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★「アマゾンの森と先住民 生存の権利と森を守る戦い」
2025年1月18日アマゾンの森と先住民 生存の権利と森を守る戦い
2023年7月24日~28日 先住民族大集会 54民族1000人
呼びかけ人 ラオニ・メトゥティレ 2019年20年のーべる平和賞候補最終段階まで
92~93歳(推定)
ブラジルには305族民族が暮らしている
若者のメッセージ 自分たちの暮らしを守るだけのことを言うのではなく気候変動・生物多様性
など地球規模の問題を語る(タイリ・テレーナ)
世界人口の5%が先住民族 そのエリアは全体の80%の生物の存在があり
ゆえに先住民の森の暮らしが続けられれば、地球の環境が守られる
2023年は記録的極暑 進行する高温化、乾燥化(ブラジルの北東は砂漠化)
1961年~2020年で最高気温が3度C上昇
2023年9月~11月 2024年9月~11月 アマゾン川大旱魃
ブラジル北東砂漠化ネグロ川 川底見える 大量に魚の死骸 川イルカ(ピンクイルカ)大量に死
ブラジルの6つのバイオーム(生態郡系)アマゾン・サバンナ・バンタナル・パンパ・マタアトランチカ(大西洋岸森林)・カアチンガ(季乾 地帯)
サバンナ(肌色のところ) 70年前から穀物栽培 大企業の栽培 日本のODA農業開発
大豆開発 次第にアマゾンの方へ北上
先住民 169万人(ブラジル進行の0.83%)民族の多様性 305の民族 274の言語
ありがとうのことばは無い カヤコ族 メイクーレン(ありがとうの意味)
他の民族 イカトネコポイ アウイリ ウラハレ
アマゾン地域の保護区の森 国土の13%(議会の多数決で変えられる 開発など)
自然保護区 先住民族保護区(ピンク) 憲法で保障されている 255の地域未認証
1988年 10月5日施行 新憲法 2年間の話し合い先住民も草案提出 主張が政府に受理された
“森の民”がブラジルの先住民族であると法的に初めて認め、先住権と占有権、独自の文化を保持する権利を保障
日本では2019年にアイヌは先住民と認められたが、先住権(土地への権利、サケ漁などの権利が求められていない) サケはアイヌの神事に欠かせない。政府に申請しないとサケ漁ができない。そのことに抵抗して神事に酒を無許可で神事をした人の映像を土井が最近見た(12月)。彼は逮捕されなかった。それはもし逮捕されたらニュースになるから。
先住民族のILO(国際労働機関)「独立国における原住民および種族民に関する条約」条約165条日本は未批准 ブラジルは2002年に批准
8月9月の乾季 多発する森林火災 何キロメートルも煙の帯 雨期の1月2月迄燃え続ける1985年→2023年
乾季の終わりに火事はなかった
乾いた熱風が保護区に吹き込んでくる
極度の乾燥と砂塵 湿度18& 温度40~50度C 枯れ葉は歩くとバリバリ、手でつかむと粉々
アマゾンの破壊行為 90%違反行為
違反:金採掘・農場不法選挙・木材伐採・密猟・蜜魚、
火をつけて肉牛牧場に。アマゾンにおける農地の80%が放牧地、ヘルシーな赤みのグラスヘッドビーフとして評価、世界最大のハラルミート供給国
大豆と綿花の2毛作 アメリカと並んで大豆の生産地
以前は大豆は作っていなかった 大豆 搾って油にして 搾りかすを家畜の餌
開発:アグリビジネス・地下資源開発・水力発電開発
ボルソナル大統領は自由経済促進 取り締まらない 野放し状態
600haは小規模 1000ha以上が大規模農家 365日24時間放牧 1頭当たり1ha
数千頭かって(5000ha)飼って利益が出る
牛1頭10万円(500ドル)以下 大規模でないと成り立たない
アマゾンにおける農地の20%が大豆を中心とした穀物栽培
・ブラジルは世界最大級の大豆生産国(世界の37%を生産)
・全国の大豆栽培面積のうちアマゾン地方に占める割合
シノッピ 1973→2023
自然発火ではない 人が起こす火事
敷地の80%は残さなければならないのに違法伐採・違法野焼き
金の違法採掘と水銀汚染ブラジルの輸出品はどこへ
トウモロコシ、牛肉、大豆、アルミニウム、鉄鉱石、
「消費者の責任を果たしてほしい」 先住民は訴える 大地の使い捨て →砂漠化
誰が、どこで、どんな暮らしをして、作っているかを知って購入する消費者となる
正にフェアトレードの求めるところと同じだと思いました。