180218野入日記 春はそこまで…..

昨日は風が強かったです。

豊田市の稲武交差点を北へ進み野入へはいる途中の木々の先っぽはほんのり赤い….

そのほんのり赤い新芽が春の始まりを告げています。野入の雪はほぼ消えたものの、日陰は結晶のように光りながらまだ残っています。

庭の水槽の氷は12センチくらいになっている。

*****************

どんぐり工房で餅花づくりをしてきました。

白・ピンク・緑の餅を手にとり小さく丸めながら柳の枝につけていきます。

こんな風にして春を待っていたのかな~山里の人びとは・・・と思い乍らつくってきました。来年名古屋でもみんなで春を待つ行事としてやってみたいですね。子どもたちも喜ぶと思います。

どんぐり工房の天井からつるされた餅花です。

餅花(もちばな)とは、日本の一部地域で正月とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾るもの。東日本では「繭玉」(まゆだま)の形にする地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味をもつとされる。(ウィキペディア)

どんぐり工房にて【福よせ雛】開催中!

今年テーマは「福よせ村の季節めぐり」

おめでとう! 新学期  ↓

新学期

楽しめる福よせ雛になっています。

それぞれの季節の暮らしや行事を仕立てています。

今年になって4回目の出前授業を終えて…….

今日2月16日は名古屋市立相原小学校の体育館で16グループにわかれて、名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会のオリジナルワークショップ「チョコレートの来た道」の授業を終えました。

今回で通算102回目の、参加型ワークショップは緑区の相原(あいばら)小学校。扇川のほとりの学校です。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::今年に入ってからの授業:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

1月17日 椙山女学園高校2年生39人 (WS)  感想文←こちら

1月27日 名古屋女子大中学校1・2年生 12人 (WS

2月5日 愛知県立熱田高校2年生 300人 (講演

2月16日 名古屋市立相原小学校5年生 80人 (WS

このあとは7月の名古屋外国語学校の講演まで予定はないので緊張も無しです。

何回やっても前日までの準備、気持ちをその授業にもっていく集中力、ひょっとして歌手や舞台にたつ役者さんたちもそうなんだろうけど、緊張するんです。

でもあとの振り返りシートを読むと、地球や命を意識し、世界のことを考えて生きていきたい、今日感じた今の気持ちを大人になっても忘れないようにしたい、楽しかったというメッセージに、私はまた頑張ろうと思います。

週の半分近く稲武近くの野入にいて、朝は6時くらいにカーテンをあけ廊下のガラスの氷付き具合で外気温度をおしはかります。80%凍って外が見えない時は多分マイナス5℃以上。外が見えるときはマイナス2℃くらい。

山の端からの太陽のお出ましは8時半頃なのでつい、ゆっくり7時くらいにふとんをでます。

ですから今回訪問の学校は自宅から離れているので朝7時にでる予定をたて、2~3日前から6時前くらいに起きる練習もしました。

そんな訳で今日の授業を終えた今は気持ちがゆっくり、明日また野入へ。名古屋は春めいた空気でしたが野入はまだまだだと思います。水道が凍っていなければいいな~と思っています。

寒い時は、屋内の手ふきタオルがしめっているとばりばりに凍ってしまいます。

そんな寒いところへなぜ?わざわざでかけるのか…….夏の涼しさをもとめて行くのとは反対です。冷たい山々の景色や、雪の降ったあとの動物(なにかな?)の足跡などみて過ごす時間は、春の出会いを楽しみにする時間でもあります。スキー場を思い出す水の冷たさ、指さきの冷たさ、子どもたちを連れていった小谷村のスキー場が思いだされます。

バレンタインとは無縁の野入、とはいえいつも二人ででかける名倉の道の駅の「モーニング」を作ってくださるおばさま10人とレジの人4人と駅長さんに、のチョコをプレゼントしました~~。正文館のスタッフの皆様にも日頃の感謝の印にのチョコをプレゼントしました~~。小分けできるフェアトレードのミルクのチョコはみなさんに手渡す時にはとてもいいです! 1袋約64個入りです。

