作成者アーカイブ: yukiko
180423野入日記 踊り
お知らせ
★春新カタログ展示会4月27~29日「SVAクラフトエイド」
5月1日~8日は営業(7日月曜日も営業)
昨日4月22日稲武交流館でフラダンスの講習会に参加。15人くらいの人が参加。女性は元気だな~と思います。家庭や仕事をやりながら休みの日にフラダンス! この講座は三好から先生に来て頂いて月1回の教えを頂き、あとは毎週金曜日の夜に自主練習をする月5回のフラダンス教室です。地域のイベントに出演もされているようです。
ピースボート(PB)に乗船した2008年の時にフラダンスのグループに参加。自主グループがいくつもあり、私はフラダンスと太鼓、後半は太極拳にも参加。フラダンスがいいな~と思ったキッカケは「フラガール」という映画でした。
PB乗船の縁もあり昨年は愛知県スポーツセンターで毎週フラダンスを1年近く、太極拳は半年くらい通いました。なかなか覚えられないけれど、体を楽しく動かせたらいいな~という思いでした。
今年の4月からは稲武/野入で民家カフェ「風の庭」カフェが5月5日オープンという生活の変化もあり金曜日夜の稲武でのフラダンスの講座に参加、地域の女性達のなかでは難聴の土井さんとして知ってもらいつつあります。音楽はなかなか聞き取れないけれど見よう見まねで踊っています。
昨年野入での盆踊りの練習にも参加しました。ここでは盆踊りとは言わないで「手踊り」といわれています。秋の収穫のあとのお祭りで踊る踊りなのです。そこで会った女性とフラダンス教室でもお会いして今年は5月から練習をするからと誘われました。少しずつ稲武/野入の住民の仲間いりをしていく感じです。
盆おどりは、私が小さいころ昭和30年代はお寺の境内で行われていて、姉はそこで仮装大会かなにかで(舌切り雀かなにかのおじいさんの服装=妹の私が幼稚園で劇で着た衣装)賞に椅子をもらったことを思いだします。
だから盆踊りも大好きで、今年は夏祭りだけではなく、覚えられてなんども踊ることのできる講座に参加。名古屋の上前津の福祉会館で盆踊りの講座があるということで応募して2倍の倍率で50人定員の一人になりました。ラッキー! 4月から始まり2回参加しています。名古屋音頭・炭坑節・かわさき(郡上八幡)を習得、私の好きな曲を覚えられて満足。盆踊りの時だけでは思いだしたころ「はい終わり~」なのでもっと踊りたいという思いを持っていました。
どうして踊りが好きなのかな~と考えてみると、幼稚園のころ近くのお師匠さんのところで日本舞踊を習っていた。公設市場の催しの時、できあいの舞台で長唄の「松の緑」か「絵日傘」を踊った記憶がかすかにある。
本来、人は歌ったり、踊ったりは好きなはず、生活の中に歌があった。田植えの歌、大漁節など民謡があった。それは世界にもある。それぞれの大地に根ざした暮らしと歌と踊り、ほんとに素敵だな~と思う。
2012年スタディーツアー生産者を訪ねる旅でバングラデシュへ行った時、言葉は通じなかったけれど、庭に出て3~4人で踊り出した。初めは陽がさすところで踊っていたら、こちらへいらっしゃいというような手招きで日陰に連れていかれ、そこではもっと多くの人を巻き込みみんなで踊りだした。楽しかった~~~。どうしてそんな風になったのかわからないけれど、ピープルツリーのユーチューブでもその時の様子が一部画面9分:36~40秒で見ることができる。手前左の黒い帽子がゆっころんです。
また不思議な体験もしたことを思いだします。2008年のPB乗船のオプショナルツアーの一つでグァテマラでマヤの先住の人たちの3時間にもわたる儀式をみせてもらいました。円陣のなかで祭りを取り仕切る人がいて、終わったあとは束ねた枝のようなもので水をつけ、みんなにぴっぴとふりかけ、そのあとはマヤの人々とPBの参加者含め30人くらいの人達が順番に全員にハグをした。そしてなぜかそのあとその場で私は一人で踊っていた。
白い藤の蕾がふくらみ始め(藤色のはまだ蕾で開花時期が違うようです)、昨年植えた芝桜が広がり初め、スギナのお茶作りもスタート、カエルは10日ほど前から声をあげ、ウグイスも声高らかに~、でも今朝は、玉ねぎ120個の20センチほどでていたネギの部分が全て食べられていた。
昨年の白菜の被害対策で裏山に続く北側は、先日切り出した竹でしっかり囲っていたので安心してたけれど、ま~どこからでも入ってこられるわけですね。畑そのものに竹の囲いをする計画です。
