1月25日沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会 参加者16名+報告者3名

1月25日沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会 参加者16名+報告者3名

リサ・チョコレート

明日につながる「私たち」のチョコレート・・・

2019年10月18日~22日まで沖縄本島・伊江島・久米島へ

フェアトレード・ショップ風”sの関係者で、カカオフレンズツアーに参加しました。

  • カカオプロジェクトが、なぜ沖縄なのか?
  • なぜ福島の子ども達の保養支援を目的にしているのか?

実際に行ってみて、会ってみて、このプロジェクトの意味を、またフェアトレードを今推進する意味を改めて理解しました。そして、土屋春代さんが「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」「将来に夢があること」「ともに夢を追う仲間がいること」と語るこのプロジェクトに、こころを動かされた参加3人の報告です。

 

参加者16名+報告者3名で計19名

三者三様、3倍楽しめた、って感じだったね~ということでした~~!

0125沖縄カカオプロジェクトツアー報告会 感想

 

  • 平和の最大の敵は無関心という言葉が出てきたが、これから農産物+ものづくりは、カカオプロジェクトのように、社会の問題などを伝える役目を担う必要があるなということを感じた。また、自分自身もフェアトレードに関心をもつ機会になり、参加してよかった。(20代 男性)

 

  • 前途多難なプロジェクトですが、挫折する事なく継続させて頂きたいと思いました。(40代 男性)

 

  • 人類が進むべき未来の形が少し見えたような気がしました。今日感じた事を自分なりの方法で何か表現できればと思います。(30代 男性)

 

  • 改めて、一次産業の大切さやチャレンジやつながる事のたいせつさを分かった。カカオだけでなく、いろんな事の未来を考え、小さな事からかえていくのは必要だなと思った!(20代 男性)

 

  • “連帯”、“つながる”の先の行動を変える、していく事が必要だと思いました。やっていきたいと思います。沖縄を全国水準の中でも賃金が低い地域という文脈でとらえている所がフェアトレードそのものだと思います。日本の中で、このチョコレートが広がっていくのが楽しみです。このチョコを通じて、フェアトレードがもっと身近に、より深く理解されていくことを期待しています。(まだ30代 女性)

 

  • フェアトレードを通じて、発展途上国等だけでなく、自分たちの労働環境についても考えられるよう、もっと「想像力」を養うことを子どもの頃から積極的に取り組むこともフェアトレードのために大切だと思いました。+環境問題、国内フェアトレードに原発などにつながっているので、改めてフェアトレードを広めたいと思った。(30代 女性)

 

  • 「平和の最大の敵は、無関心であること」何事にも関心を持つ事の大切さ。をあらためて実感しました。(30代 女性)

 

  • 「平和の最大の敵は無関心であること」まずは知ること!そして、自分のできることをやってみる!もっともっとみんながHAPPYになる!(40代 女性)

 

  • 関わる人達全てを幸せにしようとするフェアトレードの人気と生産効率が高まるといいと思います。(30代 男性)

 

  • 沖縄の歴史、ツアーのこと、カカオプロジェクトのことの他、産業革命~資本主義のことまで勉強になりました。誰もが大切にされる社会、生きていていいんだ!と思える社会であって欲しい!です。(40代 女性)

 

  • カカオプロジェクト?ナンダロウと思って参加した。報告そのものからはわからなかったが(チラシでわかった)。沖縄の人が福島の人とつながる気持ちがわかった。(70代 男性)

 

  • 現地で見聞き、感じた事を発表して下さり、またフェアトレードだけでなく、沖縄の問題、その中で力強く生きている人達、支援の状況が伝わりました。私も現地に行ってみたいです。(?代 女性)

 

  • 3人の視点でたのしかったです。謝花さんにお会いして、お話しをききたいです。他にもリトリートガーデンの熊谷さん、ネクストステージで働く方々など♡保養キャンプ、球美の里に来られた少年の手紙、涙がでました。保養キャンプ地として愛楽園の空きスペース活用!!の話、とてもすばらしいと思いました。画像と共におはなししてくださり、ありがとうございました。

ツアーの内容の青字・朱字の説明も春代さんのお考え、人柄が伝わってきました。ありがとうございました!!(30代 女性)

 

  • 報告の3人は、同じように行動したのに今の報告の表現が個性が輝いていて、すばらしいと思いました。おもしろい企画と感心しました。

土井さん:足の痛い話、背中の暑い話など具体的

高田さん:FTは商品を作った人のことを考える。未来をつくっていく連帯の心をツアーで感じ合った!!

みほさん:「歴史を知って生き方を考えられた。沖縄で出会った方は、福島の人達を語る人が多かった。(70代 女性)

 

  • もりだくさんのツアーです。みほさん、若くてとても感受性の高い方だから、お話しをききながら、思い出し共感しました。参加したそれぞれの言葉でみなさんに伝えられたと思います。ツアーがますます盛り上がることを祈ります。春代さん、すごいツアーだネ

 

  • 3人の報告が各自の視点で語られてとても良かったです。沖縄カカオプロジェクトツアーは、生産者だけでなく、戦跡とか、らい病の施設とかも回って、フェアトレードというのは、単なるお買物の問題だけでなく、いろんなこととつながっていると思いました。土屋さんは、東北、福島、沖縄の支援をされていて、スゴイ人だと思いました。私も、このツアーにいつか参加したいと思います。(60代 女性)

以下はゆっころんの報告

 