「フェアトレードタウン “誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり」出版のお知らせ

昨年9月出版の「持続可能な生き方をデザインしよう
―世界・宇宙・未来を通していまを生きる意味を考えるESD実践学」明石書店
に続いて
3月に「フェアトレードタウン “誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり」出版されます。
日本フェアトレード・フォーラム渡辺龍也編著
「フェアトレードタウンの本」2700円(税込み)
全国での12人による共著で、現場の運動・活動の様子や様々な工夫・成果・課題など生の情報が掲載されています。
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の土井ゆきこも34ページ担当しました。7年越しです。
よろしければご注文ください。
2月中にご予約いただければ
送料なしで3月初旬にお送りします。
・「持続可能な生き方をデザインしよう
―世界・宇宙・未来を通していまを生きる意味を考えるESD実践学」明石書店は
ゆっころんの人生からみたフェアトレードとのかかわりと今の暮らしまでを綴り
は、フェアトレードタウン運動へのきっかけ、スタートしてから現在にいたるまでの活動のあゆみ、その思いを綴っています。

3月18日講演会「生活のなかの化学物質〜身近なものが害になる?〜」東区にて

ゆっころんです。
ある日男性が店にきて、奥様が化学物質かなにか過敏症になり困っているということでオーガニックコットンの下着など購入。その後もTシャツやスパッツなど購入。とてもいいということです。・・そんなことがありました。
あ~る日 突然になる化学物質過敏症
香料製品による健康被害に過敏になるべきではないでしょうか?
自然が一番!
以下お知らせ
:::::::::::::::::::::::::::::::::
講演会「生活のなかの化学物質〜身近なものが害になる?〜」

日常生活用品のうち、特に香料製品による健康被害についてとりあげ
ジャーナリストで「香害」の著者岡田幹治さんと
化学物質過敏症の研究・診断に関わる医師宮田幹夫さんにお話を聞きます

香料製品や消臭剤の成分は喘息・香料アレルギー・アトピー性皮膚炎・化学物質過敏症を引き起こしたり悪化の原因となりますが、あまりしられていません。

最近はやりの香りの強い柔軟剤や芳香剤が苦手という方、是非ご参加ください

3月18日(日)午後1:30〜4:20 

東区上竪杉町、ウィルあいち(愛知県女性総合センター)大会議室

参加費800円 先着150名 (問)CSあいちReの会(藤井)

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

   Retired,reset to recuperate
       化学物質過敏症 あいちReの会
藤 井 淑 枝
http://blog.canpan.info/aichirenokai/
        

【店舗紹介】ピープル・ツリーのフェアトレード・チョコ扱い店~その29【中区 大須シアターカフェ】

「スレイブ(奴隷)・フリー」のフェアトレード・チョコ 販売中!

昨年に続いてフェアトレード・チョコ販売しています。映画の待ち時間に

終わったあとの余韻の時間に…..

フリーWIFI、充電(1h/100円)、食べ物のみ持込OK!

【店名】 シアターカフェ
【場所】 名古屋市中区大須2-32-24 マエノビル2F
【連絡先】 052-228-7145
【休業日】 火・水・木定休
【営業時間】 営業時間13-21時
【HP】  http://www.theatercafe.jp
※休み・営業時間はお確かめ下さい。

 

★ピープルツリーのフェアトレード・チョコ取扱いご希望のお店の方★

フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店卸担当:土井までお問い合わせください。090-8566-2638   huzu■huzu.jp (■は@)

バレンタインとフェアトレード・チョコとちりめんじゃこの歯ぎしり

寒波のくる季節、寒い冬のむこうに見えるのは春の兆し、桜の枝をみればわずかにふくらんたような気配。その気配を思うことのできる日本の四季は素敵だとこのごろはつくづく思う。でもそのつぼみを摘みとってしまったら花は咲かない。私たちはつぼみを摘み取って暮らしているのかもしれない・・・・

 

【チョコレートと児童労働】

7人に1人、9人に1人、10人にひとりと世界での児童労働の子どもの数の割合は世界労働機構(ILO)の4年ごとの発表で変化する。昨年2017年9月に発表された世界の児童労働に従事せざるを得ない子どもたちは1億5200万人、日本の人口より多い数字。数字の1人1人の子どもたちは精神的にも肉体的にもまだつぼみ、本来それぞれの花が咲くはずの人生が、大人達の愛により大切にされなければならない命が痛みつけられ、尊厳を奪われ、命を削っている現実を知らずして生活している今の私たちの暮らし。

