「減農薬」はネオニコチノイドで農薬が半分以下になった! と言うことだった……!!!

APLAがアジア太平洋資料センターと共催で、10月2日、5日、7日、各回19〜21時に『甘いバナナの苦い真実』に関する3回連続オンライン講座を開催。【無料】http://huzu.jp/goods/4705/

本日1回目開催されました。

驚いたこと2つ、嬉しいこと1つ

①「減農薬」はネオニコチノイドで農薬が半分以下になった! と言うことだった……!!!

②信濃毎日の記事(2020年1月16日) 長野県池田町の小中学生600人中、発達障害を含めて 配慮が必要な児童生徒が150人ほどいる! 1/4です。

嬉しかったこと1つは

学校給食を、無農薬の有機栽培で 生産された米飯食で賄う試みの実例

名古屋でも「名古屋の給食をオーガニック化する会」でがんばっています!

ミオ・F・キハーノ (医学博士)さんのお話

フィリピンのバナナ農園でおきていること、フェアトレードの店を始めるきかっけにもなったバナナの生産者の人々が農薬で苦しんでいること、苦情も聞き入れられない威圧的な状況下での労働のことなど、書籍も前もって『甘いバナナの苦い真実』を読んでいましたが写真で現地の様子をみせてもらいました。

現地のお医者さんであり、元フィリピン大学医学部薬理学・毒物学科教授  農薬監視行動ネットワーク・フィリピン代表他 ミオ・F・キハーノ (医学博士)さんのお話で40年前から変わっていない。

パラコートやグリホサートなどの農薬からあらゆる部位にあらゆる症状がでていると調査報告がありました。

■田坂興亜さんからの報告

(国際農薬監視行動ネットワーク(PAN)の日本代表,、元国際基督教大学(ICU)教授、途上国から研修生を招き有機農業研修をする「アジア学院」校長)

・フィリピンから日本に輸入された バナナに残留していた農薬 東京都健康安全研究センター所報 2016年

バナナ果肉からも(皮でとまっていない!)有機リン系殺虫剤・ネオニコチノイド系殺虫剤検出

有機リン系殺虫剤(サリン事件関係のもの、目がやられる)

ネオニコチノイド系殺虫剤は、蜂の神経にダメージを与え、世界各地で、蜂の大量 死が起こっている。また、ヒトを含む哺乳類の脳の発達を阻害することが、最 近の研究で明らかとなった。

・学校給食のパンも!?

除草剤ラウンドアップの収穫 前の使用により、小麦や大豆の(ラウンドアップ の主成分である)グリホサート による汚染が日 本を含む世界中で発生している!とくに、アメリ カ、カナダ、オーストラリアなどから輸入される 小麦は、必ずと言ってよいほどグリホサート を 含んでおり、小麦から作られるパンは、給食に 供されているパンを含めてグリホサート による 汚染が検出されている!

・農水省がみとめたネオニコチノイドを使用の「減農薬」

「減農薬」というまやかし

「甘いバナナの苦い現実」の本の6章(p.273)に 「減農薬栽培のエコバナナ」という記述がある。 しかし、調べてみると、ネオニコチノイド系の危 険な農薬を使用していても、「減農薬」とされて いる場合があることが判明した。

ネオニコを使 えば、「従来の農薬使用量の半分以下」で防除 効果があるため、農水省は、ネオニコを使用し て生産されたコメを「減農薬米」として市場に出 すことを認めている!

・信濃毎日の記事(2020年1月16日) 長野県池田町の小中学生600人中、発達障害を含めて 配慮が必要な児童生徒が150人ほどいる! 1/4です。

・学校給食を、無農薬の有機栽培で 生産された米飯食で賄う試み

給食に、農薬で汚染された輸入小麦を原料とす るパンの代わりに、有機、無農薬で生産された コメを用いる方針を決め、その実施を始めてい る千葉県のいすみ市!民間稲作研究所の稲葉 さんの技術支援のもと市長が先頭に立って、い すみ市内の小、中学校の給食をすべて無農薬 米で賄うことが実現した!

同じく千葉県の木更 津市でも、学校給食の有機米への転換の試み が始まっており、

東京都世田谷区でも、検討が 始まっている!

