風”sお勧め!「夏の必需品」コーナー設置

暑中お見舞い申し上げます。

■■■なふたうん新聞 106号 Nagoya  Fair TradeTown  Campaign →NAFTown■■■2018年8月1日 発行しました。

フェアトレード・ショップ風“s正文館店のお盆休みは8月11~15日

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稲武/野入 民家カフェ「風の庭」土・日・月営業

8月4日と26・27日(貸切)はお休みですが、お盆の8月11・12・13日は営業します。

7月は西日本豪雨や異例コースの台風など異常気象が芽につきました。被災に遭われた方々はこの猛暑の中ほんとうにたいへんだと思います。せめて出来ることとして店頭募金をしています。現場でがんばっているレスキューストックヤード(RSY)に7月末で1回目の募金を締切送金しました。16506円(引き続き募金受付します)

フェアトレード・ショップ風”s正文館店では風”sお勧め!「夏の必需品」コーナー設置しています。

・キャンプに、シアバター・虫除けハーブスプレー・菊香線香、いずれも自然素材でお子さんにも安心して使えます。

アフリカ工房のシアバターは、ピュアです。やけど、切り傷、かゆみや虫刺されなど皮膚のトラブルにとてもいいとゆっこりんの経験済み。アセモができたところにもいいようです。

・日よけのロング手袋は、オーガニックコットン素材。

・オーガニック水出しコーヒー、紙パックの森林農法によるコーヒー「エコブラック」夏祭りやバザーにも、カフェオレにはフェアトレード・リキッドコーヒー

エコブラック情報

今日7月30日は国連が定めた「人身取引反対世界デー」

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ノット・フォー・セール・ジャパン ニュース vol. 83
Not For Sale Japan News
2018年7月30日(月)July 30, 2018
“I am not for sale.
You are not for sale.
No one should be for sale.”
-=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- -=-=-=- より

今日7月30日は、国連が定める「人身取引反対世界デー」です。人身取引、現代の奴隷制の問題が、今世界中で、そしてここ日本でも起きていることを、ぜひ知って下さい!
(⇒「人身取引と現代の奴隷制 ~私たちには関係ない…とは言えない4つの理由~」http://notforsalejapan.org/

山岡万里子「当事者と関わりがなくても」ノット・フォー・セール・ジャパン代表のエッセー

(5)当事者と関わりがなくても(山岡万里子)

山岡万里子さんの翻訳書『告発・現代の人身売買』(朝日新聞出版)をゆっころんも読みました。

あまりに悲惨な現実になかなか本がすすみませんでしたが。被害者の救出と再生を支援する多くの人々の行動に救われ読み終えることができました。

 

 

20180729野入日記 「風の庭」に蓮の花咲く

夜中に台風が過ぎ去り、まだ吹き戻しのような風がのこる庭

台風一過のあとの庭に蓮の花一輪咲く(真ん中の赤い点が蓮の花)

★本日7月29日は貸切のため、土日月営業の民家カフェ「風の庭」は臨時休業★

 

5時すぎにはつぼみがふくらみ、6時半すぎには太陽の光あびてひらきました。

まだつぼみが全開になるまえに蜜蜂(多分セイヨウミツバチ)が花の中にはいり必死に蜜を集めはじめると、風のせいか蜜蜂に「ど~ぞ」と言っているのか花びらが開き始めたように思った。

太陽の光に透かされたピンク、花びらの縁は濃く、まわりは薄い。

 

太陽に向かって咲く蓮の花

 

 

京 都  花 蓮 研 究 会の歴史から

1億4千万年前~ (中生代白亜紀)
ポルトガル、アメリカ、カナダ各地から白亜紀の化石(蓮の葉)

日本でも

9千万~3千8百万年前 (白亜紀後期~第三紀始新世)
北海道空知郡にシキシマバス、福井県今立郡にトヨウバス。
1万~2万年前 (更新世後期)
横浜市下倉田、島根、福島、京都で更新世後期の蓮葉の化石。
古墳 460年頃 古事記(太安万呂712年)に河内日下江の花ハチスの記述。

