ウクライナ救援募金のお願い
NPO法人チェルノブイリ救援・中部
ロシアによるウクライナ侵攻は今なお継続中です。私たちは1986年に旧ソ連時代のウクライナで起き
たチェルノブイリ原発事故の被災地を過去31年間支援して来ました。ウクライナで最も放射能の被害が大
きかったジトーミル州の被災者、事故処理作業者たちは今なお苦しんでいます。そんな中、この度のロシア
による戦争は現地の人々に再び厳しい状況をもたらしています。
戦争が始まった直後、ロシア軍はチェルノブイリ原発を制圧し現在も廃炉作業員たちを人質に原発を侵攻の拠点にしています。更に3月5日、私たちが永年交流してきたジトーミル市第25番学校が爆撃・破壊されました。この学校の子ども達は、福島原発事故後、南相馬市の幼稚園や保育園にクリスマスカードを贈ってくれています。その際の爆風で私たちの活動を支えてきた「チェルノブイリ・ホステージ基金」の事務所も破壊されてしまいました。現地の消防士たちは破壊されたビルの消火や救助活動に必死です。
こうした状況を踏まえ、私たちはウクライナの緊急支援を始めます。集まった支援金は現地カウンターパートと連絡を取り合いながら、消防士たちを中心とした支援ルートを確保し、緊急性・安全性を確認しながら必要な支援に使っていく予定です。事態を見ながらの支援となりますが、一人でも多くの人の命を支える支援となるよう進めていきます。皆さまにご協力をお願いするとともに、どうか、ウクライナの人々の無事と一日も早い平和の回復を祈ってください。
- 想定される支援: 現地に残されている人々の生活用品(医薬品、食品、衛生用品、毛布等)
救助活動に必要な物資、現地での生活資金の援助など
学校や病院の復興、消防士たちの活動に必要な機材など
- 連絡先(月・水・金 午前10時~午後3時)
NPO法人チェルノブイリ救援・中部
〒460-0012
名古屋市中区千代田5丁目11-33 ST PLAZA TSURUMAI 本館5B
電話:052-228-6813
メールアドレス:chqchubu@muc.biglobe.ne.jp
ホームページ: http://www.chernobyl-chubu-jp.org
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ジトーミルの攻撃:学校の半分が破壊された
2022年3月4日
今日、金曜日の朝、地元の学校が攻撃され、 建物の半分が破壊されたが死傷者はいなかった。
この日、ジトーミル市の25番学校が空中から攻撃された。 これは、3月4日金曜日の朝、市長のセルゲイ・スホムリンによって発表された。
彼によると学校の半分が破壊された。 現在、救助活動が進行中。その後、州緊急サービスは犠牲者や負傷者はいないと報告した。
「09:35に、ジトーミルでは砲撃と弾薬がマラヤベルディチフスカ通りの校舎に落とされ、その結果、建物はその後燃えることなく破壊されたという情報を受け取った。 幸い犠牲者や負傷者はいなかった。 5人が避難した」と救助隊は述べた。
このシーンのビデオもオンラインで公開されている。
この前日には、ロシアの航空機がチェルニーヒフの2つの学校と民家を攻撃したことが報告されている。 この際、予備情報によると9人が死亡、4人が負傷した。その前に、ロシア連邦はチェルニゴフの住宅地にもミサイル攻撃を開始していた。