10月8日9日 フェアトレード ”ピープルツリー”秋冬 展示会「来て、着て、見て~」 東区正文館書店本店5Fホールにて《無料》

『Planet』プラネット(宇宙)をテーマにした今年のピープルツリーの展示会です。

夜 空を見上げていますか?

10月3日稲武にて

10月3日稲武にて

朝 露に光る宝石がちりばめられた草花を見ることはありますか?

フェアトレードショップ風”s(ふ~ず)正文館店がオープンして4ヶ月が過ぎました。移転して21年目に入った風”sのコンセプトの一つに、見えないものを感じる、壮大な宇宙、大地の下や、体の中の微生物の働きなどいろいろな不思議に生かされていることに心を馳せること。オーガニックホリスティックに暮らすことが平和につながると思っています。

このたびピープルツリーの協力を得て名古屋で展示会をすることになりました。テーマは『Planet』

フェアトレードの手作りの洋服は、手織りに、木版画やシルクスクリーンや手書きの刷毛などで模様を施し、手刺繍も素晴らしく、職人さんたちの心も一緒に織り込んだ衣類です。カタログではその良さは充分には伝わらないので、是非

「来て! 着て! みてください!」

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「フェアトレードが正文館にやってきた! Ya! Ya! Ya!」

フェアトレードによる持続可能な生活を提案&展示&販売

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

日本でフェアトレードを展開して25年のピープルツリー
2016年秋冬のテーマ宇宙に浮かぶ地球に思いを馳せる
『Planet』のカタログから衣類・雑貨などを展示、他団体の展示もあります。

【日程】        2016年10月8日(土)9日(日)

【時間】        10時半~19時(8日)  10時半~18時(9日)

【申込】        特になし

【場所】           名古屋市東区東片端49正文館書店本店5F

東片端交差点(地下鉄高岳1番出口から北へ歩5分)

【会費】             無し

【定員】             無し

土にもどる自然素材
子どもたちを学校に行かせたいという
途上国のお母さんたちの思いで丁寧に作られた
手仕事の服や、雑貨を手にとってみる展示会
私たちはモノにあふれて生活してます。
ふりかえるヒトトキを過ごしてみませんか?
時にピースローソク(ピース・スロー・ローソク)を灯し
日々、めぐりめぐって「お陰様」という気持ちで生きていけたら
平和な世界がきっとくる。
★フェアトレード入門講座:10月8日(土)11時~11時半(無料)
 要申し込み=定員5名
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 ★フェアトレード・カフェコーナー(無料)
フェアトレードのお茶を飲みながらゆっくりお過ごしください。

 

マイクロビーズ 世界の海に流れ出る1日800万トンのプラスチック~グリンピース Newsletter 2016 summerより

どこからか流れ着いて開いた花〈稲武にて)

どこからか流れ着いて庭に開いた花〈稲武にて)

グリンピース Newsletter 2016 summerより

歯や肌をきれいにするために歯磨き粉や洗顔フォーム、ボディソープなどのパーソナルケア用品に配合されているスクラブ(こすって磨く意、研磨剤)の一部は、マイクロビーズと呼ばれる小さなプラスチック粒。小さすぎて下水処理段階で取り除くことができないままに海に流出、海洋生態系にとりこまれています。

東京湾で今年行われた調査でも8割のイワシの体内から微小プラスチックがみつかり、マイクロビーズも含まれていたことが判明しています。

★中日新聞でも4月下旬に掲載されていました。この記事を読んで、以前見た映画を思いだした。地中海だったと思うけれど、海岸ちかくに高く積み上げられたゴミの山、それらはいつしか波にさらわれ消えていく。ゴミ処理が十分でない国はまだまだいっぱい。先進国でビニール処理するシステムがあってもそれを上回るビニールの消費があったら同じこと。基本、出したゴミが土にもどることができないものはできるだけ手にいれないこと。食生活の手作り、測り売りなどへ一歩でも歩きだしたい。

記事より

「大きさが五ミリ以下の微細プラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれる。レジ袋などのプラスチックごみが紫外線や波で砕かれてできたと考えられ、東京湾をはじめ日本周辺の多くの海域で浮遊していることが確認されている。2050年までに魚の総量よりプラスチックのほうが多くなる….。」

