フェアトレード産品紹介・書籍・映画・食・気になる企画・情報など

2024年2月12日ドキュメンタリー映画『種とゲノム編集の話』   と  講演『生命操作と今とこれから』

■映画と講演 のお知らせ

遺伝子組換え食品を考える中部の会では、
映画と講演:
●ドキュメンタリー映画『種とゲノム編集の話』
  と
 講演『生命操作と今とこれから』
 講師:河田昌東
   (遺伝子組換え食品を考える中部の会代表、分子生物学者)
を行います。

日 時:2024年2月12日(月・祝)
    13:00〜16:00
場 所:東別院会館 会議室
     ※オンライン参加はありません。
資料代:1,000円(事前予約不要)
主 催:遺伝子組換え食品を考える中部の会
後 援:名古屋市教育委員会
《お問い合わせ》
遺伝子組換え食品を考える中部の会
事務局:食と環境の未来ネット
住 所:愛知県名古屋市東区葵1丁目14-3
TEL:052-937-4817(平日10:30~17:30)

Email:sk_mirainet@yahoo.co.jp
http://gm-chubu.sakura.ne.jp/

遺伝子組み換え作物は、1996年から日本への輸入が始まり、以来、食の安全を守ろうとする消費者の反対運動が続いてきました。
そしていま、遺伝子組み換え食品だけでなく、ゲノム編集や放射線育種などさまざまな「遺伝子操作食品」が世界に拡がろうとしています。
このような遺伝子操作された食品を、わたしたちは知らないうちに口にしているかもしれません。
しかし、遺伝子操作食品は本当に安全なのでしょうか。ゲノム編集など遺伝子操作食品について、いっしょに学び、考えましょう。

【予告】2024年2月23日(祝) 第8回 なごや国際オーガニック映画祭 ~国連「家族農業10年」の折り返しの“今“~

2024年2月23日(祝)

第8回 なごや国際オーガニック映画祭

~国連「家族農業10年」の折り返しの“今“~

 

【会場】 ウィルあいち 3階 大会議室

愛知県名古屋市東区上竪杉町 1番地

【定員】 150名 (定員になり次第締め切り)

【入場料】 前売1,500円、(高校生以下無料)

当日2,000円

当日集金 (※当日キャンセルは100%ご負担下さい)

【申込】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/630cecc2804574

【スケジュール】

09:30 開場

10:00 開演 あいさつ

10:05 映画「TOMORROW パーマネントライフを探して」(118分)https://www.cetera.co.jp/tomorrow/

2015年 フランスで100万人が観た、大ヒット作!2015年度セザール賞ベストドキュメンタリー賞受賞。女優メラニー・ロランと仲間たちが贈る 未来にやさしく、幸せなライフスタイルとは….

休憩

13:00 番組「日本人は農なき国を望むのかー農民作家 山下惣一の生涯」  (上映43分 )

山下惣一さん書斎にて

2022年7月、佐賀の農民作家・山下惣一さんが86歳で亡くなった。玄界灘に面したミカン畑で汗を流しながら、作家活動を展開。日本経済が高度成長を遂げて農産物の輸入自由化が加速し「日本農業不要論」まで叫ばれる中、衰退を続ける農村の現場から「農と食の大切さ」を訴え続けた。また「地産地消」「身土不二」という言葉を広め、「農業は成長よりも安定。拡大よりも持続、競争よりも共生」と唱えた山下さんの生涯を描く