2020年1月25日

沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会

 

行程表

【2019年10月 カカオフレンズ沖縄ツアー】

 

10月18日(金)

19:00      那覇ゆいレール「牧志駅」改札集合

 

10月19日(土)

08:00           ニッポンレンタカー県庁前店集合

那覇市久茂地1-1-1(パレットくもじ1F)

08:10-11:00    那覇 → 辺戸岬

13:00-14:30  ランチ@niceness 名護市字宇茂佐

15:00‐17:00  ハンセン病国立療養所・愛楽園訪問

17:30-19:00   夕食@愛楽園るいるい

19:30      スーパーホテル名護

10月20日(日)

09:00-09:30    フェリー 本部港発伊江島行 レンタカー

10:00‐12:00  命どぅ宝の家・謝花悦子さん

13:00-13:30  フェリー 伊江港発本部港

14:00-17:00  西平黒糖・具志堅敦子さん & 渡久地市場

18:00           夕食@やんばるホットカフェ 篠原孝子さん(名護デモクラシー)

 

10月21日(月)

09:00-10:00    名護 ネクストステージ訪問・金城恵子さん カカオ苗、工房見学

11:30      レンタカー返却

12:15      那覇空港着

13:30‐14:10    那覇 → 久米島 JTA211 レンタカー

14:40‐17:00    球美の里訪問 第109次保養(母子)

17:15           阿嘉 茂さん カカオ育苗ハウス見学

19:00     イーフビーチホテル

 

10月22日(火)

09:30-11:00  沖縄戦慰霊碑、痛恨の碑

11:45-13:30  ランチ@Retreat Garden・熊谷由紀子さん  14:00        レンタカー返却&空港着

14:45‐15:25  JTA212  久米島 → 那覇  タクシーで不屈館へ

16:00           不屈館 瀬長亀次郎さん

17:30           高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表他)訪問

19:00‐21:00  高里鈴代さんと会食

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以下ゆっころん準備原稿より

自己紹介

1996年ウィルあいちにフェアトレード・ショップ風”sオープン

20年後にこの正文館書店2Fに移転し、明日からリニューアルして新装開店します。

 

2009年6月に名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会をたちあげ、他の団体と一緒にフェアトレード名古屋ネットワークを立ち上げ2015年に名古屋はフェアトレード・タウンになった。日本で熊本についで2番目。逗子・浜松・員弁郡・札幌 FTTとは

世界では、ロンドン・パリ・ローマお近くではソウルもFTT.

 

昨年10月にフェアトレード団体のネパリバザーロの沖縄カカオプロジェクト・ツアーに今日話をする土井・高田・高橋の3人が参加してきました。4名のツアーです。

 

■ミニミニ チョコレートのワークショップ

初めに、なふたうんが学校などでしているWSの紹介がてらみなさんに、チョコレートの材料のカカオってどんなふうにつくられているのかを写真並べをしてください。

カカオの生産地は?

チョコレートのたくさん食べる国は? とグループで話し合いシールをはって違いやそこからみえてくることを話しあいます。貧困から生まれてくる児童労働。貧困をイメージして派生図を書き、そこから抜け出すにはどうしたらいいか、考え、【なかなか貧困のサイクルからはぬけだしにくい】その上で一つの方法としてフェアトレードについて話ます。身近なチョコレートなので、同年代の子どもたちが奴隷のような働きかたをしているのに心を揺さぶられ、今の私たちの生活が普通でないことを思う。

 

  • フェアトレードとは?

開発途上国の生産者と先進国の消費者とが対等なパートナーシップ(協働関係)を結んで直接取引をする。収益だけを目的とした従来の貿易とは異なり、生産、流通、消費に関わるすべての人に「人間らしさ」をもたらし、地球環境と生態系を慈しみ守る視点に立った「オルタナティブ・トレード(新しいもう一つの形の貿易)」を追求していく。

 

  • 沖縄カカオプロジェクトとは? 沖縄に新しい仕事づくり(カカオを育てチョコ作り)

障がい者や一般就労の困難な人の仕事づくり

福島原発事故による放射能汚染地域に住む子どもたちの保養支援

 

ネパリ・バザーロは

1991年4月市民団体ベルダレルネーヨ(ネパールに学校を建設する会)を発足1992年3月ベルダレルネーヨ(ネパールの女性の自立と子どもの育成支援の会)に名称変更、28年前の1992年8月フェアトレード事業のため、有限会社ネパリ・バザーロ設立しました。

日本のフェアトレードを推進してきたフェアトレードの神髄のような団体

【例えば】コーヒー 韓国がコーヒーを扱い 大きくなると ゆずってより貧しい村シリン村のコーヒーへ他のNGOなどが行かない場所へ

3.11(椿のパウチや化粧品展示)以降 国内フェアトレード

福島のこと・沖縄のこと・作業所のことなど考えて、今回2つめの国内フェアトレードの誕生ということになります。

 

土屋春代さんのこの話を聞いて、昨年5月のフェアトレード月間に「沖縄P発進」と題して講演会を開催。詳しくはHPで

フェアトレードが日本に入ってきて50年以上立ちました。動いています。収入格差、子どもの貧困の問題、人身売買の問題など発展途上国で起きていることが日本でも起きています。

 

この沖縄カカオプロジェクトを発信するにあたって、春代さんは、「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」

 