中日新聞 海の日から

「…..海洋ごみの約70%を占めているプラスチックごみは、やがて太陽の熱や紫外線、波の力などで細かく砕けていきます。
そのうち、大きさが五ミリを下回ったものが「マイクロプラスチック」と呼ばれます。その微細片は消滅することなく海中を漂い、全世界の海域へ拡散していることが確認されています。
こうなると、もはや回収は不可能です。しかも、やっかいなことに、マイクロプラスチックは海に溶け込んでいるポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質を吸着します。それを魚や貝がプランクトンと間違えて食べる結果、有害物質が濃縮され、食物連鎖を通じて生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されているのです。
問題は、もちろん、身近なところでも起きています。東京農工大の高田秀重教授らの調査では、東京湾で捕れたカタクチイワシの八割近くの内臓からマイクロプラスチックが検出されています。
海洋生態系のみならず、人間の健康にも影響しうるとして、先進七カ国(G7)としてプラスチックごみの問題に取り組む方針が昨年、ドイツで開かれたエルマウ・サミットの首脳宣言に盛り込まれました。…..」

★各国政府によるマイクロビーズ禁止法が必要、そして消費者の立場からマイクロビーズを避け「マイクロビーズを廃止して欲しい」という声を企業に伝えることも解決の一歩とグリンピースは述べています。

買い物袋のプラスチックも、風化して極小プラスチックになりゴミとなりやがて海へ…..

10回に1回でも断りましょう。私は10回に9回くらい断っています。たまに、いかしかたなく受け取る時もでてきますが、なにも考えないとどんどんたまるビニール袋です。

ビニール袋を断った人がいたら

「ビニール断った人、かっこいい!!」ってなるといいね!

「フェアトレードの品選ぶ人、かっこいい!!」って。

「むやみにモノを欲しがらない、買わない人かっこいい!」

「地域で購入できるものは、できるだけ地域で買い物する人かっこいい!」気軽にできるネット販売購入は結果、今のわたしたちの暮らしに陰りを落とします。気がついた時は遅いかも?便利さの落とし穴にはまらない人かっこいい!

「手仕事する人かっこいい!」

「大地とともに生きる人かっこいい!」

「自給自足をもとめシンプル生活する人かっこいい!」 かっこよく生きたいゆっころんです。

 

「風のたより」を179号まで発行してきました。93号を読み直して….

2016年6月に正文館書店に移転してから毎月1回「ふ~ず新聞」を発行しています。

1996年にフェアトレード・ショップを初めてから月1回「風のたより」を発行してきました。

初めは封書で送っていました。夜中に北郵便局まで持っていったことを思い出します。たぶん数百枚送っていたと思う。

裏紙を整理していて93号を読みました。今も通じる13年前のたより、辻信一さんの講演を東京で聞いた時の記録です。もう一度是非読んで欲しい。そして何も変わっていない現在、再度

二つのタイムフレーム (1)産業経済時間と(2)自然の時間を考えてみたい。

アフリカの樹の上から降りてきて、旧石器時代の人々が歩いてべーリング陸橋を渡り北米大陸に永住の地をみつけるまでの出来事が緻密に描写され、一万年という当方もない前の人々暮らしが想像できる。常に納得のいくまで話あい、数々の学びを歌いつぎながら暮らす人々がいて、今の命が受け継がれている「時間」を考えるのには、おすすめの本です。単行本でもでています。風”sにも置く予定です。

風のたより93号 http://www.huzu.sakura.ne.jp/b_pdf/2003/tayori_93.pdf

 

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1998年に屋久島に行った時、翻訳の星川さんの奥さんから紹介され購入、半分くらい読んで閉じて18年、最近再開、読み終えたあと、又初めから読みはじめて一通り読み終えた。本は繰り返し読める。いいです!!学ぶことがいっぱいの本です。

