森林育成にも貢献できるシステムです。勿論容器はリサイクル可能です。

★募金活動にも自動的に参加
1本につき1円がエクアドルへの援助資金になります。
「ハチドリのひとしずく」というエクアドルの先住民に伝わる物語から、エコブラックの象徴として、ハチドリが採用されました。

1本につき2銭が「緑の募金」に使われます。

18本入りs 1本150円

お問い合わせは…….huzu■huzu.jp まで(■を@にかえて)

地球市民交流センター(モリコロパーク)10月1日オープン

2010/08/23

地球市民交流センターs

裏目s

COP10 のサテライト会場でもある「地球市民交流センター」では10月2日(土)・3日(日)ワールドフリーマーケットが開催されます。

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会も出店します! 手伝ってくださる人ご連絡ください! 「なふたうん」の会員になって参加してみませんか?

団体様向けプログラムが用意されています。
一部HPから紹介しますと….

■プログラムの特徴
地球市民交流センターのプログラムの特徴として、学校の指導内容を踏まえた学齢設定の中で3つの学習ステップがあります。ステップ1「知る、考える」・ステップ2「体験学習」・ステップ3「まとめ・振り返り」となっており、プログラムの内容は学習過程や学齢に応じて効果的に組み合わせ実施いたします。

まさに、いままで「なふたうん」が開催してきたワークショップ形式ですね。とても嬉しいです。

又さらに2つのプログラムがあり、交流プログラムには「フェアトレードを考える」プログラム名に通年で載っていました。素晴らしいです。皆さんが学びに来てくれたらいいですね。

いよいよフェアトレードは、小学校まで浸透してゆきます!
環境問題に、人権問題にふれることで、視野を世界に、そして地域へと向ける未来の大人たちがどんどん育っていくことでしょう!

生物多様性とフェアトレード~生物の多様性に関する条約 の前文より

2010/08/22

生物多様性にカンする条約の前文

以下はフェアトレードの10の条件に含まれるものと重なる部分を一部抜き打しました。

………..伝統的な生活様式を有する多くの原住民の社会及び地域社会が生物資源に緊密にかつ伝統的に依存していること並びに生物の多様性の保全及びその構成要素の持続可能な利用に関して伝統的な知識、工夫及び慣行の利用がもたらす利益を衡平に配分することが望ましいことを認識し、 ……………

生物の多様性の保全及び持続可能な利用において女子が不可欠の役割を果たすことを認識し、また、生物の多様性の保全のための政策の決定及び実施のすべての段階における子の完全な参加が必要であることを確認し、 …………..

経済及び社会の開発並びに貧困の撲滅が開発途上国にとって最優先の事項であることを認識し、 ………….

生物の多様性の保全及び持続可能な利用が、究極的に、諸国間の友好関係を強化し、人類の平和に貢献することに留意し、
…………..

★世界のあらゆる問題は、経済及び社会の開発並びに貧困の撲滅が解決する方向をむけば、希望が見えます。軍事費予算をむけるだけでカンタンと思うのですが……………..

以下ミニ講演会のお知らせ*********************************************
~フェアトレードでつながるいのち~
今年、2010年は国際生物多様年です。10月には名古屋で”COP10(生物多様性条約 第10回締約国会議)が開かれます。
このイベントではフェアトレード生産品のコーヒーを飲みながら、「フェアトレードって何?」「生物多様性とどう関係があるの?」等の疑問にお答えし、渡したいができる環境・社会・経済への取り組みを考えます。

■日 時:2010年8月28日(日)10:30~12:00
■会 場:名古屋市 東片端 正文館 本店 5F会場
■講師:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 土井ゆきこ
■対象:中・高校生以上
■定員:20名
■参加費:200円
■申込み:052-931-9321 (株)正文館書店 10:00~22:00年中無休

おかげさま貿易(フェアトレード)で….

2010/08/21

渡辺龍也先生s

8月21日(土)公開講座 「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」 約60名参加(スタッフいれて)

まだまだ暑い名古屋、そこに東京から来て頂いて東京経済大学現代法学部教授の渡辺龍也さんの講演「フェアトレード学~フェアトレードの現在とこれから~」のお話を聞く事ができました。

今回の講座は、5月29日に開催されてプレ企画、ドキュメンタリー映画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」に続き、7月10日と31日の2回連続講座「森を育てるフェアトレード~変化の風を起こそう~」プロジェクトのフェアトレード体感ワークショップのあとの公開講座でした。

カフェのコーヒータイムs
イエスピースカフェでの、フェアトレードコーヒー、今回はアグロフォレストリー(森林農法)で作られたエクアドルとメキシコのブレンド「はちどりコーヒーをコーヒーマイスターの「ワンちゃん」がいれてくれました。

後半は「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」 ということでいままでの講座で出された質問や今日講座を聴いたあとで出された質問をおりまぜながら、渡辺龍也先生と土井ゆきこで進めました。
質問コーナーs

会場でのやりとり含めての質疑応答コーナーは動きがあって興味深いです。全部の質問に事会える事はできないので、本日答える事ができなかった質問は、順にこのブログへ掲載していく予定です。

★「おかげさま貿易」?

フェアトレードを日本語でうまく表現できないかな~ということで、渡辺先生が九州で聞いたというのが「おかげさま貿易」。この言葉のお披露目が最後にありました。フェアトレードとは「おかげさま貿易」、すべての人が日々、おかげさまという気持ちで暮らせたら、ま~るく、楽しく過ごせますね!

■当HPでの内容・写真については無断での複写・転送を固くお断りいたします。■

2010/08/20

フェアトレード学s

あいちの国際交流メールマガジン第142号より

講演会「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」

【日時】平成22年8月21日(土)13:00-15:30

【場所】あいち国際プラザ 2階 アイリスルーム

【内容】「フェアトレード」とは生産者と消費者が対等なパートナーシップにより、途上国の
人々が自立できることを目指す貿易です。講演会では2010年5月に『フェアトレード学』を
出版された渡辺龍也氏を東京からお招きし、「フェアトレードの現在とこれから」について
お話を伺います。また、皆様からのフェアレードに関する疑問にもお答えいただきます。
フェアトレードについて、この機会にしっかり学びませんか?
※内容等についての詳細はホームページをご覧ください。
URL http://www2.aia.pref.aichi.jp/koryu/j/fairtrade/8.21kouenkai.html
【講師】東京経済大学現代法学部教授 渡辺龍也氏
【参加費】無料 マイカップお持ちください。
フェアトレードの美味しいコーヒータイムあり!
【定員】100名
※定員になり次第締め切らせていただきます。お越しいただけない方のみこちらから
ご連絡いたします。
【申込方法】氏名、所属(学校名または勤務先名)、電話番号、FAX番号、フェアトレードに
ついて知りたいことをご記入の上、メールかFAXでお申し込みください。
【主催・問合先】交流共生課 交流共生担当
TEL 052-961-7904/FAX 052-961-8045/E-mail koryu@aia.pref.aichi.jp

1枚の写真が国家を動かすこともある

2010/08/19

人々の意志が戦争を止める日が必ず来る

DAYS JAPAN9s

「DAYS JAPAN」は語りかけます。

今日届いた9月号には、カカオ農園で働く子どもの写真

また、中国の生産現場を特集した記事がありました。

日本や欧米は、格差にあぐらをかき、あらゆる製品の生産を「世界の工場」である中国にゆだねてきた。急速な経済発展と技術の進歩により、中国が21世紀最大の経済大国の一員となったいま、その矛盾は、非人間的な労働環境、自殺者の大量発生というかたちで生産現場を直撃し、暴動や争議も頻発している。

「先進国」の消費者が安さを追求し続ける限り、この矛盾は世界のどこかに押し続けられる

以上 「DAYS JAPAN]9月号より

*****************公開講座のお知らせ***************

フェアトレード学s
講演会「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」

【日時】平成22年8月21日(土)13:00-15:30

【場所】あいち国際プラザ 2階 アイリスルーム

【内容】「フェアトレード」とは生産者と消費者が対等なパートナーシップにより、途上国の
人々が自立できることを目指す貿易です。講演会では2010年5月に『フェアトレード学』を
出版された渡辺龍也氏を東京からお招きし、「フェアトレードの現在とこれから」について
お話を伺います。また、皆様からのフェアレードに関する疑問にもお答えいただきます。
フェアトレードについて、この機会にしっかり学びませんか?
※内容等についての詳細はホームページをご覧ください。
URL http://www2.aia.pref.aichi.jp/koryu/j/fairtrade/8.21kouenkai.html
【講師】東京経済大学現代法学部教授 渡辺龍也氏
【参加費】無料
【定員】100名
※定員になり次第締め切らせていただきます。お越しいただけない方のみこちらから
ご連絡いたします。
【申込方法】氏名、所属(学校名または勤務先名)、電話番号、FAX番号、フェアトレードに
ついて知りたいことをご記入の上、メールかFAXでお申し込みください。
【主催・問合先】交流共生課 交流共生担当
TEL 052-961-7904/FAX 052-961-8045/E-mail koryu@aia.pref.aichi.jp

8月21日公開講座 「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう! で 飲むコーヒーは…..

2010/08/14

フェアトレード学s本日中日新聞17面の行催事に掲載されています。

8月21日(土)中区三の丸2、県三の丸庁舎内あいち国際プラザで開催される、森を育てるフェアトレードの公開講座「『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう!」では、フェアトレードのコーヒータイムがあります。
《無料・要申込み》 マイカップご持参くださいね!

★メキシコのアグロフォレストリー(森林農法)で作られた美味しいコーヒーをコーヒーマイスターの「ワンちゃん」が当日いれてくれます。

ワンちゃんこと ONE’S CAFE オーナーの犬飼孝紀さんを紹介します。

「ワンちゃんのつぶやき」
コーヒーが大好きで日々、どうしたら楽しく、美味しくコーヒーが飲めるかを研究 しています。多くの人と美味しいコーヒーを通じて交流することに喜びを感じて、福 祉センターへボランティアでコーヒーの提供をしたり、カフェ会を開いたりしています。
フェアトレードのコーヒー豆を使って参加していただいた皆様へ心を込めてコーヒー を提供させて頂きます。そして農園で作ってくれた方や流通業者の方、今回のイベントに関わってくれた方すべての方へ感謝の気持ちを込めて、最高のコーヒーを提供さ せて頂きます。

※日本スペシャルティコーヒー協会が主催する認定資格「コーヒーマイスター」コー ヒーの知識と技術を習得したプロのコーヒーマンが、今回のコーヒーを提供させて頂きます。

コーヒーマイスターとは!?
コーヒーに対するより深い知識と基本技術の習得をベースとして、お客様へ豊かなコーヒー生活が提案できるプロのコーヒーサービスマンのことで、わが国では初めて の認定資格となります。日本スペシャルティコーヒー協会が主催する「コーヒーマイ スター養成講座」を修了し、認定試験に合格すると、コーヒーマイスターとして認定 されます。

10月23/24日ワールドコラボフェスタでも、ワンちゃん登場予定!
「ミニ版 美味しいコーヒーの入れ方教室」開催 予定です。この日は、コーヒーも教室も無料です。

今年5月29日のドキュメンタリー映画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」上映のプレ企画から始まり、11月までののワークショップに参加し勉強している、『森をつくるフェアトレード 「フェアな値段=希望+地球未来」~変化の風を起こそう~チーム』が、フェアトレードコーヒー試飲・フェアトレードタウンの紹介展示・すごろくや紙芝居などのミニワークショップなど楽しい企画をします!

みんなで栄の久屋大通公園のもちの木広場や、オアシス21などの会場へお越しくださいね。お待ちしていま~~す!

2010/07’ カテゴリーのアーカイブ

~変化の風を起こそう~連続講座2回目 愛知県国際交流協会と共催 アイリスルームにて

2010/07/31

森を育てるフェアトレード
フェアな値段=希望+地球未来~変化の風を起こそう~
連続講座第2回目開催 21名参加
アイスブレーキングs

「100人村ワークショップ」をアースネット・なごやの今井光代さんのファシリテーターで開始。参加者はそれぞれの国や挨拶や条件などを書き込んだカードをもらい参加。人口爆発や植民地の話を聞く。

ハンガーバンケットs
続いて 世界の富の分配をかりんとうでハンガーバンケット体感
一袋のかりんとうを2%・39%・59%に必死にわけたグループは、実は2%分配のグループでした。テーブルに座りたった4人で59%のかりんとうを分配されたグループは、あとで他のグループに分けに行きました。

GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)で、以前に開催したハンガーバンケットは、朝食抜きで昼食を用意し3つのグループにわかれ食事をしました。今回のように分配を参加者にしてもらい、実はその人たちが一番少ない人々だったという内容も、お菓子を使い簡単でおもしろいと思いました。

その後環境問題に詳しい今井さんから、COP10の話、遺伝子組み合えの話など、映像を交えながらの話がどんどん進みました。

コーヒーsshana

マイカップ持参の皆さんに、メキシコ トセパンのコーヒーを飲んでもらいながらの休憩タイム

そのあとは、トセパンの森をモリゾーとキッコロが案内する映像を15分くらい見ました。教会のもと、プランテーションで森が破壊されていた跡地を訪ねるモリゾーとキッコロ。 ケツァーランの街の人々に聞きながら探し当てた同じ場所は、立派な「森」が広がっていました。すごく幸せな気持ちになりました。プランテーションでも有機農法で栽培しているところもあるそうですが、森の再生にはならないですね。

メキシコ農民s             メキシコ トセパン組合の人々 研修センター エル・カタルにて

たとえ破壊されても、私たちの手で森林を回復もできるということがはっきりわかりました。あきらめることはありません。再生できるのです。そして今進みつつ有る熱帯雨林の破壊を止めることも出来るのです。

それはフェアトレードの産品を選ぶことによって

11月6日来名予定のトセパン共同組合のアドバイザーである、ラテンアメリカ大学教授であり、アグロフォレストリー(森林農法)の研究者であるパトリシアさんのメッセージをお伝えします。2007年に私がメキシコを訪ねた時のレクチャーのなかで彼女は以下のことを先進国の私たちに問いかけました。

消費者としてものを買う時の基準
1=健康を保てるか?
2=貧しい生産者の人々が、よりより生活をする、人生の豊かさがあるのか?
3=文化面での多様性、生物多様性はあるのか?
4=地域のシステムを守る事に役立っているのか?
生態系システムはそこに住む人たちとのかかわりにおいてどうなのか?
5=毎日買い物をする祭、選ぶことで、自分たちの生活が充実したものになるのか?

環境面の保全のみではなく、精神的にもつながっているそのモデル社会が、トセパン共同組合と語っていました。

今のコーヒーの生産者を支えるのは、フェア・トレードが唯一と言っていいほど重要で、先進国でできることは、消費者の立場として5つのことを見ることで、地球保全につながるということでした。

「ARIGATOU」
「GRACIAS」=スペイン語
「TAZOIKAMATIC MIA」=ナワット語(トセパン組合構成のナワット族の言葉)

『フェアトレード学』の著者に聞いてみよう! 8月21日(土)公開講座

2010/07/30

フェアトレード学s

5月29日のプレ企画「バングラデシュの衣料産業に働く女工たち」ドキュメンタリー映画上映にはじまった”森を育てるフェアトレード”~フェアトレードを体感しよう!~愛知県国際交流協会&GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)共催の連続講座。

7月10日(土)は1回目ワークショップには21名の方が参加。報告は7月10日のブログにあります。

明日7月31日(土)は2回目、環境とフェアトレードをテーマにアースネット・なごやの今井光代さんのファシリテーターで「100人村ワークショップ」開催。「大陸ごとにわかれてみよう」「富の分配 ハンガーバンケットで体感」

後半は、今回のテーマでも有る”森を育てるフェアトレード”の紹介モデルのメキシコのトセパン組合のプロジェクトを映像を交えて、現地を訪ねた土井ゆきこが紹介します。

【参加無料】要申込み 愛知県交際交流協会 交流公正担当 水谷
T052-961-7904 F052-962-8045
koryu@aia.pref.aichi.jp

次回は公開講座が開かれます!************************************************
公開講座『「フェアトレード学」の著者に聞いてみよう!』

今年5月に出版されたフェアトレードを学ぶ最新版。日本で書かれたフェアトレード入門書と呼べる決定版の一冊
「フェアトレード学」(新評論)
その著者東京経済大学の渡辺龍也教授が名古屋ではじめての講演。
フェアトレードが「当たり前」の社会へと至る道を探っていきたいと渡辺さんは語りかけます。

【日 時】 2010年8月21日(土)13:00~15:30
【会 場】 あいち国際プラザ(愛知県三の丸庁舎内)
【会 費】 無料 100名定員 申込み要
【申 込】 愛知県交際交流協会 交流公正担当 水谷
T052-961-7904 F052-962-8045
koryu@aia.pref.aichi.jp
【内 容】 フェアトレードのこと興味ある人、集合!
わからないこと何でも 聞いてみよう!
フェアトレードに対する「右から」「左から」の批判にも
耳を傾け、その課題を明らかにしていきます。
★サイン会も予定!

問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」
フェアトレードショップ風”s内 土井ゆきこ
huzu■huzu.jp(■は@に変えて)
052-962-5557(T&F)(月休み)
********************************************
渡辺龍也さんってどんな人?
■2月27・28日 国際シンポジウム「フェアトレードの拡大と深化」
東京経済大学にて開催した人です。

フェアトレードラベル機構(FLO)や世界フェアトレード機構(WFTO)の代表レベルの方、フェアトレードタウンやフェアトレードラベル運動を世界で最初に行なったフロンティアの方々海外ゲストは以下の方達でした。

イアン・ブレットマン(Ian Bretman):FLO副会長
クラリベル・ダビッド(Claribel David):WFTO副会長
カルメン・イエツィ(Carmen lezzi):FTF事務局長
ブルース・クラウザー(Bruce Crowther)フェアトレード・タウン運動コーディネータ
ジャン・マリ・クリエ(Jean-Marie Krier):fairfutures主宰/KommEnt 副代表

他にサフィア・ミニ(Safia Minenney)ピープルツリー主宰/グローバリビレッジ代表
長坂寿久:拓殖大学国際学部教授 等のゲストをコーディネイト。

■プロフィール
東京経済大学教員。東京大学教養学部国際関係論文科(学士)、タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院(修士)。NHK記者、在マレーシア国際機関職員、国際協力NGOセンター(JANIC)調査研究主幹、日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事務所長を経て、2000年より現職(国際開発協力、NPO論担当)。ラオス(1996~2000年)では森林保護・自然農業普及活動に従事。
主著に『「南」からの国際協力』(岩波書店)、主な訳書にD.コーテン『NGOとボランティアの21世紀』(学陽書房)、オックスファム・インターナショナル『貧富・公正貿易・NGO』(新評論)。

“House of Handicraft”の代表、ワニダさんの物語

2010/07/29

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

今日は旅行の5日目にタイのノンカイにある”House of Handicraft”を訪ねた時の代表、ワニダさんの物語を紹介します。


ワニダさんは78歳
祖父をフランス人にもち、母はラオ・タイ人 父はタイ人
ラオス国境に近いノンカイ県に生まれる。
(私の掛けているショールはバーシーの儀式の時に村人からかけて頂いたショールです)

60年間クラフトの仕事をしてきた人。SVAでは人気のお魚ポシェット、元々人形作家のワニダさんの考案の「ウォーリードール」などがハウス オブ ハンディクラフトでは作られています。

仕事を始めたのはラオス。
30年間3000人の人をまとめてきた。お客は日本人だったそうです。ラオスに政変があり、独身女性でそんなに手腕のある人は……..、これだけの仕事が出来る人は….と言うことで投獄された。フランス・ラオス・タイと国籍をめぐって翻弄された。顔立ちは西洋人なので、「フレンチ」とよばれている。

タイの王や女王、首相からの出獄願いが届き3年半後タイへ。財産は没収されていたので着の身、着のままだった。

1980年タイの首都バンコクでクラフト再開。今回も日本の客によって何とか軌道に乗った。が、1997年タイの経済危機で大打撃を受け、撤退せざるを得なかった。そして生まれ故郷のノンカイへ来た。

ハウス オブ ハンディクラフトは8つの村で、40人くらいの人が仕事を得ている。材料は買って渡している。

問題は、いい仕事があるよと言われればすぐ、その誘いに乗って行ってしまうので、生産者が続かない。新人には2~3日教えて、簡単なところを分業でやってもらう方式をとっている。他の職への誘惑が多く定着しないこと。

h&hの人達s

その後、生産者さんをまとめている代表の女性達と、実際の生産品の改良点などを話しあいました。ホテルなどの仕事と掛け持ちの人もいて、じっくり専業でできるくらいの仕事量と賃金が、今ある問題を解決していくのだと思います。素晴らしい生産品でも、粗雑な部分があれば売れなくなる。そこはしっかりと伝えてきました。直接話し合うことで、今後の生産品の向上が楽しみです。

7月28日 「NPOと行政のテーマ別意見交換会」に参加

2010/07/28

 今日のテーマは
~消費者に対するグリーン購入*の普及・啓発について~
*グリーン購入とは….必要性を充分考慮した上で、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを購入すること。

NPO関係は、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会いれて4人。
環境関係のベテランという感じの人たちの参加でした。

行政関係者は県の環境部環境活動推進課・市の環境局環境都市推進部課の人と、新城市からも環境課の人が参加して見えました。場所は、あいちNPO交流プラザで14時~17時近くまで話しあい。

私は、行政との懇談会とう場ははじめてでした。このような会議がもたれていることも知りませんでした。

平成13年にグリーン購入法という法律ができ、8月には東海三県と名古屋市で毎年消費者むけに「グリーン購入キャンペーン」を開催しているということでした。

500店舗の参加店舗からスタートして21年度は3700店舗になったそうです。8年を経過し、レジ袋有料など社会の変化もあるものの、エコ商品には興味があるものの割高感があるから買わない人に、どのようにグリーン購入を推進していくか?
市場経済が停滞するなか、費用対策の点からもいかに継続していくか?などの課題が出されました。

参加店舗は、ポスターの掲示・懸賞応募用紙の設置・グリーン購入コーナーの設置・独自企画の実施などから可能な取り組みをすればいいといいことです。

8年間のキャンペーンということでしたが、私自身知りませんでした。フェアトレードも似たようなものかな~、他の人にとってみれば5月の「フェアトレード月間」なんて知らないでしょうね~。

アンケートをとることでの啓蒙。
市民の地道な活動と、有名人を使ってのPR。
産品には物語があるのそれを語って行く。顔の見える関係を作りだす。

口で言うは簡単。実際にする人も楽しんでやっていける何かをNPO
関係の人が提案できればいいのだけれど、専門道を行く人はその提案がちょっと難しいかも? もっと素人の部分(初心者の気持ちにもどって)と、NPOの実績によるアドバイスができたらもっといい会合になっていくと思います。行政に寄り添う気持ちも必要かもしれないと、はじめての会合での思いでした。

提案はどれも、今フェアトレードを推進していく上にしなければならないことです。それをこのグリーン購入推進キャンペーンで一緒にやっていく方法はないでしょうか? フェアトレードと一緒にやれば、具体的でわかりやすいと思う。

マーク問題がここでもある。これからもっと出てくると思う。企業ラベルも氾濫してくるでしょう。第三者機関の認定はやはり必要でしょう。しかしそれだけ信奉ではなく、人と人とのつながりの「提携」も大切です。提携があって認証があるのが一番かもしれない。要は人と人のつながりのある店舗で買うことが一番。以前のように顔見知りの店で、世間話などしながらの買い物がいい。互いに地球環境の事も語れるような店に成長しながら、グリーンコンシューマーも育つ関係のコミュニティ復活のためにも、起爆剤としてフェアトレード産品を取り入れることを推進してゆきたい。

★名古屋がフェアトレード・タウンになることは、グリーンコンシューマータウンになることと同じ。だって消費者の価値観が変わる事だから。

消費者の価値観の変化が、グリーンコンシューマーにもなり、フェアトレード産品を選ぶことになり、環境や人権問題、そして身近な地域の問題へと意識はつながっていく。その変化をどんな形でスイッチするかが問題。そのスイッチが入れば、老人介護の問題、引きこもりの問題、子育てのことなどあらゆることが解決の方向を向く。しかしすぐには変わらない。50年はかかるかもしれない。気候変動のように。

