ゆっころんのブログ

「おもいやり」の一方方向より 「おもいあう」が「想いと力を合わす」が好き!

「おもいやる」から「おもいやり」と優しい表現になった思うけれど、なんだか槍(やり)みたいで一方的に飛ばすような気がしてなんだかひっかかるものが….。上から目線のような気もしてちょっと控えたいな~という感じを持っています。途上国との関係では控えたい言葉です。

「おもいあい」はどうでしょう? お互いがお陰様と想いあう、想いが行ったり来たり、そして「想いと力を合わす」

フェアトレードでのおつきあいの発展途上国と呼ばれる国々は、実は私たちが学ぶことが多いと思う。

2007年メキシコのプエブラ州のコーヒーのトセパン組合を訪ねた時、幼児教育にモンテッソーリ教育など新しいことも積極的に取り入れる姿勢もあり、子どもたちには森のなかでの環境教育や、自分たちの言葉も大切にし、郷土料理のコンテストなどをしたり、お金を出しあって困ったひとには安い利子で貸すみんなの銀行「トセパントミン(みんなの銀行)」もあり、若者たちが町にでなくてもいいような仕事づくりもしている。伝統的なお祭りも受け継がれ、地元の画家の絵が、地元でとれる材料の竹や石で作ったゲストハウスの部屋に飾られている。文化・芸術が生きている。最後の講座で彼らナワット族も貧しいけれど、もっと貧しい人たちを助けて行きたいと話をしていました。

松明で上昇する気球 と トセパン組合の人々

松明で上昇する気球 と トセパン組合の人々

バングラデシュの首都ダッカから電車で6時間はなれた村にあるスワローズというピープルツリーと20年以上のおつきあのある団体を訪ねた2014年、自分たちより貧しい人たちに、余った糸を提供しショールに仕立ててもらいフェアトレードで取り引きが始まっていた。

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このような人々に「思いやり」は似合わない。尊厳をもって生きている。私たちこそ、自然や伝統や文化に根ざした生活を学びたいと思う。

 

 

10月8日9日 フェアトレード ”ピープルツリー”秋冬 展示会「来て、着て、見て~」 東区正文館書店本店5Fホールにて《無料》

『Planet』プラネット(宇宙)をテーマにした今年のピープルツリーの展示会です。

夜 空を見上げていますか?

10月3日稲武にて

10月3日稲武にて

朝 露に光る宝石がちりばめられた草花を見ることはありますか?

フェアトレードショップ風”s(ふ~ず)正文館店がオープンして4ヶ月が過ぎました。移転して21年目に入った風”sのコンセプトの一つに、見えないものを感じる、壮大な宇宙、大地の下や、体の中の微生物の働きなどいろいろな不思議に生かされていることに心を馳せること。オーガニックホリスティックに暮らすことが平和につながると思っています。

このたびピープルツリーの協力を得て名古屋で展示会をすることになりました。テーマは『Planet』

フェアトレードの手作りの洋服は、手織りに、木版画やシルクスクリーンや手書きの刷毛などで模様を施し、手刺繍も素晴らしく、職人さんたちの心も一緒に織り込んだ衣類です。カタログではその良さは充分には伝わらないので、是非

「来て! 着て! みてください!」

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「フェアトレードが正文館にやってきた! Ya! Ya! Ya!」

フェアトレードによる持続可能な生活を提案&展示&販売

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

日本でフェアトレードを展開して25年のピープルツリー
2016年秋冬のテーマ宇宙に浮かぶ地球に思いを馳せる
『Planet』のカタログから衣類・雑貨などを展示、他団体の展示もあります。

【日程】        2016年10月8日(土)9日(日)

【時間】        10時半~19時(8日)  10時半~18時(9日)

【申込】        特になし

【場所】           名古屋市東区東片端49正文館書店本店5F

東片端交差点(地下鉄高岳1番出口から北へ歩5分)

【会費】             無し

【定員】             無し

土にもどる自然素材
子どもたちを学校に行かせたいという
途上国のお母さんたちの思いで丁寧に作られた
手仕事の服や、雑貨を手にとってみる展示会
私たちはモノにあふれて生活してます。
ふりかえるヒトトキを過ごしてみませんか?
時にピースローソク(ピース・スロー・ローソク)を灯し
日々、めぐりめぐって「お陰様」という気持ちで生きていけたら
平和な世界がきっとくる。
★フェアトレード入門講座:10月8日(土)11時~11時半(無料)
 要申し込み=定員5名
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 ★フェアトレード・カフェコーナー(無料)
フェアトレードのお茶を飲みながらゆっくりお過ごしください。

