グリンピース Newsletter 2016 summerより
歯や肌をきれいにするために歯磨き粉や洗顔フォーム、ボディソープなどのパーソナルケア用品に配合されているスクラブ(こすって磨く意、研磨剤)の一部は、マイクロビーズと呼ばれる小さなプラスチック粒。小さすぎて下水処理段階で取り除くことができないままに海に流出、海洋生態系にとりこまれています。
東京湾で今年行われた調査でも8割のイワシの体内から微小プラスチックがみつかり、マイクロビーズも含まれていたことが判明しています。
★中日新聞でも4月下旬に掲載されていました。この記事を読んで、以前見た映画を思いだした。地中海だったと思うけれど、海岸ちかくに高く積み上げられたゴミの山、それらはいつしか波にさらわれ消えていく。ゴミ処理が十分でない国はまだまだいっぱい。先進国でビニール処理するシステムがあってもそれを上回るビニールの消費があったら同じこと。基本、出したゴミが土にもどることができないものはできるだけ手にいれないこと。食生活の手作り、測り売りなどへ一歩でも歩きだしたい。
記事より
「大きさが五ミリ以下の微細プラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれる。レジ袋などのプラスチックごみが紫外線や波で砕かれてできたと考えられ、東京湾をはじめ日本周辺の多くの海域で浮遊していることが確認されている。2050年までに魚の総量よりプラスチックのほうが多くなる….。」
中日新聞 海の日から
「…..海洋ごみの約70%を占めているプラスチックごみは、やがて太陽の熱や紫外線、波の力などで細かく砕けていきます。
そのうち、大きさが五ミリを下回ったものが「マイクロプラスチック」と呼ばれます。その微細片は消滅することなく海中を漂い、全世界の海域へ拡散していることが確認されています。
こうなると、もはや回収は不可能です。しかも、やっかいなことに、マイクロプラスチックは海に溶け込んでいるポリ塩化ビフェニール(PCB)などの有害物質を吸着します。それを魚や貝がプランクトンと間違えて食べる結果、有害物質が濃縮され、食物連鎖を通じて生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されているのです。
問題は、もちろん、身近なところでも起きています。東京農工大の高田秀重教授らの調査では、東京湾で捕れたカタクチイワシの八割近くの内臓からマイクロプラスチックが検出されています。
海洋生態系のみならず、人間の健康にも影響しうるとして、先進七カ国(G7)としてプラスチックごみの問題に取り組む方針が昨年、ドイツで開かれたエルマウ・サミットの首脳宣言に盛り込まれました。…..」
★各国政府によるマイクロビーズ禁止法が必要、そして消費者の立場からマイクロビーズを避け「マイクロビーズを廃止して欲しい」という声を企業に伝えることも解決の一歩とグリンピースは述べています。
買い物袋のプラスチックも、風化して極小プラスチックになりゴミとなりやがて海へ…..
10回に1回でも断りましょう。私は10回に9回くらい断っています。たまに、いかしかたなく受け取る時もでてきますが、なにも考えないとどんどんたまるビニール袋です。
ビニール袋を断った人がいたら
「ビニール断った人、かっこいい!!」ってなるといいね!
「フェアトレードの品選ぶ人、かっこいい!!」って。
「むやみにモノを欲しがらない、買わない人かっこいい!」
「地域で購入できるものは、できるだけ地域で買い物する人かっこいい!」気軽にできるネット販売購入は結果、今のわたしたちの暮らしに陰りを落とします。気がついた時は遅いかも?便利さの落とし穴にはまらない人かっこいい!
「手仕事する人かっこいい!」
「大地とともに生きる人かっこいい!」
「自給自足をもとめシンプル生活する人かっこいい!」 かっこよく生きたいゆっころんです。