でも今変わらなければ、その50年後がもっと遠のいてゆく。

ツアー5日目 7月20日 タイを訪ねる

2010/07/28

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

今日は旅行の5日目、ラオスのシティ・イン・ヴィエンチャンに3泊昨晩友好橋を渡りタイへ入国。ノンカイ県庁訪問、県知事表敬訪問。現地のフェアトレードの団体House 0f Handicraftsのワニダさんのアレンジで、行政とのつながりをもっと持ちたいということで
ノーンカイ県知事の表敬訪問。実際は、副知事さん(男性)と一村一品運動のまとめ役のような女性と二人が対応されました。

ひとつひとつのクラフトを、一村一品運動として盛り上げ、生産者を支えて行きたい、行政にも、活動をもっと理解していただきたい、というワニダさんの思いから、実現しました。

続いて、役所からすぐ近くの一村一品運動の生産物の販売所がならぶ、立派な建物に到着。1Fはショップ、真ん中の広いスペースを囲むような建物でした。政府により建てられ、光熱費は無料。賃料もなし、だそうです。

でもその後の政府の動きは鈍く、空き店舗もあり、ワニダさんはなんとか活性化したいということで、私たちの訪問も喜んでくださいました。箱物はできたが….と、どこでもにたようなことがあるのですね。

バーシーの儀式s

バーシーの儀式。
東北タイ(イサーン)からラオスでは、結婚式やお正月など事あるごとに、行われる儀式だそうです。塔のようなところから糸が下がり、それを周りを囲んで座っている人が手にとりみんなでつながる。お経がはじまった。ひもが動く。つながっていると感じる。お経が終わったら外向きにみんなが座る。糸を持った人が私たちに「幸せ」や「夢が叶う」ように手首に白いひもを巻き付けて行った。10人くらいの人から結んでもらった。

ビュッフェスタイルで食事のあと人気のウォーリーブローチやお魚巾着のデモンストレーションを見ました。

人形作り

人形ブローチは、足になるワイヤーの先に綿をからめ、接着剤でくるくるまとめてきます。頭になる部分も綿で作り、何度も接着剤でまるくまとめ、その真ん中に、先ほど両サイドに足の部分を丸めたワイヤーを二つに折り、頭に差し込みます。そのあとは手をつけ、服を着せていきますが、前日の雨のため(ラオスは雨期)生産者の人が来られなかったので、デモンストレーションはここまででした。

その後、生産者さんをまとめている代表の女性達と、実際の生産品の改良点などを話しあいました。

ツアー4日目 7月19日 ラオス モン族 タンピャオ村を訪ねる

2010/07/27

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。
CAMAクラフトに8時過ぎ到着。

カマクラフト事務所sカマクラフト事務所(WFTOのマークが看板にある)

カマクラフトは、はじめ難民キャンプでハンディクラフトの材料を提供するくらいの小さな団体だった。
1990年国に戻ることが出来た。ラオスに戻ってきても支援を続け、外国にも輸出をするようになった。医療器具・食べ物・お金の支援もするようになった。だんだんと商業的になってきた。今日注文して、明日できてくるように回転が良くなってきた。

村へ届ける材料の棚s村へ届ける材料の入った棚 カマクラフト事務所にて

10の村を支援している。ルアンパバーン・ビエンチャン・諸外国へ販路を持つ。生活水準があがってきたという声もある。低所得者の現金収入の支援をしている。村の言葉ではなくラオス語を話すための学校支援。社会参加の仕方がわからない村人のためにライフスキルを伝授。新しい技術面学び、伝統的なものとトレンドを組みあわせるなど、情報を提供していく。材料は90%タイから入手。コットン100%又はコットン35%ポリエステル65%の材料が使われている。SVAはコットン100%を要望している。

村へ行く赤土の道s村へ行く赤土のぬかるみ道

事務所から「Tan Peaw Village」を陸路1時間くらいで尋ねた。幹線道路を左に折れると赤土のくぼみに雨がたまった道を20Kmくらいの速度ですすsむ、両脇には水田もあり田植えをしていた。

1993年難民生活から戻ってきた。行政と国連が家などをサポートしてくれた。カマ・クラフトに村人はサポートのお願いに行った。国連はおおきく動くけれど少数の人々を忘れてはいけない。

村を訪ねたときは、女性ばかり、そしてたくさんのたくさんの子どもたち、男性はみんな畑にでて農作業。村長さんの話に寄れば935人がこの村でくらしている。

森のやりとり3s

3週間に一度訪ねてくるカマ・クラフトのスタッフから、次の仕事の布を伝票と一緒に渡される。そしてそれまでに出来た仕事を渡し、検品をうけお金をうけとる。町から離れて暮らす人々にとっての大切な取引がここにある。

ただ、この取引が、足元みられ低い報酬しか受けられない場合も想像できるし、実際フェアトレードでとり引きされないところでは、20%くらいはここより低いようです。

カマクラフトの事務所の人と村人のやりとりのあと、「モン族の衣装を着たい人!」との呼びかけがあり手をあげました。

森の人みんなs
前列 中央の二人とその後ろの人はモン族の娘さん

ラオスはこの時期雨期で、朝も雨が降っていたので赤土がぬかるんでいました。でも森のなかでの交流する時はやんでいました。

この夜は、友好橋を渡ってタイへ行きました。5日目は、タイのノンカイへゆき、ハウス オブ ハンディクラフト へ行きます。

ツアー3日目 7月18日 ラオス モン族 シビライ村を訪ねる

2010/07/24

SVAクラフトエイドの企画 ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

シビライ村

朝7時にホテルを出発して、3時間ほどで帰還難民の村、シビライ村に到着。SVAのスタディツアーの生産品では、ハートマスコット・財布があり2006年のカタログではショルダーバッグもあり、それはとても素敵な彩りのクロスステッチが施されていました。

そんな村を直接訪ねるということは、本当に心待ちした瞬間でした。前もっての説明どおり、斜面にはりつくような感じで家があり、ばんばんトラックなどが走る道路をはさんで、また斜面に家がある。そんな村でした。

ワーピアション村長さんの話に寄れば村民は243人、うち女性は122人。15歳以下は115人と子どもがいっぱい。農業中心でハンディクラフトを作っている。高校がないのでなんとか作りたい。隣の村長さんも同席。教育に注ぐ思いを語られた。

村人と一緒に餅つきをしました。
細長い丸太をくりぬいた中に蒸した餅米を入れ、杵で二人でつきます。日本の餅つきと違うのは、臼が長方形、杵が軽い、水をつけて手返しをしないので餅と杵がくっついて、持ち上げるのが大変。モン族の若手は決まっている。一方の日本側は、杵の軽さと、くっつく餅を引き離す力不足で、周りの子ども達の笑いをおおいに誘った。
もりあがった餅つきでした。

餅つきs

昼食を村長の家で頂きました。魚を揚げたもの、ご飯、タピオカと芋の入ったデザートのようなもの、バナナ、餅は蜂蜜をつけて食べるようでした。日本から持参した海苔としょうゆは、甘さとは反対の味覚なので、シビライ村の人もとまどった様子でした。

昼食後、女性達の刺繍をするところを見せてもらいました。時間をみつけては、膝に布を置き、色とりどりの刺繍糸を自分の感性でクロスステッチしてゆきます。それは刺繍するお母さんの袂で遊びます。そして針を持てる頃になると、端っこのほうの部分をさせてもらいます。やがて順次任されるのでしょう。民族衣装を自らつくる伝統的なこの刺繍は、難民時代にも作っていました。

同じ柄でいくつも作るという商業ベースは彼女らにはあいません。なぜならおしゃべりしながら、みんなと楽しく、そして創作の楽しさを味わいながら、「刺繍する事が楽しい!」と彼女らは語るからです。自らの思いを刺繍の糸に託して表現する、それは仕事と言うより生活の中の大切な創造時間で、生きる源なのでしょう。日本にきて一つ一つ違う柄を見る時、私たちはどれもこれも素晴らしく選ぶ楽しさと難しさを味わいます。

双子の母s

そんな思いの刺繍がされた生産品も市場にいけば、観光客に値切られ手元に届く報酬はその思いや技術に見合った物ではないでしょう。シビライ村はまだフェアトレードとしての組織化にはまだなっていませんが、村の人と難民キャンプ以来家族のように、またおかあさんと慕われている安井清子さんを通じて、SVAに届きます。これはフェアトレードの中では分類すれば提携型に属すでしょう。

フェアトレードのマークも何もありませんが、生産者も仲介する人も引き取り買う団体も互いに尊重し合う関係での取引です。形ではなく目に見えないつながりで生産品が作る人から使う人へと手渡されていきます。

そのお金は年間を通じてお米が取れないシビライ村の人にとっては大切な現金収入です。教育費に生活費になります。刺繍は女性のものだけではなく、村長をはじめ男性も手がけるそうです。

実際、下の刺繍は少年が刺繍しました。木から落ち、竹にささった所を助けられたそうですが、入退院があり、ただでさえ貧しい生活のなかでのかかる医療費への苦労は大変なものと想像します。週末に3枚ほど仕上げるという刺繍のステッチは素晴らしいものでした。それを製品化するコーディネーターがシビライ村から生まれるともっと収入が増え、臨時支出にも対応ができるようになると思います。

息子の母s

2007年に行ったメキシコのコーヒーなどの生産者のトセパン組合は、組合委員のための銀行をつくりました。営利目的ではないので、預ける時の利子は高くつけ、借りる時の利子は少ないそうです。

11月6日 メキシコからトセパン組合の話をしてくださる人が、「森を育てるフェアトレード」の公開講座のため来名予定です。

シビライ村にも若者が世界のこのような事例を勉強し、村に持ち込んでくれたらいいなっと思います。情報の不足は発達を拒みます。出入りする人達が情報を提供し、相談にのってあげれるといいなと思います。

どちらにせよ、現金収入を得ることです。今回も生産品の改良点や新製品の提案なども直接生産者の人と話す事ができました。

今回のシビライ村での出来事の一つに、昼食後、小柄なおばあさん(と言っても多分私くらいの年齢の人)にモン語で「ワッジョ=こんにちわ」と声をかけたら、互いに手を取り、なんだか自然にハグした。東洋人にはないことだけれど、ハグしあいながら語り合う目は、今回この訪問では口に出来ない難民時代のこと、それを彼女は目で語っていたと思う。

私も前日の前もっての安井さんのレクチャーで20年近くの難民キャンプ時代のこと、帰還してからのこと、その時代を生きてきたことに思いをめぐらした時、涙が出てきた。彼女もそうだった。指で数える仕草もしていた。私にはわからないけれど、「たいへんだったね~」という思いでハグしていた。自分自身不思議な行動でした。彼女の手が私の涙を拭いてくれた。

ハグs

そのあと刺繍する現場では、彼女が針を持って刺繍をしていた。白い布にしていたので誰かが聞いた。「なぜ白い布にするのですか?」と。答えは、死に装束ということでした。女性の平均寿命54歳というラオスでは40~50歳になればそのような準備も有るのかもしれない。私は平均年齢はとうに過ぎている。死に装束の衣装までは考えていないけれど、どうしたらこのまわりに物を片づけたらいいのか考えている。シンプルに暮らしたいと思う。

私にできることは?
SVAという団体を通じて、今回出会ったシビライ村の現金収入の道を造りたい。後継者は一杯いると村人の話。確かに!! 子どもらは一杯いる!

素晴らしい感性と技のモン族。それらを生かし世界に誇る伝統文化を発信、自らの歴史も語り、互いに平和に暮らす事ができるように出会ったところからつながってゆきたい。語って行きたい。

糸s

以下明日の企画案内!
シャプラニールという団体をごぞんじですか?

1972年発足ということですから38年もたちます。
40年近く続く事はすごい事だと思います。世代がつながっている証明です。どこにそんな息の長いNGOの秘訣があるのでしょうか? また地道に活動するエネルギーをどのように維持して現地で活躍しているのでしょうか?

さて年に1回、全国を回るキャラバン隊が名古屋にきます!
何かをしたい! と思っている方にもヒントが有るかもしれません。
また卒論等で国際協力・フェアトレードなどをテーマに使用としているかたは是非、藤﨑さんのお話を聞いてください。
女性の立場ならではこその話も聞けると思います。

************************************************
ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動で見た女性たちの暮らしの変化~

支援の先にあるものが見たい……..

■日 時:2010年7月25日(日)14:00~16:00
■会 場:ウィルあいち2F セミナールーム4
■参加費:1000円(当日+500円)30名定員

■プログラム: シャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/は、
ネパールでの活動を1996年から開始し、農村
での活動や都市部での働く子ども支援に取り組んできました。
ネパールの農村部で経済的に厳しい状況に置かれている女性た
ちの社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たち
の変化について藤﨑文子さんにお話をして頂きます。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/48d430bf106208申込方法からどうぞ

■問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)
http://www.huzu.jp/   huzu@huzu.jp

ラオス・タイにクラフト生産者を訪ねる旅に行ってきました。

2010/07/23

2010年7月16日~23日
SVAスタディツアー2010年~
SVAの活動25周年を記念するスタディツアーは、予想通りいろいろな出会いがあり、大変有意義な旅でした。

ラオス・タイに生産者を訪ねる旅

1日目は、移動の日、ベトナムのハノイ経由ラオスの首都ヴィエンチャンに着きました。

2日目はヴィエンチャンにあるSVA事務所を尋ねました。
SVAのラオス事務所s

そこの1Fは図書館になっていて子ども中心ではありますが、大人にも開放していて新聞や雑誌など読めます。

新聞紙を使った甲、紙飛行機、折り紙、地球儀ビーチボールなどで大いに一緒に遊んでもらいました。

bo-ru

子ども図書館s

そのあと2Fの事務所で、SVAのフェアトレード事業の説明をクラフト担当の藤川和美さんより、またSVAの主たる活動である移動図書館活動事業の説明を伊藤解子所長より説明を受けました。

そして翌日訪ねるシビライ村について、安井清子*(モンの名前はパヌン・リー)さんより、SVA活動の起源になる難民キャンプ時代や、モン族の話を聞きました。*ラオス山の子ども文庫基金・エッセイスト・モン文化研究

午後は移動図書館活動先である HOME OF LIGHT(盲学校)での見学と交流をしました。これはSVAのスタディツアーの図書館活動を理解する意味で私にとって大きな交流でした。

難民キャンプで過ごしたことのある少年が、やがて国にもどりSVAでのこの図書館活動に参加。彼ミンチェンのお話は、言葉は私は理解できませんでしたが、語り手と聞き手の子どもたちの熱い交流を感じることが できました。目が見えない子どもらは体全体で聞いている。みんな波打つように笑い、声を一斉に出す。今も尚彼の語りが蘇ってきます。素晴らしい!!!ミンチェン。

子どもたちの心の明るさ、輝きが、未来を作る! 素晴らしい仕事をしているSVAと理解できました。日本でも、子どもたちの心の輝きに役にたつことができたらいいなと思いました。それらの活動をしている人々もいっぱい周りにはいます。応援していきたい。つながって行きたい。

2日目からは、いよいよモン族のシビライ村を尋ねます。

7月25日(土)38年の歴史のNGOシャプラニール キャラバン隊 IN 名古屋

2010/07/14

シャプラニールという団体をごぞんじですか?

1972年発足ということですから38年もたちます。
私がシャプラニールと出会ったのは、新聞の社説でした。内容は覚えていないのですが、古くて、大きくて、有名なNGOがあるということで興味を持ちました。フェアトレードの品物を日本へ入れたのも早い段階の1974~5年です。ただその時フェアトレードという認識はなかったようですが…..。

東京の事務所にも何度か尋ねました。フェアトレードの店を始めてからしばらくしてからと思うので13年くらい前だと思うのですが、バングラデシュへのスタディツアーにも参加しました。

強烈な印象がたくさんありました。
一つには、シャプラニールがたちあがってバングラデシュで援助をしていた時、村人から襲われ大けがをした人が同じツアーに参加していた事。そのときは中年のおじさまになっていたのですが、歴史を物語る生き証人のような人が一緒だったことが印象的でした。

理由はいろいろあったのでしょうが、援助していたら、襲われたという事実は「援助」の難しさを物語っています。代表はHPの挨拶のなかで『…..またこちらから持ち込んだ「援助」はほとんど役に立たないということを私たちは経験から学んでいます。』と述べています

そのような経験を重ね、シャプラニールは今にいたり、バングラデシュ・ネパール・インドと地元のNGOと連携をとりながら発展しています。最近は「フェアトレード・ソング」も出来たとか?!

40年近く続く事はすごい事だと思います。世代がつながっている証明です。どこにそんな息の長いNGOの秘訣があるのでしょうか? また地道に活動するエネルギーをどのように維持して現地で活躍しているのでしょうか?

キャラバンs

さて年に1回、全国を回るキャラバン隊が名古屋にきます!

貴重なこの報告会に、是非いらしてください。

何かをしたい! と思っているあなたにもヒントが有るかもしれません。

また卒論等で国際協力・フェアトレードなどをテーマに使用としているかたは是非、藤﨑さんのお話を聞いてください。

女性の立場ならではこその話が聞けると思います。

************************************************
ネパールの農村に生きる女性たち~支援活動で見た女性たちの暮らしの変化~

支援の先にあるものが見たい……..

■日 時:2010年7月25日(日)14:00~16:00
■会 場:ウィルあいち2F セミナールーム4
■参加費:1000円(当日+500円)30名定員

■プログラム: シャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/は、
ネパールでの活動を1996年から開始し、農村
での活動や都市部での働く子ども支援に取り組んできました。
ネパールの農村部で経済的に厳しい状況に置かれている女性た
ちの社会的背景、実際の支援活動、活動を通じてみえた女性たち
の変化について藤﨑文子さんにお話をして頂きます。
申込方法からどうぞ

■問い合わせ:「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」土井ゆきこ
http://www.nagoya-fairtrade.net/
huzu■huzu.jp(■は@に変えて)
052-962-5557(T&F)(月休み)
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
お知らせ

7月16日~23日までSVAクラフトのスタディツアーに参加し、ラオス・タイの生産者さんを尋ねます。しばらくお休みします。
よろしくお願いします。7月25日にお会いしましょう!  土井ゆきこ

「フェアトレード学」の著者 渡辺龍也さんが名古屋へ!

2010/07/14

2010年5月に『フェアトレード学』を出版された渡辺龍也氏を東京からお招きし、世界や日本のフェアトレード事情について、わかりやすく、詳しく、お話していただきます。

皆様からのフェアレードに関する素朴な疑問から、深い思いの疑問にもお答えいただきます。

フェアトレードについて、この機会にしっかり学びませんか!

フェアトレード学s

■8月21日「フェアトレード学」著者の渡辺龍也先生の講演
■13時~15時半
■愛知県国際交流協会 アイリスルームにて。
■詳しくは http://www2.aia.pref.aichi.jp/topj/indexj.html        新着情報をごらんください。 お問合せ/申込先:財団法人愛知県国際交流協会 交流共生課交流共生担当   TEL: 052-961-7904/Eメール:koryu@aia.pref.aichi.jp ****************************************************************************** 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会 http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ     052-962-5557(T&F)(月休み)      http://www.huzu.jp/
huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

2010/06’ カテゴリーのアーカイブ

6月29日 吹上小学校PTAの家庭教育セミナー38名参加

2010/06/29

ワークショップ「買い物から世界を変えよう」
吹上s

なふたうんs

振り返りシートは、後日入手できるので報告は次回へ。今日のための取り置きチョコレートの試食も人気のようでした。10月下旬まではしばらくお休みのチョコ販売です。夏の間は扱っていません。

質問カードなどにより、どこでフェアトレードの商品が買えるかという問いがありました。やはり啓蒙と同時に、身近に買える事が大切です。名古屋市内に300店舗以上、フェアトレードの品物を扱う店舗が必要です。フェアトレード運動の啓蒙とフェアトレードを扱う店舗の拡大と同時進行が必要です。

DECOスクール2010 「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」参加 報告

2010/06/28

6月27日s

6月27日WSs

6月27日WS2s
参加者は9名、親子での参加は嬉しいです。「私にできること」を最後に読みました。

6/27(日)DECOスクール2010を開催した、デンソー総務部 DECOポン事務局より報告がありました。
********************************以下報告***************************
おかげさまで多くの方にご来場いただき、大変盛況となりました。
DECOスクールを機に、たくさんの方の中に「地域ごと」が「自分ごと」となる
シフトが起こったのではないかと思います。

取り急ぎ簡単ではございますが、実績と参加者のみなさんからの声をご報告
させていただきます。

◆入場者数:1,617名 (参加者1,036+スタッフ187+団体394)

◆ポイント発行
EXPOエコマネー:68人/1,410ポイント
DECOポン:179人

■DECOポンツリー短冊
※164名記入 ※テーマ:今日の発見をみんなに知らせよう!

・みんな元気でたくさんの笑顔が見れて、楽しかったです!
・一人の力は微力だけど協力しあうとすごく大きな力になる!
・身近にあった知らない世界に気づけました!
・いろんな団体さんが活動されているのに驚きました!!
・いくつになっても学べることはいろいろあると実感しました。
・世の中、お金が大切だけど、足らないところはやっぱりハートで・・・
・一生懸命やれることを持っていることは素晴らしいこと
・何事も前向きに。プラス思考で幸せつかもう!!
・みなで力を合わせれば、何でもできるね。
・他の地域のみなさんの活動も刺激になりますね。
・興味をもっていろんなことを知ることが、第一歩だと思った。
・いろんな人との出会いがある。がんばってる人、素晴らしい!

■今日「自分ごと」として発見したことは?
・地元でボランティアにか関わってみたいと思った。
・福祉専門学校に通っているので、将来自分の進む道(就職)に世の中の注目度
が非常に高くなっていると実感しました。
・自分に合ったことを、自分から始めることが大切、そのときにやりたいことをやる。
・人と自然とのつながり、ぬくもり
・参加してるスタッフの方々のプラスのエネルギー
・気づかないふりはやめようと思った。問題意識をもっと持たなければと思った
・社会に貢献する手段はたくさんある、いろんなつながりがある
・小さなことからひとつずつ行動してみよう!
・社会のかかわり方として、いろいろな形があることに気付くことが出来ました。
・地域に根ざしてがんばっている人たちが多くいること。
・社会人として、自分でちょっとしたことでも行動するのが大切だと感じたこと。

■次回へのエール・要望
・お昼の軽食メニューがもっとあるとよかったです。(カレーの一般販売とか)
・たくさんの人に来場してもらうために、PRを今以上にしたらどうでしょう
・梅雨の時期じゃない方がよいですね
・特に今年はブースが多くてよかった。
・団体の皆さんが熱心に活動されている気持ちが伝わってきました
・デンソーさんの多岐にわたる社会貢献活動、地域との広いかかわりに驚いた。
今後もぜひ続けてください。

********************************ここまで報告*******************************

地域に開放し、地域とつながっていくデンソーのCSR、素晴らしい規模でした。 ますます地域と共に発展を!

地球環境問題映画会 第17回「生きている地球の記録」開催  名古屋市科学館

2010/06/26

地球環境問題映画会 第17回「生きている地球の記録」開催
今年も映像を通して”地球環境問題”を考えてみませんか!