 

マイクロビーズ 世界の海に流れ出る1日800万トンのプラスチック~グリンピース Newsletter 2016 summerより

どこからか流れ着いて開いた花〈稲武にて)

どこからか流れ着いて庭に開いた花〈稲武にて)

グリンピース Newsletter 2016 summerより

歯や肌をきれいにするために歯磨き粉や洗顔フォーム、ボディソープなどのパーソナルケア用品に配合されているスクラブ(こすって磨く意、研磨剤)の一部は、マイクロビーズと呼ばれる小さなプラスチック粒。小さすぎて下水処理段階で取り除くことができないままに海に流出、海洋生態系にとりこまれています。

東京湾で今年行われた調査でも8割のイワシの体内から微小プラスチックがみつかり、マイクロビーズも含まれていたことが判明しています。

★中日新聞でも4月下旬に掲載されていました。この記事を読んで、以前見た映画を思いだした。地中海だったと思うけれど、海岸ちかくに高く積み上げられたゴミの山、それらはいつしか波にさらわれ消えていく。ゴミ処理が十分でない国はまだまだいっぱい。先進国でビニール処理するシステムがあってもそれを上回るビニールの消費があったら同じこと。基本、出したゴミが土にもどることができないものはできるだけ手にいれないこと。食生活の手作り、測り売りなどへ一歩でも歩きだしたい。

記事より

「大きさが五ミリ以下の微細プラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれる。レジ袋などのプラスチックごみが紫外線や波で砕かれてできたと考えられ、東京湾をはじめ日本周辺の多くの海域で浮遊していることが確認されている。2050年までに魚の総量よりプラスチックのほうが多くなる….。」

中日新聞 海の日から

「…..海洋ごみの約70%を占めているプラスチックごみは、やがて太陽の熱や紫外線、波の力などで細かく砕けていきます。
そのうち、大きさが五ミリを下回ったものが「マイクロプラスチック」と呼ばれます。その微細片は消滅することなく海中を漂い、全世界の海域へ拡散していることが確認されています。
こうなると、もはや回収は不可能です。しかも、やっかいなことに、マイクロプラスチックは海に溶け込んでいるポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質を吸着します。それを魚や貝がプランクトンと間違えて食べる結果、有害物質が濃縮され、食物連鎖を通じて生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されているのです。
問題は、もちろん、身近なところでも起きています。東京農工大の高田秀重教授らの調査では、東京湾で捕れたカタクチイワシの八割近くの内臓からマイクロプラスチックが検出されています。
海洋生態系のみならず、人間の健康にも影響しうるとして、先進七カ国(G7)としてプラスチックごみの問題に取り組む方針が昨年、ドイツで開かれたエルマウ・サミットの首脳宣言に盛り込まれました。…..」

★各国政府によるマイクロビーズ禁止法が必要、そして消費者の立場からマイクロビーズを避け「マイクロビーズを廃止して欲しい」という声を企業に伝えることも解決の一歩とグリンピースは述べています。

買い物袋のプラスチックも、風化して極小プラスチックになりゴミとなりやがて海へ…..

10回に1回でも断りましょう。私は10回に9回くらい断っています。たまに、いかしかたなく受け取る時もでてきますが、なにも考えないとどんどんたまるビニール袋です。

ビニール袋を断った人がいたら

「ビニール断った人、かっこいい!!」ってなるといいね!

「フェアトレードの品選ぶ人、かっこいい!!」って。

「むやみにモノを欲しがらない、買わない人かっこいい!」

「地域で購入できるものは、できるだけ地域で買い物する人かっこいい!」気軽にできるネット販売購入は結果、今のわたしたちの暮らしに陰りを落とします。気がついた時は遅いかも?便利さの落とし穴にはまらない人かっこいい!

「手仕事する人かっこいい!」

「大地とともに生きる人かっこいい!」

「自給自足をもとめシンプル生活する人かっこいい!」 かっこよく生きたいゆっころんです。

 

「風のたより」を179号まで発行してきました。93号を読み直して….

