野入日記 「風の庭」 9月25日 裏山の竹切りと草取り

寒い。9月25日 今朝は20.5℃

山から太陽が昇ってきたのは6時26分、冬になると太陽は移動し高い山から登るので8時ごろのお出ましになる。そんな冬が近いことを思う。

この春くらいからラジオ体操復活。ラジオの周波数があわないのかラジオではうまく受信できなかったけど。スマホのらじる★らじるで可能になった。

少しの体の動きに、たくさんの筋肉と骨が動いている。今日も腕が回る、

足の屈伸ができる、跳躍はかなり危なっかしいけれど飛んでいる。ありがたいと思う。

ラジオ体操を終えてから、7時のNHKラジオニュースを聞きながら太陽を背に受け暖かさを感じて今朝も庭で朝食。

昨年11月下旬に骨折して入院していた時にラジオのニュースを聞いていたのが習慣になり、野入では朝の5時からほとんど1時間ごとにニュースを聞いている。(TV・新聞は無し)名古屋では、赤旗日曜版を取って、野入では週刊金曜日で勉強しています。なかなか読み切れないけど、、、

大手メディアでは伝えないことを知ることもができます。長周新聞もいいです。

 

9月26日見上げた空 飛行機雲がいつも描かれるが、この日はクロスした。

朝食後、裏山整備へここしばらく毎日1時間は竹切り・草とり。雨が降っても夕方や夜なので朝は毎日裏山へ。

裏山は、2段ぐらい畑だったようだ。平らなところがある。

 

クリックで拡大。右側 格子金物ネットはいのしし対策 竹は腰の高さくらいできると、枝が出てこなくって4~5年でポロリとれる。低いと芽がでてくる。

 

来年は、キーウィやブルーベリーを植えようと思う。しっかり柵を作って。キーウィの実がなるのは数年かかるけど、3年くらいはアッという間とこの頃感じる。

それは、紅葉のこぼれたねから自生し始めた小さな苗3本を蔵の横に移植したら

もう2m以上になった。裏山の紅葉7本くらいと一緒に紅葉が楽しめるのももうすぐ~。

刈り取った草の山2つ

切った竹は、高い場所では一定の場所に積み上げ、他は段々に下へおろし、

裏庭で枝をはらう。

払った枝をおくどさんで燃料につかい、ご飯炊き、お湯沸かし、豆や乾麺、スパゲッティなどゆでるのに利用。

一度に3つ煮炊きができる。大きな釜がはいるおくどさんを工夫して、お湯わかし・ご飯炊き・豆煮と同時に煮炊きする。

灰は畑にまく。

枝を払った竹は、鹿よけの畑のネットに差し込み補強する。

7年前の初年度は夫が竹を切り、ゆっころんが下までおろすという分担作業だったが、今は裏山はゆっころんの担当となり多分合計600本以上は切り出している。

雨風で古くなった竹は、竹炭にもします。

竹炭制作中

 無煙炭化器は金属製で底が抜けているボウルのような形をしており、この器の中にや剪定した枝を入れて燃やすことで簡単に炭をつくることができます。

 

駐車場にある畑の両サイドに原っぱがあるので150センチくらいのネットでは

鹿は飛び越えてきたようで、サツマイモの葉っぱをすっかり食べられ、軸がツンツク上向いている。がっくり。昨日は2m越す竹を追加した。

今のところイノシシは現れていない。

ハクビシンは納屋で排泄した山があったこともあり。今は納屋も入口にネットを張っている。

うさぎの死体を発見し、姿はみたことないけれどいるんだな~と思った。私が見ないようにして袋に入れ、夫が裏山に埋めてあげました。

動物たちと会わないけれど、一緒に暮らしています。

野入日記 9月23日の「風の庭」の花など

拡大してみてみてください。

風船とうわた(不思議な風船が、、) レモングラスとローゼル の花コスモス キーウィ(植えてから5年目くらい食べられるような実がついた)

オクラ(我が庭は今が時期のよう)   ミゾソバ群生ミゾソバ(ゆっころんが好きな雑草)

秋明菊

かりん(今年は多い)

一方 渋柿の木に柿は1つくらい? 去年は50くらい?

