3年前の8月25日に発行して以来の風”s・風のたよりオンライン版、今回は180号
1996年6月の紙媒体で毎月発行、発送していた風のたよりは15号まで。16号からはオンライン版になり、長男の力を借りて179号まできましたが、私が名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の活動にはいり余裕がなくなったのと、長男もこちらの要望に応えられなくなったことで2012年9月から2015年7月までちょうど3年間休刊となりました。
2014年11月21日~2015年3月5日までピーズボートに乗船し、南周りで世界一周。船を下りる数日前に声をかけてくださった西区のコムニカ中谷さんとの縁を頂き、フェアトレード・タウン運動も名古屋がフェアトレード・タウンになるめどがつき、FTNNの代表もおりたことをきっかけに、フェアトレード・ショップ風”sに軸をもどし再出発という思いで、HPのリニューアルをしました。ブログで更新します。
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)のブログとも一部内容が重複するかもしれませんが、店のスタッフの「ひとこと日記」や「生産者情報」「風”s 今日はなんの日?」などで店の品を紹介しながら、地球の未来を考えた消費者になり、次世代の子どもたちに、環境や人権を大切にした平和な地球を手渡すきっかけづくりの店になりたいと思っています。
名古屋は、藤前干潟をゴミ焼却場から守った運動を経て、2015年の愛・地球博~2010年生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)~2014年ESD(持続可能な社会のための教育)へと世界に視野をむけてきました。また消費者運動をしてこられた人々のおかげで2012年には「消費者教育基本法」も施行されました。すべて共に生きるテーマのフェアトレードにつながります。
なふたうん(GAIAの会が母体)の運動の中心は、国際理解教育です。
★国際理解教育とは『地球や世界が抱える今日的な課題(人権・環境・平和・共生・未来など)を理解し、課題を解決しつつ、よりよい未来をともに築く力を育む教育のこと。単なる知識伝達ではなく、参加・対話・体験型ワークショップを行い、参加者相互の知識や経験、気付きから学びあうことを重視しています。自ら考え、協力して創り出すことを繰り返し体験する中で、コミュニケーションの力、分析的な思考力、合意形成能力、課題解決への意欲が、少しずつ養われていきます。NIEDのHPより』
フェアトレード・ショップ風”sを始めたころNIED代表の伊澤令子さんに、「貿易ゲーム」「ハンガーバンケット」「未来への伝言」など講師としてお願いしていました。その後しばらく休み期間はありましたが、なふたうん運動が始まると同時に、復活。立ち上げの時には令子さんにボランティアファシリテーターで3回連続講座もして頂き、これをもとに現在のなごや環境大学共育講座、参加型ワークショップ「楽しく学ぶフェアトレード」の3回連続講座を構成、今年9月12日26日、10月3日に開催される講座は11期となります。
他になふたうんのオリジナルワークショップ「チョコレートの来た道」単独講座では、小・中・高校・大学など中心に50回を超え、なごや環境大学の講座の中での1コマも加えると60回以上になります。子どもから大人まで年齢に合わせた講座ができ、いつも振り返りシートでは、今の私たちの暮らしを問い直すよう、こころがゆさぶられているようです。
なふたうんの連絡先である名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1Fにあるフェアトレード・ショップ風”sは、実際に買い物ができる場として連動します。いくら知っても、いくら想像しても行動に移さなければ社会は変わらない。贈り物などにフェアトレード産品を利用して頂くことは、広くフェアトレードを知ってもらうきっかけになると思います。
★帰省土産に、リサイクルBOXにフェアトレード産品をつめて~~
他に お菓子セットなどもできます。