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ゆっころんのブログ

本との出会い「ぼくだけの山の家」

今朝、私はキャッツキル山脈の深い森のなかから帰ってきた。「ぼくだけの山の家」ジーン・クレイグヘッド・ジョージ著2009年3月初版、アメリカでは1959年春に刊行。

ここ野入から車で15分の257号線沿いに道の駅 ”アグリステーションなぐら”に

ご自由に「お持ちください」という図書コーナーがある。今までそこでどれだけいろんな本との出会いがあったことか。。。

6月8日「ぼくだけの山の家」に出会った。何気なくとった本だったが、ちょうど6月に孫11歳になる誕生日に贈る本を探していたところで、今朝読み終えた。

家族に宣言して家出して森のなかで暮らす少年の話。作者も少女のころ家出してすぐにもどってきてしまったが、図書館で得た知識、ナチュラリストで科学者だった父親から教わった動物や植物の話、アメリカで先駆けとなった鷹匠の二人の兄の影響もあり、森の中で生きていくノウハウを、サムという少年に託し心の中で育てた物語。

ゆっころんの息子3人に絵本はよく読んだけtれど、少年期の本は買った記憶がない。多分共働きやら学童保育などで余裕がなかったのだと思う。

今回少年期に読んで欲しい本は何かなと思いめぐらせていた時に、私自身が出会うことが出来た本。

「家出」そう、私も幼稚園で家出したこと覚えている。なぜしたのか?記憶にないしどうやってもどったのかも記憶にないけれど、思えばそんな頃に、そのような決意というか思いがあり行動するものかと、いまさらながら思いました。

この本を買った人は、メルヘンハウス・ブッククラブから入手したようです。2009年5月18日大1と記載あり。

書いた人、翻訳した人、偕成社という出版社、メルヘンハウス、大学一年生の人、名倉の図書コーナーに寄付した人をへて、私のの孫へ(ちょっと彼には早いかも?でも所どころフリガナもついている)と手渡すことができます。感謝! 自然の中に生かされている命を感じる人になってほしいと願って。

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