初め読んでとても心に残ったのが訳者星川淳さんのあとがき

「残さない文化」

先住民のアメリカの旅で目を開かされたことの一つは”残さない文化”の価値だった。われわれはこれまで、ピラミッドやタージマハールや法隆寺といった壮大華麗な遺産ばかりに目を奪われ、足跡さえ残さず生き続けた民族や文化を無視・軽視・蔑視する傾向があった。しかし世界各地には、何千年・何万年に渡ってほとんど手つかずの自然環境を残すことを心に砕いてきた人びとがいる。そのかわり彼らが誇るのは、そうした意図的選択のもとに生命ある地球と末永く共存していく知恵であり、理解であり、学びなのだ。本書の一族と〈太陽の民〉との葛藤にはそれがみごとに要約されている。その意味で〈歩く民〉の物語は”残さない文化”のもっtも洗練された遺産の一つといえるかもしれない。

そして「日本国憲法」とつづく

しかも、この遺産は思わぬ形でわれわれと直結していた。かって〈歩く民〉が、日本列島の縄文人と隣どうしだったというだけではない。彼らの遠い子孫につながるイロコイ連邦は、アメリカ合衆国の独立と建国、そして合衆国憲法制定に多大な影響をおよぼし、それらを通じて一八世紀以降の民主化に計り知れない貢献をしてきたからだ。「アメリカの押しつけ」と嫌う(現在はそうではないとわかっている=土井)向きもある戦後の日本国憲法は、はからずもその理想に近く、じつは服(まつろ)わぬモンゴロイド自由民から手渡された未来へのバトンだったのである。これについては拙著『環太平洋インナーネット紀行」(NTT出版)第3章で掘り下げているので、是非併読いただきたい。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::またこの物語=本書が始まる、その物語は一人の女性の行動による。その話もとても興味深い、その人の名はツィリコマー(明るい春)。訳者の後書きには、彼女の行動の五世紀後、1993年ツィリコマーの子孫がたんねんに受け継いだ口承史が英語で出版された。その人は、ローラ・アンダーウッド(故人)、日本へ見えた時は東京まで講演に行ったことも思いだします。

ふ~ず新聞2016年9・10月号

ふ~ず新聞9月-1

2ふ~ず新聞9月-

 

夜風に吹かれながら、本を読む┝
最高の贅沢のできる季節になってきました~
フェアトレードは地球上に生きる上で
知っておきたい多くのことへと私たちを導いてくれますが、そのきっかけとなるのが、ひとつひとつの商品であり、
知識を深め、さらなる行動へと導いてくれるのが本
だとおもいます。(風”s店内の本も増えました♪)
今回ご紹介するメキシコ「マヤビニック・コーヒー」も
そのひとつ。私たちを歴史の世界へと誘ってくれます。
マヤビニックとは現地ツォツィル語で「マヤの人々」という意味。このコーヒーからみえるのは、どんな物語でしょうか?
なふたうんのイベント講師(本紙左下参照)として名古屋に来てくださった、マヤビニック・コーヒーの育ての親、山本純一さんにお話を伺いました。

新聞3

山本先生はサパティスタ国民解放軍の研究者。この研究をきっかけに出会った、コーヒー生産者(マヤビニック組合長)から、「 1982年にアメリカがコーヒー協定を自由化し、コーヒー価格が低迷したことで困っているので、販売を手伝ってほしい」とメールを受け、大学のゼミ生たちとともに、フェアトレード・プロジェクトを立ち上げられました。

 

マヤ系先住民のつくる、雄大な自然に育まれた
フェアトレードコーヒー

①育つ土壌がよい②完熟した豆を手摘み③焙煎までの加工過程がキッチリ

〈人間の尊厳を問うゲリラとコーヒー〉

マヤビニック生産者協同組合(Maya Vinic)があるのは
メキシコの南、チアパス州。先住民の多く暮らす地域です。
豊かな大地で国内一位のコーヒー生産地ですが
メキシコの中でも経済的に最も貧しく、2ha以下の
零細農民が多いという特徴があります。
そんなチアパスが世界から注目されている理由は、
先住民を主体とするゲリラ組織、「サパティスタ」
国民解放軍の存在。 軍といっても、専業軍人
は一部で、残りは支持基盤である先住民の
共同体と彼らの主張に正当性を認めたメキシコ国内
外の市民および団体です。彼らの主張とはどのようなものでしょうか。