13:45 番組制作プロデューサー 棚谷克己さんのお話「この番組を企画した思い」

クローズアップ現代 プロデューサー他 数々の賞を受賞

<棚谷 克巳 プロフィール>1958年 東京生まれ 茨城県水戸育ち 早稲田大学第一文学部卒1981年 NHK入局 沖縄放送局にディレクターとして赴任。沖縄戦や米軍基地問題を描くドキュメンタリーを制作。1985年 東京転勤 総合テレビ朝の「おはようジャーナル」班ディレクター。少年非行、薬物依存などの問題、老人問題などに取り組む。1989年 仙台局転勤 ディレクター NHKスペシャル「雪の墓標~奥会津・葬送の風景~」(1993)など、農業農村問題を取材。1993年 東京転勤 クローズアップ現代班ディレクター・デスクとして、多くの番組を制作。NHKスペシャル「段々畑の歳月~秩父・太田部耕地の40年~」(ギャラクシー奨励賞)1997年 名古屋局転勤 地域の先進的な人物を描く「未来派宣言」プロデューサー。 「雨水で都会にダムを作ります」(第8回地球環境映像祭入賞)2000年 東京転勤 クローズアップ現代 プロデューサー。2002年 NHKスペシャル番組部 プロデューサー。シリーズ「データマップ 63億人の地図」(ギャラクシー奨励賞)シリーズ「アフリカ ゼロ年」(ギャラクシー奨励賞)ドキュメントにっぽんの現場「虹を追う直売所~大分県日田市大山町~」   2008年 NHKプラネット東京本社に出向 制作部長 NHKスペシャルシリーズ「セーフティーネット クライシス①~③」(日本ジャーナリスト会議賞 貧困ジャーナリズム功労賞)2011年 NHK制作局エグゼクティブ・プロデューサードラマ10「サイレントプア」(貧困ジャーナリズム賞)プロフェッショナル 仕事の流儀「コミュニティ・ソーシャルワーカー 勝部麗子」(ギャラクシー奨励賞)東日本大震災震災・復興サポートシリーズ(ギャラクシー報道活動部門 選奨)明日へ 支えあおう 放射能汚染からの漁業再生(農業ジャーナリスト賞)地域魅力化ドキュメント ふるさとグングン!(農業ジャーナリスト賞奨励賞)ETV特集「揺れながら 迷いながら~民俗研究家・結城登美雄が見た震災~」(農業ジャーナリスト賞)2023年10月 満65歳でNHKを定年退職。現在は、業務委託契約でNHKスペシャルのプロデューサーなどを務める。

休憩

14:30 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事 関根佳恵さんのお話

関根佳恵[セキネカエ]
1980年神奈川県生まれ。高知県育ち。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。立教大学助教、国連世界食料安全保障委員会(CFS)専門家、国連食糧農業機関(FAO)客員研究員、愛知学院大学経済学部講師・准教授をへて、2022年より愛知学院大学経済学部教授。専門は農業経済学、農村社会学、農と食の政治経済学。家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事。

国連 「家族農業の10年」のいまの取り組み (講演60分)

~世界の食料生産の8割以上を占める家族農業。国連は2019年~2028年を「家族農業の10年」として定め、加盟国及び関係機関等に対し、食料安全保障確保と貧困・飢餓撲滅に大きな役割を果たしている家族農業に係る施策の推進・知見の共有等を求めています。折り返しの2024年の今の様子をお話しいただきます。

15:30~質疑応答(30分)

16:00 棚谷さんと関根さんの対談 (対談30分)

16:30 修了挨拶

【申込】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/630cecc2804574

【お問合せ】 nicfoa@gmail.com

090-9902-0272 内山 (なるべくショートメールでお願いします)

【主催】 なごや国際オーガニック映画祭

【後援】 名古屋市、家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン、あいち有機農業推進ネットワーク

【協力】 未来をつくる給食♡Foods for Children 愛知、豊橋有機農業の会、だらっと憲法カフェ、わっぱん、フェアトレード風ネットワーク、種から根っこと葉っぱ&沙生

Design 伊藤ちづる

【入場料無料】第26回平和のための戦争展・守山10月13日~15日 と 大曽根 原爆と戦争展10月14日~15日

 

【場所】ソーネおおぞね
住所
〒462-0810
名古屋市北区山田2丁目11-62 大曽根住宅1棟1F
アクセス
JR中央線・地下鉄名城線・名鉄瀬戸線「大曽根」駅900m
地下鉄名城線・地下鉄上飯田線「平安通」駅900m
名鉄小牧線「上飯田」駅1.1km