教科書で習った「大賀ハス」は、1952年に開花。

1951 大賀一郎博士検見川で地下4.6mから蓮の実3粒発見(大賀蓮)。
1952 7月18日大賀蓮開花する。花弁は細く、桃色大型、単重である。

蓮と仏教

仏教で蓮の花がよく出てくるのはどうしてでしょうか。仏教と蓮の関係について

蓮華の五徳(れんげのごとく)とは

蓮華の五徳とは、蓮の花の五つの特徴ということで、五つの特徴で極楽へ生まれられる人の心を説明されています。(意味はHP参照

1 淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
2 一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
3 花果同時の徳(かかどうじのとく)
4 一花多果の徳(いっかたかのとく)
5 中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)

極楽へ生まれられる人の心を、正しい信心といいます。

この正しい信心を教えられているのが親鸞聖人の書かれた「正信偈(しょうしんげ)」です。

正信偈は

帰命無量寿如来 南無不可思議光。。とはじまります

法事の時に唱和することが好きなゆっころんです。実家も今も浄土真宗。

最近読んだ本のなかで、「梅原猛の授業 仏教」「梅原猛の授業 道徳」は京都の中学校の授業での記録、「梅原猛の仏になろう」はカルチャー教室での記録 朝日新聞社発行

「なぜ宗教が必要なのだろうか」…科学は必ずしも人間や地球を豊かにしない、神がなければ文明も道徳も存在しない等の項目からはじまる中学生向けに

「道徳とはなにか、人間とはどう生きたらいいか」と、梅原さんは中学生にもわかるようにと苦心した授業を記録した本です。

公立学校では、宗教も道徳も教えられないので日本人が育っていくことに梅原さんは危惧している。教育勅語は大日本帝国憲法と同時に出され「天皇さまは神の子孫であり、…いったん戦争が起これば自分の身を犠牲にして日本を守れ」と憲法によって一応民主主義に移行するのですがあんまり民主主義の国になっては困るので制約をかけるためのセットとして始まりました。

政治の話、宗教の話がタブーとするような日常会話、それは公の教育機関から排除されてしまったことがあるようです。

江戸時代は塾や寺子屋で、儒教あるいか仏教に基づいた道徳が教えられ、それに加えて実用的な知識が教えられていた。明治維新で、文明開化~富国強兵への道が日本の政策の中心になった。

今、宗教を見直す必要があるのではないかと梅原さんは問いかけています。「宗教なくして道徳はない」とドフトエフスキーの言葉も紹介。

「君はどう生きるべきか」がベストセラーになっている現在、その問いかけがなされている時代とも思われます。

蓮の花になにか惹かれる私は夫と二人で、7月24日、串原~大正村~岩村と蓮の花をもとめて出かけました。

休耕田を活かした蓮の畑

串原町

大正村にも多種類の蓮の鉢がいけてありましたがそのあと岩村のお寺に向かいました。

花の寺 萬嶽寺

萬嶽寺で蓮の種を頂き、水のなかにいけています。芽がでてきました。

 

豪雨被害によるレスキューストックヤード(RSY)の支援活動報告と募金箱設置

レスキューストックヤード(RSY)より【第4報】豪雨被害によるRSYの支​援活動について(7月17日)

この暑さの中、断水も続いている地域もありとても大変だと思っています。新聞によれば4万人の人がボランティアでこの3連休に現地で活動をしたということですが、本当に行政の方含めご苦労様と思っています。

せめて募金をと思い店頭にて募金箱設置しています。7月末には一度しめきり現地で活動を続けているRSYへ振込ます。よろしくお願いします。

7月9日名古屋外国語大学「現代国際学特殊講義C-1」学生65名+12名(一般聴講)77名参加

今年も呼んで頂いて学生&一般の聴講者の人対象に90分の講座を担当しました。

この講座の説明=名外大HPより

『国際ビジネスマン等が見た現代社会‐グローバル時代を生き抜くために‐

グローバルリーダーにとってリベラルアーツ(グローバルな教養)は必須です。
本講座は、日本を代表する会社等で、日本と世界の最前線で活躍してきた方々に
その豊富な経験と学生へのアドバイスを直接伝えていただくオムニバス形式の授業です。皆さんが本講座を通して世界的教養を身に付け躍動する世界の全体像を鳥瞰してくれることを期待します。』