またミリオン座でも「ビューティフル アイランズ」が上映されます。7月10日から 伏見ミリオン座にて

財団法人三菱UFJ環境財団では、平成6年から毎年、名古屋市科学館において地球環境問題映画会「生きている地球の記録」を開催しています。 これは、東京で開催される「地球環境」をテーマとした国際映像祭『EARTH VISION 地球環境映像祭』の入賞作品を2日間にわたり無料で上映するもので、 出来るだけ東海地域の多くの方々に映像を通して地球規模での環境問題について関心と理解を深めていただこう、ということが目的です。 『アースヴィジョン第18回地球環境映像祭』においては、「環境映像部門」で世界 17カ国・地域から146本の応募があり、 9本が入賞作品として選ばれました。また「子どものための環境映像部門」では世界17カ国から88作品の応募があり、8本が入賞作品として選ばれました。今回は、これら入賞作品の中から14本を上映します。
皆様方のご応募をお待ち致しております。

日 時 平成22年7月24日(土)~25日(日) 午前10:00~午後4:50
(開場9:30、昼食休憩を含む)
場 所 名古屋市科学館サイエンスホール(生命館地下2F)
主催 (財)三菱UFJ環境財団、名古屋市科学館、中日新聞社、アース・ビジョン組織委員会
後援 愛知県教育委員会
連携協力 生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会

6月27日DECOスクールにて 「チョコレートの来た道」ワークショップ開催&出店

2010/06/25

ふだん何気なく買っている商品の中には、発展途上国の弱い立場の人たち(時には子どもまで!)が、本人も知らないうちに環境に負荷をかけながら作っているものがあるかもしれません。

「フェアトレード」とは、そんな状態をなんとかするために、「環境にやさしい商品を適正な価格で買おう」という運動です。この講座では、そんなフェアトレード商品を選ぶと誰にどんなうれしさがあるか、チョコレートを例に解説します。

チョコレートの向こう側にある、世界の環境問題や貧困問題に関する理解を深めた後、おいしいコーヒーとチョコレートを楽しみましょう♪

■場所  デンソー本社5号館(刈谷駅から徒歩7分)
2F会議室
■推奨年齢  小学4年生以上 ※親子OK
■時間  10時00分~12時00分
■定員  30人
■参加費  300円/大人  200円/こども
※こどもは水筒持参

「今、自分が暮らすまちでは何が起きてるの?」
「子どもたちの未来の暮らしはどうなるの?」
実はぜ~んぶ「自分ごと」。
自分たちの未来のために、今からできる「はじめの一歩」をさが
しに来てください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

~地域の未来を見に行こう~
DECOスクール2010 刈谷キャンパス 開催!!!

【日時】2010年6月27日(日) 9:30~16:00
【場所】デンソー本社5号館(刈谷駅から徒歩7分)
【内容】詳しくはこちらのウェブサイトへ↓
http://www.denso.co.jp/ja/csr/social/social/event/100591b.html

☆誰でも参加OK! ご家族やお友達を誘ってお越しください☆

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今年度のDECOスクールは参加団体、講座内容ともにパワーアッ
プ! 「ハートフルまつり」、「モノづくり体験・ミニ勉強会」、
「大DECO市(ブース出展)」の豪華3本柱で開催いたします。

大DECO市では、地域の未来のためにがんばっている愛知県と三
重県のデンソーと関わりのある市民団体が大集合!“楽しいから”
“自分が成長できるから”“おしゃれだから”“おいしいから”、
いろんな理由で続けたくなることをたくさん紹介します。

6月24日堀田小学校 33名参加 親学のススメ 「チョコレートの来た道」

2010/06/24

今回のようなPTAのセミナーにお招き頂いたのは初めてでした。ほとんどの方がフェアトレードを知らない、または聞いた事はあるが….というお母さん方でした。PTA役員のお母さんたちが企画・準備をしてくださって、当日も1時間前くらいから準備、たくさんの人に参加頂き教室は一杯でした。マイカップ持参のティータイム、美味しい紅茶とチョコで癒されたとのコメントも頂きました。
校長先生の参加も嬉しかったです。皆様、今日の出会いを頂きましてありがとうございました。

堀田小学校s

振り返りシートより

*「フェアトレード」という言葉を知らなかったわけではないのですが”知ってる”だけではダメだなと実感しました。そして、少しでも今の自分ができることを行動に移していけたらと思いました。こういう事情が世界中にあるということを少しでも子どもたちに伝えて行くことも大切だなと。あらためて子どもが育っていく過程にかかわっている自分の責任というものを実感しました。がんばらなければ!!

*正直フェアトレードという言葉も知らず 今日のセミナーに参加しました。自己紹介から始まったセミナーが時間が過ぎるとともに重く深い内容になり 心が なかなかついていけませんでした。 しかし 世界の現状を知り 今の私たちのしあわせを実感し いろんなことを 考えさせれれました。 最後にはおいしい紅茶とチョコで いやされました。とても貴重なセミナーをありがとうございました

*とても深刻な内容でしたが、グループミィーティングが進むようなゲームから始まり、自分たちが考えることに重点がさかれていて、楽しく学ぶことができました。本当に一方的に聞くだけでなく時間が短く感じまいした。とても良いお話をありがとうございました。すこしでもフェアトレードのお力にばれば….と思います。

*安いチョコレートの裏側に小さな子どもたちのつらい労働があったり、いろいろなことを知ることが出来て良かったです。あっという間の2時間でした。ありがとうございました。自分の子どもたちとも話し合いたいです。

コート君への手紙より

*コート君へ おばさん一人の”力”はとても小さいけれど、その小さな”力”を他のおばさん達と会わせて そして、おばさん達の子どもに伝え、みんなでコート君達を助けてあげたい!! 必ず助けてあげるからね。もう少しのしんぼうだよ。ガンバッテ!! ちいさな”力”のおばさんより

*コート君へ 今まで何も知らなくてごめんなさい。そんなかこくな状況におかれているなんて全然知りませんでした。今すぐにコート君にしてあげられることはないけれど、この状況が少しでも良くなるように、協力したいと思いました。こうやって、何にも知らない人が知っていって、みんなが協力してくれれば、少しずつでも、良くなっていくかもしれない。それまで待っていてください。日本から応援しています。

*コートくんへ 毎日 働いて 手は痛くないですか? 本当は働きたくないと思っていませんか? 何をしてみたいですか? 何をすればコート君のためになるのか私にはわかりません。ごめんなさい。私たち大人が日本の子どもたちにも伝えることをしっかり学び、考えて、コートくんたちの生活が少しでも楽に鳴るようにしたいと思います。

堀田小学校2s

6月23日は沖縄慰霊の日

2010/06/24

2010年6月24日(木)毎日新聞朝刊に
17歳 詩に託す平和
当たり前にある基地 変えていこう
「願うだけでは来ない」
6月23日s

今日もまた始まる
いつもの日常
当たり前に食事をして
当たり前に好きなことを学んで
当たり前に安心して眠りにつく
そんな普通の日

今日もまたはじまる
いつもの日常
当たり前に基地があって
当たり前にヘリが飛んでいて
当たり前に爆弾実験が行われている
そんな普通の日

一見「平和」に思えるこの小さな島
そこに何時のまにか当たり前ではない
当たり前で会ってはならないものが
入り込んでしまっていた
普通なら受け入れられない現実を
当たり前に受け入れてしまっていた

これで本当にいいのだろうか

平凡な幸せを感じながら
ただただ「平和」を望む今
簡単にこの違和感を
無視していいのだろうか

黒いたくさんの礎
刻まれるたくさんの名前
そこで思い知る
戦争が残した傷跡の大きさ深さ
何も幸せなど生まれなかった
何も手にいれたものなど無かった
すべて失ったものばかりだった

忘れてはならない
この島であった悲しい記憶
目を背けてはならない
悲しい負の遺産
それを負から正に変えてゆく
それがこの遺産を背負い生きてゆく
私たちにできること

変えてゆくのは難しい
しかし一人一人が心から
負である戦争を忌み嫌い
正である「平和」を深く愛する
そんな世界になれば
きっと正の連鎖がはじまるはずだ

6月23日慰霊の日
あの黒いたくさんの礎には
たくさんの人々が訪れる
そして その一つ一つの名前に触れ
涙を浮かべながら語りかける

「今年も会いにきたよ」と
手を合わせ目を瞑り祈りを捧げる
その訪れた人々に
「平和」を願わないものはいない
「一度会ったことは二度ある」
そんな言葉を聞いたことがある
しかし こんな悲惨な出来事は
もう繰り返してはならない
だから………….
「一度会ったことは二度とない」に
変えてゆこう 平和で塗りつぶしていこいう
その想いはきっと届いているはずだから

小学校のPTA家庭教育セミナー2つ 開催

2010/06/23

6月24日(木)堀田小学校=親学のススメ=
「チョコレートの来た道」~フェアトレードでつながる命~

世界で最も愛されているお菓子チョコレートに隠されている涙とは?
あなたのお買い物で世界を変える事ができるかも?
美味しいフェアトレード・チョコレートを食べながら、世界や命のつながりについて考えます。

6月29日(火)ワークショップ「買い物から世界を変えよう」

この秋、名古屋で地球上の多様な生物を守るための国際会議COP10が開催されます。その報道の中で、私たちの生活が思った以上に世界の人々の生活や環境と深く結びついていることに驚かされます。フェアトレード(=公正貿易)を通じて世界と深くつながっている私たちの暮らしを見直してみませんか?
フェアトレードとは、対等なパートナー湿布により、発展途上国の人々が自立できることを目指した貿易のことです。

と各学校で案内をして頂き、30数名の参加予定と聞いています。共に土井がファシリテーターを勤めます。お母さんたちとの出会いが楽しみです!

コーヒーから変化の風を起こそう! 学ぶだけでは世の中は動かない!

2010/06/21

ワークショップで考え行動しませんか!

この連続講座は、フェアトレードの仕組みや意義、その背景にある地球的課題、そしてフェアトレードと生物多様性の関係、さらに多くの人に知ってもらう効果的な方法をワークショップ形式で学びます。

無料です。学生の方にも大いに参加頂けると嬉しいです。
**********************************************
森を育てるフェアトレード「フェアな値段=希望+地球未来」
連続講座 フェアトレード体感
~変化の風を起こそう~     《無料》
連続参加の方30名募集
■日程
・7月10日・7月31日・9月25日・11月27日はワークショップ
・8月21日(「フェアトレード学」の著者に聞いてみよう」渡辺龍也先生名古屋初講演・フェアトレードをまとめて知る、質問ができる講座です)
・10月23/24日(栄でワールド・コラボ・フェスタ)
・11月6日(メキシコからのアグロフォレストリー専門家による講演)
場所:愛知県国際交流協会(名古屋市中区)

コーヒーから変化の風を起こそう!

学ぶだけでは世の中は動かない!

ワークショップで考え行動しませんか!

★詳しくは GAIAの会
お問合せ/申込先:財団法人愛知県国際交流協会 交流共生課交流共生担当
TEL: 052-961-7904/Eメール:koryu@aia.pref.aichi.jp
******************************************************************************
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)
http://www.huzu.jp/   huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

6月20日の振り返りシートより

2010/06/20

「名古屋をフェアトレードタウンにしまい」のワークショップ
三回連続講座の今日は2回目16名の参加 ウィルあいち2F あいちNPO交流プラザにて

*フェアトレードという言葉は知っていたけど、実際に書き出してみると知らないことがたくさんあることに気がつきました。過去、現在を見つめる中で未来像がうかんでくるわけだが、そのためには何をしなければいけないかということを考えさせられた。ひとつでもできることから始めたいと思う。(50代女性)

*20年後の社会を想像するとき、ネガティブな状況がまっ先に浮かんでしまったことに自分自身おどろいた。より良くしていきたいと思いながら、一方で無力さを感じているのも事実だ。しかし、私たちは気づき、学び、現実を知り強く地道に変えていかなければと思う。この世界、この社会に生きるこどもたちのために。(40代女性)

*過去があって今があり、今が未来に続いていくということを再認識しました。あたり前過ぎる今の暮らしは過去の積み重ねでできていて、それが永遠に続くのではないということを忘れずにいたいです。日本でのFT(フェアトレード)の認知度はまだ低いけれど、自分の周りでは少しずつではあるけれど確実に知られていることを感じます。一歩一歩進んでいけたらと思います。

*今日は初めて参加させていただきましたが、FTについて知っていること、知らないことを書き出すことで、FTについて再度認識できたり疑問を共有できたりと、貴重な体験ができました。またこのような会に出ることで、同じように学びたい、疑問を共有したいと思える人と出会えることがすごくいい機会となりました。(10代女性、学生)

*今日はFTについて知っていること、また知らないことを勉強するいい機会になりました。小学校の教育現場で実際に国際理解教育を行っている先生の話も聞くことができ、良かったと思います。また、未来に○○がある社会というのを考え、1人1人が今日考えたことを伝えて広めていけば、未来に希望を持てる社会になると思います。

*今日は“フェアトレード”というものについてだけでなく、たくさんのことを学ぶことができました。まずは世界の80%の人が貧困であるということ。どのような基準で貧困、富裕というかよくわかっていないけど、少し驚きました。最後のグループワーク(ポストイットを使った)は、似たもの同士を同じグループに分けたけれど、全てつながっているように思った。(20代女性)

*フェアトレードの日本での認知度がどうしたら上がるか…どうして日本で低いのか…私自身『フェアトレード』について知らない人にどーやって説明したら伝わりやすいかがよくわかりません。説明しても、難しいこと言っている人とか思われたりして…
次回も又よろしくお願いします。(20代女性)

*ワークショップという形で参加しながら学ぶ、自分だけでは無く年代層異なる人達の考え方等にふれて自分をふり返り楽しみながら学ぶ、手段、伝える方法を学びました。一方的に教えるだけでは無く、個々の理解できている範囲を否定することなく、耳を傾けお互いにみとめ合いの場。勉強になりました。(60代女性)

*5/29にフェアトレードについての講習に参加させていただいて本日のこのワークショップの事を知りました。お話しを聞くのも良い機会でしたが、本日の“みんなで考える”とうのもとても刺激的でよい体験になりました。疑問に思っている事はみんないろいろ持っていて、自分も気付く事がたくさんありました。最後に土井さんがおっしゃっていた“FTの商品がなぜ高いかではなく、今使っているものがなぜ安いか”ということ、これから自分でも学んでいきたいです。ありがとうございました。(20代女性)

*フェアトレードを知ってから、まだ約3ヶ月しか経っていません。全く知識がなかった私ですが、今回参加して多くのことを知ることができました。学校だけでは触れることのできないような方々とこうして話せたことはとても勉強になりましたし、吸収することができました。貧困はもちろんのこと環境問題もがつながっていく社会。私たちが出来ることは身の回りにたくさんあるのだと感じました。これからもっと国際関係の知識を身につけ、自分が出来ることを見つけ、それをどんどん広めていく活動をしていきたいです。また機会があれば参加したいです。(10代女性)

*フェアトレードに関しての認知度、普及率が低いと感じる日本ではありますが、これほど熱い思いを持った方々がたくさんいることを知り、とても心豊かになりました
私にできること、それは今日知ったこと感じたことを一人でも多くの誰かに伝えること、そして明日を担う子どもたちがより豊かな創造力を持って、力強く持続可能な未来を切り開いていくことができるように、私自身学習を拡張させていくことだと痛感しました。
とても素敵な時間を共有させていただいたこと心より感謝したいと思います。本当にありがとうございました。土井さん、ファシリテーターのしばちゃんおつかれ様でした。(40代女性)

まず初めに、フェアトレードについて知っていること、知らないことを具体的に出していく時、知っているつもりでも具体的に言葉にすることができない自分がいました。また、年代別に出来事を書き出していくとき、社会の出来事への自分の無頓着さを知りました。どのようなものがある社会がいいか考えてポストイットに書いていく時、みなさん、水や食物、教育など身近なものに観点をおいてらっしゃって、身近なものへの感謝がよい社会へつながると思いました。なんとなく知っていたフェアトレードが、もう少しよくわかるようになった。皆が満足に暮らせれる社会を一人で考えるのではなく、いろんな人と考えていきたいと思った。(30代女性)

*フェアトレードに対して私はまだ知識が足りないと思いました。今日のこのボランティアを通してもっとたくさんフェアトレードについて勉強しなければいけないという気持ちになりました。日本にFTの認知度を高くすることは難しいことですが、自分なりにできることがあれば、進んで行っていきたいと思います。とても楽しく参加することができました!ありがとうございました。(19歳学生女性)

*これからもECOBAG、FT商品を買える余裕があるときは続けていきたいと思った。少しでも止まって考える時間話すことができると、みんな同じようなことを思い考えているという気付きがありました。(30代女性)

*フェアトレードについて知らないこと、知りたいことに関して。品質に厳しい日本でいかにフェアトレード商品を普及させるかについていろいろ考えさせられました。せっかくいい科をフェアトレードで作ってもらっても廃棄処分ということのないよういろいろ考えたいと思います。(30代男性)

NIED国際理解教育センターの伊沢令子さんのご好意のもと、「なふたんファシリテーター」デビュー3人目

2010/06/20

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会=なふたうん」は現在国際理解教育を勉強しつつ、実践をする案内人=ファシリテーターが5人います。

今年の1月31日から始まった「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」国際理解教育3回連続講座をプログラムしてくださった、NIED国際理解教育センターの伊沢令子さん(特定非営利活動法人NIED・国際理解教育センター代表)の暖かい応援のお陰です。おつきあいもお店を始めたころなので15年くらいになります。

昨年秋に、私土井が令子さんとお茶をしながら「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のことで相談に乗って頂いていたら、1月から3回連続講座でプログラムを作ってくださると言う、嬉しい提案!

令子さんs

1月31日から始まったそのワークショップは延べ、80人近くの人が参加しました。その中に「なふたうん」にファシリテーターチームが全員います。録画したものから、繰り返し勉強をし、またメンバーでプログラムを検討し、国際理解教育普及活動を開始しました。

当会のメニューは、「チョコレートの来た道」と「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう」の内容ですが、もっと学びたい人はNIED国際理解教育センターへお尋ねください。各講座があります。

より多くの人にフェアトレードを知って頂くために

より多くの人に国際理解教育を知って頂くために

動き始めたいくつかの芽にご期待ください。

皆様と共に、学びあって、未来を築いていきたいと願っています。

今日は、デビュー3人目のしばちゃんが「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」第2期三SUN連続講座 国際理解ワークショップの第2回目を担当しました。

今回のテーマは先回の「貧困・貧困の解決について」のテーマから「フェアトレードについて理解を深め未来を探る」です。高校生・大学生・学校の先生・国際交流センターにかかわって入る方・一般の方など16名の参加でした。多方面よりの参加は大変嬉しいです。

2010年6月20日s

2時間では充分なことはできませんが、国際理解教育ワークショップって何か?という感じをつかんで頂けたら幸いです。次回の3回目は7月4日(日)10時より、ウィルあいち2F あいちNPO交流プラザにて、申込みは→huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

2010年6月20日千晴s

そしてそのなかから、考え、気づき、行動する人が一人でも二人でも出てきたのなら、「なふファシ」チームは勉強し臨んだ甲斐があるというものです。本格的に国際理解教育を勉強したい人はNEID国際理解教育センターの扉をたたいてください。素敵な伊沢令子さんや他のNIEDメンバーが歓迎してくださるでしょう!

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2010/05’ カテゴリーのアーカイブ

29日のシンポジウムが、30日読売新聞に掲載されました。

2010/05/30

5月30日読売s

「広がるフェアトレード」
と題してありましたが、映画「バングラデシュの衣料工場で働く女工たち」には話が及んでいなくって残念でした。

でも今後は、いろんな形で報道されるのだと思います。今回のシンポジウムは、若い人の参加も目立ちました。何らかのかたちで仕事として関わりたい思いの人もみえました。

6月5日から始まるワークショップへの申し込みも来ています。「知ること」「感じること」「想像すること」「行動すること」を言って見えた 故 松井やよりさん。(元朝日新聞記者、アジアの女性問題に取り組み、また、アジア女性資料センターを立ち上げアジアと女性の問題に取り組んできた。「戦争と女性への暴力」日本ネットワークを立ち上げ2000年12月、女性国際戦犯法廷開催しました。) の言葉を胸に、さらに勉強しながらみなさんと行動していきたいと思っています。

明日は、伊勢の五十鈴中学校のみなさんにお話をしてきます。

★2010年5月30日 今日は風の交差点 風”sの誕生日 15年目にはいりました! みなさまのおかげです。ありがとうございます!

★ワークショップ 企画のお知らせ
***********************************
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」

三SUN連続講座の国際理解ワークショップが始まります。

国際理解教育ってな~に? と思っている方へ
フェアトレードってな~に? と思っている方へ
フェアトレード・タウンってな~に? と思っている方へ
名古屋をフェアトレード・タウンにしたいな! と思うかたへ
?
一緒に勉強をしませんか?

★日時 :6月5日(土)6月20日(日)・7月4日(日) の3回
10時~12時(5分前に着席下さい)
★場所 :ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 名古屋市東区上竪杉町1
名城線市役所駅2番出口東へ徒歩10分
★参加費 :3回連続1000円 1回参加500円 (当日払いOK)
★定員: 15名(要申し込み)
★連絡先 :名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)

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要申込  huzu■huzu.jp (■は@にかえて)

5月29日シンポジウム「買物してうっかりしっかり国際協力」フェアトレードで起こす地球未来の風 80名参加 於:あいち国際プラザ

2010/05/29

80名の方に参加して頂きましたが、今回の参加された方は、いままでhフェアトレードの企画に参加したことがなかったという方がかなり見えたので、最近のフェアトレードへの関心が強くなってきたことを感じました。入口でのフェアトレード意識調査のようなものをシール貼りでお願いしましたが、アンケートの結果等は後日報告します。

当日受付担当をしたゆかさんのコメント

新聞を見られたという方が多く、当日参加12名でした。年齢層も多様な参加者だったかと思います。沢山の方とお話出来ました。
ワンコインサポーターを申し込みして下さった方もいたし、フェアトレードへの思いを語って下さる方等、今日も沢山の出会いにエネルギーを頂きました。
来てくれた看護学校の同級生が「参加して良かった。もっと勉強してみんなに伝えたい」と言ってくれました。
フェアトレードを全く知らなかったところから、心に届く時を共有出来たことに感動です。
「私にできること」を続けていくパワーとなりました。

フェアトレードラベル・ジャパン事務局長 中島佳織さん講演

80名参加

振り返りシートより
*中島さんの説明と資料がとてもわかりやすく、クリアに理解出来ました。
現地生産者の声、貧困が改善されているか知りたい。
バングラデシュの映画を観て、工場労働者(特に女性)の過酷さを知り、胸が痛む思いです。

*服の現状は知っているつもりだったけけれども、此れ程迄、ひどいとは思わなかった。最近の服の激安使い捨て思考は私も疑問を持っていたので本当に伝えて行きたいです。

*来てよかったです。実際使っている物(服、食品などなど)の価値(自分の購買パターン)を見なおそうと思っていたのでさらに後押しして頂きました。
映画の中の言葉で、”There is no such thing as cheep clothing.
Somebody is paying the price.” 「安い服なんてものはない。 誰かが代償を払っているんだ」という言葉が印象的でした。

*普通の大学の授業の中で学んだこと以外でもっとフェアトレードについて知りたいと思った。自分の中でもっとフェアトレードについて市市箕を増やし、そこから自分で出来ることは何なのかを考えるきっかけにしたかった。
ここには書ききれないほど始めて知った事があった。フェアトレードは環境問題や児童労働の問題にも関連しているし、その他にも関連している事がわかった。
これを機に多くのシンポジウムetc、イベントに参加して自分から行動していきたいと思いました。こういうイベントに参加したその日に(その日から)できることってたくさんあると思いました。今日はありがとうございました!! (大学2年、今回フェアトレードのイベントに始めて参加した大学2年の女性)

★「国際協力」という言葉について

今回の企画はAIA(愛知県国際交流協会)さんと「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の母体「GAIAの会」との共催で開催しました。

今後、半年かけて「フェアトレードで起こす未来の風プロジェクト」をワークショップやイベント開催等をして推進してゆきます。7月10日(土)から始まります。みなさまの参加お待ちしています。(定員30名)

フェアトレードに関わるなかで、「国際協力」という言葉にすこし身を引く自分がいました。でも一方的にしてあげるという協力ではなく、互いに手をつなぐ「国際協力」という意味にも解釈でき、フェアトレードを「国際協力」から入るのも一つの入りやすい入口だとも思います。一旦入ると、そこからさまざまなものが見えてきて、これはやってあげるというものではなく、人が共に生きるための一つの方法で、先進国に住む私たちの立場上すべきものではないかと思うこのごろです。
一緒に共に手を取り合う国際協力、行政の方々と共に推進してゆきたいと思う一日でした。(土井ゆきこ)

瑞穂生涯学習センター公開講座『フェアトレードとヒューマン・ライツ 知ることから始まる「つながる命」』 24名参加

2010/05/29

はじめにフェアトレードについてみなさんにお聞きしました。半分以上の方は、聞いた事はあるけれど説明は出来ないということでした。知らないと言う人は数人でした。ここのところ名古屋ではCOP10開催という事もあり、フェアトレードへの関心もぐ~んと伸びてきているように思いました。

国際理解ワークショップもほとんどの人が始めてのようすで、小学校の学習に戻ったような取り組みで参加出来てよかったという意見も頂きました。他に生涯学習センターの人が研修として参加頂いたことが嬉しかったです。
2010年5月28日

5月28日発表s

29日上映の映画監督が突き上げる問題は、日本の私たちにもこれからますます身近になる。

2010/05/28

タンヴィール・モカメル監督のドキュメンタリー映画
タンヴィール・モカメル監督s

「バングラデシュの衣料品工場で働く若い女工たち」29日あいち交流プラザで上映されます。 イベント情報・協会主催から入ります ≪無料≫

この映画のことを知ったのは、1月22日付けの週刊「金曜日」でした。

バングラデシュ映画界筆頭監督として、国家映画賞などおびただしい受賞歴を持つ監督だが、上映禁止措置に遭うことも少なくない。

ジャーナリスト出身の強みだろうか、タンヴィール・モカメル監督の作品には、直接にはバングラデシュが抱える問題を扱いながら「時代や世界がそういう作品を必要としている」と感じさせるものが多い。

監督は「一輪の花で花園はつくれない」「あらゆる少数者を平等に包含して初めて、美しい国が出来ると思うんですね」また「声を上げようにも上げられない者たちに代わって伝えるのが社会派映画監督の責任」と語っている。それを全面展開した「衣料品工場で働く若い女工たち」は特筆ものだと伝えていた。

バングラデシュの衣料品産業は、地方出身の若い女性たちが多く従事している。彼女たちが自力で収入を得る道が開けた意義は大きかったが、15年近く労働条件は改善されていない。

基本就業時間は、午前8時か.ら午後10時だが残業で3時、4時になることもままある。それでいながら給与は月30米ドル前後。「北」のバイヤーによるコスト減圧力と納期圧縮、工場法や労働法違反……などを描き出していく。そして代替手段の一つに示すのがフェアトレード(公正貿易)だ。

折しも、ユニクロ展開するファーストリテイリングが中国からバングラデシュへと生産拠点を移し始めた。監督が突き上げる問題は、日本の私たちにもこれからますます身近になる。(1月22日付けの週刊「金曜日」より)

★東京より来名、フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長の中島佳織さんの講演あり
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森を育てるフェアトレード『フェアな値段=希望+地球未来』
~変化の風を起こそう~プロジェクト
シンポジウム「買い物してうっかりしっかり国際協力 フェアトレードで起こす地球未来の風」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうして今フェアトレードなの?
なぜフェアトレード商品を置くお店が増えているの?
フェアトレード商品を買うことで何が変わるの?
フェアトレードって環境問題にも関係するの?