9月30日 第24回だらっと憲法カフェのお知らせ

第24回 だらっと憲法カフェ in  八事のカフェ

上映会DVD 58分

第24回だらっとSep30, 2023 (1)←クリック

ヴァンダナ・シヴァいのちの種を抱きしめてwith辻 信一

 

「すべては人間のためという 人間中心主義から

地球中心主義へと移行するときです。

私たちにすべてを与えてくれているのは地球

なのだから。」               ヴァンダナ・シヴァ

 

2023年9月30日(第5土)午前10時~12時半

【場所】「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」

地下鉄八事駅②番出口から歩いて8分 (申込の方に詳細お知らせ)

【定員】  13名

【主催】  だらっと憲法カフェ

 

フェアトレード・ティータイムあります。

【申込】 要予約・メール又は電話で

→たかだ洋子(nagareboshity@gmail.com )又は (07016196435)

【主催】  だらっと憲法カフェ

TOP

【内容】

「ヴァンダナ・シヴァという人物の存在そのものが、現代史の最重要事件の一つだとぼくは思っている。・・・彼女はここで、刻々と進行する危機の時代がぼくたちに突きつけている一連の深い問いに、明快な答えを出してくれている。・・・・・

『人間が最後の木を伐る時、最後の川を汚す時、最後の魚を食べる時、人間はやっと気づくだろう。お金は食べられないということに。』 この予言のような言葉が、ますます現実味を帯びる危機の時代にぼくたちは生きている。

そしてそれは、人類がこの窮地を脱するための道を照らし出すヴァンダナ・シヴァの言葉が、ますます輝きを増す時代でもある。」

辻信一

【プロフィール】Vandana Shiva : インド、環境活動家、科学哲学博士、有機農業や種子の保存を提唱し、森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と実践活動に携わる国際的指導者。これまでに三百を超える専門的論文を発表、ライト・ライブリフッド賞など、受賞多数。

 

私たちの憲法カフェのこと「八事のカフェ ☆紅茶の時間☆」は、第5土曜日の「だらっと憲法カフェ」の場所です。5年ほど前、アメリカ第9条の会のチャールズ・オーバビー博士を偲ぶ会を開催してから、定期的に憲法を学び始めました。私たち自身の言葉で、何が大切なのか、何が真実なのか、情報を交換しながら学んでいく場所です。どの人も平和に生きる権利がある、その権利を、憲法で規定するのは、まだ世界に日本国憲法だけです。

タイの少数山岳民族ヤオ族手刺繍布展と10月7日(土)ヤオ族~ たったひとつの刺繍布展 &現地のお話会

10月7日刺繍布展示企画チラシ

ヤオ族~ たったひとつの刺繍布展 &現地のお話会
┗━╋…────────────────────
【日時】10月6日(金)~9日(月祝) 12時半~16時半 ※8(日)は休み
<観覧無料>展示観覧は予約不要です!
カラフルで多種多様な刺繍布がたくさん集まります!
お気に入りのたったひとつに出会える、芸術の秋をおたのしみください。
【場所】名古屋市北区清水5丁目10-8 グリーンフェロービル 3C
    @風”sおとなり(店の右手スペース)
【企画への思い】
タイ北部では少数民族のヤオ族女性が、農業の傍ら伝統刺しゅうを継承してきましたが、近年はそれらの価値が正当に評価されず、高収入が得られる海外や都会への移民労働を選択する人々も増えてきています。
また、教育機会の向上によって若い女性たちは、学校を出た後も村に戻らず都会での生活を選びがちで、伝統刺しゅうの存続が危ぶまれています。
このような状況はヤオ族刺しゅうだけに限らず、アジアの女性たちの手仕事は、次世代への継承や存続が困難な状況にあり、貴重なものが失われる危機感を私たちは感じています。
伝統手工芸技術が伝承され、後継者が育ち、理解者も増えるよう、私たちができる努力をしたい。それがこの刺繍布の展示会の目的です。
★同時開催★ タルシルCafe第4回
現地に訪問したフェアトレード風の樹の下村知子さんを囲んで
刺繍の現場写真をみながら考えます♪
【場所・時間】10月7日(土)10時30分~12時頃 同会場にて
【参加費】500円 定員10名(申込先着)
【申込】メールにて 要予約
     huzu.fairtrade2@gmail.com
【企画】
2023年7月17日 グリーンフェロービルに移転しました!
顔のみえる店~FAIR TRADE風”s(ふ~ず)

