【ファッションとオーガニック】
■ピープル・ツリー■とは
創設者のサフィア・ミニーが1990年に日本に住みはじめた時、環境や貧困の問題について私に何ができるか知りたいと、NGOグローバル・ヴィレッジを設立し、数人のボランティア・メンバーとともに情報発信をはじめました。そしてフェアトレードが問題解決の大きな力になると感じ、ピープルツリーを立ち上げ生産者の人びとを支援してきました。
サフィア・ミニー(中央)
http://globalvillage.or.jp/about/message より
環境保護と途上国支援を目的フェアトレード・カンパニー設立。人と地球にやさしい衣料品、服飾雑貨、日用雑貨、食品等の商品開発および輸入・販売のフェアトレード団体。
以下 フェアトレード団体 ピープル・ツリーHPより
ファッション業界が、環境に非常に密接な関係にあるとご存じでしたか?
ファッション業界は水の消費量、二酸化炭素排出量とも非常に多いといわれています。
2018年のUNECE(国際連合欧州経済委員会)発表資料によると、
世界の温室効果ガス排出量の10%、
世界の排水量の20%を
ファッション産業が占めており、このことから二番目に環境を悪化させている業界とされています。
洋服の素材として最も身近なコットンの世界生産量は、約80%がインドや中国、ウズベキスタンなどの発展途上国ですが、気候変動の影響が最も大きい国でもあります。
そのため、通常の栽培方法では、毒性の高い農薬が使われていることが多く、わずかな土地に大量の農薬が必要です。また、大量の水が必要
Tシャツ1枚分では2,000リットル以上の水、
デニムパンツ1本分のコットンを栽培するには4,500リットル以上の水
ソイル・アソシエーション(英国を拠点とする慈善団体です。 1946年に設立されたその活動には、集中農業への反対、地元での購入支援、栄養に関する公教育など、キャンペーン活動が含まれます。同様に有機食品の認証。 ウィキペディア(英語))によると、
特にオーガニックコットンが水資源を節約、保全し、二酸化炭素排出量を削減することが実証されており、例えば通常の栽培に比べ水汚染の影響が98%少ないことが明らかになっています。
ピープルツリーは、植物の栽培方法である「オーガニックなもの」であると同時に、
貿易の仕組みである「フェアトレードのもの」を選んで買いものをすることが大切で
「SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)」にも掲げられている持続可能な社会を実現するための具体的なアクションであると考えています。
フェアトレードでオーガニックなアイテムで、おしゃれな服やおいしいフードを楽しみながら、世界をちょっと良くすることができる、そんなライフスタイルを提案し続けます。
ピープルツリーのHPは