新年あけましておめでとうございます。
地球は回る。命は巡る。
太陽の力は偉大です。稲武での霜の降りた朝、霜が縁取りされた葉っぱに
山の端から出た太陽の陽がさすと
露は瞬時に溶け、きらきら虹色に輝く。 美しい宝石の朝でした。12月稲武での風景
2016年の朝日をみてベランダで思う。 嬉しい太陽のもとで
また曇りでも雨でも、命は巡る。
昨年から気になっているエントロピーとは?
エネルギーからみた、フェアトレードを通じて私たちが求めるものを見いだした思い。
『熱力学の法則について
「宇宙における全エネルギーの総和は一定で(第一法則)
エネルギーは創成することも消滅することもない、全総和は一定=エネルギー保存の法則
物質とエネルギーは一つの方向のみに、すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、あるいは利用可能なものから利用不可能なものへ、あるいはまた秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する。(第二法則)」
全エントロピーは絶えず増大する。エントロピーの増大とは、使えないエネルギーの増加を指す
エントロピーが最大になった時、そこには別の仕事を行うのに使用できる自由なエネルギーはもはや存在しない=平衡状態=エネルギーに差がなくなった場合の状態
人間のための世界観ではなく、機械のためにつくられた世界観がある(ニュートンの出現により産業革命の道がひらかれた)
とする祥伝社ジェレミー・リフキン著竹内均訳の書籍「エントロピーの法則」を私には難解ながら興味があり読んでいる。
『熱力学の法則は、物質的世界を支配する。そのため文明や文化の骨格を組たてるうえで、熱力学の法則を相互に作用させることは、ひじょうに重要なことである。それによって、人間精神の旅路が花咲くのか、それともしぼむかが左右されるからだ。』
以前から考えていたことではあるけれど、ゆとりある社会の実現に必要な低エントロピー文化のもと、人間を自然の一部として見つめ、質素な生活を自ら選ぶ生活に近づきたいと思う2016年の1月1日です。