今日は手作りの石窯を見せて頂きに岡崎まででかけました。
ゴールデンウィーク営業と5月お休みのお知らせ
180417野入日記 竹藪に入る
今日で3回目、裏山の破竹の竹藪にはいり、竹を切り出す。夫が切って私が運び下ろす。私のほうがかなりの重労働。多分3回のきりだしで60本くらいは切りだしています。
切ってからがまた一仕事、枝を切り落とします。先っぽのほうは鹿などに入らないように囲いに使用。
昔は段々畑だったところが竹藪になり、西の台所のある部屋は湿気がすごいので、山の近くで住む人は大変だな~と思いました。
切り出しをはじめてみえてきた紅葉の木。今年は裏山を仰げば紅葉がきれいにみえることでしょう。
メキシコのトセパンのように、テーブルや椅子、ベッドなどつくれたら素敵! 切り落とした枝葉は燃料にしています。竹の籠をつくるまでの技術は程遠いけれど、竹の筒にお米をいれて炊くご飯などはすぐできます。
ネパールから届く竹布の肌触りは本当に素敵! みなさなん、是非風”sへみにきてさわってみてください。ショールや
パンツがあります。「母の日」にぴったり! だってすご~~~く楽なんです。
それにしてもどのようにして竹からあのようなしなやかで光沢のある繊維ができるのでしょうか? 抗菌作用もあると言われています。
フェアトレードには竹の茶こしやざるもあります。自然素材を身の回りに置いたり身にまとったりする日々、なんだか優しい気持ちになるような気がします。
180417野入日記 甘夏まるごとジャム
やつではよくみますが、花を見るのは初めてです。
先日、どんぐり工房(稲武)でアンティマキさんの「こねないでつくるパン教室次回は5月18日」に参加。こねないパンも発想の転換と思うのです。
なぜならパンはこねるものと思い込み、パンこね機でパン作りをしてきました。子どもが成長して、マンションリフォームする時に、大きなガスオーブンを処理しました。それからパン大好きなわたしはもっぱらわっぱんのパンの天然酵母パンを食べてきました。(風”sでは火曜~土曜日わっぱんのパン販売、他にクッキーもあります)
ところが、染色教室なども開催しているアンティマキさんのパンの、「こねない」という言葉に惹かれて参加したら、新しい手法に出会いました。それは丸ごと煮るジャムです。
早速、木曽川流域での生産物を有機や無農薬の米野菜を宅配している「くらしを耕す会」の安心な甘夏を刻んで簡易竃で煮ました。
竃を使うのは都市ガスと違ってプロパンガスは高いのと、炎をみながらじっくりご飯をたいたり、お湯を沸かしたりしています。ススにまみれながら。(くらしを耕す会のオーガニックナプキン、風”sで販売)
今朝、朝食の時につけてみたら、ほろ苦く酸味がありこの春にはぴったりのジャム、種はどうしようかな?と思いつつ「食べる時にだせばいいや」ととにかくそのままきざみ煮込みました。
「種はどこへいった?」 全然気にならず、煎りたて挽きたて淹れたてのフェアトレード珈琲と一緒に、まるごとのダイナミックなそして超!!簡単なジャムを味わいました。やっぱり自然というのはシンプルなんだと思う。
この季節、甘夏や八朔が大好きな私は、無農薬の安全な甘夏が手にはいると皮をむき刻んで湯がいてマスコバド糖いれてジャム作りをしていました。
面倒なので身を取り出すことはないのでぱさぱさの皮だけのジャムですが、それでも好きでしたが、今回はそのまま刻むので身も入っています。らくちんジャムができあがり上~機嫌~です。
あとは、天然酵母をつくること、石窯をつくることに意識がむいています。せっかくこねないパンや、美味しいスコーンを習ったのにすぐ実践できないのが残念です。
昨年から今年にかけ、ここ稲武/野入は長野県にも近いのでリンゴが15個以上あり箱販売で2000円~1500円、何度も購入しリンゴジャムに煮込みました。リンゴ煮が大好きな私は、このジャムのおかげか、この冬は一度も風邪をひくことなしに過ごせた。
リンゴジャムは甘いので砂糖なし、塩を少しいれただけのもの。甘夏はフィリピンのマスコバド糖を少なめですがいれているので、甘酒で代用できないかな~と考えています。
何でも丸ごと
里芋の皮は、それでもちょっとね~と思っていたら、皮を揚げて食べる方法も知ったけれど、そこまで毎回揚げる気力まで今のところはないけれど再開しようかな?
