ゆっころんのブログ

5G、スイス政府が健康懸念で使用停止 英紙報道、他国に影響も

5G、スイス政府が健康懸念で使用停止 英紙報道、他国に影響も

 13日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、スイス政府が第5世代(5G)移動通信システムのネットワークの使用停止を命じたと報じた。5Gが健康に与える悪影響への懸念が拭えないためという。

5Gの展開が世界各地で進む中、欧州で比較的進んでいるとされるスイスの判断は他国に影響を与える可能性もある。

 報道によると、スイスの環境当局が1月末、国内の州政府に書簡を送付した。同当局はさらに5Gの電波の影響を評価しなければ、安全基準を提示できないと説明。検証作業に「時間がかかる」とした。

スイス通信大手スイスコムは、環境当局の検証作業によって5Gインフラの設置作業が中断することはないと説明。「制限値内の電波が健康に害を与えるという証拠はない」と指摘している。(共同)

第5世代移動システム(5G)のリスクとは?

2月11日 山田征(セイ)さんの講演会に参加して「第5世代移動システム(5G)のリスクとは?』資料をもらいました。

発行:いのち環境ネットワーク http://www.ehs-mcs-jp.com

 

以下 HPより

2020年春から日本でも第5世代移動通信(5G)が始まります。5Gは今まで通信に利用されてこなかった、エネルギーの強いミリ波や、フェーズドアレーという技術を利用しますが、その安全性はいまだに立証されていません。5Gが開始されれば、皮膚ガンや失明、流産、発達障害などの増加、バクテリアや昆虫、動植物を含む生態系全体へのダメージが起きると指摘されています。

さらに、5G通信用人工衛星から照射される電波が、地球のシューマン共振に作用する可能性もあり、アメリカの研究者アーサー・ファーステンバーグ氏は、5Gの停止を求める「国際アピール:地上と宇宙での5G廃止に向けて(International Appeal to Stop 5G on Earth and in Space)」(https://www.5gspaceappeal.org/the-appeal)を発表しました。この文書は30か国語に翻訳され、世界中の科学者や技術者、医師、医療関係者、獣医、養蜂家、研究者、市民団体、市民などから19万100筆の署名の署名を集めました。

このアピール文は、国連(UN)、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)、欧州評議会(EC)と 各国政府に提出される予定で、1月25日には世界20か国以上で5Gの導入停止を求めるアクションが行われます。同日、ファーステンバーグ氏は、国連でアピール文を読み上げ、ベルギーのブリュッセル市では、国際会議が開催されます。

日本では、私たちが1月24日午後、参議院議員会館で院内集会を行い、総務省、環境省、厚生労働省との意見交換を行い、アピール文を提出します。 以上HPから

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2月11日の征さんの言葉を借りれば、G5は遠くまで届かないので100m毎にスモールアンテナをたてなければならないから、信号機や電柱にも設置されれば、電子レンジのなかで暮らすようなもの。今でも携帯電話の普及とともに、電磁波によって頭痛やめまい、吐き気、睡眠障害、耳鳴りなどおきる「電磁波過敏症」の発症者が増えていて、日本では人口の3~6%が発症していると言われているが、今後数量はぐんと上がると思う。

今は人ごと、と思っていてもいつ仲間入りしてしまうことになるか、時間の問題で、このG5の強烈な電波は,他の動植物にも多大な影響を及ぼしていくと覚悟しなければなりません。

国以前に地域の自治体(市町村)、あるいは県に対して声をあげていくことが大事とニュースレター「平和の種」83号(2019年9月8日発行)より

パンレットの内容

*5Gのしくみ

*5Gの電磁波は安全か?

*スモールセル・アンテナのリスク

・5Gの導入一時停止も

・5Gに関する科学者の見解

・監視社会の強化につながる?

出雲のフェアトレード・ショップfuku-mimiさんが 顔の見える店FAIR TRADE 風”s紹介

出雲のフェアトレード・ショップfuku-mimiさんが

2月1日に、新装オープンした店にたちよってくださった時の

報告が掲載してくださっています。https://ameblo.jp/fukumimi-fukuya/

フェアトレードをしていて、楽しみなのが全国のフェアトレード・ショップを尋ねること。

私も北海道から沖縄まで行きました。東京での展示会などでは、全国の店の方達と同窓会のような感じでお話できる楽しみもありました。ここ数年は展示会もご無沙汰しています。

でも、はるばるお店まで来てくださって交流できるのはやはりフェアトレードの取り持つ縁で嬉しいです。嬉しい出会いは宝です。

fuku-mimiさん、ありがとうございました。いつか出雲へ~山根麻以さんのふるさとへ~~~もう一度

2月27日(木)9時45分~ 谷口たかひさ講演記録 DVD上映会 「地球は大人が使い切る!………か?」

DVD上映会        「地球は大人が使い切る!………か?」

              谷口たかひささんのDVD上映会します。

                            地球を守ろうHPより

【日時】              2020 年2月27 日(木 )9時45分~12時

次回は、3月19日・4月9日の予定

【内容】2020年 気候変動に向かう気持を、地球が受けてくれる最後の年

谷口青年が語る気候変動についての世界の動きを、彼のつき動かされた思い   を語る1月の講演会のDVDを見ながら まずは「知る」ことから初めよう!