ということで、でかけたツアーは、このプロジェクトでつながった人たちに出会い、その仕事を見せてもらうことは勿論ですが、沖縄の歴史に触れ、福島の現実も学びます。

 

チェルノブイリでは年間5ミリシーベル以上は強制移住。年間1ミリ~5ミリシーベルなら移住するか住民は選択できるし、補助金が出る。

 

日本では年間1ミリシーベル以下が基準だったのに特別立法で20ミリシーベルまで許容されるとなった。恐らく1ミリシーベルに戻ることはないだろう。福島には5ミリシーベルトのところがざらにある。なので、20mシーベルをきった地域には帰還指示が出て住宅補助が打ち切りにという事態。これまで子どもの甲状腺ガンは100万に1人か2人と言われてきたが、福島では36万人で220人もいる。

 

私達は、見えない壁に覆われて見逃している。私達は犯罪に加担している。

そんな思いから、「・沖縄に新たな産業づくり・障がい者や一般就労の困難な人の仕事作り・福島原発事故による放射能汚染地域に住む子どもたちの保養支援」としてスタート

 

カカオフレンズニュース2号を読んで頂くと全体の3人の感想がわかると思います。

初めに私が全体の流れをPPで話、高田がちょっと違った視点から、3番目の高橋も若い人からみた感想を述べます。そのトータルでツアーを想像してください。

 

ハンセン病棟愛楽園を訪ねて

早田壕は、無数の貝が混ざる(末端神経が麻痺するハンセン病患者には、作業にあたって貝で手に怪我しても感じないゆえに化膿しても治療も不十分な状態)隆起珊瑚礁の丘に掘られた。過酷な壕掘り作業や栄養失調、マラリアなどにより、昭和19年(1944)9月から翌年12月までに289人もの患者が亡くなった。

 

人権侵害は、現在もいろいろな形であります。無関心がそれを広げていきます。今回このツアーで始めてハンセン病隔離政策での踏みにじられた人々のことを知ることができました。国の謝った政策で90年も翻弄された人々と家族、裁判は補償への段階へきていますが、徹底的に隔離していったように、徹底的にこの政策は誤りであったことを伝えて言って欲しいと家族の一人の人のメッセージがこころに残っています

谷口たかひささん(30代 )知ってる?

ゆっころんです。

1月22日今年第1回のなごや国際オーガニック映画祭の実行委員会がありました。

今年7月11日にウィルあいちでプレ企画します。

さて、この実行委員会はいろんな情報が得られる場でもあります。どなたでも参加できます。オーガニックや環境、フェアトレードなど興味のある人ご連絡下さい。月1回昼、夜交互に東区で会議を持っています。次回は2月19日(水)10時~次々回は3月18日(水)夜です。

以下そこで借りた講演DVDも見ました。みなさんに見てほしいです。

地球を守ろう!

活動内容・イベント情報

谷口よしたかさんは、大阪出身、イギリス在学中に、BBC放送で知った今の地球の現状の事実から思い立ち行動に移した青年。環境先進国ドイツへ移り住み、そこで見聞きしたことも伝えてくれている情報を聞く機会を得た。

「私たちが気候危機の影響を受ける最初の世代で、阻止できる最後の世代です。」と谷口さん。

文字で伝えられてもやっぱり他人事、

誰かがなんかしてくれると思っている。

私もなんとかなる、自分は自分でできることはしていると思っていた。

でも気候変動について2019年に起こったヨーロッパの暑い熱い夏のこと、フランスは42.6度、7万人以上死亡。オーストラリアの全土に広がる火事、知らないことが起きていた。

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谷口たかひささん(30代 )のDVD
小学生向けみました。2/3くらいまで(途中でみれなくなった。黒くなった)

いいかんじの青年。イギリスへ行って、ドイツへ行って
環境の仕事をしているようです。

子どもたちに常に語りかけ、それに反応しながら
若者らしい、とてもいい感じの講演会。
見ている私にとっては
そのうけこたえに見ている時間を要するが。。。。

画像も現実を伝えていて生々しい。

ペットボトルがいっぱい浮かんでいる海
餓死寸前のやせたシロクマ
ユーカリの葉っぱは40度になると発火する!
ドイツはクーラーはいらないところだが
36度以上とかヨーロッパ全体の熱かった。
でも、ドイツはクーラーをつけると又大気温度が
上がるのでクーラーはつけないそうです。

台風の説明がよくわかった

お風呂で上が熱く、下が冷たいとかき回すでしょ
熱い空気と冷たい空気をかき混ぜるのが台風
な~るほど、自然の原理ですね~

あんなすがすがしい若者が、学校を回ったら
グレタ君(ぐれているわけではない)、グレタさんのの妹、弟も
日本からでてくるかも!