APLAのウェブサイト※全回参加費無料
★フェアトレードのバナナは、顔の見える店・フェアトレード風”s(東区東片端角正文館書店本店2F)で月1回販売★

コロナ・パンデミックのなかの監視社会 10月11日(日) 11:00~13:00  小笠原みどりさん講演会 「新型コロナと監視社会」ライブ発信あり【無料】

コロナ・パンデミックのなかの監視社会
10月11日(日) 11:00~13:00
小笠原みどりさん講演会
「新型コロナと監視社会」
(講演会の詳細は ↑)
・問い合わせ
070-5553-5495 小倉
hantocho-shiminren@tuta.io

「世界気候アクション0925」

2020年9月24日 — 

こんにちは、FridysForFutureJapan(以下FFFJ)です。

世界同日で気候変動対策を求めるアクションを行う「世界気候アクション0925」が、いよいよ明日となりました!※詳しくはこちらをご覧ください

FFFJは3か月程前からこの日のためにたくさんの話し合いを重ねて準備を進めてきました。
各地域のFFFや有志での企画者様とも心を寄せ合い、このアクションに情熱を注ぎこんでいます!

皆様も、一緒に気候変動対策を求める声を上げましょう。

↓参加方法は様々あります↓

  • 最寄りのアクションに参加:こちらからアクションを検索して、ご参加ください
  • オンラインのシューズアクションに参加:ご自宅・個人でのシューズアクションを写真で撮影し、「 #シューズアクション 」のハッシュタグとともにSNSに載せてください
  • ツイートストームに参加:明日の18:00に一斉に「 #気候危機に特効薬なし 」のハッシュタグをつけたツイートをしてください
  • 署名の拡散この署名を拡散してください

一人ひとりの力は小さく感じられるかもしれませんが、それらが集まることで大きな変化を生み出すことができます。

明日の世界気候アクション0925は、それができる絶好のチャンスです!

どれも簡単にできるものばかりです、お好きなものを選んでお気軽にご参加ください✨

もちろん「全部やるよ」という方、大大大歓迎です!

 

またもや台風が近づいていますね、事前の備え・避難が何より大切です。命を守る行動をされてください。

書籍紹介「甘いバナナの苦い現実」と「甘いバナナの苦い真実」に関する3回連続オンライン講座のお知らせ

甘いバナナの苦い現実

P21 「バナナと日本人」が投げかけた問い

鶴見良行著1982年「バナナと日本人」(岩波新書)出版

フィリピンの農民が自分たちの食べないバナナを輸出用に栽培する.。しかも、農民や、バナナ園や梱包作業所で働く労働者、箱詰めされたバナナを船に積む港湾労働者は、定収入・低賃金から抜け出すことはできない。広大なのうちがバナナの単作に転換され、有毒な農薬が農民の健康をむしばむ。農作業が細かく分けられあたかも工場のように生産管理が行われ、自然のリズムを壊していく。「バナナと日本人」はこうした問題を指摘した。

P24 あれから40年、いったいこの間、何が変化し、何が変化しなかったのだろうか。そして、今、バナナが私たちに投げかける問いは、何であろうか。

P28  バナナのブランド化とパッケージ化開発の進展…..たとえば「高地栽培バナナ」に対して、低価格であった低地栽培バナナが「低糖度バナナ」として、ダイエット向きに商品化。

P29   私たちの食を選ぶ権利は大企業に支配され、狭められている傾向にあるのではないだろうか?

p31   自分たちの生活の豊かさや安全を確保するためにリスクを他者に押しつけるあり方は、バナナだけではなく、原子力発電所や米軍・自衛隊基地にも通じる問題である。変化しつつも40年以上も解消していないバナナ生産地の問題にいま一度向き合うことを通じて、他者にリスクをおしつけないライフスタイルとは何かという問いの答えをさがしていきたい。

と石井正子さん他の著者が語りかけます。

APLAがアジア太平洋資料センターと共催で、10月2日、5日、7日、各回19〜21時に『甘いバナナの苦い真実』に関する3回連続オンライン講座を開催。フィリピンから農薬の専門家などにも登壇予定
APLAのウェブサイト※全回参加費無料

 

石井正子編著、アリッサ・パレデス・市橋秀夫・関根佳恵・田坂興亜・田中滋・野川未央著
四六判、388ページ 本体価格=2500円+税
ISN978-4-86187-167-2 C0036 8月刊行予定

