今年も呼んで頂いて学生&一般の聴講者の人対象に90分の講座を担当しました。
この講座の説明=名外大HPより
『国際ビジネスマン等が見た現代社会‐グローバル時代を生き抜くために‐
グローバルリーダーにとってリベラルアーツ(グローバルな教養)は必須です。
本講座は、日本を代表する会社等で、日本と世界の最前線で活躍してきた方々に
その豊富な経験と学生へのアドバイスを直接伝えていただくオムニバス形式の授業です。皆さんが本講座を通して世界的教養を身に付け躍動する世界の全体像を鳥瞰してくれることを期待します。』
この講師のなかで私はちょっと珍しい存在と思います。世界をまたぐビジネスマンではなく、大学で専門的なことをしたわけでもない。タダ、20年以上フェアトレードの店を、普通の主婦が起業し、230万人の名古屋をフェアトレード・タウンにつなげたということぐらいです。それゆえに、女性達にとっては3人の母親であり、48歳で起業したという私を身近な存在に思ってくれる学生たちもいると思う。
今回4年生で昨年もこの授業に参加したあきお君は、小さい頃お母さんと一緒に風”sの店に寄ってくれていた。四日市から名古屋の病院へきた帰りのこと。私が四日市へ遊びに行った時、太鼓をたたくのが上手で、片足をピッと揚げバチを打ち込むその姿は目にやきついています。難聴という個性を持ちながらもヨーロッパを旅する息子に育ったと目を細める母がいます。父もピアノを弾く写真をフェイスブックに載せたり、成長を楽しむ両親のもとに育った彼も来年は社会人。彼の成長が楽しみな私です。
他にも昨年に続いて聴講された男性が見えました。質疑応答の時間になると担当の小林先生は、夫のことも話してくださいと、稲武/野入の民家カフェ「風の家」案内のコピーを取り出しました。
実は昨年質疑応答の時に、こんな(にも好き勝手に動いている)妻をどのように夫は思っているのか?という質問があり、私は「実は夫も一緒にこの時間学校にいて私の授業が終わるのを待っています。性格は違うけれど奥底での価値観は共通のものがありこれまで私が好きなことができたのは彼だったからこそ」というような返答えをしました。小林先生は車まで私を送ってきて、さてどんな夫か?と興味を持たれたような印象でした。
で今回その夫のことを小林先生は、夫のことをちょっとほめてくださったようで、いい印象だったのだとうれしかっという今回の質疑応答タイムでした。昨年夫のことを質問した人が「あの質問をしたのは僕です」ってまた登場でした。
さて本題
学校からはその日のうちにレポートがPDFで送られてきます。とてもうれしいです。
多くの学生達は中学校や高校でフェアトレードは聞いているけれど、詳しくは知らない。そしてチョコレートから児童労働の話も紹介するけれど、やはりあまり知らないということで、児童労働の話を取り入れたことは、印象強く感じたようです。
これから海外目指して活躍しようという学生たちに、フェアトレードの話は他の講師とはかなり違う角度で必要だと私は思います。今回も77名のかたに聞いて頂いて感謝しています。フェアトレードは「生き方を問うこと」と私は思っています。そのことを伝える事ができた日でした。
さらに私も勉強してゆきたいと思う日でした。
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・名古屋市東区正文館店・豊田市野入町民家カフェ「風の庭」店コーナー
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