もちキビ たかキビ 両サイドが実ってたわわ

小豆(真ん中にさやが3本)藍の花

秋海棠

ハブソウ(ハブ茶に。フルーツ人生にでてきましたね。今年種を頂きました。初めてみました。)

甘夏ミカン(4年目で実がなる。果たして黄色くなるまで育つか? ここは寒冷地。冬は廊下で過ごす。

つい最近まで3匹青虫の幼虫がいたけれどさなぎになる準備か、引っ越しされました)

ヤーコン(きんぴらにするとちょっと甘くシャキシャキ梨の感じ。大好き。冬は毎朝食に登場)

アザミ(薬効があるそうです)

白式部

紫式部 こぼれ種で庭のあちこちに

ショクヨウホウズキ(たべるほうずき)こぼれ種で         毎年頂いてます。 ↓  今朝の朝食 豆乳ヨーグルトにブルーベリーと

他 里芋、サツマイモ、落花生、ゴーヤ、モロヘイヤ、マコモダケ、落花生、ちょっと稲(昔のブリキ衣装缶と大きな鉄鍋に)、青じそとエゴマと三つ葉はひとり生え。ニラはあちこちに。コンニャク芋は今年植えたばかりで数年かかるそうです。

 

9月30日 第24回だらっと憲法カフェのお知らせ

第24回 だらっと憲法カフェ in  八事のカフェ

上映会DVD 58分

第24回だらっとSep30, 2023 (1)←クリック

ヴァンダナ・シヴァいのちの種を抱きしめてwith辻 信一

 

「すべては人間のためという 人間中心主義から

地球中心主義へと移行するときです。

私たちにすべてを与えてくれているのは地球

なのだから。」               ヴァンダナ・シヴァ

 

2023年9月30日(第5土)午前10時~12時半

【場所】「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」

地下鉄八事駅②番出口から歩いて8分 (申込の方に詳細お知らせ)

【定員】  13名

【主催】  だらっと憲法カフェ

 

フェアトレード・ティータイムあります。

【申込】 要予約・メール又は電話で

→たかだ洋子(nagareboshity@gmail.com )又は (07016196435)

【主催】  だらっと憲法カフェ

TOP

【内容】

「ヴァンダナ・シヴァという人物の存在そのものが、現代史の最重要事件の一つだとぼくは思っている。・・・彼女はここで、刻々と進行する危機の時代がぼくたちに突きつけている一連の深い問いに、明快な答えを出してくれている。・・・・・

『人間が最後の木を伐る時、最後の川を汚す時、最後の魚を食べる時、人間はやっと気づくだろう。お金は食べられないということに。』 この予言のような言葉が、ますます現実味を帯びる危機の時代にぼくたちは生きている。

そしてそれは、人類がこの窮地を脱するための道を照らし出すヴァンダナ・シヴァの言葉が、ますます輝きを増す時代でもある。」

辻信一

【プロフィール】Vandana Shiva : インド、環境活動家、科学哲学博士、有機農業や種子の保存を提唱し、森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と実践活動に携わる国際的指導者。これまでに三百を超える専門的論文を発表、ライト・ライブリフッド賞など、受賞多数。

 

私たちの憲法カフェのこと「八事のカフェ ☆紅茶の時間☆」は、第5土曜日の「だらっと憲法カフェ」の場所です。5年ほど前、アメリカ第9条の会のチャールズ・オーバビー博士を偲ぶ会を開催してから、定期的に憲法を学び始めました。私たち自身の言葉で、何が大切なのか、何が真実なのか、情報を交換しながら学んでいく場所です。どの人も平和に生きる権利がある、その権利を、憲法で規定するのは、まだ世界に日本国憲法だけです。