日本人がもっとも多く食べている果物バナナ。安さの一方で、主な輸入先のフィリピン・ミンダナオ島では、農薬の空中散布による健康被害や不公正な多国籍企業の活動が目立つ。栽培・流通の知られざる現状を調査に基づいて詳細に描き、倫理的な消費の在り方を問いかける。

目次

序 章 そんなバナナ!?――意外と知らないバナナの話 石井正子
一. 意外と知らないバナナのこと
二. フィリピンの人たちが食べているバナナ
三. バナナから見えてくること
四. 『バナナと日本人』が投げかけた問い
五. 21世紀にバナナが投げかける問い

第1章 ミンダナオ島で輸出用バナナが作られるようになるまで 石井正子
一. なぜミンダナオ島で広がったのか
二. スペインの植民地化に抵抗した南部、植民地化された中北部
三. 独立を前提としたアメリカ植民地統治――地主エリートによる支配の始まり
四. ミンダナオ島への移民入植
五. 日本軍政期の影響
六. 独立からマルコス政権期――輸出用商品作物の生産拡大

第2章 フィリピンでバナナはどう作られているのか
1 バナナ栽培に関わる企業と人びと――農地改革後の変化 石井正子
一. 包括的農地改革法の制定
二. 栽培契約とリース契約
三. 多国籍企業の変化
四. 地場農園の変化
五. アグリビジネスと契約する生産者の変化
六. 栽培契約とリース契約の問題点
七. アグリビジネスによる低農薬栽培バナナ
八. 輸出用バナナ産業の多角化と拡大

2 「高地栽培バナナ」の発見と山間部の変化 アリッサ・パレデス
一. 高地栽培バナナの出現
二. 販売方法の変化と架空の栽培地
三. より高く甘いバナナのより苦い現実
四. 高くて甘いバナナが忘却するもの

第3章 バナナ産業で働く人たちの現実
1 輸出用バナナ産業の周辺で――収穫、梱包、運搬、廃棄バナナ利用 石井正子
一. 数字にみる概要
二. バナナ園での仕事
三. 優良産業の数字には現れない労働者の実態――二つのアグリビジネス
四. 農園から港まで――バナナ園の外での仕事
五. 規格外バナナのゆくえ

2 正規雇用を求める労働者の闘い――スミフル農園の梱包作業所 田中滋
一. 日本のNGOの調査開始
二. 梱包作業所の不当労働
三. 法律を遵守しないスミフルと闘いを続ける労働者
四. 日本の市民・NGOがしてきたこと、これからできること

第4章 バナナ園の農薬散布――毒か薬か
1 バナナをめぐる農薬問題 田坂興亜
一. フィリピンのバナナ園で使用されている農薬
二. バナナに残留する農薬と子どもたちの健康への影響
三. 農薬散布がバナナ園周辺住民の健康に及ぼす影響
四. 子どもたちに安全な食環境を残す

2 フィリピンの農薬空中散布反対運動 アリッサ・パレデス
一. 農薬カクテル
二. 日本人の食のために代償となる命
三. 農薬の空中散布に反対する運動
四. バナナ王のお膝元で
五. 人間が大切にされていない

第5章 多国籍アグリビジネスの再編と新たな「規制」枠組み 関根佳恵
一. 多国籍アグリビジネスとバナナ
二. 多国籍アグリビジネスによるバナナビジネスの形成と再編
三. 多国籍アグリビジネスの新たな戦略――オルタナティヴを「盗用」する
四. 新たな「規制」枠組みの構築

第6章 バナナが食卓に届くまで――サプライチェーンの徹底解剖  市橋秀夫
一. バナナのサプライチェーン
二. バナナはどう輸出されているのか
三. バナナはどう輸入されているのか――保税地域内での工程と輸入業者
四. 追熟加工は誰がどう行うのか
五. 国内流通の短縮効率化と寡占化――卸売市場からコールドチェーンの確立へ
六. 小売店から消費者へ――ブランディング(ブランド戦略)と量販店
七. 誰にどれだけの取り分があるのか――バナナ価格の構成を見る

第7章 私たちはどう食べればよいのか――
1 公正な民衆交易を目指して 市橋秀夫
一. 日本でバナナの民衆交易が始まった
二. 新自由主義のもとでの民衆交易/フェアトレードの変容