【バレンタインとフェアトレードのチョコ】

そして季節はバレンタイン。カタカナの作り手の名前がならび、きらびやかなグラビアでPR。むなしさを感じます。思いを託してチョコを贈る、そんなやりとりを見るのは微笑ましい。でもそこで一歩ふみとどまって、この季節だからこそ児童労働のことを知るきっかの季節にしたいと願う。本当の1人1人の幸せを願う季節にしたいと思う。フェアトレードのチョコレートを選ぶことで、児童労働をなくしたいという一票につながります。買い物は投票です。

AW17_choco_pricecard

1996年にフェアトレード・ショップ風”sがオープンした当時、フェアトレードのチョコレートは他にはなく、ピープルツリー(PT)がヨーロッパから輸入したものが1996年「マスカオ」という銘柄で売られていた。1999年にPT企画のチョコレートが登場した。種類は5枚だけで作っているのはスイス。カカオはボリビアの生産者団体エルセイボのカカオ、砂糖はフィリピン・ネグロス島のマスコバド糖でした。

今は50g板チョコも13種類、100gチョコ、デザートバーと種類も豊富になりいろいろ楽しめます。美味しさは、長年の支持、販売している店の広がりでもわかるように、味が違う。それは植物由来の油脂などは使わず、カカオバターが豊富、乳化剤を使わず最高72時間、普通の3倍近く練っている時間も心もそこにあるからだと思う。そして味には現れないかもしれないけれど、見えないけれど子どもたちの過酷な労働の末のカカオは含まれず、フェアトレードのマークでわかるように無農薬有機栽培に準じる方法で作られています。

【「風のたより」と「ふ~ず新聞」】

1996年6月から紙媒体で毎月発行、発送していた風のたよりは15号まで。

16号からはオンライン版179号まで発行。

2016年6月に正文館書店に移転してからは「ふ~ず新聞」として9号まで発行

ふ~ず新聞 チョコ特集はこちら

チョコの関連記事は下記へ

風のたより オンライン版 175号には

122号・144号・145号・157号・167号にもチョコのことが記載されています。

以下一部抜粋

世界の軍事費の約5日分110億ドルで8000万人の子ども達へ基礎教育費

世界労働機構(ILO)は18歳未満の子どもの人身売買、子ども兵士、子ども売春・

ポルノ・麻薬密売などの犯罪行為など、最も危険で有害な労働を「最悪の形態の児

童労働」と定義し、即時撤廃を求めています。

■ 児童労働と私達はつながっている

コーヒー・バナナ・チョコレートの原料のカカオや砂糖・ゴム・Tシャツなどの

綿・携帯電話に使われる希少金属(レアメタル)など、身の回りにある品々は世界

から届いています。だから食べたり、身にまとったり、便利な道具を使う事によ

り、間接的に子どもの体や心の健康的な発達をさまたげていることになります。た

だ目の前で見えないだけ。

想像しよう! どうしてそうなるのか考えよう! そして出来ることを行動しよう!

