未来食つぶつぶ(雑穀のニックネーム)創始者大谷ゆみこさん
と出会ったのは、店を始める直前の1996年、たまたま上京した折に彼女の講座に参加。料理の話かと思ったら、環境問題から始まるという印象的な講座で、それ以降「未来食」の講座を受けに何度も上京、また名古屋のウィルあいちにも来てもらい「サバイバルセミナー」や「ナチュラルスィート」の講座、講演会なども開催してきました。
2020年につぶつぶマザー(各地で未来食を伝達する人)の東京での講座講師に招かれ、その打ち合わせのような意味合いか、3月31日大谷ゆみこさんが野入へ1泊。その後もつぶつぶマザーさんとに縁も頂き、年4回、3ヶ月に一度発行している機関誌「ジャパンズビーガンつぶつぶ」配布もしています。
社会を変える一番手元にある方法が、自らの体を作る食、何を食べるか? ですね。
2023年は国際雑穀年
International Year of Millets-
世界中で「雑穀」が注目されます!
つぶつぶ料理教室の2023年、
「雑穀のある暮らし」
してみませんか?
以下 大谷ゆみこさんからのメールを転送します。
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未来食つぶつぶ創始者
大谷ゆみこです。
食べることは生きるための必須行為です。
体を健全に運営するためには
生命のしくみと運営のルールに沿った食べ物を
体の状況に合わせて食べる必要があります。
しかし、
食事を単なる燃料、栄養剤ととらえる価値観や
料理を娯楽の対象とするあまたの刺激的な情報によって、
いつの間にか
料理は人まかせ、
工場まかせのものになりました。
さらに、工場で料理がつくられるようになると
料理してから食べるまでに時間差が生まれます。
その結果、保存料をはじめ、
固くなるのを防いだり、
味の変質を防ぐなどの効果のある
種々の化学添加物が必要になりました。
食べ物が私たちの口に入るまでに、
その栽培、保存、加工、流通などの全ての過程において
化学合成物質や化学薬品が
大量に使用されるようになってしまっています。
さらに、工場やレストランの都合に合わせて
季節を問わず求められる作物をつくるためには、
農業自体にも設備投資と農薬と化学肥料が必要になっていったので
こうした農法は
資金が必要なために、
経済効率や採算性の追求に追われて
農業全体が不自然なものになっています。
大資本による農業の工業化と
遺伝子組み換え食品の侵略も着々と進められています。
添加物漬けの食に警鐘を鳴らし続けている
食品添加物評論家の阿部司さんの話では、
現代の普通の食事をしていると
毎日10g以上、毎年4kgもの食品添加物を
体の中に入れていることになるそうです。
食は体の運営術の土台です。
いくらお金があっても、モノに囲まれていても、
出世しても、そのお金を使い、モノを活用し、
ステータスを感じる人生を楽しもうと思っても、
楽しむ主体であるあなたの体が壊れてしまっては全てが意味を失い
命を守る食ではなく、
工場で作る食品に囲まれた現代食生活の中で
いま見直すべきは、いのちマネジメントする手料理術なのです。
大谷ゆみこ