2016年6月に正文館書店に移転してから毎月1回「ふ~ず新聞」を発行しています。

1996年にフェアトレード・ショップを初めてから月1回「風のたより」を発行してきました。

初めは封書で送っていました。夜中に北郵便局まで持っていったことを思い出します。たぶん数百枚送っていたと思う。

裏紙を整理していて93号を読みました。今も通じる13年前のたより、辻信一さんの講演を東京で聞いた時の記録です。もう一度是非読んで欲しい。そして何も変わっていない現在、再度

二つのタイムフレーム (1)産業経済時間と(2)自然の時間を考えてみたい。

アフリカの樹の上から降りてきて、旧石器時代の人々が歩いてべーリング陸橋を渡り北米大陸に永住の地をみつけるまでの出来事が緻密に描写され、一万年という当方もない前の人々暮らしが想像できる。常に納得のいくまで話あい、数々の学びを歌いつぎながら暮らす人々がいて、今の命が受け継がれている「時間」を考えるのには、おすすめの本です。単行本でもでています。風”sにも置く予定です。

風のたより93号 http://www.huzu.sakura.ne.jp/b_pdf/2003/tayori_93.pdf

 

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1998年に屋久島に行った時、翻訳の星川さんの奥さんから紹介され購入、半分くらい読んで閉じて18年、最近再開、読み終えたあと、又初めから読みはじめて一通り読み終えた。本は繰り返し読める。いいです!!学ぶことがいっぱいの本です。

初め読んでとても心に残ったのが訳者星川淳さんのあとがき

「残さない文化」

先住民のアメリカの旅で目を開かされたことの一つは”残さない文化”の価値だった。われわれはこれまで、ピラミッドやタージマハールや法隆寺といった壮大華麗な遺産ばかりに目を奪われ、足跡さえ残さず生き続けた民族や文化を無視・軽視・蔑視する傾向があった。しかし世界各地には、何千年・何万年に渡ってほとんど手つかずの自然環境を残すことを心に砕いてきた人びとがいる。そのかわり彼らが誇るのは、そうした意図的選択のもとに生命ある地球と末永く共存していく知恵であり、理解であり、学びなのだ。本書の一族と〈太陽の民〉との葛藤にはそれがみごとに要約されている。その意味で〈歩く民〉の物語は”残さない文化”のもっtも洗練された遺産の一つといえるかもしれない。

そして「日本国憲法」とつづく

しかも、この遺産は思わぬ形でわれわれと直結していた。かって〈歩く民〉が、日本列島の縄文人と隣どうしだったというだけではない。彼らの遠い子孫につながるイロコイ連邦は、アメリカ合衆国の独立と建国、そして合衆国憲法制定に多大な影響をおよぼし、それらを通じて一八世紀以降の民主化に計り知れない貢献をしてきたからだ。「アメリカの押しつけ」と嫌う(現在はそうではないとわかっている=土井)向きもある戦後の日本国憲法は、はからずもその理想に近く、じつは服(まつろ)わぬモンゴロイド自由民から手渡された未来へのバトンだったのである。これについては拙著『環太平洋インナーネット紀行」(NTT出版)第3章で掘り下げているので、是非併読いただきたい。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::またこの物語=本書が始まる、その物語は一人の女性の行動による。その話もとても興味深い、その人の名はツィリコマー(明るい春)。訳者の後書きには、彼女の行動の五世紀後、1993年ツィリコマーの子孫がたんねんに受け継いだ口承史が英語で出版された。その人は、ローラ・アンダーウッド(故人)、日本へ見えた時は東京まで講演に行ったことも思いだします。

10月8日(土)9日(日)ピープルツリー秋冬新カタログ展示会開催 正文館書店本店5Fホール

正文館書店2Fに移転してはや3ヶ月

ウィルあいちへ研修にきたけれど、「店がない!」 と暑い中、帰りに正文館店へ寄ってくださったり、研修中に短い休憩時間をぬって来てくださったり、「も~店がないのなら研修には行かない」という人もみえたり、皆さんがウィルあいちに風”s我無くなったことを、残念がってくださってありがたいです。

昨日も、千種にある正文館と間違えてそこから50分ほどかけて歩いて東片端の正文館書店本店まで来てくださった知多にお住まいのお客様もみえました。

そんな、こんなで正文館書店にきてからの顔なじみのお客さまもできて、なんとかここまで継続できたことを本当に感謝しています。

*****お知らせ*****

「フェアトレードが正文館にやってきた! Ya! Ya! Ya!」

フェアトレードによる持続可能な生活を提案&展示&販売

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

日本でフェアトレードを展開して25年のピープルツリー
2016年秋冬のテーマ宇宙に浮かぶ地球に思いを馳せる
『Planet』のカタログから衣類・雑貨などを展示、他団体の展示もあります。

【日程】        2016年10月8日(土)9日(日)