今年、当協会とGAIAの会では「フェアトレード」について
みなさんと一緒に考える連続講座などを実施します。

講座の中では2010年のCOP10を踏まえて
「フェアトレードと環境問題」「フェアトレードと生物多様性」についても深めていきます。

フェアトレードコーヒーを栽培しているメキシコの協同組合と連携して、
「なぜフェアトレードなのか?」「フェアトレードと環境問題はどう関係しているか?」
わたしたちと一緒に考えてみませんか?

そのスタートとして、フェアトレードについて学ぶシンポジウムを開催します。
また映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」を名古屋初上映!!
フェアトレードコーヒーを飲みながら「フェアトレード」について一緒に考えましょう。

たくさんのご来場をお待ちしております。

◆日     時 2010年5月29日(土)
◆場     所 あいち国際プラザ2階 アイリスルーム(市役所駅より西へ徒歩5分)
◆参  加  費 無料(定員100名)
◆プログラム構成 13:30      主催者あいさつ
13:35~14:30  講演「フェアトレードを知ろう!学ぼう!」
講師 中島佳織氏(特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)
14:35~15:35  映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」上映
15:35~15:50  休憩(メキシコのフェアトレードコーヒーを試飲できます。マイコップをお持ちください。)
15:50~16:30  「フェアトレードで起こす地球未来の風」へのプロローグ
土井ゆき子氏(GAIAの会)
◆申込方法    「氏名、所属(学校名または勤務先)、電話番号、メールアドレス」をご記入の上、
Eメールで交流共生担当宛て(koryu@aia.pref.aichi.jp)お申し込みください。なお、定員になり次第、締め切りさせていただきます。
ご参加いただけない方のみこちらから返信します。連絡がない場合は直接会場へお越しください。

◆お問い合わせ/申し込み先 財団法人愛知県国際交流協会 交流共生課交流共生担当
TEL:052-961-7904、FAX:052-961-8045、Eメール:koryu@aia.pref.aichi.jp

公開講座『フェアトレードとヒューマン・ライツ 知ることから始まる「つながる命」』手話通訳付

2010/05/27

会期:  5月28日(金)  10:00~12:00

イベントの種類: ワークショップ

イベント会場: 名古屋市 瑞穂生涯学習センター 視聴覚室

会場住所: 名古屋市瑞穂区惣作町2-27-3 瑞穂生涯学習センター

イベント内容: 人は人権と環境が整わないと生きてはいけません。その大切な二つのことをフェアトレード(公正貿易)を通じて考えます。世界と深くつながつながっている私たちの暮らしを見直してみませんか?

フェアトレードとは、対等なパートナーシップにより、発展途上国の人々が自立できることを目指した貿易です。

☆講師☆
土井 ゆき子 さん(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発起人 フェアトレードショップ風”s代表)

参加費: 無料
定員 : 60名
申込方法 : 申込み不要
主催者 : 名古屋市 瑞穂生涯学習センター
電話番号 : 052-871-2255
Fax番号 : 052-871-2256
Eメール : a8712255@mizuho.city.nagoya.lg.jp

5月15日「フェアトレード長坂寿久氏講演&フォルクローレ」のアンケート

2010/05/27

                明日5月28日は満月
5gatu 27日明日は満月s

★5月29日(土)名古屋初上映! ≪無料≫映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」

安い衣料の先にあるものは?
バングラデシュの監督のドキュメンタリー映画が上映されます
以下のプロジェクトのプレ企画です。 連続講座も始まります。
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森を育てるフェアトレード学校 『フェアな値段=希望+地球未来』
~変化の風を起こそう~プロジェクト
シンポジウム「買い物してうっかりしっかり国際協力 フェアトレードで起こす地球未来の風」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうして今フェアトレードなの?
なぜフェアトレード商品を置くお店が増えているの?
フェアトレード商品を買うことで何が変わるの?
フェアトレードって環境問題にも関係するの?

今年、当協会とGAIAの会では「フェアトレード」について
みなさんと一緒に考える連続講座などを実施します。

講座の中では2010年のCOP10を踏まえて
「フェアトレードと環境問題」「フェアトレードと生物多様性」についても深めていきます。

フェアトレードコーヒーを栽培しているメキシコの協同組合と連携して、
「なぜフェアトレードなのか?」「フェアトレードと環境問題はどう関係しているか?」
わたしたちと一緒に考えてみませんか?

そのスタートとして、フェアトレードについて学ぶシンポジウムを開催します。
また映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」を名古屋初上映!!
フェアトレードコーヒーを飲みながら「フェアトレード」について一緒に考えましょう。

たくさんのご来場をお待ちしております。

◆日     時 2010年5月29日(土)
◆場     所 あいち国際プラザ2階 アイリスルーム(市役所駅より西へ徒歩5分)
◆参  加  費 無料
◆プログラム構成 13:30      主催者あいさつ
13:35~14:30  講演「フェアトレードを知ろう!学ぼう!」
講師 中島佳織氏(特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)
14:35~15:35  映画「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」上映
15:35~15:50  休憩(メキシコのフェアトレードコーヒーを試飲できます。マイコップをお持ちください。)
15:50~16:30  「フェアトレードで起こす地球未来の風」へのプロローグ
土井ゆき子氏(GAIAの会)
◆申込方法    「氏名、所属(学校名または勤務先)、電話番号、メールアドレス」をご記入の上、
Eメールで交流共生担当宛て(koryu@aia.pref.aichi.jp)お申し込みください。なお、定員になり次第、締め切りさせていただきます。
ご参加いただけない方のみこちらから返信します。連絡がない場合は直接会場へお越しください。

◆お問い合わせ/申し込み先 財団法人愛知県国際交流協会 交流共生課交流共生担当
TEL:052-961-7904、FAX:052-961-8045、Eメール:koryu@aia.pref.aichi.jp
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先回の報告と一部重複しますが全体を掲載します。
5月15日「フェアトレードとフォルクローレ」アンケート報告
長坂先生の講演内容報告も、風の交差点 風”sのHPでしたいと思っています。

*あらためて、フェアトレードをあつかうことは発展途上国の手助けになるというだけじゃなく、それによって地域の人との会話になりつながりができることを知りました。あと、パーム油が環境破壊のえいきょうになっていることにおどろきました。(20代女性)

*フェアトレードは社会、環境問題とも深くかかわりがあると思っています。私の頭の中でまだ整理できていません。長坂先生の話は幅広いので内容をしぼって話してほしいと思いました。フェアトレードで地域の生産地の問題が解決したか知りたいです。(20代女性)

*フェアトレードって奥が深く今まで単純に考えていた自分ですがもっと広い眼で見つめ広げていくきっかけになりそう。公私二元、ごまかし、長坂先生の説明に眼がさめた気分。(40代女性)

*大変わかりやすかった。私は主婦で専門知識もないがとても理解しやすかった。ぜひともまたききたい。赤ちゃん連れでも親子べやがありとても助かった。Q&Aをもっと時間とって欲しかった。「高いから買えない」質問も私がしたかったことで答えに納得いきました。今日は頭痛が少しして乳飲み子かかえてもきてよかった(30代女性)

*「つながり」というキーワードや「Public」という考えが印象的でした。今後、自分の生き方を考えていくなかで大切にしたいことだとぼうぜんと考えてた事を具体的な言葉にしていただいた感じです。また、FTタウンの作り方参考になりました。地元に住んだら小さな町をFTタウンにしてみたい!ありがとうございます。(30代女性)

*フェアトレードがとても大切で大きな問題(人権・平和・環境・貧困等)の解決の方法のひとつであること、その効果が大きいことがわかりやすい説明できくことができて良かったです。
まだ日本の人が人権等社会問題に無関心であることも痛感しました(政府の計画通りになっています…)。意識を高くするためにもフェアトレードは効果がありますが、この日本の人間を不幸にする社会構造を根本から考えないと本当の意味でフェアな社会にならないと思いました。(30代女性)

*いつもながら大変わかりやすく整理されたお話しで、何度うかがっても再帰的な発見があり、自分の中でのFTの認識が広がりつながるような感じがしてうれしいです。
「公」、「公共」、「私」→日本の公私二元論のお話は特に印象的で「公共性」を一人ひとりの中に育てあっていく必要性…自分のことも、地域のことも、地球のことも「わたしたちのこと!」としてとらえる大切さを実感しました。(40代女性)

*長坂先生の講演では、もう一度フェアトレードがどういうものなのか再認識機会となり、また講演を聞く側のお客側でも意欲的なフェアトレードについての質問が出て良い講演でした。
リャンプさん方のフォルクローレも異国の曲だけど気持ちよく聴ける音楽でどこかなつかしかったです。(10代女性)

*ずっとNPO、NGOがなぜ日本で育たないのが疑問でした。今日の話を聞いて1つヒントが得られました。“フェアトレード”だけに固執しない話がとても興味深かったです。(20代女性)

*概論の話はよくわかったのですが、もう少し具体的な話も聞けると思っていました。
フォルクローレはすごく楽しくてすごくよかったです。(50代女性)

*フォルクローレたのしかった、ああヒネリがない。(40代男性)

*コジマさんのパフォーマンスステキでした。
長坂さん、いいお話をありがとうございました。とても重要な内容でしたが少し早口で話されたので、十分ついていけずご著書を買ってゆっくり考え直したいです。(50代女性)

*ぼんやり知っていたフェアトレードをもう少しわかったつもりです。いろんな国とつながっていて、本当に姿が見えないだけで、自分のしたことが誰かに影響を及ぼしているんだと実感しました。100円ショップに行くのは極力控えようと思います。(40代女性)

*大変貴重なお話を本当にありがとうございました。
消費者市民社会をめざす教育を自分自身のライフワークとして、子どもたちと学び合っていこうと改めて思いました。持続可能な社会のために私にできることは「心豊かな心」を持つ子どもたちを育むことかなと思っています。正直、多大なエネルギーを要する取り組みですが、本日の講演でその活力を吹き込まれたような気がします。(40代女性)

*フェアトレードのことがわかってとてもよかった。商品をもっと利用していきたいと思います。(60代女性)

*オーガニックショップ、産直運動のリーダーとして日々走りまわっています。今日お話を聞いて、ますますこの運動の重要性を確認しました。
一人一人が変わらなければ問題解決にならないと感じます。手おくれにならないようにと祈るような気持ちです。(50代女性)

*難しいところもありましたが、今まであいまいで分かりにくいところも少しスッキリしました。今までは高いと買いそびれていましたが一つずつためしてみたいと思います。(40代女性)

*途上国への貢献等に関わることができる仕事にはどのようなものがありますか。JICAなどは知っている。(20代男性)

*貴重なお話がきけて来て良かったです。
現在働いている全国展開のホテルで、フェアトレードのコーヒーが出せたら…など、自分なりに何かできることはないかと考えてみたいと思いました。(30代女性)

*大変わかりやすい講演でした。
友人にも話すことができます。
チョコレート、コーヒーなど買って(使って)みたいと思います。
本日はありがとうございました。(50代女性)

*おらが村だけが幸せなら良いじゃなくて世界とつながる「おらが村」にしていくという話に感動しました。
フェアトレードのことは人に深く説明できる程知らなかったので、今回講演をして頂き、さらに知れてよかったです。これからももっともっと勉強して友達に広めていきたいです!(10代女性)

*日本には公共という概念がないという説明がよくわかりました。まわりにフェアトレードのことを話しても他の国のこととなかなか関心をもってもらえないことの理由がわかったような気がしました。(50代女性)

*質疑応答で「FTの商品は高くて手が出ない」と言う質問にも快く答えてくれて嬉しいです。高くてもいいものを大事にという姿勢に共感します。
フォルクローレ…笛の音がしみります。「泣きながら去って」の歌声がよかったです。しっとりした選曲と思いました。(30代男性)

*丁寧にフェアトレードについて教えて頂けて大変良かったです。(30代女性)

*勉強になりました。面白かったです。(40代男性)

*フェアトレードと地産地消との共通性がわかりました。一見全くちがうもののように見えても、本質は同じことにおどろきました。(10代女性)

*インターネットで調べたり広告を見たりするよりも実際に話がきけたので理解しやすく身近にとらえることができた。フェアトレードをはじめとする世界の問題点に興味を持って関わるきっかけとなるよい機会だった。(10代女性)

*普段は何か食べるときに、それを作ってくれて人のことを考えることはやはり少ないなと思います。フェアトレードがもっと広まって名古屋がフェアトレードタウンになればいいなんと思いました。(10代女性)

*楽しかったです。フェアトレードが今まで以上に広がりますように!

*おもしろかった。

*フェアトレードの深い内容が理解できました。知人、友人にもっと深く勧めることができます。参加できてすごくためになりました。分かりやすかったです。(40代男性)

*一つ一つの問題を別々に考えるのではなく全体的にとらえることで全てが解決すると感じました。自分=他者で皆が思いやることが出来れば自然と社会は変化するということがわかりました(20代女性)

*とても勉強になりました。ありがとうございました。(20代女性)

*すごく分かりやすくて、フェアトレードのことが少し理解できました。まだまだ知っている人は少ないかもしれないけど、当たり前となる日は遠くないと思います。自分もその為に自分にできる事をしていきたいと思います。(20代女性)

*人は地球上に生きている限りお互いを思いやりながら生きてゆけたらどんなに素晴らしいでしょうか。仲良く平和的に自愛の精神で尊厳を守りお互いを大切にする。自分だけが良いと思っていたならば小さくなってしまう、日々そう思って生活しております。一日一回はフェアトレードのお話をしていきたいと思っております。コーヒーや紅茶やチョコレートや雑貨やプレゼントやら購入させていただいております。ありがとうございました。(50代女性)

*とても勉強になりました。今の日本で週に一回以上社会問題について話す人が11%しかいないのはとても驚きました。日本はもっと社会に関心を持つ人が増えるべきだと思います。皆に他人事ではないということを知って欲しいです。(10代女性)

*私もフェアトレードを広めようと活動していますがなかなか広がらないので苦戦しています。しかし、社会の問題を地域で話せる社会にするため、これからもがんばっていきたいと思いました。(20代女性)

*前半遅刻して聞けなくて残念ですが、国際産直運動、コミュニティ協働、地域イニシアチブといった新しいキーワードからの説明でフェアトレードに対する理解がまた深まりました。ソーシャル消費=ソーシャルな基準と言う視点を持つことの大切さ、周りにも伝えていきたいと思いました。(フードマイレージとフェアトレードについては自分でも葛藤がありましたが長坂先生の買い物基準を知りそれでいいのだと安心しました。)(30代女性)

*貴重なお話ありがとうございました(20代男性)

*わかりやすくてとてもよかったです(50代女性)

*貴重なお話をきけて嬉しく思います。周期的に様々なイベントをやっていらっしゃるようで、また参加できたらいいなと思います。(20代女性)

*「どうすればいいか、こうしたらいいのでは」という明快な答えがあるのではと思って聞いた。グローバリゼーション→ローカルゼーション(自給自足他)、地域の問題→助け合い(地域の助け合い)、これで地域の経済は成り立つのか。新しい公共圏を手に入れるための方法はあくまで「話し合い」だけじゃないか。名古屋市の「地域委員会」(河村のいう民主主義とはニセモノだという事例)は「新しい公共」を作るのではなくて行政の発想枠内でしか動けない。(60代男性)

*日本の地産地消との関連話はおもしろかったです。途中10分ほど休憩はほしかったかも。(30代男性)

*自分が出来ることからやってみたいと思います。お話を聞くことが出来て本当によかったです。(10代女性)

*もっといろいろな人にフェアトレードの話をしようと思いました。(40代女性)

「なふたうん」ワンコインサポーターさま 50名 ありがとうございます!

2010/05/25

BEEs

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会=なふたうん」ワンコインサポーターへのご協力ありがとうございます。新たに下記の方に賛同して頂きました。
豊 裕晃様
高須 はなこ様
矢山 奈美様
川合 眞二様
相川 良美様
大加 幸子様
犬飼 孝紀様
林 妙和様
オーガニックショップwith(ウィズ)様
浅井 和子様
臼井 文子様
村雲 健志様
松井 陽介、祐子様
加古 麻理江様
村上 沙智代様
AXKY 様
匿名7名含め23名追加して、50名になりました。
ワンコインサポーターとは、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の以下の趣旨に賛成して頂いた方に、毎月活動報告や、企画の紹介をしています。実行委員にはなれないけれど「応援しているよ!」と思ってくださる方、ウィルあいち1F風の交差点 風”sで受け付けています。

フェアトレードとヒューマン・ライツ_知ることから始まる「つながる命」_

2010/05/24

瑞穂5月28日   ショッパー 2010年5月20日 No484 発行:中日新聞社

フェアトレードとヒューマン・ライツ_知ることから始まる「つながる命」_手話通訳付
会期:  5月28日(金)  10:00~12:00
イベントの種類: ワークショップ
イベント会場: 名古屋市 瑞穂生涯学習センター 視聴覚室
会場HP: http://www.city.nagoya.jp/kurashi/shougai/kouza/mizuhoshogai/nagoya00078628.html

会場住所: 名古屋市瑞穂区惣作町2-27-3 瑞穂生涯学習センター
イベント内容:
人は人権と環境が整わないと生きてはいけません。その大切な二つのことをフェアトレード(公正貿易)を通じて考えます。世界と深くつながっている私たちの暮らしを見直してみませんか?
フェアトレードとは、対等なパートナーシップにより、発展途上国の人々が自立できることを目指した貿易です。
☆講師☆
土井 ゆき子 さん(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 発起人 フェアトレードショップ風”s代表)
参加費: 無料
定員 : 60名
申込方法 : 申込み不要
主催者 : 名古屋市 瑞穂生涯学習センター
電話番号 : 052-871-2255
Fax番号 : 052-871-2256
Eメール : a8712255@mizuho.city.nagoya.lg.jp

主催者ホームページ : http://www.city.nagoya.jp/kurashi/shougai/kouza/mizuhoshogai/nagoya00078628.html

名古屋聖マルコ教会に フェアトレード・コーナー

2010/05/22

聖マルコ教会s

教会もお寺も、コミュニティの場としての役割がある。そんななかでのフェアトレードのコーナーも意味あるコーナーです。よりよく生きたい、共に生きたい、命を大切に生きたい、人としての願いが通う場に置いて頂きたい、フェアトレードの産品。まさに「つながる命」の産品です。

〒461-0011 名古屋市東区白壁1-32
TEL/FAX 052-971-7007

教会の中s

授産施設にも フェアトレード・コーナー

2010/05/21

名身連第2ワークスさんとは、10数年のお付き合いをフェアトレード・ショップ風”sはしています。押し花カードをお店で紹介しています。また名身連第2ワークスさんには、フェアトレードの品を授産施設の中に展示販売して頂いています。途中、中休みの時期もありましたが、いままた復活しました。

名身連第2ワークスs

授産施設で働く人々と、フェアトレードで関わる途上国の人々は立場は弱い立場の人々です。人として生きていて、仕事を得て生活したいのは誰しも同じ。安いから買ってもらう、可哀想だから買ってもらうのは「違う」。共にいきる姿勢で、サポートできるところはサポートして、仕事を作り上げて行く。授産施設で作られるものは同じもの、たとえば、袋類・クッキーなど同じようなものが多いなか、名身連第2ワークスの押し花カードは、特徴もありいい仕事だと思う。それでも注文はそれほど増えないようです。また授産施設でも、仕事としてやっていく姿勢も大切だと私は感じています。

例えば、とても手間をかけているのに、値段はみあっていない。かと言って高くすれば、手が出ない可能性がある。とすれば、レイアウトを考え、手間をかけず、それでいて素敵な押し花カードができたらいいいと考えて欲しい。…….などと伝えた事はあるけれど、仕事としての概念は今どうなのかはわからない。

文化を生かし、材料を生かし、手間をかけることができる技を生かし、彼ら独自の仕事つくりを、一般市民がサポートする。対途上国に対しても、障がいをもった人々が働く施設でも同じことだと思う。

★同じクッキーでも、フェアトレードの材料を使ったフェアトレード・クッキーがあります。フェアトレード・ショップ風”sでは、ボリビアのカカオ・国内小麦を使って甘さを抑えた「ココア・クッキー」人気です。「わっぱん」という授産施設で作っています。ネパールの女性たちの手による、ジンジャー(生姜)パウダーを使ったクッキーも人気です。そんな協同作業も楽しい事業の一つです。

これからも、授産施設産とフェアトレードの協同作業、何かの形ですすめて行けたらいいなと思っています。

授産施設でのフェアトレード産品を扱って見たい方、ご連絡は風”sまで! ご一緒に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」をもりあげてください。300店舗目指しています。街角にフェアトレード・コーナー! 授産施設にフェアトレード・コーナー!

‘2010/04’ カテゴリーのアーカイブ

今、世界のフェアトレード・タウンはいくつあると思いますか? 798です!

2010/04/30

★★★5月15日(土)フェアトレードとフォルクローレチケット発売中! 実行委員募集中! ★★★

もうじき800にもなる勢いです。

世界のフェアトレード・タウン宣言の推移
2009月3月16日   645 (東京で「「フェアトレードタウンとは~フェアトレードで町おこし?」と題したセミナー参加時)

2009年11月  700余

2010年2月25日 763

2010年4月30日  798  増殖しています。!


