フェアトレード産品紹介・書籍・映画・食・気になる企画・情報など

フェアトレード・ジャム 生産者「メル・ハーブ」

朝の食卓に、シンプル&手造りのジャム

パイナップル・ジャム

ハイビスカス・ジャム

いかがですか?

生産者「メル・ハーブ」

今回ご紹介したハーブティーやジャムをつくっているメル・ハーブは、
ケニアの自然豊かな場所でフルーツやハーブなどを栽培し、
ジャムやハーブティーに加工して販売しています。
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イタリアの労働者のためのキリスト協会(Acli Associazione Cristiana Lavoratori Italiani)から資金提供を受け、従業員と農家の子どもたちに奨学金を提供しています。これは約10年続いており、これまで60人の子どもたちが進学できるようになりました。
「メル・ハーブ」でも
子どもたちが進学できるようになったとのこと、嬉しいですね。
5月31日締切のバングラデシュの村の学校支援=クラウドファンディング
おかげさまで72名の人が協力

グローバル・ヴィレッジ

支援総額  834,433円  目標/ 1,000,000円

支援者数 72人 残り12分の結果

大谷ゆみこって誰? 知らなかったら→ 6月5日話を聞いてみよう! 桑名にて

27年くらい前に東京で初めて会った大谷ゆみこさん。

料理・食の話を聞きに行ったつもりが環境の話から入っていったのが新鮮な驚きだった。

フェアトレード団体のピープル・ツリー(その頃はグローバル・ヴィレッジ)のインドのスタディーツアーに参加して同室だった若き女性伊藤さん(だったかな?)に教えてもらった「未来食」提唱の人。

以下お知らせ転送します。

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6月5日つぶつぶトークライブの開催世話人を務める、
三重桑名で活動中のつぶつぶマザー恒岡千恵子さんのストーリーをシェア!

子ども中心の生活、良い母であるために、、と頑張っていた
千恵子さんの劇的ビフォアアフターは必見です。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは、
つぶつぶマザー恒岡千恵子です。
食べ盛りの子ども3人を子育て中。

出産を機に、未来食つぶつぶを知りました歩く

 

何を食べさせたらいいの?

授乳中の私は何を食べたらいいの?

という不安がありました。

 

出産してからは、とにかく子どものため。

子ども中心の行動でした。

 

どうしたら子どもを守れるかをいつも考えていました。

 

子どものためだと思って、
肌触りのいい地味な服。
汚れてもいい服。
動きやすい服。
顔を触るのでメイクもせず、
髪に気を遣うこともありませんでした。

夫のことも後回し。
大人だからできるでしょ。

私のことも後回し。
お母さんだから、我慢しなきゃ。

主婦なんだから、お金を自由に使うことはなく
したいことも我慢していました。

おしゃれが好きだったのに、
雑貨が好きなのに、
いい妻・いいお母さんになるために諦めていました。

そんな我慢も、いつしか爆発ちょっと不満

イライラ
ぷんぷん
大変なの、わかってよ!

長男子育て中は、
大人と会話することなく夜まで過ごすと
涙がポロリと出ることもありました。

夜遅く帰ってきた夫をつかまえて
話をしようとすると、
夫は、解決しようとしてくれます。

・・・違うの、聞いてくれるだけでいいのに。

甘いのもをたっぷり食べて、ストレスを発散したこともありました。
もちろん、子どもに隠れて食べました。

あれはてなマークいいお母さんをしたいのに、
いつの間にか、ぷんぷんお母さんになってる!

 

 

未来食つぶつぶと出会い

最初は「子どものために、カラダに良い食を学びたい」

と思って始めましたが、子育てでの気づきや学びもたくさん!