メキシコ地図

歴史をさかのぼること16世紀、スペイン人の侵攻により
メキシコ先住民は奴隷以下の扱いを受けながら、約500年間も虐げられ、そのために声を上げ闘ってきました。
メキシコ独立後も、自由主義的な近代政策の一環としての共有地の私有化や、独裁政権下での大土地所有者による土地収奪など、搾取される状況が続き
ついに1910年のメキシコ革命のとき、その後のサパティスタの名の由来となる貧農エミリアーノ・サパータが登場。

スローガンに掲げたのは「農民に土地と自由を」でした。このスローガンは結果、
革命綱領に結実するに至りましたが、保守派に主導権を握られ、サパータは暗殺、チアパスでの農地改革は不徹底に終わりました。(一部の農奴が解放されたことで小作農の技術が広がった)
こうして、1994年1月、NAFTA(北米自由貿易協定)が発効された日、
サパティスタ国民解放軍はチアパスで武装蜂起を起こします。
革命時のサパティスタが「自由と土地」を求めたのに対し、
これに加えて、先住民の文化と権利の擁護、メキシコの
真の民主化を掲げて、経済的なグローバリゼーションに反対
したのです。 政府側は和平交渉中にも関わらず、1997年には、チアパスの
アクテアル村で虐殺事件を起こすなどして先住民共同体を崩していきました。
こうした政府の対応への批判もあり、サパティスタの主張に正当性を認めた
国内外の市民・団体が、独自のウェブサイトを構築し、全世界へ発信した
ことで「インターネット戦争」といわれるようになったとされています。
サパティスタの目的は、先住民の権利復活のみでなく、世界それぞれ
の民族文化・社会の差異を認め合う共生。サパータ主義の共生の理念
は、普遍的なヒューマニティ、人間の尊厳で、「尊厳」という価値感情、
価値判断は「権利」とか「平等」という社会概念とは違って、自然
と関係づけられます。尊厳とは自然のあり方から人間が教えられたもの、

と山本先生は語ります。

情けは人のためならず」
この言葉には

①情け(施し)を他人に
かければ、いずれ自分の為にもなる
②情けをかけると、その人を駄目に
してしまう、の両方の意味があり、
フェアトレードはこのどちらも言える
、と山本語録。

読もまいコーナー(ご注文は注文は館書店本店へ)

●『インターネットを武器にした「<ゲリラ>~反グローバリズムとしてのサパティスタ運動』
山本純一(慶応義塾大学出版会、2002年)
●『メキシコから世界が見える』 山本純一(集英社、2004年)
● 『フェアトレードの冒険~草の根グローバリズムが世界を変える』 ニコ・ローツェン&フランツ・ヴァン・デル・ホフ(日経BP社、2007年)
●『フェアトレード—格差を生まない経済システム』(原題は Fair Trade For All) 』 ジョセフ・スティグリッツ(日本経済新聞出版社、2007年)←山本先生推薦

世界の60%のOCコーヒーはマヤビニックコーヒー200g 豆・粉830円

世界の60%のオーガニックコーヒーは、メキシコで栽培されている!

しかもほとんどがチアパス州とオアハカ州の小規模農家によって栽培!

昔はコーヒーを飲む文化はなかったけれど、優れた焙煎技術による6次産業化を目指し、今や現地チアパスでも生産者家族によって運営されるカフェを4軒構えているそうです♪

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展示会1

展示会2展示会3

メキシコの先住民は、南北アメリカ大陸の他の先住民族と同じく、氷河期にアジアからベーリング海峡を渡ってきたモンゴロイド系の民族が起源といわれています。先住民族といっても、同族意識があるわけではなく、現在でも60近い先住民系言語があることから、その多様性が窺えます。服の柄もさまざま♪

メキシコ服

9月1日中日新聞

あなたの12%は縄文人?という記事がありました。

「縄文人という集団ができた時期は、アメリカ先住民がアジアから分かれた1万5000年前より古く、2万年以上前にさかのぼるだろう。縄文人は日本列島で弥生時代以後の渡来人と混血し、現在の日本人ができた。12%という数字は、従来の研究より少なめの数値だ」と話す。縄文人の起源の地や、縄文以前の旧石器時代に日本に住んでいた人と縄文人の関係はまだ分からないという。

