フェアトレード・チョコレートは10月20日より販売・販売店募集中! フェアトレード・ショップ風”s 

フェアトレード・ショップ風”sへの秋の訪れは、お客様からの「チョコはまだ?」「チョコはないの?」という声が多くなる時です。
日差しはまだ晩夏の名残りも感じられますが、木々の木の葉はもう秋への旅立つ準備も整いつつあるようです。
2015年9月19日 久屋大通公園で名古屋はフェアトレード・タウンに認定されました。中日・日経・朝日・読売各紙にも掲載されました。
★2009年6月に「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)」を発足させ、
★★2011年11月に「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」を1年開催、その後他の団体に呼びかけ、
★★★2013年1月に「フェアトレード名古屋ネットワーク」を発足させました。
6年の月日をへて実現した熊本に続いて日本で2番目のフェアトレード・タウン。これから名古屋市民は、フェアトレードを知る機会を得て、
「共に生きる、共に生かされる」思い、「お陰様で」という思いで暮らせる街になり、この街に暮らせることの幸せを感じたいですね。
さて、フェアトレード・ショップ風“sも今年で20年目を迎えました。皆さまのおかげです。ありがとうございます。
ピープル・ツリーのフェアトレード・チョコも20年近くになります。日本ではいち早くフェアトレードのチョコを販売、
当初4種類ほどでしたが20種類になりました!
大切に、大切な時間に食べたい、フェアトレードを伝える、意味のある美味しいチョコの販売をしてくださるお店も募集中! 土井ゆきこまでご連絡下さい。090-8566-2638

訃報 2015年10月15日朝 関戸美恵子さん他界されました 合掌

起業支援家
関戸美恵子氏
NPO法人起業支援ネット・代表理事

1947年京都生まれ。大学卒業後は名古屋で高校教師に。出産を機に退職。めいきん生協理事を経て、44歳の時「ワーカーズ・エクラ」を設立、起業支援に本格的に取り組みはじめる。98年ワーカーズ・エクラを「起業支援ネット」に改組、99年特定非営利活動法人に。代表理事を務める。

「忘れられない贈り物」を私に贈ってくださった関戸美恵子さん

私が関戸さんに会った時は、髪型もポニーテールだった。しばらくポニーテールがトレードマークだった。いつしかショートカットの髪型にも慣れた。

私は1996年5月に愛知県女性総合センター(ウィルあいち)の1Fにフェアトレード・ショップ風”sをたちあげました。中部地区では初めてのフェアトレード・ショップ。そこへたどりつくまでには、関戸美恵子さんの起業を支援する「ワーカーズ・エクラ」で指導を受けました。フェアトレードの話を始めて聞いたのは、関戸さんの講座です。1993~4年の頃。この間2~3年は「ワーカーズ・エクラ」に通い起業という「生き方」を模索していた。迷った時は、起業理念に戻ることなど学びました。

ウィルあいちのテナント募集に応募。「早口で話さない、審査員は中年の人だからカタカナは余り使わないほうがいい」などのアドバイスも受け面接に望みました。

その後は98年ワーカーズ・エクラからNPO法人「起業支援ネット」が生まれるまで理事を2年ほど担当。ちょうどその時の大切な会議の時、京都から実の母親を呼びその介護の中、母親の気になる容体の時に、関戸さんが会議に出るか出まいか迷っていたら、お母さんからは「会議に行きなさい」ということで出席したと話されていました。起業にかける子を思っての親でありその子の姿でした。

実の親と、同居の親と子育てもしながらのNPO法人「起業支援ネット」を立ち上げ、念願の起業学校も立ち上げ10年以上になり、私の「なふたん」のメンバーや知人も何人かこの学校でお世話になっています。

年老いたら起業した人たちを訪ね歩く旅がしたいと言っていた関戸美恵子さんは10月7日に自宅で倒れて15日に遠い旅へ旅たたれました。享年69歳。私と同年代の美恵子さんは私の大先生。ありがとうございました! 美恵子さんに出会えて今の私があります。

9月19日、私が2009年6月にたちあげたフェアトレード・タウン運動がたくさんの人のおかげで運動が実り中日・日経・朝日・読売にも掲載され、そのことを知って頂いたことを今思えば嬉しい!きっと喜んで頂いたと思います。見届けて頂けたこと本当に感謝しています。

起業して20年、ひとつの節目の2015年9月19日フェアトレード・タウン名古屋の誕生!

同じ年に、その1ヶ月後に関戸美恵子さんと別れがあるとは夢にも思わなかったけれど、命は限りあるもの、残された私たちは意志をうけついでいくことが目にはみえなくとも関戸さんの存在する意志です。

2週間くらいまえに頂いたある企画に私を呼べなかったお気遣いのための電話が最後でした。声が聞けてよかった。

私にとって伝説の人になりました。
「忘れられない贈り物」の贈り主です。

ありがとうございました!