【時間】        10時半~19時(8日)

10時半~18時(9日)

【申込】        特になし

【場所】           名古屋市東区東片端49正文館書店本店5F

東片端交差点(地下鉄高岳から北へ歩5分)

【会費】             無し

【定員】             無し

土にもどる自然素材
子どもたちを学校に行かせたいという
途上国のお母さんたちの思いで丁寧に作られた
手仕事の服や、雑貨を手にとってみる展示会
私たちはモノにあふれて生活してます。
ふりかえるヒトトキを過ごしてみませんか?
時にピースローソク(ピース・スロー・ローソク)を灯し
日々、めぐりめぐって「お陰様」という気持ちで生きていけたら
平和な世界がきっとくる。
★フェアトレード入門講座:10月8日(土)11時~11時半(無料)
 要申し込み=定員5名
 ★フェアトレード・カフェコーナー(無料)
フェアトレードのお茶を飲みながらゆっくりお過ごしください。

 

8月9日10日フェアトレードの学校〈夏期集中講座〉がスタート! 中部地区初

8月9日10日 「若者のためのフェアトレード夏期集中講座」が開催されました。

フェアトレードの学校いよいよスタート!(なふたうんブログへ)

中部地区では初めて、西日本でも初めてかも?

全体写真

念願でした。学校の教科書にはよく出てくる「フェアトレード」

生物多様生・ESD(持続可能な社会のために教育)・消費者教育基本法施行と

日本の教育の現場ではフェアトレードはなくてはならない教材

でも学校現場では詳しくは伝えられない。

① 現場を知る人が講師

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会・フェアトレードショップ風”sは20年来のフェアトレード活動のなかでつながった人々、フェアトレードの現場をしっかり知っている人、実際に関わっている人を講師に招きます。

またそれぞれの人の生き方を学ぶ機会にもなります。

② 体験学習

ワークショップ形式でいままで100回近く開催してきた「なふたうん」の実績をいかして企画、またカカオマスやカカオバターからつくる楽しい本物チョコづくり、ネパール本場のフェアトレードカレーづくりなどの体験、さらにフェアトレードの大切な理念である「手作り」を経験するバングラデシュのノクシカタ刺繍でコースターづくりと、食・衣類・雑貨など多様にわたるフェアトレードの体験とそれにまつわる物語を伝えます。

③ 若者同士をつながりを生む

同じような思いをもった若者が受講することにより、互いに刺激を受け、さらにおおきく次へのステップを踏むことが期待できます。フェアトレードに興味を持つ若者は多いのですが、まだまだ全体のなかでは孤立している人もいるので、ここで心強い友を得るかもしれあないですね。

★「ナゴヤFTユースチー夢」のお知らせ

この集まりは、フェアトレードに興味のある若者が、月1回愛知県国際交流協会(AIA地下鉄名城線市役所駅5番出口歩5分)でお茶をのみながら交流しています。毎月第4土曜日

次回は8月27日(土)10時5分~お昼近くまで。どなたでも参加できます。日程の変更がある場合もあるのでいちどお確かめください。

以上

なんと言っても、若者たちを魅了しているフェアトレード

エネルギーを燃やす材料や視野を提供できるフェアトレード

「フェアトレード学校」 来年も開催します。今回はウィルあいちでしたが、来年は、地下鉄名城線市役所駅5番出口歩5分の愛知県国際交流協会(AIA)で開催予定!

私たちはみんな地球の先住民~花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

ゆっこりんです。

2006年に初版された「グッド・ニュース」デヴィット・スズキ&ホリー・ドレッセル共著 A5で厚さ4センチの本をこの夏やっと手にして読んでいる。2008年ピースボート北まわりに乗船したときに紹介され、購入したものの、本の厚さに尻込みしてそのままだった。昨年7月から稲武に通い週2日くらい暮らす生活のなかに本をひもとく時間も生まれた。

以下そのグッド・ニュースからのメモ

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

P23 花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

暮らしを立てていくことができるのだろうか・・・

P398 「私たちみんなが先住民になるのはいつだろうか?私たちがこの場所の土着になるのは、いつだろうか? そして、もうここを離れないと決めるのはいつなのだろうか?」私たちはみんな地球の先住民という生き方をすれば、今起きている様々の問題の解決糸口にたどりつくと思う。