未来食創始者で、4人の子育て経験者である

ゆみこさんから出てくる言葉の数々にハッとさせられ、
子どもは守るべき存在だと思っていたのに、

適切なサポートをするだけでいい、と知りました。

 

 

子どもは適切な食事を食べていれば、

免疫力が高く、

とても元気。

 

弱い存在じゃないんですね。

 

このことを知った時は、衝撃でしたあんぐりあんぐりあんぐりびっくりマーク

そうして学びを進めると同時に、徐々に、

子ども中心の行動から

私の気持ちを大切にするようになりました。

 

 

私を大切にするようになったら、

周りに優しくできるようになって、

夫との関係も改善しました。

子ども中心、

夫のことを後回しをやめて、

優しくできるようになりました。

 

つぶつぶ料理を作ると、

「おいしいね!」

「また作って!」

「もうないの?」と

家族が言ってくれるようになり、

自己肯定感が上がりました。

自分で食べても、

「天才かも!」と思うほど美味しく作れて、

自信がついてきました指差し

未来食つぶつぶを実践することで

家族の健康を守っている自信があり、

優しく見守るお母さんになり、

私自身の気持ちを大切にすることができるようになりました。

 

 

自信がない頃の私。

写真が嫌いでした。

未来食つぶつぶのおかげで

主婦を楽しみ、

子育てを楽しみ、

つぶつぶ料理教室を楽しんでいます。

 

お母さんだから、

主婦だから、、、と諦めてしまっている女性に

こんな世界があるんだよ、と伝えたい!

という夢が出来ました。

 
もし今、

家事を楽しめない方、

家事が義務感でしかたなくやっている方、

終わりのない家事に疲れた方、

主婦力を磨きたい方に伝えたい!

と活動を続けています。

6月5日(日)三重桑名での

つぶつぶトークライブで

​​​​​​念願かなって、ゆみこさんと同じ舞台で

トークをします!ドキドキです。

ぜひ、会いに来て下さいね。

つぶつぶトークライブ2022in三重県桑名市の詳細

【日時】6/5(日)13:30〜16:00・13:00開場

【金額】お一人1000円 ペア割ひとり800円

【定員】100名

【場所】くわなメディアライヴ多目的ホール

【申込】詳細はこちら>>>
ご予約フォームはこちら>>>

自宅でつぶつぶ料理教室、
未来食セミナーも開催しています。
​​​​​ぜひ、会いに来てくださいね!

つぶつぶマザー恒岡千恵子
つぶつぶ料理教室 ​​​​​​つぶ工房

6月19日(日)新城市 自然栽培37年の「福津農園」を訪ねる企画ご案内 なごや国際オーガニック映画祭より

愛知県新城市のやまさと「福津農園」を訪ねてみませんか?

日時:6月19日日曜日 雨天決行

現地集合10時~現地解散14時

場所:新城市中宇利福津38

 

福津農園の見学、松澤さんのお話、懇親会

福津地区は「福の滴る津(みなと)という意味の土地

草を刈り取ることで肥沃になった山郷(山里) には 微生物 みみず もぐら など多様な生物が調和して生きています。 緑の葉っぱは機密なソーラーパネルとして心地よさを提供してくれています。不耕起 減農薬 農業を通じて地区で支え合う活動から、有機食材のこと、ゆたかで持続可能なオーガニックなお話しをみんなで考えましょう。

 

※先着順 限定7組   (申し込み〆切 6月12日)

※参加費用:一般2000円、小学生~高校生1000円、小学生未満無料

※昼食にスープをご用意しますので器とお弁当を持参してください。

※服装は動きやすい恰好で、できれば長靴がいいです。

虫刺され対策、雨具の用意もお願いします。(当日保険加入します)

お問い合わせ

なごや国際オーガニック映画祭実行委員会

メール; info@niffoa.jpn.org

電話; 090-9902-0272 内山

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なごや国際オーガニック映画祭 実行委員会

HP  http://niffoa.jpn.org/
Facebook  http://www.facebook.com/nicfoa.jp
Twitter  https://twitter.com/nicfoa
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6月4日(土)第18回だらっと憲法カフェのお知らせ 「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」 

5月も半ばになりました。
若葉もぐんぐん成長してます。
種まきの季節でもあります。
種をまかないことには、芽もでないし、花も咲かないし、収穫もできない。
日々種まくこころ、育てるこころ持ちたいものです。

220604第18回だらっと憲法カフェチラシ

ご存じでしたか?

参議院議員選挙 6月22日告示

7月10日参議院議員投票日

【内容】選挙に託したみなさんの「望む世界」をフリートークする空間

戦争は嫌だ! みんな思っているのになぜ起きるのか?