2010年3月1日 英 ガースタングのブルースさんと

英国で初めて2000年4月にフェアトレード・タウンと名乗りを上げたガースタングの立役者、ブルース・クローザーさんは、400行けば夢のようだと思っていたという。(名古屋へ3月1日に見えた時の談)実際、彼をみんなが「夢見る人」と言っていたという。でも、世界のフェアトレード・タウン1000へ行くのも夢ではないかもしれない。

フェアトレード・タウンになるのには、決して楽な基準ではありません。でも私たちはその基準を≪街の風景≫として5つのイメージをしています。ゴールにむけて形を整えるというより、広く皆さんに知ってもらうにはどうしたらいいかと考えていくと、行きつくところは、イギリスのガースタングという小さな町で世界で初めてフェアトレード・タウンを誕生させたブルース・クローザーさんの運動してきた道につながります。

結果としては、5つの基準に到達してしまうというわけです。初めから型をもとめるのではなく、市民一人一人に語りかけること、ワークショップなどで世界の事に気づくこと、そこから地域での暮らしに目を向けること、市民の意識が変わっていけば議員さんたちも動きだす。学校でも環境・人権問題からフェアトレードのことを学びます。企業の力は何と言っても大きいのでCSRの面で積極的にフェアトレードを取り入れて頂くよう働きかけます。これらの動きをつないでいくと、フェアトレード・タウンの街の風景となっていくのでしょう。 フェアトレード・タウンの5つの街の風景は4月28日当ブログに書いてあります。

こんなにたくさんの人たちが世界中の人たちとつながって生きて行きたいという意思表示が素晴らしいと思う。不公平な貿易は望まないと800近くの街・都市宣言でしている。この心強さ感じながら、日々また「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は歩みます。

明日から5月のフェアトレード月間が始まります。どこかの企画に参加してフェアトレードに出会う機会をみつけてくださ~~い!

★「フェア名値段=希望+地球未来」~変化の風を起こそう~プロジェクトが愛知県国際交流協会とGAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)と共催ではじまります。5月29日にプレ企画≪無料≫あり! 乞うご期待!

♡ちょっと素敵なコンサートのお知らせ♡♡♡……♡

GAIAの会でも2004年にウォンさんの「YES PEACE」コンサートを開催し500人の人に来て頂きました。音楽でつむぐこころの記憶。とってもすてきなひとときになると思います。
5/4 名古屋 「こころのつながり」 
ザ・コンサートホール

出演 ウォン・ウィンツァン(ピアノソロ)/田村俊明(ピアノソロ)

若きピアニスト、田村俊明さんが30分演奏、そのあとに、
ウォン・ウィンツァンが1部、2部とフルコンサートをおこないます。
NHKのドキュメンタリー「にっぽん紀行」でウォンさんのピアノをお聞きになったかたも見えることでしょう。是非、彼の即興ピアノ演奏をお楽しみください。

広報なごや5月号で、フェアトレードコーヒー紹介

2010/04/29

                 フェアトレードのコーヒーで守る生物多様性

広報なごや5月号

国際会議は、フェアトレードのコーヒー。

コーヒーにつくいろいろなマークがあります。サスティナブルコーヒーとも言われています。確かに自然生態系を守るにはいいと思いますが、フェアトレードと違うとすれば、貧困問題に目をむけているかどうかです。最低賃金を守っているかどうか見守っていかなければならないと思います。

広報なごやでは、フェアトレードコーヒーのことが紹介されていました。きっと生物多様性の会議ではフェアトレードのコーヒーが出されることでしょう。名古屋のコーヒー業界もフェアトレードのマーク取得に動くのではないでしょうか?

会議だけに終わらず、市民にねづく「生物多様性」の理念それは。一杯のコーヒーからでもつなぐことができます。

コーヒーショップでは、「フェアトレードのコーヒー」と注文してください。なければ置いて頂くように呼びかけてください。その運動が、フェアトレード・タウンになる街の風景です。

たった、一杯のコーヒーから世界とハッピーにつながることもできる。

たった、一杯のコーヒーから自然生態系を破壊し、人権を侵害しているかもしれない。

こんな街にしたい~名古屋がフェアトレード・タウンになったら~

2010/04/28

私たち<名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会=なふたうん>が考える、フェアトレード・タウンとしての名古屋とは、こんな街です。これら5つの街の風景を、皆さんと一緒に見ることが出来るように、メンバー全員で活動しています。
賛同して下さる方々、関心をお持ちの方々、一緒に考え、一緒に行動してみませんか。

<街の風景 その1>
名古屋市の議会、市内各区の議会で、フェアトレードを応援し、支持していくことが決定されます。そして、市役所や区役所の議会場、各職場、食堂などでコーヒー、紅茶などのフェアトレード商品が使われるようになります。

<街の風景 その2>
市内の小さな商店(八百屋さん、お米屋さん、床屋さん、美容院、薬局、本屋さん、歯医者さん….)、スーパーマーケット、コンビニ、雑貨店、駅の売店、喫茶店、レストラン、ホテルなどで、色々なフェアトレード商品を購入したり、飲食したり出来ます。

<街の風景 その3>
市内の学校、市内の会社、市や区の色々な施設・機関がフェアトレードを積極的に応援し、支えていきます。そして、色々な場所、色々な機会で、出来るだけたくさんのフェアトレード商品を利用していきます。学校ではバザーの時にフェアトレードのお店がでます。

<街の風景 その4>
住民の皆さんが、テレビ、ラジオ、新聞、広報名古屋などを通じて、そして市、区、学区などで開催される様々な行事を通して、フェアトレードとは何かをしっかり理解できるようになります。5月のフェアトレード月間では市内の各地でイベントが開催されます。

<街の風景 その5>
市役所や区役所で働く人たち、市内の会社で働く人たち、市内の学校で学ぶ学生の方々など、市内で暮らす人たちで構成される<フェアトレード推進委員会>を作ります。
そして、この委員会の人たちが中心となって、フェアトレードを広めていくための色々な活動を考え、それを継続して行なっていきます。

この5つの風景が街で見られたら、もうそれはフェアトレード・タウンです。

フェアトレードをみんなに知ってもらうことが、世界と私たちの暮らしがつながっていることを知るきっかけづくりになります。

そして、そこから先進国に住む私たちが出来ることが見えてきます。生活を見直すきっかけになり、環境問題も大きく動いていくのではないでしょうか?

世界に目を向けることで、地元のことが見えてきます。世界のことを語ることで、地域がつながっていきます。

地域の問題に目をむけ頑張っている人も世界に目をむけ、世界に目をむけてがんばっている人も地域の問題に目を向け、つながっていくきっかけがフェアトレードかも? 地域だけでも、海外だけでも問題は解決しない。それはつながっているから。つながりに気付き、つながりを築く、そのきっかけを、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう!」と呼びかけることでつくっていきたいと思っています。

★★★5月15日(土)フェアトレードとフォルクローレチケット発売中! 実行委員募集中! ★★★

先生に、お父さんお母さんにも参加してほしいワークショップ! 4月29日に開催される国際理解教育って?

2010/04/27

★★★5月15日(土)フェアトレードとフォルクローレチケット発売中! 実行委員募集中! ★★★

★国際理解教育とは?

国際理解教育とは、ユネスコの「国際理解、国際協力及び国際平和の為の教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告」(1974年)を基盤としています。

人権・環境・開発・平和・共生・未来をテーマに、人類共通の課題を理解するだけでなく、課題を解決しながらよりよい未来を築くための力を築くための力を育てることを目的としています。

国際理理解は教育では、この力を「わたし」と「あなた」と「みんな」の3つの関わる力を集約し、民主的で平和なよりよい未来を共に構築するための基本と考えています。

「わたし(自己)に関わる力」とは自尊感情や自己理解、「あなた(他者)に関わる力」とはコミュニケーションや他者理解、「みんな(社会)に関わる力」とは、参加協力、対立解決、政策提言などの力です。

・・・・・・わかり・できるようになることが参加型研修の目的です。一人の人間として尊重され、多様なものに触れ、気づき、心が動くことで価値観は育ちます。価値観が育つと行動が変わります。

…..対等で、肯定的な参加型の学びあいを通じて平和な社会を築くために必要な、自尊感情、コミュニケーション能力、合意形成能力なども少しずつ身につきます。 ~さんぐりあ~ 名古屋NGOセンター1会報 Vol.86   2010年1月  より

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カカオの実のにおい?s
ごぼう(御坊)こども新聞・ワークショップ .「チョコレートが来た道」

★今からの申込OKです! 真宗大谷派名古屋別院(東別院)教化事業部 052-331-9578またはhuzu■huzu.jp(■は@にかえて)まで

あまくておいしいチョコレート
でもチョコレートの材料・カカオを作っている
農家の中には、カカオがチョコレートに
なることをしらない人たちもいるんだって
なんでだろう?

おいしさに隠されたほろ苦い秘密
チョコレートを食べながら、
子どもたちに、つながる世界、つながる命のことを
フェアトレードを通じて伝えたい
ワークショップ(体験型講座)です
お父さんやお母さんもぜひ一緒に参加してみませんか。

ごぼうこども新聞2010春号
ごぼうこども新聞 2010年春号より

【時】  2010年4月29日(木・祝日)14時~16時
【場所】 東別院会館1Fギャラリー東別院 (名古屋市中区橘二丁目8番55号)
【会費】 無料 大人はマイカップ持参、子どもさんは水等持ってきてね。
ファシリテーターは「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーです。
【定員】 30名
【問い合わせ・申込】 真宗大谷派名古屋別院(東別院)教化事業部 052-331-9578

「フェアな値段=希望+地球未来」~変化の風を起こそう~プロジェクト発足

2010/04/26

★★★5月15日(土)フェアトレードとフォルクローレチケット発売中! 実行委員募集中! ★★★

14最後の会議日・農民の人s
メキシコのトセパン・ティタタニスケ協同組合

「フェアな値段=希望+地球未来」~変化の風を起こそう~プロジェクト発足しました。このプロジェクトは、愛知県名古屋市でCOP10が開催されることを踏まえ、「フェアトレードと生物多様性」という視点に焦点をあて、アグロフォレストリー(森林農法)の取り組みを行っているメキシコのトセパン・ティタタニスケ協同組合と連携して、来年初めにかけて『森を育てるフェアトレード』の学校を開催して行きます。

主催:財団法人 愛知県国際交流協会 GAIAの会(名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の母体)

講座は、4時間*5回でワークショップを取り入れながら楽しく気付いていきます。
対象は、一般・学生
費用は、基本的に無料(実費入り用な場合もあり)

プレ企画: 5月29日(土)ドキュメンタリー映画「バングラデシュの衣料工場で働く女性たち」60分 名古屋初上映
4月14日 当ブログ イベント案内を参照ください。

講演 「なぜ フェアトレードなのか?」 フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長 中島佳織さん

が開催されます。会費無料、マイカップご持参ください。「森のカフェ」コーナーあります。

申込方法は、後日広報いたします。

4月22日(木)11時半~の中京TVのニュースでフェアトレード取材

2010/04/25

ちょうど一週間前に、ウィルあいち1Fショップ風”sへの取材がありました。放映の当日は、上京してFAIR TRADE 連続セミナーを受講していてすっかり忘れていました。時々「TV見たよ!」と声をかけてもらいました。私もあとから少し録画したものを送ってもらって途中からでしたが見ることはできました。

取材時には、お昼間の奥様方対象だから難しいことは言わないように…..というようなアドバイスを受け、ほんの入り口を話すだけでしたが、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の垂れ幕も映ったことなのでPRにはなったかな~と思いました。

22日は、2月27・28火と東京で行われた国際フェアトレードシンポジウムを企画された、東京経済大学教授の渡辺龍也さんの講演「フェアトレードはどんな社会問題をどのように解決するのか」の話を伺いました。パワーポイントのレジメを見ると、ちょっと学生さんむけ講義のような感じで難しいようにも思えましたが、お話は、いままで得てきた知識をつなぎあわせるような作業と、また新しく聞く話とで勉強になりました。

渡辺龍也

植民地時代に始まった、モノカルチャー。自分たちが必要なものを途上国に作らせ輸入する先進国。コーヒーばっかり紅茶ばっかりというように。アフリカのザンビアでは、独立直前は90%落花生だったという。一国一品目。
金・銀・銅などの鉱産物も農産物も価格はどんどん下がり暮らしてはいけない状況になってきた。それは工業製品ならば新商品を開発し付加価値を付け価格維持ができるが、一次産品はそれが難しい。品質改良も時間を要す。また価格の変動も激しく、病害虫の被害もある。そんななかで10品目価格協定をして、途上国にも、消費者にとってもプラスになる方法が70年代生まれた。

価格が下がったとき、たくさん収穫出来た時は、緩衝在庫として買い取る方法で価格の安定を図る方法で国際協定がなされたが、80年代この仕組みが崩壊した。運営の難しさがあった。新自由主義が始まった。国が市場に介入してきたが、市場の動きにまかせるようになった。特にアメリカ(レーガン)が主張、他に英国(サッチャー)も世界全体で市場にまかせればいいという流れになった。

60年代~70年代にかけ途上国を守ろうと努力していたが、80年代に崩れた。

1989年、5年置きに更新していた協定からアメリカが抜けた。コーヒー危機がやってきて半分以下に価格がなった。それはソ連崩壊による影響。それまでアメリカはブラジルを今共産圏内にしないように支えてきたが、崩壊に伴いその必要性がなくなった。ベルリンの壁の崩壊もありました。

そして80年代、IMFを押しつけて行った。あまりに急激にやりすぎたので、財政と貿易の双子の赤字が生まれた。規制緩和・民営化によって、流通機構の解体や弱体化を引き起こした。ガーナのココアも国が独占して買い入れ、輸出など一手にしていたが、圧力をかけられ解体して行った。政府が一定価格で買い上げて安定していたが、腐敗の温床でもあった。が全体としては、最低価格の保証はあった。仲介人にたたかれることもなかった。

そこへもって、先進国からは安い農産物が入るから、農業従事者は暮らしていけない。

関税を払い自由貿易をする。自由貿易は、環境・労働・安全基準などへの努力を障害とみなす。
環境基準のゆるいところ、労働賃金の安いところ、労働基準がうるさくないところへ移動する。
途上国同士、ゆるい基準競争になる。

先進国が、途上国から輸入する時、原材料から加工すると関税が高くなる。完成品に近づけば近づくほど高くなり、結果完成品をしめ出すことになる。一方、先進国は競争力を失ったものを保護し、それによって増えた農産物を輸出するので、安い農産物が途上国には入ってきて直撃する。そんな不公正貿易が存在するのは、WTOになる前は、自由貿易交渉が先進国で行われ、途上国は入っていなかった。

先進国20カ国が途上国に援助する額が、年1000億ドル
しかし
不公正貿易で対北の4倍の障壁があり、途上国は年1000億ドルを失っている。
だから
援助する必要はない。公平に貿易さえすれば。

先進国の農業補助金は年3500億ドルで過剰生産をよび、ダンピングになる。だから途上国は240億ドルの3倍を失うことになる。その3倍は本来農業生産によって影響のあった他の産業や、つくったものを加工する仕事などを含めるとなる倍率。この農業補助金というのは、たちの悪い補助金で作れば作る程補助がでるので、どんどん生産して過剰になる。そして途上国に売りつけると言う構造になっている。アメリカは、メキシコにトウモロコシを6倍近く輸出して、自由化直後はメキシコのトウモロコシ生産者は7割収入が減った。

国連組織のWTO(世界貿易機構)193~194ヶ国加入しているが先進国は30各程。一国一票だから、多数決でいけばもっと公平になるところ、そうではないのは圧倒的な力の違いと不透明な交渉過程。ジュネーブにおいて、アメリカなどは200人ほどいるが、途上国は人一人とか、常住出来ない国もある。情報が確保できないから議論が出来ない。またグリーンルーム(事務局長の部屋)でひそひそ話。そこには政府代表として企業が原案を作っている。そのような企業の関与もあり、力あるものに有利な組織です。

★1988年にフェアトレードラベルが出来、89年から動き始めた。ちょうど貿易の仕組みがこれた時にフェアトレードラベルが生まれた。

最低限 人として生きることのできる暮らし、将来にも他の生物にも迷惑のかけないということを前提として後は自由貿易とする、一種の自由貿易を認め暴走させない。WTOの組織自体が悪いのではない。1925年の設立当時の協定では、みんなが働ける、生活出来る目的ではじまったのだが、誰が動かしているのか、何のために動かしているのかが問題。

昨今すすまないWTOの会議の横を、先進国はじかに自由貿易交渉をしている。力関係から行われるこの貿易は、弱肉強食のWTOよりもっとひどい。途上国に発言権をもたせ、情報がない途上国に力をつけるようにする。一国一票なので変えることはできる。

質問:フェアトレードは世界を変えて行く力はあるのか?

答え:ネスレのキットカット、キャドバリーの人気NO1のチョコはフェアトレード。これが当たり前に段々なっていくと思う。スイスではバナナは53~55%フェアトレード。限られているけれど積み重ねていくことが大切。
アメリカのウォールマートがフェアトレードを始めようとした時、株主からやさしすぎると突き上げられた。また消費者からはフェアトレードを汚すと批判したため、結果ウォールマートはフェアトレードに参入しなかった。その企業の今までの行動からして、けしからんかもしれないが、セカンドベスト(ないよりはいいか)という大人の対応も必要では……。

Earth Day AICHI 2010 in 久屋 ~いのちのきおく~

2010/04/24

アースデーs

Earth Day AICHI 2010 in 久屋 いのちのきおく

日時:2010/5/1(sat).2(sun)10:00~20:00
日時:久屋大通公園(久屋広場)

今年も、アースデイ開催します!!!!
2010年アースデイ愛知(あいち)、すさまじいことになってます!
さまざまなストーリーを持つアースデイ愛知(あいち)。
今年も久屋大通り公園にて、5月1日・2日開催致します。
(若宮大通り公園では4/25に開催します)

10月にはCOP10も愛知にやってきます。
愛知でこれから起こるたくさんのこと、つながるきっかけに、
スタートに。
すべてのいのちがそれぞれの表現をします。
ぜひ、ご参加ください。

http://www.earthday-aichi.com/
http://www.earthday-aichi.net/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4832300
(今年の愛知は、久屋(5/1.2)・若宮(4/25)の2つのアースデイが連携しています)
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当日タイムスケジュール
http://earthday-aichi.com/detail.html
開催イベント紹介
http://earthday-aichi.com/event.html

■おもな企画■

●5月1日…すべてのいのちのまつり(パレードとライヴ)
人間の多様性から生物多様性へ。
すべてのいのw)ちのまつりが今、ここから始まる。
北のアイヌと南の沖縄が日本の真ん中愛知で出逢う時、いのちの記憶を呼び起こす。

○すべてのいのちのまつり・パレード…5月1日(土)13時~
いのち・多様性の表現をします。
楽器をもって、想いをもって、栄の街を歩こう~
民族衣装、民族楽器、大歓迎!

○すべてのいのちのまつり・ライブ…5月1日(土)15時ごろ~
思い出せ地球人、唄えや踊れや、過去から未来へつなぐ出演
・アイヌ・アート・プロジェクト
・喜納昌吉&チャンプルーズ
・ハヌル・タン(朝鮮打楽器)、
・AJEG BALI(バリ音楽)
その他和太鼓、沖縄エイサー、アフリカンパーカッションなどなど多数出演予定!

●ステージ企画
フラメンコ、トーク、ボサノバから、映画、ピアノ弾き語り、
アコースティックギターにトランペットにバンドまで、
ステージでは地球への表現が多彩なアーティストによって演出されます。
ヨーロッパの広場をイメージし、心地よい空間と音楽がアースデイをもりあげます。
出演アーティストも随時更新中です。

●アースデイ食堂&あおぞら地球市
○アースデイ食堂
地元の野菜を使ったお弁当や、こだわりの料理などおいしくて
アイディア満載のご飯が登場予定です。

○あおぞら地球市
NPO紹介ブースや手作りの雑貨、とれたて野菜などなど、
売る人も、買う人も、伝える人も、伝わった人も、
地球も気持ちよくなれるような『物』、『活動紹介』、
『ワークショップ』、などのブースが並ぶマーケットゾーンです!
二日間両日にわたって開催の予定です。

●つなぐ葦舟プロジェクト
当日約5mの葦舟を制作します。
庄内川の河原で刈り取った葦をつかって舟をつくるワークショップ。
大人も子どもも参加できます。作った葦舟は1日に予定される
パレードで担がれます。
10月には水辺に浮かべる計画も進んでいます。

●愛と貧窮の憩いの鍋エリア(アースデイあいちLOVE&ビンボー春祭り・共同企画)
会場内ブー・uキにて鍋を囲んでゆっくりお話をします。
のんびりとした空間で、食材や生活の話、最近読んだ本の話な
ど、人とひととのコミュニケーションの場を作ります。
http://www.earthday-aichi.net/
http://news.livedoor.com/article/detail/4706120/

●生物多様性じぶん条約
会場内ブースにてじぶんと地球との約束を宣言してもらいます。
集まった条約は10月にCOP10会場へとつないでいきます。

●おむすび通貨でいのちの世界と縁むすび
「おむすび通貨」が流通します。
この通貨をなんとお米にしか交換できないという新たなシステム。
おむすびひとつがどのくらいの価値があるのかを皆で考えながら、
お米ができるまでのプロセスを考えてみる、
アースデイ後秋にお米がとれたらそのお米と交換できる、そんな取り組みです。
この取り組みはアースデイをはじまりとしてCOP10まで続いてゆきます。

●アースデイ報道局
参加者が報道者になる!!
養成講座を受けた市民記者が、アースデイの様子を報道します。
記事だけでなく、気軽に当日の写真や感想をアップするシステムも完備します。
あなたも、ぜひ報道に参加してください。(詳しくは報道局スタッフまで)

久屋報道局: http://blog.livedoor.jp/earthdayaichi_hisaya/archives/cat_10042020.html
若宮(ラヴ貧)報道局: http://blog.livedoor.jp/ed_aichi_net/archives/cat_10024372.html

■アースデイ愛知2010からお願いがあります■

◆いろいろ募集しています◆
~知恵でも暇でもお金でも~
アースデイ愛知こんなふうだったら素敵だよ!というアイディア、
$ B0l=o$KAO$k%9%?%C%U!”;q6b!”?);v!”$J$I$J$IJg=8$7$F$$$^$9!#
当日の運営ボランティア、前日の設営ボランティア
を募集しています。ボランティア希望の方は下記アドレスまで
part_of_the_earth_hisaya@yahoo.co.jp

◆マイ箸、マイボトル、マイ皿持参◆
今年はアラウ君が使用できないため、マイ箸、マイボトル、マ
イ器の持参にご協力下さい。

◆ごみの持ち帰りにご協力を◆
会場内で出たごみは各自お持ち帰りください。

◆できるだけ公共交通機関でおこしください。◆

◆4月22日は「地球の日」◆
地球に感謝して行動する日。それがアースデイ。
1970年にアメリカで始まり、今では世界各国で行われる
国際的なムーブメントです。

主催/ アースデイ愛知2010実行委員会
後援/ 環境省中部環境地方事務所、愛知県、名古屋市
お問い合わせ先/
〒460-0014名古屋市中区富士見町9-16有信ビル2F
Email mainichi_earthday@yahoo.co.jp

4月29日 ごぼう(御坊)こども新聞・ワークショップ 「チョコレートが来た道」無料

2010/04/23

ごぼう(御坊)こども新聞・ワークショップ .「チョコレートが来た道」

あまくておいしいチョコレート
でもチョコレートの材料・カカオを作っている
農家の中には、カカオがチョコレートに
なることをしらない人たちもいるんだって
なんでだろう?

おいしさに隠されたほろ苦い秘密
チョコレートを食べながら、
子どもたちに、つながる世界、つながる命のことを
フェアトレードを通じて伝えたい
ワークショップ(体験型講座)です
お父さんやお母さんもぜひ一緒に参加してみませんか。

ごぼうこども新聞2010春号
ごぼうこども新聞 2010年春号より

【時】  2010年4月29日(木・祝日)14時~16時
【場所】 東別院会館1Fギャラリー東別院 (名古屋市中区橘二丁目8番55号)
【会費】 無料 大人はマイカップ持参、子どもさんは水等持ってきてね。
ファシリテーターは「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーです。
【定員】 30名
【問い合わせ・申込】 真宗大谷派名古屋別院(東別院)教化事業部 052-331-9578

乳幼児を持つ親子で参加の ”あおぞら広場”

2010/04/22

世界のフェアトレード・デー参加企画のご案内
若いお母さんたちが、フェアトレード・デーに参加したら素敵ですね。フェアトレードのコーヒーでお母さんは世界の人から元気をもらい、リラックスして、子そだても楽しんで、余裕のよしこさんになるのでは?