P401 実際今あるあまりに多くの地球上の難題にどこから手をつけたらいいのか考えれば考えるほどエネルギーが萎えていくと言う若者が「・・自分が一番大切に思ったことにただ集中すればいいのですね。もし私がクジラの保護に取り組めば、地球温暖化の問題とも闘うことになるし、逆の場合も同じです。結局みんな根本ではつなっがているから」と語っている言葉紹介されていました。

また、いろいろな企業の紹介もされていて、ホリスティック・マネジメント(全体的経営)の手法についても述べている。医学の世界でのホリスティックは耳慣れているけれど、経営についてもこの全体的というのが重要というのは考えてみれば当たり前のことですね。

インターネットを武器にした〈ゲリラ〉

 

8月9日・10日に開かれる学生のためのフェアトレード夏期集中講座の講師である慶應義塾名誉教授の山本純一さん著「メキシコから世界が見える」「インターネットを武器にした〈ゲリラ〉~反グローバリズムとしてのサパティスタ運動」も読み終えた。

先住民の権利復活運動のみでなく、めざすは世界それぞれの民族文化・社会の差異を認め合う共生を謳っている。サパティスモの共生の理念は、普遍的なヒューマニティ、人間の尊厳で、「尊厳」という価値感情、価値判断は「権利」とか「平等」という社会概念とは違って、自然と関係づけられる。筆者は尊厳とは自然のあり方から人間が教えられたものという。

フェアトレード・ショップ風”s正文館店にあるメキシコ・コーヒーマヤビニックは、チアパス州チェナロー区マヤビニック生産者共同組合から来ている。国内難民の人たちが暮らしていくのにコーヒーの取り引きがフェアトレードでなされることは大切なことで、その橋渡しした人がサパティスタを研究していた山本純一さんです。5月9日にお会いしてからサパティスタ運動に関心がいく私です。「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)」ブログを参照

お盆休みのお知らせ

8月12日(木)~15日(月)お盆休みです。

8月16日(火)12時~18時 平常営業 月曜日定休

正文館書店本店の2F奥にお世話になり2ヶ月過ぎました。ウィルあいちで初めて風”s移転を知って驚き、この暑い中をわざわざ店にきてくださるお客様がみえて嬉しいです。

先日も年に1回ウィルあいちを利用、東京からのお客様が正文館店までわざわざご来店、ありがたいと思います。嬉しいです。

最近は、学園祭など秋のバザーの準備や打ち合わせに学生や先生やPTAの方などの出入りが頻繁です。フェアトレード卒業論文の取材、NPO法人起業支援ネット「エール」冊子・名古屋NGOセンター「サングリア」冊子、愛知大学のフェアトレードサークルの取材などにフェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店に多くの方が来てくださいます。

今年の1月予定していた移転先がほとんど決まっていたにもかかわらず急遽キャンセルになり、あらたに探す移転先の店がみつからない一時期、卸し販売だけにしなければならないかも?と思ったのですが、その時思ったことは、

学生さんたちのバザーの品を持って行ってもらう、提供することができなくなることを思うと、年々盛んになってきて、新しい学校の参加も増えてきたこの名古屋がフェアトレード・タウンになったこの時期に、風”sという店がなくなるということは、フェアトレード運動にとって大きな痛手となることが残念でなりませんでした。20年近くで学校とのおつきあいは20校近くになります。

正文館書店のご好意で、2Fに素敵な店を再オープンできたことは本当にラッキーでありがたいことと改めて感謝の日々です。

朝夕、今年の夏は少し過ごしやすいような気もします。ベランダで朝夕過ごすゆっころんは、手焙煎で、煎りたて、挽きたてのフェアトレード・コーヒーがお供で夏の風を楽しんでいます。超簡単な焙煎器であなたもど~ぞ! 生豆はマヤビニック(サパティスタの村から)・キリマンジャロ(タンザニアのルカニ村)があります! ★月1回の焙煎教室も開催

皆様の夏はいががでしょうか? お店のほうへ是非おこしくださいませ。メキシコからサパティスタ(国民解放戦線)の女性たちが作ったすてきなショールも届きました!

