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ゆっころんのブログ

消えゆく言葉、生まれる言葉

愛知県豊田市の稲武(いなぶ)の夏焼(なつやけ)から、車で3分ほど山の方へ行った野入(のいり)に引っ越しをするため、ペレットストーブを運んでもらった。取り外したログハウスではまだ片付けもあり、暖房について思いを巡らし実家から持ち込んだ火鉢が再登場!

今度引っ越しする野入の大家さんの家には炭があったのでそれを利用。夕方いつものように窯で湯をわかしたりご飯を炊いたりする時に炭を入れ火おこしをした。成功!

ゆっくりゆっくり、めらめらと炭は炎をゆらし、次の炭へと炎はうつっていく。五徳(ごとく)、火箸が欲しいと思った。多分稲武の金物屋さんでもないと思う。アウトドアで今風の五徳はあるかもしれないが、昔のが欲しい。

火鉢・五徳・火箸・埋もれ火など道具と共に言葉も失われていくのだな~と思った。我が家の子どもたちだって知らないはず。

今朝起きて火鉢の灰をかきわけたら残っていた。そしてまた炭をついで暖をとる。しばらくそんな暮らしが続いて、山里の桜を楽しむ季節に出会うのが楽しみ….。

また、今朝は起業支援ネットの創始者関戸美恵子さんと話をしていて、そのあと「あれっ、関戸さんって亡くなって1年半たつのに~」と思って話をしていて夢からさめた。いつまでたっても恩師です。年齢は同じくらいですが、1996年に店をオープンするまでの2~3年は起業支援ネットで勉強しました。起業とは生き方を求める一つの方法と思う。起業支援ネットの「起業の学校」がまた4月から始まります!

お陰様で21年フェアトレードに関わり10ヶ国の生産者や、フェアトレード関係者と出会い、「名古屋をフェアトレード・タウンにしよう会」の参加型オリジナルワークショップ「チョコレートの来た道」を学校での出前授業などをする機会にも恵まれ幸せな日々です。

街のなかで疲れている人たちに、自然のある暮らしを紹介する拠点を提供できたらいいな~そんな思いも持ちながら毎週稲武へ通っています。

今年1月~3月までは授業や講演が6つほどあり、しかも北九州市やソウルと距離があり緊張しましたが、フェアトレードによっていろんな素敵な人に出会えることが嬉しい。ソウルではiCOOP生協 李銀鮮(イ・ウンソン)さんに通訳とアテンドも3日間お世話になり風”sスタッフもみんな大好きになりました。

別れの2017年3月20日の夜イ・ウンソンさんと

そんなこんなで新しい4月を迎えます。孫も年中と年少へと進級、70にちかい私たち夫婦も新しいことにチャレンジします。

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