企画案内・企画報告

風”s「今日は何の日?」 4日は「自然海塩の日」10% OFF

フェアトレード・ショップ風”s正文館店での「今日は何の日?」として品の情報をお知らせしながら、お試しに使って頂きたいと10%割引でお買い求め頂ける日です。

スリランカの豊かな自然により作り出された水が海に注ぎ込み北赤道海流となる。かつおなど多くの生物を育んでいる豊富できれいな海水が、このスリランカの塩の原料です。この海水と天日と風のみにより結晶化させた自然塩で、天然ミネラルを多く含んでいるーーーーー大自然からの贈り物です。

地図

スリランカの塩(完全天日海塩)500g1111円+税

また私たちの体にとても大切な良質のお塩。この一袋の売上金でスリランカ・マータラ市のオヴァ・ママチルドレンビレッジに暮らす孤児一人=一食のカレーを食べることができます。私たちに必要な良いものを知った時”買う”ことによってできる”協力”があります。

現地 オヴァ・ママ アソシエーション 塩事業部 担当代表 松浦真琴

 

スリランカの塩ができるまで

○ 満月の日、インド洋から海水を広大な塩田へ引き込む。

約29.5日この間、赤道直下の太陽の日差しと風のちからによって塩の結晶化が始まる。

○ 次の満月の日、自然の力によって出来上がった塩は、人の手で大切に集められる。

ピラミッド状に積み上げ、更に乾燥して船で日本へ。

日本に着いたら、作業所のスタッフの手仕事で

もう一度天日に干す。

海藻の破片を検品、取り除く。

専用のシールを貼る。

使いやすい大きさに塩を粉砕する。(粗塩・料理塩・卓上塩)

一袋ずつ計って、袋詰めする。

このようにして、私たちは本当の塩を使って体のバランスを保ちます。塩は大切です。天然天日干しの塩をまだでしたら是非お試しあれ~~~~!

 

風”s「今日は何の日?」 26日はベビー服の日 10% OFF

出産祝いに

ピープルツリー2015年夏増刊号カタログより

ピープルツリー2015年夏増刊号カタログより

オーガニックコットンのベビー服を贈りませんか!

もの言わずともわかるオーガニックコットンの肌触り

若いお母さん達に伝えたい地球環境のこと

世界でオーガニックコットンは1%未満

オーガニックコットン以外は農薬・化学肥料の大量使用で生態系を破壊 風のたより144号

 

風”s「今日は何の日?」 29日はキッズ産品 10% OFF

贈り物に喜ばれる蜜蝋クレヨンや木のおもちゃを紹介

★蜜蝋クレヨン

フェアトレードの蜜蝋クレヨン

フェアトレードの蜜蝋クレヨン

『クレヨンの製造にはアルゼンチン産みつろうを35%、インド産ココナツオイルが10%使用されています。フェアトレードによって約10%が奨励金(フェアトレード・プレミアム)として各生産者に還元され、教育、医療、環境整備など、現地の生活改善に使われます。

アルゼンチンのサンタフェにある生産者さんから採取されたみつろうを、日本の愛知県にある東一文具工業所がクレヨンの巻き紙まで一本一本手作業で丁寧に作っているそう。使用顔料はすべて日本国産品で、さらに安全が保障されたものです。』 FLO HPより