『地球を守ろう (*3) 』と協働で8月1日、東京マーチ

一緒なら私たちは世界を変える事ができる!
みんなが知れば必ず変わる。
Together we can change the World!
Once everyone knows it, it must change.
世界最年少の環境活動家かつ国連スピーチ者のリシプリヤ・カングジャム (*1) が彼女の施策『グリーンオリンピック (*2) 』の為に来日し、『地球を守ろう (*3) 』と協働で8月1日、東京マーチを行います。
The world youngest climate activist and also the youngest speaker at United Nations in history of the World, Licypriya Kangujam*1 is coming to Tokyo for her new initiative “Green Olympics*2” and also to do her climate strike with Chikyuwomamorou*3 (Save the planet) and hundreds of Japanese climate activists on 1st August in Tokyo..
*1…リシプリヤ・カングジャムは世界最年少の環境活動家かつ国連スピーチ者で、世界子供平和賞やその他の賞を受賞し、『2020年世界の素晴らしい子ども100人』にも選ばれ、国連開発プログラムでもグレタ・トゥーンベリさんやアメリカのジェイミー・マーゴリンさんと並んで環境活動家として取り上げられています。
*1… Licypriya Kangujam is the world youngest climate activist and also the youngest speaker at United Nations in history of the World also the youngest speaker at United Nations in history of the World, who was awarded a World Children Peace prize and others, chosen as a featured environmental activist along with Greta Thunberg and Jamie Margolin in United Nations Development Programme and “Top 100 Amazing Children of the World 2020”.
*2… グリーンオリンピックの5つのポイント;
①開催国(日本政府)がオリンピックを開催、運営するにあたって排出したすべての温室効果ガスを相殺する;
②オリンピック施設へ向かう、またオリンピック施設から出るすべての移動を温室効果ガス排出無しにする;
③それぞれのオリンピックのアスリートに植樹の機会を与える(10,000本になる計算);
④会場における使い捨てプラスチックの使用を禁止する;
⑤開会式と閉会式における花火ショーは代わりに、ドローンディスプレイ、レーザーとサウンドライトショーとする。
*2… The Five – point charters of “Green Olympics” are:
1) Host Country (Japan Government) to calculate and offset all emissions associated with the organizing and running the Olympics;
2) All transportation to and from the Olympic facilities to be emissions-free;
3) Each Olympic athlete to be given the chance to plant a tree (which means total 10,000 tress);
4) No single used plastics will be allowed at any of the venues;
5) Using of drone display, laser and sound light show only instead fireworks show in the opening and closing ceremony of Olympics.
*3…『地球を守ろう』は日本全国47都道府県と世界で、気候危機の実態を伝える活動をしています。
<活動内容>
①代表でドイツ在住の環境活動家谷口たかひさによる講演
②参加者全員で行うパレード
<基本方針>
①まずはみんなで知ること
②みんなで仲良く楽しく繋がること
③政府/企業/メディア/銀行に向けて意志表示をすること
*3… “Chikyuwomamorou (Save the planet)”is taking action to tell about the reality of climate crisis in all 47 prefectures in Japan as well as all over the world.
<Actions>
1) Seminars by the representative Takahisa Taniguchi, a climate activist who lives in Germany.
2) Parade with all the participants.
<Policies>
1) To know about the reality of climate crisis together.
2) To connect with each other in peace with fun.
3) To show what we value to the government, businesses, media, and banks.
【日時】
[Date]
2020年8月1日(※詳細は追って追記します)
1st of August 2020 (The details are to be decided and added)
【場所】
[Location]
東京(※詳細は追って追記します)
Tokyo (The details are to be decided and added)
【備考】
[Remarks]
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<Licypriya Kangujam>
<Takahisa Taniguchi>
<地球を守ろう (Save the planet)>
協働主催者
Takahisa Taniguchi
Licypriya Kangujam

20200118野入日記、竹を切りだす

豊田市の稲武地区にきて5回目の冬、野入町では3回目の冬を過ごしています。

この地の人達は今年は雪が少ないね~と言ってましたが、今朝この冬初めての雪景色。

冬は、ペレットストーブのある部屋に籠もる感じですが、それでも裏山にはでかけ竹切りをしています。3年間の間に300本近く切っていると思う。

昨日も,切り出したら止まらない。あれもこれもと1時間半切り出す。・

裏山から見た野入

イノシシがこないような針金の低い網をこえて、更に鹿用のネットを超えて(破れている)竹切りをしています。奥は前に倒れたのが多いので、のこぎりを入れるとミシミシ裂けながら倒れて行くのでちょっと楽で、気持いい感じ。

切り倒した竹を段々下へ卸し、下から受け取って枝を払う。その枝葉は燃料となる。

竹は畑の囲いや、店のディスプレイなどにも利用している。ゆくゆくは椅子やハンガー掛けなどの家具などもできたらいいな~と思っています。そしてまた竹炭も作れたら、和室のいろりにも利用できる。

私は、街育ちでしたが、東区でしたが子どものころ、まだ空き地は街にもあり、祖父が野菜を作っていた記憶がかすかによみがえってきます。こんなことでも原体験は必要かな~と思う。

孫達に自然の中で過ごして欲しいと思う気持もあり、ここ野入と名古屋との2拠点住まい、と言っても野入時間のほうが多い。

朝日のあたる葉におりた霜

今年は。すぐ下のみえるところにも畑を借りられることになり、夫まかせだった畑仕事も今年はがんばろうと思っています。子どもが小さい頃は、名古屋の北の味鋺で貸し農園を借りていましたが、週1回通うのが精一杯でした。ここは庭でも野菜が作れ、ちょっと下へゆけば畑、川が流れているところも借りているので散歩がてら、川の流れを聞きながらの農作業もできます。

手仕事・手作りを復活。

日に一度は、竈でお湯わかしやご飯炊き(1時間半は火をみている)、パン・ピザ焼き、ジャム作り、豆乳ヨーグルト・納豆、蔵からでてきた餅つき器でモチ、そ~だ今度はうどんも作りたい。炭団(たどん)だって作って成功!