グレタさん(スェーデンの17歳少女)の書籍も紹介

 

 

【場所】              ソーネおおぞねホール

JR中央線・地下鉄名城線・名鉄瀬戸線「大曽根」駅900m

地下鉄名城線・地下鉄上飯田線「平安通」駅900m

名鉄小牧線「上飯田」駅1.1km

【会費】              500円(マイカップお持ち下さい=コーヒータイムあります)

当日700円

【定員】           10名(お子様連れOK)

【申込】              土井ゆきこ 090-8566-2638     huzu■huzu.jp(■は@)

以下、この企画した土井ゆきこの思い、なふたうん新聞123号より:::::::::::::::::::

私は、​​2020年のこの一年は短く感じます。気候変動に立ち向かう最後の年ですから。誰かがやってくれる、なんとかなるで・は・なくなった2002年そう思った始まりは1月25日、

谷口たかひささんの今年1月初めに開催された講演会収録DVDを見た日から

同時にスェーデン・ストックホルム在住のグレタ・トゥーンベリさんの本も2冊読んだから。

 

何をしていても今年いっぱいで地球の運命がきまる年だということが頭を離れない。

 口たかひささんが行動をおこしたキッカケは、昨年2019年7月23日イギリスの国営放送BBCで流れたニュース。2020年が気候変動や地球温暖化といわれる問題について、人類が生存可能な、生きていけるレベルにおさえられるかどうかこの18ヶ月にかかっていると報道を聞いたこと。

2019年末にインディペンデント紙も、2020年が気候変動にたちむかう最後のチャンスと報道。

2019年9月19日 日本学術会議会長談話(日本の国立アカデミーであり、内閣府の特別の機関の一つ=会長はゴリラ研究者の山際寿一さん!)

『「地球温暖化」への取り組みに関する緊急メッセージで、人類生存の危機をもたらしうる「地球温暖化」は確実に進行しています。………わが国を含め世界の現状はスピードが遅すぎます。』

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-d4.pdf

との信頼できる情報の紹介と、日本では知られていない世界で起きていることを映像も交えて伝えています。希望も3つあるので最後まで見てほしいとのコメントで始まるDVDです。★2月27日(木)午前 谷口青年の講演会収録DVD上映会予定(ソーネおおぞねにて)詳しくは土井まで

 

グレタ・トゥーンベリ

「私はみなさんに、パニックになってほしいと思っています。

みなさんの家がもえているかのように行動してほしいのです。

それはよくない考えだと、大勢の人々から言われました。 私も同感です。

必要もないときにパニックになるのは最悪です。

 

でも、自分の家が燃えて焼け落ちようとしているときには、誰でもパニックになるのではないでしょうか。

 

―――私たちの家はいま。焼け落ちようとしています。(欧州議会でのスピーチより)

今の子ども達に未来がない。「勉強しても意味ない」とデモに参加する数百万人の

若者たち。ストライキは南極大陸を含むすべての大陸で140を超える国々で行われた。温暖化を1.5~2度までに抑えられる可能性があるのは2020年までに二酸化炭素排出量を急降下出来た場合だけです。

 

『本当は高校に通いたいのです。勉強がすきだから。』 というグレタさん。

グレタと家族に関する初めての本。赤裸々名日々が綴られ、本国スウェーデンでも大きな話題になった。これも是非読んでください。グレタさんのお母さんナレーナさんの書いた(家族も一緒に)「グレタ たったひとりのストライキ」という本です。

 

以上、文字は、やはり今までどうり知っていることとして通り過ぎるだけだと思う。

 

でもDVDで声を聞く、知らなかった情報を得ることで変わる。

それが希望の1つだと谷口青年は言う。知らないだけ,知らされていないだけ。

 

が私にできるか?

伝えよう。谷口青年のメッセージを! グレタさんの射るような目と結んだ口から伝わる地球への思いを。ソーネおおぞねでDVD上映会を2月27日に企画し、その後も続けてゆきたい。

 

 

2月1日 出雲のフェアトレード・ショップfuku-mimiさん 来店

伊勢神宮にいく途中でご夫婦で寄ってくださいました。

なんと、不動産を経営、コーナーに雑貨を置いていて、いつしかフェアトレードのものに移行していったようです。5年ほどのフェアトレード・ショップです。企画もいろいろされていて、フェスブックなどにもUPされています。https://ameblo.jp/fukumimi-fukuya/

フェアトレード・ショップは、金物屋さん、八百屋さん、呉服屋さんにありと今まで聞いていましたが、不意動産やさんは初めてでした。つまりどこでもフェアトレードコーナーを設けて、伝えることはできるのです。

 

さいごに「写真を」といわれ奥さんの奈津子さんと一緒にとりましたが
タレントさんのように、ちょっと横向いて作り笑顔一杯の顔ではなく

私は グレタさんの表情が好きで、グレタさんのように射る目で、きりっと口を結ん
でとりたいと言って、そのことがおかしくって奈津子さんと結果は笑ってし
まった。あとで

彼女自身が、もういちどきりっと口を結び撮りましょうということで
夫にお願いしました。心が通じる出会いでした。

 

「グレタ たったひとりのストライキ」の本紹介

1月29日、椙山女学園高校で「チョコレートの来た道」ワークショップをしてきました。外部講師による国際理解と平和というテーマの講座、ゆっころんの椙山での出前授業は今年で4~5回目です。

本を逆しまから見たら、グレタさんが「モナリザのほほえみ」のよううに見えました。正面からみると射るような目、きりっと結んだ口ですが、逆しまにみるとやさしくほほえんでいるように私には見えました。

タレントが作り笑顔をするのと反対に

写真を撮るときなど、この射るような目ときりっと結んだ口を真似しようと思っています。

グレタさんや、

http://chikyuwomamorou.com/
地球を守ろう! の谷口たかひささん の話も
してきました。

授業の前に椙山の先生に、グレタさんの話もしました。

16歳以下の子どいも達が「未来がないのに将来のためといって学校へ行く必要はない」と授業をボイコットしている子どもが数百万人いることを「言わないほうがいいですね~」と言ったら「言ってください」と答えがあったので伝えました。
以下転送山元加津子さん(かっこさん)のMLより転送します。

ふみちゃんが先日送ってくださった本は「グレタ たったひとりのストライキ」
早速読ませていただきました。私の感想の前に、ふみちゃんが本についてブログに
書いておられます。
http://serafahn.asablo.jp/blog/
・・・・・・・・
『グレタ たったひとりのストライキ』 ─ 2020年01月27日 16:35