■ フェア・トレードの理念の一つは児童労働よって作られていないこと

フェア・トレードの理念は10あります。「生産者への仕事の機会提供」「透明性

とアカウンタビリティ」「能力向上」「フェア・トレードの推進」「公正な価格の

支払い、必要に応じて前払い」「男女平等」「安全で健康的な労働条件」「子ども

の権利を守る」「零細な生産者との長期的な関係」

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ちりめんじゃこの歯ぎしりのゆっころん

「ちりめんじゃこの歯ぎしり」かもしれないけれど、やっぱり伝えていきたい。私たちの暮らしは誰かを犠牲にしてなりたっていることを。バレンタインによせて

~名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会の「なふたうん新聞」も2月で100号を迎えます~

20180123野入日記 おだやかな雪景色

昨日午後降り出した雪も夕方には止んで、今朝起きたら10センチくらいの積雪。外に出ても風もなく、コートもいらない。

雪ころがし作成中

雪だるまを2つ作りました。孫たちに写真を送るために。。

ちょうど一年前の1月23日、串原にあるゴーバル勉強会にてフェアトレードの話の依頼があり、でかけました。初めてゴーバルを尋ねたのは25年以上前のこと、フェアトレードの店を始めたころからゴーバルから会報紙がず~っと送られてきていてます。くらしを耕す会からウィンナーを購入、肉や魚や玉子や牛乳は基本買い物リストにはないのですが、ウィンナは好きで、ゴーバールは安心で美味しいので欠かせない食材です。

野入からさらに車で30分くらいくしはら温泉 ささゆりの湯へ行く道をゆきます。ゴーバルの工場も見えてきました。

事務所では、週刊金曜日やDAYS JAPANの雑誌が目につきました。随分以前からシャプラニールの手織り袋を梱包資材として使っているなど、山の中の仕事場ではあるものの、世界に視野をむけた姿勢はわかっていたのですが、ゴーバル製品の横にフェアトレードコーナーもあったので驚きました。

ゴーバル製品とフェアトレード製品販売コーナー

また夕方仕事を終えてからの定期勉強会なのでみなさんまだ仕事中で現場をいろいろ見せていただくこともできました。

いつも食べているウィンナの作っているところを直接見ることができたのはいい経験でした。また事務所には小さなお子さんが数人遊んでいて、そして赤ちゃんも寝ている職場がいいと思いました。

赤ちゃんもいる職場

小さい子どもたちもいるお話会は初めてでした。大人たちと一緒に聞いていたようです。そして当番制の食事づくりのその日の担当は代表の人。みんなでわいわいの夕食を頂きました。いいな~という職場、環境のゴーバルさんでした。お話のお礼にゴーバルの製品をいっぱい頂いて幸せでした!

みんなで食事

一年前の報告になりました。10年日記をつけて今二回り目、こんな時役立ちます。日々の出来事を記録したいと思ういつつもできない事も多々ありです。

設楽(したら)町の名倉の道の駅「アグリステーステーションなぐら」にフェアトレードのドリップ珈琲登場!

豊田市香嵐渓から40分、稲武から名倉の道の駅「アグリステーステーションなぐら」まで車で10分の日本の原風景が広がります。

地元の野菜やお菓子手作りの雑貨など楽しい道の駅に、稲武から5分の野入りから通い始めて一年くらいたちました。

なんと言っても楽しみなのは「モーニング」。普段は玄米を土鍋でたく食事ですが、名倉のモーニングでは白いご飯に生卵をかけて食べます。トマトジュース、おつけもの、サラダ(ゴマダレが嬉しい)、味噌汁(中当町のお揚げ入り)、そして珈琲で400円。この冬は金山寺味噌までついていて申し分けない限りと思いながら、毎週夫婦で通っています。「旅行に来た気分だね」がキャッチコピーで山々を見渡しながら、さんさんと入る太陽の光の暖かさを感じるハッピーモーニングタイムです。

とましーなちゃんのはがき型フェアトレードドリップ珈琲

道の駅は地産地消がテーマ、そこに国際版地産地消コーヒーが常設で登場するのは珍しいと思います。

とましーなちゃんは、設楽町のイメージキャラクター。椎茸の傘をもち、なすのスカートと、とまとの顔。設楽町は、「太古のみえる町(面の木の原生林)」「銀河のみえる町」とうたっています。

コーヒーはメキシコのマヤビニック。はがき型です。中にドリップ珈琲がはいっています。お便りを書き、82円切ってを貼って投函すれば暖かい便りとして届きます。

コーヒー好きなあの人に!

寒中見舞いに暖かい便り!

ご無沙汰しているあの人に!