タイの少数山岳民族ヤオ族手刺繍布展と10月7日(土)ヤオ族~ たったひとつの刺繍布展 &現地のお話会

10月7日刺繍布展示企画チラシ

ヤオ族~ たったひとつの刺繍布展 &現地のお話会
┗━╋…────────────────────
【日時】10月6日(金)~9日(月祝) 12時半~16時半 ※8(日)は休み
<観覧無料>展示観覧は予約不要です!
カラフルで多種多様な刺繍布がたくさん集まります!
お気に入りのたったひとつに出会える、芸術の秋をおたのしみください。
【場所】名古屋市北区清水5丁目10-8 グリーンフェロービル 3C
    @風”sおとなり(店の右手スペース)
【企画への思い】
タイ北部では少数民族のヤオ族女性が、農業の傍ら伝統刺しゅうを継承してきましたが、近年はそれらの価値が正当に評価されず、高収入が得られる海外や都会への移民労働を選択する人々も増えてきています。
また、教育機会の向上によって若い女性たちは、学校を出た後も村に戻らず都会での生活を選びがちで、伝統刺しゅうの存続が危ぶまれています。
このような状況はヤオ族刺しゅうだけに限らず、アジアの女性たちの手仕事は、次世代への継承や存続が困難な状況にあり、貴重なものが失われる危機感を私たちは感じています。
伝統手工芸技術が伝承され、後継者が育ち、理解者も増えるよう、私たちができる努力をしたい。それがこの刺繍布の展示会の目的です。
★同時開催★ タルシルCafe第4回
現地に訪問したフェアトレード風の樹の下村知子さんを囲んで
刺繍の現場写真をみながら考えます♪
【場所・時間】10月7日(土)10時30分~12時頃 同会場にて
【参加費】500円 定員10名(申込先着)
【申込】メールにて 要予約
     huzu.fairtrade2@gmail.com
【企画】
2023年7月17日 グリーンフェロービルに移転しました!
顔のみえる店~FAIR TRADE風”s(ふ~ず)

070-9120-8820
名古屋市北区清水5丁目10-8 グリーンフェロービル 3C
月・木・金・土 12 時~ 17 時営業、火・水・日=出店または休み

9月11日復活!

しばらく投稿が出来ない状態でした。

これで直ったのかわからないけれど、、、

竹炭制作中

三重県いなべ市の中学生とフェアトレードの話

地球沸騰の言葉も飛び出す猛暑 いかがお過ごしでしょうか?

縁あって依頼され

8月10日に三重県のいなべ市藤原中学校の1年生徒4人に

夏休みの課題のためのフェアトレードの話をしました。

(いなべ市は2019年にフェアトレード・タウンになり

「未来いなべ」の授業のなかでフェアトレードもとりあげられたようです。)

 

カフェ アタント(藤原町山口)にて

10時~12時の2時間使って全体の3/4はチョコレートを題材にワークショップを取り入れ、

南北問題、作られた貧困の話

産業革命以後の植民地支配の歴史を遡り、社会の構造から

フェアトレードの説明は後半1/4のところで初めて出る構成。

 

生徒さんは中学一年生なので、後半はまだ難しかったかなと思う。

前半の児童労働の話に、「世界には貧困で困っている人々がたくさんいる

ことが分かりました。なので好き嫌いや残食をなくしたいです。」男子生徒のように

初めて知った世界が印象的だったようです。

 

フェアトレードを題材に、チョコの話から児童労働へと世界に視野をむけることで

子どもたちは、今の生活が「あたりまでない」ことに自ら気づきます。

 

このようにフェアトレード・タウンになることで

行政も教育現場もフェアトレードを取り上げ、学校では単なる教材で学ぶだけではなく、

世界に視野をひろげ

自分の立ち位置を知ることは、今の環境危機に置かれた子どもたちにとって

とても大切なことだと思いました。

 

「世界には、貧困で困っている人がたくさんいるということが分かったので、

これからは、フェアトレードの商品が売っていたら、積極的に買っていきたい

と思いました。」と女性徒

 

買うことは投票といいながら、売っているところが無ければ投票もできない。

販売してくださる店があってこそ、この一つの運動も巡ってゆきます。

 

