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野入日記・カフェ&民泊「風の庭」日記

2022年7月11日野入日記 暮らしのメリハリの2カ所住まい と 週末営業

今朝は、朝から陽がさし、暑くはなるけれど植物と一緒に喜んでいます。

朝の「風の庭」北の空をみる朝の「風の庭」南の空を見る

朝、日陰で朝食。豆乳ヨーグルトには桑の赤い実。一つ一つ取る作業はコーヒーの赤い実もこのように収穫するのかと想像しながら。収穫のうれしさと手間と時間を体感。

これから赤くなる桑の実

 

赤い桑の実

 

 

桑の実はヨーグルトに

庭を一回りして朝食用の収穫をしているとアマガエルやカマキリの子どもがいる。

2.5センチくらいのカマキリ

8時頃、ちょうど庭で朝食をとっていたら近所の人が寄付の集金。彼曰く「いいね~朝はここで食事? 都会ではできんわね~」まさにそうです。裏山の緑に木々を仰ぎ、行き交う鳥たちの行く先を目で追い、庭の花や野菜の日々の成長を確かめる。

お米づくり真似事1

 

お米つくり真似事2

今日は月曜日なので、のんびり、布団を干したり、洗濯したり、裏山で竹を切ったり、下の畑や川の畑(2カ所借りている)には夕方涼しくなってから出かける。

フェアトレードの卸の事務もありPCに向かう時間もかなりあるけれど、気分の切替に家の周りの整備、蔵の中の片づけなど気力さえあれば、やることはいっぱいある。

気力が出ない時は、池(極小)の近くの緑陰コーナーに地上ハンモックをセットして本を読む。

山から流れる水、池の水の波紋

最近読んだ2冊は、桐野夏生さんのJKビジネスにからみとられる少女たちの実態をとらえた「路上のX」、共謀罪は密告の温床など今の法律のなかで、身に覚えはなくとも突然とらわれの身になる社会派作家たちの話「日没」。とても恐ろしい思いをしましたが、今の政治ではありうる話かもしれない。

そして、今読み始めた本は、図書館に申請して5か月目にやっと手元に届いた本竹信三恵子著 『労働運動を「犯罪」にする国 賃金破壊』

関西生コンの話、遠い話と思っていたけれどYou Tubeで竹下さんと組合の人との話を聞いたら、こんなことがあるのか?この本のプロローグに「それって 日本の話なの?」で始まっていることと重なる。無関心は労働運動を犯罪にしてゆくのかもしれない。

古民家カフェ「風の庭」の営業は土日の週末営業

昨日7月10日は、名古屋から4人のお客様、10時~13時まで予約のランチ含めてゆっくりしていただきました。

 

朝の光のなかで

14時からは、3月6日からスタートしてた醤油づくりのメンバーが「天地返し」に参加

 

蔵の前の「醤油づくり」の樽

そのあと、辻信一さん提唱の「スロー・シネマ・カフェ」サティシュクマールの『今 ここにある未来』上映して17時はんごろ解散。

民家カフェ「風の庭」にて上映会

スロー・シネマ・カフェは、名古屋での東区の清水口「風の家」でも25回くらい開催。ここ野入でも月1回月曜日10時~開催。次回は、8月8日開催予定。

お客様を迎えることで、いろんな出会いがあり、たんに田舎暮らしを楽しむだけではなく、交流を楽しませてもらっている。

2カ所住まいの暮らしは、それぞれの機能があっていい。所詮 都会育ちは100%田舎暮らしは難しいかもしれないけれど、ちょっと試してみて様子を見る。私たち夫婦もはじめは週1泊くらいからスタート。今は2泊くらいが名古屋でほぼ野入暮らし。

サティシュ・クマールさんの言葉

「世界の問題を解決する一歩は、あなたの今日の食事から」排出される二酸化炭素の18%(2006年FAOデータ)が、食産業に由来。食べ物を生産し、貯蔵、輸送し、冷蔵するために、何十億バレルという石油を燃やします。

自分の食べるものはできるだけ自分でつくる暮らしを目指したい。

しかし名古屋でフェアトレードの卸をしていることと、なごや国際オーガニック映画祭の会議、だらっと憲法カフェの会議など定期的に用事があり、また映画を見ることもあり名古屋での拠点も必要。

2カ所移動することで、「明日やればいい」ことが行く前にここまでとか、区切りがつく。難は車を今は使うこと。ゆくゆくは公共機関を利用すればいいけれど、荷物を運ぶものもありガソリンを消費しているのが苦しい。

ゆくゆくは、月2回から1回の往復としたい。

ある日 花の開花をみる。ポンと音がして花びらがひらく。どこにそんな力、意思があるのかと思う朝のこと。

 

ミツバチが飛ぶ(写真はクリックすると拡大します)

 

 

 

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