★木のおもちゃ

タワーブリッジ

タワーブリッジ

カラフルな積み木を積み上げて、1ピースずつ抜いて遊ぶタワーブリック。  24 ピース入り。
アルビジア(ファルカタ)の木製。スリランカより。

★他に守山区にある白沢作業所で作られている木のおもちゃもあります。

風”s 「今日は何の日?」手織布・ショールの日 10% OFF

イカット(Ikat)  インドネシア

インドネシアでは「染め物」として有名なバティックに対し、「織物」としては絣織のイカットがあげられます。通称この織物を「イカット(ikat)」と呼びますが、この「イカット(ikat)」とは「結ぶ、束」という意味の単語で、本来は「tenun ikat (tenunは織物の意)」と呼ばれます。
糸を図柄に従って括り、染液がその部分に浸透しないように防染し、その糸を機にかけ織っていくと防染した部分が絣の模様となって現れます。
イカットの種類には経絣、緯絣、経緯絣とありますが経絣が圧倒的多数を占めます。
バリ島以東に多いイカットですが、特にフローレス島、スンバ島など東ヌサ・トゥンガラ州の物が有名で、イカットもバティック同様各地方独自のものがあり、地に模様が織り込まれているものや刺繍のようなものなど様々。 模様も人や動物、幾何学模様などいろいろあり、値段もバティック同様安いものから高いものまで幅広くあります。
インドネシアの人々はこの布を織り上げてから、端と端を縫って筒状にします。そして、それを老若男女を問わず、巻きスカート風(サロン)にして身にまといます。寒いときにはそれを頭からすっぽりかぶって防寒着がわりに したり、そのまま毛布代わりとしてくるまって寝たりします。高級なものは結婚式やその他の儀式の際に着用されます。

イカットの生産工程は

  1. 縦糸を張って、縦糸の一本ごとに模様に合わせて部分的に糸をきつく巻き付ける
  2. 縦糸を染める。すると糸を巻き付けられた部分は染まらずに白く残る。
  3. 模様に合わせて1と2を繰り返す
  4. 横糸(これは一色)と合わせて織る 複雑な模様になるほど1と2の過程が多く、手間がかかることになります。染め分ける時に巻かれる糸はバティックで使われるロウと同じ防染の働きをします。

・フローレス島=茶色、藍色を主とした重厚な絣で花文様が多い。様々な色で星形の花のような文様が美しい、マンガライ族の経糸紋織技法で織るサロンは有名。

・スンバ島=精霊信仰の生きづく島で、様々な生き物は霊力あるものとして図案化されています。海老、 人物、馬、牛、鶏、ワニ、亀、蛇などの模様があります。

 

▼絣(かすり)とは、織物に模様を表すための技法のひとつ

∇経糸(たて糸)と緯糸(よこ糸)によって作られる織物に模様を表すためには、様々な技法があります
・織組織(おりそしき)を変化させたもの…平織り、綾織り、捩り織り(もじりおり)、二重織りなどなど
・経糸や緯糸を部分的に浮かせたり、際だたせて模様を表すもの…紋織り、浮き織り、綴織り(つづれおり)などなど
・糸の配色によるもの…縞や格子などなど
その他にも技法はいろいろあり、また各技法を組み合わせたりもします

絣も数ある織技法の一種ですが、糸を準備する段階で、染める前に行うということが、他の技法とは大きく異なります

19日フェアトレード・ショップ風”sは、胡椒の日、10%OFF

日替わりで、フェアトレード・ショップ風”s の商品を紹介しながら10%割引をしています。

19日は胡椒の日!

クラタペッパーの黒胡椒 ←紹介はこちらから

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のHPより倉田浩伸さんのお話(2013年7月6日AIAにて)

http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=10722

「GO!フェアトレード」でお話していただきました。

このフェアトレードのネットワークは多彩なメンバーが参加してくださっています。それぞれ分野での活躍を、会議の前半で皆さんにお話し頂くコーナーです。 1回目はクラタペッパー代表 倉田浩伸さん。

7月6日倉田浩伸2s

クラタペッパー:カンボジアでオーガニック・品質の良いコショウを生産・販売しているます。

『この仕事に就いたきかっけは、中学校3年生の時に兄を交通事故で無くしたこと。前日までケンカをして普通に話していたのに朝家を出て行ったっきり交通事故で亡くなってしまった。人が生きるってなんだろう、何のために人間は生きているのだろうと悩んだことに始まる。

その後、両親が気分転換に語学研修にいってこいとオーストラリアに出してくれた。あまり印象に残っていないが。一番印象に残っているのは帰りの飛行機がオーバーブッキングで乗れなくて帰り香港に一泊することになった。100万ドルの夜景をせっかくだから見に行こうと思い、ツアーでつれていってもらったときにその途中にスラム街を見た。初めて見た光景だった。それを横目に見ながら丘の上に上がっていって夜景を見た。夜景は人の生活の象徴だ。明るく栄えているところもあれば、通り道で見たスラムのように薄暗いところもある。その時に人の価値を考えた。

