https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/11/19/gmo-labeling/より「遺伝子組換えでない」という表示ができなくなってしまうかもしれないと聞きました。本当ですか?
残念ながら、その可能性が高いです。
遺伝子組換えでない作物をどんなに頑張って分別しても、生産や流通の過程でどうしても遺伝子組換えのものが混入してしまう可能性があります。これを「意図せざる混入」といい、日本では5%までと定めています。現在は、5%までなら、遺伝子組換えのものが混入していても「遺伝子組換えでない」と表示できるのです。
ところが、2017年度に消費者庁が設置した「遺伝子組換え表示制度に関する検討会」で、「遺伝子組換えでない」表示を認める混入率を、現行の5%から「不検出」に引き下げるという報告(※3)がまとめられました。今の技術なら混入率をほぼ0%まで検出できるし、混入しているのに「遺伝子組換えでない」と表示するのは誤認を招くという意見が出たためです。
※3:消費者庁「遺伝子組換え表示制度に関する検討会報告書」
表示義務のゆるい日本では、たとえ100%遺伝子組換え原料を使っていても、「遺伝子組換え」とは書かずに済むケースがほとんどです。それなのに、手間も費用もかけて非遺伝子組換えの原料を調達したほうは、「遺伝子組換えでない」とは書けなくなるかもしれないのです。
以上https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/11/19/gmo-labeling/より
この遺伝子組換え表示に関しては、有機農業についてもいえますね。手間と費用をかけてオーガニック表示をつけさせるより、化学肥料や農薬を使用としたほうが手間や便利さを利用しているのだから表示すればいい。
12月3日「食で子どもの未来が変わる!」講演会
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第5回 2019年 10月7日 勉強会・「甘いバナナの苦い現実」6名参加
第6回 2019年 11月18日 勉強会・モンサントの「不自然な食べもの」