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風のたより

■■■なふたうん新聞 104号 ■■■2018年6月1日発行

■■■なふたうん新聞 104号Nagoya  Fair TradeTown  Campaign →NAFTown■■■2018年6月1日 を発行しました。名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会ブログにて。

パレスチナの新作映画「ガザの美容室」を見ました。(6月23日より名演小劇場で公開)

コンクリート壁で囲まれ”巨大な監獄”と呼ばれたガザでは悲惨な生活を強いられている。

そんなガザでの美容室を舞台にした女性達のドラマ。今までとは違うパレスチナの描き方でした。

 

監督は、あえてイスラエルの占領状態として描くのではなく日常生活を描く中で、普段マスコミではあまり流されていないパレスチナ内のファタハとハマスの対立の抗争が会話のなかで、いくつかの検問所、4時間にもわたる詰問を受け通らねばならぬと話が登場。閉じ込められた美容室の外ではハマスとマフィアの銃撃戦。

 

男たちの戦う世界の他に、日常生活=夫婦の問題、親子の問題、嫁姑の問題、宗教のこと、1日数時間の電力や若者の6割以上の失業などの問題もかかえながらも、武器で戦わない日常生活を続けるもうひとつの戦いがその一場面「ガザの美容室」のなかで繰り広げられている。

 

「世界の人々は、パレスチナ人が苦しみを語ることを期待している….」男性の映画監督は語る。映画の最後にお母さんに捧ぐというメッセージがありました。

まさに女性への思いがつまった映画でした。監督のお母さんはどんな生活を息子に見せたのでしょうか?

 

この描きかたは、原爆の恐ろしさを伝える手法として映画「父と暮らせば」のように焼けただれる皮膚や、死体でうずまる川を描くのではなく内面からみせる原爆の悲惨さをみて、是非みなさんに見てほしい、平和を考えようと、私は10年以上前に「あいち平和映画祭」をたちあげたいきさつを思いだしました。1回目以降はこの映画祭には関わっていませんが引き継がれていいます。(6月16日ウィルあいちで「あいち平和映画祭」https://sites.google.com/site/aitiheiwaeigasai2006/あり)

 

ゆっころんの見たパレスチナの映画は、他に「オマールの壁」「ルート181」「パラダイス・ナウ」「ジェニンジェニン」「もう一人の息子」「壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び」など。

 

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