20年間お世話になってきたお店です。
風”sがウィルあいちを去らなければならないと風の便りに聞いて、20年ぶりくらいに来てくださる人もいました。あのころ子どもが2歳くらい、今は21歳になったよという話しなど互いのその間あった歳月が行き交います。
以前、北陸にいてちょうど名古屋に引っ越してきたばからりの人が、1997年ドキュメンタリー映画『ガイアシンフォニー』上映の時に実行委員になってくださって、数年のおつきあいはあったものの、この方もたまたま研修で20年ちかくぶりに店に来てくださったので、撤退の話ができました。
思えば、800人収容のウィルホールで、映画上映会もガイアシンフォニー1番2番3番、ドキュメンタリー映画「神の子」たちの上映、フォルクローレのボリビアのグループ「カントスール」コンサート、瞑想のピアニスト、ウィン・ウィンツァンのピアノコンサート、第1回あいち平和映画祭、フェアトレードの講演会とフォルクローレのコンサートを企画してきました。
今年4月17日開催の3回目になる「なごや国際オーガニック映画祭」も2012年から2回、これは実行委員として参加。他にもフェアトレードの講演会・ワークショップなど多数企画をした折りにはたくさんの方が実行委員として参加してくださいました。本当に多くの方々の力をお借りして店の運営、そして数々の企画の運営とお世話になってきました。それら総てのかたへお知らせがてらお礼を述べることができないことが心残りでした。
また毎年9月開催の「あいち国際女性映画祭」の5日間、映画のあいまの呈茶をしながら、みなさんと映画の感想など話しあうひとときも、今年からはできないのですが、一年に一度しかみえない方にも今回の撤退のことをお知らせしたいと思っていました。
★本日中日新聞に掲載されたことで、いままで店に尋ねてきてくださった方々にお礼を申しあげること、そして3月28日以降は風”sはウィルあいちから消え去ることをお伝えできました。
勿論! 21年目の新しいフェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)正文館店の案内も少し掲載されているので、更に皆さまに引き続き風”sへ来て頂ける期待もでき、今はこの世にはもういない、フィガロの和子さんや、起業支援ネットの関戸美恵子さんにお礼をこころで申しあげながら今週いっぱいウィルあいち店続けます!