年末年始、『グレタ たったひとりのストライキ』を読んでいました。
グレタさんが気候のためのストライキを始めるまでの家族の物語が
母であるマレーナさんの、率直でわかりやすい語り口で綴られています。
翻訳も自然で読みやすく、先の見えない苦難の日々に立ち向かう家族の姿に
心を揺さぶられました。

物語は、グレタさんを襲ったある異変によって、
幸せだった一家に、嵐のような日々が訪れるところから始まります。

きっかけは、海に漂うプラスチックごみの映画。
南太平洋では、プラスチックごみの面積がメキシコの面積よりも大きな島を
つくっているというドキュメンタリーです。

その映画を学校で見たグレタさんは、ショックを受けて泣きだします。
ほかの子どもたちも動揺しますが、先生がニューヨークで結婚式を挙げると
言ったとたんに、その話に夢中になります。
けれど、グレタさんはみんなの仲間に加われませんでした。
脳裏に海のごみの山が焼きついて離れなかったのです。
彼女はお昼も食べられず、ひとり泣き続けました。

五年生になったばかりのグレタさんは、
食欲を失い、笑わなくなり、話さなくなりました。
パニック発作も起こすようになります。
母のマレーナさんは、こう書いています。

「体のほうが頭より賢いときもある。ほかにどうしようもないとき、
私たちは体を使って何かを伝えようとする。感情を表現する力がなく、
言葉も見つからないときは、体を語り手にする。
食べるのをやめるのもそのひとつだ。」(訳:羽根 由)

グレタさんは、2か月で体重が10キロ減少し、
入院して点滴を受けるしかないという寸前まで追い込まれます。
同じころ、彼女が学校でずっといじめに遭っていたこともわかってきます。
のちにアスペルガー症候群、高機能自閉症、強迫性障がいと診断されるのですが、
現在あれほど活躍しているグレタさんに、そんな過去があったことは驚きでした。

朝ごはんに、バナナ三分の一。53分かかって、やっとそれだけ。
あるときは、ニョッキ5個に、2時間10分。

(そんなのほんと? と思う方もいるかもしれません。
ですが、わたしの姪もグレタさんと同じ自閉症スペクトラムで
まったく同じ症状に陥ったことがあります。
笑わない、話さない、食べない。やはり、2時間以上かかって、
ほんのわずかなご飯を食べるだけ…。姪も入院の一歩手前でした。
体重が30キロを切ると命の危険があるそうです。
パニック発作も頻繁に起き、家庭は崩壊寸前。
読んでいて、他人事とは思えませんでした。)

グレタさんの両親は、全力で子どもたちを救おうとします。
最初、グレタさんのために我慢をしていた妹のベアタさんも、
あるとき発作に襲われ、ADHDや自閉症スペクトラムなどがあると
診断されるのです。

何年もの地獄のような日々をくぐりぬけ、徐々に体力と気力を取り戻しながら、
グレタさんは環境問題について熱心に学んでいきます。
そして、科学者は何十年も現代の生活が気候にもたらす影響を警告していたのに
それが人々に伝わっていないことが、一番の問題だと気がつきます。

みんなが、科学者の話に耳を傾ければ、みんなが、温暖化について知れば、
世界は変わる。
そのためにはどうしたらいいか?
グレタさんは考え、ひとつの決心をします。
〈気候のための学校ストライキ〉です。

最初、両親は賛成しませんでした。
やるならひとりでやりなさい、と彼女を突き放します。
それでも、グレタさんの決意は固く、ひとりで計画を進め、
日増しに元気になっていきます。
信念を持ち、なにかにまっすぐに向かう人間は、本当に強い!

アスペルガー症候群があるなら、そんなことはできるはずがないと
言う人もいるそうです。
それに対して、彼女は言います。
だからこそ、自分はストライキを始めることができたのだと。

アスペルガーの人は一般に社交性に欠け、みんなでなにかをすることが苦手です。
だから、どこかの組織に入って活動したり、自分で団体を作ったりはできず、
ひとりでできることを思いつき、始めたのだと。

これは、本には書かれていませんが、アスペルガーの人はこだわりが強く、
関心を持ったことをとことん突きつめる傾向もあると思います。
グレタさんの場合は知能も高いため、IPCCの科学者の報告書を熟読し、
わかりやすく伝えてくれることができたのではないでしょうか。
(本の巻末には、彼女の数々のスピーチが載っています。)

地球の環境を守っているもののひとつは、生物の多様性だといいますが、
人間の多様性もまた、世界を守っているのだと、強く感じました。

グレタさん一家は、気候研究の第一人者に会って話を聞いたり、
最先端の研究所で気候変動に関するセミナーを受けたりしますが、
読者もそれを追体験することで、複雑でわかりづらい温暖化について、
いつのまにか、少しずつ理解を深めていくことができます。

胸打つ家族の物語であるとともに、そんなところも魅力的な、
多くの人に読んでほしい、奇跡のような一冊です。
・・・・・・・・

9月23日のニューヨークの国連気候行動サミットで16歳のグレタさんは
「すべてが間違っています」「大絶滅を前にしているというのに、あなたたちはお金
のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり」「私はあなたたちを絶
対に許さない」とスピーチしました。
そのスピーチに対して、日本のツイッターでも、たくさんの批判があったことにとて
も驚きました。それ以外にも「大人に対する口の利き方がわからないのか」「気持ち
が悪い」「ナチスとつながっている」……などそんな批判がたくさん書かれてあった
そうです。
グレタさんは
「私は嫌われることなど何とも思わない。そんなことよりも気候の公平性(この状況
を作り出した先進国の人々が気候変動への責任を果たすこと)や地球のことが大切だ」
とお話されていました。