070-9120-8820
名古屋市北区清水5丁目10-8 グリーンフェロービル 3C
月・木・金・土 12 時~ 17 時営業、火・水・日=出店または休み

藤田早苗さんの書籍「武器としての国際人権」 執筆を含む国際人権活動が選ばれました。

全国市民オンブズマン連絡会議 事務局
内田 隆さんより転送

 

今回で11回目を迎える日隅一雄・情報流通促進賞2023の
奨励賞に、日本で発生する人権侵害について国内外で人権問題
として発信する藤田早苗さんの書籍「武器としての国際人権」
執筆を含む国際人権活動が選ばれました。
https://www.hizumikikin.net/20230509taishokettei/

23/6/10に東京で行われた授賞式に、藤田さんは
Zoomで参加しました。
https://note.com/sanae_fujita/n/n4adcdad74d90

本人の許可を得たので、スピーチを転載します。

藤田さんは2023年6月下旬-7月まで、国連人権機関を
訪問しますので、よろしければ交通費・滞在費の
カンパをお願い致します。
https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/
◇ カンパお振り込み先
■ 郵便振替
口座番号:00870-7-216543
もしくは ゆうちょ銀行 〇八九(ゼロハチキュウ)店 当座 0216543
加入者名:日本の表現の自由を伝える会
——————–
日隅一雄・情報流通促進賞2023奨励賞受賞・藤田早苗スピーチ

日隅一雄・情報流通促進賞について
表現の自由、情報公開、国民主権の促進に生涯を捧げた日隅一雄さんと
いう弁護士がおられました。2012年に惜しまれつつも亡くなられたのですが、
彼の理念を基に日隅一雄・情報流通促進基金が設立され、公正な情報の
流通の促進をし、真の国民主権の実現に貢献している個人や団体を顕彰し、
支援を行うことを目的として「日隅一雄・情報流通促進賞」が設立
されました。

今年の11回目を迎える名誉ある日隅一雄・情報流通促進賞の受賞者が
先日発表され、私も「武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別」
執筆を含む国際人権活動を評価していただき、奨励賞をいただきました。

こちらに受賞された方の作品や活動は紹介されています。
https://www.hizumikikin.net/20230509taishokettei/

授賞式は東京で6月10日に行われました。残念ながら私は会場に
行けなかったのですが、ZOOM参加でスピーチして、これまでの活動や、
先日3回目の訪問をしたアウシュビッツとのかかわりで国際人権の
起源などについて短くお話ししました。

記念撮影には左端の海渡弁護士のパソコンの画面に映っています。

下にスピーチを日本語でご紹介します。

——————
2023日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞 藤田早苗受賞スピーチ

今回、推薦してくださった愛知の会と日隅基金の事務局のみなさま
ありがとうございました。

このような賞を受けるのは私の人生で初めてのことで、会場で式に
参加できずとても残念なのですが、受賞者の一人に加えていただき
大変光栄です。

私は20年ほど前にイギリスのエセックス大学の国際人権法コース
学ぶために留学しました。その頃、私は日本は民主国家で大丈夫な国だ、
と思っており、人権問題とはほかのもっと大変な国のことだ、と思って
いたのです。

しかし、2013年の9月にまさに私が今いるこの部屋でFacebookをみたとき、
日本政府が国際人権基準を逸脱した特定秘密保護法なるものを、
民主的な過程を全く経ずに作成していると知って、驚愕しました。

当時の私は日本の人とのつながりがほとんどなかったのですが、
私にできることは国際世論に訴えることだ、と思い、友人と法案を
英訳して国連特別報告者に情報提供したところ、強い懸念表明と勧告が
出されました。
それが、私の日本に関する国際人権活動の始まりでした。

