ゆっころんのブログ

2月の企画報告 

2月23日 第7回なごや国際オーガニック映画祭開催 ウィルあいちにて 実行委員含めて約100名の参加

辻信一さん講師をお迎えして開催

2月27日 田んぼの勉強会 12名参加 民家カフェ「風の庭」にて

【3月の予定】

「風の庭」にて

3月4日(土)「風の庭」醤油くらぶ 第2回めの醤油仕込みの日

3月6日(月)第27回スロー・シネマ・カフェ「自立への道」

3月26日(日)醤油しぼりの日 昨年仕込んだ醤油絞り=初めてです!

こうして、昨年の足骨折以降、入院生活1か月、松葉杖2本~1本へと移行しながらの自宅療養生活を終えて、いよいよ活動開始かな~?

6月と12月はOFFの月にしたいと思う今年の出発時の気持ちです。

骨折の件は、本当に感謝。大事な体験をすることができました。新たなる人生の出発です。

 

今年の出前授業のはじめ

2023年は、2月1日椙山高校2年生36名の「国際理解と平和」のテーマで出前授業が始まりました。

谷口たかひささん講演を見てもらっています。国連スピーチが6分で、とてもうまく地球の環境危機を伝え、選挙が大切ということも伝えているのでここ1年くらい必ず見てもらっています。

1月中旬にも、鯱城学園での環境講座があったのですが、昨年11月22日に自転車事故で左足膝下骨折とアクシデントがありキャンセルのお願いをしました。

椙山に関しては、松葉杖でもいけるだろう、タクシーでいけばいいと思い気持ちの準備をしていましたが、自分で運転もし、松葉杖無しでOKでした。

以下

生徒さんたちの感想を後日紹介します。

また、昨年の出前授業10数件の記録もしておきたいと思います。

 

「オリーブと桃」シリア人ジャーナリストの涙 孤立するシリア北西部からのSOS 福島が繋ぐ

堀潤ジャーナリスト

https://news.yahoo.co.jp/byline/horijun/20230214-00336964

今月6日発生したトルコ・シリアでの大地震による犠牲者が5万人を超えると国連機関が見通しを明らかにした。

内戦続くシリア北西部ではアサド独裁政権により人道支援が遮断されるなどさらに厳しい状況が続いている。

支援も情報発信も限られているシリア北西部。

そうした中、友人のシリア人ジャーナリストからメッセージが届いた。

シリア北部は、10年の空爆と樽型爆弾を受けています。

半分壊れている建物の中で住んでいる方々は数十万人います。シリアの他の地域から逃げてきた人々です。

インタビュー内でナジーブさんが紹介した寄付先のリンクはこちら。

Syrian American Medical Society (SAMS)

◆Molham Team

◆NPOチームふくしま

アンチエイジングから エンジョイエイジングへ 大谷ゆみこメッセージ

大谷ゆみこさんからのメッセージ

以下一部紹介

自然の法則に叶う生活をしていれば

肉体が消えていく準備のための

自然な変化は徐々に起きるけれど

寝たきりやボケという状態になったり

容姿や体力が崩壊していくようなことはありません。

それは、ルール違反の価値観や

生活スタイルのせいなのです!

本来は、徐々にそれなりの形で

美しく減速していく。

アンチエイジングという意識は

それ自体が、ネガティブな波動を持っています。

アンチエイジングではなく、

エンジョイエイジングという

新しい意識に置き換えるだけで

あなたの人生のベクトルがシフトします。

その上で、

未来食を実践したら

死ぬ瞬間まで自分自身を楽しんで

生きられる。

雑穀一粒一粒には

エンジョイエイジングを実現するための

体と心の栄養がぎっしり詰まっているから・・・

エンジョイエンジングを支える

ふたつの柱。

体からエンジョイエイジングを支える

「未来食セミナー」

そして、年に1回春に開催する

心の面からエンジョイエイジングを支える

「天女セミナー」

死ぬ瞬間まで

本気で自分自身を楽しんで生きたいなら、

体と心の両面の転換が必要です。

さあ、あなたも

アンチエイジングからエンジョイエイジングへ
ワープしよう。

ゆみこ

運転期間の延長に反対する署名75,214筆&経産省、規制庁からの回答

運転期間の延長に反対する署名75,214筆&経産省、規制庁からの回答

みなさま
FoE Japanの満田です。
本日は「署名提出と政府ヒアリング:原発推進GXに異議あり! 運転期間延長に反対!」にご登録、ご参加いただきまして、ありがとうございました。本日は200人以上の方にご参加いただきました。

運転期間の延長に反対する署名75,214筆を、経済産業大臣、原子力規制委員会委員長宛てに提出しました。
ご協力ありがとうございました。

事前に提出した質問書に対する経済産業省および規制庁からの回答を以下のサイトに掲載いたしました。
https://foejapan.org/issue/20230202/11408/

