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風”sのあゆみとプロフィール

6月1日12時~正文館書店本店2Fにて新規オープン!

コンセプトは

「フェアトレード=地球上の世界へ」

「オーガニック=微生物から見ない世界へ」視野をむけ

足下の暮らしを見つめ直す「地域の人とつながる店」

2016年6月1日(水)からは

正文館書店本店(東片端交差点)

名古屋市東区東片端町49(東片端交差点角)  2F

052-932-7373    (12~18時月休み)

移転に伴い

フェアトレード・ショップ風“s(ふ~ず)正文館店として21期新規オープン

フェアトレード・ショップ風“sのあしあと

フェアトレード・ショップ風“s(ふ~ず)1996年5月30日 

愛知県女性総合センター(ウィルあいち)1Fにて開業

① 2013年12月「月間みんぱく」へ寄稿

月間みんぱく2013年12月より

月間みんぱく2013年12月より

地域都世界がつながるフェアトレード

フェアトレード・ショップ風“s(ふ~ず)代表

名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会代表

フェアトレード名古屋ネットワーク代表 (※初代代表 2013年1月~2015年1月)

 

土井ゆきこ

 

フェアトレード店開業

私は、普通の女の子だった。学力も体力も芸術系も普通、本を読むわけでもなく世界についても無頓着であった。高校を卒業して、損保会社に就職、広告会社に転職して寿退社。三人の男の子に恵まれた。末子が2歳の時にパートタイムで働き始めた。その後、女性起業セミナーを受講し、「生涯現役で人の役に立つことをしたい」という思いから1996年に愛知県女性総合センター1Fに中部地区で始めてのフェアトレード専門店をオープンした。子育て真最中の時に、『エビと日本人』や『バナナと日本人』を読み、私たちの暮らしが東南アジアの人達を犠牲にして成り立っていることを知ったことも大きい。店を経営しながら、私はいろんな人との出会いのなかで成長していった。またフェアトレードの生産者の現場を訪れることで視野を広げることもできた。9カ国ほど訪ねたそれらの土地とは今もこころでつながっている。

事業と並行して講演会など啓発活動を企画してきたが、10年たってもフェアトレードが広がっているとは思えなかった。じつはその頃、世界のフェアトレード・タウン運動を知って驚いたのだが、到底名古屋では無理だろうとあきらめて、それ以上考えもしなかった。

 

生産者を訪ねて

商品を作っている生産者を訪ねることは、見えなかった姿が見えてくるのでわくわくする。訪問前には想像の世界にすぎなかった生産者の姿が、訪問後はいつも隣にいるような錯覚すらあり、お客様にそのことを伝えるのはなんの苦もなく、現地で感じた気持ちは溢れるように出てくる。それもまた喜びである。モノを通じて人がつながっている実感がある。2007年にメキシコの首都から車で6時間離れた陸の孤島とよばれているプエブラ州のケツァーランを訪ねた時は、ちょうどコーヒー生産者のトセパン組合の30周年ということで様々な祭事があった。教会の広場ではボラドーレスという儀式を見た。教会より高いくらいの支柱の上部に巻きつけた縄に体を繋いだ4人の男たちが、鳥になったように支柱をくるくる周りながら舞い降りてくる。それを見た時は、人は天と地の間に有り、鳥に憧れているのだと思った。

旅先で訪ねる生産者は、主に先住の民だ。質素な暮らしで、素朴な音楽や踊りなどが観光化される前の状態で存続している。そして彼らの組合の理念では、地球環境への思いがもともと有るものとして意識されている。その同じ思いで生産者と先進国の消費者がつながるのがフェアトレードである。残念ながらその思いを抱く消費者はまだまだ少ないのが現状であるがゆえに、フェアトレードの理念を伝えるためにも、生産者を訪ね、製品の背景を消費者に伝えていきたい。

 

フェアトレードは運動だ

2008年の秋、東京で開催されたフェアトレード団体の展示会に参加した。その時に「みんなでフェアトレード・タウンになりたい!」って手をあげようという提案があり、それまで出来ないと思っていた私も、手を挙げる事なら出来ると、手を挙げた。すると、そこから蓋が開いた感じで、次々と情報が入り、翌年3月には「フェアトレード・タウンで町おこし」の企画に参加するために再度上京。名古屋でもフェアトレード・ラベル・ジャパン(FLJ)の中島佳織事務局長をお招きして勉強会を開催し、とうとう6月には「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会(なふたうん)」が発足した。フェアトレードは運動であると改めて感じた。

なふたうんの主な活動は、国際理解教育の参加型ワークショップを、学校(小・中・高・大)や生涯学習センターで開催することである。これまでに自主企画の3回連続講座「楽しく学ぶフェアトレード」「チョコレートの来た道」を含め、3年間で70回以上もおこなわれた。講演会やバザー出店も多数ある。毎年5月にはフェアトレード月間企画として、名古屋市・愛知県の国際交流協会と共催でフェアトレード企画を続けている。「なふたうん」の趣旨に賛同してくれたワンコインサポーターは、現在178名に上る。月刊で「なふたうん新聞」を発行し、毎月の推進会議には、大学生や会社員、主婦など、職業も年代もさまざまな人が集まっている。

2011年秋から1年かけて、市民・行政・議員・NPO/NGO・学校・企業なども参加して「名古屋にフェアトレードを広めるための会議」を隔月で開催した。その後他のフェアトレード団体にも呼びかけ、2013年1月「フェアトレード名古屋ネットワーク」がJICA(国際協力機構)中部にて発足した。このネットワークは、フェアトレード・タウンになるための6つの条件の1つ、推進組織の設立と支持層の拡大に該当する。次に取り組むのは議会承認である。

「私たちはお陰様で生きている。生かされている」と思い、地域や世界、そして自然と共に生きる思いを持ったなら私たちは平和に暮らせる。そしてフェアトレードは世界に視野を広げるきっかけの一つであり、各分野の人とつながる縁結びの役もある。2012年12月に施行された「消費者教育推進法」は、公正で持続可能な社会形成に消費者として積極的に参画することを目指している。まさにフェアトレードの推進がうたわれているともいえよう。この機に、名古屋をフェアトレード・タウンにし、フェアトレードをいっそう推進することを目標にしている。

②NPO法人 起業支援ネットのHPより

http://www.npo-kigyo.net/aile/aile_bkno/aile77.html

人と人とをつなぐフェアトレード~世界をHappyにする消費~
会報aile77号(2011年1月号)

土井幸子さん

風の交差点風’s(ふ~ず)

1948年生まれ、家族は夫と男三人の子(いずれも社会人で独立)。生涯現役で働くこと、社会に役立つことを望み女性起業セミナーを受講。ウィルあいちオープン時、ショップ公募に「共に生きる」をテーマに応募。1996年5月フェアトレード・ショップ風”s(ふ~ず)をオープン。同時に市民団体GAIAの会(がいあのかい)を立ち上げ、フェアトレードの啓蒙などのイベント・セミナー・映画・コンサートを企画。2009年6月「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」を立ち上げた。

事業概要

風“s(ふ~ず)
名古屋市東区上竪杉町1
愛知県女性総合センター(ウィルあいち)1F
営業時間:10時~18時
休業日:休館日
TEL&FAX:052-962-5557
E-mail:huzu@huzu.jp
URL:http://www.huzu.jp/
名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会
URL:http://www.nagoya-fairtrade.net/