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私たちはみんな地球の先住民~花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

ゆっこりんです。

2006年に初版された「グッド・ニュース」デヴィット・スズキ&ホリー・ドレッセル共著 A5で厚さ4センチの本をこの夏やっと手にして読んでいる。2008年ピースボート北まわりに乗船したときに紹介され、購入したものの、本の厚さに尻込みしてそのままだった。昨年7月から稲武に通い週2日くらい暮らす生活のなかに本をひもとく時間も生まれた。

以下そのグッド・ニュースからのメモ

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

P23 花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

暮らしを立てていくことができるのだろうか・・・

P398 「私たちみんなが先住民になるのはいつだろうか?私たちがこの場所の土着になるのは、いつだろうか? そして、もうここを離れないと決めるのはいつなのだろうか?」私たちはみんな地球の先住民という生き方をすれば、今起きている様々の問題の解決糸口にたどりつくと思う。

P401 実際今あるあまりに多くの地球上の難題にどこから手をつけたらいいのか考えれば考えるほどエネルギーが萎えていくと言う若者が「・・自分が一番大切に思ったことにただ集中すればいいのですね。もし私がクジラの保護に取り組めば、地球温暖化の問題とも闘うことになるし、逆の場合も同じです。結局みんな根本ではつなっがているから」と語っている言葉紹介されていました。

また、いろいろな企業の紹介もされていて、ホリスティック・マネジメント(全体的経営)の手法についても述べている。医学の世界でのホリスティックは耳慣れているけれど、経営についてもこの全体的というのが重要というのは考えてみれば当たり前のことですね。

インターネットを武器にした〈ゲリラ〉

 

8月9日・10日に開かれる学生のためのフェアトレード夏期集中講座の講師である慶應義塾名誉教授の山本純一さん著「メキシコから世界が見える」「インターネットを武器にした〈ゲリラ〉~反グローバリズムとしてのサパティスタ運動」も読み終えた。

先住民の権利復活運動のみでなく、めざすは世界それぞれの民族文化・社会の差異を認め合う共生を謳っている。サパティスモの共生の理念は、普遍的なヒューマニティ、人間の尊厳で、「尊厳」という価値感情、価値判断は「権利」とか「平等」という社会概念とは違って、自然と関係づけられる。筆者は尊厳とは自然のあり方から人間が教えられたものという。

フェアトレード・ショップ風”s正文館店にあるメキシコ・コーヒーマヤビニックは、チアパス州チェナロー区マヤビニック生産者共同組合から来ている。国内難民の人たちが暮らしていくのにコーヒーの取り引きがフェアトレードでなされることは大切なことで、その橋渡しした人がサパティスタを研究していた山本純一さんです。5月9日にお会いしてからサパティスタ運動に関心がいく私です。「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)」ブログを参照

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