すでに報道にあります通り、昨日、原子力規制委員会において、運転期間の延長を前提とした規制の枠組みが決まりそうだったのですが、石渡委員が、運転期間を原則40年とする原子炉等規制法から当該規定を削除することなどに対して、反対意見を述べました。

理由としては以下のものでした。
①今回の変更は新たな知見などに基づくものではない。炉規法から運転期間の規定がなくなるという意味では安全規制の後退だ、
②電気事業法に移っても)40年60年の枠組みは変えないとあるがそれでは炉規法を改正する必要はない、
③私は委員会の中で地震・津波などの審査を担当しているが、いくつかの発電所で審査が伸びている。鋭意審査しても時間がかかっている。審査に時間をかければ、その分だけ運転期間が延びる。審査をして延びると、より高経年化した炉を動かすことになる。

GX基本方針は、運転期間の延長に関して、「原子力規制委員会による厳格な安全審査が行われることを前提に、運転期間に関する新たな仕組みを整備する」としています。しかし、原子力規制委員会が、「厳格な安全審査」「新たな仕組み」について合意できていないという状況です。

こうした中、明日のGX基本方針の閣議決定はできないのではないかと思いますが、本日、経産省にその点きいてみたところ、頑として、そこは規制側の判断であると意味の通らないご回答を繰り返しました。どうやら明日の閣議決定は強行されるようです。

石渡委員の反対および閣議決定に関しては、以下のまさのあつこさんの「取材ノート」をご覧ください。
「GX基本方針閣議決定に待った!」
https://note.com/masanoatsuko/n/n38b62bf417f9

明日閣議決定されるのは、GX基本方針、GX推進に関する法案のようです。
原子炉等規制法、電気事業法、原子力基本法などの改定に関しては2月下旬にまた別途閣議決定され、国会にかかります。
反対の世論を強め、なんとか食い止めていきましょう!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

満田夏花(みつた・かんな)
国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983

「原発の運転期間の延長に反対!」署名ですが、現在5万筆以上集まっています!

FoE Japanの満田です。
みなさまにご協力いただいております原発の運転期間の延長に反対!」署名ですが、現在5万筆以上集まっています!2月上旬に第二次提出を予定しています。また詳細が決まりましたらご報告します。
署名はこちらから>https://foejapan.org/issue/20221010/9607/

原発運転期間の延長などを含む、GX基本方針がらみの束ね法案が2月にも国会にかかるとみられる中、資源エネルギー庁がアリバイ作りのように「全国説明・意見交換会」を開催しています。
北海道、仙台、富山、大阪、福岡、沖縄の日程が発表され、受付が開始されています。すぐに埋まってしまいます。可能な方はぜひ会場参加&ご意見を!
https://www.enecho.meti.go.jp/information/gx/index.html
(会場からの発言が優先されるようですが、オンライン参加者も発言可能です。)

私は1月20日の埼玉の説明会に参加しました。当日の模様を東京新聞が報じています。ぜひご一読ください。
「議論をやり直して」…原発政策の見直し巡る意見交換会が紛糾 政府の拙速な決定に批判集中 埼玉/東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/226439

会場は数十人、オンラインで100人以上の参加だったと思います。
冒頭、近隣在住の女性が、開会のあいさつをさえぎって「この会合の目的を知りたい。われわれの意見をきくためのものですか?それとも決定事項を説明するためのものですか?」と発言。本質的な問いですね。

13:30-15:00の予定でしたが、経産省の説明が延々と続き、1時間10分が経過しました。
そこから質疑がはじまりましたが、司会者が発言者の発言の途中でさえぎって、発言をせかすようなことがあったことから、会場の参加者から「資源エネ庁は、国民の声をきくというのであれば、少なくとも今日ここで参加者の意見を最後まですべてきくべきではないか」という強い発言がありました。説明会は3時間近くまで延長されました。

私が覚えている範囲で、会場からの以下のような質問や発言がありました。

・日本は地震大国。原発はこわい。再エネはいつのまにか日本は取り残されてしまった。再エネをがんばって!
・この説明会の告知期間はわずか数日。そして政策を決めてから、こうした会を持つというのは順序が逆。国民的議論を踏まえて、策定をやりなおすべき。
・この説明会の発言内容は政策に反映されるのか?
・国民的議論をやり直して、それまでは国会に法案を提案すべきではない。
・原子力小委員会が原発推進委員ばかりで偏っている。おかしい。
・福島の被害者の方々のことを思うと、胸がいたい。彼らにはどう説明するのか?
原発はエネルギー安全保障や電力の安定供給に資するというのは誤り。
・原発は「準国産エネルギー」として自給率にもカウントしている説明だったが誤り。
・原発をGXに入れるのはグリーンウォッシュ。脱炭素の手段としておかしい。
・運転期間延長は「利用側の判断」という規制委の認識はおかしい。原子炉等規制法に盛り込まれている時点で「規制」であり、2012年当時そのよううに国会でも説明された。
・40年の段階で運転期間の延長の可否を判断するのは経産省か?⇒「そうだ」という回答がありました。
(司会が発言者をせかすような進行をしていることに対して)
・あなたたちの説明は予定時間を超えて、国民の意見をきくとか言っときながら、こちらの発言を切り上げさせようとするのはおかしい。すくなくともここにいる人たちが言いたいことをいうのをすべてきくべき。

