「人生フルーツ」見て来ました。
上映時間の30分前にはもう10人くらいの人が着席、やがて満席。金曜日の朝のこと。当然50~60代の人が多い。でも私は嬉しかった。ゆっくりと果実が実るような豊かな時間に魅力を感じる人々がこんなにもいる。自然と共に暮らし本当の豊かさを早くから実践していた夫婦のドキュメンタリー映画。お顔も豊かなこころを表している。もっとも羨ましかったのは、90才の津端修一さんがドキュメンタリー映画の撮影進行中の2015年に庭の草むしりのあと昼寝をしてそのまま人生を閉じられたこと。誰しものあこがれとは思いますが、やはりそれまでの人生をどう生きてきたのか、自然の一部として、地球に正直に生きてきたかが問われるのではないかと思う。団塊の世代を中心とした中高年がこれからどう生き、人生を閉じるのかということは、次世代へ何を受け継ぐか、ではないかな? 今から果実のなる木を植えても自分達は食べられないかもしれないけれど、子どもたちがその実りを手にすることを思い、いっぱい木を植えたい。どんな人生が豊かなのか伝えることができるだろうかを問いながら、自分も一つの果実として実って、ある日ポトンと落ちたい。 2月3日まで上映 ゆっころん
【人生フルーツ内容紹介】東海テレビ製作ドキュメンタリー。その最新公開作が、高蔵寺ニュータウンの初期段階の設計に携わった建築家夫妻の人生を辿る物語だ。『神宮希林』の伏原健之監督作品。樹木希林のナレーションが穏やかに響く。
高蔵寺ニュータウンの一角に住む津端夫妻。美しい平屋は果樹や菜園に囲まれている。建築家津端修一は日本住宅公団に勤務していた時に、元の里山の景観を活かした先進的な環境デザインを提案する。しかし高度成長期の合理主義一辺倒の風潮とは折合わず、高蔵寺の丘陵地は見る影もなく造成された。その後、妻英子とこの地に移り住む。ふたりだけの里山の再生が始まった。誰も思いもよらない方法で。ゆっくりと果実が実るような豊かな時間が流れ、《普段着のスローライフ》が感じられる91分。
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名古屋シネマテークは、愛知県名古屋市千種区今池にある映画館。40席の1スクリーンを有する。名古屋市のミニシアターでは最古参であり、映画の自主上映会から発展した映画館の先駆けです。
【店名】 | 名古屋シネマテーク (今池) | |||
【場所】 |
〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池1−6−13
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今池スタービル | ||||
【連絡先】 | 電話: 052-733-3959 | |||
【営業日】 | ||||
【営業時間】 | http://cineaste.jp/ | |||
※休み・営業時間はお確かめ下さい。 |
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