日程:5月26日・7月7日・9月15日・10月27日・3月9日

時間: 10時00分から11時00分まで

内容: 乳幼児を持つ親子で参加の ”あおぞら広場”

会場 :名古屋市北区柳原公園

内容:乳幼児が遊べるおもちゃを持ってきてを持つ親子が公園で全体で遊んだり、自由に遊んだり、絵本の読み聞かせ、などする。ママたちにはフェ アトレードのコーヒーを飲んで友達作りの場や情報交換の場になり。また美味しいコーヒーから世界にも目を向けてもらう機会にしたい。

共催者: 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会

参加費 : 無料

定員: 約20人程度

申込み :申込み不要

主催者:上飯田児童館(指定管理・名古屋市社会福祉協議会)・まめっこ・主任児童委員

電話番号 052-915-5550

主催:NPO 子育て支援 まめっこ

フェアトレードと国際理解教育

2010/04/21

第2期 三SUN連続講座 国際理解ワークショップ

1月31日からのの3回連続講座に続いて、三SUM連続講座と称して 国際理解ワークショップが始まります。

1回目 2010年6月5日 土曜日 10:00~12:00
2期三SUNWSs

フェアトレードと国際理解ワークショップ、切れない仲なんです。

国際理解教育ってな~に? と思っている方へ
フェアトレードってな~に? と思っている方へ
フェアトレード・タウンってな~に? と思っている方へ
名古屋をフェアトレード・タウンにしたいな! と思うかたへ

一緒に勉強をしませんか?

貧困とは何かにはじまり、世界のことを考え、自らの生活に引き寄せ、行動するためのワークショップ。学校の先生方にも是非、参加していただきたいワークショップです。

ファシリテーターは、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会=なふたうん」のメンバー

聞いたことは 忘れる
見たことは 覚える
やったことは わかる
体験したこと、見つけたことは 行動する

★ワークショップの空間は、非日常の自分の登場!

座学ではない、ワークショップの良さ、楽しさがわかる
コミュニケーションの方法も、うっかりわかる
人との出会いの楽しさに、これまたはまる

日時 :6月5日(土)6月20日(日)・7月4日(日) の3回 
10時~12時(5分前に着席下さい)
場所 :ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 名古屋市東区上竪杉町1
名城線市役所駅2番出口東へ徒歩10分
参加費 :3回連続1000円 1回参加500円
定員: 15名(要申し込み)
連絡先 :名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)

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要申込  huzu■huzu.jp (■は@に変えて)

2010/03’ カテゴリーのアーカイブ

マル蜂マークに託す、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の思い

2010/03/31

   ~名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のマーク「○蜂マーク」に私たちの思いを託します~
蜜蜂2s

名古屋市の市章は、○のなかに八の字のマークです。その八(ハチ)を、Bee=蜜蜂にしてみました。農薬などによる生態系の破壊のなかにいる私たち、その私たちの姿はいまの蜂の世界であるかもしれません。

脳が侵され、巣にもどれない蜂たち。「なんとなくそうなっていることが、ずっとそうあり続けると無邪気に思っていたのだ。作物に花が咲けば自然に実はなるだろうと」と『蜂はなぜ大量死したのか』に記されているように、私たちは現状に無邪気すぎるのかもしれない。
蜜蜂のコロニーは女王蜂に支配されているのではなくコロニー全体が他の高等動物を恥ずかしくさせるほどの並はずれた知性だそうです。ローワン・ジェイコブセン著「ハチは混ぜ大量死したのか」より

蜂の本
一人ひとりフェアトレードのメッセージを持って、蜜蜂をイメージして名古屋中を飛びまわりたい。人と人をつなぐ花粉をもって、世界の人とつながり平和の蜜を生み出す夢をもちながら語り合いたいと言う思いを託しています。

★5月15日「フェアトレードとフォルクローレ」企画実行委員募中!

5月15日「フェアトレードとフォルクローレ」企画実行委員募集中!

2010/03/30

世界のフェアトレードデー協賛企画の5・15企画に参加しませんか?

第1回目実行委員会は、4月13日(火)18時半~20時、次回は5月1日(土)AMです。
場所:あいちNPO交流プラザ(ウィルあいち2F)
要申込:連絡お待ちしています。土井ゆきこ

「フェアトレードとフォルクローレ」2010年5月15日(土)
時間:★1部=「つながる命 フェアトレード」講演
長坂寿久氏 15時半~17時半
★2部=「アンデスの風 フォルクローレ」公演
グルーポ・リャンポ 18時半~20時半
(コンサートに限り、南米の方400名無料要整理券)
会費:1部1000円 2部1000円 共通1500円(すべて当日は+500円)
申込:風”s土井ゆきこ huzu■huzu.jp(■は@にかえて)
会場:ウィルあいち(名古屋市東区)4Fウィルホール
主催:名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIAの会
連絡先:名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1F
フェアトレードショップ風“s(ふ~ず)内052-962-5557 (月休み)

春 桜のもとの ワンコインサポーター

2010/03/30

桜枝s
祝 栄子さま 丹羽 真弓さま 梶野 碧さま 瀧 美千子さま 鈴木 真吾さま 近藤 敦子さま
小林 洋子さま 中嶋めぐさま 8名追加で3月30日現在 30名の方にワンコインサポーターになって頂きました。ありがとうございました!!

★「なふたうん新聞」で企画の報告や、予定をお知らせします。企画の時に募集させて頂いています。もしお知らせが行っていない方は、アドレス違いで送信出来ていないかもしれません。ご連絡頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。huzu■huzu.jp(■は@にかえて)

5月フェアトレード月間の展示お知らせ =無料=

2010/03/29

5月はフェアトレード月間です。

展示:「ちょっと気になるフェアトレードとフェアトレードタウン」
フェアトレードとは?
フェアトレード・タウンとは?
期間:5月1日~30日
場所:JICA 中部
愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60-7http://www.jica.go.jp/chubu/office/access_map.html


展示:「子ども達に伝えたいフェアトレード」
★絵本「お買いものちょっと考えて」の紹介
★「チョコレートの来た道」というワークショッププログラムの紹介
★「チョコレートの来た道」ワークショップを学んだ千成り小学校の子どもたちの絵の展示
期間:5月3日~30日(6日と月休み)
場所: 環境学習センター(エコパルなごや)052-223-1066
名古屋市中区栄一丁目23番13号伏見ライフプラザ13階
http://www.ecopal.city.nagoya.jp/access.html
伏見ライフプラザ13階


展示:「生物多様性とフェアトレード~アグロフォレストリーの森より~」
期間:5月11日15時より~20日15時まで)9~21時
場所:ウィルあいち(月休館)名古屋市東区上竪杉町1http://www.will.pref.aichi.jp/shisetsu/main01_v.html
コーヒー 一杯で森を再生も守る事もできます。
フェアトレードのコーヒーは生物多様性の中で作られています。メキシコの先住の民ナワット族の紹介をしながら森林農法(アグロフォレストリー)の紹介展示をします。

★問い合わせと連絡先→ 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/

未来へのラブレター 高校生のメッセージ

2010/03/29

今夕、届いた600余の振り返りシートの残りも全部読まさせて頂きました。以下は北高の二年生の生徒さん達の熱いメッセージです。(北高にて、3月12日にフェアトレード~つながる命~と題して、講演と壇上ワークショップをした、その報告2です)

「少しずつ、少しずつ、一人一人がそんな気持ちを持って行けば絶対に何か変わるはずだと思います。私たちが変わらなければ何も今の状況は変わらないと思います。だから今、私たちはかわらないといけないことを今日改めて感じました。」

「とても考えることがたくさんありました。これからの世界について不安になりました。だけど日本から変えていかないと、世界は変わらないと思います。…..マイケルジャクソンの歌に『まず 鏡の中の男から変えなければならない』と言う歌詞があります。まず自分が変わらないといけないんだって思いました。」

「『フェアトレード』という言葉を学べてよかったです。もし、今日学べなかったら、自分の今の生活がそんな人たちの上に「なりたっていることに気づかずに過ごしていなければならなかったかもしれない。そう思うと怖いです。」

圧倒的に知らなかった世界を知った驚きが伝わってきました

大方の生徒さんはチョコレートの背景にある現在も存在している奴隷の子どもたちの事がショックでした。特にいつも食べている、そして大好きなチョコゆえにその身近さと、遠くにしか思えない悲惨さとのギャップがつらいようでした。中にはすでに知っている子も数人いました。今回の講演でより理解したとか、知っているけどそれからどうしたらいいのかもっと知りたかったとか、受け止め方もいろいろでしたが、そしてみな、本当にそのことで心を痛めていました。

*「ワークショップの10人の人が読みあげてくれたチョコを作る子どもの話を聞いて、とてもこころが痛かったです。同世代でもあんなに厳しく辛い仕事をしている人たちを知って、何だか泣けてきました。」

★「誰かがやってくれるだろう」と思っていたけど講演を聞いていて変わった。

初めに私は「環境問題」について聞きました。
①環境問題についてそれほど心配していない
②環境問題について、心配はしているが誰かがやってくれると思う
③環境問題について、とても心配していて何かしなければ! と思っている
この答えの②と答えたけれど、話を聞いて行くうちに心が変わったと何人もの生徒さんが打ち明けます。

*「自分にできることは何でもやってみよう!! と思う事が大切だと思います。」

*「『誰かがやってくれるだろう』というのに手を挙げてしまったのですが、身近なところから生活を見直してみようと思います。」

*「このままではいけないと思いつつも、どこかでだれかが何かやってくれるんしゃないかと思っていました。でも今日の土井さんの講演を聞いて自分も何かしないといけないといけないなと思いました。」

*「この講演を聞く前は、地球温暖化でも『誰かがやってくれるからいいや』などと楽観的に考えていたけれど、今は一人ではできないという考えをみんなでやれば達成できると考えて行動に移せればいいなと思いました。」

*「今日の講演を聞いて、『何とかなる』とか『自分がやらなくても…..』という考えはやめようと思いました。……..だからこれからは『じぶんたちで何とかしよう』という考えを大切にしていきたいとおもいました。」

*「最初の質問で『誰かがやってくれるだろう』に手を上げたのですが、最後まで話を聞いて『自分も何かしたい』と思いました。」

こんなつぶやきも聞こえてきました。

*「フェアトレードが、こんなに日常の生活に深くかかわっているなんて知りませんでした。」

*「エビの頭の話など、僕はすごく衝撃を受け講演が終わり、この紙を書いている今動揺をおさえ切れません。」

*「フェアトレードがそんなに何年も前から存在していたと聞いて、今まで知らなかった事が信じられないです。」

*「なにも知らないのは、きっと自分で知ろうと思わなかったからだと思います。」

*「貧困の現実をあまりにしらない僕たちは無知の罪があると思います。だからもっと勉強するべきだと思います。」

*「よりいっそう私達のこの生活が他の人に支えられた上にあることを実感しました。」

*「安いと得した気分になっていただけで、何故安いのかと今まであまり疑問に思ってはいなかったけど、値段が安いという事はそれなりの理由があることをしっかり覚えておきたい。」

*「嫌な事があると自分は不幸だと思う時があるが、過酷な労働を強制させられている奴隷の子供達にしてみれば、不幸でもなんでもないと言われると思う。

*「自分の生活をすてて他の国の人たちを助けようとはしません。やはりいきならいそういう風にするのは抵抗があります。だから少しずつ自分でもできることをしたいと思います。講演を聞いたからそう思えるようになりました。」

*「いつもの講演のようにかたい感じでなく、フレンドリーな感じで楽しい講演でした。」

*「環境問題や貧困について自分が思っている以上にひどい現実があるんだなと思いました。」

*「今のこどもたちや自分そして大人たちは本当に甘いと思います。…..本当にどうやったら平和がくるのでしょうか?」

*「一つのチョコレートの話からあんなに深く考えさせらるとは思いませんでした。」

*「安いものを好んで買ってしまうのも事実だし、原材料をあまり見ずに買ってしまうのも事実です。日々の生活から改めて、未来につなげていけたらいいなと思いました。」

*「私は『フェアトレード』と言う言葉や代替の内容は知っていましたがこのように真剣に考える機会は初めてでした。チョコレートの話や子ども兵士の事など、何度聞いてもいまだに半信半疑です。日本で平和に暮らす自分にとって、そのような事は考えられません。今日の講演を終えて自分の身近にもこんなに真剣に取り組んでいるひとがいるんだと知って自分も何かしたいな、と少し興味がわきました。」

*「地球環境について質問があったとき、私は昨年亡くなったマイケル・ジャクソンのことを思いだしました。私は、この人をとても尊敬していて大好きな人です。この人は、貧困・環境汚染を無くすのは自分たちから変わる事だと言ってました。私も本当にそう思います。…自分が今おかれている状況に感謝をして、これからどうするのか、どう過ごすのか考えなおそうと思いました。」

*「なぜ、先進国の物が安く買えるのか考えた事もありませんでした。」

*「世界と共に生きる感覚を掴んでいきたいと思いました。」

*「カカオを作っている子供のことは、テレビで見たことあるけれど、そのときはかわいそうだなあと思っただけでした。今日のお話を聞いて、私達のできることをしなくてはいけないと改めて思いました。」

普通の暮らしに感謝

*「普段は好き嫌いとか激しくて残してしまったりしているけど、貧しい暮らしをしている国もあるから、わがままを言わずに毎日の暮らしに感謝して生きていかなきゃな….と思った。」

*「普段あたりまえだと思っていたことは、本当はすごくありがたくて、感謝しながら生きていかなければいけないと思った。」

*「好きな勉強ができて、好きな物が食べられて、好きな遊びができて、これ以上ないという幸せな環境の中にいるのに、それらを大切に扱うことができない私たちは、本当にだめだなと思います。」

日本に生まれて良かっただけでは終わらず、だからこそ何かをしなければ!

*「私は先進国に生まれてよかったなぁと思います。そして先進国に生まれたからこそ発展途上国のために何かしたいと、今日の話を聞いて思いました。」

南米に伝わるはちどりの「私にできること」の話を聞いて

ハチドリs

*「……..こういったフェアトレードは無駄になってしまうのではと思いましたが、最後の話の物語を聞いてそういう考えもなくなりました。」

*「最後のスクリーンで『私は私にできることをしているだけ』って言葉がすごい感動しました。私も、私がひとりで地球の為に何か考えてやろう!と思っても 一人では何も変わらないんだろうなぁって思っちゃいます。私は一人でやる事は、森の火事に一滴ずつ水をかけていくような事でも、それが私に出来ることなら やろう! って思うようになりました。」

*「『やれる事をする』簡単な響きがしうますがとても重要な事だと感じさせられました。」

*「私にできることは、それこそ何も無いに等しいかもしれませんが、それでも、何かしたいと思いました。」

*「一人でやっただけでは何も変わらない。しかし今日のように大勢の人の前に出て自分の考えを話すということで多くの人の共感を得ることができると思う。」

*「最後の絵本、知っていたけれど、土井さんの話を聞いてから見ると、本当に自分にできることすこしでもやらないと何も始まらないと改めて実感しました。」

*「でも何をすれば良いのかわかりません。しかし『私のできること』であったように私たち一人一人が自分にできることを少しでも、小さくても取り組んでいけば、みんなで大きな取り組みになると思います。」

*「少年兵士の事も知っていましたし、カカオ農園の少年も知っていました。でも自分の力ではどうすることもできないと土井さんの話を聞くまでは思っていました。だけど土井さんの話を聞いて私も力になれるかもと思いました。」

*「ハチドリの話を聞いた時、私は森の火を一滴ずつの水で一人で消すなんて無駄なことだと思いました。だけど周りで見ていた他の動物たちも手伝えば火は消せると思いました。だから私たちも一人に任せずみんなで力を合わせれば良いんじゃないかと思いました。」

*「僕たちが出来ることをしていかなければ世界は変わらないと思った。」

他の感想

*「僕達は地球の細胞」という言葉がとても印象に残りました。」

*「世界の南北問題は前から言われていたことだけれどもあらためてすごいと思った。」

*「大きいことをやるのではなく、小さいことからこなしていけばいずれ大きなものになると思う。もっと身近にあることを見直して良い方へと改善していければ「いいのではないかと思った。」

*「今日の講演で僕にはまず世界のことについて多くを知る必要があると思いました。そしてそこから自分のやるべきことを見つけて行動したいと思いました。」

*「自分一人の力だけでは途上国の人々を救えないのも事実ですが、その一人一人がお互いを理解しあい協力すれば、きっと多くの命が救えるという考えが浮かびました。」

*「思っているだけではだめなんだ。実行にうつさないと意味がないんだ。」と思いました。

*「フェアトレードという言葉の意味も知らなかったし、聞いたこともなかったけど、ちゃんとみんなが意識するべき事だった。」

★★とってもたくさんの生徒さん達から「名古屋をフェアトレード・タウン」にしてほしいこと、体に気をつけてがんばって欲しいこと、他の高校や日本国内へも講演に行って広めてほしいことなどのメッセージを頂きました。ありがとうございました。共に生きる、生かされる世になるよう一緒につながりやっていきましょう! とても感謝しています。みなさんのメッセージ!

名古屋市立北高校の振り返りシート600余届きました!

2010/03/27

北高ふり返りシートs

北高にて、3月12日にフェアトレード~つながる命~と題して、講演と壇上ワークショップをしました。

まずは自己紹介し、私達の暮らしが世界とつながっているといことをお話して、「チョコレートの来た道」と「ハンガーバンケット」のダイジェストのチョコレート版を壇上に10名生徒さんに参加頂いて行いました。「チョコレートの来た道」では、2億1800万人いる児童労働の話をしました。

今までも講演会の依頼はあり、話す機会がありましたが、一方的な話にならないように今回は会場の人も参加する壇上での10人によるワークショップ、映像による視覚からも情報を得るようにしました。

初めにフェアトレードを知っているかどうか、環境問題への関心とそれについて自分の行動について3択で聞きました。自分で考え、意思表示する場を、話の途中でも時々入れました。世界中にいる児童労働の子どもたちの数も3択で問いかけました。

また壇上の10人の自己紹介の時に自分のいいところなど、キャッチコピーを入れてしてくださいとお願いし、他の生徒さんにも「ふり返りシート」に初めにそれを書くようにお願いしました。普段自分のいいところを見ることが少ないと思います。いいところおおいに見つけてほしいと思います。

最後に、南米の先住の人々に伝えられているハチドリのクリキンディの話「私にできること」という短い話をしました。また、「誰かがやってくれると思わないこと」ということもお願いしました。みんなはしっかりそのこをうけとめてくださったようです。

一様に、チョコレートの裏にある子どもの奴隷のことや少年兵士のことはショックのようでした。他のメッセージを拾って紹介します。

以下はまず、1年生4クラス分より。しかもほんの一部しか紹介できずすみません。

*「自分のキャッチフレーズなんて考えたことなかったし、なんか恥ずかしかったです。今日の講演を聞いて、今までに聞いたことない、受けたことのない講演で楽しかったです。……フェアトレードのことを今回の講演で聞いて、私が出来ること、私しか出来ないことを見つけていって、実行して行きたいなぁと思いました」

*「…..工夫してあって楽しかった。(楽しいと言っていいのかわかりませんが) いつも誰かの講演の時は寝ていた私がちゃんと最初から最後まで起きていました。…..ちいさな子どもが、だまされて連れてこられたり、誘拐されて無理やり働かされるなんてむごいし、こうしている時にも泣いている子がいると思うと心が痛いです。」

*「…….フェアトレードについては値段が高いので先進国側としても金持ちしか使用できないと思うのであまりいいことだと思えなかった。生徒と一緒になって話をすることは今までに見た記憶にないのでとても楽しく聞けた。」

*「土井さんの話をきき、私も自分に出来ることをやろうと、いてもたってもいられなくなりました。フェアトレードという単語を始めて知りました。…….自分達の生活のすべては世界の人々とつながっているんだと、感謝の気持ちを胸に生活していきたいです。」

*「…….僕らの悩みなど 世界の子どもたちにくらべたらちっぽけなもので、そんなことで悩んでいられないと思った。」

*「中3の時にフェアトレードの話をききましたが、すっかり忘れていました。今日聞いてさらに印象に残りました。」

*「…….いろんな問題が出てくると思います。解決するのが難しく時間がかかるけど、まず自分ができることを小さなことでもやっていけたらいいと思いました。」

*「…..普段何も考えなかった生活から今日の話で世界の価値観が変わりました。……」

*「『私にできること』を読んで、ほんの小さな事でもいいんだと思いました。…..」

*「…..今私はハチドリではなく、先に逃げた動物で何とかなるだろうと隠れて見ているのだと思います。私もできることからハチドリのように自分から行動したいです。…….」

*「……私も自分のまわりにいる家族や友人に今日の土井さんの話をして、みんなに知って欲しいです。それが私にできることの第一歩かなと思います。…..」

*「…..世界を変えて行くためには一人ひとりが変わっていかなくてはいけないとわかりました。平和で豊かなのは日本やアメリカ、わずかな先進国で、途上国の多くの人がつらい思いをしていて、寿命もはるかに短くて…..そんなのおかしいと思いました。私も私にできることをやる!それで何かが変われば良いと思いました。いつか本当に幸せな世界になって欲しいです。そのためにできることをやろうとい思います。ゆっこさんも、頑張ってください。またお会いしたいです。ありがとうございました!」

*「…..正直 僕は誰かがやってくれるから心配しない人ですが、今日の講演を聞いて、少し考えなければいけないと思った。…….」この生徒さんは最後に私あてに、「体を壊さない程度に働いてください。子供を3人育てながらはかなりつらいと思うから、たまには休んでくださいね。」とありました。嬉しいかったです。自分でも頑張ったんだな~といまさらながらに思い返しています。今は三人とも独立しているので、もう峠は越え、恩返しの時がきたような気がしています。

*「1・2・3の書いてあるくじを引いてチョコレートもらうやつで、あれを世界の現状に例えて、すごいわかりたすかったけど残酷だなと思った。児童労働?のやつは本当 見てて 聞いてて 可哀想だけじゃ表せれない。…..」

*「…….子ども兵士という文字を見て、子ども店長を思いだした。言葉的には結構似ているのに全然違うなと思った。
子ども店長は、あんなに小さいのにTVCMにでている。
子ども兵士は、あんなに小さいのに戦争に出ている。
子ども店長は、子役の最前線にいる。
子ども兵士は、戦場の最前線にいる。
子ども店長は、お店で車を売っている。
子ども兵士は、戦場で人を撃っている。」

*「すごい良い機会だった。
またやってほしい。
チョコレートほしい。
ねている人がいて残念だった。」

*「地球が破壊されていて危険だなとは思っていたけれど、個人的に何もしていなかった。だから、これからは私ができることをできるかぎりやっていきたいなと思った。そうやってみんなが動いていけば、地球も破壊されなくなっていくんではないかなと思った。」

*「…..13歳で兵士にならなかきゃ生きていけないという生活の辛さを考えても想像できなくて、想像してもきっとそれよりはるかにこわいんだろうなぁと思った。」

*『私はわたしにできることをやっているだけ』という言葉がとても印象に残りました。
自分に何ができるのかと悩んでいます。他の国々の子どもたちが大変な生活をしていることを知って私はいったい何をしていたのだろうと思いました。でも後悔しているだけでは何も進めません。私はこれからの生活を変えていこうと思います。大好きなチョコレートさえも人を傷つけて食べていると思うと食べたくありません。……それからきつい労働を強いられている2億1800万人を必ず救って世界をみんんが平等に生きていくことのできる世界に変えたいです。…..」

*「….人は地球の中の細胞の1つというのがとてもすばらしいたとえだと思う。たしかに人がみんなで少しずつやっていったら、地球という固体が変わっていくと思う。これからは自分でできることはなるべく自分でやるようにしようと思った。」

*「……今日の講演を聞いて、今までの自分の考えを変えたいと思います………」

*「…..客席や前の10人に問いかけをたくさんするのはユニークでいいとおもいました。…主婦業をしながら、世界のことについて目を向けた土井さんはすばらしいと思います。このことについて、北高校の生徒だけでなく、他高の生徒たちにも伝えてください。」

*「……児童労働は、たとえ日本からチョコレートがなくなっても、絶対に無くさなければならんないと思いました。また、子ども兵士については、戦争することすら絶対にいけないことなのに、その戦争に子どもを使うのは、もってのほかだと思いました。………」

*「….今日の話でチョコがでてきてとてもあせりました。…..、世界には2置く1800万人もそういった過酷な生活をしている人がいることを知りませんでした。世界の約30人にひとりの割合で苦労をしている人がいるので、実際はクラスに1人はいてもおかしくないような状況だということを、深く実感しました。…………….」 実際にはこの生徒さんのように総人口での比率とちがって子どもで割合を出すと6~7人に一人が児童労働をさせられいる状況なのでさらに過酷な状況といえます。

*「…….今まで自分の知らない事がたくさんあってビックリしました。…….」

*「…….私は土井さんに一つ好きな曲を教えたいと思いました。その曲はEXILEの〈愛すべき未来へ〉という曲です。……」

*「….『勉強いた」と言っている事も、カカオを作っている子を思うと最悪だなと思いまた。……」

*「….児童労働などでとった食材だとはしりませんでした。正直に言うと実感はありません。…….私達にできることは意外に少ないです。ですが少なくても、小さくてもできることがあるのならしなければならないと考えました。フェアトレードは私達ができる小さなkことです。そのちいさなことで救われる人々が少しでもいるのなら私はしたいです。……….」

★生徒のみなさんがわが身に引き寄せ考えてくださった事、とても嬉しいです。未来を背負う人達に話をさせて頂く機会を得て、またこのようなメッセージが届き、私は名古屋をフェアトレード・タウンにするエネルギーを注いで頂いたようです。この振り返りシートにも「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」への応援メッセージがあります。彼らが大学生または社会人になるころ一緒に盛り上げているのではないかと想像しています。今日のまだ3倍ほど11クラスの振り返りシートがあります。楽しみです!!  北高の皆さま、ありがとうございます!