手続きを問うような発言、原発に反対する発言がほとんどでした。会場から賛意を示す拍手がわきおこっていたのが印象的でした。

みなさまも、可能ならばぜひ参加してみてください!

—-
満田夏花(みつた・かんな)
国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983  / FAX: 03-6909-5986

原発なくしてリニアモーターカーは動かない。戦争と平和の岐路に立つ、私達はどの道を選ぶか? 2月5日愛知県知事選挙に行こう!

ある人のメッセージを参考にして今日思ったこと。

福島第一原発事故によって、私たちは取り返しのつかない大失敗をしました。そしてそれが誰に責任か問われていない現在。

次世代を担う子供たちに、地球環境への影響に、どれだけ謝っても決して許されることのない大失敗です。これをなかったことにすることはできません。

地球の一つの細胞である私たちが思うこと、一人一人願うことが地球の未来をつくっていきます。

ウクライナでは、人を殺す目的の戦争がまだ続いています。

それに乗じて、戦争に備えて軍拡競争をする日本でいいのでしょうか?

私たちは今、戦争と平和の岐路にいます。

戦争と原発につながるすべてのものに反対の行動をしなければ、それは賛成と同じです。

大村知事が進めるリニアは電力消費の塊りです。原発なくしてリニアは動きません。リニアの推進は原発の推進です。

世界中の人々とともに、人として平和に生きる権利を守るために、声を上げるチャンスが選挙です。

パブリックコメントに挑戦! だって源発推進したくないから!

今日1月17日のニュース

地震切迫度 全国31の活断層 阪神・淡路大震災直前と同程度以上

こんな日本列島に原発推進なんてありえないです!

ゆっころんも2回 送りました。専門的なことはわからなくっても

40年寿命の設計を20年~30年と伸ばすなんてありえない。

電化製品だって、部品がなくなるし、まして原発の機械でメンテナンス作業や修理に手の届くところばかりか疑問だし、3・11のあった日本の政策で原発推進なんてありえない。

一人でも多く、コメントしよう!

 

 8分でわかりやすく説明があります。
        ↓

枝広さんのMLより

[enviro-news 2858] 原発回帰政策転換、あなたどう考えますか?(2023.01.10)

パブリックコメントへの入口はこちらです。
「GX実現に向けた基本方針に対する意見の募集について」(1月22日まで)
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595222084&Mode=0

「意見募集要領(提出先を含む)」を確認して、

「意見募集要領(提出先を含む)を確認しました。」というチェックボックスにチェックを入れた上で、

「意見入力へ」のボタンをクリックすると、「パブリック・コメント:意見入力フォーム」から提出できます。

ここに「意見公募要領」と「GX実現に向けた基本方針」のPDFもあります。

 

政府の委員会などに出ていた経験から、パブコメの件数や賛否の割合、意見の内容は政府でも委員会でも見過ごすことはできず、きちんと取り上げますので、小さな声でもぜひ伝えましょう!

以下 ある人の意見

 

GXグリーントランスフォーメーションをなぜ日本政府も検討されているのか、そ の第一の動機は、現在の化石燃料のエネルギーを続けると将来世代が環境の変化により深刻な災害に見舞われる危険があるから、その危険を避けるために検討されたものです。このコメントを読んでいる人は誰でも経験者ですが、原子力発電 所は地震によるものであれ、劣化によるものであれ、事故あれば、環境に取り返 しのつかない災害をもたらすことがわかっています。中のものが漏れないように 5重の安全装置を施しても無駄だったことが証明されています。将来の災害の危険を避けるためにGXを考えているのに、別の危険を招き寄せる方針を立てるな ど、そこに住む住民としては、受け入れ難いです。将来世代が深刻な災害に見舞 われる危険から国民を守るためにグリーントランスフォーメーションを検討され ているのですから、将来世代が深刻な放射能汚染に見舞われる危険からも、国民 を守ってください。

 