その後も様々な問題を国連人権機関や国際社会に伝えてきましたが
日本は豊かな民主国家だから問題がないと思われて、理解されないことも
ありました。それはまるで、家の中でDVや虐待が起きていても、外からは
問題のない平和な家庭に見えているので、問題が周りの人に認知されて
いないような感じで、葛藤を感じてきました。

だからこそ、ジュネーブの国連人権機関に何度も足を運んできたのですが、
ジュネーブの物価は日本の約3倍もします。だから、ジュネーブに行く
前は毎回イギリスで食料を調達し、ゆでたブロッコリーなどを持参して
国連に行ってます。今月もまた行く予定です。

愛知の会がカンパを呼びかけてくれて、それに応えてたくさんの方
少しずつポケットマネーを寄付して支えてきてくださいました。こ
活動はそういう方たちと一緒にやってきたのだ、と思っています。

2016年4月には海渡弁護士たちと協力して表現の自由の特別報告者、
デビッドケイ氏の日本調査訪問が実現しました。が、その期間中ずっと
政府から監視を受けていたことが後でわかりました。

このように、どこの国でも人権活動はリスクを負います。そいうい
ことに対しても、恩師の助言や日本の家族の理解があることを
ありがたく思います。

実は、私は昨日まで4日ほどポーランドにいました。。アウシュビッツを
訪問するためです。私にとっては3回目のアウシュビッツ訪問でしたが、
今回は日本からエセックス大学に留学している大学院生二人も
一緒でした。そして、「これが、私たちがやっている国際人権の
原点だよね」という話をしました。

日本では人権と思いやりが混同されていますが、両者は別ものです
人は自分の仲間には思いやりを持ち、親切にすることはさほど難し
ことではないでしょう。

でも、自分と異質な人たち、好きになれない、偏見をもつ相手には
違う態度で接したり、差別的な扱いをする傾向があるのではない
でしょうか。それが、特定の民族集団への人種差別政策、迫害へと
なった、その究極のものがナチスによるホロコーストでした。

そして、だれもあの大規模人権侵害をとめることはできませんでした。

当時の世界では、いかなる人権問題もその国の国内事情とされていて、
他国は干渉しないことになっていました。もちろん、今のような
国際人権機関もありませんでした。その結果、600万もの人が犠牲に
なった、あの大規模人権侵害を食い止めることができなかったのです。

その大きな反省に基づき、第2次大戦後、今の国連を作るときに、
国際社会は「一国の人権問題は国際関心事項だ」と決めました。
だから、日本の問題も国際関心事です。これは「人権の国際化」と
言われています。

そして、1948年に世界人権宣言が採択され、国連人権機関も作られて
いき、複数の人権条約も一つ一つ作られて行きました。それらは、
過去から現在に至る、世界中で人権侵害をうけ、またそのために
闘ってきた、無数の人の悲しみや絶望、怒り、そして希望の結晶であり、
人類の英知の集まりともいえます。

そして、国際人権条約や人権機関は決して遠い世界のものではなく
私たち日本の問題にも直結しています。例えば、関西生コン事件に
ついてはすでに国連の人権専門家に情報提供されていますが、今日
受賞された方が関わっておられる問題にも国際人権が活用できるはずです。

そういうことをもっと知ってもらうためにも、私は、今日会場に
来てくれているお二人の編集者の多大な助けを得て、昨年12月に
『武器としての国際人権』の出版に至りました。

普遍的な人権意識がもっと社会に根付き、国際人権が多くの人に
とって身近なものとなり、もっと活用されていくなら、日本は必ず
変わると思います。

今日、私が賞をいただいたことが、またいろんな人にとって、
国際人権に関心を向けるきっかけになることを希望して、受賞の
挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました

————-
・日本の表現の自由を伝える会
https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/


全国市民オンブズマン連絡会議 事務局
内田 隆 office@ombudsman.jp
TEL 052-953-8052 FAX 052-953-8050
http://www.ombudsman.jp

7月30日(日)関根佳恵さんの講演会「貧困」「飢餓」「気候変動」「エネルギー問題」を 解決するカギは『家族農業』にあり!