グレタさんがこんなにも一生懸命、必死の思いで伝えても、伝わらない人たちがいて、
今、私たちは、本当は緊急事態の中にいるのに、どんな状況にあるかわからなかった
り、テレビで報道されていても、人ごとのように感じている人たちがいて、私のこの
ごろの悲しみもそこにあります。大好きな人に伝えても、それは国会でお話すること
ではないかと感じる方もいます。でも、本当に時間がないのです。私たちはそのこと
に気がついて、地球のことを考えなければならないのです。
大ちゃんは、「秋の空気はつぶの隙間が大きい」と言いました。
グレタさんは二酸化炭素の粒が見えるのかもしれません。それはどんなに怖いことで
しょう

1月25日沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会 参加者16名+報告者3名

1月25日沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会 参加者16名+報告者3名

リサ・チョコレート

明日につながる「私たち」のチョコレート・・・

2019年10月18日~22日まで沖縄本島・伊江島・久米島へ

フェアトレード・ショップ風”sの関係者で、カカオフレンズツアーに参加しました。

  • カカオプロジェクトが、なぜ沖縄なのか?
  • なぜ福島の子ども達の保養支援を目的にしているのか?

実際に行ってみて、会ってみて、このプロジェクトの意味を、またフェアトレードを今推進する意味を改めて理解しました。そして、土屋春代さんが「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」「将来に夢があること」「ともに夢を追う仲間がいること」と語るこのプロジェクトに、こころを動かされた参加3人の報告です。

 

参加者16名+報告者3名で計19名

三者三様、3倍楽しめた、って感じだったね~ということでした~~!

0125沖縄カカオプロジェクトツアー報告会 感想

 

  • 平和の最大の敵は無関心という言葉が出てきたが、これから農産物+ものづくりは、カカオプロジェクトのように、社会の問題などを伝える役目を担う必要があるなということを感じた。また、自分自身もフェアトレードに関心をもつ機会になり、参加してよかった。(20代 男性)

 

  • 前途多難なプロジェクトですが、挫折する事なく継続させて頂きたいと思いました。(40代 男性)

 

  • 人類が進むべき未来の形が少し見えたような気がしました。今日感じた事を自分なりの方法で何か表現できればと思います。(30代 男性)

 

  • 改めて、一次産業の大切さやチャレンジやつながる事のたいせつさを分かった。カカオだけでなく、いろんな事の未来を考え、小さな事からかえていくのは必要だなと思った!(20代 男性)

 

  • “連帯”、“つながる”の先の行動を変える、していく事が必要だと思いました。やっていきたいと思います。沖縄を全国水準の中でも賃金が低い地域という文脈でとらえている所がフェアトレードそのものだと思います。日本の中で、このチョコレートが広がっていくのが楽しみです。このチョコを通じて、フェアトレードがもっと身近に、より深く理解されていくことを期待しています。(まだ30代 女性)

 

  • フェアトレードを通じて、発展途上国等だけでなく、自分たちの労働環境についても考えられるよう、もっと「想像力」を養うことを子どもの頃から積極的に取り組むこともフェアトレードのために大切だと思いました。+環境問題、国内フェアトレードに原発などにつながっているので、改めてフェアトレードを広めたいと思った。(30代 女性)

 

  • 「平和の最大の敵は、無関心であること」何事にも関心を持つ事の大切さ。をあらためて実感しました。(30代 女性)

 

  • 「平和の最大の敵は無関心であること」まずは知ること!そして、自分のできることをやってみる!もっともっとみんながHAPPYになる!(40代 女性)

 

  • 関わる人達全てを幸せにしようとするフェアトレードの人気と生産効率が高まるといいと思います。(30代 男性)

 

  • 沖縄の歴史、ツアーのこと、カカオプロジェクトのことの他、産業革命~資本主義のことまで勉強になりました。誰もが大切にされる社会、生きていていいんだ!と思える社会であって欲しい!です。(40代 女性)

 

  • カカオプロジェクト?ナンダロウと思って参加した。報告そのものからはわからなかったが(チラシでわかった)。沖縄の人が福島の人とつながる気持ちがわかった。(70代 男性)

 

  • 現地で見聞き、感じた事を発表して下さり、またフェアトレードだけでなく、沖縄の問題、その中で力強く生きている人達、支援の状況が伝わりました。私も現地に行ってみたいです。(?代 女性)

 

  • 3人の視点でたのしかったです。謝花さんにお会いして、お話しをききたいです。他にもリトリートガーデンの熊谷さん、ネクストステージで働く方々など♡保養キャンプ、球美の里に来られた少年の手紙、涙がでました。保養キャンプ地として愛楽園の空きスペース活用!!の話、とてもすばらしいと思いました。画像と共におはなししてくださり、ありがとうございました。

ツアーの内容の青字・朱字の説明も春代さんのお考え、人柄が伝わってきました。ありがとうございました!!(30代 女性)

 

  • 報告の3人は、同じように行動したのに今の報告の表現が個性が輝いていて、すばらしいと思いました。おもしろい企画と感心しました。

土井さん:足の痛い話、背中の暑い話など具体的

高田さん:FTは商品を作った人のことを考える。未来をつくっていく連帯の心をツアーで感じ合った!!

みほさん:「歴史を知って生き方を考えられた。沖縄で出会った方は、福島の人達を語る人が多かった。(70代 女性)

 

  • もりだくさんのツアーです。みほさん、若くてとても感受性の高い方だから、お話しをききながら、思い出し共感しました。参加したそれぞれの言葉でみなさんに伝えられたと思います。ツアーがますます盛り上がることを祈ります。春代さん、すごいツアーだネ

 

  • 3人の報告が各自の視点で語られてとても良かったです。沖縄カカオプロジェクトツアーは、生産者だけでなく、戦跡とか、らい病の施設とかも回って、フェアトレードというのは、単なるお買物の問題だけでなく、いろんなこととつながっていると思いました。土屋さんは、東北、福島、沖縄の支援をされていて、スゴイ人だと思いました。私も、このツアーにいつか参加したいと思います。(60代 女性)

以下はゆっころんの報告

 

2020年1月25日

沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会

 

行程表

【2019年10月 カカオフレンズ沖縄ツアー】

 

