TOP >  ゆっころんのブログ > 180417野入日記 甘夏まるごとジャム...

ゆっころんのブログ

180417野入日記 甘夏まるごとジャム

やつではよくみますが、花を見るのは初めてです。

先日、どんぐり工房(稲武)でアンティマキさんの「こねないでつくるパン教室次回は5月18日」に参加。こねないパンも発想の転換と思うのです。

講師のアンティマキさん

なぜならパンはこねるものと思い込み、パンこね機でパン作りをしてきました。子どもが成長して、マンションリフォームする時に、大きなガスオーブンを処理しました。それからパン大好きなわたしはもっぱらわっぱんのパンの天然酵母パンを食べてきました。(風”sでは火曜~土曜日わっぱんのパン販売、他にクッキーもあります)

ところが、染色教室なども開催しているアンティマキさんのパンの、「こねない」という言葉に惹かれて参加したら、新しい手法に出会いました。それは丸ごと煮るジャムです。

若いお母さん達も参加

野菜スープ・重煮の温野菜にできたてのパンやスコーンで「いただきま~す」

早速、木曽川流域での生産物を有機や無農薬の米野菜を宅配している「くらしを耕す会」の安心な甘夏を刻んで簡易竃で煮ました。

器量はよくなくても安心安全がなにより、生産者さんにありがとうの甘夏

竃を使うのは都市ガスと違ってプロパンガスは高いのと、炎をみながらじっくりご飯をたいたり、お湯を沸かしたりしています。ススにまみれながら。(くらしを耕す会のオーガニックナプキン、風”sで販売)

今朝、朝食の時につけてみたら、ほろ苦く酸味がありこの春にはぴったりのジャム、種はどうしようかな?と思いつつ「食べる時にだせばいいや」ととにかくそのままきざみ煮込みました。

「種はどこへいった?」 全然気にならず、煎りたて挽きたて淹れたてのフェアトレード珈琲と一緒に、まるごとのダイナミックなそして超!!簡単なジャムを味わいました。やっぱり自然というのはシンプルなんだと思う。

この季節、甘夏や八朔が大好きな私は、無農薬の安全な甘夏が手にはいると皮をむき刻んで湯がいてマスコバド糖いれてジャム作りをしていました。

面倒なので身を取り出すことはないのでぱさぱさの皮だけのジャムですが、それでも好きでしたが、今回はそのまま刻むので身も入っています。らくちんジャムができあがり上~機嫌~です。

あとは、天然酵母をつくること、石窯をつくることに意識がむいています。せっかくこねないパンや、美味しいスコーンを習ったのにすぐ実践できないのが残念です。

昨年から今年にかけ、ここ稲武/野入は長野県にも近いのでリンゴが15個以上あり箱販売で2000円~1500円、何度も購入しリンゴジャムに煮込みました。リンゴ煮が大好きな私は、このジャムのおかげか、この冬は一度も風邪をひくことなしに過ごせた。

リンゴジャムは甘いので砂糖なし、塩を少しいれただけのもの。甘夏はフィリピンのマスコバド糖を少なめですがいれているので、甘酒で代用できないかな~と考えています。

何でも丸ごと

里芋の皮は、それでもちょっとね~と思っていたら、皮を揚げて食べる方法も知ったけれど、そこまで毎回揚げる気力まで今のところはないけれど再開しようかな?

高級家具も丸ごと制作!?

今から10年以上まえ飛騨の高山の高級家具の「飛騨家具」の新社長の岡田さんの話を聞く機会がありました。高級家具は節がない。そうすると切り出される木が工場にいっぱい積んである。もったいない。丸ごと作るといういままでにない発想で節のある家具「森のことば」シリーズがはじまりました。

私も講演を聞いてからショールームで節のある家具をみて、その節がとても個性的で愛おしく思い、思いきって(飛騨家具はもともと高級家具)ミラーを買いました。今もその鏡は店でみなさんの服会わせなどで利用して頂いてますが、節がとっても好き、だって生きてきた印ですものね。チェストも後年入手してアクセサリー展示に利用していますが、やっぱりいつみても好き!って思っています。自然まるごとの感じるふしぎな思いです。

入って左側、ペンギンの右にみえるのが「森のことば」シリーズの姿見の鏡。

丸ごと、私自身もまるごと好きになりたいな~。そして人それぞれの丸ごとのお付き合い。好きな点も好きでない点もまるごとその人。そんな風に思えたら人づきあいも楽になるでしょうに….。

ゆっころんのブログの最新記事