 

~~~~~~~~~チョコ価格お知らせ ピープルツリーより~~~~~~~~~~

2023年秋冬チョコレート

ピープルツリーの「フェアトレード&オーガニックチョコ」は、

お陰様をもちまして、お客様に大変ご好評をいただいております。

しかしながら近年、厳しい円安で輸入価格が上昇しており、

中でも本年5月以降、チョコの製造地であるスイスフランが歴史的な高騰をしておりまして、

ご予約時にご案内いたしました価格を維持することが困難な状況となっております。

つきましては、大変心苦しいお願いとなりますが、

価格につきまして下記内容に改定いたしたく、ご連絡申し上げます。

価格改定実施日 2023年10月シーズンより

旧上代価格 新上代価格
板チョコ 420円(453円) 440円(475円)

野入日記「風の庭」2023年8月5日草取りとシャワー & サティシュ・クマールさんのメッセージ 

野入でよく見かける,
見たことのない虫たち

花は、むくげとカサブランカ

カサブランカ

むくげ

 むくげ(ピンクの花)

寝る時、窓は閉めて長袖で寝る。野入の夜中は布団をかぶっている。

名古屋との2ヵ所住まい(8割くらいは野入の生活)

その名古屋では、キャミソールと扇風機をタイマーかけて寝る。ベランダと玄関扉は明けたまま。

 

今年の暑さは、まさに環境危機が身近な暮らしに感じられるこの夏。

これから先もず~っと続くと思う。都会暮らしを考える一つのきっかけになればいい。

基本、環境危機対策、経済の仕組みの在り方など考える政治家を選び、変えて行きたい。

鈴木宣弘さん(東京大学大学院教授、専門は農業経済学。東大農学部卒業後、農林水産省に入省)の言う「今だけ金だけ自分だけ」の政治家とはさよならしたい。

今朝は、4時半起床

6時半 ラジオ体操ここ2カ月くらい前から復活。トンボも1~2匹飛ぶ「風の庭」の日陰で7時にラジオニュース聞きながら朝食

そのあと2時間くらい畑の柵作りと草取り

畑は、「風の庭」の畑、借りている駐車場の隣の畑、川の近くの畑(これも借りている)の3カ所の草取りと裏山の草取り。

草取りは30分~1時間でやめている。すこしずつ、毎日を目標に。

駐車場の横の畑の網の柵が、鹿によって壊されていたので、昨夕直して、さらに今日は裏山の竹で補強をし始めた。一回りするには数日かかりそう。

柵補強と裏山の草取り約2時間のあとのシャワー。極楽。汗流したあとのシャワーのすがすがしさもあと10日程。

野入は、お盆過ぎると秋がくると、隣の岡田さんのおじいちゃんが言っていた。彼は90歳で今年春亡くなられた。私が昨年11月末に骨折して入院&名古屋で療養していて数か月留守していて、3月に戻って、突然の他界の知らせにびっくり。いろいろ話を聞けなくなって寂しい。

 

 

以下、九州のフェアトレード団体「ウィンドファーム」の代表中村隆市さんおFBから転送

 

 

ョーびっくり! チョーすごい! チョー重要!

「だじゃれ病」だった私が、311から3年間ほとんどダジャレを言えなくなっていたのですが、敬愛するサティシュ・クマールの「私は楽天家である」というメッセージと、<『幸せホルモン』 と呼ばれる 『セロトニン』 の95%は、『脳』ではなく 『腸』から出ていることが研究で判明した>という記事を読んだとたん、思わずダジャレが復活してしまいました。

「ナマケモノ倶楽部」という名の「環境=文化NGO」を一緒につくった文化人類学者の辻信一さんが、「リサージェンス」誌の11・12月号冒頭にあるサティシュ・クマールの文章を翻訳してくれました。(ナマケモノ倶楽部は、来月「伝説のスピーチ」のセヴァン・スズキを日本に招待して講演会などを開催します。私も福岡で対談します。https://readyfor.jp/projects/sev2014

 

◆私は楽天家である ―サティシュ・クマール

歴史は次のことをはっきりと示しています。あらゆる大変革の背後には、新しい社会秩序のビジョンを実現するために献身的に活動する楽天家たちの一群があった、ということ。はじめは極端な考えだとか、取るに足らぬ運動だとか思われたものが、結局は主流の現実となっていったわけです。

 

例えば、奴隷制を終わらせるという考えは、当初あまりにも理想主義的だと見なされ、経済にも大きな打撃を与えるものとして否定されていた。でも、結局は希望と楽観が勝利したわけです。同じように、割とつい最近まで女性に投票権を与えたり、政治に参加させたりすることは無意味なことだと多くの男性が考えていました。

しかし今はどうでしょう。多くの国の首班を女性が務めているばかりか、国会議員、大使、裁判官、会社のCEOなど、女性が社会における指導的な役割を果たすのは当たり前になっています。50年前には米国で黒人は投票することさえできなかったのに、今ではホワイトハイスに黒人の大統領がいます。

 