以下

なふたうん新聞No.83 9月1日号より

「一万年の旅路」翔泳社より
聞く耳をもったあらゆる地球の子どもたちへの贈りものとして、五世紀前〈知恵の道〉を歩みつつあった一人の若い女性が、この古代の学びのいっさいに関する責任を引き受け、一つの新しい世代が耳を傾けることを学ぶときまで、のちの世に伝えていこうと決意、その七世代目にあたるローラ・アンダーウッドがネイティブ・アメリカンの口承史を英訳し、星川淳が訳した本です。

アメリカ大陸に住むインディアンとも呼ばれるネイティブ・アメリカンの人々は、その昔ベーリング海峡が陸つづきだったころ、すなわちベーリング陸橋を渡り、アジア大陸からアメリカ大陸にやってきたモンゴロイドの子孫だという説が定着しつつあるという。

「一万年の旅路」はネイティブ・アメリカンのイロコイ族に伝わる口承史であり、物語は遙か一万年以上も前の話です。
1998年初版のこの本は、1996年風”sの店をオープンして間もないころ、屋久島へ行き出会った本。
人の名が〈遠い歩き手〉〈導く女〉〈知恵の女〉〈悲しみに暮れた男〉〈雪の冠〉など名前は人の成長によって変わっていく、また季節や時間のとらえ方も〈あまたの季節の巡り〉〈12の冬を越えた〉など今までに出会ったことのない言葉の流れが興味深く読み始めたものの厚さ3.5センチの本は気になりながらも途中で閉じたままだったのを、最近読み終えた。……続く

10月8日(土)9日(日)ピープルツリー秋冬新カタログ展示会開催 正文館書店本店5Fホール

正文館書店2Fに移転してはや3ヶ月

ウィルあいちへ研修にきたけれど、「店がない!」 と暑い中、帰りに正文館店へ寄ってくださったり、研修中に短い休憩時間をぬって来てくださったり、「も~店がないのなら研修には行かない」という人もみえたり、皆さんがウィルあいちに風”s我無くなったことを、残念がってくださってありがたいです。

昨日も、千種にある正文館と間違えてそこから50分ほどかけて歩いて東片端の正文館書店本店まで来てくださった知多にお住まいのお客様もみえました。

そんな、こんなで正文館書店にきてからの顔なじみのお客さまもできて、なんとかここまで継続できたことを本当に感謝しています。

*****お知らせ*****

「フェアトレードが正文館にやってきた! Ya! Ya! Ya!」

フェアトレードによる持続可能な生活を提案&展示&販売

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

ピープル・ツリー2016年秋冬号(25周年)

日本でフェアトレードを展開して25年のピープルツリー
2016年秋冬のテーマ宇宙に浮かぶ地球に思いを馳せる
『Planet』のカタログから衣類・雑貨などを展示、他団体の展示もあります。

【日程】        2016年10月8日(土)9日(日)

【時間】        10時半~19時(8日)

10時半~18時(9日)

【申込】        特になし

【場所】           名古屋市東区東片端49正文館書店本店5F

東片端交差点(地下鉄高岳から北へ歩5分)

【会費】             無し

【定員】             無し

土にもどる自然素材
子どもたちを学校に行かせたいという
途上国のお母さんたちの思いで丁寧に作られた
手仕事の服や、雑貨を手にとってみる展示会
私たちはモノにあふれて生活してます。
ふりかえるヒトトキを過ごしてみませんか?
時にピースローソク(ピース・スロー・ローソク)を灯し
日々、めぐりめぐって「お陰様」という気持ちで生きていけたら
平和な世界がきっとくる。
★フェアトレード入門講座:10月8日(土)11時~11時半(無料)
 要申し込み=定員5名
 ★フェアトレード・カフェコーナー(無料)
フェアトレードのお茶を飲みながらゆっくりお過ごしください。

 

ふ~ず新聞 8月号 Vol.3

8月s

 