フェアトレード・ショップ正文館書店でもはがき型コーヒーあります。

風”sパッケージ20171110 (1)

 

ネグロス島(フィリピン)の黒糖=マスコバド糖

「マスコバド」とは現地の言葉むかしながらの精糖法という意味です。

【マスコバド糖ができるまで】

サトウキビを刈る

ジュースを絞る

ゆっくり煮詰める

手早く攪拌、自然乾燥

精製処理をしていない含蜜糖(ミネラルなどを豊富に含む糖蜜を結晶と分離せずにつくる砂糖)で、くせのない味はどんな料理にも使いやすいのが特徴。

ネグロス島は砂糖産業の島でしたが、1980年代前半の砂糖の国際価格の暴落により深刻な飢餓の島と化しました。ユニセフの報告では15万人以上ものこどもたちが飢えに直面していたと報告されています。

このような窮状を受け、日本では日本ネグロス・キャンペーン委員会(JCNC)が設立され、食料や医薬品の配布などの支援活動が開始されました。

日本からの緊急支援が一段落した後に、その後の援助のあり方として考えられたのが、ネグロスで伝統的製法でつくられてきたマスコバド糖の輸入でした。ネグロス島の人たちが自分たちでものを生産し、それを公正な価格で買取るという交易活動を通じて、人々の自立を促したいと考えたのです。

【ハリーナno.37より】マスコバド糖・品質改善の歩み

より

マスコバド糖が日本に届きはじめた30年前、「商品」と呼べるものではなかったとは、当時の語り草になっています。しかし、今や品質面、製造管理面において、認証を取得したり表彰されるほどに成長しました。それは「日本の消費者との二人三脚の成果」と語るのは、現マスコバド糖製糖工場長のスティーブ・リガホンさん。30年間の品質改善の歩みを伺いました。

つづきはこちらへ

マスコバド糖の袋詰め

「最後に、消費者の皆さんに、マスコバド糖を食べるときに想い起こしていただきたいことがあります。

「飢餓の子どもを抱えた力のないサトウキビ農園労働者が、自分たちで耕せる土地を得て、そこで生きるための力をつけてきました。それをマスコバド糖という形で日本の皆さまに支えていただいている物語」なのです。

20180110野入日記 2018年明けましておめでとうございます。

*2017年4月から豊田市の稲武から北へ数分の野入の古民家で週の半分暮らす2拠点生活を始めたゆっころんです*

昨日9日、天気予報とにらめっこしながら野入いり。気温は高めだったので安心していたけれど16時近くには雪が降り出した。14時には野入に着いていたのであやうくセーフ。四季タイヤでなんとか天気のいい昼間に移動しようというこの冬の移動は、ちょっとハラハラドキドキなり。

朝日が届く山々、野入の家の2階からの景色

今朝は、積雪はわずかですが一面の雪景色、8時半ごろ山から太陽がでてくると雪の結晶がきらきらひかる。上空は青空、家の後ろの山の木々にも雪が積もり樹氷とはいかないけれど山の雪景色。鹿のような足跡もありました。

野入の家のうしろの山

野入の標高は670m。寒い冬を経験して、そこに訪れる春を待ちたいという思いがあります。

野入の庭の雪景色

今年の4月で2年目の野入ですが、その前1年半は稲武近くの夏焼にある豊田市の帰農者住宅のログハウスに通っていました。こじんまりとした木の家は畑も近くで素敵でした。でも地域とつながっているという感じはしませんでした。

ここ野入では昨年3月に総会にも出て夫婦で挨拶し、夏祭りの手踊り(盆踊り)の練習に参加(盆踊り大好きです)、若者たちが太鼓うつ夏祭りも我が家の三兄弟家族もそろって楽しみました。そして秋まつりなどにも神社に顔を出し、夫は町内の行事には参加するなど、野入では地域の人と少しはつながりができて、「暮らしている」という思いです。

新しい年は、みなさまどんな思いでお迎えでしたか?

我が家も満98歳の義母から2歳の孫まで11人集まり、心から嬉しいお正月を迎えました。

何か新しいことを決心して、それを続けることで習慣化することを狙いながらもやはりいつのまにか消えていたりします。続いているものもあります。これからは体をしなやかにすること、柔らかい体、面倒がらない体、軽やかに動ける体で心もしなやかにしたいと思っています。

さて今年の春4月~5月には店をスタートしたいと準備もしています。

どうぞ今年もフェアトレード・ショップ風”s正文館店とここ野入の家も是非お訪ねください。お待ちしています。