南アフリカで、アパルトヘイト制度に反対するだけで撃ち殺されたり投獄されたりしたのは、そんなに昔のことではありません。しかし今や、ネルソン・マンデラは希望を象徴する存在となり、その倫理的、政治的な偉大さによって世界中から尊敬を集めている。

 

かつて「日が沈むことはない」とまで言われた大英帝国では、植民地主義への反対闘争にテロリズムのレッテルを貼ったものです。でも、ガンディーのような楽観主義者のおかげで、その帝国主義は過去の物語となりました。

共産党、赤軍、そしてソビエトによる中央アジアや東ヨーロッパへの支配は不滅と言われましたが、ここでもまた、楽観主義が勝利をおさめました。ベルリンの壁は崩壊し、その権力は昔に比べればずっと分散化しました。こうした例を挙げればまだまだリストは長くなるでしょう。そのこと自体、思想と楽観主義がもつ力というものを示しているでしょう。

 

そしてそれらが献身的な努力と行動に支えられた時には、人々の意識を変え、古いパラダイムを溶解し、より道徳的で公正な社会秩序の基礎を築くことも可能だということです。

ユートピアなどというものは存在しません。とはいえ、楽天主義者にとって地球とそこに暮らす人類とは、常に進化し続ける現象に他なりません。私たちはみな、変化のプロセスの一部なのです。もちろん、その変化がどの方に向かうかはわかりません。

人類がより利己主義的な方向に進化することもあれば、より平等な方へ向かうこともありえます。我々は支配を学ぶこともできれば、参加し協力し合うことを学ぶこともできる。愛する能力を獲得することも、憎悪する能力を習得することも。

 

この潜在的な可能性を信じること、そして、よりよい方向を選択することが可能なのだと考えること自体が楽観主義なのです。一方、悲観主義とはこの潜在的な可能性を見失うことです。「貪欲でわがままで暴力的なのは人間の本性であり、どうすることもできない」と、悲観主義者は考えます。

 

一方、楽観主義者によれば、人間の心には利他の種子が備わっています。貪欲の雑草がはびこるのを抑えながら、シェア(分かち合い)とケア(助け合い)の種を育てるのです。

産業による自然界の大規模な搾取と破壊は、歴史上、ごく最近の出来事に過ぎません。人間によってつくり出されたことは、人間によって変えることができるのです。ですから、ぜひ力を合わせて経済を、産業を、政治をデザインし直そうではありませんか。

(後略)

 

サティシュ・クマール(ヒンディー語:सतीश कुमार, 英語:Satish Kumar, 1936年 – )は、イギリスの思想家。インド西部ラージャスターン州の町シュリー・ドゥンガルガルで生まれ、9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。マハトマ・ガンディーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行う。1973年から英国に定住。E.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)とガンジーの思想を引き継ぎ、イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長。

http://www.slowmovement.jp/satish/library.html

◆幸せホルモン「セロトニン」は腸から出てることが判明!

―カレーを食べるとドバドバ出るらしい(笑)

(2014年1月6日 ロケットニュース24)から抜粋

驚くべきことが判明した。『幸せホルモン』と呼ばれる『セロトニン』の95%は、なんと『脳』ではなく『腸』から出ていることが研究で判明したのだ!!

・『セロトニン』は腸内環境で左右される

腸の状態が悪いとセロトニンもスムーズに分泌されないことが判明。便秘や暴飲暴食による腸の疲労状態を改善することが、幸せかどうかを感じることに大きく関係しているのだ。腸の状態が良いと腸から「セロトニンを出してくれ(笑)」と脳に指令を送るので、人間は「腸で物事を判断している」ともいえるのだ。

・腸が冷え切っていると『幸せ』を感じられない

腸は熱を持つと「セロトニンを出してくれ(笑)」と脳に伝達する仕組みが体内に備わっている。逆に腸が冷えた状態であると「幸せじゃねえ(笑)」となってセロトニンが分泌されなくなる。普段から温かい飲み物を飲む、身体を温める食事をすることは風邪予防など、体のコンディションを保つだけでなく精神バランスを保つためにも効果的であるのだ。

・同じものばかり食べる『偏食』はセロトニン分泌を妨げる

また、同じものばかり食べることはセロトニン分泌を妨げることもわかった。食事が単調になってしまうと『体温調整』がスムーズに行えないため「同じもんばっか食っても幸せじゃねえよ(笑)」という状態になり、腸が脳にセロトニン分泌指令を出さないため、精神バランスが崩れ、ストレスから暴飲暴食やウツの原因となることも判明。