  • 盆と中元● “盆”は仏教にもとづく儀礼で、詳しく言うと、“盂蘭盆(うらぼん)”といいますね。 この盂蘭盆の由来として有名なのが、サンスク

リット語のウランバナ< ullambana> =“倒懸(とうけん)”、つまり逆さ吊りに

されるという意味╂ 亡くなった人が逆さ吊りにされる苦しみから救うため、供え物をすれば、その功徳により現在の父母と七世の父母を餓鬼の苦し

みから救うことができるというものです。

しかし盂蘭盆は“器(うつわ)”、

つまり精霊に供える土焼きの食器のこと

を示すという説も有力で、そもそもウランバナ

ではなくイラン系のソグド人の言葉、ウルヴァン

<urvan>=“死者の魂”が語源ではないかとの説もあります。

日本では、『日本書記』推古天皇十四年(606年)に初めての盆行事

が行われたという記述があり、以後先祖代々受け継がれてきました。

盆の供養の対象は先祖の霊や無縁仏ですが、鎌倉時代以降になると、

生見玉(いきみたま)や生盆(いきぼん)といって、健在な両親に対して、

子どもたちが鯖(生魚)や米や小麦粉などを“持参”して“供する”という

習俗がみられるようになります。これが今のお中元に通じるものだそうです。

“中元”という言葉は、道教の上元(正月)・中元(7月)・下元(10月)の

15日が天上神を祈る日であることに由来しますが、日本ではとりわけ

中元が重視され、それが盂蘭盆と重なり合い、生見玉の習俗として

定着したと考えられています。

お中元は食べ物を贈り、同じものを食べる間柄であることを再確認する

ことが目的ともいわれ、共に食べることに意味があるとも言われています。

結婚して家を出た子どもが材料を親元へ持ち寄り、鍋を借りて

調理し、親に食べさせることを“ナベカリ”といいます。

お盆休みに帰省する際には、ぜひナベカリして手づくり料理を!

プラスチック容器ではなく陶器で!共にいただきましょう♪ そして、

忘れてはならないのが、日本のお盆は太陽暦の採用で奇しくも、

終戦記念日にあたること。 お互い知っているようで知らない、伝えたようで伝えていない話をしながら、亡き人を想い、平和へ祈りを捧げる。日常から離れふるさとを想い、ふと一息つき、自らの心の支えを感じるそんな期間にしたいものですね。

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風“sでは、まだきれいで捨てちゃうのはかわいそうな紙袋や箱をお客様から

いただき、リユースしています。(新品ももちろんご用意可)。 贈り物には、

繰り返し使える”ふろしき“もおススメです! お気軽にご相談ください~

 

―● 盆と中元 ●― しませんか?

▽▲ お知らせ △▼

風“sは、8月

12日(金)~15日(月)

お盆休みいただきます

BANNAS BANNAS

バナナ入荷が不定期になります(干ばつなどのため)。ご注意を↓

~入荷予定日~

8月9(火)・25(木)

9月15(木)・22(木)

▲▽▲▽▲▽▲▽▲

この夏は

・カレーの壺 3種セット(マイルド・ミディアム・スパイシー) 1,740 yen化学調味料・保存料などの添加物なし!!のカレーたち★※カレーの壺は、野菜→”マイルド”、シーフード→”ミディアム”、チキン→”スパイシー”に名称が変更されました。(味は変わりません)3種の辛さとスパイスを合わせたオリジナルブレンドが作れちゃいます♪

・ネパールカレー 600 yen

・クラタペッパー黒胡椒&ミルのセット1,530 yen~

・ドライマンゴー30g200 yen マンゴーアイスティー<作り方(2人分)>ティーバッグ2袋とドライマンゴ6本(2~3cmにカット)を、水360ccに入れて5~6時間置いておくだけ!ドライマンゴーが余ったら、ゴーヤとしょう油で炒めてもGOOD!!