自分がもしそこで生まれていたら。生まれてくる環境が違うと人間の価値が違うのか。帰国後こうゆう環境で育ててくれてありがとう、このような環境で生んでくれてありがとうと泣いて両親にだきついてお礼をした。

私たち日本人は1時間働いて800円900円をもらえる。それが第三国に行くと1時間10円とか20円とか。同じ作業・同じ仕事なのにつけられている時間給が違う。それってなんだろうと思う。人が安いのか、と思った。雇用のチャンスが平等ではない。生を受けた場所によって与えられている機会が違う。それをもっと平たくできるような社会づくりをお手伝いできないかと思った。

アメリカへ留学した時に、湾岸戦争の時に、友達から日本はお金は出すけど人は出さないと言われた。彼らはドラフトで選ばれたら戦地に行かなければならず、それを嫌がっていた。たとえその友達がドラフトで選ばれようが選ばれまいが、自分は絶対に最前線で人的貢献をしてやる、とその時心に強く思った。

Killing fieldという映画を見て、同じ民族どうしがただイデオロギーの違いで大虐殺をしてしまったというものを見て理解に苦しんだ。どうして人が人を殺せるのか。中~高校生までカンボジアを研究していた。まずは戦場になって何もなくなったところに行ってそこの人々と共に何かできないかと思った。91年にカンボジアに和平が結ばれ、翌年カンボジアにNGOから派遣された。難民を新定住地に移動させることを行っていたが、新定住地には何もない。「ここでどうして生きて行ったらいいのか?」と聞かれた時に「頑張ってください」としか言えないもどかしさがあった。産業がとても大事だと痛感。

カンボジアのものを海外に出し、民間セクターが盛り上がり、地域の人たちが盛り上がっていく仕組みを作っていきたいと思うようになった。94年5月に会社を設立。初めはいろいろな農産物をやったがぜんぜん上手くいかなかった。コショウを世界に知らしめるようにしよう!と思ったが、カンボジアのイメージも当時は悪く、なかなか買ってもらえなかった。世界最高品質のコショウを作ろうと思っていたのにさげすまれたりもした。世界に広げるのはいったんやめてカンボジアに住んでいる外国人に広めよう、その人が持ち帰って口コミで広げてくれるだとうと思い、プノンペンで販売を開始した。ピースウインズさんにも注文をもらって卸で販売を行ってもらっていた。ただ価格が合わなくて今はやっていない。コショウ界のフェラーリになってやろうと!と思っている。1hから始まった生産が現在は5hになっている。

今はこれ以上広げようと思っているわけではなく、他の農家の人に来てもらって技術訓練をしてその人たちが自分たちの畑でコショウを育ててもらおうと思っている。農作物は価格が変動するが、たとえ下がっても一旦つけた値段いかにはせずに買取ろうと決めている。それが生産者の安定した収入につながる。

自分はフェアトレードと言わないと売れない商品の質じゃ嫌だと思っていた。正直あまりいいイメージがなかった。でも日本ではフェアトレードと言わないと埋もれてしまうと感じた。生産者の生活を守るためにもきちんと、背景を訴えて消費者に知ってもらうことが大切なんだと日本に来て知ることができた。日本で消費者の同行などを教えてもらいながら、生産者と消費者がもっと世界を超えてつながっていくためにどうしたら良いのかを一緒に考えていきたい。

ファンケルがFTをうたった商品を販売し始めている。そこが第二弾としてコショウを取り扱ってくれるようになってきた。売り上げの一部がカンボジアのカモノハシプロジェクトの運転資金として寄付されることになっている。一粒で二度おいしい商品になっている。30gで700円。当初はカンボジアだけの販売、その後ヨーロッパに広がっていった、これからは日本で広めていきたい。愛知県を中心としてマーケットを開拓したいと思っている。今後もどうぞよろしくお願いいたします。』