**************************************************************************************************

  • この間の原子力政策に関する政府のやり方は、国会にかけずに閣議決定で既成事実を重ねていくもので、議会制民主主義をないがしろにするものだと言わざるを得ない。そもそも年末から年始にかけて、4本の原子力関連パブコメを同時進行で進めている政府の姿勢は、国民の意見をできるだけ出しにくくしようという策略なのではないかと考えざるを得ない。
  • 福島原発事故で多大な被害と犠牲を生み、高濃度の放射能汚染は今なお続いている。避難者のみなさんの悲痛な現状や、避難しなかった人々の深刻な被曝状況は、改善されないどころか、さらに悪化しているケースも多々ある。この痛ましい事故を経験したこの国が、このように軽々しく原発回帰政策に舵を切るべきではない。
  • そもそも原子力規制委員会は、事故前の原子力安全保安院が原子力の規制と推進を兼ねていたことを反省し、独立した規制機関として誕生したはずではなかったのか。それが、推進サイドである経産省・エネ調と規制委員会が事務レベルでの会合を重ね、高経年化原子炉に関する方針転換について話し合っていたとの報道があり、愕然とさせられた。
  • 概要案冒頭で、「発電用原子炉施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない」との令和2年7月29日見解を紹介しているが、これは原子力規制委員会設置の目的をゆがめ、あるいは放棄しようとするものであり、承服できない。さらに、推進サイドである総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会における利用政策の観点からの運転期間に関する制度改正方針の提示を受けて、原子炉等規制法の法的枠組みを変えることにしたという信じられない文言が並べられている。これは、原子力規制行政の、推進行政への屈伏である。
  • あくまで、高経年炉の運転期間に関しては、原子力規制委員会が審査、判断するべき根本的任務である

 

  • そもそも日本の原発は稼働40年を前提にして設計、製造されたものであり、それを超えて運転することには多大なリスクを伴う。このリスクは破滅的なダメージを伴うものであり、リスク&ベネフィット手法などを適用すべきリスクではない。利用側の恣意的な観点など微塵も入れてはいけない事項である。

 

  • 原発の老朽劣化を判断する最重要な基準は、圧力容器内のテストピースに関する中性子照射脆化試験であるが、そのテストピースが不足して圧力容器材料と溶接金属材料との同時試験が行われていないことが発覚したとの報道があった。片方しかやらないというのは、テストピースが不足しているからである。すなわち、耐用年数を40年として設計された原発だからこと、高経年化すればテストピースが不足するのは当たり前のことである。この1点をとっても、40年を超えて原発を運転することには無理があるのである。そのような無理を重ねて高経年炉を動かすリスクを選ぶなどと言うことは、福島事故の教訓を忘れた暴挙だと言わざるを得ない。

 

  • テストピースによって測定される脆性破壊温度は揺らぎが大きく、正しく破壊温度の上昇を測定するのが難しい。だからこそ、テストピース測定回数をもっと増やさなければならないが、運転開始時に装荷されたテストピースが不足して十分な測定が出来ていない。この1点をとっても、運転期間延長には無理がある。

 

  • 事故や差し止め裁判で運転休止した期間を、運転延長期間に繰り入れるというのは間違っている。たとえ運転していなくとも、確実に劣化が進む部品がたくさんある。このことを無視して運転期間を延長しようというのは危険行為である。自動車のような一般耐久消費財でも、運転しないで駐車していた時間を差し引いて車検期間を定めたら世の中は滅茶苦茶になるだろう。まして、危険極まりない原発を、自動車でもやらないルールを設定してやるというのは、とうてい許されざる暴挙である。
  • ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もう人方の意見書

 

「GX実現に向けた基本方針(案)」に対する意見

◇意見 その一

※該当箇所

3頁 2.(1)「基本的考え方」の21行~22行 の項

 

※意見内容

「・・・再生可能エネルギー、原子力などエネルギー安全保障に寄与し・・・」

の原子力を削除すること

 

※理 由

2011年3月の東日本大震災に因る福島第一原子力発電所の大事故は、人類史上ソ連邦(当時)のチェルノブイリ原発事故と同様の甚大な且つ回復不可能な災害をもたらした。この原発大事故に因り、事故直後には約47万人の人びとが故郷を追われ、それから12年近くを経た今日においても、故郷に帰還できない人びとが2万1千人超(県外避難の福島県民のみ)みえる。

また、高濃度放射能汚染は現在も続いており、汚染された土壌などの除去も道

半ば、放射能に因る健康被害もあり、農業・漁業など地域産業復興も困難な状況

にある。

メルトダウンした原子炉のデブリの取り出しも全く見通しがたっていないし、原子力発電から出る高濃度放射性物質の処理のメドもないし、再処理施設の稼働も見通しがない。そもそも、原子力発電は人類の益にはならず、今日では負の遺産であり、早期に脱原発、原発ゼロ社会へ向けてエネルギー政策の転換を目指すべきである。

当面、福島原発大事故から10年を経て策定された『第6次エネルギー基本計画』において「東電福島原発事故を経験した我が国としては、・・・原子力については安全を最優先し、再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原発依存度を低減する」「原発の新増設は現時点では想定しない」と記されていることを基本にふまえ、原発再稼働と新増設は認めない、稼働が40年を経た原発は廃止することである。これを実施していけば、原発ゼロ社会は実現できるのである。