・エコブラック (195g) 143 yen森を守る、アグロフォレストリー(森林農法)で育った有機栽培コーヒー豆を使ったフェアトレードコーヒー。紙でできたカンだから、本格的な味わいが楽しめます♪

・ココナッツミルク280 yen

 

・(マスコバド糖かりんとう&黒あめ、黒糖くるみ) 1,300yenこれでなきゃ!…黒糖パワーだ!みんなでつまもうセット、黒糖はビタミン・ミネラル豊富

・台湾烏龍茶 糖分の多いジュースより、お茶や果物を!クチナシの花のような香りのする黄金色のウーロン茶

・ハイビスカスティー→ビタミンC補給

・レモングラスティー→クエン酸で疲労回復

・カモミールティー→食欲不振に┓

・カンボジアの胡椒 倉田ペッパー 中世~60年代まで「世界一美味しい」といわれていたカンボジアの胡椒が蘇りました!←これだけで料理上手♪フルーティな香りで素材の旨みを引き出してくれます。(金額はすべて税抜き価格・箱代別途)

 

8月9日10日フェアトレードの学校〈夏期集中講座〉がスタート! 中部地区初

8月9日10日 「若者のためのフェアトレード夏期集中講座」が開催されました。

フェアトレードの学校いよいよスタート!(なふたうんブログへ)

中部地区では初めて、西日本でも初めてかも?

全体写真

念願でした。学校の教科書にはよく出てくる「フェアトレード」

生物多様生・ESD(持続可能な社会のために教育)・消費者教育基本法施行と

日本の教育の現場ではフェアトレードはなくてはならない教材

でも学校現場では詳しくは伝えられない。

① 現場を知る人が講師

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会・フェアトレードショップ風”sは20年来のフェアトレード活動のなかでつながった人々、フェアトレードの現場をしっかり知っている人、実際に関わっている人を講師に招きます。

またそれぞれの人の生き方を学ぶ機会にもなります。

② 体験学習

ワークショップ形式でいままで100回近く開催してきた「なふたうん」の実績をいかして企画、またカカオマスやカカオバターからつくる楽しい本物チョコづくり、ネパール本場のフェアトレードカレーづくりなどの体験、さらにフェアトレードの大切な理念である「手作り」を経験するバングラデシュのノクシカタ刺繍でコースターづくりと、食・衣類・雑貨など多様にわたるフェアトレードの体験とそれにまつわる物語を伝えます。

③ 若者同士をつながりを生む

同じような思いをもった若者が受講することにより、互いに刺激を受け、さらにおおきく次へのステップを踏むことが期待できます。フェアトレードに興味を持つ若者は多いのですが、まだまだ全体のなかでは孤立している人もいるので、ここで心強い友を得るかもしれあないですね。

★「ナゴヤFTユースチー夢」のお知らせ

この集まりは、フェアトレードに興味のある若者が、月1回愛知県国際交流協会(AIA地下鉄名城線市役所駅5番出口歩5分)でお茶をのみながら交流しています。毎月第4土曜日

次回は8月27日(土)10時5分~お昼近くまで。どなたでも参加できます。日程の変更がある場合もあるのでいちどお確かめください。

以上

なんと言っても、若者たちを魅了しているフェアトレード

エネルギーを燃やす材料や視野を提供できるフェアトレード

「フェアトレード学校」 来年も開催します。今回はウィルあいちでしたが、来年は、地下鉄名城線市役所駅5番出口歩5分の愛知県国際交流協会(AIA)で開催予定!

私たちはみんな地球の先住民~花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

ゆっこりんです。

2006年に初版された「グッド・ニュース」デヴィット・スズキ&ホリー・ドレッセル共著 A5で厚さ4センチの本をこの夏やっと手にして読んでいる。2008年ピースボート北まわりに乗船したときに紹介され、購入したものの、本の厚さに尻込みしてそのままだった。昨年7月から稲武に通い週2日くらい暮らす生活のなかに本をひもとく時間も生まれた。

以下そのグッド・ニュースからのメモ

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

野菜の花とミツバチ~稲武にて~

P23 花を傷つけずに蜜を得る蜂のように….

