今日9月5日は満月ですが月の明かりはない夜です。
稲武から車で10分新城方面にむかう途中の名倉にて、ある農家のご夫婦は満月と新月には断食されていると今日お会いして伺いました。自分の意思で決めて実行する断食。体にはいいことだと思うけれど私はなかなか実行することはできない。
今回満月と新月に断食するという、月の満ち欠けを生活の中に取り入れられていることにも興味を持ちました。農業は月の満ち欠けとは重要な関係を持っていることは聞いていました。
月の満ち欠けのサイクルを農業に生かすという考え方は、今でも世界各地で行われていて、これをさらに進化させた考え方が、ルドルフ・シュタイナーの「バイオダイナミック農法」だそうです。月の満ち欠けだけでなく、人間や動物、植物や鉱物、さらに宇宙のエネルギーなど、この世界のすべての要素が農場有機体をかたち作っているということです。
この「バイオダイナミック農法」で作られた紅茶がフェアトレード・ショップ風”s 正文館店の紅茶ラインナップの一つ、ピープル・ツリーのオーガニック紅茶です。
オーガニック・ダージリンティー・ティーバッグ・ティーバッグ
¥1,100(+税)
オーガニックダージリンティー・リーフ
¥1,100(+税)
(以下ピープルツリーHPより)
インド・ダージリン地方にあるマカイバリ農園でつくられています。マカイバリ茶園は1840年代にイギリス人により創業された、ダージリン地方で長い歴史を持つ茶園のひとつです。この茶園では40年近く、化学肥料を一切使わない「バイオダイナミック農法」で自然と共生し、大切に紅茶を育てています。
マカイバリ茶園の「マカイ」とはネパール語で「トウモロコシ」。「バリ」は「肥沃な土地」を意味します。紅茶が植えられる前は、肥沃なトウモロコシ畑だったのだとか。
東京ドーム145個分の広大な茶園は、1/3(270ha)が茶園、残りの2/3(400ha)が原生林のまま残され、トラ、ヒョウ、シカ、ヤギ、ウサギ、そして紅茶の神様といわれるティーディーバなど、無数の野生動物が生息しています。
茶園は4つの山にまたがり、7つの村からなっています。680人のコミュニティー(茶園主は従業員と呼ばず、コミュニティーと呼びます)と、その家族1,700人が茶園の敷地内で暮らしています。茶園には政府系の小学校が2つあり、茶園の子どもたちはその小学校に通っています。(以上ピープルツリーのHPより)