日本にいる私たちにできることはあるのか、ないのか?

7月の選挙はいままでと同じ30%の人の意見で

日本の未来を決め、戦争できる国になることを決めるのか?

資料などもとに、選挙について考えるひとときです。

以下一部資料紹介

「現実に合わせて憲法を変えるべきだ」というのはいわば「俺は何度試験を受けても60点しかとれないから、これからは60点満点にしよう」という劣等生の言い分と変わらない。 内田樹

・「9条で国が守れるか?」と言われてもひるんではならない。誇りをもって主張しよう。「9条こそが国を守るし、9条は国を超えて人類を守るのだ」とそしてにこやかに語りかけよう。 伊藤千尋

・市街戦に有効な「無防備都市(地域)宣言」は国際法で認められています。 小西誠

以上 週間金曜日1375号より

 

【日時】2022年6月4日 (第1土曜日) 10:00−12:30

【場所】「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」 070−1619−6435 地下鉄八事駅2番出口から徒歩10分

【会費】 500円(お茶持参)

【定員】 10名まで(要申し込み)

【主催】 だらっと憲法カフェ

【申込】 土井ゆきこまで

huzu@huzu.jp

090-8566-2638

4月24日 今日はラナ・プラザ(バングラデシュ)ビル崩壊の日(2013年)

2022年4月に「メイド・イン・バングラデシュ」の映画が名古屋でも上映されました。ゆっころんが映画のあと20分くらいバングラデシュの生産者を訪ねる旅のことなどお話する予定でしたが都合がわるくなり、資料をお渡しすることになりました。

『メイド・イン・バングラデシュ』             2022年5月12日

 

土井ゆきこと申します。フェアトレードの店を始めて27年になります。

現在は、名古屋市でフェアトレード産品の卸と、豊田市の山里の古民家で夫のカフェ・民泊「風の庭」を手伝いながら2カ所住まいの生活をしています。本日はお話の機会を頂きましたが、事情により資料提出とさせて頂きます。

 

初めに

クイズ 1  日本で1年間に破棄される(ゴミになる)新品の洋服は何着?

  • 1億    ②5億     ③10億

 

クイズ 2 それらは、1年間作られる服の「何枚に1枚」になりますか?

A=4枚に1枚   B=6枚に1枚  C=10枚に1枚

 

★どうして?

 

大量生産・大量消費→大量廃棄で 現在の地球は、現実を理解したら絶望的になる環境危機です。でも希望はあると青年環境活動家の谷口たかひささんは語ります。

 

きょうの映画を見にきてくださった人達は、多分これらのことはご存じだと思います。だからこそその現場を見たいという思いで来館されたと思います。

 

今日の映画で、その大量生産の現場の生産者の状況の一部を見ることができました。95%が主演女優さんの事実に基づくということですが、実際はもっと厳しい現実があるようです。例えば

バングラデシュの衣料工場で火災が起き、120人以上が焼死したという記事がありました。他でも読んだことがありますが鍵がかけられていて逃げ出せなっかたという事実が何度もあります。

 

衣料工場で働く人々の生活環境も劣悪で、共同のトイレも、炊事場のコンロなどもとても(例えば100人に3~5つとか)少ないという状況を、フェアトレード団体ピープルツリー創始者のサフィア・ミニさんから聞いたことがあります。

 

バングラデシュの衣料工場で働く女性たちは若い、30代過ぎると体力を使い果たしてしまうのか…?

国が勃興していく過程では、若い女性たちの犠牲を伴うものなのか、

 

明治・大正時代の女工哀史「あゝ野麦峠」にあったように、製糸工場で働く若い女工たちの労働も過酷で、彼女らのちからで日本の経済が発展して行きました。その背景には、農村・山村での過酷な女性たちの暮らしがあり、工場で働いた方が仲間はいるし例え過酷な状況でもましなような、またお金を得ることで縫製や製糸の仕事を自立する一歩と感じ取っているのも似通っているのではないかと思います。

 

フェアトレードってご存じですか?