 

◇意見 その二

※当該箇所

5頁 2) 再生可能エネルギーの主力電源化の3行~4行 の項

 

※意見内容

「・・・2030年度の電源構成に占める再生可能エネルギー比率36%から38%の確実な達成を目指す。」の比率の数字を削除し、「・・・再生可能エネルギー比率を可能な限り100%を指標に、積極的な諸施策に取り組む」とする。

 

※理 由

日本の再生可能エネルギーへの依存度は、EUなどの先進諸国と比較して低位にある。

その要因は、今日まで原発政策の取組に資金や技術力を投入し、再生可能エネルギーへの投資を軽視してきたことに因る。今日まで原発関連に投資してきた資金や技術力等を官・民・学が一体となって再生可能エネルギー開発に取り組めば、「2050年のカーボンニュートラル実現という国際公約」は達成できると考える。

それ故、政府の方針にある原発依存度比率20%~22%はゼロにすべきである。

 

◇意見 その三

※当該箇所

6頁 2. 3)「原子力の活用」の項

 

※意見内容

この項目は、東電福島原発事故の反省をふまえ、「可能な限り原発依存度を低減する」との考え方に反しており、「原子力の活用」の項は全文削除すべきである。

 

※理 由

東電福島原発事故の経験をふまえ、運転期間は40年を厳守し、その地域の電力需給が逼迫する等止むを得ない事情が発生した場合のみ、原子力規制委員会の審査と認可を得て1回に限り10年間の延長を認める、とすべきである。

40年を経過すれば原発施設は必然的に老朽化が進行し機器は劣化していく。

そもそも、日本の原発は40年稼働を前提に設計、製造されており、運転期間を40年としたことは、東電福島原発事故の反省をふまえて決められことでもある。

原発の運転停止期間においても老朽化が進行し、機器は劣化していくことは必然であり、故に、原発は活用していくものではなく、原発依存から脱却し原発ゼロ社会をめざすべきである。

 

 

 

 

 

 

 

 

【別 紙】

 

「今後の原子力政策の方向性と実現に向けた行動指針(案)」に対する意見

 

◇意見 その一

※該当箇所

3頁 2.(1)「再稼働への関係者の総力の結集」の項

 

※意見内容

「再稼働への関係者の総力の結集」の項を全文削除すること

 

※理 由

この原発の再稼働は、福島原発大事故から10年を経て策定された『第6次エネル

ギー基本計画』において「東電福島原発事故を経験した我が国としては、・・・原

子力については安全を最優先し、再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な

限り原発依存度を低減する」との考え方とは真逆の記述であり、原発の再稼働と

新増設は認めない、ということが我が国のとるべき方向である。

 

◇意見 その二

※当該箇所

5頁 ② 「避難計画の策定や防災体制の充実に向けた支援の強化」の項

 

※意見内容

以下の文を追加補強する。

「原発災害に因る避難計画は、立地自治体と周辺自治体(おおむね当該原発から30㎞圏内)との意見交換の場を設け策定する。また、この意見交換の場に、当該地域の住民代表も参画させる。」

 

※理 由

現状の原発災害に因る防災計画には周辺自治体の意見や要望が反映されていない。まして、当該地域住民の方々の意見や要望は全く反映されていない。

原発災害の防災計画、避難計画は、机上のプランではなく、原発立地自治体ばかりでなく周辺自治体、住民の方々との意見交換をふまえたものでなければ、その実効性は担保されない。

 

◇意見 その三

※当該箇所

7頁 (2)①「運転期間の取扱いに関する仕組みの整備」の2段目の囲みの項

 

※意見内容

10行目以下「延長を認める運転期間については、・・・・」は10行~18行の全文を削除すること。

 

※理 由

東電福島原発事故の経験をふまえ、運転期間は40年を厳守し、その地域の電力需給が逼迫する等止むを得ない状況が発生した場合のみ、原子力規制委員会の審査と認可を得て1回に限り10年間の延長を認めるものとする。

運転停止期間においても原発施設や機器は劣化しているのであり、これを運転期間から除くとの考え方は、極めて危険なものであり、再び原発事故を発生させる恐れがある。

 

◇意見 その四

※当該箇所

9頁 (3)①「開発・建設に向けた方針」の項

 

※意見内容

この「開発・建設に向けた方針」の項は全文を削除すること。

 

※理 由

今日までの「原発への依存度を低減する」との方針を踏まえ、次世代革新炉への建て替えや六ケ所再処理工場の竣工は取り止めるべきである。

そもそも、安全性規制などの強化により原発建設費用は年々増大となり、再生エネルギーによる電力経費と比較して゛原発は安い゛との神話は崩れており、経済的な視点からも原発は廃止し、原発ゼロ社会を目指すべきである。

