文化を守りたい、継承したいとカンボジアの若者たちが来日し、名古屋でもクメール舞踏ドラマ「イケ公演」が開催されます。「イケ」とは日本でいう「お能」です。
タイトル「アツ物語」
テーマ「武器にない平和を」カンボジアで殉職された中田厚仁さんを大罪いしています。
来日ツアー第2弾を開催します!
カンボジア クメール舞踊ドラマ
Peace Without Guns
~武器のない平和を~
第3世界ショップでは1993年から、内戦が続いたモザンビークで「銃を鍬に」という武装解除を進める平和構築プロジェクトを行いました。内戦により市民同士が疑心暗鬼となり銃を持ちあう中、武器を回収し物資と交換するというプロジェクトです。武器を自ら下ろし、ミシンや自転車など生活道具に交換する活動へと繋げ、ルワンダ紛争解決にも広がっていきました。
世界が再び「分断の時代」に突入しようとし、“戦い”という形ではなく、“武器のない平和”に向けた行動を起こす必要があります。平和とは、誰もが享受できる、世界共通、最大の社会的共通資本です。今回のツアーを通じて、市民同士が手を取り合い、異文化を知り、学び、国境を越えて交流することで、わたしたち1人ひとりが“武器のない平和”について考え、行動につながるような機会になればと思っています。
コミュニティに居場所があり、仕事があることが、平和という奇跡的な時を紡ぐ1つのカギだと考えています。PhumAsia(プンアジ)では、カシューナッツの産地であるコンポントム州において、安値で買い占められる状況を打破し、カシューナッツ産業を持続可能なビジネスにすることで、地域の仕事作りを行う活動も行っています。何もないところにカシューナッツの木を植えるところから始め、いまでは栽培から商品化までカンボジア人の手で一貫して行い、日本へ向けて定期的に輸出できるまでになりました。
今回のツアーでは、カンボジアの少数民族であるクイ族の方と共に、アジアの仕事づくりに繋がる新たな応援も提案したいと思っています。
“武器のない平和”への願いを込めた、クメール舞踊来日ツアーにぜひお越しください!
【完成版】4月カンボジアのチラシ (1)←クリックで拡大
オリジナル クメール舞踊ドラマ
Peace Without Guns
~平和への願いを込めて~
題材は、30年前に国連の選挙監視員としてカンボジアに派遣され、現地で殺害された中田厚仁さんの物語です。
多くの知識人が虐殺されたカンボジアで、まだ情勢が不安定な中、中田さんはポル・ポト派が多く存在すると言われていた村々に赴き、民主主義の大切さを人々へ訴える活動をされていました。幼少期にアウシュビッツを訪れた経験から、大学卒業後すぐカンボジア内戦終結に向け奔走した中田さん。現地では「アツ村」と村の名前になっているほど親しまれています。
30年が経ち風化しつつある彼のストーリーを脚本にしたのは、ポルポト政権下で少年兵として働いていたという、MrDiさん。戦後は現地の文化局へ入局し、今は若者たちへのクメール文化伝承と、文化交流イベントをされています。
伝統的なミュージカル形式yike(ジーケー)という、舞踏ドラマへの挑戦は、伝統文化を保存することになります。
多様な感性による表現、文化の交流を通じて「平和」をテーマに顔のみえる時を過ごしたいと思います。
少数民族クイの方も来場し、カンボジアに根差した「食」「文化」「伝統」を紹介する中で、アジア地域の仕事づくりに繋がる応援も呼びかけます!
沢山の方にご来場いただければと思います!!
最後に【お願い】ですが、日本の若者たちにも気軽に参加し交流してもらいたいと考え、参加費がネックになってはいけないと、資金的に不安な中、カンパ制にしました。
また、公演の日は行けないけれど、彼女たちの公演・宿泊滞在資金を補助してもいいよという方がおられましたら、千円でも2千円でも、心の支えになります!
風”s店頭にてお申し出ください*
※なるべくメールへご連絡下さい。