10月18日(金)

19:00      那覇ゆいレール「牧志駅」改札集合

 

10月19日(土)

08:00           ニッポンレンタカー県庁前店集合

那覇市久茂地1-1-1(パレットくもじ1F)

08:10-11:00    那覇 → 辺戸岬

13:00-14:30  ランチ@niceness 名護市字宇茂佐

15:00‐17:00  ハンセン病国立療養所・愛楽園訪問

17:30-19:00   夕食@愛楽園るいるい

19:30      スーパーホテル名護

10月20日(日)

09:00-09:30    フェリー 本部港発伊江島行 レンタカー

10:00‐12:00  命どぅ宝の家・謝花悦子さん

13:00-13:30  フェリー 伊江港発本部港

14:00-17:00  西平黒糖・具志堅敦子さん & 渡久地市場

18:00           夕食@やんばるホットカフェ 篠原孝子さん(名護デモクラシー)

 

10月21日(月)

09:00-10:00    名護 ネクストステージ訪問・金城恵子さん カカオ苗、工房見学

11:30      レンタカー返却

12:15      那覇空港着

13:30‐14:10    那覇 → 久米島 JTA211 レンタカー

14:40‐17:00    球美の里訪問 第109次保養(母子)

17:15           阿嘉 茂さん カカオ育苗ハウス見学

19:00     イーフビーチホテル

 

10月22日(火)

09:30-11:00  沖縄戦慰霊碑、痛恨の碑

11:45-13:30  ランチ@Retreat Garden・熊谷由紀子さん  14:00        レンタカー返却&空港着

14:45‐15:25  JTA212  久米島 → 那覇  タクシーで不屈館へ

16:00           不屈館 瀬長亀次郎さん

17:30           高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表他)訪問

19:00‐21:00  高里鈴代さんと会食

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以下ゆっころん準備原稿より

自己紹介

1996年ウィルあいちにフェアトレード・ショップ風”sオープン

20年後にこの正文館書店2Fに移転し、明日からリニューアルして新装開店します。

 

2009年6月に名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会をたちあげ、他の団体と一緒にフェアトレード名古屋ネットワークを立ち上げ2015年に名古屋はフェアトレード・タウンになった。日本で熊本についで2番目。逗子・浜松・員弁郡・札幌 FTTとは

世界では、ロンドン・パリ・ローマお近くではソウルもFTT.

 

昨年10月にフェアトレード団体のネパリバザーロの沖縄カカオプロジェクト・ツアーに今日話をする土井・高田・高橋の3人が参加してきました。4名のツアーです。

 

■ミニミニ チョコレートのワークショップ

初めに、なふたうんが学校などでしているWSの紹介がてらみなさんに、チョコレートの材料のカカオってどんなふうにつくられているのかを写真並べをしてください。

カカオの生産地は?

チョコレートのたくさん食べる国は? とグループで話し合いシールをはって違いやそこからみえてくることを話しあいます。貧困から生まれてくる児童労働。貧困をイメージして派生図を書き、そこから抜け出すにはどうしたらいいか、考え、【なかなか貧困のサイクルからはぬけだしにくい】その上で一つの方法としてフェアトレードについて話ます。身近なチョコレートなので、同年代の子どもたちが奴隷のような働きかたをしているのに心を揺さぶられ、今の私たちの生活が普通でないことを思う。

 

  • フェアトレードとは?

開発途上国の生産者と先進国の消費者とが対等なパートナーシップ(協働関係)を結んで直接取引をする。収益だけを目的とした従来の貿易とは異なり、生産、流通、消費に関わるすべての人に「人間らしさ」をもたらし、地球環境と生態系を慈しみ守る視点に立った「オルタナティブ・トレード(新しいもう一つの形の貿易)」を追求していく。

 

  • 沖縄カカオプロジェクトとは? 沖縄に新しい仕事づくり(カカオを育てチョコ作り)

障がい者や一般就労の困難な人の仕事づくり

福島原発事故による放射能汚染地域に住む子どもたちの保養支援

 

ネパリ・バザーロは

1991年4月市民団体ベルダレルネーヨ(ネパールに学校を建設する会)を発足1992年3月ベルダレルネーヨ(ネパールの女性の自立と子どもの育成支援の会)に名称変更、28年前の1992年8月フェアトレード事業のため、有限会社ネパリ・バザーロ設立しました。

日本のフェアトレードを推進してきたフェアトレードの神髄のような団体

【例えば】コーヒー 韓国がコーヒーを扱い 大きくなると ゆずってより貧しい村シリン村のコーヒーへ他のNGOなどが行かない場所へ

3.11(椿のパウチや化粧品展示)以降 国内フェアトレード

福島のこと・沖縄のこと・作業所のことなど考えて、今回2つめの国内フェアトレードの誕生ということになります。

 

土屋春代さんのこの話を聞いて、昨年5月のフェアトレード月間に「沖縄P発進」と題して講演会を開催。詳しくはHPで

フェアトレードが日本に入ってきて50年以上立ちました。動いています。収入格差、子どもの貧困の問題、人身売買の問題など発展途上国で起きていることが日本でも起きています。

 

この沖縄カカオプロジェクトを発信するにあたって、春代さんは、「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」

 

ということで、でかけたツアーは、このプロジェクトでつながった人たちに出会い、その仕事を見せてもらうことは勿論ですが、沖縄の歴史に触れ、福島の現実も学びます。

 

チェルノブイリでは年間5ミリシーベル以上は強制移住。年間1ミリ~5ミリシーベルなら移住するか住民は選択できるし、補助金が出る。

 

日本では年間1ミリシーベル以下が基準だったのに特別立法で20ミリシーベルまで許容されるとなった。恐らく1ミリシーベルに戻ることはないだろう。福島には5ミリシーベルトのところがざらにある。なので、20mシーベルをきった地域には帰還指示が出て住宅補助が打ち切りにという事態。これまで子どもの甲状腺ガンは100万に1人か2人と言われてきたが、福島では36万人で220人もいる。