2 エシカルな食べ方へ 野川未央
一. オルタナティヴなバナナの現状
二. 多国籍バナナ企業を変えるために
三. エシカルな食べ方へ

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::以下 ゆっころんのメモ

第2章 フィリピンでバナナはどう作られているのか 

1 バナナ栽培に関わる企業と人びと――農地改革後の変化 石井正子
四. 地場農園の変化

P91   ラパンダイ農園は、1990年代に、毒性学が専門のフィリピン大学のロメオ・キハノ教授が行った農薬禍の調査により注目されたことがある。中村(2008)によると、キハノ氏が南ダバオ州ハゴノイ町アプラヤ村カムクハーンのラパンダイ農園を調査したところ、約150世帯の700人に農薬による」健康被害の症状が認められた。農薬散布者には十分な防具が支給されていなかった。

だが、こうした告発にもかかわらず、状況は改善されないばかりか、キノハ氏は脅迫を受け、調査に関わった者数名が2003年に名誉毀損の罪で逮捕された。当時、ルイス・”チト”・ロレンソ・ジュニアは農業省長官であった。

(ロレンソ家は、ドゥテルテ大統領一家とも近しい関係にある。ドゥテルテ大統領の娘でダバオ市長のサラ・ドゥテルテの夫は、ラパンダイ社の顧問弁護士を務めている)

P92 アグリビジネスの変化として注目すべきは、フィリピン系資本の参入拡大である。それらは、タデコ社やラパンダイ社のうように、財閥であり、一族が地方政治や国政に大きな影響力を持つ。司法手続きを有利に運ぶ事ができ、反対勢力に対しては警察や暴力集団を動員できる。

第2章 フィリピンでバナナはどう作られているのか
五. アグリビジネスと契約する生産者の変化

P93 自立の道を歩むチェッカード農業協同組合

北ダバオ州パナボ市にあるチェッカード農業協同組合は、農地改革前はドール系列の農園であった。チェッカード農業協同組合を96年に設立。ドール・スタンフィルコ社との栽培契約を結び、輸出用のバナナの栽培を継続した。

実はドールは土地分配時に、自分たちに都合のいい御用組合を作ろうとした。これに対し、ファームコープが受益者自身による共同組合のお立ち上げを応援した。ファームコープは、1995年に農地改革の受益者を支援するために設立されたNGO。(バナナ園の農地改革の受益者の多くは、元農業労働者であるため、アグリビジネスと契約を結ぶうえでの法律の知識や融資の受け方、農園経営の知識がたりない。そのノウハウを受益者が得ることの支援を行っている)

しかしドール・スタンフィルコ社との栽培契約では自立の道を歩むことはできなかった。…..その後より好条件の契約をもとめユニフルティーとの栽培契約に切り替えた。交渉にあたっては、ファームコープの支援を受けた。

P97  好条件を獲得するのは、協同組合メンバーの合意形成ができるかが鍵となる。アグリビジネスはこの課程で御用組合をつくり、メンバーの分断を図ることがあった。

六. 栽培契約とリース契約の問題点

P106    2004年に南コタバト州ラコノン村のティボリ村のティボリ人の住民は、フォリピ系資本のソリアノ財閥のAMSグループ会社と25年間のリース契約を結んだ。

そのご借り主がスミフル(日本の商社)に変更になった。

ところが2017年11月、ティボリ人の地権者たちがピケを張り、スミフルに抗議をする事件が起こった。リース代が毎年分振り込まれていない、医療補助や奨学金が十分に提供されていんまい、バナナ1箱pあたりの手当が支払われていない、などが理由である。(アジア太平洋資料センター制作・発売DVD[甘いバナナの苦い現実」参照)

P107 リース契約においては、安いリース料、長い契約期間に加えて、地権者は自分の土地の裁量権を一切失う。企業の設備投資代が地権者負担とされ、リース代から差し引かれるなど搾取の例も報告されている。10~30年の長い期間中、農薬を継続使用した単作が行われるため、契約期間後には、土地がすっかりやせ細る。

ミンダナオ島では、先住民の生活水準や教育水準は低く、困難な状況におかれている。子どもの学校教育や医療費に現金収入が必要であるなか、リース契約は魅力的な選択肢にみえる。

それゆえに、英語で書かれた契約書の内容を十分に検討できないまま、口約束を信じて、契約書にサインすることがある。キノハ教授は、高地での農薬空中散布は対象となるバナナ農園だけではなく、水系を汚染するため、深刻な問題に発展すると警告している。