炭団(たどん)って知っている? 丸い固形した炭のようなもので、豆炭といわれているものを利用してアンカを抱いて、転がして寝ています。

この豆炭も2袋くらい納屋にあり(この家の岡田のお婆ちゃんが使っていたと思う)私は、母が使っていたのを思い出し品川アンカを買い求めた。ネットは使いたくないと近くの店(といってもカーマくらいしかない)に行ったけれどないので仕方無しにネットで購入。母が使っていたのと同じオレンジ色。懐かしい~~~。今も変わらず健在の品川アンカ! ありがたい。

斉藤健一郎さんの「本気で5アンペア」にもアンカのことが載っていた。24時間もつからいいって。

実際は、24時間もつのですが、昼間かかえていることもできないので24時間も必要ないので、半分に切ろうと思ったけれど粉々になるだけで失敗。

ところが15時間くらいもつ豆炭誕生!

それは岡田のお婆ちゃん幸代さんがのこしてくれていた豆炭の袋の中は、崩れて粉がいっぱい。それを分別して、小さい単位も寄せて使ったあとの「粉」を手で丸めて干して使用したら、ちゃ~~んと15時間くらい持ったのです。成功!

というわけで、あるものを頂いて利用する嬉しさに浸りながら暮らしています。

といっても、この地区の人達との交流も順次できていて、ここ冬期休業中ではありますが民家カフェ「風の庭」では月1回、スローシネマ・カフェ*を開催。

1月20日(月)第7回スローシネマ・カフェ

1月20日(月)第7回 スロー・シネマ・カフェin 「風の庭」(豊田市野入町)

5~9人くらいの人が来てくださって映画をみて、そのあとフェアトレードのコーヒーをのみながらのお茶タイムで交流しています。

また、毎週金曜日の夜は、稲武交流館でフラダンス「稲武ナプア」の会にいれてもらって練習して2年近くになりました。運動の為もありますが、ぼけ防止にもなるようです。手と足と首と全体の動きをするほんの数分の動作を覚えるのに、まずは頭で理解して、体に覚えさせるまでが時間を要しますが、踊ることはとても楽しい。

以前ピースボートでどこかの国で夜、JAZZの演奏が合った時、私が楽しんで踊っていたようで一緒に乗船していた若い女の子から「楽しそうだった~」といわれ、そうか~私踊っていたんだと思ったこともちょっと思い出し、またグァテマラのマヤの人達の3時間近くに及ぶ儀式に参加したあとも、なぜかそこで私一人で舞っていた。人はもともと歌ったり、踊ったりすることが好きなはず。田植えの時、漁する時、祭りや儀式の時など暮らしと歌・踊りは欠かせない。盆おどりも大好きな私です。

と久しぶりに野入日記を書く気になったのですが、結構これから緊張する企画が4つあります。

①1月25日(土)沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会

http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=21571

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2より  http://huzu.jp/blog/4288/

 

②1月29日(水)椙山女学園高校での国際理解・平和講演会「チョコレートの来た道」WS。 今年で4回目くらい、毎年1月に開催。外部講師10人くらいの講座。

③2月1日(土)上名古屋小学校PTAでの「チョコレートの来た道」ワークショップ

④2月28(金)鯱城学園(名古屋市の高齢者の学習の場)の講座担当

そして5月には3人目の孫登場で、浜松まで助っ人に行く予定があり、いろいろあり、ありがたいことと思っています。今年のお正月1月3日には満百歳の義母中心に家族11人が集合して、本当にありがたい、幸せだな~と思いました。

その幸せをを誰もが感じられるような世の中に、また孫たちの未来が沈みゆく地球にならないように行動をしていきたいと思う年始めです。

 

*スローシネマカフェとは

「カフェで、集会室で、地域で、劇場で。みんなで観る。感じたことを隣の人と話してみる。その「場」を共有することで生まれる「つながり」が、新しい時代を創る!あなたも自分の暮らす、働く、集う地域を拠点に、世界に一つの「スロー・シネマ・カフェ」を開いてみませんか?」と文化人類学者の辻信一さんの呼びかけでスタートしました。

 

1月20日(月)第7回 スロー・シネマ・カフェin 「風の庭」(豊田市野入町)

第7回 スロー・シネマ・カフェ in「風の庭」開催します
「タシデレ!(幸あれ)」祈りはブータンの空に~辻信一とともに歩く~72分
 
スロー・シネマ・カフェシリーズのDVDです。
「幸せとは?」「豊かさとは?」の問いの旅に出よう。
 
ブータン国王の「駄洒落」から生まれたという「GNH(国民総幸福)」、国王自らがすすめた民主化の話、土井ゆきこがブータンのチモン村へ行った時の話なども…..お友達も是非お誘いください。
  • 【日時】 1月20日(月)、次回は2月3日(月)の予定=基本第一月曜日
    10時~11時半ごろまで
    【会費】お茶付き700円 要申し込み
    【定員】10名(要申し込み)
    【場所】民家カフェ「風の庭」
    https://kazenoniwa.jp/
    【申込】土井ゆきこまで090-8566-2638 huzu■huzu.jp   (■は@)

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2が届きました ★2020年1月25日 沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会のお知らせ

沖縄カカオプロジェクト ニュースレター Vol2  Jan.2020

■本格チョコレートづくりスタート

一部紹介

Bean to bar方式でも、更にカカオバターを入れないという難しい選択をしたネパリ・バザーロのチョコレートづくりは、カカオに本来ふくまれている油分(カカオバター)だけでつくるため三昼夜、72時間かけて磨砕して充分に油分を引き出し、酸味・苦みなどカカオの特徴もこなれてまろやかな味わいになるということです。