 

私達は、見えない壁に覆われて見逃している。私達は犯罪に加担している。

そんな思いから、「・沖縄に新たな産業づくり・障がい者や一般就労の困難な人の仕事作り・福島原発事故による放射能汚染地域に住む子どもたちの保養支援」としてスタート

 

カカオフレンズニュース2号を読んで頂くと全体の3人の感想がわかると思います。

初めに私が全体の流れをPPで話、高田がちょっと違った視点から、3番目の高橋も若い人からみた感想を述べます。そのトータルでツアーを想像してください。

 

ハンセン病棟愛楽園を訪ねて

早田壕は、無数の貝が混ざる(末端神経が麻痺するハンセン病患者には、作業にあたって貝で手に怪我しても感じないゆえに化膿しても治療も不十分な状態)隆起珊瑚礁の丘に掘られた。過酷な壕掘り作業や栄養失調、マラリアなどにより、昭和19年(1944)9月から翌年12月までに289人もの患者が亡くなった。

 

人権侵害は、現在もいろいろな形であります。無関心がそれを広げていきます。今回このツアーで始めてハンセン病隔離政策での踏みにじられた人々のことを知ることができました。国の謝った政策で90年も翻弄された人々と家族、裁判は補償への段階へきていますが、徹底的に隔離していったように、徹底的にこの政策は誤りであったことを伝えて言って欲しいと家族の一人の人のメッセージがこころに残っています

谷口たかひささん(30代 )知ってる?

ゆっころんです。

1月22日今年第1回のなごや国際オーガニック映画祭の実行委員会がありました。

今年7月11日にウィルあいちでプレ企画します。

さて、この実行委員会はいろんな情報が得られる場でもあります。どなたでも参加できます。オーガニックや環境、フェアトレードなど興味のある人ご連絡下さい。月1回昼、夜交互に東区で会議を持っています。次回は2月19日(水)10時~次々回は3月18日(水)夜です。

以下そこで借りた講演DVDも見ました。みなさんに見てほしいです。

地球を守ろう!

活動内容・イベント情報

谷口よしたかさんは、大阪出身、イギリス在学中に、BBC放送で知った今の地球の現状の事実から思い立ち行動に移した青年。環境先進国ドイツへ移り住み、そこで見聞きしたことも伝えてくれている情報を聞く機会を得た。

「私たちが気候危機の影響を受ける最初の世代で、阻止できる最後の世代です。」と谷口さん。

文字で伝えられてもやっぱり他人事、

誰かがなんかしてくれると思っている。

私もなんとかなる、自分は自分でできることはしていると思っていた。

でも気候変動について2019年に起こったヨーロッパの暑い熱い夏のこと、フランスは42.6度、7万人以上死亡。オーストラリアの全土に広がる火事、知らないことが起きていた。

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谷口たかひささん(30代 )のDVD
小学生向けみました。2/3くらいまで(途中でみれなくなった。黒くなった)

いいかんじの青年。イギリスへ行って、ドイツへ行って
環境の仕事をしているようです。

子どもたちに常に語りかけ、それに反応しながら
若者らしい、とてもいい感じの講演会。
見ている私にとっては
そのうけこたえに見ている時間を要するが。。。。

画像も現実を伝えていて生々しい。

ペットボトルがいっぱい浮かんでいる海
餓死寸前のやせたシロクマ
ユーカリの葉っぱは40度になると発火する!
ドイツはクーラーはいらないところだが
36度以上とかヨーロッパ全体の熱かった。
でも、ドイツはクーラーをつけると又大気温度が
上がるのでクーラーはつけないそうです。

台風の説明がよくわかった

お風呂で上が熱く、下が冷たいとかき回すでしょ
熱い空気と冷たい空気をかき混ぜるのが台風
な~るほど、自然の原理ですね~

あんなすがすがしい若者が、学校を回ったら
グレタ君(ぐれているわけではない)、グレタさんのの妹、弟も
日本からでてくるかも!

20200118野入日記、竹を切りだす

豊田市の稲武地区にきて5回目の冬、野入町では3回目の冬を過ごしています。

この地の人達は今年は雪が少ないね~と言ってましたが、今朝この冬初めての雪景色。

冬は、ペレットストーブのある部屋に籠もる感じですが、それでも裏山にはでかけ竹切りをしています。3年間の間に300本近く切っていると思う。

昨日も,切り出したら止まらない。あれもこれもと1時間半切り出す。・

裏山から見た野入

イノシシがこないような針金の低い網をこえて、更に鹿用のネットを超えて(破れている)竹切りをしています。奥は前に倒れたのが多いので、のこぎりを入れるとミシミシ裂けながら倒れて行くのでちょっと楽で、気持いい感じ。

切り倒した竹を段々下へ卸し、下から受け取って枝を払う。その枝葉は燃料となる。

竹は畑の囲いや、店のディスプレイなどにも利用している。ゆくゆくは椅子やハンガー掛けなどの家具などもできたらいいな~と思っています。そしてまた竹炭も作れたら、和室のいろりにも利用できる。

私は、街育ちでしたが、東区でしたが子どものころ、まだ空き地は街にもあり、祖父が野菜を作っていた記憶がかすかによみがえってきます。こんなことでも原体験は必要かな~と思う。

孫達に自然の中で過ごして欲しいと思う気持もあり、ここ野入と名古屋との2拠点住まい、と言っても野入時間のほうが多い。

朝日のあたる葉におりた霜

今年は。すぐ下のみえるところにも畑を借りられることになり、夫まかせだった畑仕事も今年はがんばろうと思っています。子どもが小さい頃は、名古屋の北の味鋺で貸し農園を借りていましたが、週1回通うのが精一杯でした。ここは庭でも野菜が作れ、ちょっと下へゆけば畑、川が流れているところも借りているので散歩がてら、川の流れを聞きながらの農作業もできます。

手仕事・手作りを復活。

日に一度は、竈でお湯わかしやご飯炊き(1時間半は火をみている)、パン・ピザ焼き、ジャム作り、豆乳ヨーグルト・納豆、蔵からでてきた餅つき器でモチ、そ~だ今度はうどんも作りたい。炭団(たどん)だって作って成功!