2 「高地栽培バナナ」の発見と山間部の変化 アリッサ・パレデス
一. 高地栽培バナナの出現

高地栽培バナナは、ダバオ市郊外のカリナン地区のマヌエル・ギアンガ村にあるプランテ^ション・ワンと言う農場で発見された。

なつかしい台湾バナナの味 1960年代に至るまで、日本では上流階級以外の庶民は、入院中などの病気の時に台湾バナナを口にするのがやっとであった。…バナナ輸入組合の創設に関わった清水信次氏は、サラリーマンの平均収入が1万~1万5000円程度であった57年ごろのバナナは、5~6本で250円一房あたり5000円にも相当する価格であったと回想。

三. より高く甘いバナナのより苦い現実

p144   スマトラ島のゴム、タバコ、アブラヤシのプランテーションを調査した人類学者アン・ローラ・ストーラーは、プランテーションの進出とは「機会をもたらす侵略である」という。

第3章 バナナ産業で働く人たちの現実

2 正規雇用を求める労働者の闘い――スミフル農園の梱包作業所 田中滋
一. 日本のNGOの調査開始

2018年10月4日ダバオ市のニュースサイト「ダバオ・トゥデイ」に、スミフル社に関する記事が報じられた。スミフル社の労働者らがストライキに踏み切ることで、同社系列の大部分がマヒしたというのだ。

一週間後、続報を読んだ。記事によるとフィリピン国軍や警察に連れてこられた「所属不明の男たち」がストライキに参加した労働者らに暴行を働き、少なくとも7人が負傷。「日系企業に忖度して、国軍や警察が暴力行為を働いたのだ」と直感した。

現地で一緒に行動するパートナーNGOのFoE Japanと相談、調査日程が決まり出した11月1日、現地時間10月31日の夕方にストライキに参加している労働者ダニー・ボーイ・バウティスタ氏が射殺される事件があったと報道された。

2018年12月14日、ミンダナオ島北部での鉱山地帯の調査を終えてダバオ市へ。コンポステラヴァレー州のコンポステラ町に到着した時には、労働者が話しを聞いてほしいと100名以上が集まるはずだった組合事務所兼組合代表宅が放火され火がくすぶっていた。

著しい低賃金

労働者に不利な、圧縮された週労働時間制度

給与計算は適正か

悪質な偽装請負

労働者は「スミフルの社員である」と証言しているが、会社側の見解は異なる.仲介機関によって運営されており、その社員であるという。作業所には「スミフル」の看板が設置されており、作業所内の安全配慮をよびかけるポスター、作業所内で使われるエプロンやヘアネットという備品などいたるところにスミフルのロゴが添付されているからだ。そしてスミフルブランドのバナナを出荷している。

事実上の雇用関係煮ありながらも、仲介機関の社員であるとすることで、スミフル社内労働組合を設立させなかったり、現地法人であるスミフル・フィリピン社の正社員と同等待遇での雇用を回避したりしている。これらは悪質な偽装請負である。

三. 法律を遵守しないスミフルと闘いを続ける労働者

最高裁が偽装請負であると判断

9月25日は世界気候アクションデー! FoEニュースより

【FoEニュース】<2020年9月19日発行>

————————————
9月25日は世界気候アクションデー!
———————————–
8月中旬にカリフォルニア州とコロラド州で発生した山火事は、オレゴン州やワシントン州にも
広がって今も深刻な状況が続いています。またその煙は、大西洋を超え、北欧にまで到達した
そうです。

日本でも、7月の九州を中心とした集中豪雨で熊本では停電が長く続き、復旧にはまだまだ時間
が必要です。

気候危機はすでに現実のものとして世界各地の人々のくらしを脅かしています。
この状況を変えようと、世界各地の若者たちのムーブメントFridays for Futureが、
9月25日を「世界気候アクションデー」として、行動を呼びかけています。

<9月25日の世界気候アクション概要>
この日は、靴とプラカードを一緒に置く「シューズアクション」と「ツイッターストーム」が
呼びかけられています。
「シューズアクション」とは、感染症対策のためマーチはできないけれど、靴を置くことで
「気候危機を止めよう!」と立ち上がっている人がいることを示そうという試みです。
それぞれのアクションについては、下記をご覧ください!