★第23回だらっと憲法カフェJul30チラシ

国連は、「家族農業の10年」(2019年~2026年)を設置したことを

ご存じでしたか?

今回講師をお願いできた関根佳恵さんは、

国連世界食料安全保障委員会(CFS)専門家として

国連食糧農業機関(FAO)にもかかわってきた方です。

また

著書も「13歳からの食と農-家族農業が世界を変える」や

小学5年生以上を対象とした

全3巻「家族農業が世界を変える」シリーズを発刊。将来の世代にも

メッセージをわかりやすくイラスト入りで届けています。

とても大切な行動ですね。

私たちの行くべき道はもうわかりすぎるくらいです。

「土」と「ローカル」がキーワード

農民の仕事は みんなの仕事

消費者としても行動できます。それは

「貧困」「飢餓」「気候変動」「エネルギー問題」を

解決するカギとなります。

知りあいの方にも、是非お知らせください。チラシ添付

(申込み多数の場合、場所変更もあり)

今回のテーマは

「貧困」「飢餓」「気候変動」「エネルギー問題」を

解決するカギは『家族農業』にあり!

【日時】2023年7月30日(日) 今回は日曜日です。午前10時~12時半

【場所】「八事のカフェ 紅茶の時間」

   初めて参加の方は9時半地下鉄八事駅②番出口集合し案内します。

【講師】   関根佳恵さん 愛知学院大学経済学部教授

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFP)常務理事

【定員】  13名    【会費】 500円

【申込】 要予約→たかだ洋子  (nagareboshity@gmail.com

            土井ゆきこ(huzu@huzu.jp)090-8566-2638

【主催】  だらっと憲法カフェ

6月12日は、児童労働反対世界デー

https://www.youtube.com/watch?v=UsqKz1hd_CY

映画『The Price of Free』は、ノーベル平和賞受賞者、カイラシュ・サティヤルティ氏がどのように子どもたちを児童労働から救出し、グローバルなムーブメントを起こしたかを追ったドキュメンタリー映画

無料で日本語字幕付き

以下【サステイナブル・カカオ・ニュース 2023年6月第1号】より

ILO主催Webinar World Day Against Child Labour – Social Justice for All: How to end Child Labour」(児童労働反対世界デー – すべての人のための社会正義:児童労働をなくす方法)

児童労働反対世界デーにあたり、第 111 回国際労働会議中に ILO によるハイレベルのサイドイベントが開催され、社会正義と児童労働撤廃に焦点を当てた議論がなされます。

日時:2023612日(月)20:3021:45申し込み不要、英語)※本日です

https://live.ilo.org/events/world-day-against-child-labour-social-justice-all-how-end-child-labour-2023-06-12

関連サイト 国連「児童労働反対世界デー」
https://www.un.org/en/observances/world-day-against-child-labour

 

◆認定NPO法人ACE 「児童労働反対世界デーにできる3つのこと」

児童労働反対世界デーにできることとして、ACEのクラウドファンディングを応援、「ストップ!児童労働キャンペーン」に参加(以下リンク参照)、映画『The Price of Free』を観る、の3点を紹介されています。

https://acejapan.org/info/2023/05/349245

 

◆児童労働ネットワーク 「ストップ!児童労働キャンペーン2023

児童労働ネットワークによるキャンペーンサイトで、児童労働の問題を知り、問題を広めるためのアクションについての紹介があります。

https://stopchildlabour.jp/2023/

『今こそ知りたい エネルギー・温暖化政策Q&A(2023年版)――政府GXによる原発回帰は、国民負担が増すだけで、脱炭素にもエネルギー安定供給にもつながらない』を出版

原子力市民委員会より

この度、『今こそ知りたい エネルギー・温暖化政策Q&A(2023年版)――政府GXによる原発回帰は、国民負担が増すだけで、脱炭素にもエネルギー安定供給にもつながらない』を出版しました。下記のページからPDFでご覧いただけます。
http://www.ccnejapan.com/?p=13651