炭団(たどん)って知っている? 丸い固形した炭のようなもので、豆炭といわれているものを利用してアンカを抱いて、転がして寝ています。

この豆炭も2袋くらい納屋にあり(この家の岡田のお婆ちゃんが使っていたと思う)私は、母が使っていたのを思い出し品川アンカを買い求めた。ネットは使いたくないと近くの店(といってもカーマくらいしかない)に行ったけれどないので仕方無しにネットで購入。母が使っていたのと同じオレンジ色。懐かしい~~~。今も変わらず健在の品川アンカ! ありがたい。

斉藤健一郎さんの「本気で5アンペア」にもアンカのことが載っていた。24時間もつからいいって。

実際は、24時間もつのですが、昼間かかえていることもできないので24時間も必要ないので、半分に切ろうと思ったけれど粉々になるだけで失敗。

ところが15時間くらいもつ豆炭誕生!

それは岡田のお婆ちゃん幸代さんがのこしてくれていた豆炭の袋の中は、崩れて粉がいっぱい。それを分別して、小さい単位も寄せて使ったあとの「粉」を手で丸めて干して使用したら、ちゃ~~んと15時間くらい持ったのです。成功!

というわけで、あるものを頂いて利用する嬉しさに浸りながら暮らしています。

といっても、この地区の人達との交流も順次できていて、ここ冬期休業中ではありますが民家カフェ「風の庭」では月1回、スローシネマ・カフェ*を開催。

1月20日(月)第7回スローシネマ・カフェ

1月20日(月)第7回 スロー・シネマ・カフェin 「風の庭」(豊田市野入町)

5~9人くらいの人が来てくださって映画をみて、そのあとフェアトレードのコーヒーをのみながらのお茶タイムで交流しています。

また、毎週金曜日の夜は、稲武交流館でフラダンス「稲武ナプア」の会にいれてもらって練習して2年近くになりました。運動の為もありますが、ぼけ防止にもなるようです。手と足と首と全体の動きをするほんの数分の動作を覚えるのに、まずは頭で理解して、体に覚えさせるまでが時間を要しますが、踊ることはとても楽しい。

以前ピースボートでどこかの国で夜、JAZZの演奏が合った時、私が楽しんで踊っていたようで一緒に乗船していた若い女の子から「楽しそうだった~」といわれ、そうか~私踊っていたんだと思ったこともちょっと思い出し、またグァテマラのマヤの人達の3時間近くに及ぶ儀式に参加したあとも、なぜかそこで私一人で舞っていた。人はもともと歌ったり、踊ったりすることが好きなはず。田植えの時、漁する時、祭りや儀式の時など暮らしと歌・踊りは欠かせない。盆おどりも大好きな私です。

と久しぶりに野入日記を書く気になったのですが、結構これから緊張する企画が4つあります。

①1月25日(土)沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会

http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=21571

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2より  http://huzu.jp/blog/4288/

 

②1月29日(水)椙山女学園高校での国際理解・平和講演会「チョコレートの来た道」WS。 今年で4回目くらい、毎年1月に開催。外部講師10人くらいの講座。

③2月1日(土)上名古屋小学校PTAでの「チョコレートの来た道」ワークショップ

④2月28(金)鯱城学園(名古屋市の高齢者の学習の場)の講座担当

そして5月には3人目の孫登場で、浜松まで助っ人に行く予定があり、いろいろあり、ありがたいことと思っています。今年のお正月1月3日には満百歳の義母中心に家族11人が集合して、本当にありがたい、幸せだな~と思いました。

その幸せをを誰もが感じられるような世の中に、また孫たちの未来が沈みゆく地球にならないように行動をしていきたいと思う年始めです。

 

*スローシネマカフェとは

「カフェで、集会室で、地域で、劇場で。みんなで観る。感じたことを隣の人と話してみる。その「場」を共有することで生まれる「つながり」が、新しい時代を創る!あなたも自分の暮らす、働く、集う地域を拠点に、世界に一つの「スロー・シネマ・カフェ」を開いてみませんか?」と文化人類学者の辻信一さんの呼びかけでスタートしました。

 

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2が届きました ★2020年1月25日 沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会のお知らせ

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2  Jan.2020

■本格チョコレートづくりスタート

一部紹介

Bean to bar方式でも、更にカカオバターを入れないという難しい選択をしたネパリ・バザーロのチョコレートづくりは、カカオに本来ふくまれている油分(カカオバター)だけでつくるため三昼夜、72時間かけて磨砕して充分に油分を引き出し、酸味・苦みなどカカオの特徴もこなれてまろやかな味わいになるということです。

サラサラにしたカカオマスを一旦個化して熟成、カカオがドンドン美味しくなるという「リサチョコレート」のニュースレターです。

昨年2019年10月に、カカオフレンズツアーに名古屋から3人が参加したのでその感想も掲載されています。

 

カカオフレンズツアーに参加して 高橋美穂、たかだ洋子、土井ゆきこ

祖国復帰闘争碑(辺戸岬)http://huzu.jp/blog/4028/

 

カカオプロジェクトが、なぜ沖縄なのか、なぜ福島の子ども達の保養支援を目的にしているの か、わかるようでわからなかったが、実際に行ってみて、会ってみて、このプロジェクトを私たち なりに理解できたと思う。

 

いよいよ10月になって、旅程をもらい、訪問先にはプロジェクトに直接関わる生産者の人たち だけでなく、伊江島のヌチドゥタカラの家の謝花悦子さんや、米軍の暴力と闘っている高里鈴代 さんとの面談なども企画されていて、少し意外だった。春代さんは、フレンズの私たちに何を知っ てほしいのだろう。春代さんに聞いてみると「沖縄の歴史を知ることでこのプロジェクトの意味 がわかる」ということでした。