・『単食ダイエット』のリバウンド

同じものだけをひたすら食べ続ける『単食ダイエット』がリバウンドをおこしてしまうのも、こういったメカニズムによるものである。

・腸はカレーが大好き! 腸「カレー食ったし幸せだわ」

なお、腸からセロトニン分泌指令を出すのに最適な食品は『カレー』であることも判明した。スパイスが多く含まれ、たんぱく質、脂質、炭水化物がバランスよく摂取できるカレーは、腸を温める効果がバツグンなので「カレー食ったし幸せだわ(笑)」「セロトニン分泌しよっと(笑)」という状態となり、腸がセロトニンをドバドバ出すよう脳に指令を送るのだ。

・市販のルーから作ったカレーはNG?『インドカレー』がGOOD!!

カレーは小麦粉がふんだんに使用されている市販のカレールーを使ったものではなく、スパイスを混ぜ合わせた『インドカレー』など本格的なカレーが効果的。『薬膳カレー』と呼ばれるカレーは身体に良いだけではなく精神面にも効く万能食だったのだ。【注:ネパールのカレーがいいですね! ゆっころん】

・セロトニンをドバドバ

『医食同源』とは「本格的なカレーを食べて、腸を接待してセロトニンをドバドバ出してもらう行為」だといっても間違いではないので覚えておこう。

 以上転送でした。ネパールカレー情報はゆっころんより

藤田早苗さんの書籍「武器としての国際人権」 執筆を含む国際人権活動が選ばれました。

全国市民オンブズマン連絡会議 事務局
内田 隆さんより転送

 

今回で11回目を迎える日隅一雄・情報流通促進賞2023の
奨励賞に、日本で発生する人権侵害について国内外で人権問題
として発信する藤田早苗さんの書籍「武器としての国際人権」
執筆を含む国際人権活動が選ばれました。
https://www.hizumikikin.net/20230509taishokettei/

23/6/10に東京で行われた授賞式に、藤田さんは
Zoomで参加しました。
https://note.com/sanae_fujita/n/n4adcdad74d90

本人の許可を得たので、スピーチを転載します。

藤田さんは2023年6月下旬-7月まで、国連人権機関を
訪問しますので、よろしければ交通費・滞在費の
カンパをお願い致します。
https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/
◇ カンパお振り込み先
■ 郵便振替
口座番号:00870-7-216543
もしくは ゆうちょ銀行 〇八九(ゼロハチキュウ)店 当座 0216543
加入者名:日本の表現の自由を伝える会
——————–
日隅一雄・情報流通促進賞2023奨励賞受賞・藤田早苗スピーチ

日隅一雄・情報流通促進賞について
表現の自由、情報公開、国民主権の促進に生涯を捧げた日隅一雄さんと
いう弁護士がおられました。2012年に惜しまれつつも亡くなられたのですが、
彼の理念を基に日隅一雄・情報流通促進基金が設立され、公正な情報の
流通の促進をし、真の国民主権の実現に貢献している個人や団体を顕彰し、
支援を行うことを目的として「日隅一雄・情報流通促進賞」が設立
されました。

今年の11回目を迎える名誉ある日隅一雄・情報流通促進賞の受賞者が
先日発表され、私も「武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別」
執筆を含む国際人権活動を評価していただき、奨励賞をいただきました。

こちらに受賞された方の作品や活動は紹介されています。
https://www.hizumikikin.net/20230509taishokettei/

授賞式は東京で6月10日に行われました。残念ながら私は会場に
行けなかったのですが、ZOOM参加でスピーチして、これまでの活動や、
先日3回目の訪問をしたアウシュビッツとのかかわりで国際人権の
起源などについて短くお話ししました。

記念撮影には左端の海渡弁護士のパソコンの画面に映っています。

下にスピーチを日本語でご紹介します。

——————
2023日隅一雄・情報流通促進賞奨励賞 藤田早苗受賞スピーチ

今回、推薦してくださった愛知の会と日隅基金の事務局のみなさま
ありがとうございました。

このような賞を受けるのは私の人生で初めてのことで、会場で式に
参加できずとても残念なのですが、受賞者の一人に加えていただき
大変光栄です。

私は20年ほど前にイギリスのエセックス大学の国際人権法コース
学ぶために留学しました。その頃、私は日本は民主国家で大丈夫な国だ、
と思っており、人権問題とはほかのもっと大変な国のことだ、と思って
いたのです。

しかし、2013年の9月にまさに私が今いるこの部屋でFacebookをみたとき、