ご冥福をお祈りします。

10月10日ネパールよりラム・カリ氏来名 講演「フェアトレードは女性たちの生きる力!~ネパール大地震を乗り越えるために~」

10月8日「スタッフの一言日記より」
今日はペルーの最上級ベビー・アルパカのネックウォーマーが2点と、
ネパールのニットベストが売れました。
冬の気配も…….。
本日よりネパールのクムベシュワール職業訓練校の展示も開始。
ネパール大地震から半年近く
今こそ、フェアトレードで!
この冬のぬくもりは、ネパールの人にも、私たちにも暖かい
フェアトレードの手編み作品でこの冬を過ごしましょう!
★ネパールのコーヒーはここくらいしかない!といって
わざわざ買いにきてくださったスーツの男性や、コーヒー豆を求めて
車いすで来店してくださる方もみえました。
18時から始まるという講演会にいらした女性の方がたが先ほどまで
お店を見てくださり、ガーゼショールやピアスなどを買って下さいました。
外が寒かったということで、ショールはそのまま付けていかれました。
■10月10日の講演会のお知らせです。参加お待ちしています~~~!!
ラム・カリ・カドカさん(フェアトレードグループネパール共同事務局長)

ラム・カリ・カドカさん(フェアトレードグループネパール共同事務局長)

2015  シャプラニール全国キャラバン in Aichi
フェアートレードは女性たちの生きる力!
      ~ネパール大地震を乗り越えるために~
2015年4月、ネパールを襲った大地震は甚大な被害をもたらしました。
多くの人々が家族や家を失い、寺院など歴史的建造物が崩壊し
観光産業にも大打撃を与えました。
復興が難航する中、今人びとの暮らしはどのようになっているのでしょうか。
ネパールのフェアートレード団体WSDOの創設者・代表Ram Kali Khadka氏が来日
ネパールの現状, 女性たちを取り巻く状況や自分自身の生き方などを話します。
【日時】 2015年10月10日(土)14:00~16:00
【会場】 ウィルあいち  名古屋市東区上竪杉町1
【定員】 35名
【会費】 1000円 (当日 1300円) コーヒー付    マイカップ持参ください
【申込】 申し込み: フェアートレード・ショップ風″s  土井
052-962-5557
huzu■huzu.jp(■は@)
【主催】 シャプラニール愛知ネットワーク (E-mail: shaplaneer.aichi■gmail.com)
 shaplaneer.aichi■gmail.com
【共催】 名古屋をフェアートレード・タウンにしよう会
中部フェアートレード振興協会

武力ではなく、フェアトレードで平和をつくろう。 パレスチナ・オリーブ通信第57号より

パレスチナ・オリーブ通信第57号 2015年8月27日発行

パレスチナオリーブ通信57号s

コフル・カナ村での家屋破壊

4月上旬、村外れの家が壊されました。夜中の2時半に多数のイスラエル警察が、タレク・ハティーブさんの家に来て、家族を追い出し、大型重機で家を破壊したそうです。タレクさんは、仕事は建設作業員で、妻と幼い二人の子どもと家に住んでいました。屋根を付けたいと何年もお金を貯めていたそうです。

この家は村の計画境界線から数メートルはみ出していて、2年前に破壊命令を受け取っていました。その後、ハティーブさん家族と村の支援者は、破壊命令撤回を求める手続きを行い、破壊命令は理由がないということで、撤回が決まっていました。ところが正式に破壊撤回の手続きが行われる前に、強制執行されてしまったのです。….

このようなことは、東エルサレムを含むパレスチナ地域(ガリラヤ地方、ワディ・アーラ地方、ネゲブなど)各地で、毎日のように起きています。

ナーブルスの状況

・・・・・・イスラエル人入植者によって、本当に不安定で危険な状況にある。入植者は武装しているが、コントロールされていない。彼らは、パレスチナ農民に暴行し、家や財産を破壊し、多くの森や農地を焼き討ちしている。そして、幹線道路でパレスチナ人を脅かし、買ってに自分たちの検問所をつくり、人々の通行を阻止している。』 以上パレスチナ・オリーブ通信第57号より

まだまだガザ攻撃から1年の報告などもありますが、やりきれない気持ちです。もう何年も前15年以上にもなると思いますが、パレスチナ現地からのメールが、ある人を経由に私のところにも届いてきていました。

そのレポートによると、パレスチナ人の家に 突然電話がかかり、今から家を壊すと通知される。 そしてビルのようなブルトーザーで壊される。また他に印象に残っているのは、イスラエル兵が家に来て、隣の家に行くのに壁を壊して行く..などの話は今も消えずにこころ残っています。

映画「ジェニン・ジェニン」では「壊されるために家をつくるみたいなもんだ」とパレスチナの人の言葉がこころに残っています。

ドキュメンタリー映画『ルート181』ではもともと隣人として暮らして居たという。それが軍の制服を着ると違ってくるという。

パレスチナ人の自爆に向かう二人の映画「パラダイス・ナウ」など、パレスチナ側からの映画が多いけれど、土井監督の「沈黙を破る」というイスラエル側からみたこの映画も心に多く残っている。8歳の女の子をパレスチナの自爆テロで失った、イスラエル人の父親が、憎む人生を送るのかそうでない生き方をするのかと考え、イスラエルのなかでも今の状態をよく思っていない人達の行動を応援している。憎む、憎悪は繰り返し繰り返し起こり、増幅してゆく。どこかで断ち切らなければ…。武力でも同じ。武力が武力を生む。戦争は最大の環境破壊。そんな簡単なことがなぜわからずいまもって続き、なぜ日本は武力で平和をつくると言うのだろうか?