サラサラにしたカカオマスを一旦個化して熟成、カカオがドンドン美味しくなるという「リサチョコレート」のニュースレターです。

昨年2019年10月に、カカオフレンズツアーに名古屋から3人が参加したのでその感想も掲載されています。

 

カカオフレンズツアーに参加して 高橋美穂、たかだ洋子、土井ゆきこ

祖国復帰闘争碑(辺戸岬)http://huzu.jp/blog/4028/

 

カカオプロジェクトが、なぜ沖縄なのか、なぜ福島の子ども達の保養支援を目的にしているの か、わかるようでわからなかったが、実際に行ってみて、会ってみて、このプロジェクトを私たち なりに理解できたと思う。

 

いよいよ10月になって、旅程をもらい、訪問先にはプロジェクトに直接関わる生産者の人たち だけでなく、伊江島のヌチドゥタカラの家の謝花悦子さんや、米軍の暴力と闘っている高里鈴代 さんとの面談なども企画されていて、少し意外だった。春代さんは、フレンズの私たちに何を知っ てほしいのだろう。春代さんに聞いてみると「沖縄の歴史を知ることでこのプロジェクトの意味 がわかる」ということでした。

 

プロジェクトに関わる人々との会話から、また現場の様子から、沖縄カカオプロジェクトは、 一つ一つのプロセスを丁寧に積み重ねてきていること、ネパリ・バザーロのこだわり・想いを大 事にして作り上げられていることを実感した。

西平黒糖さんのお店で

チョコレートの甘味は沖縄の黒糖。西平黒糖さんでは、先代の想いと技術・味を受け継ぎ、大 学生の息子さんも加わり家族で守っている黒糖だということがわかった。その黒糖は今まで味 わったことのない体に染み入っていくような自然なおいしさ。 訪問した僅かな時間の中にも地元 のお客さんが来られ、何気ない会話から、地元の方の生活の一部としてある味だと感じた。

ネクストステージ

カカオニブをつくっているネクストステージさんでは、小さな規模、少人数で作業されており正 直びっくりしたが、利用者さんが楽しそうに、それでいて品質にこだわり、いきいきと仕事をして おられたことが印象に残っている。

 

久米島でカカオを栽培する阿嘉さんは「今までにない難しさ」と話しておられたが、栽培する 環境づくりに試行錯誤し、まだまだ小さな苗木を大事に育てておられる。もう少し育ったら移植 されるはずのハウスにも案内してもらった。

久米島熊谷さんのお店のパン屋さん

久米島でプロジェクトのコーディネーターをされているのが熊谷さん。「球美の里」の近くで週 に二回のパン屋さん。お店に私たちのチョコが並ぶ日が来るといいね。球美の里に保養に来る母 達にも知ってほしい。彼女とプロジェクトをつなぐきっかけになったのはネパリさんのコーヒー とのこと。フェアトレードが人と人をつなぐ、つながっていくことによる可能性を改めて感じる。

「球美の里」図書室、向こうはカフェ

福島の子どもの保養を行う「球美の里」では素敵な出会いがあった。幼稚園の時に保養に来た縁で 久米島に移住してきた男の子と、大学生時代にボランティアで来た縁で現在、久米島で小学校の 先生をしているという二人。偶然にもその素敵な二人に出会うことができた。

左から3人目がその男の子,右端は先生

その男の子は、こ の度の台風の被害により被災している福島の人を元気づけようと、島で習った三線の演奏と島唄 で「自分も福島の原発事故の時に大変だった。どうかふんばってほしい」とメッセージを届けた そうだ。

 

球美の里に掲示している手紙には、「自分に自信がなかったけれど、ここに来て自分が この世で必要とされていて、嬉しかった。だれにでも生きる理由があることを教えてもらった」と の言葉があった。球美の里は一時期の保養の場所でもあるが、その先をつくっていく、未来を生 きる人を育む大切な場所だということが胸に響いた。また、その背景にある原発事故が起こした ことの大きさに改めて気づかされた。

 

 

たかだ・土井・土屋・謝花・高橋

偶然にも私たちの印象に残ったのは、伊江島のヌチドゥタカラ(命こそ宝)の家で、謝花悦子 さんに職業を問われ、土井がフェアトレードの説明を少し、ネパリ・バザーロが28年、風”s(ふー ず)が24年、続けていることを伝えると、謝花さん、いたく心を動かされたこと。

 

それは、春代 さんが何度もここを訪れ、資料も送り届けていた上での、スイッチオン!の瞬間でした。 「生きているうちに阿波根昌鴻に会わせたかった」とも言われました。「資本主義はなくならな いけれど、富の公平な分配が必要だと言っていた。」とのお話もあり、資本主義にあらがうフェア トレードとしての位置を確認。暮らし方、生き方を見直すという思いに、今の社会に変化の扉を 開く意味があるのだと、ど~んと勇気づけられ、私たちに本当に必要な出会いであり、フェアト レードの意味を知る出会いでもありました。

 