この講師のなかで私はちょっと珍しい存在と思います。世界をまたぐビジネスマンではなく、大学で専門的なことをしたわけでもない。タダ、20年以上フェアトレードの店を、普通の主婦が起業し、230万人の名古屋をフェアトレード・タウンにつなげたということぐらいです。それゆえに、女性達にとっては3人の母親であり、48歳で起業したという私を身近な存在に思ってくれる学生たちもいると思う。

今回4年生で昨年もこの授業に参加したあきお君は、小さい頃お母さんと一緒に風”sの店に寄ってくれていた。四日市から名古屋の病院へきた帰りのこと。私が四日市へ遊びに行った時、太鼓をたたくのが上手で、片足をピッと揚げバチを打ち込むその姿は目にやきついています。難聴という個性を持ちながらもヨーロッパを旅する息子に育ったと目を細める母がいます。父もピアノを弾く写真をフェイスブックに載せたり、成長を楽しむ両親のもとに育った彼も来年は社会人。彼の成長が楽しみな私です。

他にも昨年に続いて聴講された男性が見えました。質疑応答の時間になると担当の小林先生は、夫のことも話してくださいと、稲武/野入の民家カフェ「風の家」案内のコピーを取り出しました。

実は昨年質疑応答の時に、こんな(にも好き勝手に動いている)妻をどのように夫は思っているのか?という質問があり、私は「実は夫も一緒にこの時間学校にいて私の授業が終わるのを待っています。性格は違うけれど奥底での価値観は共通のものがありこれまで私が好きなことができたのは彼だったからこそ」というような返答えをしました。小林先生は車まで私を送ってきて、さてどんな夫か?と興味を持たれたような印象でした。

で今回その夫のことを小林先生は、夫のことをちょっとほめてくださったようで、いい印象だったのだとうれしかっという今回の質疑応答タイムでした。昨年夫のことを質問した人が「あの質問をしたのは僕です」ってまた登場でした。

さて本題

学校からはその日のうちにレポートがPDFで送られてきます。とてもうれしいです。

多くの学生達は中学校や高校でフェアトレードは聞いているけれど、詳しくは知らない。そしてチョコレートから児童労働の話も紹介するけれど、やはりあまり知らないということで、児童労働の話を取り入れたことは、印象強く感じたようです。

これから海外目指して活躍しようという学生たちに、フェアトレードの話は他の講師とはかなり違う角度で必要だと私は思います。今回も77名のかたに聞いて頂いて感謝しています。フェアトレードは「生き方を問うこと」と私は思っています。そのことを伝える事ができた日でした。

さらに私も勉強してゆきたいと思う日でした。

☆☆☆☆☆☆これからの風”s2店舗より、ふ~ず新聞(年4回)発行、企画やフェアトレードの企画その他のお知らせします☆☆☆☆☆☆

・名古屋市東区正文館店・豊田市野入町民家カフェ「風の庭」店コーナー

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フェアトレード・ショップ風”s正文館店 模様替えのお知らせと「新設!企画お知らせ登録」

フェアトレード・ショップ正文館店内模様替えしました。

 

これからの風”s2店舗より、ふ~ず新聞(年4回)発行)や

企画などお知らせします。

・名古屋市東区正文館店

・豊田市野入町民家カフェ「風の庭」店コーナー

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朝顔 稲武/野入「風の家」庭にて

 

 

イギリスでは、今年は女性の参政権100週年

6月30日(土)10~12時 フェアトレード・ショップオゾンさん2Fにて

”小さなお話会”が講師をたかだ洋子さんをお願いして開催しました。

先回は3月31日「オーバービーさんを偲ぶ会」と題して、九条をこころから愛したオーバービーさん(2017年享年91歳)を偲んで、彼の生きてきた人生を振り返り、今私たちは何をこころするか問いました。なふたうん新聞102号で紹介