 

・「フェアトレード」は、世界経済や流通システムの歪みによって貧困に追いやられている途上国の人々を支えるために始められました。

・寄附や援助とは異なり、立場の弱い人々が正当な報酬を受け、誇りを取り戻して自立することを共に目指す、対等なパートナーシップによる貿易です。

 

・特徴

1)対等なパートナーシップ

2)公正賃金・安定発注(必要に応じて前金払い)

3)伝統継承(文化を守る)・情報提供(技術指導含む)

4)持続可能な生産(無農薬有機栽培など)他に遺伝子組替不使用・児童労働など労働搾取禁止

 

・種類

フェアトレードには、食品(チョコ・コーヒーなど)・衣類・雑貨などがあります。

そのなかでも今日は衣料について述べます。

 

バングラデシュへのスタディ・ツアー参加

私がバングラデシュへ行ったのは、1996年の年末と、2012年のツアーの2回です。

2回目は、フェアトレードの団体ピープル・ツリーの取引先タナパラ村訪ねをました。

手仕事が大切だということ、建国浅いバングラデシュの人達が子どもの教育を大切にし、国を良くしていこうという心意気にあふれていることを感じました。

 

首都ダッカから6時間の田舎、タナパラ村のスワローズという団体は、子どもものために学校を作り、近所の公立学校へ行けない貧しい子らも受け入れていました。

 

そこでは朝、国旗を掲げ、校長先生がリードして体操していました。私たちツアーの参加者も子どもたちの前で一緒に体操をして楽しみました。

 

また、歓迎の船にのせてもらった時に、バングラデシュの人たちが太鼓やアコーディオンのような鍵盤楽器に合わせ、何曲も次から次へとこころ一つにして唱和していたのが印象的でした。私たちが次から次へと、心合わせて唱和する曲が一体何曲あるかしら?と思いました。

 

【タナパラ・スワローズ】の歴史

 

1971~72年バングラデシュがパキスタンから独立した時に、成人男性たちは川の向こうに行かされすべて殺された。その時まだ少年だったライハンさんが今の代表ですが、初めはスェーデンのNGOスワローズが、10年間残された女性たちに男性の仕事だった機織りを習得させ、仕事づくりをした。その後タナパラ・スワローズとして独立した時にライハンさんが代表になりました。

 

スワローズは、女性たちの仕事づくりだけでなく、教育プログラム・保育所・ドメスティックバイオレンスの対応(男尊女卑の社会がまだある)・医療の40%スワローズが負担・持続可能な農業プログラムによる、3か月に一度トレーニング・小口融資など幅広い活動をしています。

 

【フェアトレードの衣類の制作の特徴】

・手織り、手つむぎ、草木染(または発がん物質を含まないアゾフリーの染料)・酸素漂白(塩素漂白ではない)、手刺繍など、機械(マシーン)より働く機会(チャンス)を作ります。特に女性たちの仕事づくりに力を入れています。

 

なぜでしょうか? 女性たちは得たお金を子どもや家族のために使いますが、男性はたいてい自分のために使ってしまうからです。女性の地位の低い途上国(現在はグローバルサウスともいい、地理的には分けられない、資本主義のグローバル化によって負の影響を受けている地域や人々)の女性たちが経済的に自立することは、彼女らの自信につながり社会的にも大きな力となります。日本でも同じことがいえます。

 

・洋服づくりは、いろいろな分野があり、工程がありますが、それぞれの工程にかかわることで技術が身につき、誇りをもって仕事ができ、いざという時に自立の助けになります。SDGs(人類がこの地球上で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき目標)の8番目の目標「働き甲斐」につながります。

 

経済成長も8番目の目標であげていますが、経済成長を求めていては、環境危機を防ぐことはできないと「人新世の『資本論』」の著者斎藤幸平さんは述べています。グローバルサウスやグローバルノースについてもこの本で知りました。日本の30代の若者たちが環境危機に声をあげています。前述の谷口たかひささんもその一人です。

 

一方、大量生産の現場では、限られた一つの工程を毎日することになります。誰がしても同じことをする、機械の一部のような仕事で、人の使い捨てです。

 