久米島の「球美の里」は、福島で大量に被爆した子ども達にひとときの休息の場を提供してい る。私たちのチョコレートは、この施設への寄付金を価格に含むものもある。沖縄で育ったカカオから本物 のチョコレートを販売するという沖縄カカオプロジェクトは、そのチョコレートを買う人を一瞬 のうちに私たちの思いへとつなぐ。沖縄でカカオを育てる挑戦、伝統のままの黒糖、カカオニブ を作る働く人たち、陸前高田で震災に負けないで生産を続ける人々と、今の時代の一番弱いとこ ろにいる子ども達へのまなざし。

リサ チョコレート(ほんもの中のほんものだよ~)

この「つなぐ糸」は、チョコを買った人の心が「球美の里」に 届き、その先につながっていくのだとわかったような気がします。将来はぜひ、那覇空港に、この チョコレートを売る売店を実現したいね。  今の時代に、人は何を信じて行動すればいいのだろうか。それは、歴史を知ることだと思う。 そこに生きる人々の過去を知っていることで、「本当にそうでしょうか」と自分で問いを立てて 考えることができるようになる。

2019年5月26日講演の土屋春代さん

講演内容はこちら←見てほしいです。

カカオプロジェクトには、その大切さを伝え、未来を夢みる力 がある。土屋春代さんが「沖縄、福島、深く知ることで様々な問題が見えてきます」そして「将 来に夢があること」「ともに夢を追う仲間がいること」と語るこのプロジェクトに、私たちはこ ころを動かされています。

ツアー参加者も募集中!次回は4月11日

★2020年1月25日 沖縄カカオプロジェクト・ツアー報告会開催します。

★20200125 沖縄カカオプロジェクト報告会

http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=21571

【日 時】1月25日(土)13:30−15:30

【参加費】700円(当日1000円)

【定 員】30名 マイカップご持参ください。フェアトレードティータイム有り。

【会場】正文館書店本店5Fホール(名古屋市東区東片端町49)地下鉄桜通線高岳駅1番出口より徒歩7分

【申込】huzu■huzu.jp(■は@) 0090-8566-2638 土井

NHK1月13日(月曜日)の夜11時からBS1で、 「気候クライシス~IPCC特別報告書からの警告」

NHKの番組ですが、
13日(月曜日)の夜11時からBS1で、
「気候クライシス~IPCC特別報告書からの警告」をオンエアします。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115799/index.html

紹介ページからの引用です。

「気候変動により人間が暮らせる場所が地球から次々と消失する」
国連機関、IPCCが発表した報告書が国際社会に衝撃を与えている。去年、温暖化
による気象災害が各地で発生し、世界中に広がった抗議デモ。中心となった少女、
グレタ・トゥーンベリが信頼する科学者たちの分析だ。共同議長のインタビューを軸
に報告書を読み解き、気候危機の実態と対策を検証。映画「アバター」を制作した
キャメロン監督の取り組みも紹介する。

★ゆっころんはTVがなく見られないのですが、見た方、情報や感想な土お知らせください。huzu■huzu.jp(■は@)

お知らせ=2月29日(第5土曜日)第7回だらっと憲法カフェin  「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」

あけましておめでとうございます!

「知らなかった、知らされなかった、知ろうとしなかった。。。」「『わたし』は『わたし』になっていく・落合恵子」より

「私はいつも、なぜ誰もそのことについて何もしないのだろう、と不思議に思っていた。そしてあるとき、その”誰も”は自分である、と私は悟った。」リリー・トムリン「あきらめないUNSTOPPABLE」著ゼン・ハニーカットより

そんなメッセージに,今年はいままでとは違う行動の年にしようと思う。

「正義は複雑で、かつ多面的でもある。それでもわたしたちが敢えて『正義』という言葉を使うとしたら、正義がよって立つ源は、子どものたちの命と未来だ。」「『わたし』は『わたし』になっていく・落合恵子」より
第7回だらっと憲法カフェ20200229(第5土)
「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」

?私たちは「人権」って何か知らない?

『藤田早苗さんの話を聞いて、人権について考える』​

【場所】

「八事のカフェ ⭐紅茶の時間⭐」
 地下鉄八事駅2番出口から徒歩8分
 問い合わせ ☎︎ 070−1619−6435

【内容】 2019年12月23日藤田早苗さん講演
「世界から見た日本のヒューマンライツ」
~ヘイト,ジェンダー、貧困、表現の自由~」を聞きました。
当日の資料や「国際人権規準と秘密保護法」冊子より人権について一緒に学びませんか

【参加費】 500円(フェアトレード・コーヒー紅茶あり・マイカップ持参)
【定員】  15名     【主催】 だらっと憲法カフェ
【申込】 フェアトレードショップ風“s (土井) huzu@huzu.jp
090-8566-2638
――――――――いままでの「だらっと憲法カフェin オゾン」――――――――――
第1回3月31日「チャールズ・オーバービーさんを偲ぶ会」
第2回6月30日お話会「女性議員が増えると何かいいことあるの?」講師:たかだ洋子
第3回9月29日いつも顔を洗うようにいつも憲法のことを考えられたらいいねと「憲法カフェ」オープン講師:近藤真
第4回2月2日名張毒ぶどう酒事件の真実を求めて 〜取材現場より〜講師:門脇康郎
第5回6月29日住民の7割の意見は尊重されない?!~沖縄だけじゃない~講師:たかだ洋子
第6回11月30日 キラキラのワード…「 高校無償化 」 の真実は ~知ることからはじめよう~講師:裵明玉弁護士

マトマイニ ミニ通信2019年10月~12月号が届きました!