<各地のシューズアクション>
各地のグループが、公園や広場などでのアクションを呼びかけています。
例えば、東京では、16~18時に、国会議事堂正門前でのアクションが呼びかけています。
https://www.instagram.com/fridaysforfuturetokyo/

また、横須賀では、15:30〜16:30に横須賀中央駅Yデッキでのアクションを呼びかけています。
https://www.instagram.com/fridaysforfutureyokosuka/

<オンラインでもシューズアクション>
オンラインでも、シューズアクションへの参加が可能です。9月25日に靴とプラカードの写真を
撮って、下記のタグをつけてSNSに投稿しましょう!
#世界気候アクション0925
#シューズアクション
#気候危機に特効薬なし

<ツイッターストーム>
#気候危機に特効薬なし のタグをつけて、9/25 18時にTwitterで投稿しましょう。
詳細は、FridaysForFuture JapanのSNSや各地のグループのSNSをご覧ください!
https://www.instagram.com/fridaysforfuturejapan/
https://twitter.com/fridaysjapan
https://www.facebook.com/fridaysforfuture.jp

また、FridaysForFutureは、2018年8月にスウェーデンのグレタ・トゥーンベリが一人で
始めた気候正義(Climate Justice)を求めるムーブメントです。

日本では、2019年2月に、最初のアクションが国会議事堂前で行われ、それから1年半、各地の
グループは今は30以上となりました。

また各地のグループをつながり、「FridaysForFuture Japan」もできました。

9/25のアクションでーに向け、FridaysForFuture Japanでは、日本政府に具体的な気候
変動対策を呼びかける署名の呼びかけを行なっています。

<Fridays for Future Japanの署名の内容>
1.1.5度目標の達成と早急な対策の実施
2.公正な政策決定のプロセス
3.若者の意見の尊重

8月下旬に呼びかけられ、すでに22,000筆を超えています。もっともっと大きな声にしていくため、
ぜひご参加・ご紹介・拡散ください。
https://fridaysforfuture.jp/

●FoE Japanでは?
FoE Japanも、Fridays for Futureの活動を応援しています。
当日は、FoE Japanのスタッフも、東京(国会議事堂前)と横須賀でのアクションを応援に行きます。
また、自宅や事務所でもシューズアクションをする予定です。

ぜひオンラインなどで、みなさんとご一緒できれば嬉しいです。
若者はもちろん、大人世代もぜひ、連携して声をあげましょう!

第11回 スロー・シネマ・カフェin 「風の庭」10月5日(月)10時~豊田市野入町にて

第11回 スロー・シネマ・カフェのお知らせ
改めて勉強しましょう~3・11以降の日本列島のこと
【内容】~テレビと新聞が伝えない~
    太郎ホントの話「放射能のどこがこわいの?」
    山本太郎が広瀬隆に聞く!
広瀬隆(ひろせたかし)プロフィール
作家・ジャーナリスト。早大理工学部卒業後、大手メーカー技術者、医学書・医学雑誌翻訳業を経て執筆活動にはいる。「日本列島の全原発が危ない!」DAYS JAPAN1月増刊号(2018年)他著
  • 【日時】 10月5日(月) 10時~12時くらい 基本毎月第一月曜日

    【会費】 お茶付き700円

    【定員】10名(要申し込み)  3名以上で開催
         前日17時までにお申込下さい。

    【場所】民家カフェ「風の庭」
    https://kazenoniwa.jp/

    【申込】土井ゆきこまで090-8566-2638 huzu@huzu.jp

9月26日(土)zoomで「SDGsとフェアトレード~コロナ禍で 考える」長坂寿久さんのお話が聞けます!

逗子フェアトレードタウンの会よりお知らせ

6月から「連続講座(前期)」を開催していて

9月の第4回講座では長坂寿久さんがお話しされます。

9月26日(土)15:30~17:30

タイトル「SDGsとフェアトレード~コロナ禍で考える」

面談とオンライン(zoom)の両方式で行っていますが、

zoomはまだ余裕があり。オンラインは無料です。

申込みは下記逗子市役所サイト経由です。

逗子市ホームページ(フェアトレードタウンの取組み)

<https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/simin/kokusai/fairtradetown.html>
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/simin/kokusai/fairtradetown.html

申込みサイト: https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/simin/kokusai/kouza/