・フェアトレードの専門ブランドのピープル・ツリーは、2007年からいち早くオーガニックコットンに取り組みTシャツやアンダーウェア・ベビー服・シーツなどオーガニック・コットン製品をそろえています。他のフェアトレードの団体も竹布など自然素材を利用したり、環境問題に取り組んでします。

 

ここでクイズ 3

 

世界の耕作面積の2.5%がコットン畑ですが、

世界のコットン畑での殺虫剤の使用量は、 a=5%   b=7.5%  c=16%  【cが正解】

 

世界最大の綿花の生産国

インドのコットンの場合、遺伝子組み換えになってから、種の値段は80倍になった。

インドのコットンの95%は、今や遺伝子組み換え。

インドのコットンベルト地帯では27万人が自殺に追い込まれた。

フェアトレードは貧困問題だけではなく、環境問題、人権問題にも深くかかわってきています。

【1ページのクイズの答え 1は、⓷10億 2はAの4枚に1枚】

2013年4月のラナ・プラザビルの崩壊

みなさんは、9年前2013年4月のバングラデシュの首都ダッカ近くのラナ・プラザビルの崩壊を覚えてみえますか?

死者1,127人、負傷者2,500人以上。崩れてきた建物や機械にはさまれ、腕や足を切り落とさなければならない人もいました。

私たちが、安くていいものを求め続けるしわ寄せは、このような結果にたどり着いたのです。

 

この事故を伝えたニューヨークタイムズの記事を読んだ青年が「ザ・トルゥー・コスト」という映画を翌年の2015年につくりました。彼はファストファッションで育ってきましたが、それまで作り手やその生活のことは考えたことがなく、経済社会の異常な一面を見たといいます。このように多くの人が疑問を抱いていないのなら「命を奪うより、支える行動をしよう!」と制作した映画でした。

 

ファストファッションとフェアトレードファッションの違い

タナパラ・スワローズに、ラナ・プラザで働いていていた女性がいます。ラナ・プラザの3Fで働いていた。10F を増築中だった。テーブルの下に隠れていて助けられた。ファストファッションの衣類を作る工場と、フェアトレードの服を作るスワローズの違いを語ります。

 

サビーナさん(PTより)

  • タナパラ・スワローズでは、出稼ぎに行かなくても家族と一緒に暮らせる。
  • ラナ・プラザでは、給料は4000タカで、残業代含め7000くらい。遅刻・欠勤は給与から引かれる。寝るのは夜中になる忙しさ。

スワローズは、出来高制で8000~1万タカ 1着づつつくるので、やりがいがある。家でできる仕事は持ち帰ってできる。

  • スワローズの職場は喜びで満ちている。達成感ややりがいがある。作った服がどんな人々に届くのかを感じられる。仕事に誇りを持っている。

土井ゆきこ   サフィアミニ

2012年

スワローズの女性たち240人の前で、先進国では失われた手仕事の素晴らしさを話しました。

5子どもたちの声。2階建てのクラフトセンターで働く240人の女性たち。18年前のおつきあいから比べて8倍にも広がった建物にピープル・ツリー創始者のサフィアミニーさんは、感慨深げでした。

とはいえ、2012年の旅行の主な目的は、いかに製品不良をなくして技術を向上させるかということ。写真はその時の集まった女性たちの前で、製品不良の改善の話のあと、サフィアミニーさんから「注意ばなりだったから、みんなが元気が出る話を」と要請され、手作りの良さを話しているところです。イギリスのスタッフも、年2ヶ月はここに滞在をして指導をしていました。(宣伝に使わない経費はこのような形で生かされていました。)

バングラデシュにある他の衣類制作団体の代表なども集まり、何が原因で製品不良が生まれるのか一緒に考えようと呼びかけていました。何度も停電するような生活のなかで、みんなで暮らしがなりたつように、互いに手をつなぐ姿をみることができました。

こんなことがありました。念のため懐中電灯を持ってトイレに入ったものの、突然真っ暗になり、どこへ置いたか探すのに大変でした。また、ガスもない暮らしで、牛の糞を乾燥させ燃料としています。