■6月30日今回のテーマは「女性議員が増えると何かいいことあるの?」

6月18日中日新聞の県内版に女性参政権運動発祥の地イギリスのマンチェスターを訪れた記事がありました。女性社会政治同盟が設立された場所です。講師の洋子さんも参加しています。

・イギリスでは、今年は女性の参政権100週年という節目に、庶民院女性議員200名の大台達成の勢いで迎えた。

立法でクォータ制を導入した国、政党の自主的クォータの国があり、イギリスは後者で労働党が勝つと女性議員が増えるというかたちで、マンチェスターの市議会は男女がすでに半々。

知らなかった言葉が順次でてきました。

*サフラジスト ミリセント・フォーセットたちの地味な運動は、国会への陳情が中心であったが、政治家達は口約束ばかりで、現実の進展はなし。

*サフラジェット エメリン・パンクハーストは「女性社会政治同盟」を1903年に発足させた。映画「未来を花束にして」で紹介される戦闘的な戦術で女性参政権への世間の注目を集めた運動。電線の切断や、郵便ポスト、家屋の爆破などを行い、刑務所へ送られると、劣悪な状況との闘争に注目を集めるためハンガーストライキ(断食によるストライキ)を行ったなど。

「Deeds  not   Words  言葉ではなく行動を」というスローガンで体当たり戦術のような運動。

ジェンダー・クオータ 積極的差別是正措置(PA)、形式上の平等だけでは改善が進まない事態に対処するために、強制的に女性の割当数を決める。国連の女性差別撤廃条約では、女性を割り当てしてもその措置は差別ではないと条文にある。

パリテ(男女同数制)の実践はフランス

パリテ・デモクラシーの原理 男女同数の候補者を擁立することは「女性優遇」ではなく「民主主義の要請」であり「機会の平等である」

日本国憲法で女性の地位も戦前とは随分違うけれど、そのありがたみを充分に感じていない自分と、洋子さんのいう以下のいかに日本の女性議員が少ないかという現実も世界と照らしあわせてみていなかった自分を思う。

「 見慣れた風景に疑問を感じることは、なかなか難しい。

議員は男性のイメージが長年の間に刷り込まれているから人々はあまり疑問に思わない。しかし一度気がつくと、あまりのいびつさに、驚く。

女性も数名ほどいるが、男以上に男並みになった女性だけがその世界で生き残っていると思われます。

日本の法律は女性たちの生活を守るものになっていますか。

社会の半数の経験を反映させないで運営されている社会が健全に発展できますか。

日本社会の病根があるとすれば、ここに解決の糸口があるかもしれない。」のメッセージに目とこころを開く機会を得ました。

身近にこのように話を聞くことができる勉強会があることに感謝。今後も熟女高田ようこ・杉本てるこ・土井ゆきこの三人で”小さなお話会”を東区大曾根のフェアトレード・ショップオゾン2Fでお茶をのみながら開いて行く予定です。

次回は9月29日

6月30日(土)10時~「女性議員がふえると何かいことあるの?」お話会 オゾン2Fにて

お話するのはたかだ洋子さん。

大学での研究、マンチェスターへの視察を通じてのお話です。

お話会「女性議員が増えると何かいいことあるの?」6月30日

詳細は↑

「 見慣れた風景に疑問を感じることは、なかなか難しい。

議員は男性のイメージが長年の間に刷り込まれているから人々はあまり疑問に思わない。

しかし一度気がつくと、あまりのいびつさに、驚く。

女性も数名ほどいるが、男以上に男並みになった女性だけがその世界で生き残っていると思われます。

日本の法律は女性たちの生活を守るものになっていますか。

社会の半数の経験を反映させないで運営されている社会が健全に発展できますか。

日本社会の病根があるとすれば、ここに解決の糸口があるかもしれない。 」洋子