本の紹介「リト」 山元加津子 作・絵 「サムシング・グレート」に感謝して生きる-「リト」に寄せてー筑波大学名誉教授 村上和雄

新型 コロナウィルス の蔓延は「サムシング・グレート」からの大切なメッセージ

 

山元加津子 作・絵 

 

優しい絵本のような語り口調で、物語の中に引き込まれます。子犬のリトが求め続けた”かけがえのないもの”にリトは会えるでしょうか? 人はなぜ生きるのか なぜ悲しいことがあるのか、人はなぜ出会うのか、そんな深いメッセージが込められています。

モナ森出版

作者 山元加津子=かっこちゃんの 「リト」を出版したい思いなど

↓ 詳しい紹介や申込方法などあります。

https://eiga377.wixsite.com/monanomori/blank-8

ゆっころんもかっこちゃんのファンです。

映画「1/4の軌跡」の映画や本も沢山読みました。

きかっけは、エコブランチの鶴田紀子さんの企画で知り、講演会も何回か聞きました。20年くらい前のことです。

エコブランチさんの商品の一つ「笑顔の力」という洗剤

フェアトレード・ショップ風”s正文館店でも洗剤「笑顔の力」の計り売りをしていました。今も東区東片端にある正文館書店2Fの「顔のみえる店 フェアトレード風”s(ふ~ず」で販売しています。

寄せ書きの村上和雄さんは、カッコちゃんの憧れの人、私もガイアシンフォニー映画上映会を開催した関係で村上和雄さんのサムシング・グレートの話に興味をもっていました。

 

「リト」の本

私の小さい孫たちにも読み聞かせしたいと思っています。

5歳の孫の千春はフェアトレードの絵本「おかいものちょっと考えてみて」(ジェローム・ミニ=サフィア・ミニーさんの息子さん=7歳の時の言葉でつづられ、葉翔明さんの絵とストリートチルドレンだった子らの体験した絵との対比の絵本)は、繰り返し読んでとせがまれます。

小さいながら、きっと何かを受け取ってくれていると思う。

絵本から、世界のこと、宇宙のこと、目にみえないことも伝えて行きたいと思うおばあちゃんの私。

9月26日(土)開催の

31歳 谷口貴久さん講演会DVD上映会 http://huzu.jp/blog/4667/

彼のメッセージ「気がつけばかわる!」と同じメッセージの「リト」の本も紹介したいと思っています。

[ATJ NEWS]2020年9月がとどきました! フィリピン・インドネシア・東ティモール・パレスチナなど生産地のコロナ状況は?

株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)より[ATJ NEWS]2020年9月が届きました!

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が続いています。民衆交易の産地では生産活動や生産者の暮らしにどういった影響が出ているのでしょうか。2020年3月以降の各産地の状況を時系列にまとめて報告します

◆フィリピン(バランゴンバナナ・マスコバド糖産地)

◆インドネシア(エコシュリンプ産地)  ◆東ティモール(コーヒー産地)

◆インドネシア・パプア(カカオ産地)  ◆パレスチナ(オリーブオイル産地)

「アジアに伝わる女性の手仕事の継承と保存を支援するプロジェクト」ムートームーの紹介

2019年2月にタイの少数山岳民族の「ヤオ族」をAWEP(アジア女性自立プロジェクト)のスタディーツアーに参加して行ってきました。→http://huzu.jp/trip/3700 

2019年2月4日~7日AWEP(アジア女性自立プロジェクト)のスタディツアー「タイのチェンライ、バーン・トーファン(夢を織る家)を訪ねる旅2019」

 
3月23日にヤオ族の刺繍ワークショップもフェアトレード・ショップ風”s正文館店で開催。
その後、「アジアに伝わる女性の手仕事の継承と保存を支援するプロジェクト」ムートームーが創設されましたのご紹介します。支援もよろしくお願い申しあげます。
手仕事の文化を守ることは平和にもつながると思います。
ムートームーホームページ
同時にフェイスブック、インスタグラムのアカウントも開設。
アカウント名は「ムートームー」です。
こちらの方もご覧頂ければ幸いです。
10月24日(土)~11月4日(水)、神戸学生青年センターにて「世界で一枚だけの刺しゅう布展」も開催予定です。展示予定の刺しゅう布はホームページの「ギャラリー」でもご覧いただけます。