このような生活の違いのなか、女性たちは先進国で売られる服をその国の人たちの要求するレベルに応えるべく努力しています。商品開発にあたっては、まず現地の女性たちに何ができるかということから考えていき、一方的に押しつける注文方法ではないと聞いています。

実際、ずいぶん以前ネパールの生産者団体では、よく停電しミシンも使えない状態の時も多く、技術の未熟さもあって、ボタンホールの代わりに紐で閉じるデザインにしたこともありました。

きょうの映画は衣類がテーマでしたが、衣食住すべてにおいて、私たちは知らない間にグローバルサウスの人々を犠牲にし、気候正義を犯しています。日々の生活に追われているうちに、気がついたら子どもたちに手渡すべき「借りてきた地球」が住めないことになり、子どもたちから「一体、大人たちは何をしてきたんだ!」と言われることでしょう。一人一人の暮らし方が変わり、その波紋が地域へ世界へと広がるイメージをもって、今からでもあきらめずスタートしましょう。フェアトレードは買い物から行動ができます。

 

・環境活動家の谷口たかひささんの国連スピーチも6分ほどなので聞いてみてください。

斎藤幸平さん著『人新世の資本論』ベストセラーですが、さらに多くの人に読んで欲しいです。・中田敦彦さんのYou Tube大学「大量廃棄社会①」も面白くわかりやすい。おススメです。

環境危機・気候正義が叫ばれるなか、戦争なんてありえないです。

Climate Justice (気候正義)とは、先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みを行う事によって、化石燃料をこれまであまり使ってこなかった途上国の方が被害を被っている不公平さを正していこうという考え方です。

 

沖縄 伊江島の 平和運動家 阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんの言葉

『平和の最大の敵は無関心、戦争の最大の友も無関心』

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食のことから、中田敦彦さんの YouTube大学を知った。とても面白く大切なことを伝えていた。伝える方法の大切さを知った。

そして衣類のこの動画も今日改めて見た。

やっぱり面白く、しかししっかり教えてくれている。

ただし、残念なことに彼は知らない「フェアトレード」のことを。

とても残念だ。後日彼は受注生産のブランドをたちあげた。

その時の動画ではひとこと「フェアトレード」がでてきた。きっと誰かが伝えたのでしょう。

今日ピープルツリーが開催した【ファッションレボリューション】フェアトレードでつくり手も村の子どもも幸せに タナパラ村のスワローズの取り組みを次回紹介します。

 

 

 

 

 

 

なごや国際オーガニック映画祭”友の会”「プランイート」上映会のお知らせ

なごや国際オーガニック映画祭”友の会”「プランイート」上映会のお知らせ

【日時】 2022年5月1日(日)9時半~11時半

【場所】 あいちNPO交流プラザ 小会議室(ウィルあいち2F奥)

https://www.aichi-npo.jp/1_annai/1_NPO_plaza/4_access/sinplazakoutuannai.html

【会費】 無料 要申込土井まで

【申込締切】4月29日17時まで

【定員】 先着順10名まで(3名以上で開催)

【申込み】 huzu@huzu.jp    090-8566-2638

なごや国際オーガニック映画祭実行委員:土井ゆきこ

【映画の紹介】『PLANEAT』プランイート

オーガニック農園で生産された生き生きとした野菜 そしてそれを料理する世界的に有名なべジシェフの美しい映像と 問いの答えを探し求め それぞれの研究に命をかけた3人の著名な科学者のストーリーです 心臓病や癌のリスクを劇的に低下させ、地球環境を守り、食を楽しみつつも持続可能な食環境を構築するため、私たちはどのような食生活を選択すべきなのか という難問を解き明かし、進むべき方向を指し示す感動のドキュメンタリーです。

ウィキペディアから

PLANEAT
Planeat(film).jpg

Planeatは、OrShlomiとShelleyLeeDaviesによる2010年の英国のドキュメンタリー映画です。[1] [2]この映画は、 T。Colin Campbell Caldwell Esselstyn Gidon Eshelの研究に基づいて、ホールフード植物ベースの食事を採用することで得られる可能性のある栄養的および環境的利点ます[1] [3]この映画には、ピーター・シンガーの見解も含まれています。[4]

