KENYA マトマイニのフェルトアニマル展+菊本照子さんのお話を伺いに菊本さんに会うために、久しぶりに京都まで出かけました。
フェルトアニマルとの出会いは、2年ほど前に串原の山のハム工房「ゴーバル」さんにフェアトレードの話をしにでかけ、その時に頂いたのがかわいいホロホロ鳥のフェルトアニマルでした。南アフリカで見たこともありなおのこと可愛かった。
それから風”sでも取り扱っています。
お話の始めは
アフリカの地図が写され、ドンパチしている赤い印されているところのアフリカ事情の話。そのなかにベビー・ファクトリーの話もありました。今尚多くの地で紛争が起きている。
そんなアフリカ、ケニアの地で30年以上くらしている菊本さんは、自然と人々の多様性が魅力と言われます。ケニアの首途ナイロビの平均年齢は67歳障がい者3%。
フェルトアニマルは10数年かけて誕生。はじめからカラフルではなかった。動物の色からしてモノトーンのようになって作られていたのだが、ある時誰かのアイディアで誕生したようです。それからは人気商品として輸出しています。
1977年貧しい女性たちと「グリーンベルト運動」という植林活動を開始したワンガリ・マータイさんとの交流もあり、今後の夢としてはこのグリーンベルト運動の活動をしたいという気持があるということです。
マサイ族の話など、一人一人の人生と菊本さんが関わってきたことの話を聞くことができました。
来年の秋には、菊本さんに是非、名古屋でのお話会をしたいとお伝えしたところ、名古屋には開催されたことがなく、行きたいと思っていました! ということでした。一人の女性の生き方を見せて頂いた日でした。
以下は、堺町画廊の案内から
お話:「ケニアのマトマイニ(希望)を育てる」
11月13日 14時~15時半
参加費:1000円 ケニアのチャイ+お菓子付き
1987年から30年以上続くマトマイニチルドレンズホーム。
多くの孤児たちを育て、その卒園生と共に、貧しさ故に子どもを困窮状態に追いやるスラムのシングルマザーの自立支援に力を注いでいる菊本照子さん。菊本さんの帰国に合わせて、フェルトアニマルの展示とお話を聴く会を開きます。
今のケニアの事情からフェルト工房のことなど、様々なお話を聴きます。
フェルトアニマルはスラムのママたちがケニアの羊の毛で作り、世界中で愛されるヒット商品となりました。
「ケニア山麓の羊農家から原毛を購入し、洗って干し、染色し梳いて、最終的に象やキリンなど動物やアクセサリーに仕上げる作業には忍耐と努力が必要です。「私は学校に行けなかったけど、この手で物を作り売ったお金で子どもを学校に行かせられるわ」とドゥンガドゥンガ(フェルト針でチクチク刺す動作)の手を休める間もなく、みな懸命に取り組んでいます。
1日1ドル以下で生活する貧困層が60%を越える貧困国ケニアで、5ドル以上の日当を手にして颯爽と家路につくママはたくましい一家の大黒柱です」