原発推進のGX関連法案については、ご存じのように、GX推進法案はすでに衆参本会議で可決され、GX脱炭素電源法案は4月27日に衆議院本会議で可決、5月10日に参議院で審議入りしている状況です。

しかし、原発推進に経済合理性はなく、電力の安定供給にも脱炭素にもつながらないことは明白であり、事故のリスクを高める運転延長をも含むこのGX関連法案の問題を多くの人々に伝え、廃案を求める声を強めていかなければなりません。

本Q&Aでは、原子力市民委員会のメンバーでもある明日香壽川さん(東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科教授)が、17の素朴な疑問に回答する形式で、日本政府のエネルギー・温暖化政策の数々の問題を解説しています。

ぜひお読みいただきたく思いますし、また多くの人々の目にとまるよう、本書を広く紹介いただけると幸いです

<目次>
──────────────────────────────
第1章 原発は安い?

■質問1 原発がないと電気代は高くなりませんか? 政府や電力会社は原発が再稼働すれば電力料金が下がると言っています。毎月の電気代に含まれる再エネ賦課金の額も大きく負担を感じます。

■質問2 世界的にも原発に回帰しているのではないでしょうか? EUもEUタクソノミーなどで原発推進を決めたのではありませんか?

■質問3 原発はCO2を出さないのですか? クリーンあるいはグリーンなのですか?

■質問4 原発新設、あるいはすでにある原発を使う方が温暖化対策に有効ではないですか?

■質問5 原発推進の英国は、原発のおかげでCO2排出量が減っているのではないですか? 一方、脱原発を表明しているドイツはエネルギー転換で失敗していて、電気をフランスから輸入しているのではありませんか?

■質問6 小型原子炉や核融合炉は有望な技術と聞きましたが、違うのでしょうか?

■質問7 原発は飛行機が突っ込んでも大丈夫だと聞きました。本当でしょうか? 福島第一原発のような、想定外の事故の危険性がある原発は他にもあるのでしょうか?

■質問8 原発があるから日本では再エネが普及しない、というのは本当でしょうか?

■質問9 なぜ米国、日本、フランス、イギリスなどは国策として原発を進めるのでしょうか? 将来核兵器を持てるようにするため、というのは本当でしょうか?

第2章 再エネは使えない? 省エネはもう無理?

■質問10 太陽光発電は、雨の日、雪の日、夜などは発電できないはずです。このように再エネは不安定なので、停電したり、電気を使うことをがまんしたりしなければならなくなるのですか? また、送電網の整備に余計なお金がかかるのではないですか? どうやって再エネ100%が可能になるのでしょうか?

■質問11 メガソーラーは自然破壊につながるのではないですか? メガソーラーがなければ、太陽光発電は増やせないのではありませんか?

■質問12 再エネの日本経済へのメリットは何ですか? 日本での太陽光発電で儲かるのは中国など海外の企業だけではないですか? 太陽光パネルの製造時に人権問題が絡んでいるのではありませんか

■質問13 太陽光パネルは製造時に大量のエネルギーを使うのではないですか? 太陽光パネルの廃棄問題や電磁波の健康への影響があるのではないでしょうか?

■質問14 日本は省エネ先進国ではないのですか?

第3章 電気自動車は問題あり?

■質問15 電気自動車で電力需要が増大するのではないですか?

■質問16 ライフサイクルで考えると電気自動車はCO2排出削減につながらないのではありませんか?

第4章 政府GX基本方針は問題だらけ?

■質問17 GX基本方針における投資分野・内容、GX経済移行債、成長志向型カーボンプライシング、GX推進機構の問題点とは何ですか?

──────────────────────────────

なお、冊子版の購入もいただけますが、現時点での発送は5月25日頃を予定しています。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
http://www.ccnejapan.com/?p=13651

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

——————————————-
原子力市民委員会 事務局
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-15 新井ビル3階
(高木仁三郎市民科学基金内)
TEL/FAX: 03-3358-7064
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