2010/02’ カテゴリーのアーカイブ

2月27・28日 国際シンポジウム「フェアトレードの拡大と深化」

2010/02/26

東京経済大学にて開催されます。
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」も5名が名古屋より参加。

フェアトレードラベル機構(FLO)や世界フェアトレード機構(WFTO)の代表レベルの方、フェアトレードタウンやフェアトレードラベル運動を世界で最初に行なったフロンティアの方々がみえます。

報告は、3月に!

名古屋市の議員さんにむけて3分間スピーチ

2010/02/25

河村市長提案の市民が議員に直接アピールする、3分間スピーチ。明日の環境関係のところで3分間スピーチします。ゆっくり、話せるでしょうか?

土井ゆきこと申します。
名古屋をフェアトレード・タウンにしたいという話をます。
昨年の6月に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を立ち上げました。

★フェアトレードとは?
途上国を対等なパートナーシップで行う貿易のことです。搾取しないで、環境や人権を守る貿易です。コーヒー・紅茶・ココア・チョコ・衣類・雑貨などがあります。

★フェアトレード・タウンとは?
議会、も行政も、学校も、企業も、もちろん市民もみんなでフェアトレードをすすめていく街のことです。議会がフェアトレードを推進すると議決し、行政が積極的にフェアトレードを取り入れ、学校では環境教育の一環としてフェアトレードを伝え、街ではあちこちでフェアトレードの品を買うことができるくらい店舗を増やす。
世界では、ロンドン・ローマ・パリなど763都市が5つの条件をクリアしてフェアトレード・タウン宣言をしています。日本ではまだ一つもありません。

★なぜフェアトレード・タウンか?
今年10月に生物多様性締結国会議ますが、フェアトレードの品々は生物多様性のなかではぐくまれています。たとえば一杯のコーヒーから、森を守ることもできますが、プランテーション栽培のように破壊して行くことにもつながります。

このように日頃の買物から環境や人権を考えるきっかけをつくるフェアトレードは、COP10開催のい年にフェアトレード・タウンにしようという運動と連動して市民の環境にたいする意識を変えるきっかけができると思ったので動きは始めました。

★コミュニティ再生のきっかけに!

世界のことに目を向けることで、足下の事がわかってきます。南北問題から思いを一つにして、地域の事も見直して、どうしたらみんなが声を掛け合い、育ちあう街ができるのかを考えていきたい。
新しいコミュニティスポットでフェアトレードの品を「種」にして若葉を引き出し、やがて花と咲くタウンになっていったらいいなと思っています。

2月24日毎日新聞朝刊 夢中人 下 

2010/02/24

夢中人下s

http://www.mainichi.jp/chubu/genki/

バーチャルでイギリスのフェアトレード・タウン ヨーク市探索

2010/02/24

ワークショップ「バーチャル・タウン・トレイル」

イギリスのフェアトレード・タウン「ガースタンク」を尋ねる説明会会場にて、フェアトレードタウン(ヨーク市)を「歩き」ながら、英国のフェアトレード事情を「体験」というl企画に参加。

参加者は、20名弱。
各テーブルに4~5人。「今からイギリスのヨーク市に飛びます。」と説明があり、空港で出会った人達とあいさつ。FTSN(フェアトレードの学生たちの集まり)の女性、メキシコから品物を取り寄せバザーなどで販売していて、普段はお勤めしている女性。後から一人加わり4人で、次のワークに参加。

ヨーク市の地図を片手に、写真と場所を示す説明から地図でその写真にあるお店などを特定し、質問を読み答えます。

ある女性がスーパーでキャンペーンをしている様子。2年前にここから消えて食べ物は?
それはバナナ。つまり今はすべてフェアトレードのバナナに変わったそうです。

屋外にあるテーブルと椅子、行政経営の美術館かなにかの喫茶店らしいですが、そこにフェアトレードラベルのものがあるはず。それは何?
スティックの砂糖でした。確かにフェアトレード・ラベルがついていました。みていて嬉しくなっちゃいます。

ある店は、オックスファムのリサイクルショップ。フェアトレードのマークもありました。イギリスにはチャリティショップがコンビニのように存在するそうです。目抜き通りにあるのは、イギリスもスーパーができてから、空き店舗が増え、そこに家賃は「安い? タダ?」ということでリサイクルショップがいっぱいあるようです。家賃がタダとはいかないのでしょうが、空き店舗の活用方法としては面白いですね。リサイクルで持ち込まれた品物の収益は寄付されるそうです。

バーチャルで尋ねた、フェアトレード・タウン ヨーク市。楽しめました!
名古屋もこんなふうになるといいなと夢が膨らみました。

帰りの新幹線、名古屋が終点で良かった。気がついたら乗客は誰もいない。コートを持ち飛び下りたら、ホームも誰もいない。確か豊橋までは覚えていたのに………….。名古屋が終点で良かった。(2010年2月23日の23時半ごろ名古屋駅でのこと)

中村隆市さんの物語 3月20日(土)14時~「風にふかれて フェアトレード」

2010/02/23

フェアトレードに関わる人にもいろんな人がいて、いろんな物語があります。

中村さんに私が出会ったのは2005年の4月、地球博でゲストとして招かれた中村さんが、ある学生さんと一緒に店を尋ねてくれました。彼女は、高校の時、私がフェアトレードの話をしに言った時の生徒さんで、話を聞いたそのあと店に時々来ていて、地球博のボランティアをするなか、中村さんを案内して来て下さった。

★どんな感じの人?

中村さんに会った私の印象は、ゆっくりした物静かな話し方の人だな~と思いました。その後彼から送ってきて下さった南米の先住民に伝わるハチドリの話「私にできること」は、いまもって好評です。学校等講演に行く時には必ず持参して、その話をします。

そのあと森林農法でコーヒーを作っているナワット族の人々を尋ねるメキシコツアーにも参加し、http://www.huzu.jp/html/tayori_120.htmlその時に私はある人に言いました。「中村さんってゆっくりした話し方だね」って。すると「あれでも早くなった方だよ」との答えでした。

昨年2009年6月に九州のウィンドファームを尋ねた時のこと。お昼ごろコーヒーの焙煎しているところを尋ねました。中村さんは用があるような感じでした。聞いたところによるとお母さんと一緒にお昼をとるということでした。中村さんの人柄がしのばれます。

★どうして今回名古屋へ?

昨年6月に尋ねた時に、「名古屋をフェアトレード・タウンにしようと動き始めた」ことを伝えたら「応援に行ってあげるよ」という事になり、2010年3月20日に実現する運びになりました。

彼の生き方に触れ、彼のセンサーから流れてくる情報は、若者に限らず、幸せを感じることができる何かがあると思うので、是非みなさんに会って欲しかったのです。

★有機コーヒー都市宣言のヒント

ブラジルのマッシャード市で有機コーヒー都市宣言(2004年)についての話はヒントになるのではないかと思います。
関係者の間では機運は高まっていたがけれど、中村さん自身できたらいいなと思いつつも、コーヒー栽培をしている人で農薬を使っている人もいるから無理だろうと思っていた。

事のきっかけは、ジャカランダコーヒーのカルロスさんhttp://www.windfarm.co.jp/jacaranda_storyと、ウィンド・ファーム中村さんが開催した有機コーヒー・フェアトレード国際会議を開催したり、有機農業セミナーを開催したことからです。

サンパウロ市・マッシャード市と世界的に有名なエコシティ、バラダ州のある都市の3カ所で開催されたその会議の公的機関のブラジル銀行がスポンサーになって、会議にも支店長クラスが30人ほど参加、カルロスさんや中村さんに積極的に語りかけたということです。

会議でも、ブラジル銀行は有機コーヒー栽培の人に積極融資を申し出、実際に会議中にも始めた。この動きが市議会を動かし、無理だと思われた有機コーヒー都市が誕生した。

カルロスさんが亡くなった後の2004年に、世界で初めての「有機コーヒー首都宣言」を発表しました。
(中村談&ウィンドファームHPより)

★「スロービジネス」中村隆市+辻信一 ナマケモノブックスより 発行 ゆっくり堂
スロービジネスs

お二人のやりとりで進むこの本は、中村さんの物語が刻まれています。
いろんなヒントがいっぱいあってとりだして書く事は到底無理です。是非手にとって読んでみてください。風”sにあります。また3月20日ナマの中村隆市さんと会ってください。

★「スロービジネス」の後書から

歳をとるごとに、親しい人を亡くす事が多くなっています。その度に私が思うことは、その人が幸せな人生を過ごせただろうか? ということです。
広大な宇宙のなかの奇跡の星に、人は生まれ、そして、誰もが死んでいきます。はかない存在であるからこそ、人は幸せを求めて生きるのだと思います。そして人は、何かの役に立つことを求めています。誰かの役にたっていることに歓びを感じます。

だから、私は、スロービジネスが成り立つことを信じています。そしてそれが、スローライフとスローな社会を広げていく鍵になると思います。

★2007年発行の「豪快な号外」も彼がいいだしっぺで”てんつくまん”と一緒に発行しました。
http://www.teamgogo.net/
環境問題を伝える新聞で日本中の各家庭に号外として配ろうと、全国のボランティアさん達が配りました。風”sでもたくさ~~ん配りました。

作り手のコミュニティから、買い手のコミュニティへ”こころ”つなぐフェアトレード

2010/02/22

フェアトレードには、作り手の人達の物語があります。
チョコレート・コーヒー・紅茶・衣類・雑貨・アクセサリーなどに物語があります。

スーパーに並ぶ商品も、本当は作った人達の物語があるはずです。現実は、価格のみが注目される。価格をはさんでの関係でしょうか?

一方、作り手のコミュニティから来る品物を買う側、私達にコミュニティはあるのでしょうか?

スーパーで、多くの品物から選んで、レジで並んで、通過する。
この店の品は、この店が選んで並べて、そして選んでくださったお客さまがいて、それを嬉しく思いレジスターを打つという感じではないかもしれない。
いろいろな作業が細分化され、品物(作る人)と売る人の距離がどんどん離れているからだと思う。大きく展開すればするほど、そのようになっていく。

ちいさく、ゆっくり、続けている店にフェアトレードの品を置いて頂けたら嬉しい。続けていることによりちいさなコミュニティが生まれていると思う。気軽にあいさつし、声をかけ、互いに思いを交換する。そんな場がパン屋さんだったり、喫茶店だったり、雑貨屋さんだったり、八百屋さんだったり、金物屋さんだったり、洋服屋さんだったり…..そんなところにフェアトレードの品があったらいいな~と思います。

食べたら美味しくって、着たら気持ちよくって、買物することで途上国の人とつながれるちょっとした幸せ感もあったりして、それをお店の人もお客さまも共有するひと時を持つ空間。そんな小さなコミュニティスポットが300名古屋にできたら素敵! キットできる。

近くにフェアトレードの品を置くのに似合いそうなお店があったら教えてください。 そんな形で出来たコミュニティスポットがやがて線としてつながり、面になっていたったら、りっぱなフェアトレード・タウン、買い手もコミュニティに変身を遂げるわけです。

名古屋をフェアトレード・タウンにする為にはさらに、議会の推進するという議決も必要ですが、市民の皆さんがフェアトレードから世界の事を知り、私達できることから行動、たとえば地域で買物をして、経済が地域で回るようになれば、身の周りの人たちが互いに声を掛け合う街になっていくでしょう。そんな思いは議会にも反映されるでしょう。反映するように働きかけすることも必要かもしれません。

新しい形のコミュニティスポットが、フェアトレードを種にして、あちこちで芽が出たら素敵です。そんなことを思い描きながら、みんなと一緒に名古屋をフェアトレード・タウンにしたいと願っています。

★「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を一緒に進めていきたい思いの方を募集中です。
huzu■huzu@.jp(■は@にかえて)

第2回「持続可能な未来への鍵! 貧困解決とフェアトレード」

2010/02/21

名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち2F あいちNPO交流プラダにて、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップが、20名の参加、NIED国際理解教育センターの伊沢令子さんのファシリテーターではじまりました。9時半~12時半。

アイスブレーキングは、好きな色を言いながら仲間を募り、次のお題は小学校の頃の好きな科目をそれぞれ名乗って集まる。「何が好きだったかな~?」と振り返る自分、そんな事もここではあります。まずは、体を動かして、声を出してのウォーミングアップから入りました。

そんなウォーミングアップをして、グループにわかれ、先回話し合った「未来のビジョン」のまとめとレジメを見ながら印象に残った事から書きはじました。

2月21日WSs

以下は今日の振り返り
①今日気づいたこと
②今日嬉しかったこと
③今日大切におもったこと

*********************************************************
① 貧困の解決策は有効となる手だてがないと思っていたが構造を変えることができれば解決できると知って希望が持てました。
② 希望をもてたことが嬉しかった
③ フェアトレードを通して北側(先進国)南側(後進国)共に意識の向上を図ること、維持することが大切と思いました。
***********************************************************
① 貧困は悪い事が連鎖していくが、前向な利点もほんの少しある。
② 同じ問題について語り合え、知る喜び
③ 考える事をやめず、他者の痛みを改善する取り組み
**********************************************************
① グループのみなさんの知恵がたくさん出たこと
② 知っていて、知らない支援がたくさん知れたこと。
③ ・自分だけではなく世界を見まわす、またそれによって、気がつく広い視野、広い心を持つこと。
・上から目線で見ないこと
M.M.
**********************************************************
① 貧困は構造的なもので、そこに入ってしまうと抜け出すのはなかなか難しいということ。
② でも、その構造は変えられるということ。人が作ったものならば変えられるというのは希望が持てます。
③ 具体的に考えてみるという経験は大切ですね。
**********************************************************
① 貧困という状態とその原因の悪循環が存在しているということ
② 解決策が一つではなく、たくさんあることを知った。
③ 知ること、わかりやすい言葉で考えること
考えること、考えたことを行動に結びつけること
K.Y.
**********************************************************
① 貧困には経済的なことだけではなくアクセス出来ないという事もある。
② 第1回目の人たちといろいろな話を聞け考えを聞け勉強になった。
③ 人と人とのつながり、コミュニティ
**********************************************************
① 貧困を解決することは難しいことだけど、決して無理なことではない。方法はたくさんある!
② 今日もたくさん知らない人がいて、こんなにたくさんの人が世界の現実に目を向けているんだと思えたこと。
③ たくさんの人に自分の学んだことを伝えていかなければいけない。
I.N.
**********************************************************
① 貧困のことで知らないことが多くあり、勉強になりました。
② 値段が安いから買うというのではなく、材料を作っている人々のことを考えて公正な取り引きをしているところからなるべく買うようにしたいと思いました。
③ 貧しい人を救うために何をしたらよいか考える機会になりました。

**********************************************************
① バングラディシュを救う方法1~5位のランク付けで様々な見方から考察されている事がわかった
② 他人のことは知らない不利の人が多い中、FTなど真剣に考えている方々がいる点。
③ ①のような気付き、考え方を広めていく事。
**********************************************************
① 貧困が構造的に作られ、なかなかその中からは自力で抜け出せないこと。2割の先進国が利益をひとりじめしていること。
② 貧困のスパイラルから抜け出られるように考えたり、行動したりしている人が世界中にたくさんいることを知ったこと。
③ 何事も知ることから始まる!!
**********************************************************
① “開発”とは選択肢を拡大すること―これは“開発”のみならず、人権を尊重することだ!ということ。
② 貧困解決の手立てに関し、多くの方が、多くのアイデアが出て可能性は大きいと思えたこと。
③ 自分が気付いたこと。感じたことを人に伝えること
**********************************************************
① 貧困とは、単にお金がないことではなく自立の可能性がない(少ない)ことである。新しい考え方でした。
② …今日は人数が少なくて、落ち着いてワークができたのが、個人的ですがよかったです。
③ ①に続いて、問題の根本を正しく理解して解決方法を考えることが、何事においても大切だと思いました。
**********************************************************
① 現実問題としてとらえられたこと。貧困は先進国が大きく関わっていること。
② 貧困の中にもメリットがある…好循環にも変えられる。
③ 人と人とのつながり。伝えていくこと。知ること
**********************************************************
① 今までばく然とフェアトレードについて考えていたので、どんなとりまき環境でフェアトレードが成り立っていることかがわかった。
② いろいろな人と会話し考えることができました。
③ フェアトレードと「普通」の商品の違い。フェアトレードを「普通」にしなければいけない。
**********************************************************
① 人と人とがつながることでいろんな議論が出て、各々の想いを発信する場、想いを受け取る場、というのはこうした所で形成されて新しいムーブメントが起こるのだなと思いました。
② 今日聞いたこと、見たこと、気付いたことを誰かに伝えていく。自分の場所でとどまらせていたらもったいないと思うし、そうした活動がフェアトレードを広めて、やがて貧困を解決していく大切な一歩なんじゃないかなと思った。
③ 何よりもこれだけの人がフェアトレードを知っていること、興味をもっていることが嬉しかったです。
**********************************************************
① 貧困にもプラス面があることや、違った見方をすることで新たな解決策や考えを見い出すことができました。
② 今回初めてこのワークショップに参加しましたが、他の参加者と一緒に楽しい時間を過せたことが何より嬉しかったです。
③ まず、知ること、理解すること。そして私たち自身が行動すること!
*********************************************************
① ・マイクロクレジットのこと
・貧困のスパイラルについて、貧困を止めるには外部からの手出しがないといけない
・シャンパングラス構造
② ・貧困になってもマイナスなことばかりじゃない
・先進国の利益が貧困につながっている
③ 年齢関係なく貧困をなくすことについて話し合えたこと
O.S.
**********************************************************
① 貧困には構造的に作られる原因もある!構造を変えるためには何をしたらいいか考える時間が持て、意見もいろいろ聞けて、今後の自分の貧困解決に対するかかわりに大変ためになりました。
② グループの人でフェアトレードショップをスタートする人がいて、知り合いになれた。
③ 自分が発信していくことの大切さ、あらためて感じました。
*********************************************************
以上振り返りシートより
①今日気づいたこと
②今日嬉しかったこと
③今日大切におもったこと でした。
貧困は構造的に作りだされたもの、とすれば構造を変えれば貧困の解決に向かう!
また
貧困は、結果命を奪う事になるから重大な人権侵害である。 という事が再確認できました。

★次回は3月7日(日)9時半~12時半 会費700円

「日本のフェアトレード」~世界を変えるフェアトレード希望の貿易~長坂寿久編著

2010/02/20

日本のフェアトレード
貿易なくして日本は生きられない。
その貿易から世界を変える!