暮らしを立てていくことができるのだろうか・・・

P398 「私たちみんなが先住民になるのはいつだろうか?私たちがこの場所の土着になるのは、いつだろうか? そして、もうここを離れないと決めるのはいつなのだろうか?」私たちはみんな地球の先住民という生き方をすれば、今起きている様々の問題の解決糸口にたどりつくと思う。

P401 実際今あるあまりに多くの地球上の難題にどこから手をつけたらいいのか考えれば考えるほどエネルギーが萎えていくと言う若者が「・・自分が一番大切に思ったことにただ集中すればいいのですね。もし私がクジラの保護に取り組めば、地球温暖化の問題とも闘うことになるし、逆の場合も同じです。結局みんな根本ではつなっがているから」と語っている言葉紹介されていました。

また、いろいろな企業の紹介もされていて、ホリスティック・マネジメント(全体的経営)の手法についても述べている。医学の世界でのホリスティックは耳慣れているけれど、経営についてもこの全体的というのが重要というのは考えてみれば当たり前のことですね。

インターネットを武器にした〈ゲリラ〉

 

8月9日・10日に開かれる学生のためのフェアトレード夏期集中講座の講師である慶應義塾名誉教授の山本純一さん著「メキシコから世界が見える」「インターネットを武器にした〈ゲリラ〉~反グローバリズムとしてのサパティスタ運動」も読み終えた。

先住民の権利復活運動のみでなく、めざすは世界それぞれの民族文化・社会の差異を認め合う共生を謳っている。サパティスモの共生の理念は、普遍的なヒューマニティ、人間の尊厳で、「尊厳」という価値感情、価値判断は「権利」とか「平等」という社会概念とは違って、自然と関係づけられる。筆者は尊厳とは自然のあり方から人間が教えられたものという。

フェアトレード・ショップ風”s正文館店にあるメキシコ・コーヒーマヤビニックは、チアパス州チェナロー区マヤビニック生産者共同組合から来ている。国内難民の人たちが暮らしていくのにコーヒーの取り引きがフェアトレードでなされることは大切なことで、その橋渡しした人がサパティスタを研究していた山本純一さんです。5月9日にお会いしてからサパティスタ運動に関心がいく私です。「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)」ブログを参照

お盆休みのお知らせ

8月12日(木)~15日(月)お盆休みです。

8月16日(火)12時~18時 平常営業 月曜日定休

正文館書店本店の2F奥にお世話になり2ヶ月過ぎました。ウィルあいちで初めて風”s移転を知って驚き、この暑い中をわざわざ店にきてくださるお客様がみえて嬉しいです。

先日も年に1回ウィルあいちを利用、東京からのお客様が正文館店までわざわざご来店、ありがたいと思います。嬉しいです。

最近は、学園祭など秋のバザーの準備や打ち合わせに学生や先生やPTAの方などの出入りが頻繁です。フェアトレード卒業論文の取材、NPO法人起業支援ネット「エール」冊子・名古屋NGOセンター「サングリア」冊子、愛知大学のフェアトレードサークルの取材などにフェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店に多くの方が来てくださいます。

今年の1月予定していた移転先がほとんど決まっていたにもかかわらず急遽キャンセルになり、あらたに探す移転先の店がみつからない一時期、卸し販売だけにしなければならないかも?と思ったのですが、その時思ったことは、

学生さんたちのバザーの品を持って行ってもらう、提供することができなくなることを思うと、年々盛んになってきて、新しい学校の参加も増えてきたこの名古屋がフェアトレード・タウンになったこの時期に、風”sという店がなくなるということは、フェアトレード運動にとって大きな痛手となることが残念でなりませんでした。20年近くで学校とのおつきあいは20校近くになります。

正文館書店のご好意で、2Fに素敵な店を再オープンできたことは本当にラッキーでありがたいことと改めて感謝の日々です。

朝夕、今年の夏は少し過ごしやすいような気もします。ベランダで朝夕過ごすゆっころんは、手焙煎で、煎りたて、挽きたてのフェアトレード・コーヒーがお供で夏の風を楽しんでいます。超簡単な焙煎器であなたもど~ぞ! 生豆はマヤビニック(サパティスタの村から)・キリマンジャロ(タンザニアのルカニ村)があります! ★月1回の焙煎教室も開催

皆様の夏はいががでしょうか? お店のほうへ是非おこしくださいませ。メキシコからサパティスタ(国民解放戦線)の女性たちが作ったすてきなショールも届きました!