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ゆっころんのブログ

空気のように、水のように、太陽のように、大切な日本の憲法を勉強しました。

第三次世界大戦が起きたら核戦争、地球は環境破壊より先に自滅。

日本はさきの大戦で中国・台湾・韓国・タイ・インド・フィリピンなどアジア諸国の人びと約2000万人、日本の人約300万人の命を奪った反省の上にできた日本の憲法は、世界の憲法学者からはダントツ一番人気。奇跡のような状態で生まれた憲法を手放す手はない。

戦後の日本経済の発達に海外進出、それも侵略した国々にでかけて経済発展を遂げているが、工場など操業を受け入れてくれるのは日本はもう戦争はしないという九条があればこそ。

今の日本の憲法を変えようとする、戦争ができるようにしようとしている日本を世界の人びとは固唾をのんで見守っている

九条は核戦争の防波堤になっている。

押しつけではない日本の憲法は、発案者は幣原(しではら)喜重郎元首相である資料群を、日米独の市民ら169人が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に共同申請をした。

荒井潤さん

その共同申請者の一人で資料群の調査をした作家の荒井潤さんのミニライブとトークショー&近藤真(岐阜大学憲法)のミニ講演が7月22日正文館書店5Fホールで26名の参加者で開催され、憲法について学ぶ日を持つことができました。

近藤真さん

東京新聞(7月8日)によれば

2017年7月7日(現地時間)、国連で核兵器の保有や使用を禁止する「核兵器禁止条約」が採択された。国際社会で比較を訴えてきた代表的な国がニュージーランド。30年前「非核法」を制定し、米国との対立の辞さず非核をけん引してきた。東京新聞の書面取材によると、同法には日本国憲法九条も生かされていることや、政治の動きに関係なく国の基本方針として定着している。つまりニュージーランドの政権が交代しても「非核法」は動かず定着しているとのことですが、これは国民の支持があってのこと。

条約の署名は国連本部で9月20日に始まり、50ヶ国が批准してから90日後に発効する。不参加は、米国・英国・フランス・中国・ロシア・インド・韓国・日本など。

資料や書籍の紹介もありこれからまた学んで行きたいと思う。近藤真さんの話ももっと聞きたい~と思いました。「それ マコト?」、また彼の東海高校での活動など聞く「マコトの人生」を若き学生さんたちと一緒に聞いてみたいとふと思うのです。

インターネット署名をする行動表明

「9条を世界記憶遺産にする」とは

当日のチラシより

…..皆さんは、これまで9条はマッカーサーが提案したと思っていたのではありませんか。

実は、マッカーサーはアメリカの議会で、提案者は幣原だと宣誓証言していますが、肝心の幣原本人の証言がありません。

唯一の日本側の証言は、幣原の側近だった平野三郎元衆院議員(後の岐阜県知事)により1964年の憲法調査会に提出された、世に「平野文書」と呼ばれる有名な文書だけです。それは平野三郎が幣原喜重郎の死ぬ10日ほど前に、病床で本人からの証言として聴きとったとするものです。

この平野文書において幣原喜重郎は、マッカーサー回想録に示された内容とほぼ同じ内容の主張をしています。伝聞証拠ではありますが、9条提案に至る幣原の平和思想を表現した貴重な憲法調査会の証拠採用文書といえましょう。

憲法9条の提案者が幣原であることはまず間違いないとしても、日本側には伝聞証拠しかありません。それゆえ憲法の学界通説は慎重を期して9条の提案者については日米合作説をとっています。一部にマッカーサーが真の9条提案者だとするマッカーサー提案説もありますが、マッカーサー宣誓証言や平野文書が偽証罪だとする立証に成功しておらず、信憑性がありません。

かくして「9条を世界記憶遺産にする」とは、この合作説に立って、マッカーサー・ノートなど多数のアメリカ側の証拠文書および平野文書などの日本側の証拠文書を世界記憶遺産として登録することなのです。

主催:憲法キャラバンぎふ・あいち  (洋子さんメッセージより)

 

ミニ・ライブとトークとミニ講演とフェアトレードのコーヒータイムでの交流。オーバービーさんと親交のあった洋子さん&フェアトレード・エコショップオゾンのてるこさんのお手伝いをしたゆっころんの報告でした。とても大切な企画だと思いました。世界、地球の誇る憲法に空気のように守られてきたことを改めて感じた1日でした。

 

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