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パレスチナ・オリーブ甲府事務所の皆川万葉さんは、パレスチナのオリーブオイルや石けん、また手刺繍のポーチなどの販売をし、パレスチナ・オリーブ通信で現地のことを伝えています。

昨日の怒鬼川氾濫にて、一瞬にして家が流されるなど、家を失う人の気持ちを現実的に捕らえることは難しいほど、痛ましいことです。パレスチナのことは、通信などで情報を得ながら、オリーブオイルでつながる心をフェアトレードにて行動してゆきたい。

040オリーブオイル

風”sでもパレスチナ・オリーブのオリーブオイル、石けん、手刺繍ポーチなど取り扱っていて人気です。タブレット入れの素敵な刺繍のケースがあります。

風”sのあゆみとプロフィール

9月1日~6日まであいち国際女性映画祭がありました。

ウィルあいちの大イベントも終わり、ちょっとペーズがもどりつつあるなか、9月3日長崎の外国語大学の先生、昨日9月9日は大阪大学のフェアトレード活動の学生さんたち、9月16日は東大生、9月17日は北海学園大学の学生さん達27名がインタビューにみえます。というところでプロフィールを掲載しなければと思い、この7月からリニューアルした風”sのブログの「風”sのあゆみとプロフィール」に今まで寄稿したり、会報誌で紹介して頂いたものを掲載しました。

風”s 20周年、あいち国際女性映画祭期間中 衣類20%OFF他 有り難うWeek

お陰様でフェアトレード・ショップ風”sがウィルあいちの1Fにオープンしたのは1996年

今年2015年5月30日で20年目を迎えました。

9月1日~6日 「あいち国際女性映画祭」が開催されます! この期間中

♡衣料品(以下のもの除く)  20%OFF 手仕事は命の仕事、フェアトレードの作り手の思いを受け取って着込んでほしい….

♡アルパカ・冬物衣料&小物、オーガニックのTシャツ&下着は  

10%OFF  この機会にこの気持ち良さと、地球環境に及ぼす影響への思いを感じてください。

♡インド「セイワ」のチカン刺繍のブラウス・ワンピース・スカートなど  30%OFF=♡インド「セイワ」のチカン刺繍のブラウス・ワンピース・スカートなど  30%OFF 次への仕事づくりのために….。

あいち国際女性映画祭期間中

オーガニックの風”s「未来食野菜弁当」880円(本体価格)予約受付中

お弁当

フェアトレード・ショップ風s  http://huzu.jp/
土井ゆきこ
052-962-5557(休館日のみ休み)090-8566-2638
〒461-0016名古屋市東区上竪杉町1ウィルあいち1F
http://www.nagoya-fairtrade.net/
huzu■huzu.jp  (■は@)

 

極小カエルが、とかげの上に….。

街にいるとほとんど昆虫をみない。そんなことも気にしない街の暮らし。

一方、稲武で出会う小さな生き物たち。カエルも、ミツバチも、バッタも大きさも随分ちがう色々な種類をみかける。

IMG_5709みつばち

今日出会ったのは石の上にいたトカゲ。 しっぽを巻いた姿が美しいとみとれていたら、そのうえに「ゴミ?」かな~と思ってよくみたら、小さな小さなカエル。

IMG_5711トカゲ IMG_5713極小カエル種類なのか赤ちゃんなのかわからないけれど、極小のカエルでした。

 

 

 

 

蝶々やトンボも行き交い、ふと見るとコオロギもいて、いろいろな生き物が生きている稲武はもう秋の気配でした。8月も終わりの稲武でした。

IMG_5695アザミ

                              IMG_5705稲武の森

8月20日中日新聞「積極的平和」を提唱したガルトゥング博士の記事

8月20日ガルトゥング博士の「積極的平和」

8月20日ガルトゥング博士の「積極的平和」

ず~っと気になっていたアベサンの誤用「積極的平和」

ガルトゥング博士来日とそのコメントが中日新聞に掲載されてほっとした&やった~と思った今朝。

平和学の第一人者で「積極的平和」を提唱したノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング(84)が19日来日し、中日新聞のインタビューに答え、博士は安倍晋三首相が「積極的平和主義」との言葉を繰り返し使っていることに「おそらく安倍首相の『積極的平和主義』は日本の軍事的な同盟をベースとしており、日本が米国の戦争を一緒に戦うことになる。私の『積極的平和』とは違う」と懸念を示した。

博士は1969年の論文で、単純に戦争のない状態を「消極的平和」とする一方、貧困や差別などを構造的な暴力ととらえ、これらのない社会状況を「積極的平和」と定義した。

★福岡市の映画配給会社「ユナイテッドピープル」の社長関根健次さんが招いたということです。嬉しいです。