日本政府が国際人権基準を逸脱した特定秘密保護法なるものを、
民主的な過程を全く経ずに作成していると知って、驚愕しました。

当時の私は日本の人とのつながりがほとんどなかったのですが、
私にできることは国際世論に訴えることだ、と思い、友人と法案を
英訳して国連特別報告者に情報提供したところ、強い懸念表明と勧告が
出されました。
それが、私の日本に関する国際人権活動の始まりでした。

その後も様々な問題を国連人権機関や国際社会に伝えてきましたが
日本は豊かな民主国家だから問題がないと思われて、理解されないことも
ありました。それはまるで、家の中でDVや虐待が起きていても、外からは
問題のない平和な家庭に見えているので、問題が周りの人に認知されて
いないような感じで、葛藤を感じてきました。

だからこそ、ジュネーブの国連人権機関に何度も足を運んできたのですが、
ジュネーブの物価は日本の約3倍もします。だから、ジュネーブに行く
前は毎回イギリスで食料を調達し、ゆでたブロッコリーなどを持参して
国連に行ってます。今月もまた行く予定です。

愛知の会がカンパを呼びかけてくれて、それに応えてたくさんの方
少しずつポケットマネーを寄付して支えてきてくださいました。こ
活動はそういう方たちと一緒にやってきたのだ、と思っています。

2016年4月には海渡弁護士たちと協力して表現の自由の特別報告者、
デビッドケイ氏の日本調査訪問が実現しました。が、その期間中ずっと
政府から監視を受けていたことが後でわかりました。

このように、どこの国でも人権活動はリスクを負います。そいうい
ことに対しても、恩師の助言や日本の家族の理解があることを
ありがたく思います。

実は、私は昨日まで4日ほどポーランドにいました。。アウシュビッツを
訪問するためです。私にとっては3回目のアウシュビッツ訪問でしたが、
今回は日本からエセックス大学に留学している大学院生二人も
一緒でした。そして、「これが、私たちがやっている国際人権の
原点だよね」という話をしました。

日本では人権と思いやりが混同されていますが、両者は別ものです
人は自分の仲間には思いやりを持ち、親切にすることはさほど難し
ことではないでしょう。

でも、自分と異質な人たち、好きになれない、偏見をもつ相手には
違う態度で接したり、差別的な扱いをする傾向があるのではない
でしょうか。それが、特定の民族集団への人種差別政策、迫害へと
なった、その究極のものがナチスによるホロコーストでした。

そして、だれもあの大規模人権侵害をとめることはできませんでした。

当時の世界では、いかなる人権問題もその国の国内事情とされていて、
他国は干渉しないことになっていました。もちろん、今のような
国際人権機関もありませんでした。その結果、600万もの人が犠牲に
なった、あの大規模人権侵害を食い止めることができなかったのです。

その大きな反省に基づき、第2次大戦後、今の国連を作るときに、
国際社会は「一国の人権問題は国際関心事項だ」と決めました。
だから、日本の問題も国際関心事です。これは「人権の国際化」と
言われています。

そして、1948年に世界人権宣言が採択され、国連人権機関も作られて
いき、複数の人権条約も一つ一つ作られて行きました。それらは、
過去から現在に至る、世界中で人権侵害をうけ、またそのために
闘ってきた、無数の人の悲しみや絶望、怒り、そして希望の結晶であり、
人類の英知の集まりともいえます。

そして、国際人権条約や人権機関は決して遠い世界のものではなく
私たち日本の問題にも直結しています。例えば、関西生コン事件に
ついてはすでに国連の人権専門家に情報提供されていますが、今日
受賞された方が関わっておられる問題にも国際人権が活用できるはずです。

そういうことをもっと知ってもらうためにも、私は、今日会場に
来てくれているお二人の編集者の多大な助けを得て、昨年12月に
『武器としての国際人権』の出版に至りました。

普遍的な人権意識がもっと社会に根付き、国際人権が多くの人に
とって身近なものとなり、もっと活用されていくなら、日本は必ず
変わると思います。

今日、私が賞をいただいたことが、またいろんな人にとって、
国際人権に関心を向けるきっかけになることを希望して、受賞の
挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました

————-
・日本の表現の自由を伝える会
https://hyogen-tsutaeru.jimdofree.com/


全国市民オンブズマン連絡会議 事務局
内田 隆 office@ombudsman.jp
TEL 052-953-8052 FAX 052-953-8050
http://www.ombudsman.jp

マイナカード運用が上手くいかない当然の訳