高級家具も丸ごと制作!?
今から10年以上まえ飛騨の高山の高級家具の「飛騨家具」の新社長の岡田さんの話を聞く機会がありました。高級家具は節がない。そうすると切り出される木が工場にいっぱい積んである。もったいない。丸ごと作るといういままでにない発想で節のある家具「森のことば」シリーズがはじまりました。
私も講演を聞いてからショールームで節のある家具をみて、その節がとても個性的で愛おしく思い、思いきって(飛騨家具はもともと高級家具)ミラーを買いました。今もその鏡は店でみなさんの服会わせなどで利用して頂いてますが、節がとっても好き、だって生きてきた印ですものね。チェストも後年入手してアクセサリー展示に利用していますが、やっぱりいつみても好き!って思っています。自然まるごとの感じるふしぎな思いです。
入って左側、ペンギンの右にみえるのが「森のことば」シリーズの姿見の鏡。
丸ごと、私自身もまるごと好きになりたいな~。そして人それぞれの丸ごとのお付き合い。好きな点も好きでない点もまるごとその人。そんな風に思えたら人づきあいも楽になるでしょうに….。
180416野入日記 野入へ来て一年
豊田市稲武の北へ来るまで5分標高680mの野入の民家をお借りして一年がたちました。その前は稲武に近い夏焼の帰農者住宅に一年半滞在。その間古民家探しをして稲武支所のお世話でこの野入の屋号「かやの木の家」にたどりつきました。
六部屋ある総二階の家、二階の二部屋は昔お蚕さんを飼っていた部屋で素焼きの素敵な火鉢のようなものが4つありました。一番小さい一つは玄関に置きました。
今年は寒かったと地元の人がいいます。寒さを覚悟してスタッドレスタイヤに交換して毎週通いました。水道が凍らないようにとチョロチョロと糸を引くように出しっ放しにしておいたら、朝水道管の直径の氷柱(つらら)になっていました。でもペレットストーブやアンカのおかげで冬を思ったより楽に過ごす事ができました。
名古屋を出る時は晴れてても、着いてふと外を見ると雪が吹きしきっていてビックリ。ある朝は起きてみたら一面雪景色、何か動物の足あとをみつけ、一緒にここで暮らしているんだな~と思う。
4月にこの民家に来て初めにしたことは、庭に敷き詰めてあった黒いビニールや絨毯をはがす作業(雑草がはえないようにしっかりびっちり敷き詰めてあった)は大変でした。
昨年から植えたアネモネ、ムスカリ、チューリップがこの家のおばあちゃんが育てていた花や木と一緒に咲いています。
朝陽が差し込むけさ朝、昨日の雨にあらわれた木々や草木に太陽の光りが届きます。稲武・名倉・野入の春はゆっくり進みます。
レンギョウの黄色は勢いをなくし、かわって山吹の花びらが咲きます。桜がおわりつつあり、桃の花が咲き始めました。昨年孫と記念植樹をしました。
10時ごろ裏山から竹を切り出しました。朝は手が冷たいと思う気温でしたが、切り出し運んでいるうちに半袖姿に。午後を枝を切り落とす予定。ゆくゆくは竹の楽器をつくってみんなで合奏したい。近所迷惑を考えなくてもいい敷地、ちょっと高台なので見られることもなし、ひたすら感謝の日々です。
180408名倉の春の報告
稲武(豊田市)の交差点から新城に向かう257線沿いにある土手沿いの桜並木
4月8日(日)いつもより早く開花した花びらがちょっと曇り空の下満開、とおもったらその日は雪が降りしきる寒い日。
大野瀬にある大安寺のしだれ桜をみにゆくつもりを断念、と思っていたら青空が広がり、名古屋から来た友とでかけました。寒いので大野瀬の婦人達が出店しているお汁粉を頂きましたが寒い。帰りの道でもまた雪、そして稲武のバス停に着いたら青空。
ほんとにへんな4月8日日曜日でしたが、友人は春の稲武の花々に満足の様子、名倉の道の駅でツクシやお値打ちな野菜を買って帰途につきました。
民家カフェ「風の庭」は5月5日オープン土・日・月営業のカフェ
風”sの月替わり企画展示【無料】他、6月の若者スピーチ(有料)のお知らせ
フェアトレード団体の2018年の新しいカタログがではじめています。
フェアトレード団体と生産者が制作した雑貨や衣類、それは手に取ってみないと本当に分からない。印刷では限度があることをいままでの経験でわかります。そして物のもつ力、手仕事の魅力は手にとってみなければ伝わってはこないと思います。
是非、手にとってみる、着てみる展示会へ………….