 

◇意見 その五

※当該箇所

14頁 (4)(①「再処理やプルサーマル等の推進に向けた取組」の項

 

※意見内容

この「再処理やプルサーマル等の推進に向けた取組」の項は全文を削除すること。

 

※理 由

原発40年稼働を基本に、原発に依存しない社会を目指す上で、六ケ所再処理工場の竣工は取り止め廃止することであり、同様にプルサーマル等の推進も中止することである。

今日、為すべきことは、使用済核燃料や高濃度汚染物質の廃棄処分について、官・民・学の関係者が資金・技術力等総力をあげて研究に取組、その方策を国民に提示し、国民的な議論をおこすことが何より求められている。

 

************************************************************************************************

  • この間の原子力政策に関する政府のやり方は、国会にかけずに閣議決定で既成事実を重ねていくもので、議会制民主主義をないがしろにするものだと言わざるを得ない。そもそも年末から年始にかけて、4本の原子力関連パブコメを同時進行で進めている政府の姿勢は、国民の意見をできるだけ出しにくくしようという策略なのではないかと考えざるを得ない。
  • 福島原発事故で多大な被害と犠牲を生み、高濃度の放射能汚染は今なお続いている。避難者のみなさんの悲痛な現状や、避難しなかった人々の深刻な被曝状況は、改善されないどころか、さらに悪化しているケースも多々ある。この痛ましい事故を経験したこの国が、このように軽々しく原発回帰政策に舵を切るべきではない。
  • 1頁「準国産ともいわれる原子力エネルギー」の表現は間違っているので、削除すべきである。使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出して高速増殖炉で燃やすという核燃サイクルは、実験炉もんじゅの失敗と廃炉、および再処理工場の完成予定の25年26回にも及ぶ遅延によってほぼ完全に破綻している。破綻している核燃サイクルを前提にした「準国産」呼称は詐欺である。
  • 1頁「国民と丁寧にコミュニケーションを図りつつ」も嘘である。1項で述べたように、国会にも国民にもきちんとした説明がなく、意見を聞く姿勢もない政府のやり方のどこが丁寧なのか。民主党政権時代に行われた原発に関する討論型世論調査に学ぶべきである。
  • 1頁「原子力エネルギー業界が抱える事業の経済性・予見性の低下、原発の建設及び製造の現場の空白期間の継続並びに再稼働の遅れ等に伴うサプライチェーンの劣化や人材不足などの具体的な課題に取り組んでいくべきである。」これはまさに原発が置かれた悲惨な現況を表現しているわけで、こんな不良産業を無理に存続させようとすることに無理がある。また、再生可能エネルギーの発展の足を引っ張っている。こんな原発から一刻も早く足を洗うことが、日本のエネルギー政策にとって肝要であり、日本経済にとっても必須の選択である。
  • 2頁「「福島復興はエネルギー政策を進める上での原点」であることを忘れてはならない。」だからこその脱原発ではないのか。重大な初期被曝を強い、避難者も残留者も塗炭の苦しみに追いやった責任は、原発を止めることで果たされるのではないか。
  • 2頁「「中長期ロードマップ」に基づき、2041~2051年までの廃止措置完了を目標に」の文言は間違っているし、誰も信じていない。1979年に事故を起こしたスリーマイル原発でさえ、43年かかっても廃炉措置は完了していない。それよりはるかに重大な事故が4基で起きた福島第一原発が30~40年で廃止措置が完了するわけがない。原子力学会の報告書でさえも、廃止措置のゴールすなわちエンドステートが示されないプログラムの欺瞞性を指摘している。
  • 2頁「漁業者等への丁寧な説明など、理解が得られるよう取り組む。」も欺瞞性に満ちている。漁協は一貫して汚染水の海洋法放出に反対しているし、東電は漁業者の承諾がない限り放流しないと約束している。この約束を無視して海洋放流を閣議決定した政府が「丁寧な説明」で理解が得られると言い放つのは反倫理的である。
  • 2頁から3頁「2020年代をかけて帰還意向のある住民の方々が全員帰還できるよう、」と同時に避難された方にも安住の場所を保障すべきである。
  • 3頁「原子力損害賠償紛争審査会が策定した中間指針を踏まえ、関係者が連携して、引き続き迅速・公平・適正な原子力損害賠償を進めていく」にも偽りがある。中間指針は適正な賠償とはなっていないがゆえに、全国で30以上の訴訟が行われているのである。家族を分断させられ、生業を失い、故郷を失うという塗炭の苦しみを味あわされた人々への賠償水準はあまりにも低すぎる。公平でも適正でもない。
  • 4頁「広範なステークホルダーとの双方向コミュニケーション」および6頁「国や事業者等からの画一的・一方通行的な情報提供にとどまらず、コミュニケーションを行う」も嘘である。避難者の意思を確かめることなく、一方的で強引な復興政策を進めてきた政府がどの面下げてこのような文言を並べるのだろうか。リスクコミュニケーションにおいても双方向性は全く顧みられることなく、一方的な説得の場になってきた。スリコミニケーションと揶揄されてきたのである。改心するのであれば、まず過去について謝罪してから始めるべきである。
  • 5頁「防災対策の見直しと不断の改善」「地域の理解活動や避難計画の策定・充実に向けた「地域支援チーム(仮称)」の創設」「避難計画の策定や防災体制の充実に向けた支援の強化」これらの文言も不適切である。そもそも避難計画を地方自治体に丸投げしてきたこれまでの無責任を反省し、政府が責任をもって避難計画を策定するべきなのである。
  • 7頁「延長を認める運転期間について、20年を目安とした上で、以下の事由による運転停止期間についてはカウントに含めないこととする。」は間違っているので撤回すべきである。たとえ運転していなくとも、確実に劣化が進む部品がたくさんある。このことを無視して運転期間を延長しようというのは危険行為である。自動車のような一般耐久消費財でも、運転しないで駐車していた時間を差し引いて車検期間を定めたら世の中は滅茶苦茶になるだろう。まして、危険極まりない原発を、自動車でもやらないルールを設定してやるというのは、とうてい許されざる暴挙である。