ドキュメンタリー『花はどこへ行った♫ 静かなる反戦の祈り』(約78分)

友達からのメッセージです。
NHKが20年前に編集したドキュメンタリーです。とてもよかったので、共有したいと思います。
今後私は、反戦デモの時は、シュプレヒコールではなく、忌野清志郎の「花はどこへ行った」を流しながら、歌いながら静かに歩きたいなあと思う日々です。
ドキュメンタリー『花はどこへ行った♫ 静かなる反戦の祈り』(約78分)

https://www.youtube.com/watch?v=1tk91SF2soo&list=WL

ロシアの作家 ミハイル・ショーロフ著「静かなドン」にある子守歌からピート・シンガー(アメリカのフォークシンガー)がインスピレーションを受けて1~3番をさらに他の人が4・5番を追加して、花が咲いて摘み取られて、また花が咲くフォークソング。この歌が歌われなくなる日はいつに?

 

有機フッ素化合物PFASに関する京都大学原田浩二先生の講演の動画が公開

先日3月2日にダイオキシン環境ホルモン対策国民会議JEPAが主催した、有機フッ素化合物PFASに関する京都大学原田浩二先生のご講演の動画が公開されました。
「広がるPFAS汚染 私たちの体も汚染されている」 京都大学原田浩二先生講演
youtubeはチャプター付きで、自分の見たいところから見ることができます。以下の国民会議のHPからも公開しています。
講演資料はこのページからダウンロードできます。
ご興味のある方、是非ご覧ください。
有機フッ素化合物は、水と油の両方をはじき、熱や薬品に強い性質を持っているため、1950年代以降、多くの工業製品、消費者製品に加えて、石油火災用の泡消火剤など広範に使われてきました。テフロン(デュポンの商品名、デュポンは現在ケマーズ社に移行)はもっとも身近で、皆さんご存知と思います。
PFASの中で、最も多く使用されてきたのがPFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(パーフルオロオクタン酸)の2物質です。
PFOS,PFOAについては、大量使用された後で、難分解性、環境や人体への悪影響がわかり、世界でも日本でも法的規制が課せられていますが、既に汚染が広まっています。
日本の国内調査では、河川、土壌、大気中でもPFOS,PFOAが検出されており、とくに沖縄、大阪、東京多摩地区で高濃度の汚染が確認されています。
人体中でも環境省2017年の「日本人のおける化学物質のばく露量について」の公開パンフでは、調べた全員で血中に微量ながら検出されています。
さらに有機フッ素化合物はその利便性から、PFOS,PFOAの代替物が開発・使用されており、その種類は4700種にも及ぶことがわかっています。
代替物の一種PFHxSについては、環境影響、人体影響がわかってきて、今後世界的な規制がほぼ決まっていますが、それ以外の有機フッ素化合物4700種の毒性は、ほとんど調べられていないまま、使用されているのです。
有機フッ素化合物に関する簡単な資料は、国民会議のHPでも公開しているので、以下ご活用ください。
なお、3月2日の院内集会は、国民会議が取り組んできたバイオモニタリングの導入、胎児子ども等化学物質の影響を受けやすい人々の保護、汚染地対策のあり方を提案する「環境安全基本法」の請願署名(衆参議員の議長宛8万筆以上)提出記念のもので、講演中に議員の発言など入っていますが、チャプターに分かれているので、見たいところだけ見ることができます。
広がるPFAS汚染 私たちの体も汚染されている 京都大学原田浩二先生講演
YOUTUBE.COM
広がるPFAS汚染 私たちの体も汚染されている 京都大学原田浩二先生講演
環境安全基本法請願署名提出記念講演会です。

映画「メイド・イン・バングラデシュ」上映 4月22日~名演小劇場にて

映画「メイド・イン・バングラデシュ」試写会に参加。

http://pan-dora.co.jp/bangladesh/

予告編 ↓

 

 

 

以前バングラデシュ縫製工場関係の映画は2本(後記参照)見ました。

フェアトレード関係で現場の話も見たり聞いたりしていました。

今回の映画は、

女性監督そして主演女性の実話95%より現場を知る映画と思います。住まい、食事の用意する場面、職場でくさい匂いのするようなランチを食べる場面、町を歩くと道路で蚊帳のような網を張って寝ている人もいた。