1つの団体やアイテムを月ごとに紹介する 『風”sの月替わり企画展示』
3月は、23日~25日 シャプラニールを紹介、展示販売しました。
★4月は、27日~29日 SVAクラフトエイドを紹介、展示販売←詳しくはここへ★
5月は、18日~20日 ピープルツリーを紹介、展示販売
3日間はゆっころんがみなさまにフェアトレードの珈琲をお出しします。
フェアトレードのこと、種の話、腐る経済の話、3万円ビジネスのこと、丸腰国家のこと、忘れられた日本人の話、一万年の旅路、旅する木のこと、象と鯨の話、ゆっころんの田舎暮らし&5月5日オープン予定の民家カフェ「風の庭」稲武/野入の話などしませんか?
::::::::【予告】:::::::::
【日時】 2018年6月17日(日) 13時~17時30分 (受付12時30分~)
15:00-16:45 ワークショップ =約1時間45分
16:45-17:15 振り返り =約30分 (予定)
【場所】 名古屋国際センター 5階 第一会議室 (名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
【参加費】 小中高校生300円、大学生500円、大人800円 (当日参加は+200円)
【定員】 50名(先着順) マイカップ持参
【申込み・問合せ先】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
huzu@huzu.jp
【ホームページ】 http://www.nagoya-fairtrade.
【主催】 名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
【共催・後援】 名古屋国際センター共催、名古屋市後援(予定)
<昨年度出演実績 (敬称略)>
どえりゃあWings、南陽高校Nanyo Company部(ビデオ)、愛知教育大学Hearts、
フェアトレード・タウンの本の感想を頂きました。
(0405 FT関係ショップ店主男性)
細かく情報が載っておりましたので、フェアトレードタウンのことがよく分かりました!
小さな一歩一歩の積み重ねが大きな動きになっていく不思議さ、すごさを感じました。
やっぱり人口230万の名古屋がフェアトレードタウンというインパクトは大きいですよね。
いろいろフェアトレードに関する最新の動向が分かって良かったです。
(0323 山のハム工房女性)
本、届きました。 爽やかな本!と言う第一印象。 まだ全部は呼んでいませんが、
土井さんのしなやかな文章がとても気持ちよく、 すらすらと心の中に入っていく気がします。
名古屋の活動は素晴らしいですね。 あらためて高校生始めいろいろなところに広がっていることを 感じ、嬉しく拝見しました。 土井さんのフェアトレードのきっかけが
まのあけみさんだった事を知り、 私達もよくコンサートに足を運んだことを思い出しました。
お店をお休みしてピーズボートも素敵です。 フェアトレードタウンへの第一歩につながるわけだもの、 何が起こるかわかりません。
流されやすい私達ですが、 買い物が世界につながっている事を再認識させていただきました。 地域のコミュニティーの大切さも。
フェアトレードをきっかけに、地産地消や有機農業、 障害者支援など、共に生きていく事への目が開かれていくことは これからの希望ですね。勇気を頂きました。
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★フェアトレードタウンの本出版のおしらせ★
日本フェアトレード・フォーラム渡辺龍也編著 新評論より2700円(税込み)「フェアトレードタウンの本”誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり」
全国での12人による共著で、現場の運動・活動の様子や様々な工夫・成果・課題など生の情報が掲載されています。土井も32ページ担当しました。7年越しです。
http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=19541
お申込は、フェアトレード・ショップ正文館店 風”s 土井まで。店頭でも販売中!
飯田町の桜とシャプラニールの春のカタログ展示会へ
3月23日~25日(日)12~18時フェアトレード・ショップ風”s 正文館店にて
一足はやい飯田町の満開の桜、今日はいい天気! 是非歩いてみてください。
そして帰りには……東片端の正文館書店の2Fのフェアトレード・ショップ風”sへ~
ネパールのハニープロセスの珈琲試飲できま~~~す。