フェアトレード・オルタナティブトレード・コミュニティトレード・民衆交易・草の根貿易・パートナーシップトレードとそれぞれの団体の思いを託して名前がつけられています。

世界のフェアトレードと日本のフェアトレードの違いは、生まれ方、育ち方の違いから生まれる。
それを述べるにはもっと勉強をしなければならないけれど、欧州では07年の統計で、認証が90%、非認証が10%、日本では13.5%対86.5%とほぼ逆です。

日本で本格的にフェアトレードという認識のもとに貿易を1986年から始めた第三世界ショップは10年ほど前からコミュニティトレードと言っています。
ほぼ同じころ九州ではウィンドファームの中村隆市さんがブラジルと有機コーヒーを取引し始めている。3月20日に彼を名古屋に招いているので、そこでゆっくりお話を聞きましょう。

その90年代に、女性の代表なるフェアトレードの団体、ピープルツリー・ネパリバザーロが活動を始め、このお二人の活躍をはじめとして、シャプラニール・SVA・わかちあいプロジェクトなどが
フェアトレードにかかわってきました。「日本のフェアトレード」に団体別に記述があります。

団体につけられる提携型のフェアトレードのマークのあるピープルツリーやネパリバザーロが中心になって、フェアトレードは発展してきました。だからまだまだ認証マークのフェアトレード商品は充分でないし、「語られるフェアトレード」の発展のしかたは対人でしかありません。それゆえに、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」は提携と証のどちらでもいいという形にしました。

欧州では、認証マークのフェアトレード商品が発達しているので小売は衰退しているそうです。それは問題だと思います。
「語られるフェアトレード」ではなくただ企業がフェアトレードを採用」しているだけなので、社会問題の提起や現場の事を伝える互いにパートナーシップであるフェアトレードとはかけ離れて行ってしまいます。

ではどうしたらいいのか? それではどうして行ったらいいのかはこれからの課題ですが、日本は日本独自の発展の仕方を探っていったらいいと思います。フェアトレード・タウンを目指すことが、新しいコミュニティの復活になる方法として探って行きたいと思っています。

男性の代表が関わるフェアトレード団体と女性の代表が関わる団体とはそいれぞれの特徴があります。

社会問題に目を向けているのは同じですが、きめ細かく女性達や子どもの問題に目をむけるのは女性の代表の特徴だと思います。故に、欧州ではそれほどないと聞きますが、日本では衣類に力を入れています。

衣類は、紡いで、織って、草木染して、縫製して、刺繍等をほどこすという多くの過程を得ることで、多くの仕事を生み出す事に二人の女性の代表は着眼しています。

一方、第三世界ショップの片岡勝さんや、ウィンドファームの中村隆市さんらは、命を大切に、地域を元気にする仕事を生み出す若者たちへのアプローチがあります。やはり、同じフェアトレードの道を目指してもいろいろあるのですね。

ということで、今日は5月15日にお招きしている長坂寿久先生の講演とNIEDの伊沢令子さんのワークショップに参加してきました。(明日2月21日(日)朝と3月7日(日)朝に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップが令子さんのファシリテーターであります。参加可能です。)

伏見ライフプラザにて開催されました。多くの若者たちの参加で、ここでもフェアトレードの関心の高さを見ることができました。

今回、長坂先生の持ち時間は1時間ちょっとと短かかったのですが、フェアトレード月間5月15日のイベントでは2時間とって、じっくり話をして頂きます。

5月15日の実行委員募集中!
もっとフェアトレードの事知りたい、関わりたい、という方是非一緒に5月15日を作って行きましょう。この日からフェアトレード人口が増殖する! そんなことをイメージしながら楽しく企画しませんか?
連絡は huzu■huzu.jp(■は@に変えて) 土井ゆきこあて件名を記してください。

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」会員証は間伐材

2010/02/19

会員証s
「なふたうん会員証」

瀬戸市三国山のきこりの朝(はじめ)君 25歳より

「間伐や間伐材についての事でメールします。
最近よく間伐材や間伐といった言葉を耳にしますが、まず間伐について簡単に説明すると、山に人間が植えた木を間引くことです。大根とかと一緒ですよね。

植えてから10年の木を伐るのも間伐ですし、植えてから50年の木を伐るのも間伐です。年数のいった山の間伐は、とても危険な作業なんですよ。

今の日本の人工林はほとんど植えっぱなしの状態で荒れ放題です。人間本意のやりかたで自然がぐちゃぐちゃにされてるんですよ。

人間が一度手をかけたことで、明らかに悪いことなら改善しないといけないと思います。昔はいい木材を育てるために間伐をしてきましたが、今は生き物が生きていける健康な山にするために間伐をしていかなければいけないと思います。

そのような事で木を伐って、山から出して、市場にでてきて初めて間伐材として扱われるのですが、今は木材の価格がとても安く、山から伐って出すのにかなりのコストがかかってしまい、林業をやる人が減り、林業をやっている人は国や補助金に頼らないとやっていけないのが実状です。

木の値段や人の日当は色々な時代や国々によって違いますが、木や人は昔も今もどこにいても変わらないと思います。
自然とフェアな林業を探しながら、もう少し自然に近づいて生きていきたいです。」

届いた間伐材の会員証は、どっしり、ひんやり、存在感がありました。

彼との出会いは、瀬戸の山のハウスウェディングのできる素敵なログハウスで、私はフェアトレードの品を引き出物にしていただく提案に行った時のことでした。

新郎役のボランティアをやっていたのが彼です。そのあとすぐ店を尋ねてきてくれて、その時誘った自然農の川口由一さんの1泊2日の講座にも参加した彼です。

私も彼の山の現場を友人と尋ねました。森を守る彼の仕事は、労働に見合わないことも知りました。建築に使う1m位の直径15センチの棒を鉛筆のように削って300~400円。森林組合の人はやらない仕事だそうです。

なんとか私達、街に住むものと、きこりさんとつながらないかな~と思ってこの会員証をお願いしてみました。
存在感があり素敵な会員証となりました。認証・提携マークの着いたフェアトレードの品を2品以上置いて頂くお店の方に、「なふたうん会員証」として500円を納めて頂きます。内300円をきこりさんに渡します。なふたうんサポーター会員の方にも輪切りにした会員証を作っていますので今しばらくお待ちください。

会員証トチョコ

米国 教職員組合によるカカオ産業での児童労働反対運動

2010/02/18

バレンタインデーは終わっても、児童労働は終わらない。

ACE 児童労働メールマガジンVol.153より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□ 児童労働ニュース □■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 米国 教職員組合によるカカオ産業での児童労働反対運動

ワシントンD.C.‐(2010年2月) アメリカ教員連盟(AFT)は、
バレンタイン・アクションデーを実施し、子どもたちによって収穫された
カカオ豆や生産されたチョコレートの輸入を止めるよう米国政府農業省に
要請する署名運動を行っている。

米国の多くの子どもたちや親たちにとって、チョコレートは、バレンタイン
のような特別な日にさらに喜びを与えてくれるうれしいごちそうだ。
しかし、西アフリカの子どもたちにとって、そのような日は何も特別では
なく、許しがたい状況の下でカカオを収穫する悲しい日にすぎない。

チョコレートの主原料、カカオの世界の供給量の半分以上が、西アフリカの
コートジボアールとガーナの2カ国で収穫されている。そのカカオ生産は、
360万人以上の子どもたちの労働によるものだ。多くの子どもたちが、
カカオの実を取るために刃物を持って木に登ったり、有害な農薬を散布したり、
重い荷物を運んだりするといった危険労働をしており、最悪の形態の児童労働
がある。さらに問題なのは、これら子どもたちが学校へ通えないことだ。
コートジボアールの働く子どもたちの4分の1以上が学校へ行ったことがない。
カカオ生産に関わる子どもたちのたった14.8%しか読み書きができない。

2009年9月に米国労働省が発表した、「児童労働または強制労働による商品
リスト」には、コートジボアールとガーナからのカカオ豆が含まれている。
また2008年農場法案により、農業省諮問委員会は、そのような商品が
米国へ輸入されないようにするためのガイドラインを策定することになって
いるが、まだ行われていない。

アメリカ教員連盟は、農業省に対して、米国が児童労働によって生産されて
いないカカオ豆やチョコレートを輸入するよう要請文を送る運動を行っている。

出所:AFTウェブサイト
URL: http://www.aft.org/about/world/democracy-humanrights/childlabor/cocoa.cfm

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‘2010/01’ カテゴリーのアーカイブ

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップ第1回

2010/01/31

参加者32名(内 中学生・小学生も参加) ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザにて
9時半~12時40分までの約3時間、知りあい、語りあい考えました。報告は後日します。熱気がある部屋でした。

1月31日なふたうんWSs

お母さんと一緒1sお母さんと一緒2s

人から人へ伝えるフェアトレード

2010/01/30

今日は土曜日、千成小学校の生徒さんが、お母さんと妹さんと展示「子どもたちに伝える フェアトレード」を見に来て下さってお店にも立ち寄ってくれました。彼女はフェアトレード名古屋チョコのパッケージに採用された6人のうちの一人です。実は他の生徒さんもお母さんと一緒に来てくださったりしてみえますが、残念ながら私はお会いすることができませんでした。また立ち寄ってくださったら嬉しいです。

三人にお願いしてチョコ片手にポーズして頂きました。
千津子・唯・夏季さん
お母さんの千津子さん、妹さん4年生の夏季ちゃん、6年生唯さん

唯さん作品

今回の取り組みは初めてでしたが、この名古屋チョコパッケージを公募することで、多くの人に参加して頂き、また子どもさんたちの力作に勇気づけられ、絵を描いた子どもたちは家族に物語を伝え、聞いたご家族はお友達や親類に伝えと、思わぬ波紋に驚きとともに、まずは行動だと思いました。

知ったら、感じて、想像し、なぜそうなるのか考え、行動する。松井やよりさんの言葉実行していますよ! 松井やよりさんへ

朝日新聞朝刊 東海経済面に フェアトレード

2010/01/29

「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」が愛知県商工団体連合会の婦人部の人に話を持ちかけたのは9月。 10月3日に役員さんの会議に招かれ、フェアトレードの話、今「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」が動き始めた動機・現状なども話しました。

名古屋をフェアトレード・タウンにすることは、単にフェアトレードを推進する目的ではなく、その先にあるものは私たちの暮らしを見直す事。途上国で起きていることが、日本の国内でも起きているのではないか?と足もとの暮らしを考え直してみることだと思います。

レストラン経営の加藤三重子さんは、「なふたうん」のフェアトレードセットを置いたところ、認知度の高さに驚いたという。興味を持ったいきさつなど、お客さんと話が弾む….と記事にありました。

安いものを買うことは、物を作る人たちの仕事を奪い、それは文化を失うことにもなり、その行く先は途上国での生産へと国外に移り、それがどのように作られているかはなかなか伝わらない。

地産地消の暮らし、経済が地域で回る暮らし、互いに声を掛け合う暮らし、地域で子育て、子ども達に元気をもらい、地域で高齢者支援、そして高齢者の方のお知恵拝借、安心して感謝して暮らせるそんな町になったらいいなと願っています。

そんな願いと、いままで地域で店を運営されてきた人たちとつながりました。まさに地域のコミュニケーションの場である商店などに関わる婦人たちが、この会に賛同してくださいました。名古屋を中心に150店舗に増やす取り組みが始まったのです。

フェアトレード・パックをレジのコーナーやお店の一角に置いて頂くのです。お米屋さんでも、パン屋さんでも、お花屋さんでも、本屋さんでも、薬局屋さんでもどこでもOK! そのお店の人がお店の思いや言葉でフェアトレードを伝えてもらうのです。

21月29日朝日s
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会 フェアトレード・パック
なふたうんパックs

伏見ミリオン座のフェアトレード・チョコ、ハート満開!

2010/01/28

名古屋の御園座近くにある、映画館 伏見ミリオン座フェアトレードの東ティモールのコーヒーも飲めます。

フェアトレード・チョコはハート満開のなかで皆さまをお待ちしています。

伏見ミリオン座s

フェアトレード・コーナーには、メッセージ・バレンタインセットがいろいろあります。
一度映画を見ながらのぞいてみてください。

FTコーナーs

1月31日「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」ワークショップ締切ました。

2010/01/27

ありがとうございました。
定員30名になりましたので、1月31日は締め切らせて頂きます。キャンセル待ちのご連絡は受け付けます。また2・3回目の2月21日(日)3月7日(日)はまだ余裕があります。申込お待ちしています。

★こんなメールも頂きました。
「……..大学で伊沢さんの講義を受けたことがあるからです。
その講義がとても楽しく、また非常に勉強になったこと。
そして、フェアトレードのことをもっと知りたい。
この2つが、参加の申し込みをさせていただこうと思った理由です。」

伊沢令子さんの授業は人気があります。卒業生からも聞いています。こんな楽しい授業が小学校から大学まであったらいいですね。実は、ファシリテーター自身もともに、楽しみ学ぶ楽しさがあります。皆さんもファシリテーターに挑戦してみませんか?

赤ちゃん連れも、小さなお子さん連れでも参加OKです。そんなワークショップっていいですね!

 国際理解ワークショップ「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」
NIED国際理解教育センターの伊沢令子さんがファシリテーターです。
日時 :2月21日(日)・3月7日(日)  9時半~12時半
場所 :ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 名古屋市東区上竪杉町1
名城線市役所駅2番出口東へ徒歩10分
参加費 :1回参加700円
定員: 30名(要申し込み)
連絡先 :名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)

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要申込  huzu■huzu.jp (■は半角@にして下さい)

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★お知らせ
開発教育・国際理解教育 実践報告 フォーラム2010

2010 2月7日(日)開催されるこのフォーラムは、開発教育指導者研修(上級編)と教師海外研修(ブラジル・フィリピン)の受講者が提供する研修と実践の”参加型”報告・交流会
「ヒント」が見つかり、「仲間」に出会える1日! へのお誘いのお知らせです。

【とき】     2010年2月7日(日)10時~16時40分
【ところ】    JICA中部なごや地球ひろば
【こんな方に】 開発教育・国際理解教育に関心のある方
小・中・高校などの教職員
学生の方
今後JICAの研修に参加したい方
その他どなたでも参加できます
【参加費】 無料 100名
【主催】  JICA中部http://www.jica.go.jp/chubu/event/index.html#a0207-01
【協働】  NIED国際理解教育センター
=プログラム=
10時 開会あいさつ~アイスブレーキング
10時半~12時 実践40事例のポスターセッション
13時~15時 6テーマ分科会ワーククショップ①②
~明日から使える実践教材を実際に体験しよう!~
15時45分~16時40分 研修卒業生つながりリレートーク
ティータイム&交流会 等
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昨年の6月から7月8月と各2日間ずつ開発教育指導者研修(上級編)を受けてきました。11月18日の高校の先生方へのワークショップ実践にはじまり、11月26日も小学校6年生にも実践し、ワークショップの魅力をファシリテーターの立場からも感じました。2月7日は土井も実践を発表します。

1月25日21時半~那古野下町衆の会議に参加。

2010/01/26

多賀宮s
多賀宮

那古野下町衆s

場所は、多賀宮と言う神社の一角にある事務所のような建物の中の2F。若い年代の人達が十数人集まってみえました。四間道の人、建築関係の人、コンサルタント、先生、都市計画に関わる人、喫茶店、化粧品、これから始めるギャラリーの人など、コミュニティを盛り上げるという一点で集まり、那古野下町衆は3年近く活動をして見えるようです。

私は、その会議で「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を立ち上げた動機といままでの動きを話しました。

・まずは自己紹介 1996年 ウィルあいちにフェアトレード・ショップ風”sを立ち上げたこと~2009年6月7日「名古屋をフェアトレードタウンにしよう会」を立ち上げたこと
・フェアトレードとは?
・フェアトレード・タウンとは?
・フェアトレード・タウンになると?
・円頓寺の皆さまにとってどういうことか?
先回の会議で、i-cafeの町田さんを通じて資料を渡し検討していただくようお願いしていましたが、よくわからないということで会議に出させて頂き説明をしました。

とくに商店街復活の特効薬をお見せできるわけではないけれど、コミュニティを盛り上げる一つの提案として「名古屋をフェアトレード・タウン」にする話をしました。

国際的な視野をむけ、環境や人権の問題を身近にひきよせることで、地域のことを考えるきっかけにする、いわばThink Globally Act Locallyです。
NGO・NPOにも大いに関わっていて、若い人たちを引きつける魅力ある内容ではないかと伝えました。

もし興味を抱かれたのなら5月のフェアトレード月間に、または5月8日の世界のフェアトレード・デーに参加するというのはどうかとお話をしました。

円頓寺界隈でいままで新聞紙上でしばしば取り上げられてきた企画の影の立役者さんたちでした。各地でこのようなコミュニティを何とか盛り上げたいと活動をして見える人たちがみえます。身近で買物をして、身近で季節折々の行事が開催され、そこに集うコミュニティは多くのものを育てていくことでしょう。今は人の育ちあう場がなくなってきてしまったような気がします。気がついた人々が動いています。そのなかで、フェアトレード・タウンにしようという小さな石をポンと投げ入れることで、静かにゆっくりと世界と自分の暮らしがつながっていることに気が付いていき、地元の暮らしを大切にする気持ちは生まれてこないでしょうか?

実際のところはやってみないとわからないけれど、やってみる価値や可能性はあるように思います。世界で起きているあまりに悲惨な様々な出来事に目をやることから、目が覚め、はっと振り返る自分が、今波紋の前に立っている。そんな姿が見えないでしょうか?

 

小さく続けていくと、その一つ一つの点がつながって……

2010/01/25

小さいことはいいこと、ゆっくり進むこともいいこと、続けることは大事なこと。
食の分野で、子育ての分野で、教育の分野で、福祉の分野で、国際関係の分野で、
NGO・NPOの分野で、音楽など文化の分野で、よりよい社会を目指して活動して
見える人々がいます。私達の生活の中どれも大切な分野です。
(勿論、企業でもあると思います。)

それぞれ小さく、それぞれの思いの分野で活動している人達の点がつながっていったら、
私達の望む誰もがそれぞれの地域で安心して暮らせる社会になるのではないでしょうか?

点から線、線から面への広がりは、自分たちには変わる力・変える力があることへの
気づきがエネルギーになると思います。

その気づきのツールの一つに国際理解教育があり、その具体的な行動例の一つとして
フェアトレードを通じて環境や人権のことを考えるきっかけになる「フェアトレード・タウン構想」
があると思います。

フェアトレードは買い物から世界を見ること、知ることができ、また買うという具体的な行動によって社会が変えられる可能性を持っています。また世界に目を向けることにより、自分たちの足下の暮らしを見つめ直す機会にもなります。

企画のお知らせです。**************************************************
3回連続講座 国際理解ワークショップ
「名古屋をフェアトレード・タウンにしよまい」
★NIED国際理解教育センターの伊沢令子さんがファシリテーターです。
日時 :1月31日(日)・2月21日(日)・3月7日(日) の3回 9時半~12時半
場所 :ウィルあいち2FあいちNPO交流プラザ 名古屋市東区上竪杉町1
名城線市役所駅2番出口東へ徒歩10分
参加費 :3回連続1500円 1回参加700円
定員: 30名(要申し込み)
連絡先 :名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会&GAIA(がいあ)の会
http://www.nagoya-fairtrade.net/
フェア・トレードショップ 風”s(ふ~ず) 内 土井ゆきこ
052-962-5557(T&F)(月休み)

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変化の例
★チョコレートについて
フェアトレードのチョコレートの人気は目をみはるものがあります。私はフェアトレードのチョコの販売を10年くらいまえでしょうか?はじめから見ています。店を始めてから数年後に販売がはじまりました。最近までは、余って安売りされることもありました。昨年から不足気味、今年はもっと不足気味です。

この状況を察知してか、昨年あたりから既存のチョコレート会社は、売り上げの一部を寄付するという付加価値をつけながらの販売もしています。これはフェアトレードのチョコレートの人気(実はとっても美味しいということも大きな要素です)に押された行動だと思います。いいことですが、問題の本質は「児童労働のカカオ材料は使わない」と言うことには及んでいないことです。

そこのところ、及び遺伝子組み替えのことも含め考えて買い物をしていったら、企業の方針をもっと変えていけると思います。

「なふたうん」サポーター 6名の方が1月23日参加

2010/01/24

斎藤里絵さま・斎藤志保さま・榊原訓子さま・佐々木和泉さま他二人の計6名参加。
いままでに16名の方にワンコインサポーターになって頂きました。

★「なふたうん新聞」で企画の報告や、予定をお知らせします。企画の時に募集させて頂いています。

「なふたうん」連絡先の〒461-0016愛知県名古屋市東区上竪杉町1フェアトレード・ショップ風”sでも常時受け付けています。どうぞサポーターになって支えてください。先ずはサポーターが300人、そして店舗も300人募集中です。

コート君への手紙 第2回目の手紙(31名)

2010/01/23

1月23日(土)「子どもたちに伝えるフェアトレード~チョコレートの来た道~」は大人20名子ども11名幼児1名の参加で貴重な空間が生まれたと思います。

コート君への手紙は、今回は参加者の31名の人が書いてくれました。先回は千成小学校の6年生72名の生徒さん達でした。
コート君とはこちらでつけた名前です。2008年の中日新聞に掲載されたアフリカの男の子がカカオの実を割っている写真が載っていて、ワークショップのあとみんなで手紙を書いています。本当に届けたいと思います。世界中にいる2億1800万人のその子たちに一人一人が書いたとしても
このワークショップを一体何回したらみんなに届くのでしょう? でも、1回目2回目学んで知った参加した人達が回りに人に5人話したら、(72人+31人)*5=516人です。あとは想像してみましょう。名古屋から変われます。今年は「カエル」年です。

「知る」ことから始まりました。
考えました。「私にできることはなんだろう」と……

質問がありました。
チョコのパッケージにあるNGOに寄付していると。これらはいいこと、役にたつことかというような意味で問われました。
答えとして
私は、それはいいことだと思います。でも事の本質には届いていません。チョコレートの裏にある児童労働のことには触れていないので、フェアトレードのチョコで伝えたい「児童労働をなくしたい。大人の労働にその労働にみあった賃金を払う取引をした材料を使う」ことにはならない。添加物の問題もあります。フェアトレードのチョコは乳化剤を使っていません。通常の3倍の時間をかけて練られています。遺伝子組み替えの不安もありません。
注目したいことは、今私達のフェアトレードのチョコを買うことで、既存のチョコ会社が動き始めたということです。チョコの大手会社でも昨年あたりからか大きな政府組織などにも売り上げの一部を、寄付をするとして、その政府機関のHPに大きくPR写真が掲載されていました。事の本質を見ることは大変ですが必要だと思います。真に児童労働をなくしたいと思うなら、社会を変えたいと思うなら。

今日のファシリテーターはめいちゃん、他にアミーゴ・まっちゃん・洋子さん・ジュンポンそして私ゆっこの「なふたうん=名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」のメンバーで企画運営をしました。

さっそく、振り返りシートを紹介します。かわいい絵のシートもありました。子どもは、小学生から中学生までの参加でした。

★(小学校4年)
コート君へ
コート君が毎日仕事をしている物は、チョコレートという「おかし」です。とてもおいしいです。日本では子どもがそのチョコレートを食べています。ぼくはチョコレートを作っている人が子どもで食べたことがないなんて知ってビックリしました。ぼくはチョコレートが好きだけど、あまりチョコレートが食べたくなくなりました。ぼくはチョコレートが子どもが作る物ではなく大人が作る(チョコレートを作りたい人)が作ってほしいです。コート君も早く学校へ通えるようになってほしいです。

★コート君へ
コートくんが、学校に通って、友達と楽しく遊ぶことができるような世界になったらいいのにと本当に思ったよ。そのため私ができること。フェアトレードのチョコレートを買うこと他にもいろいろありそうだけど、すぐに今考えられないんだけど、これからもコートくんのことを思い出して、考え続けて、実行していきたいと思います。そして私の周りにいる人にコート君のことを伝え続けていきたいです。(太陽の絵の下に)
コートくんがおひさまの下で元気に遊ぶ姿が見られる日が来ることを願っています。

★コート君へ
あなたの国から はるか遠い日本に済む私達は、これまであまりに知らない事が多すぎました。
あなた方 まだ年端もない子どもたちが どんな生活を強いられか………。
あなた方の 私達が思い描けない毎日のくらい大変さ、過酷さを思うと どうして人間は、こんなに差別され 搾取され たまたま生まれた国の違いで人生が決められてしまうのだろうと いきどうりを痛感します。この組み込まれた世界の構造の中で、私たちはどうしたらいいのでしょう。あなた方の苦しみをどうしたら とり除く事ができるのでしょう。私は知らない事が多すぎます。まず、あなた方を取りまく真実を知りたいです。もっと ひとりづつが世界の子どもたちの実体を知るべきです。世界中の子どもたいが幸せになる権利があるはずです。

1月23日s

手をたたいてs                       リズムに乗って自己紹介

カカオの実のにおい?s                     カカオの実の匂いは?

展示「子ども達に伝える フェアトレード」始まりました!2月5日15時まで

2010/01/22

展示s

千成小学校s

時:9~21時(月休み) 2月5日(金)15時まで
場所:愛知県名古屋市東区上竪杉町1 ウィルあいち1F 交流サロン横展示室  《無料》

展示内容:千成小学校の6年生のみなさんの作品展示
昨年11月26日「チョコレートの来た道」のワークショップで児童労働について学んだ子たちが名古屋チョコの帯パッケージのデザイン公募に応募してくれました。学習をしたことを受けて「絵」で表現。素晴らしい作品たちです。

もっとも愛されるお菓子、チョコレートの裏側を見た子達の「コート君への手紙」から一部紹介します。中日新聞の子ども新聞に掲載された、カカオの実を取り出している少年をコート君とい名前をつけて手紙を書いてみました。(コートジボアールが世界一のココア生産国なのでコート君として)

*私は今日の朝チョコレートを食べました。私は甘くておいしいチョコレートが大好きです。
そんなチョコレートを作るために学校へも行かずに頑張ってくれている子がいるなんて知りませんでした。私と同じぐらいの年の子が働いているなんて・・・
だから、これからはできることから始めてみます。だから待っててね。

*顔も知らない、会ったこともないけれど、こんにちは。
私たちが住んでいる日本ではコートクン達のことも何も知らずにチョコを食べています。
今日学校ではフェアトレードの勉強をして初めて私たちの年代の子供たちがカカオを割ったり実 をとったりして、学校にも行けなくてごめんね。
世界がもっともっと変化して、世界が豊かになり、世界が平等になったら、日本に遊びにおいで。

*日本で生まれて育った私にはコート君の気持ちはわかりませんでした。特に私はチョコレートが大好きです。カカオを作ってくれているコート君に感謝します。でもコート君がチョコレートを食べたことがないなんて考えてもいませんでした。日本は豊かな国だと思います。でもコート君の国は・・・
くじけずに元気でいてください。ありがとう。

*いい大人が必ず助けてくれるから、それまでがんばってね。助かったらチョコレート食べて遊んで勉強してね。

*チョコレートができるのに、こんなに苦労している人がいるなんて知らなくて、とてもかわいそうだと思いました。親とも会えなくて、朝早くから夜遅くまで働かなくてはいけなくて、学校にも行けなくて、楽しくみんなで遊んだりすることをできなくて、とてもかわいそうだと思いました。

*君はかわいそうだね・・・
君を救いたいけれど・・・

*今はコート君のような子供の事を学んでいます。同じ年ごろなのに僕と全く違う生活をしているのを聞いて心が痛みました。だけど世界が平和になるまで待っていて下さい。必ず世界を変えてみせます。だからそれまで待ってください。

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