フェアトレード・ショップ風”s お知らせ

★年末年始お休みのお知らせリニューアルのため12月25日~2020年1月25日まで正文館店舗はお休みします。卸部門は営業していますのでhuzu■huzu.jp(■は@)土井までご連絡ください。

★2020年1月25日 沖縄カカオプロジェクト報告会 13時半~詳しくは→http://www.nagoya-fairtrade.net/?p=21571

★新装オープン2020年1月26日(日)11時半~18時半

今年の秋10月に、以前からお話を聞きたいと思っていた菊本照子さん/のお話会が京都堺町画廊でありました。そのご縁でXmasにミニ通信が届きました。

シマウマ・キリンなど風”sにて販売

マトマイニ ミニ通信2019年10月~12月号

11月から12中旬まで私(菊本照子)は日本に一時帰国し、東は山形県から西は岡山島根鳥取と回りました。講演会やバザーの会場確保から連絡、準備、物産の展示即売等々お世話下さった皆様に心よりお礼申し上げます。また、時間切れでご挨拶できなかった各方面には「次回はぜひ」と心に決めております。

 

日本に滞在中、日々体感した気候変動の影響は、ケニアでも顕著に現れています。

 

ケニアの気候も大きく変化しています

 

以下は12月2日付けの日本大使館からの注意喚起メールです。

「現在、ナイロビを含めケニア全域において、例年以上の降雨が続いており、ケニア各

地で洪水、地滑り、道路寸断等の被害が発生しています。

  • 当局は、豪雨は今後2~3週間は国内全域にわたって継続するとしています。
  • 豪雨の影響により、交通渋滞や交通事故が多発しています。
  • また、降雨時は家宅侵入等の犯罪の発生率が高まる傾向にあります。

在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、外出する際は、天気予報を把握された上で、洪水、鉄砲水、土砂崩れ等に十分注意してください。以下省略」

 

12月18日のケニアの新聞は雨の被害に関する小さな記事が随所にあります。´

例えば、

  • ナイロビ市が美化活動に努めたシティー球場付近の植え込みがドロ沼と化した。
  • ナイロビ市内のムクル・カヤバ地区の橋が崩れ落ちそうになって通行不可能。
  • ナクルの羊農家は多くの羊が水で流され溺れ死んだと嘆いている。
  • 大雨の犠牲者は130人以上にのぼっている。行方不明者も相当数。

ブログにも書きましたが「ナイロビ国立公園から抜け出したライオン数頭がこのオンガタ・ロンガイ町に出没し、男性一人が食べられた」ニュース。ライオンは人間を襲っても食べるのは稀なことです。雨が降って草木が生い茂り餌になる草食動物が多いのに何故かと訊いたら、水浸しになった公園内で草食動物とライオンの棲息地が分断されたため、狩りが出来ない飢えたライオンが人間の居住区に出たのだと説明されました。気候変動のせいです。

 

また、ケニアの隣のソマリアでは、今世紀最大規模のDesert Locust(砂漠トビバッタ)の大発生が報じられています。かつてケニアにも大量のバッタが飛来して新聞に「バッタを採って料理しよう」というジョーク記事が載っていたのを覚えています。ナイロビのウィルソン空港には「砂漠トビバッタ防除機構」の基地があり、バッタ発生の情報が入ると軽飛行機による空中噴霧で駆除するはずですが、抑えきれなかったらどれほどの被害を及ぼすか計り知れません。飢饉に繋がるこのバッタ大発生も気候変動のせいです。

 

台風もサイクロンもハリケーンもないケニアですが、天気は晴れ雨晴れ雨というシマウマ模様、集中豪雨と干ばつはキリン模様みたいに各地で発生し人々の生活を脅かしています。

クリスマスイブの今日も雨です。

 

「ソマリアのバッタがケニアに飛んで来ませんように!」「雨がソコソコにホドホドに降りますように!」そして、「2019年気候変動の影響を大きく受けたジャパンの方角に台風が行きませんように!」「大地震が起きませんように!」

 

皆様に支えられてマトマイニファミリーは2019年を無事に過ごすことが出来そうです。

本当に有難うございました。

 

Merry Christmas & Happy New Year!

2019年12月24日  菊本照子・修三

★マトマイニのプロジェクトへのご寄付等は

郵便振替:記号00900—1—41598

名義:SCC日本事務局

★プロジェクトやフェルト工芸品等に関するお問い合わせは、

Email: scckenya@gmail.com

★ホームページを新しく作成しました。少し前ですがお知らせしていませんでした。

➡ https://scckenya.xsrv.jp/

★マトマイニの暮しぶりや工房のものつくりの様子はブログに書き綴っていますので、以下を検索してみてください。➡ マトマイニ、菊本照子 http://ameblojp/scckenya/

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写真上。癌を患い長年病床に臥していた母親の介護で仕事に専念できなかった

ラハブさん。9月にそのお母さんが亡くなられ肩を落として泣いていましたが、さいきん、やっと笑顔が戻ってきました。

 

12月に長女のサロメちゃんが全国統一試験で非常に優秀な成績をとり、有名な国立女子校から合格通知が届いたのデス。

 

写真左。夜の警備員ジェームス君(左)は遠いサンブルという地域の出身です。深刻な家庭事情ありで10月に故郷から妻子を呼び寄せました。ンバラリ君5才とシャリーンちゃん2才の兄妹は、毎日元気に駆け回っています。