APLAがアジア太平洋資料センターと共催で、10月2日、
本日1回目開催されました。
驚いたこと2つ、嬉しいこと1つ
①「減農薬」はネオニコチノイドで農薬が半分以下になった! と言うことだった……!!!
②信濃毎日の記事(2020年1月16日) 長野県池田町の小中学生600人中、発達障害を含めて 配慮が必要な児童生徒が150人ほどいる! 1/4です。
嬉しかったこと1つは
学校給食を、無農薬の有機栽培で 生産された米飯食で賄う試みの実例
名古屋でも「名古屋の給食をオーガニック化する会」でがんばっています!
■ミオ・F・キハーノ (医学博士)さんのお話
フィリピンのバナナ農園でおきていること、フェアトレードの店を始めるきかっけにもなったバナナの生産者の人々が農薬で苦しんでいること、苦情も聞き入れられない威圧的な状況下での労働のことなど、書籍も前もって『甘いバナナの苦い真実』を読んでいましたが写真で現地の様子をみせてもらいました。
現地のお医者さんであり、元フィリピン大学医学部薬理学・毒物学科教授 農薬監視行動ネットワーク・フィリピン代表他 ミオ・F・キハーノ (医学博士)さんのお話で40年前から変わっていない。
パラコートやグリホサートなどの農薬からあらゆる部位にあらゆる症状がでていると調査報告がありました。
■田坂興亜さんからの報告
(国際農薬監視行動ネットワーク(PAN)の日本代表,、元国際基督教大学(ICU)教授、途上国から研修生を招き有機農業研修をする「アジア学院」校長)
・フィリピンから日本に輸入された バナナに残留していた農薬 東京都健康安全研究センター所報 2016年
バナナ果肉からも(皮でとまっていない!)有機リン系殺虫剤・ネオニコチノイド系殺虫剤検出
有機リン系殺虫剤(サリン事件関係のもの、目がやられる)
ネオニコチノイド系殺虫剤は、蜂の神経にダメージを与え、世界各地で、蜂の大量 死が起こっている。また、ヒトを含む哺乳類の脳の発達を阻害することが、最 近の研究で明らかとなった。
・学校給食のパンも!?
除草剤ラウンドアップの収穫 前の使用により、小麦や大豆の(ラウンドアップ の主成分である)グリホサート による汚染が日 本を含む世界中で発生している!とくに、アメリ カ、カナダ、オーストラリアなどから輸入される 小麦は、必ずと言ってよいほどグリホサート を 含んでおり、小麦から作られるパンは、給食に 供されているパンを含めてグリホサート による 汚染が検出されている!
・農水省がみとめたネオニコチノイドを使用の「減農薬」
「減農薬」というまやかし
「甘いバナナの苦い現実」の本の6章(p.273)に 「減農薬栽培のエコバナナ」という記述がある。 しかし、調べてみると、ネオニコチノイド系の危 険な農薬を使用していても、「減農薬」とされて いる場合があることが判明した。
ネオニコを使 えば、「従来の農薬使用量の半分以下」で防除 効果があるため、農水省は、ネオニコを使用し て生産されたコメを「減農薬米」として市場に出 すことを認めている!
・信濃毎日の記事(2020年1月16日) 長野県池田町の小中学生600人中、発達障害を含めて 配慮が必要な児童生徒が150人ほどいる! 1/4です。
・学校給食を、無農薬の有機栽培で 生産された米飯食で賄う試み
給食に、農薬で汚染された輸入小麦を原料とす るパンの代わりに、有機、無農薬で生産された コメを用いる方針を決め、その実施を始めてい る千葉県のいすみ市!民間稲作研究所の稲葉 さんの技術支援のもと市長が先頭に立って、い すみ市内の小、中学校の給食をすべて無農薬 米で賄うことが実現した!
同じく千葉県の木更 津市でも、学校給食の有機米への転換の試み が始まっており、
東京都世田谷区でも、検討が 始まっている!