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お知らせ

2021年3月8日(月)第14回 スロー・シネマ・カフェ in 「風の庭」(豊田市稲武地区野入町)

第14回 スロー・シネマ・カフェは
 「バングラデシュの衣料工場で働く若い女工たち」DVD上映会 (60分)

日本や欧州で売られている衣類の生産委託工場はバングラデシュにシフトしており
この映画では、特に工場で働く若い女性に焦点を合わせ、工場での問題点を浮かび
上がらせると同時に、安価な商品を求める私たち消費者にも問題提起しています。

バングラデシュ映画協会連盟 ドキュメンタリー部門最高賞受賞(2007年)タンヴィール・モカメル監督(Tanvir Mokammel)

【日時】 2021年3月8日(月) 10~12時くらい (今月は第2週月です)

【会費】 フェアトレードお茶付き700円

【定員】 15名まで(要申し込み)

【場所】民家カフェ「風の庭」
https://kazenoniwa.jp/

――――――――以下シャプラニールHPより―――――――――――
★映画のあらすじ★
あなたの洋服箪笥のなかには、バングラデシュ製のGパンやTシャツが吊りさがっ
ているのではないでしょうか。バングラデシュは、今や世界に名だたる衣料品の
貿易国です。1970年代初頭にゼロからスタートし、現在では数十億ドル規模の
産業になるまで発展しています。約200万人を雇用し、その85%が女性です。
1000万人にいたる人々の生活がこの産業で支えられているといわれています。

このすさまじい成長ぶりは、1974年の繊維品の国際貿易に関する取り決め
(多国間繊維取り決め:Multi- Fiber Agreement)によって可能となりました。
この取り決めにより、旧来の生産国よりも新興の生産国の産業育成が保護される
ようになったのです。通貨流通量だけでみると、繊維産業はバングラデシュの
最大の輸出産業であるばかりでなく、輸出所得の76%をしめるものです。

しかし、明るい話だけではありません。衣料工場での火災や崩壊事故による死者
の数は、これまでに3000人にのぼっています。賃金はもっとも低い水準で、賃金、
保険、安全面等、労働者の不平不満は絶えません。

ベンガル地域は、17~18世紀にかけて、繊維産業で栄えたところです。
昨今の産業の興隆を契機に、将来に向けて持続的かつ国際貿易の新しい
規範に耐えうるような産業形成が出来るのか、このフィルムは問いかけ
ています。
(本映画冒頭部分:モカメル監督HPより、日本語訳はCSOネットワークより引用)

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