今、世界を動かす若者たち~バレンタインを終えて、児童労働・気候変動を考える~
世界を動かす若者たち
クレイグ(*1)さん、グレタ(*2)さん、谷口貴久さん(*4),藤原ひろのぶ(*5)さん
たちと一緒に、フェアトレードのチョコレートを通じて、お店でフェアトレード・チョコを販売する私たちも世界を変えていく、それには自らの暮らしを本当の幸せのために変えていくことも含めて2020年もスタートしてゆきたいと思っています。
(*1)クレイグさん
「子どもには世界を変えられないという考えから、子どもを自由にする」がテーマのNPOフリー・ザ・チルドレン。カナダの12歳のクレイグ少年が立ち上げました。
彼は自分問い同じ年の子が、過酷な状況で働かされ、亡くなることもあることを知り、児童労働をなくす活動を初めたのです。
今では45ヶ国以上に広まり、370万人の子どもや若者が活動しています。
(中日新聞2020年2月23日伊是名夏子・障がい者は四つ葉のクローバーより)
1995年に12歳なので現在は、37歳
きっかけは、
クレイグ少年は、12歳のある朝、ふと見た新聞でパキスタン人少年イクバル・マシーが殺されたという記事を読みます。幼いころ奴隷のように働かされ、後に子どもたちの権利を訴えて世界をまわっていたイクバール・マスイ(*3)の生と死に、強いショックを受けたのです。
(*3)イクバール・マスイ
イクバールは4歳の時、12ドルで債務奴隷として売られ終端工場で働くことになった。1日12時間労働をさせられ、食事もケアもまともにされず育ったため、実際の年齢よりもかなり幼い子どもとして見られていた。10歳の時にその工場から抜け出す。
後にパキスタン債務奴隷解放同盟に参加し、世界の児童労働廃絶する運動を始めた。彼はパキスタンの子ども債務奴隷者3000人を救出し、世界中で児童労働について訴えていた。しかし,1995年、イースターの祝日の日、若干13歳のイクバールは弾丸に倒れた。彼は児童労働廃絶の闘いで有名になったため、絨毯マフィアのメンバーによって「暗殺」されたと言われている。
(*2)グレタさん
トゥーンベリは、2018年8月、15歳の時に、スウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の外で呼びかけるという学生時代を過ごし始めた。すぐに、他の学生も自分のコミュニティで同様の抗議活動に参加した。彼らは一緒に「未来のための金曜日(Friday for Future)」の名前で気候変動学校スト(School Climate Strike)運動を組織。(ウィキペディアより)
そして(*3)谷口貴久さん
↓ ここで紹介しています。
さらに(*5)藤原ひろのぶさん 39歳 4人のお子さんのおとうさん
毎日の買いものは社会とつながっている!
「買える」を「変える」を提案するErathおじさんこと藤原ひろのぶさんの講演会に3月1日参加。昨年は309回、3月1日午前で41回目、谷口貴久さんのよき先輩の方。
風”sでは、エコブランチ(西区)の洗剤が持続可能な生活用品紹介のポスターにあったということでポスターが数年前に送られてきたと記憶。店に展示し、絵本もその後出版されたと聞いて購入。でもこの著者が、谷口貴久さんのDVDで、ドイツの14歳の少女(谷口さん住むドイツの田舎で4万人参加の子どもたちの気候変動のデモ主催した人)にインタビューで名前がでてきた藤原さんだとつながったのは2月27日のDVD上映会の時でした。
絵本の題名「買い物は投票だ」というフレーズは1999年ごろからはじまった世界のフェアトレード・デーのポスターで坂本龍一さんが言ったフレーズ。まさにフェアトレードは「買い物は投票」のその一つ。
世界一貧しい大統領、南米ウルグァイのホセ・ムヒカさんの「時間を使って買う」言葉も彼は引用。
でもわからなくなった。作った人の働いた時間を買うこと? 適正な賃金が払われてなければ搾取になる。
自分が時間を使って働いたお金で買うこと? 大切な自分の時間を働く事に時間をかけて物をかうことか?
両方かも?