今の憲法はわたしの生きる根っこ

以下「紅茶の時間」の水野スウさんからメールが届きました。
風”sで300円で販売している
「憲法13条のうた ほかの誰とも」CD作者です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
10日の参院選、日をおうごとにますます、憲法かえる/かえない、が争点の選挙になってきた。
3分の2以上の議席を得たら、改憲発議の手はじめは、おそらく「キンキュウジタイ条項」。

これが憲法にあらたに書き込まれたら、個人のいろ~~んな自由が、簡単に制限される。
おかしいことにおかしい!と声あげることも、公の秩序を乱してるって言われかねない。
わたしが「立法府の長だ」といったアベさんの決めることが、”法律”になる。

てはじめがうまく行ったら、あとはもう何でもできる。
自民党改憲草案、読んだことありますか。
自衛隊が国防軍になり、私たちにも国防の義務や、国を経済成長発展させる義務、家族助けあう義務、等など課せられる。
「個人の尊厳」が消され、みんなちがってみんないい、ではなく、みんないっしょ、が求められる。
何より国民に、自民党草案の憲法をまもる義務がまっさきに課せられる。
3分の2の議席を得れば、今の憲法まるごと、草案ととりかえることだって、物理的には可能になる。

今の憲法はわたしの生きる根っこ。
わたし、生まれてこのかたずっと、この憲法に守られ、支えられてきた。
今の憲法のおかげで、ちょっぴり(いや、だいぶんかな)かわってるわたしも、個人として認められて生きてこれた。

想像してみて。
私が私であることの自由が、おおいに制限される。
それって、わたし/あなたの、人間としての権利を奪われること。

想像してみて。
自衛隊の若者が、外国で誰かをころし、ころされること。
日本が世界からもう、平和国家とみなされなくなること。
私たちが、この国のために血を流すことを要求されること。
いや、その道はもうすでにはじまっているから、今さら想像する必要ないかもしれない。
だけど、もしももしも、あなたのまわりにまだ気づいてないひとがいたら、どうかこのこと知らせていただけませんか。
私からの、選挙直前のお願いです。

 

フェアトレード・ショップ風”s正文館店 オープン半月たちました。

5月31日の1日で正文館書店2Fでの開店準備、6月1日(水)は12時~オープンにあわせて顔なじみの人たちがのぞいてくださいました。

6月4日(土)は、正文館ホール5Fで「新緑コンサート」、白壁もやい「風の家」でも2回ほど演奏してくださった「アンダンテ」のみなさんが地球をテーマにバイオリン・フルート・キーボードで演奏し、生の音楽を楽しみながら、このたびの予測できなかった移転に伴い風”sを応援してくださった人々や、縁ある人たちと一緒に再出発のお披露目会ともなり、軽食とフェアトレードコーヒーなどで18時半~21時ごろまで交流して頂きました。

参加者のみなさまには、こころに残る、または転換の機となった本、大事にしている本など1冊それぞれお持ち頂き、みなさまにご披露、私も迷いましたが、住井すゑさんの「橋のない川」を紹介しました。書籍の大切さをしみじみ思いました。書籍の世界で新規オープンできたことを本当に感謝しています。

当日は、頂いた季節の花、紫陽花を正面演奏者の前に飾り、稲武から持ち込んだ草花や様々な緑を飾り、手作りの演奏会&お披露目会に40名の方が参加してくださり、無事終了。

6月8日は世界一美味しいと言われたカンボジアの黒胡椒を再現し販売している倉田浩伸さんをお招きして1時間 「なぜカンボジア? なぜ胡椒を?」というお話を聞き、録画しました。今年夏8月9・10日と若者むけフェアトレード夏期集中講座をする予定講座のため。倉田さんは、夏はカンボジアにいて日本にはいないので、授業の一コマとして収録しました。若者たちに彼の生き方を聞いてほしいです。

★のぼり

正文館書店本店の東に「フェアトレード・ショップ風”s正文館店」ののぼりが地球儀とともにはためいています。毎日顔なじみの人がのぞいてくださいますが、正文館のお客様はさら~っと様子見の感じで店をのぞいてくださいます。

★お子さんに食べてほしいおやつ

フィリピンのバランゴンバナナも木曜日来ます。ドライマンゴも人気!

わっぱんの美味しい食パンやちびっこモーニング・動物パンも火・木・土と来ます。

愛知のお米を使った昔ながらの「ぽんせんお菓子」が知多から来ます。

定番のおからクッキーは津島から、お子さんに美味しい&いいおやつを食べてほしい。若いお母さんたちに来て頂きたいと思っています。正文館書店1Fには童話など児童図書コーナーが充実しています。

★フェアトレード・コーヒー試飲OK!

皆様にフェアトレードのコーヒーなど試飲して頂いています。切り株のいすにほっとすると言ってくださる人もみえます。どうぞ、書籍選び、本巡りに疲れたら、2F奥のフェアトレード・ショップ風”s正文館店にお立ち寄りください。

営業時間:12~18時(休みは月曜日)