そもそも日本の原発は稼働40年を前提にして設計、製造されたものであり、それを超えて運転することには多大なリスクを伴う。このリスクは破滅的なダメージを伴うものであり、リスク&ベネフィット手法などを適用すべきリスクではない。利用側の恣意的な観点など微塵も入れてはいけない事項である。

原発の老朽劣化を判断する最重要な基準は、圧力容器内のテストピースに関する中性子照射脆化試験であるが、そのテストピースが不足して圧力容器材料と溶接金属材料との同時試験が行われていないことが発覚したとの報道があった。片方しかやらないというのは、テストピースが不足しているからである。すなわち、耐用年数を40年として設計された原発だからこそ、高経年化すればテストピースが不足するのは当たり前のことである。この1点をとっても、40年を超えて原発を運転することには無理があるのである。そのような無理を重ねて高経年炉を動かすリスクを選ぶなどと言うことは、福島事故の教訓を忘れた暴挙だと言わざるを得ない。

テストピースによって測定される脆性破壊温度は揺らぎが大きく、正しく破壊温度の上昇を測定するのが難しい。だからこそ、テストピース測定回数をもっと増やさなければならないが、運転開始時に装荷されたテストピースが不足して十分な測定が出来ていない。この1点をとっても、運転期間延長には無理がある。

  • 8頁「運転サイクルの長期化」は安全上問題がある。すなわち、定期点検の頻度を落とすことになるわけで、原発のリスクを大きくすることになる。利用サイト、経済メリット重視の姿勢こそ、大事故を招いた原因の一つではなかったのか。
  • 9頁「新たな安全メカニズムを組み込んだ次世代革新炉の開発・建設」は無謀であり、次世代革新炉の根拠も薄弱であり(後述する)、福島第一原発事故の教訓を踏みにじる迷走だと言わなければならない。
  • 9頁「廃止決定した炉の次世代革新炉への建て替えを対象として、六ヶ所再処理工場の竣工等のバックエンド問題の進展も踏まえつつ具体化を進めていく」としているが、再処理工場は完成予定を26回延期し25年間も遅延している異常な事業であり、中止廃案とすべき案件である。核燃サイクルの中核と位置づけられた高速増殖炉もんじゅもまた廃炉となっており、核燃サイクル自体が完全に破綻しているのである。このようなまやかしの国家プロジェクトは、百害あって一利もない。
  • 10頁「実証炉に対するプロジェクトベースでの政府支援、収入の安定化に資する制度措置等、事業環境整備の検討・具体化を進める。」次世代革新炉が軽水炉のことなら、コアキャッチャーやベント時フィルター設置ならヨーロッパですでに建設が始まっており、建設費高騰で工事が難航していると伝えられている。すなわち、革新でも何でもない。また、コアキャッチャーが働く局面というのは炉心溶融であり、このような事態を前提とした原発は危険極まりない。このような原発の実証炉に再び税金を投入するという政策には到底賛成できない。また、収入の安定化に資する制度というのは、原発を優先する制度のことであり、再生可能エネルギーの発展の足を引っ張ることは確実であり、到底許し難い。

10頁「原子力発電所の建設や安全対策に係る投資を対象とす電力市場制度の在り方」の検討をするというのも、再生可能エネルギーに敵対する政策であり、温暖化対策に逆行している。