 

プロジェクトに関わる人々との会話から、また現場の様子から、沖縄カカオプロジェクトは、 一つ一つのプロセスを丁寧に積み重ねてきていること、ネパリ・バザーロのこだわり・想いを大 事にして作り上げられていることを実感した。

西平黒糖さんのお店で

チョコレートの甘味は沖縄の黒糖。西平黒糖さんでは、先代の想いと技術・味を受け継ぎ、大 学生の息子さんも加わり家族で守っている黒糖だということがわかった。その黒糖は今まで味 わったことのない体に染み入っていくような自然なおいしさ。 訪問した僅かな時間の中にも地元 のお客さんが来られ、何気ない会話から、地元の方の生活の一部としてある味だと感じた。

ネクストステージ

カカオニブをつくっているネクストステージさんでは、小さな規模、少人数で作業されており正 直びっくりしたが、利用者さんが楽しそうに、それでいて品質にこだわり、いきいきと仕事をして おられたことが印象に残っている。

 

久米島でカカオを栽培する阿嘉さんは「今までにない難しさ」と話しておられたが、栽培する 環境づくりに試行錯誤し、まだまだ小さな苗木を大事に育てておられる。もう少し育ったら移植 されるはずのハウスにも案内してもらった。

久米島熊谷さんのお店のパン屋さん

久米島でプロジェクトのコーディネーターをされているのが熊谷さん。「球美の里」の近くで週 に二回のパン屋さん。お店に私たちのチョコが並ぶ日が来るといいね。球美の里に保養に来る母 達にも知ってほしい。彼女とプロジェクトをつなぐきっかけになったのはネパリさんのコーヒー とのこと。フェアトレードが人と人をつなぐ、つながっていくことによる可能性を改めて感じる。

「球美の里」図書室、向こうはカフェ

福島の子どもの保養を行う「球美の里」では素敵な出会いがあった。幼稚園の時に保養に来た縁で 久米島に移住してきた男の子と、大学生時代にボランティアで来た縁で現在、久米島で小学校の 先生をしているという二人。偶然にもその素敵な二人に出会うことができた。

左から3人目がその男の子,右端は先生

その男の子は、こ の度の台風の被害により被災している福島の人を元気づけようと、島で習った三線の演奏と島唄 で「自分も福島の原発事故の時に大変だった。どうかふんばってほしい」とメッセージを届けた そうだ。

 

球美の里に掲示している手紙には、「自分に自信がなかったけれど、ここに来て自分が この世で必要とされていて、嬉しかった。だれにでも生きる理由があることを教えてもらった」と の言葉があった。球美の里は一時期の保養の場所でもあるが、その先をつくっていく、未来を生 きる人を育む大切な場所だということが胸に響いた。また、その背景にある原発事故が起こした ことの大きさに改めて気づかされた。

 

 

たかだ・土井・土屋・謝花・高橋

偶然にも私たちの印象に残ったのは、伊江島のヌチドゥタカラ(命こそ宝)の家で、謝花悦子 さんに職業を問われ、土井がフェアトレードの説明を少し、ネパリ・バザーロが28年、風”s(ふー ず)が24年、続けていることを伝えると、謝花さん、いたく心を動かされたこと。

 

それは、春代 さんが何度もここを訪れ、資料も送り届けていた上での、スイッチオン!の瞬間でした。 「生きているうちに阿波根昌鴻に会わせたかった」とも言われました。「資本主義はなくならな いけれど、富の公平な分配が必要だと言っていた。」とのお話もあり、資本主義にあらがうフェア トレードとしての位置を確認。暮らし方、生き方を見直すという思いに、今の社会に変化の扉を 開く意味があるのだと、ど~んと勇気づけられ、私たちに本当に必要な出会いであり、フェアト レードの意味を知る出会いでもありました。

 

久米島の「球美の里」は、福島で大量に被爆した子ども達にひとときの休息の場を提供してい る。私たちのチョコレートは、この施設への寄付金を価格に含むものもある。沖縄で育ったカカオから本物 のチョコレートを販売するという沖縄カカオプロジェクトは、そのチョコレートを買う人を一瞬 のうちに私たちの思いへとつなぐ。沖縄でカカオを育てる挑戦、伝統のままの黒糖、カカオニブ を作る働く人たち、陸前高田で震災に負けないで生産を続ける人々と、今の時代の一番弱いとこ ろにいる子ども達へのまなざし。

リサ チョコレート(ほんもの中のほんものだよ~)

この「つなぐ糸」は、チョコを買った人の心が「球美の里」に 届き、その先につながっていくのだとわかったような気がします。将来はぜひ、那覇空港に、この チョコレートを売る売店を実現したいね。  今の時代に、人は何を信じて行動すればいいのだろうか。それは、歴史を知ることだと思う。 そこに生きる人々の過去を知っていることで、「本当にそうでしょうか」と自分で問いを立てて 考えることができるようになる。

2019年5月26日講演の土屋春代さん

講演内容はこちら←見てほしいです。

カカオプロジェクトには、その大切さを伝え、未来を夢みる力 がある。土屋春代さんが「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」そして「将 来に夢があること」「ともに夢を追う仲間がいること」と語るこのプロジェクトに、私たちはこ ころを動かされています。

ツアー参加者も募集中!次回は4月11日

★2020年1月25日 沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会開催します。

★20200125 沖縄カカオプロジェクト報告会

http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=21571

【日 時】1月25日(土)13:30−15:30

【参加費】700円(当日1000円)

【定 員】30名 マイカップご持参ください。フェアトレードティータイム有り。

【会場】正文館書店本店5Fホール(名古屋市東区東片端町49)地下鉄桜通線高岳駅1番出口より徒歩7分

【申込】huzu■huzu.jp(■は@) 0090-8566-2638 土井