実際、フェアトレード団体とバングラデシュへ生産者を訪ねて行ったときも同じ光景がありました。夜の駅での駐車場。母親と子供2~3人地面に寝ていた。蚊帳のようなものはない。母親は子供たちに虫が来ないように手であおっていた。

もう一つの違った視点はジェンダー視点

(解説資料より監督の言葉)「女性は抵抗すればするほど、闘えば闘うほど何かを達成できると学びます。我々より前の世代は女性の教育や参政権を求めて闘いました。そのおかげで今日があります」 まさに! 最近読み終えた「らんたん」明治から昭和の戦後までの女性たちの活動を垣間見る、知る貴重な本でした。

労働環境は

「1日10時間以上週6日働き、稼ぎはよくて1か月100ユーロで主人公も家賃を払ったら残らない状況。仕事はきつく背中と肩を痛めるから年配の女性はいない。それでも、それでも、以前のバングラデシュでは、女性たちは働くことさえできず、世間から隔離された生活を送らねばならなかった。現在稼ぎが少なくても、労働環境が悪くても、家では家長との戦いが待っていても、彼女たちがエンパワーされている。」

これで連想したのは、『「あゝ野麦峠~ある製糸工女哀史」山本茂実著 』で私にとっての新しい発見あり。繭をゆでるために湯気の立つ工場の中で着物は濡れる、外へでれば冬は極寒、業績を競わされるなどたしかに過酷な労働環境。でも 仲間がいたし、家にいて働くより工場のほうがいいという。それほどまでに家での女性たちの労働は貧困という背景もあり過酷だったことを知る。家にお金を持ち帰ることができれば彼女らの家における地位も違ってくる。経済的な自立への一歩は大きい。それはフェアトレードで女性たちに仕事づくりをすることに通じる

絹糸の生産・輸出で明治の日本貿易を支え、日本の産業を急速に発展させた若き女工さんたち。一方 縫製工場で1日1650枚作っているTシャツ2~3枚の売値が彼女たちの月収というなかでバングラデシュの急速な経済成長を支えた若き女性たち。

今、安くていいものを手にいれるということが当たり前と思っている消費者に、誰かを犠牲の上になりたっている世界をこの映画で目を耳を向けてほしい。

映画はわかりやすい。座っていれば目と耳から知ることができる。そしてどんな消費行動をするかは、地球の人権や環境問題にかかわってくる。周りまわって身に、また次世代にふりかかってくる。

:::::::::::以前のバングラデシュ映画:::::::::::::::

「ザ・トゥルーコスト」は、アメリカ人が4月23日のルナ・プラザで起きたビル崩壊を機にクラウドファンディングで作った映画で、フェアトレード団体ピープル・ツリーの創始者サフィア・ミニーさんも映画で登場。フェアトレードはこの事故と対極にある衣料品を送りだしている。

ビル崩壊事故以前に作られた、低賃金と厳しい労働環境下で働く若き女工たちの映画はバングラデシュの衣料工場で働く若き女工たち」はバングラデシュの男性監督 社会派のタンビル・モカメル監督

2013年4月24日 バングラデシュの首都ダッカ北西の都市シャバールで起きたラナ・プラザのビル崩壊事故。死者1127人、負傷者2500人以上を出した。4台の大型発動機と数千台のミシンの振動が相まって崩壊を誘発。

このバングラデシュが世界の縫製工場の役割を世界に知らしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ以前には、ピープルツリーの創始者サフィア・ミニーがバングラデシュへ行って衣料工場で働く人々の暮らしぶりなど写真でみせてもらった。竹で仕組まれ下が見えるような廊下は、これも竹で組まれた2メートルくらいの高さにあるそんな住まい。100人くらいに住まいでもトイレが数個・ガスレンジのようなものも数個。

 

私自身、バングラデシュへ生産者を訪ねるツアーで見た光景は、夜10時頃の駅の駐車場近くの地面に母親と子どもが2人寝ていた。母親は子供らの虫をよけるように手をあおいでいた。