  • 13頁「高速実験炉「常陽」の再稼働に向けた取組や大型ナトリウム試験施設「AtheNa」の整備」に至っては、まだまだ実験段階であり、緊急を要する温暖化防止対策に資するものではない。GXに便乗しての原子力産業の延命を画策する悪だくみとしか思えない。もちろん、再生可能エネルギー普及の足を引っ張るものであり、取り組んではいけない政策である。
  • 14頁「再処理やプルサーマル等の核燃料サイクルの推進に向けた取組」は、すでに述べたように核燃サイクルがすでに破綻しているわけであるから、盗人に追い銭とでも言うべき愚策である。国富の有限性から考えれば、再生可能エネルギーの発展を阻害する。プルサーマルの行き詰まりについても、多くのことが明らかになっている。例えば、MOX燃料はウラン燃料の9倍もするし、MOXの使用済み燃料は発熱量が高く、危険性が大きいし水冷必要期間も長いなど様々な困難をもたらす。プルサーマル燃料製造ではトラブルが起きていて、供給力も下がっている。
  • 17頁「最終処分の実現に向けた取組」については、このまま進めるべきではない。今こそ、全国民とともに真剣な討論を進めなければならない。そもそも日本列島では世界中で起きるM6以上の地震の20%が起きていることは、内閣府の資料にさえ引用されている。さらに、世界有数の火山国でもある。この日本列島に10万年を超えて危険な高レベル廃棄物を貯蔵する場所などあるわけがない。地層処分ありきではなく、改めて議論が必要である。また、処分の見通しもなく原発を稼働させ続ける政策というのは無謀以外の何物でもないし、将来世代に対する犯罪でもある。

原発立地でも起きたように、寿都町や神恵内村の地域社会に重大な地域分断をもたらしていることに対する責任も問われなければならない。

2023年は国際雑穀年ーInternational Year of Millets-

未来食つぶつぶ(雑穀のニックネーム)創始者大谷ゆみこさん

と出会ったのは、店を始める直前の1996年、たまたま上京した折に彼女の講座に参加。料理の話かと思ったら、環境問題から始まるという印象的な講座で、それ以降「未来食」の講座を受けに何度も上京、また名古屋のウィルあいちにも来てもらい「サバイバルセミナー」や「ナチュラルスィート」の講座、講演会なども開催してきました。

2020年につぶつぶマザー(各地で未来食を伝達する人)の東京での講座講師に招かれ、その打ち合わせのような意味合いか、3月31日大谷ゆみこさんが野入へ1泊。その後もつぶつぶマザーさんとに縁も頂き、年4回、3ヶ月に一度発行している機関誌「ジャパンズビーガンつぶつぶ」配布もしています。

社会を変える一番手元にある方法が、自らの体を作る食、何を食べるか? ですね。

2023年は国際雑穀年

International Year of Millets-

世界中で「雑穀」が注目されます!
つぶつぶ料理教室2023年、

雑穀のある暮らし」

してみませんか?

以下 大谷ゆみこさんからのメールを転送します。

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未来食つぶつぶ創始者
大谷ゆみこです。

食べることは生きるための必須行為です。

体を健全に運営するためには

生命のしくみと運営のルールに沿った食べ物を
体の状況に合わせて食べる必要があります。

しかし、
食事を単なる燃料、栄養剤ととらえる価値観や
料理を娯楽の対象とするあまたの刺激的な情報
によって、

いつの間にか
料理は人まかせ、
工場まかせ
のものになりました。

さらに、工場で料理がつくられるようになると
料理してから食べるまでに時間差が生まれます。

その結果、保存料をはじめ、
固くなるのを防いだり、
味の変質を防ぐなどの効果のある
種々の化学添加物が必要になりました。

食べ物が私たちの口に入るまでに、
その栽培、保存、加工、流通などの全ての過程において

化学合成物質や化学薬品が
大量に使用されるようになってしまっています。

さらに、工場やレストランの都合に合わせて
季節を問わず求められる作物をつくるためには、
農業自体にも設備投資と農薬と化学肥料が必要になっていったのです。

こうした農法は
資金が必要なために、
経済効率や採算性の追求に追われて
農業全体が不自然なものになっています。

大資本による農業の工業化と
遺伝子組み換え食品の侵略も着々と進められています。

添加物漬けの食に警鐘を鳴らし続けている
食品添加物評論家の阿部司さんの話では、

現代の普通の食事をしていると
毎日10g以上、毎年4kgもの食品添加物
体の中に入れていることになるそうです

食は体の運営術の土台です。

いくらお金があっても、モノに囲まれていても、
出世しても、そのお金を使い、モノを活用し、
ステータスを感じる人生を楽しもうと思っても、

楽しむ主体であるあなたの体が壊れてしまっては全てが意味を失います。

命を守る食ではなく、
工場で作る食品に囲まれた現代食生活の中で
いま見直すべきは、いのちマネジメントする手料理術なのです。

大谷ゆみこ